JPH09138927A - 磁気ディスクの着磁装置及び着磁方法 - Google Patents

磁気ディスクの着磁装置及び着磁方法

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JPH09138927A
JPH09138927A JP29855395A JP29855395A JPH09138927A JP H09138927 A JPH09138927 A JP H09138927A JP 29855395 A JP29855395 A JP 29855395A JP 29855395 A JP29855395 A JP 29855395A JP H09138927 A JPH09138927 A JP H09138927A
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JP
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magnetizing
magnetic disk
head
magnetic head
magnetic
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JP29855395A
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Kazuya Suzuki
一也 鈴木
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/743Patterned record carriers, wherein the magnetic recording layer is patterned into magnetic isolated data islands, e.g. discrete tracks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボ信号を示す凹凸が形成された略円弧状
のサーボゾーンを有する磁気ディスクを、凹部と凸部と
で磁化方向が異なるように、良好に着磁することが可能
な着磁装置及び着磁方法を提供する。 【解決手段】 着磁用磁気ヘッドの移動方向と着磁用磁
気ヘッドの向きとが成す角度を、磁気ディスクの外周近
傍において着磁が最適に行われるときの角度と、磁気デ
ィスクの内周近傍において着磁が最適に行われるときの
角度との中間の角度に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボ信号を示す
凹凸が形成された磁気ディスクの着磁装置及び着磁方法
に関する。すなわち、本発明は、サーボ信号を示す凹凸
が形成された磁気ディスクに対して、凹部と凸部とで磁
化方向が異なるように着磁処理を施して、サーボ信号を
磁気的に書き込むための装置及び方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクは、高記録密度化が求めら
れており、これを実現するために、更なるトラック密度
の向上が望まれている。ここで、トラック密度を高める
ためには、磁気ヘッドの磁気ディスクに対する位置決
め、すなわちトラッキングを精度良く行うことが要求さ
れる。
【0003】そして、通常、磁気ディスクに対するトラ
ッキングは、磁気ディスク上に予め位置決めのための信
号、すなわちサーボ信号を書き込んでおき、この予め書
き込まれたサーボ信号に基づいて、対象となるトラック
の中央に磁気ヘッドが位置するように、磁気ヘッドの位
置をアクチュエータ等によって制御することによって行
われる。ここで、サーボ信号は、当然の事ながら、精度
良く磁気ディスク上に書き込まれている必要があり、サ
ーボ信号が精度良く磁気ディスクに書き込まれているか
否かによって、トラッキングの精度が決まってしまう。
【0004】従来、このようなサーボ信号を磁気ディス
クに書き込む方法としては、磁気ヘッドを備えたサーボ
ライターと呼ばれる装置を用いて、サーボライターの磁
気ヘッドによって磁気ディスクにサーボ信号を磁気的に
直接書き込む方法が用いられてきた。しかし、この方法
では、サーボ信号を磁気ディスクに書き込むときの精度
が、磁気ヘッドを磁気ディスク上に送り出すヘッド送り
機構の精度によって決まってしまう。したがって、この
ような方法では、ヘッド送り機構として、特別に精度の
優れた専用のヘッド送り機構が必要となる。また、専用
のヘッド送り機構であっても、機械的な動作を伴うた
め、精度の向上には限界があり、このヘッド送り機構の
精度がトラックの高密度化の妨げとなってしまってい
