JPH09145593A - フローサイトメトリー装置 - Google Patents
フローサイトメトリー装置Info
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- JPH09145593A JPH09145593A JP7324046A JP32404695A JPH09145593A JP H09145593 A JPH09145593 A JP H09145593A JP 7324046 A JP7324046 A JP 7324046A JP 32404695 A JP32404695 A JP 32404695A JP H09145593 A JPH09145593 A JP H09145593A
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Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料溶液に含まれる試料物質のうち、任意の
物理量を持った試料集団のみを抽出することができるフ
ローサイトメトリー装置を提供する。 【解決手段】 試料溶液が圧送されるチューブ２と、チ
ューブの途中に設けられた測定ユニット４に光を照射す
る透過照明系５と、ユニット４内を通る試料溶液内の試
料物質からの光を受けて試料物質の物理量を検出する検
出器７とを備えたフローサイトメトリー装置において、
試料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する試料集団
の物理量を任意に設定する物理量設定部８と、検出器７
からの検出信号が入力されるとともに、設定部８で設定
された物理量を検出器が検出したとき制御信号を出力す
る制御部９と、複数の容器１０ー１〜１０ーｎを有し、
制御信号に基づいて設定された物理量の試料集団を含む
試料溶液を容器内に流出させる抽出ユニット１１とを備
えている。
物理量を持った試料集団のみを抽出することができるフ
ローサイトメトリー装置を提供する。 【解決手段】 試料溶液が圧送されるチューブ２と、チ
ューブの途中に設けられた測定ユニット４に光を照射す
る透過照明系５と、ユニット４内を通る試料溶液内の試
料物質からの光を受けて試料物質の物理量を検出する検
出器７とを備えたフローサイトメトリー装置において、
試料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する試料集団
の物理量を任意に設定する物理量設定部８と、検出器７
からの検出信号が入力されるとともに、設定部８で設定
された物理量を検出器が検出したとき制御信号を出力す
る制御部９と、複数の容器１０ー１〜１０ーｎを有し、
制御信号に基づいて設定された物理量の試料集団を含む
試料溶液を容器内に流出させる抽出ユニット１１とを備
えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、試料溶液に含ま
れる試料物質の物理量を検出するフローサイトメトリー
装置に関する。
れる試料物質の物理量を検出するフローサイトメトリー
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のフローサイトメトリー装置とし
て、例えば図２に示すものが知られている。この装置
は、細胞等の試料物質を含む試料溶液１００が圧送され
るチューブ１０１と、チューブ１０１の途中に設けられ
た検出部１０２に光を照射する不図示の照明光学系と、
検出部１０２内を通る試料溶液内の試料物質からの光
（ここでは透過光）を対物レンズ１０３を介して受けて
試料物質の物理量（ここでは光吸収度）を検出する検出
器１０４とを備えている。試料溶液は検出部１０２内を
一定の流速で流され、この検出部１０２内を通る試料溶
液内の試料物質からの透過光の強度を検出器１０４によ
り一定時間間隔で計測する。計測された物理量は、各試
料物質毎に特有の分布を示す。図３はその分布状態の一
例を示すグラフである。この分布状態を各試料物質毎に
得るのが、フローサイトメトリー装置による分析目的で
ある。なお、この装置では、試料物質の光吸収度以外
に、試料物質の蛍光強度、光の散乱度等の物理量を検出
することができる。
て、例えば図２に示すものが知られている。この装置
は、細胞等の試料物質を含む試料溶液１００が圧送され
るチューブ１０１と、チューブ１０１の途中に設けられ
た検出部１０２に光を照射する不図示の照明光学系と、
検出部１０２内を通る試料溶液内の試料物質からの光
（ここでは透過光）を対物レンズ１０３を介して受けて
試料物質の物理量（ここでは光吸収度）を検出する検出
器１０４とを備えている。試料溶液は検出部１０２内を
一定の流速で流され、この検出部１０２内を通る試料溶
