JPH09145163A - 電気温水器カバー - Google Patents

電気温水器カバー

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Publication number
JPH09145163A
JPH09145163A JP32952495A JP32952495A JPH09145163A JP H09145163 A JPH09145163 A JP H09145163A JP 32952495 A JP32952495 A JP 32952495A JP 32952495 A JP32952495 A JP 32952495A JP H09145163 A JPH09145163 A JP H09145163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
covering
water heater
divided
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP32952495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Shigeta
祐志 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Izumi Cosmo Co Ltd
Original Assignee
Izumi Cosmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Cosmo Co Ltd filed Critical Izumi Cosmo Co Ltd
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Publication of JPH09145163A publication Critical patent/JPH09145163A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類の電気温水器カバーであって、直径、
高さを異にする標準タイプの円柱状電気温水器に対して
適用可能なものを提供する。 【解決手段】 少なくとも頭部と側部を被覆する保温断
熱材料からなるカバーであって、このカバーが少なくと
も2分割されている。好ましいのは、カバーが3分割さ
れていることである。各分割被覆要素が連結手段を有
し、それにより連結可能である。また、高さ調節手段を
設けるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気温水器カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気温水器は比較的安価な深夜電力を利
用して温水を作り出すものであり、密閉したタンクの中
に発熱体を取り付けた構造を有する。電気温水器はそれ
自体にグラスウール等の断熱材(保温材)を内蔵してお
り、それをさらに断熱することは出願人の知る限る行な
われていない。ただし、東北地方などの寒冷・積雪地で
は電気温水器を設置したとき、6〜10万円程度の費用
をかけて電気温水器を保護する小屋を同時に立てること
が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】断熱に優れた電気温水
器カバーがあれば、寒冷・積雪地でも特別な小屋を立て
る必要がなくなり、経済的である。また、寒冷・積雪地
でなくても、熱の放散をより完全に防ぐことができれ
ば、効率的な熱の利用を図ることが出来る。
【0004】それにもかかわらず、従来、この種のカバ
ーがなかったのは、内蔵された保温材で十分と考えら
れていたこと、電気温水器がメーカーにより、また同
じメーカーでも機種により、大きさを異にするので、そ
れらに対応するだけのカバーを用意するのは困難である
として、始めからそのような発想が放棄されていたこと
がその原因であろうと思われる。
【0005】電気温水器は、円柱状のものと四角柱状の
ものがあるが、直径670〜740mm、高さ1600
〜2000mmの円柱状のものが一般的である。本発明
が取付対象とする電気温水器もそのような標準タイプの
ものである。標準タイプといってもその直径、高さはか
なり異なり、それなりの対策が必要である。
【0006】本発明は、1種類の電気温水器カバーであ
って、直径、高さを異にする標準タイプの円柱状電気温
水器に対して適用可能なものを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気温水器カバ
ーは、少なくとも頭部と側部を被覆する保温断熱材料か
らなるカバーであって、このカバーが少なくとも2分割
されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の態様】好ましいのは、カバーが3分割さ
れていることである。各分割被覆要素が連結手段を有
し、それにより連結可能である。また、高さ調節手段を
設けるのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の電気温水器カバーは、保温断熱材料で
電気温水器を覆うので、保温性に優れる。また、このカ
バーは少なくとも2分割されているので、取付が容易で
あり、各種サイズの電気温水器に適用可能となる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例
を説明する。
【0011】図1は本発明の電気温水器カバーを装着し
た状態の電気温水器の斜視図である。この図から明らか
なように、本実施例の電気温水器カバー1は長手方向に
3分割されていて、各分割要素A,B,Cは120度の
円弧分を受け持つ。即ち、120度分の頭部被覆部2と
側部被覆部3からなる。その他、図示しないが、2分
割、4〜8分割も可能である。中でも、もっとも好まし
いのは縦方向に3分割されていることである。2分割で
は取付の作業性が悪く、4分割以上では材料費・加工賃
等のコストが上昇するからである。特に必要な場合を除
き、普通、底部は被覆しない。それぞれの分割要素は、
その縁部に取り付けられた取付手段により、着脱自在に
固定される。取付手段としては、面ファスナー4(例え
ば、「ベルクロ(商標)テープ」)同士、ボタンとボタ
ン取付孔、フックとバー、紐などそれ自体公知のものを
使用することができる。頭部被覆部の円弧の頂点には給
水口用の穴5が形成されている。
【0012】図2の展開図から想像できるように、3つ
の分割要素A,B,Cは、原則的に同じ形状であるが、
そのうちの1つ(図1のA,図2)だけは、操作盤監視
用の窓6と給排水パイプ出入用の穴7がある点で他の要
素と異なる。操作盤監視用窓は透明なフィルムからな
る。給排水パイプ出入用の穴7は通常2箇所設けられて
いて、各穴7と側面下端部との間に縦方向に割れ目8が
1筋入れられている。この割れ目8を利用してパイプ9
をパイプ出入用の穴7に収容する。電気温水器のメーカ
ーによってパイプ9の取付位置が若干異なるが、パイプ
出入用の穴7に収容できないほどのものではない。
【0013】図3に示すように、各被覆要素は、表面生
地10が耐熱・防水の強靭な材料(例えば、ポリエステ
ルターポリン)からなり、中身11は保温性に優れた材
料(例えば、グラスウール)からなる。グラスウールの
厚みは0.5cm〜3cm程度、重さは100〜150
kg/m3 とすることが好ましい。ある実施例では、頭
部は、厚み1.5cm、重さ140kg/m3 のグラス
ウールを使用し、側部は厚み1cm、重さ110kg/
3 のグラスウールを使用した。グラスウールが移動し
ないように、表面生地と合せて縫製することが好まし
い。
【0014】3つの分割要素A,B,Cを組み合わせて
完成品としたある特定の実施例は、直径750cm、高
さ2000cmの円柱状である。直径670cmの温水
器に対しては直径が少し大きすぎるが、分割要素の連結
部を絞り込むことにより隙間を減らすことができる。高
さ1600cmの温水器に対しても高さが高すぎるが、
側部の中間(例えば操作盤監視窓と下端部の間)をZ状
に折り畳むことにより、高さを低くすることができる。
側部の下端部を折り返してもよいが、なるべくならパイ
プ出入用の穴を残す方が好ましい。または、完成品の高
さを一番低い1600cmにしておき、それより背の高
い電気温水器に対しては、裾部のみ同材料の別成形体を
オプションとして取り付けてもよい。取付方法は、前記
分割要素を組み合わせたときと同様である。即ち、縁部
に取り付けられた取付手段により、着脱自在に固定する
ことができる。取付手段としては、面ファスナー4(例
えば、「ベルクロ(商標)テープ」)同士、ボタンとボ
タン取付孔、フックとバー、紐などそれ自体公知のもの
を使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明り電気温水器カバーを取り付けた
ものと取り付けないものとで、温度効果試験を行なっ
た。その結果、本発明のカバーを取り付けないものは1
8度温度が下がったが、付けたものは6度しか下がらな
かった。本発明の電気温水器カバーは、保温性に優れて
おり、電気の有効利用に資することが明らかである。
【0016】また、このカバーは少なくとも2分割され
ているので、取付が容易であり、各種サイズの電気温水
器に適用可能となる。その結果、多種類のカバーを準備
する必要がなく、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気温水器カバーを装着した状態の電
気温水器の斜視図である。
【図2】分割要素Aの展開図である。
【図3】図2の3−3端面図である。
【符号の説明】
1 温水器カバー 2 頭部被覆部 3 側部被覆部 4 面ファスナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも頭部と側部を被覆する保温断
    熱材料からなるカバーであって、このカバーが少なくと
    も2分割されていることを特徴とする電気温水器カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 カバーが3分割されている請求項1記載
    の電気温水器カバー。
  3. 【請求項3】 各分割被覆要素が連結手段を有し、それ
    により連結可能である請求項1または2記載の電気温水
    器カバー。
  4. 【請求項4】 高さ調節手段を有する請求項1ないし3
    のいずれかに記載の電気温水器カバー。
JP32952495A 1995-11-24 1995-11-24 電気温水器カバー Pending JPH09145163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215632A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機の貯湯タンクユニット
JP2011153777A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Rinnai Corp 貯湯タンク

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JP2008215632A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機の貯湯タンクユニット
JP4745269B2 (ja) * 2007-02-28 2011-08-10 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機の貯湯タンクユニット
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