る。
【0005】そこで、磁気ヘッドで磁気ディスクにサー
ボ信号を直接書き込むのではなく、プラスチックやガラ
ス等のような非磁性材料からなる基板に、サーボ信号に
対応する凹凸が形成されたサーボゾーンを予め設けてお
く方法が開発されている。
【0006】この方法では、先ず、フォトリソグラフィ
等の技術を応用して、サーボ信号に対応する凹凸が形成
されたサーボゾーンを予め基板上に設けておく。そし
て、このような凹凸が設けられた基板上に磁性層を形成
して磁気ディスクとし、その後、このように凹凸が設け
られた磁気ディスクに対して、凹部及び凸部に互いに逆
極性の磁気信号を書き込み、これをサーボ信号とする。
【0007】ここで、サーボ信号を示す凹凸が形成され
た領域であるサーボゾーンは、通常、磁気ディスクの中
心から放射状に複数形成される。そして、各サーボゾー
ンは、記録再生時における磁気ヘッドの軌跡に沿うよう
に設けられる。
【0008】したがって、例えば、回動することによっ
て磁気ディスクの内周から外周、又は外周から内周へと
移動しながら記録再生を行うタイプの磁気ヘッド、すな
わち回動型記録再生用磁気ヘッドによって記録再生が行
われる磁気ディスクでは、図7に示すように、磁気ディ
スク100の中心から放射状に、回動型記録再生用磁気
ヘッドの軌跡に沿うような円弧状の複数のサーボゾーン
101が形成される(以下、このようにサーボゾーンが
パターニングされた磁気ディスクを「回動型ヘッド用磁
気ディスク」と称する。)。
【0009】また、平行移動することによって磁気ディ
スクの内周から外周、又は外周から内周へと移動しなが
ら記録再生を行うタイプの磁気ヘッド、すなわち直動型
記録再生用磁気ヘッドによって記録再生が行われる磁気
ディスクでは、図8に示すように、磁気ディスク110
の中心から放射状に、直動型記録再生用磁気ヘッドの軌
跡に沿うような、磁気ディスク110の半径方向に平行
な複数のサーボゾーン111が形成される(以下、この
ようにサーボゾーンがパターニングされた磁気ディスク
を「直動型ヘッド用磁気ディスク」と称する。)。
【0010】そして、このような磁気ディスクへのサー
ボ信号の書き込みは、サーボゾーンに形成された凹部と
凸部とで磁化方向が互いに逆となるように、着磁用磁気
ヘッドによって磁気ディスクを着磁することによって行
われる。すなわち、サーボ信号は、先ず、着磁用磁気ヘ
ッドに一定の大きな記録電流を供給しながら、着磁用磁
気ヘッドで磁気ディスクを走査して、凸部と凹部の両方
の磁化方向が一定となるように磁気ディスクを着磁し、
その後、着磁用磁気ヘッドに一定の小さな逆向きの記録
電流を供給しながら、再び着磁用磁気ヘッドで磁気ディ
スクを走査して、凸部の磁化方向だけが逆方向となるよ
うに磁気ディスクを着磁することによって書き込まれ
る。ここで、着磁用磁気ヘッドによる磁気ディスクの走
査は、磁気ディスクを回転させながら、着磁用磁気ヘッ
ドを、磁気ディスクの内周から外周、又は外周から内周
へと移動させることによって行われ、これにより、磁気
ディスクの全トラックについてサーボ信号が磁気的に書
き込まれることとなる。
【0011】このような方法において、サーボ信号の精
度は、凹凸のパターニングの精度によって決定される
が、フォトリソグラフィ等によるパターニングは、ヘッ
ド送り機構のように機械的な動作を伴うものに比べて遥
かに精度が優れている。したがって、この方法によれ
ば、サーボ信号を精度良く磁気ディスクに書き込むこと
が可能となり、その結果、トラック密度の向上を図るこ
とができる。また、このような凹凸は、射出成形によっ
て非常に容易に形成することができるので、このような
磁気ディスクは、大量且つ安価に製造することが可能で
あるという利点もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、上述
のような磁気ディスクの着磁は、着磁用磁気ヘッドを、
磁気ディスクの半径方向に平行に移動させることによっ
て行われる。すなわち、図9に示すように、従来、磁気
ディスク120の着磁は、着磁用磁気ヘッド121の移
動方向A1と、着磁用磁気ヘッド121の向きB1とが
成す角度が90度となるように着磁用磁気ヘッド121
を直動ステージ122に固定した上で、直動ステージ1
22によって着磁用磁気ヘッド121を磁気ディスク1
20の内周から外周、又は外周から内周へと直線的に移
動させることによって行われている。
【0013】しかし、着磁対象の磁気ディスクが回動型
ヘッド用磁気ディスクの場合、上述のように着磁用磁気
ヘッドを直線的に移動させると、サーボゾーンに対する
着磁用磁気ヘッドの向きがサーボゾーンの位置によって