液内の試料物質からの透過光の強度を検出器１０４によ
り一定時間間隔で計測する。計測された物理量は、各試
料物質毎に特有の分布を示す。図３はその分布状態の一
例を示すグラフである。この分布状態を各試料物質毎に
得るのが、フローサイトメトリー装置による分析目的で
ある。なお、この装置では、試料物質の光吸収度以外
に、試料物質の蛍光強度、光の散乱度等の物理量を検出
することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフローサイトメトリー装置では、計測された試料溶
液は、計測前と同じ状態で容器内に回収される。このた
め、試料溶液に含まれる試料物質の物理量の分布状態に
関する情報は得られるが、任意の物理量を持った試料集
団のみを抽出することができなかった。
来のフローサイトメトリー装置では、計測された試料溶
液は、計測前と同じ状態で容器内に回収される。このた
め、試料溶液に含まれる試料物質の物理量の分布状態に
関する情報は得られるが、任意の物理量を持った試料集
団のみを抽出することができなかった。
【０００４】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は試料溶液に含まれる試料物質のう
ち、任意の物理量を持った試料物質のみを抽出すること
ができるフローサイトメトリー装置を提供することであ
る。
たもので、その課題は試料溶液に含まれる試料物質のう
ち、任意の物理量を持った試料物質のみを抽出すること
ができるフローサイトメトリー装置を提供することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項１記載の発明に係るフローサイトメトリー装置
は、試料物質を含む試料溶液が圧送されるチューブと、
前記チューブの途中に設けられた検出部に光を照射する
照明光学系と、前記検出部内を通る前記試料溶液内の試
料物質からの光を受けて前記試料物質の物理量を検出す
る検出器とを備えたフローサイトメトリー装置におい
て、前記試料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する
試料物質の物理量を任意に設定する物理量設定手段と、
前記検出器からの検出信号が入力されるとともに、前記
物理量設定手段で設定された物理量を前記検出器が検出
したとき制御信号を出力する制御手段と、前記試料溶液
を収容する少なくとも１つの容器を有し、前記制御手段
からの制御信号に基づいて前記設定された物理量の試料
物質を含む試料溶液を前記容器内に流出させる抽出手段
とを備えていることを特徴とする。
め請求項１記載の発明に係るフローサイトメトリー装置
は、試料物質を含む試料溶液が圧送されるチューブと、
前記チューブの途中に設けられた検出部に光を照射する
照明光学系と、前記検出部内を通る前記試料溶液内の試
料物質からの光を受けて前記試料物質の物理量を検出す
る検出器とを備えたフローサイトメトリー装置におい
て、前記試料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する
試料物質の物理量を任意に設定する物理量設定手段と、
前記検出器からの検出信号が入力されるとともに、前記
物理量設定手段で設定された物理量を前記検出器が検出
したとき制御信号を出力する制御手段と、前記試料溶液
を収容する少なくとも１つの容器を有し、前記制御手段
からの制御信号に基づいて前記設定された物理量の試料
物質を含む試料溶液を前記容器内に流出させる抽出手段
とを備えていることを特徴とする。
【０００６】物理量設定手段で設定された物理量の試料
集団を検出器が検出したとき、制御手段が制御信号を出
力し、この制御信号に基づいて、抽出手段が設定された
物理量の試料物質を含む試料溶液を容器内に流出させ
る。
集団を検出器が検出したとき、制御手段が制御信号を出
力し、この制御信号に基づいて、抽出手段が設定された
物理量の試料物質を含む試料溶液を容器内に流出させ
る。
【０００７】請求項２記載の発明に係るフローサイトメ
トリー装置は、前記物理量設定手段は異なる複数の物理
量を設定可能であり、前記制御手段は、前記物理量設定
手段で設定された各物理量を前記検出器が検出したと
き、前記各物理量に対応した前記制御信号を出力し、前
記抽出手段は前記容器を複数個有し、かつ前記制御手段
からの制御信号に基づいて設定された物理量の試料物質
を含む試料溶液を、各物理量毎に前記複数の容器のうち
の対応する容器内に分けて流出させることを特徴とす
る。
トリー装置は、前記物理量設定手段は異なる複数の物理
量を設定可能であり、前記制御手段は、前記物理量設定
手段で設定された各物理量を前記検出器が検出したと
き、前記各物理量に対応した前記制御信号を出力し、前
