JPH09140287A - 動物用パンツ - Google Patents

動物用パンツ

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JPH09140287A
JPH09140287A JP7302359A JP30235995A JPH09140287A JP H09140287 A JPH09140287 A JP H09140287A JP 7302359 A JP7302359 A JP 7302359A JP 30235995 A JP30235995 A JP 30235995A JP H09140287 A JPH09140287 A JP H09140287A
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band
pants
animal
attached
bifurcated
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JP7302359A
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Yoko Okawa
洋子 大川
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 犬、猫を中心とする動物の失禁、生理、スプ
レー対策並びに避妊対策等に用いる、着脱が簡便で、か
つ安全な動物用パンツを提供する。 【構成】 展開状態において略エ字形に形成されたパン
ツ本体Aと、サスペンダーBとから成り、このサスペン
ダーBは、リアバンドCとフロントバンドDとから成
り、リアバンドCは、後部バンド14と、その一端に取
り付けた第1後部二股バンド3と、他端に取り付けた第
2後部二股バンド16とから成り、フロントバンドD
は、前部バンド15と、その一端に取り付けた前部二股
バンド4と、他端に取り付けた首輪バンド10とから成
り、かつ、前記第1後部二股バンド3の開端部はパンツ
後面部1の上端部に取り付けられ、前記第2後部二股バ
ンド16の開端部は前記首輪バンド10の動物20の背
面側に取り付けられ、前記前部二股バンド4の開端部は
パンツ前面部2の上端部に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、犬猫を中心とする
動物に装着する、失禁、生理、スプレー対策並びに避妊
対策等に用いる動物用パンツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動物用パンツとしては、病気等の
時におむつとして用いるパンツや、通常のパンツに尾を
出す為の穴を開けた生理用パンツ等があり、サスペンダ
ーを用いた先行技術としては実開平6−75149号公
報記載のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、おむつ
用パンツは、病気の動物の排せつ物を漏らさぬ為のもの
であり、これを元気な動物の失禁、生理、スプレー対策
並びに避妊対策等に用いることには問題点があった。ま
ず、見た目の悪さとおむつに対する抵抗感から飼い主達
は元気な動物にまでおむつ用パンツを装着させようとい
う気になれなかった。また、おむつ用パンツは、動物の
下腹部をすっぽり包み込ませるようになっており、脱げ
にくくする為に、パンツに紐を取り付け、動物の体に結
びつけるようにしているものもあったが、これでは動物
の体を広範囲に覆うことになり、窮屈で通気性が悪く、
動物の習性である毛繕いをすることもままならないの
で、動物にとっては相当不快なものであった。
【0004】通常のパンツに尾を出す為の穴を開けた生
理用パンツでは、パンツがすぐ脱げ落ちてしまうという
難点があった。たとえ脱げ落ちないにしても、少しずれ
ただけで生理対策としては全く効を奏さなかった。
【0005】先述の実開平6−75149号公報記載の
ものは、バンドを用いてパンツの脱落を防止しようとし
ているが、これにも次のような問題点がある。
【0006】まず第1に、動物は後脚をつかまれるのを
嫌うので、ゴムが入って小さく縮んだ2つの開口部に2
本の後脚を通すというのは容易なことではない。とりわ
け、自由奔放で気性の激しい猫や狂暴性のある犬にあっ
てはパンツをはかせるのにかなりの時間を要するし、そ
の間、咬まれたり引っかかれたりする危険性がある。ま
た、後脚の付け根辺りは四肢の中で最も動きが激しく、
筋肉の発達した部位であるから、2つの開口部を設ける
というデザインのパンツではこの最重要部位を覆い、締
め付けてしまうことになり、動物の自由活発な動作を阻
害してしまう。