変化してしまう。したがって着磁対象の磁気ディスクが
回動型ヘッド用磁気ディスクの場合には、特に磁気ディ
スクの外周よりの部分や内周よりの部分において、サー
ボゾーンに対する着磁用磁気ヘッドの角度、すなわちY
aw角が変化してしまい、その結果、アジマス損失等が
生じて着磁を良好に行うことができなかった。
【0014】ここで、回動型ヘッド用磁気ディスクの着
磁を良好に行う方法としては、回動ステージを用いる方
法が考えられる。すなわち、図10に示すように、着磁
用磁気ヘッド130を回動ステージ131に取り付け
て、図10の矢印A2に示すように、回動型ヘッド用磁
気ディスク132に設けられたサーボゾーン133の形
状に沿うように、着磁用磁気ヘッド130を回動ステー
ジ131によって回動させることにより、回動型ヘッド
用磁気ディスク132の着磁を良好に行うことができ
る。
【0015】しかし、一般に、回動ステージは機構が複
雑で高価なため、このように回動ステージを用いた着磁
方法ではコストが高くなってしまう。また、このように
着磁用磁気ヘッドを回動させる場合には、着磁用磁気ヘ
ッドの軌跡とサーボゾーンの形状とが一致しなければな
らないが、着磁用磁気ヘッドの軌跡とサーボゾーンの形
状とが一致するように、着磁用磁気ヘッドの回動ステー
ジへの取り付けや、着磁用磁気ヘッドの回動中心の設定
等を行うことは非常に難しい。
【0016】また、このように回動ステージが設けられ
た着磁装置は、回動型ヘッド用磁気ディスクの着磁は良
好に行うことができるが、直動型ヘッド用磁気ディスク
の着磁を良好に行うことはできない。したがって、回動
型ヘッド用磁気ディスクと直動型ヘッド用磁気ディスク
の両方を着磁したい場合には、回動型ヘッド用磁気ディ
スクを着磁するための専用の着磁装置と、直動型ヘッド
用磁気ディスクを着磁するための専用の着磁装置とを、
それぞれ別々に用意する必要がある。
【0017】そこで、本発明は、このような従来の実情
に鑑みて提案されたものであり、回動型ヘッド用磁気デ
ィスクを、回動ステージを要することなく、直動ステー
ジだけで良好に着磁することが可能であり、しかも、回
動型ヘッド用磁気ディスクと直動型ヘッド用磁気ディス
クの両方を良好に着磁することが可能な磁気ディスクの
着磁装置及び着磁方法を提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る磁気ディスクの着磁装置
は、サーボ信号を示す凹凸が形成されたサーボゾーンを
有する磁気ディスクを、凹部と凸部とで磁化方向が異な
るように着磁する磁気ディスクの着磁装置であって、磁
気ディスクを着磁するための着磁用磁気ヘッドと、上記
着磁用磁気ヘッドが任意の向きに装着固定され、この着
磁用磁気ヘッドを平行に移動するヘッド操作ステージと
を備えることを特徴とするものである。
【0019】このような磁気ディスクの着磁装置では、
着磁用磁気ヘッドを移動させたときに、サーボゾーンに
対する着磁用磁気ヘッドの向きの変化が小さくなるよう
に、着磁用磁気ヘッドの向きを設定することができる。
【0020】一方、本発明に係る磁気ディスクの着磁方
法は、サーボ信号を示す凹凸が形成された略円弧状のサ
ーボゾーンを有する磁気ディスクに対して、着磁用磁気
ヘッドを平行に移動させながら、凹部と凸部とで磁化方
向が異なるように着磁処理を施す際に、着磁用磁気ヘッ
ドの移動方向と着磁用磁気ヘッドの向きとが成す角度
を、磁気ディスクの外周近傍において着磁が最適に行わ
れるときの角度と、磁気ディスクの内周近傍において着
磁が最適に行われるときの角度との略中間の角度に設定
することを特徴とするものである。
【0021】このような磁気ディスクの着磁方法では、
着磁用磁気ヘッドを移動させたときに、サーボゾーンに
対する着磁用磁気ヘッドの向きの変化が小さいので、磁
気ディスクの全面にわたって良好に着磁することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な
具体例であるため、技術的に好ましい種々の限定が付さ
れているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に
本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に
限られるものではない。
【0023】まず、本実施の形態において、サーボ信号
を磁気的に書き込むために着磁処理が施される磁気ディ
スクについて説明する。
【0024】本実施の形態において着磁の対象となる磁
気ディスクは、回動型記録再生用磁気ヘッドによって記
録再生が行われる磁気ディスク、すなわち回動型ヘッド