記抽出手段は前記容器を複数個有し、かつ前記制御手段
からの制御信号に基づいて設定された物理量の試料物質
を含む試料溶液を、各物理量毎に前記複数の容器のうち
の対応する容器内に分けて流出させることを特徴とす
る。
【０００８】物理量設定手段で設定された各物理量を検
出器が検出したとき、制御手段が各物理量に対応した制
御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽出手段が
設定された物理量の試料集団を含む試料溶液を、各物理
量毎に複数の容器のうちの対応する容器内に分けて流出
させる。
出器が検出したとき、制御手段が各物理量に対応した制
御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽出手段が
設定された物理量の試料集団を含む試料溶液を、各物理
量毎に複数の容器のうちの対応する容器内に分けて流出
させる。
【０００９】請求項１及び２で言う試料物質とは、１つ
の物体毎に物理量の検出を行う場合はその１つの物体を
示し、複数の物体の集団毎に物理量の検出を行う場合は
その集団を示すものである。
の物体毎に物理量の検出を行う場合はその１つの物体を
示し、複数の物体の集団毎に物理量の検出を行う場合は
その集団を示すものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１１】図１はこの発明の一実施形態に係るフロー
サイトメトリー装置を示す概略構成図である。このフロ
ーサイトメトリー装置は、光学顕微鏡１を用いて構成さ
れている。
サイトメトリー装置を示す概略構成図である。このフロ
ーサイトメトリー装置は、光学顕微鏡１を用いて構成さ
れている。
【００１２】フローサイトメトリー装置は、細胞等の試
料物質を含む試料溶液が圧送されるチューブ２と、チュ
ーブ２の途中に設けられ、ステージ３上に設置された測
定ユニット４と、この測定ユニット４に光を照射する透
過照明系５と、測定ユニット４内を通る試料溶液内の試
料物質からの光を対物レンズ６を介して受け、試料物質
の物理量（この一実施形態では光吸収度）を検出する検
出器７とを備えている。この検出器７として、光電子増
倍管やＣＣＤカメラ等が使用される。
料物質を含む試料溶液が圧送されるチューブ２と、チュ
ーブ２の途中に設けられ、ステージ３上に設置された測
定ユニット４と、この測定ユニット４に光を照射する透
過照明系５と、測定ユニット４内を通る試料溶液内の試
料物質からの光を対物レンズ６を介して受け、試料物質
の物理量（この一実施形態では光吸収度）を検出する検
出器７とを備えている。この検出器７として、光電子増
倍管やＣＣＤカメラ等が使用される。
【００１３】さらに、フローサイトメトリー装置は、試
料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する試料集団の
物理量を任意に設定する物理量設定部８と、検出器７か
らの検出信号が入力されるとともに、物理量設定部８で
設定された物理量を検出器７が検出したとき制御信号を
出力する制御部９と、複数の容器１０ー１〜１０ーｎを
有し、制御部９からの制御信号に基づいて物理量設定部
８で設定された物理量の試料集団を含む試料溶液を、各
物理量毎に容器１０ー１〜１０ーｎのうちの対応する容
器内に分けて流出させる抽出ユニット１１とを備えてい
る。
料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する試料集団の
物理量を任意に設定する物理量設定部８と、検出器７か
らの検出信号が入力されるとともに、物理量設定部８で
設定された物理量を検出器７が検出したとき制御信号を
出力する制御部９と、複数の容器１０ー１〜１０ーｎを
有し、制御部９からの制御信号に基づいて物理量設定部
８で設定された物理量の試料集団を含む試料溶液を、各
物理量毎に容器１０ー１〜１０ーｎのうちの対応する容
器内に分けて流出させる抽出ユニット１１とを備えてい
る。
【００１４】物理量設定部８は、複数の物理量を設定で
きるようになっている。
きるようになっている。
【００１５】抽出ユニット１１は、容器１０ー１〜１０
ーｎを収容するケース１２と、このケース１２の内壁面
に設けられた案内レール部１３と、チューブ２の流出側
端部に取り付けられた溶液流出部材１４とを備えてい
る。溶液流出部材１４にはモータが内蔵されており、制
御部９からの制御信号に基づいて溶液流出部材１４が案
内レール部１３に沿って移動して所定の容器の位置まで
移動するようになっている。
ーｎを収容するケース１２と、このケース１２の内壁面
に設けられた案内レール部１３と、チューブ２の流出側
端部に取り付けられた溶液流出部材１４とを備えてい
る。溶液流出部材１４にはモータが内蔵されており、制