【0007】第2に、パンツを吊る為の2本のバンドの
2箇所に、当接部材を設けて輪を作り、ここに動物の首
を入れることを特徴としているが、動物の肩は著しい撫
肩で首回りと肩回りの差が顕著でない上に、動物が動く
ことによって2本のバンドには首から下方向に力が加わ
る為、バンドは首の周囲から胴の方へと脱落し易い。こ
のような脱落し易いバンドを首に装着させるのはパンツ
固定の意味をなさないだけでなく、バンドが動物の体を
締め付けるといった事故を招く危険性がある。
【0008】第3に、動物の体の部位の大きさはまちま
ちであり、動物用パンツは個々の動物の体に合うよう調
節可能であることが望ましいが、後脚を通す為の2つの
開口部が予め設けられているのでは、装着する動物に対
して調節することは困難であり、適応範囲が狭い。ま
た、2本のバンドには長さ調節の為の部材が設けられて
いるが、これらの調節が面倒である。
【0009】以上のように、実開平6−75149号公
報記載のものにも問題点があった。
【0010】動物が健康であるにもかかわらずパンツが
必要とされるのは、まず第1に、動物の計画繁殖を試み
る上で、繁殖家の意に反して動物間で交配がなされるこ
とを防ぎたい時である。人間が管理しないならば、動物
は発情が来る度に交配し、妊娠・出産を繰り返す。ま
た、異種間交配、近親交配もどんどん繰り返されるので
ある。発情期が来ても交配を望まない時は、雄、雌を別
の部屋やケージに入れ、引き離しておくことだけが対応
策であった。しかし、限られたスペース内で動物を飼育
・繁殖している者にとって動物の管理は難しく、また発
情期は突然やって来る為に、繁殖家の知らぬ間に動物間
で交配が行われ、歓迎されぬ出産を迎えてしまうといっ
た事態は頻繁に起こっている。このような事態を避ける
為には雄、雌の隔離以外に良い方法はなかったわけだ
が、隔離することによって、今度は互いに呼び合い、鳴
き声による騒音問題が生じて来る。この為、動物を隔離
する以外にも良い対策が望まれていた。
【0011】一方、繁殖を志さない人々の中にも、飼っ
ている動物に対して避妊・去勢手術を施さないまま放置
している人はかなりおり、その結果、生まれてきた動物
には安楽死や動物実験といった問題が待ち受けている。
この為にも避妊・去勢手術に次ぐ手段が必要であった。
【0012】第2に、元気に動き回る動物でも、失禁、
生理やスプレーによって部屋を汚す為、これらの被害を
防止したいときにパンツが必要とされる。去勢されてい
ない雄の成猫は、自分の臭い付けの為に家具や壁等に、
強烈な臭いの分泌液を尿といっしょに掛けて回る習性が
あり、これをスプレー行為と呼んでいるが、このスプレ
ーは金属を腐食させるほど強い酸性である為、スプレー
の掛かった電化製品が使用不能となる被害はよく生じて
いる。これらの被害に悩む飼い主達は対策に苦慮してき
た。
【0013】これらの問題の対策として、従来のパンツ
を用いようとすると、動物は嫌がって暴れるので装着が
困難であり、たとえ装着できても、脱げ易かったり、窮
屈すぎて動物にストレスを与えてしまったりしていた。
したがって、これらの問題の対策として、従来のパンツ
を利用する人はあまりいなかった。
【0014】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を改善するためになされたものであり、その目的
とするところは、人間との快適な共存生活の為、そして
動物の生命を尊重する為には動物にパンツをはかせる必
要性も生じて来るということにもっと着目し、その利用
機会増進を計り、おむつのイメージよりも、むしろ洋服
を着せるといった遊び感覚で利用できて、見た目にかわ
いらしく、動物の健康に悪影響を及ぼさず、また、装着
後もずれたり脱げたりしにくく、活動的な動物に対して
もその着脱が簡便で、安全に装着でき、サイズ調節も簡
単で、失禁、生理、スプレー対策並びに避妊対策等に利
用できる実用的なパンツを提供しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における動物用パンツは、展開状態において
略エ字形に形成されたパンツ本体Aと、サスペンダーB
とから成り、このサスペンダーBは、リアバンドCとフ
ロントバンドDとから成り、リアバンドCは、長さ調節
可能な後部バンド14と、その一端に取り付けた二股の
第1後部二股バンド3と、他端に取り付けた二股の第2
後部二股バンド16とから成り、フロントバンドDは、
長さ調節可能な前部バンド15と、その一端に取り付け
た二股の前部二股バンド4と、他端に取り付けた長さ調
節可能な環状の首輪バンド10とから成り、かつ、前記
第1後部二股バンド3の開端部は、パンツ本体Aのパン