用磁気ディスクである。そして、図1に示すように、こ
の磁気ディスク1は、プラスチックやガラス等の非磁性
材料からなる円盤状の基板上に磁性層が形成されてな
り、サーボ信号が書き込まれる領域であるサーボゾーン
2と、通常のデータが記録される領域であるデータゾー
ン3とを有している。ここで、サーボゾーン2とデータ
ゾーン3は、磁気ディスク1の円周方向M1に互いに交
互となるように、磁気ディスク1の中心から放射状に一
定の間隔で複数形成されている。そして、この磁気ディ
スク1の各サーボゾーン2は、回動型記録再生用磁気ヘ
ッドの移動方向に沿うような円弧状に形成されている。
【0025】この磁気ディスク1の各サーボゾーン2に
は、例えば、図2に示すように、オートゲインコントロ
ール等に使用されるバースト信号等が記録されるバース
ト部2a、磁気ディスク1の半径方向M2におけるトラ
ックの位置を示すトラック位置情報等が記録されるアド
レス部2b、及びトラッキング制御用の信号等が記録さ
れるファインパターン部2cが形成されており、一方、
各データゾーン3には、通常のデータが記録されるデー
タトラック部3aが形成されている。すなわち、磁気デ
ィスク1は、各トラックについて、トラック方向に、バ
ースト部2a、アドレス部2b、ファインパターン部2
c及びデータトラック部3aが順次形成されている。な
お、サーボゾーン2には、必要に応じて、バースト部2
a、アドレス部2b及びファインパターン部2c以外の
部分が形成されていてもよいことは言うまでもない。
【0026】そして、磁気ディスク1の表面には、バー
スト部2a、アドレス部2b、ファインパターン部2c
及びデータトラック部3aに対応するように、凸部1a
及び凹部1bが形成されている。ここで、磁気ディスク
1は、磁気ディスク1の断面図である図3に示すよう
に、基板4と、基板4上に形成された磁性層5とからな
り、この基板4の表面に、バースト部2a、アドレス部
2b、ファインパターン部2c及びデータトラック部3
aに対応するように凸部1a及び凹部1bが形成されて
いる。なお、磁気ディスク1は、このような凸部1a及
び凹部1bが形成されているものであれば、基板4及び
磁性層5だけからなるものでなくてもよく、例えば、表
面に保護層等が形成されていてもよい。
【0027】そして、この磁気ディスク1を使用すると
きには、予め、バースト部2a、アドレス部2b及びフ
ァインパターン部2cに、サーボ信号が書き込まれる。
すなわち、図2に示すように、バースト部2a、アドレ
ス部2b及びファインパターン部2cの凸部1aに対応
する部分に磁気信号m1が着磁されると共に、バースト
部2a、アドレス部2b及びファインパターン部2cの
凹部1bに対応する部分に、凸部1aに対応する部分に
記録された磁気信号m1と磁化方向が逆の磁気信号m2
が着磁される。
【0028】つぎに、以上のような磁気ディスク1に対
して着磁処理を行う着磁装置の一構成例について説明す
る。
【0029】この着磁装置は、サーボ信号を示す凹凸が
形成された上述のような磁気ディスク1に対して着磁処
理を施して、サーボ信号を磁気的に書き込む装置であ
り、図4に示すように、着磁対象の磁気ディスク1を支
持し回転させる回転制御部30と、磁気ディスク1に対
して着磁処理を行う着磁用磁気ヘッドが配されたヘッド
操作部40と、ヘッド操作部40への記録電流の供給等
を行う信号処理部50とを備えている。
【0030】上記回転制御部30は、磁気ディスク1を
支持し回転させるディスク回転部31と、ディスク回転
部31に接続された回転コントローラ32とを備えてお
り、回転コントローラ32によってディスク回転部31
の回転が制御されるようになっている。
【0031】そして、ヘッド操作部40は、ディスク回
転部31上の磁気ディスク1に対して着磁処理を行う着
磁用磁気ヘッド41と、着磁用磁気ヘッド41が装着固
定されたヘッド操作ステージ42と、ヘッド操作ステー
ジ42の動作を制御するステージコントローラ43とを
備えている。
【0032】ここで、着磁用磁気ヘッド41は、信号処
理部50に接続されており、信号処理部50から供給さ
れる直流の記録電流によって磁気ディスク1に対して着
磁処理を行う。そして、このような着磁用磁気ヘッド4
1が装着固定されたヘッド操作ステージ42は、ステー
ジコントローラ43からの信号によって動作が制御され
る。すなわち、ステージコントローラ43からの信号に
よってヘッド操作ステージ42が動作し、これにより、
ヘッド操作ステージ42に装着固定された着磁用磁気ヘ
ッド41が、磁気ディスク1の内周から外周、又は外周