御部９からの制御信号に基づいて溶液流出部材１４が案
内レール部１３に沿って移動して所定の容器の位置まで
移動するようになっている。
【００１６】なお、溶液流出部材１４からは、チューブ
２内を圧送される試料溶液が常時流出するようになって
いる。
２内を圧送される試料溶液が常時流出するようになって
いる。
【００１７】次に、上記構成を有するフローサイトメト
リー装置の動作を説明する。
リー装置の動作を説明する。
【００１８】試料溶液に含まれる試料物質のうち、任意
の物理量の試料集団を抽出する場合には、物理量設定部
８で抽出する試料集団の物理量を設定する。物理量設定
部８で設定された物理量の試料集団を検出器７が検出し
たとき、制御部９が制御信号を出力し、この制御信号に
基づいて、抽出ユニット１１の溶液流出部材１４が複数
の容器１０ー１〜１０ーｎのうちの所定の容器、例えば
容器１０ー１の位置まで移動し、これによって溶液流出
部材１４から流出する設定された物理量の試料集団を含
む試料溶液が所定の容器内に抽出される。なお、設定さ
れた物理量の試料集団を検出器７が検出しないとき、溶
液流出部材１４は所定の容器、例えば容器１０ー１以外
の位置にあり、設定された物理量以外の試料集団を含む
試料溶液は容器１０ー１以外の容器内に溶液流出部材１
４から流出する。
の物理量の試料集団を抽出する場合には、物理量設定部
８で抽出する試料集団の物理量を設定する。物理量設定
部８で設定された物理量の試料集団を検出器７が検出し
たとき、制御部９が制御信号を出力し、この制御信号に
基づいて、抽出ユニット１１の溶液流出部材１４が複数
の容器１０ー１〜１０ーｎのうちの所定の容器、例えば
容器１０ー１の位置まで移動し、これによって溶液流出
部材１４から流出する設定された物理量の試料集団を含
む試料溶液が所定の容器内に抽出される。なお、設定さ
れた物理量の試料集団を検出器７が検出しないとき、溶
液流出部材１４は所定の容器、例えば容器１０ー１以外
の位置にあり、設定された物理量以外の試料集団を含む
試料溶液は容器１０ー１以外の容器内に溶液流出部材１
４から流出する。
【００１９】このようにして、物理量設定部８で設定さ
れた物理量の試料集団を含む試料溶液を所定の容器内に
抽出することができる。
れた物理量の試料集団を含む試料溶液を所定の容器内に
抽出することができる。
【００２０】次に、試料溶液に含まれる試料物質のう
ち、複数の物理量の試料集団を分類して抽出する場合に
は、物理量設定部８で複数の物理量を設定する。
ち、複数の物理量の試料集団を分類して抽出する場合に
は、物理量設定部８で複数の物理量を設定する。
【００２１】物理量設定部８で設定された各物理量を検
出器７が検出したとき、制御部９が各物理量に対応した
制御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽出ユニ
ット１１の溶液流出部材１４が設定された物理量の試料
集団を含む試料溶液を、各物理量毎に容器１０ー１〜１
０ーｎのうちの対応する容器内に分けて流出させる。
出器７が検出したとき、制御部９が各物理量に対応した
制御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽出ユニ
ット１１の溶液流出部材１４が設定された物理量の試料
集団を含む試料溶液を、各物理量毎に容器１０ー１〜１
０ーｎのうちの対応する容器内に分けて流出させる。
【００２２】例えば、物理量設定部８で３つの物理量
Ａ、Ｂ、Ｃを設定したとすると、検出器７が物理量Ａを
検出したとき、溶液流出部材１４が制御部９からの制御
信号に基づいて容器１０ー１の位置まで移動し、物理量
Ａの試料集団を含む試料溶液が溶液流出部材１４から容
器１０ー１内に流出する。
Ａ、Ｂ、Ｃを設定したとすると、検出器７が物理量Ａを
検出したとき、溶液流出部材１４が制御部９からの制御
信号に基づいて容器１０ー１の位置まで移動し、物理量
Ａの試料集団を含む試料溶液が溶液流出部材１４から容
器１０ー１内に流出する。
【００２３】検出器７が物理量Ｂを検出したとき、溶液
流出部材１４が制御部９からの制御信号に基づいて容器
１０ー２の位置まで移動し、物理量Ｂの試料集団を含む
試料溶液が溶液流出部材１４から容器１０ー２内に流出
する。
流出部材１４が制御部９からの制御信号に基づいて容器
１０ー２の位置まで移動し、物理量Ｂの試料集団を含む
試料溶液が溶液流出部材１４から容器１０ー２内に流出
する。
【００２４】また、検出器７が物理量Ｃを検出したと
き、溶液流出部材１４が制御部９からの制御信号に基づ
いて容器１０ー３の位置まで移動し、物理量Ｃの試料集
団を含む試料溶液が溶液流出部材１４から容器１０ー３
内に流出する。
き、溶液流出部材１４が制御部９からの制御信号に基づ
いて容器１０ー３の位置まで移動し、物理量Ｃの試料集