ツ後面部1の上端部に取り付け、前記第2後部二股バン
ド16は、前記首輪バンド10の動物20の背面側に取
り付け、前記前部二股バンド4の開端部は、パンツ本体
Aのパンツ前面部2の上端部に取り付けたものである。
【0016】
【作用】パンツ本体AをサスペンダーBで吊ることによ
って、パンツ本体Aは動物20の体にしっかり装着さ
れ、ずれたり脱げたりしない。
【0017】パンツ本体Aの上端部に第1後部二股バン
ド3、前部二股バンド4を設けることにより、パンツ本
体Aの中心線が動物20の体の中心線から外れるのを防
ぎ、常にパンツ本体Aは正確に装着される。また、パン
ツ後面部1とパンツ前面部2のそれぞれ2箇所をサスペ
ンダーBで吊り上げるので、パンツ本体Aは股間から下
腹部に密着するように装着される。
【0018】平面的な略エ字形のパンツ本体Aは、後脚
を穴に通さなくても、動物20に装着することができ、
筋肉の発達した大腿部を締め付けるない。
【0019】第2後部二股バンド16は、首輪バンド1
0が首の回りで回転するのを防止するので、後部バンド
14や前部バンド15が動物20の体に絡まるという危
険性を回避する。また、首輪バンド10が引き伸ばされ
て前後に細長く広がるのを抑制するので、首が首輪バン
ド10に挟まれて圧迫されたり、首輪バンド10が首か
ら胴の方へずり落ちて腹部が圧迫されるといった危険性
を回避する。
【0020】動物20の体のサイズや成長に合わせて、
首輪バンド10や後部バンド14や前部バンド15を簡
単に調節することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図5のように、パンツ本体Aを展開状態に
おいて略エ字形になるよう形成し、パンツ後面部1、パ
ンツ前面部2の上端部に、それぞれ第1後部二股バンド
3、前部二股バンド4の開端部を縫い付けるなどして取
り付け、それらの先端部にはジョイント5、6をそれぞ
れ設ける。パンツ後面部1には尾を出す為の尾出し穴7
を設ける。パンツ本体Aの両脇を留める為に、パンツ前
面部2の両端部に係止具8、9を設け、パンツ後面部1
の両端部に係止具8a、9aを設ける。係止具8、9は
係止具8a、9aに、それぞれ係止される。
【0022】図6のように、サスペンダーBは、リアバ
ンドCとフロントバンドDとから成っており、リアバン
ドCは、動物20の背面側からパンツ本体Aを吊る為の
バンドであり、フロントバンドDは動物20の腹面側か
らパンツ本体Aを吊る為のバンドである。
【0023】図2から図4のように、まず、サスペンダ
ーBの中心となる首輪バンド10の動物の背面側に、第
2後部二股バンド16の開端部を縫い付けるなどして取
り付け、これに接続リング12を介して、後部バンド1
4を連結する。
【0024】首輪バンド10の両端を、首回り調節具1
1に通して重ねて留め、これに接続リング13を介し
て、前部バンド15を連結する。
【0025】後部バンド14、前部バンド15の一端に
はジョイント5a、6aをそれぞれ設け、接続リング1
2、13に挿入して内側に折り重ねた他端は、位置決め
用のバックル17、18を用いて、それぞれ後部バンド
14、前部バンド15に係止する。バックル17、18
を任意の位置に移動することで後部バンド14、前部バ
ンド15の長さを調節する。
【0026】ジョイント5、6に、ジョイント5a、6
aをそれぞれ接合することによってパンツ本体Aとサス
ペンダーBは一体化する。
【0027】パンツ本体Aの生地は伸縮性・通気性があ
り、洗濯に強く、型くずれしにくいものを利用する。
【0028】第1後部二股バンド3、前部二股バンド
4、首輪バンド10、後部バンド14、前部バンド1
5、並びに第2後部二股バンド16は、動物の体に沿
い、横たわったとき痛くないよう、幅10〜15mm、厚
さ1〜3mm程度の適度な伸縮性のある平ゴムを利用す
る。
【0029】パンツ本体Aの両脇を留める為の係止具
8、9並びに係止具8a、9bは、本発明の実施の形態
においてはボタンを用いているが、この他に、フック、
面状ファスナー、バンド等を利用しても良い。
【0030】尾出し穴7よりパンツ前面部2寄りに吸収
体19をあてがうと、パンツ本体Aが汚れるのを防ぎ、
動物の失禁、生理、スプレー対策として効果的である。
【0031】パンツ本体Aの股ぐりや腰回りの線にゴム
を入れて伸縮性を持たせると動物の下腹部にパンツ本体
Aが一層密着し、失禁、生理、スプレー対策や避妊対策
として効果的である。
【0032】本発明の実施の形態に係る動物用パンツの
装着方法について図面を参照して説明すると、図7
(a)において、サスペンダーBの中心となる首輪バン
ド10を動物20の首にはめ、首回り調節具11を移動