から内周へと移動する。ここで、ヘッド操作ステージ4
2の動作を制御するステージコントローラ43は、信号
処理部50に接続されており、着磁処理を行うときに、
着磁用磁気ヘッド41の磁気ギャップの位置、すなわち
着磁が行われている位置を示す位置データを、磁気ディ
スク1の半径方向の値として信号処理部50に送信す
る。
【0033】上記ヘッド操作ステージ42は、いわゆる
直動ステージであり、図4中矢印Aに示すように、着磁
用磁気ヘッド41を、磁気ディスク1の内周から外周、
又は外周から内周へと平行に動かすことができるように
なっている。また、このヘッド操作ステージ42は、着
磁用磁気ヘッド41の移動方向と着磁用磁気ヘッド41
の向きとが成す角度を任意に設定して、着磁用磁気ヘッ
ド41を装着固定することが可能となっている。すなわ
ち、ヘッド操作ステージ42は、図4中矢印Bに示すよ
うに、着磁用磁気ヘッド41を磁気ディスク1の主面に
対して平行に回動させ、任意の位置で固定できるように
なっている。
【0034】このように、本実施の形態に係る着磁装置
では、ヘッド操作ステージ42により、着磁用磁気ヘッ
ド41の移動方向と着磁用磁気ヘッド41の向きとが成
す角度を任意に設定することが可能となっている。した
がって、この着磁装置では、磁気ディスク1の着磁を行
う際に、後述するように、サーボゾーンに対する着磁用
磁気ヘッド20の向きの変化が小さくなるように、着磁
用磁気ヘッド20の向きを設定することができる。
【0035】なお、このようなヘッド操作部40に配さ
れる着磁用磁気ヘッド41は、磁気ディスク1に対して
着磁だけを行うのではなく、着磁されて書き込まれたサ
ーボ信号を再生できるようになっていてもよい。そし
て、着磁用磁気ヘッド41が再生機能を兼ね備えている
場合には、磁気ディスク1を着磁してサーボ信号を書き
込んだ後に、着磁用磁気ヘッド41によって書き込まれ
たサーボ信号を再生することにより、着磁が適切に行わ
れたかを確認することが可能となる。
【0036】一方、信号処理部50は、記録電流を発生
し供給するための電流発生器51と、信号を増幅するた
めの信号増幅回路52と、信号を処理するための信号処
理回路53と、各種データを保存するためのメモリ54
とを備えている。ここで、電流発生器51は、信号増幅
回路52及び信号処理回路53に接続されており、信号
増幅回路52は、電流発生器51、信号処理回路53及
び着磁用磁気ヘッド41と接続されており、信号処理回
路53は、電流発生器51、信号増幅回路52、メモリ
54及びステージコントローラ43と接続されており、
メモリ54は、信号処理回路53と接続されている。
【0037】そして、磁気ディスク1に対して着磁を行
うとき、信号処理回路53は、予めメモリ54に保存さ
れている着磁対象の磁気ディスク1に関するデータを読
み出し、このデータに基づいて、電流発生器51に記録
電流の大きさを指示する信号を供給すると共に、ステー
ジコントローラ43にA/Dコンバータ53aを介して
着磁用磁気ヘッド41の動作を指示する信号を供給す
る。そして、電流発生器51は、このように信号処理回
路53から供給された信号に基づいて記録電流を発生さ
せて信号増幅回路52に供給し、信号増幅回路52は、
この記録電流を増幅して着磁用磁気ヘッド41に供給す
る。一方、ステージコントローラ43は、このように信
号処理回路53から供給された信号に基づいて、上述し
たようにヘッド操作ステージ42の動作を制御する。ま
た、このように磁気ディスク1に対して着磁処理を行う
とき、信号処理回路53は、上述したようにステージコ
ントローラ43からA/Dコンバータ53aを介して着
磁用磁気ヘッド41の位置データを受け取り、この位置
データをメモリ54に保存する。
【0038】つぎに、以上のような着磁装置を用いた着
磁方法の一例について説明する。
【0039】磁気ディスク1の着磁を行う際は、図5の
フローチャートに示すように、先ず、ステップST1に
おいて、着磁用磁気ヘッド41を磁気ディスク1の主面
に対して平行に回動させて、図6に示すように、ヘッド
操作ステージ42による着磁用磁気ヘッド41の移動方
向aと、着磁用磁気ヘッド41の向きbとが成す角度θ
を、磁気ディスク1の着磁対象範囲内における最外周部
分において着磁が最適に行われるときの角度と、磁気デ
ィスク1の着磁対象範囲内における最内周部分において
着磁が最適に行われるときの角度との中間の角度となる
ように設定した上で、着磁用磁気ヘッド41をヘッド操
作ステージ42に固定する。
【0040】すなわち、このステップST1において、
ヘッド操作ステージ42による着磁用磁気ヘッド41の
移動方向aと、着磁用磁気ヘッド41の向きbとが成す
角度θは、磁気ディスク1の着磁対象範囲内における最
外周部分において着磁が最適に行われるときの角度をθ
aとし、磁気ディスク1の着磁対象範囲内における最内
周部分において着磁が最適に行われるときの角度をθb
としたとき、下記式(1)で表されるような角度に設定
される。
【0041】θ=(θa+θb)/2 ・・・(1) ここで、磁気ディスク1の着磁対象範囲内における最外
周部分において着磁が最適に行われるときの角度とは、
サーボゾーン2の最外周部分に形成された凹凸を磁化す
べき方向と、当該位置において着磁用磁気ヘッド41に
よって行われる磁化の方向とが一致するときの角度であ
る。また、磁気ディスク1の着磁対象範囲内における最
内周部分において着磁が最適に行われるときの角度と
は、サーボゾーン2の最内周部分に形成された凹凸を磁
化すべき方向と、当該位置において着磁用磁気ヘッド4
1によって行われる磁化の方向とが一致するときの角度
である。
【0042】このように着磁用磁気ヘッド41の向きを
設定することにより、後述するように着磁用磁気ヘッド
41を移動させたときに生じる、サーボゾーン2に対す
る着磁用磁気ヘッド41の向きの変化が最小となる。し
たがって、後述するように磁気ディスク1を着磁したと
きに、サーボゾーン2に対する着磁用磁気ヘッド41の
角度、すなわちYaw角の変化が最小限に抑えられ、ア
ジマス損失が最小となり、磁気ディスク1が良好に着磁
される。
【0043】次に、ステップST2において、着磁対象
の磁気ディスク1をディスク回転部31の上部に装着固
定し、その後、回転コントローラ32からディスク回転
部31へ一定の周期で回転するように信号を送り、磁気
ディスク1を一定の周期で回転させる。
【0044】なお、ここでは、磁気ディスク1を一定の
周期で回転させるが、磁気ディスク1の回転は、着磁用
磁気ヘッド41で着磁する際に線速度が一定となるよう
に、着磁用磁気ヘッド41が磁気ディスク1の内周より
の位置にあるときには速く回転させ、着磁用磁気ヘッド
41が磁気ディスク1の外周よりの位置にあるときには
遅く回転させるようにしてもよい。このように、線速度
が一定になるように磁気ディスク1を回転させた場合に
は、後述するように着磁用磁気ヘッド41によって磁気
ディスク1を着磁する際に、着磁用磁気ヘッド41の磁
気ディスク1からの浮上量が常に一定に維持され、より
良好に磁気ディスク1を着磁することが可能となる。
【0045】次に、ステップST3において、メモリ5
4から信号処理回路53へ着磁対象の磁気ディスク1に
関するデータを読み込む。ここで、着磁対象の磁気ディ
スク1に関するデータには、例えば、着磁のために着磁
用磁気ヘッド41に供給すべき記録電流の大きさに関す
る情報や、磁気ディスク1のサーボゾーン2の形状に関
する情報や、ヘッド操作ステージ42の動かし方に関す
る情報等が含まれる。
【0046】次に、ステップST4において、ヘッド操
作ステージ42によって着磁用磁気ヘッド41を磁気デ
ィスク1の最外周側のトラック位置に移動させる。この
とき、ステージコントローラ43は、着磁用磁気ヘッド
41の磁気ギャップの位置を示す位置データを、A/D
コンバータ53aを介して信号処理回路53に送信し、
信号処理回路53は、この位置データをメモリ54に保
存する。
【0047】次に、ステップST5において、ステップ
ST3で読み込んだ磁気ディスク1に関するデータに基
づいて、着磁用磁気ヘッド41へ供給する記録電流の大
きさを設定する。すなわち、このステップST5におい
て、信号処理回路53は、ステップST3で読み込んだ
磁気ディスク1に関するデータに基づいて、着磁用磁気
ヘッド41に供給する記録電流の大きさを、磁気ディス
ク1の凸部と凹部の両方を一定の方向に磁化できるよう
な値に設定し、このような記録電流を供給するように指
示する信号を、電流発生器51へ送信する。
【0048】次に、ステップST6において、着磁用磁
気ヘッド41に対して、磁気ディスク1の凸部と凹部の
両方を一定の方向に磁化できるような大きな記録電流を
供給する。すなわち、このステップST6において、電
流発生器51は、ステップST5で信号処理回路53か
ら送られた信号に基づいて、記録電流を信号増幅回路5
2に供給し、信号増幅回路52は、このように電流発生
器51から供給された記録電流を増幅した上で着磁用磁
気ヘッド41に供給する。
【0049】そして、このように着磁用磁気ヘッド41
に大きな記録電流を供給することにより、ステップST
7に示すように、磁気ディスク1のサーボゾーン2の凸
部と凹部の両方を一定の方向に磁化できるような十分に
大きな第1の磁場が、着磁用磁気ヘッド41から磁気デ
ィスク1に印加される。
【0050】次に、ステップST8において、上述のよ
うな第1の磁場を着磁用磁気ヘッド41によって磁気デ
ィスク1に印加した状態で、着磁用磁気ヘッド41を磁
気ディスク1の最外周側のトラック位置から、最内周側
のトラック位置まで移動させる。これにより、磁気ディ
スク1が着磁され、磁気ディスク1の凸部と凹部の両方
が一定の方向に磁化される。
【0051】ここで、着磁用磁気ヘッド41は、ヘッド
操作ステージ42によって磁気ディスク1の半径方向に
直線的に移動させる。このとき、上述したように、サー
ボゾーン2に対する着磁用磁気ヘッド41の向きの変化
が最小となるように、着磁用磁気ヘッド41の向きが設
定されているので、サーボゾーン2に対する着磁用磁気
ヘッド41の角度、すなわちYaw角の変化は最小限に
抑えられる。したがって、このステップST8におい
て、アジマス損失は最小限に抑えられ、良好に着磁処理
が行われる。
【0052】そして、ステップST8で磁気ディスク1
の凸部と凹部の両方が一定の方向に磁化されたら、次
に、ステップST9において、ステップST3で読み込
んだ磁気ディスク1に関するデータに基づいて、着磁用
磁気ヘッド41へ供給する記録電流の大きさを新たに設
定する。すなわち、このステップST9において、信号
処理回路53は、ステップST3で読み込んだ磁気ディ
スク1に関するデータに基づいて、着磁用磁気ヘッド4
1に供給する記録電流の大きさを、磁気ディスク1の凸
部だけをステップST8で磁化した方向に対して逆方向
に磁化するような値に設定し、このような記録電流を供
給するように指示する信号を、電流発生器51へ送信す
る。
【0053】次に、ステップST10において、着磁用
磁気ヘッド41に対して、磁気ディスク1の凸部だけを
ステップST8で磁化した方向に対して逆方向に磁化す
るような記録電流を供給する。すなわち、このステップ
ST10において、電流発生器51は、ステップST9
で信号処理回路53から送られた信号に基づいて、記録
電流を信号増幅回路52に供給し、信号増幅回路52
は、このように電流発生器51から供給された記録電流
を増幅した上で着磁用磁気ヘッド41に供給する。
【0054】ここで、着磁用磁気ヘッド41に供給され
る記録電流は、磁気ディスク1の凸部だけをステップS
T8で磁化した方向に対して逆方向に磁化するような記
録電流である。したがって、この記録電流は、ステップ
ST6で着磁用磁気ヘッド41に供給された記録電流に
対して逆向きに流れ、且つステップST6で着磁用磁気
ヘッド41に供給された記録電流よりも小さい電流とさ
れる。
【0055】そして、このように着磁用磁気ヘッド41
に記録電流を供給することにより、ステップST11に
示すように、磁気ディスク1の凸部だけをステップST
8で磁化した方向に対して逆方向に磁化するような第2
の磁場が、着磁用磁気ヘッド41から磁気ディスク1に
印加される。
【0056】次に、ステップST12において、上述の
ような第2の磁場を着磁用磁気ヘッド41によって磁気
ディスク1に印加した状態で、着磁用磁気ヘッド41を
磁気ディスク1の最内周側のトラック位置から、最外周
側のトラック位置まで移動させる。これにより、磁気デ
ィスク1が着磁され、磁気ディスク1の凸部だけが、ス
テップST8で磁化された方向に対して逆方向に磁化さ
れる。
【0057】ここで、着磁用磁気ヘッド41は、ステッ
プST8と同様に、ヘッド操作ステージ42によって磁
気ディスク1の半径方向に直線的に移動させる。このと
き、上述したように、サーボゾーン2に対する着磁用磁
気ヘッド41の向きの変化が最小となるように、着磁用
磁気ヘッド41の向きが設定されているので、サーボゾ
ーン2に対する着磁用磁気ヘッド41の角度、すなわち
Yaw角の変化は最小限に抑えられる。したがって、こ
のステップST12において、アジマス損失は最小限に
抑えられ、良好に着磁処理が行われる。
【0058】以上のステップにより、磁気ディスク1の
凹部及び凸部に対して、磁化方向が互いに逆となるよう
に着磁が行われ、磁気ディスク1にサーボ信号が磁気的
に書き込まれたこととなる。
【0059】そして、最後にステップST13におい
て、ヘッド操作ステージ42によって着磁用磁気ヘッド
41を磁気ディスク1上から退避させると共に、回転コ
ントローラ32からディスク回転部31の回転を停止す
るように信号を送って磁気ディスク1の回転を停止させ
た上で、ディスク回転部31から磁気ディスク1を取り
外し、着磁処理が完了する。
【0060】なお、以上の説明では、着磁対象の磁気デ
ィスク1を回動型ヘッド用磁気ディスクとしたが、本実
施の形態に係る着磁装置及び着磁方法は、直動型のヘッ
ド操作ステージを用いているので、従来の着磁装置及び
着磁方法と同様に、直動型ヘッド用磁気ディスクに対し
ても、良好に着磁処理を行うことができることは言うま
でもない。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、サーボゾーンの形状が異なる磁気ディスクに
対しても、磁気ディスクのサーボゾーンの形状に合うよ
うに着磁用磁気ヘッドの向きを変えるだけで、容易に良
好な着磁を実現することができる。すなわち、本発明に
よれば、磁気ディスクのサーボゾーンの形状に左右され
ることなく、磁気ディスクを良好に着磁することができ
る。
【0062】特に、本発明に係る磁気ディスクの着磁装
置及び着磁方法では、回動型ヘッド用磁気ディスクを良
好に着磁できるだけでなく、直動型ヘッド用磁気ディス
クであっても良好に着磁することが可能である。
【0063】しかも、本発明では、回動ステージのよう
な高価で複雑な機構が必要なく、安価で簡単な構造の直
動ステージだけを用いるので、磁気ディスクの着磁処理
の低コスト化を図ることができる。
【0064】また、本発明では、回動ステージのような
サーボゾーンの形状に合わせた特別な着磁用磁気ヘッド
走査機構を設ける必要がなく、単に着磁用磁気ヘッドの
向きを変えるだけで、様々な種類のサーボゾーン形状に
対応することができる。したがって、本発明によれば、
様々な種類のサーボゾーン形状に対応することができる
汎用性に優れた着磁装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスクの一例を示す平面図である。
【図2】図1に示した磁気ディスクのサーボゾーンを拡
大して示す平面図である。
【図3】図2のX−Y線における磁気ディスクの横断面
図である。
【図4】本発明を適用した磁気ディスクの着磁装置の一
構成例を模式的に示すブロック図である。
【図5】本発明を適用した磁気ディスクの着磁方法の一
例のフローチャートである。
【図6】着磁用磁気ヘッドの移動方向と着磁用磁気ヘッ
ドの向きとが成す角度を示す模式図である。
【図7】回動型ヘッド用磁気ディスクの一例を模式的に
示す平面図である。
【図8】直動型ヘッド用磁気ディスクの一例を模式的に
示す平面図である。
【図9】従来の着磁処理の様子を示す模式図である。
【図10】回動ステージを用いて磁気ディスクを着磁す
る様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 サーボゾーン 3 データゾーン 4 基板 5 磁性層 30 回転制御部 31 ディスク回転部 32 回転コントローラ 40 ヘッド操作部 41 着磁用磁気ヘッド 42 ヘッド操作ステージ 43 ステージコントローラ 50 信号処理部 51 電流発生器 52 信号増幅回路 53 信号処理回路 54 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ信号を示す凹凸が形成されたサー
    ボゾーンを有する磁気ディスクを、凹部と凸部とで磁化
    方向が異なるように着磁する磁気ディスクの着磁装置で
    あって、 磁気ディスクを着磁するための着磁用磁気ヘッドと、 上記着磁用磁気ヘッドが任意の向きに装着固定され、こ
    の着磁用磁気ヘッドを平行に移動するヘッド操作ステー
    ジとを備えることを特徴とする磁気ディスクの着磁装
    置。
  2. 【請求項2】 サーボ信号を示す凹凸が形成された略円
    弧状のサーボゾーンを有する磁気ディスクに対して、着
    磁用磁気ヘッドを平行に移動させながら、凹部と凸部と
    で磁化方向が異なるように着磁処理を施す際に、 着磁用磁気ヘッドの移動方向と着磁用磁気ヘッドの向き
    とが成す角度を、磁気ディスクの外周近傍において着磁
    が最適に行われるときの角度と、磁気ディスクの内周近
    傍において着磁が最適に行われるときの角度との略中間
    の角度に設定することを特徴とする磁気ディスクの着磁
    方法。
  3. 【請求項3】 前記着磁処理を施す際に、線速度が一定
    となるように磁気ディスクを回転させることを特徴とす
    る請求項2記載の磁気ディスクの着磁方法。
JP29855395A 1995-11-16 1995-11-16 磁気ディスクの着磁装置及び着磁方法 Withdrawn JPH09138927A (ja)

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