団を含む試料溶液が溶液流出部材１４から容器１０ー３
内に流出する。
【００２５】なお、設定された各物理量の試料集団を検
出器７が検出しないとき、溶液流出部材１４は所定の容
器、例えば容器１０ー１〜１０ー３以外の位置にあり、
設定された各物理量以外の試料集団を含む試料溶液は容
器１０ー１〜１０ー３以外の容器内に溶液流出部材１４
から流出する。
出器７が検出しないとき、溶液流出部材１４は所定の容
器、例えば容器１０ー１〜１０ー３以外の位置にあり、
設定された各物理量以外の試料集団を含む試料溶液は容
器１０ー１〜１０ー３以外の容器内に溶液流出部材１４
から流出する。
【００２６】このようにして、試料溶液に含まれる試料
物質のうち、複数の物理量の試料集団を分類して抽出す
ることができる。
物質のうち、複数の物理量の試料集団を分類して抽出す
ることができる。
【００２７】なお、検出する物理量としては、試料物質
の光吸収度に限らず、試料物質の蛍光強度、光の散乱度
等を検出するように構成してもよい。試料物質の蛍光強
度を検出する場合には前記透過照明系に代えて落射照明
系を使用し、試料物質の光の散乱度を検出する場合には
透過照明系に代えてレーザー照明系を使用する。
の光吸収度に限らず、試料物質の蛍光強度、光の散乱度
等を検出するように構成してもよい。試料物質の蛍光強
度を検出する場合には前記透過照明系に代えて落射照明
系を使用し、試料物質の光の散乱度を検出する場合には
透過照明系に代えてレーザー照明系を使用する。
【００２８】また、使用される試料溶液はフローサイト
メトリー用の試料に限らない。分類したい試料溶液が特
徴的な光学的物理量を有していれば、そのような試料溶
液にもこの発明を適用することができる。一例として、
溶液中に混入している不純物を取り除くことにこの発明
を適用することもできる。
メトリー用の試料に限らない。分類したい試料溶液が特
徴的な光学的物理量を有していれば、そのような試料溶
液にもこの発明を適用することができる。一例として、
溶液中に混入している不純物を取り除くことにこの発明
を適用することもできる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明に係るフローサイトメトリー装置によれば、物理量設
定手段で設定された物理量の試料集団を検出器が検出し
たとき、制御手段が制御信号を出力し、この制御信号に
基づいて、抽出手段が設定された物理量の試料集団を含
む試料溶液を容器内に流出させる。したがって、試料溶
液に含まれる試料物質のうち、任意の物理量を持った試
料集団のみを抽出することができる。
明に係るフローサイトメトリー装置によれば、物理量設
定手段で設定された物理量の試料集団を検出器が検出し
たとき、制御手段が制御信号を出力し、この制御信号に
基づいて、抽出手段が設定された物理量の試料集団を含
む試料溶液を容器内に流出させる。したがって、試料溶
液に含まれる試料物質のうち、任意の物理量を持った試
料集団のみを抽出することができる。
【００３０】請求項２記載の発明に係るフローサイトメ
トリー装置によれば、物理量設定手段で設定された各物
理量を検出器が検出したとき、制御手段が各物理量に対
応した制御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽
出手段が設定された物理量の試料集団を含む試料溶液
を、各物理量毎に複数の容器のうちの対応する容器内に
分けて流出させる。したがって、試料溶液に含まれる試
料物質のうち、任意の物理量をそれぞれ持った複数の試
料集団を分類して抽出することができる。
トリー装置によれば、物理量設定手段で設定された各物
理量を検出器が検出したとき、制御手段が各物理量に対
応した制御信号を出力し、この制御信号に基づいて、抽
出手段が設定された物理量の試料集団を含む試料溶液
を、各物理量毎に複数の容器のうちの対応する容器内に
分けて流出させる。したがって、試料溶液に含まれる試
料物質のうち、任意の物理量をそれぞれ持った複数の試
料集団を分類して抽出することができる。
【図１】図１はこの発明の一実施形態に係るフローサイ
トメトリー装置を示す概略構成図である。
トメトリー装置を示す概略構成図である。
【図２】図２は従来のフローサイトメトリー装置を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図３】図３は図２の装置で得られた試料の光吸収度の
分布状態を示すグラフである。
分布状態を示すグラフである。