させて長さ調節し、首の太さにちょうど合った位置で止
める。後部バンド14は動物20の背面側へ、前部バン
ド15は動物20の腹面側へ垂らす。
【0033】図7(b)において、背面側に垂らした後
部バンド14の先端部に設けたジョイント5aと、パン
ツ後面部1の上端部に取り付けた第1後部二股バンド3
の先端部に設けたジョイント5を接合する。
【0034】図7(c)において、尾出し穴7に尾を通
し、パンツ前面部2を後脚の間から下腹部の方へ回す。
動物20の胴の長さに合わせて後部バンド14の長さを
調節する。
【0035】図7(d)において、腹面側に垂らした前
部バンド15の先端部に設けたジョイント6aと、パン
ツ前面部2の上端部に取り付けた前部二股バンド4の先
端部に設けたジョイント6を接合する。動物20の胴の
長さに合わせて前部バンド15の長さを調節し、パンツ
本体Aの両脇に設けた係止具8、9を8a、9aにそれ
ぞれ係止して、装着を完了する。
【0036】上述した実施の形態においては、後部バン
ド14、前部バンド15を利用しているが、図8のよう
に、第2後部二股バンド16と首輪バンド10の先端部
に、雄型面状ファスナー21、22を連結した雌型面状
ファスナー21a、22aをそれぞれ取り付け、第1後
部二股バンド3、前部二股バンド4の先端部に設けた接
続リング12a、13aに雄型面状ファスナー21、2
2をそれぞれ通して折り返し、雌型面状ファスナー21
a、22aに係止して、パンツ本体AとサスペンダーB
を一体化しても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
【0038】パンツ本体を展開状態において略エ字形に
形成し、サスペンダーで吊ったことにより、パンツ本体
が動物の体の線に沿い、軽快で健康的な感じがする。失
禁対策や避妊対策等として利用しても、おむつのイメー
ジが薄れて、洋服を着せるといった遊び感覚で動物に装
着させることができ、見た目にもかわいい。これによ
り、失禁対策や避妊対策等に動物用パンツを利用する機
会が増進される。
【0039】パンツ本体は、展開状態において平面的な
略エ字形をしているので、動物の体の露出部分を大きく
することができる。この為、通気性が良くなり、装着感
を快適にさせることができるので、動物の健康に悪影響
を及ぼさない。
【0040】また、動物の後脚を開口部に通す必要がな
いので、暴れる動物に対しても、飼い主一人で簡単に素
早く装着させることができる。更に、股ぐりを大きく取
ることができるので、筋肉の発達した大腿部を締め付け
ず、動物の自由活発な動作を阻害しない。
【0041】パンツ本体をサスペンダーで吊ることによ
って、パンツ本体は動物の体にしっかり装着され、ずれ
たり脱げ落ちたりしない。
【0042】パンツ本体とサスペンダーは、前後2箇所
に設けられたジョイントを接合すれば一体化し、解除す
れば分離するので、着脱が簡単である。なお、パンツ本
体とサスペンダーが分離可能であることにより、汚れ易
いパンツ本体のみを洗濯したり、交換することができ
る。
【0043】パンツ本体の上端部に第1後部二股バン
ド、前部二股バンドを設けたことにより、動物用パンツ
の中心線が動物の体の中心線から外れるのを防ぎ、常に
パンツ本体は正確に装着される。また、パンツ後面部と
パンツ前面部のそれぞれ2箇所をサスペンダーで吊り上
げることになるので、パンツ本体を股間から下腹部にか
けて密着させることが可能となる。吸収体を利用する場
合は、吸収体を股間に押し当てる効果が生じるので、尿
などの横漏れを防止する。
【0044】首輪バンドの両端が動物の喉元辺りで首回
り調節具に挿入されるので、首輪バンドの正面はV字形
になっている。この結果、動物の背後から首輪バンドを
引っ張る力が加わっても、首輪バンドで喉を締める危険
性を回避することができる。
【0045】首輪バンドの動物の背面側に第2後部二股
バンドを設けたことにより、首輪バンドが首の回りで回
転するのを防止する。この結果、後部バンドや前部バン
ドが動物の体に絡まって圧迫するという危険性を回避す
ることができる。また、首輪バンドだけであると、後部
バンドや前部バンドが引っ張られることにより、首輪バ
ンドも引き伸ばされて前後に細長くなり、動物の首を横
から圧迫するという危険性や、動物の体型が細長い為
に、首輪バンドが引き伸ばされて広がり、首から胴の方
へずり落ちて腹部を圧迫したり、パンツ本体が脱げてし
まったりするという危険性があったが、第2後部二股バ
ンドを設けたことにより、首輪バンドが引き伸ばされて
前後に細長く広がるのを抑制するので、このような危険
性を回避することができる。
【0046】動物の体のサイズや成長に合わせて、サス
ペンダーの首輪バンドや後部バンドや前部バンドを調節
することが可能である。調節はいたって簡単であり、動
物用パンツを完全に装着してしまった後でも、調節が可
能である。
【0047】繁殖家の意に反して交配がなされることを
防ぎたいとき、雄、雌を隔離する以外に良い対策がな
く、鳴き声による騒音問題が生じていたが、本発明に係
る動物用パンツを雄または雌のどちらか、あるいは双方
に装着させることで、交配を防止することができるの
で、隔離の必要がなくなる。これにより、鳴き声による
騒音問題がかなり解決される。
【0048】繁殖の予定がないにも係わらず、避妊・去
勢手術を施さないまま放置している動物に、本発明に係
る動物用パンツを装着させることは、手術に次ぐ手段と
して有効である。
【0049】動物の失禁、生理、スプレー対策として、
吸収体をあてがった動物用パンツを装着させると、おむ
つとしての役割を果たしてくれるので、これらによる汚
れ等の被害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る動物用パンツの装着
状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る動物用パンツを前側
から見た分解平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る動物用パンツを後ろ
側から見た分解平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る動物用パンツを右側
から見た分解側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る動物用パンツのパン
ツ本体の展開図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る動物用パンツの展開
図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る動物用パンツの装着
方法を説明する為の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
A パンツ本体 B サスペンダー C リアバンド D フロントバンド 1 パンツ後面部 2 パンツ前面部 3 第1後部二股バンド 4 前部二股バンド 5、6 ジョイント 7 尾出し穴 8、9 係止具 10 首輪バンド 11 首回り調節具 12、13 接続リング 14 後部バンド 15 前部バンド 16 第2後部二股バンド 17、18 バックル 19 吸収体 20 動物 21、22 雄型面状ファスナー 21a、22a 雌型面状ファスナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】展開状態において略エ字形に形成されたパ
    ンツ本体(A)と、サスペンダー(B)とから成り、こ
    のサスペンダー(B)は、リアバンド(C)とフロント
    バンド(D)とから成り、リアバンド(C)は、長さ調
    節可能な後部バンド(14)と、その一端に取り付けた
    二股の第1後部二股バンド(3)と、他端に取り付けた
    二股の第2後部二股バンド(16)とから成り、フロン
    トバンド(D)は、長さ調節可能な前部バンド(15)
    と、その一端に取り付けた二股の前部二股バンド(4)
    と、他端に取り付けた長さ調節可能な環状の首輪バンド
    (10)とから成り、かつ、前記第1後部二股バンド
    (3)の開端部は、パンツ本体(A)のパンツ後面部
    (1)の上端部に取り付けられ、前記第2後部二股バン
    ド(16)の開端部は、前記首輪バンド(10)の動物
    (20)の背面側に取り付けられ、前記前部二股バンド
    (4)の開端部は、パンツ本体(A)のパンツ前面部
    (2)の上端部に取り付けられていることを特徴とする
    動物用パンツ。
JP7302359A 1995-11-21 1995-11-21 動物用パンツ Pending JPH09140287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525020A (ja) * 2003-05-02 2006-11-09 ブルーイントン ダナ 愛玩動物用おむつ服
WO2016027559A1 (ja) * 2014-08-19 2016-02-25 ユニ・チャーム株式会社 愛玩動物用の吸収性物品

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