２ チューブ ４ 測定ユニット（検出部） ５ 透過照明系（照明光学系） ７ 検出器 ８ 物理量設定部（物理量設定手段） ９ 制御部（制御手段） １０ー１〜１０ーｎ 容器 １１ 抽出ユニット（抽出手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｎ 33/483 Ｇ０１Ｎ 33/483 Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 試料物質を含む試料溶液が圧送されるチ
ューブと、前記チューブの途中に設けられた検出部に光
を照射する照明光学系と、前記検出部内を通る前記試料
溶液内の試料物質からの光を受けて前記試料物質の物理
量を検出する検出器とを備えたフローサイトメトリー装
置において、 前記試料溶液に含まれる試料物質のうち、抽出する試料
物質の物理量を任意に設定する物理量設定手段と、 前記検出器からの検出信号が入力されるとともに、前記
物理量設定手段で設定された物理量を前記検出器が検出
したとき制御信号を出力する制御手段と、 前記試料溶液を収容する少なくとも１つの容器を有し、
前記制御手段からの制御信号に基づいて前記設定された
物理量の試料物質を含む試料溶液を前記容器内に流出さ
せる抽出手段とを備えていることを特徴とするフローサ
イトメトリー装置。 - 【請求項２】 前記物理量設定手段は異なる複数の物理
量を設定可能であり、前記制御手段は、前記物理量設定
手段で設定された各物理量を前記検出器が検出したと
き、前記各物理量に対応した前記制御信号を出力し、前
記抽出手段は前記容器を複数個有し、かつ前記制御手段
からの制御信号に基づいて設定された物理量の試料物質
を含む試料溶液を、各物理量毎に前記複数の容器のうち
の対応する容器内に分けて流出させることを特徴とする
請求項１記載のフローサイトメトリー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324046A JPH09145593A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | フローサイトメトリー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324046A JPH09145593A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | フローサイトメトリー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145593A true JPH09145593A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18161555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7324046A Withdrawn JPH09145593A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | フローサイトメトリー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09145593A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071386A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | 微生物分離装置 |
| US8588502B2 (en) | 2008-07-10 | 2013-11-19 | Nikon Corporation | Evaluation apparatus of fluorescence population, evaluation method of fluorescence population and computer readable storage medium |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP7324046A patent/JPH09145593A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071386A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | 微生物分離装置 |
| US8588502B2 (en) | 2008-07-10 | 2013-11-19 | Nikon Corporation | Evaluation apparatus of fluorescence population, evaluation method of fluorescence population and computer readable storage medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |