JPH09128138A - 画像表示装置および方法 - Google Patents

画像表示装置および方法

Info

Publication number
JPH09128138A
JPH09128138A JP7282834A JP28283495A JPH09128138A JP H09128138 A JPH09128138 A JP H09128138A JP 7282834 A JP7282834 A JP 7282834A JP 28283495 A JP28283495 A JP 28283495A JP H09128138 A JPH09128138 A JP H09128138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointer
line
sight
image
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7282834A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshimatsu
浩 吉松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7282834A priority Critical patent/JPH09128138A/ja
Publication of JPH09128138A publication Critical patent/JPH09128138A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線を利用して、画面上の視線ポインタを簡
単に大きく移動できるようにする。 【解決手段】 液晶ディスプレイ(LCD)21が表示
する画像において、使用者が所定の時間固視した位置を
検出し、CPU3は、その位置に視線ポインタ(カーソ
ル)を表示するようにOSD回路4に指示し、OSD回
路4は、視線ポインタの画像データをVRAM5に出力
する。VRAM5は、視線ポインタの画像データをオリ
ジナルの画像データに重ねて、LCD21に出力する。
一定時間以上の固視が生じた場合に、トラックボール3
1がクリックされたとき、CPU3は、使用者のその固
視した位置に視線ポインタを移動するように指示し、視
線ポインタはその位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置およ
び方法に関し、特に、使用者の視線位置を検出し、視線
位置にポインタを移動させるようにした画像表示装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画面上の所定の位置を指示する場
合、マウスやトラックボールなどを利用している。マウ
スで位置を指示する場合、使用者は、マウスカーソルを
画面上で探し(マウスカーソルは常に画面上に表示され
ている)、マウスを操作してマウスカーソルを所望の位
置まで移動させ、その位置でマウスボタンをクリックす
る。
【0003】しかしながら、この方法は、表示されてい
るカーソルの位置を探さなければならず、操作性が悪い
課題がある。
【0004】そこで、最近、使用者の視線の方向を検出
し、その視線の方向から画面上の視線位置を算出し、そ
の点にカーソルを発生させるという方法が、「テレビジ
ョン学会誌 Vol. 47, No. 6」において、「視線とマウ
スを併用する指示入力法の評価」として、伴野明氏らに
よって紹介されている。
【0005】視線を利用して指示を行う場合、固視微動
などによって視線が揺らいでいるため、視線の方向を検
出するとき、指示対象の方向と視線の方向に若干のずれ
が生じる。そのため、指示対象が小さい場合、視線の方
向を利用するだけでは、カーソルを指示対象上に正確に
移動させることが困難である。従って、この方法では、
最初に、視線位置を算出し、その位置にカーソルを発生
表示させ、次に、使用者は、マウスを操作して、その位
置から指示対象上にカーソルを移動させるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記論
文に記載の従来の技術においては、一旦発生表示された
カーソルを移動するのにマウスを利用するようにしてい
るので、移動距離が長い場合、まだ操作性が悪い課題が
あった。
【0007】さらに、一旦発生表示されたカーソルは常
に表示された状態となり、カーソルの画像が、オリジナ
ルの画像に重ねられるので、オリジナルの画像が見えに
くくなるという課題を有している。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、移動距離が長くとも、迅速かつ確実にカーソ
ルを所望の位置に移動することができるようにするもの
である。さらに、所定の時間カーソルが操作されない場
合、カーソルの画像を一時的に消去し、オリジナルの画
像を見やすくするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像表
示装置は、画像とポインタを表示する表示手段と、表示
手段における使用者の視線位置を検出する検出手段と、
ポインタを発生、表示するとき操作される操作手段と、
使用者が表示手段を所定の時間以上固視したとき、その
位置に、ポインタを移動、表示させる移動手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の画像表示装置は、画像と
ポインタを表示する表示手段と、表示手段における使用
者の視線位置を検出する検出手段と、検出手段の検出し
た位置に、ポインタを表示させる表示位置制御手段と、
ポインタを移動させるとき操作される操作手段と、ポイ
ンタが所定の時間、移動されない場合、ポインタを消去
する消去手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の画像表示方法は、画像を
表示し、その画像における使用者の視線位置を検出し、
視線位置にポインタを発生、表示し、使用者が所定の時
間以上固視したとき、その位置に、ポインタを移動、表
示することを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の画像表示方法は、画像を
表示し、その画像における使用者の視線位置を検出し、
視線位置に、ポインタを発生、表示し、使用者が所定の
操作をしたときポインタを移動させ、ポインタが所定の
時間、移動されない場合、ポインタを消去することを特
徴とする。
【0013】請求項1に記載の画像表示装置において
は、表示手段は、画像とポインタを表示し、検出手段
は、表示手段における使用者の視線位置を検出し、操作
手段は、ポインタを発生、表示するとき操作され、移動
手段は、使用者が表示手段を所定の時間以上固視したと
き、その位置に、ポインタを移動、表示させる。
【0014】請求項2に記載の画像表示装置において
は、表示手段は、画像とポインタを表示し、検出手段
は、表示手段における使用者の視線位置を検出し、表示
位置制御手段は、検出手段の検出した位置に、ポインタ
を表示させ、操作手段は、ポインタを移動させるとき操
作され、消去手段は、ポインタが所定の時間、移動され
ない場合、ポインタを消去する。
【0015】請求項3に記載の画像表示方法において
は、画像を表示し、その画像における使用者の視線位置
を検出し、視線位置にポインタを発生、表示し、使用者
が所定の時間以上固視したとき、その位置に、ポインタ
を移動、表示する。
【0016】請求項4に記載の画像表示方法において
は、画像を表示し、その画像における使用者の視線位置
を検出し、視線位置に、ポインタを発生、表示し、使用
者が所定の操作をしたときポインタを移動させ、ポイン
タが所定の時間、移動されない場合、ポインタを消去す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像表示装置の
第1の実施例の構成例を示している。この構成例は、視
線検出器22を内蔵するヘッドマウントディスプレイ
(HMD)1を備える。HMD1は、視線処理部2とV
RAM5に接続され、VRAM5が記憶する画像データ
を、内蔵する液晶ディスプレイ(LCD)21(表示手
段)で表示する。
【0018】HMD1が内蔵する視線検出器22(検出
手段)は、表示された画像を見る使用者の視線の方向を
検出し、視線処理部2(検出手段)に出力するようにな
されている。視線処理部2は、この視線の方向から、画
面上の視線位置(注目点)を算出し、この位置データを
CPU3に出力するようになされている。
【0019】CPU3は、ROM6に記憶されているプ
ログラムに従って各種処理を行うようになされている。
RAM7は、CPU3が各種処理をする上において必要
なデータ、プログラムなどを適宜記憶するようになされ
ている。プログラムの処理において、図やテキストなど
を表示する場合、CPU3は、それらの画像データをV
RAM5に書き込むようになされている。
【0020】そして、CPU3は、視線処理部2が供給
する位置データから、所定の時間の固視を確認した場
合、OSD(On Screen Display)回
路4に対して、その視線位置へ視線ポインタ(カーソ
ル)を移動するように指示する。また、使用者が入力部
8のトラックボール31を操作して、画面上の視線ポイ
ンタを移動させようとする場合も、CPU3は、OSD
回路4に、視線ポインタを移動するように指示する。ま
た、CPU3は、所定の時間、トラックボール31が操
作されない場合、OSD回路4に対して、視線ポインタ
の画像データを消去するように指示する。
【0021】OSD回路4は、CPU3の指示に従っ
て、視線ポインタの画像データを作成し、作成した画像
データをVRAM5に出力する。VRAM5は、この画
像データをオリジナルの画像データに重ね合わせ、その
重ね合わせた画像をLCD21に出力する。そして、L
CD21は、オリジナルの画像に重ねて、視線ポインタ
を表示する。
【0022】なお、使用者が立体画像を認識できるよう
に、OSD回路4、VRAM5、LCD2、および視線
検出器22は、それぞれ左眼用(L)画像のためのもの
(4L,5L,21L)と、右眼用(R)画像のための
もの(4R,5R,21R)が設けられている。
【0023】次に、上記実施例を実際に動作させる前に
行う視線の校正操作について、図2のフローチャートを
参照して説明する。
【0024】最初に、ステップS1において、使用者
が、トラックボール31を、例えば3秒間以上連続にク
リックすると、CPU3は、視線位置の検出を開始する
ように、視線処理部2に対して指示する。そして、OS
D回路4L,4Rを制御し、左眼用と右眼用の画像デー
タを発生させ、VRAM5L,5Rに書き込ませる。こ
の画像データは、それぞれLCD21L,21Rに出力
される。これにより、使用者には、図3に表示画像21
Aとして示すように、校正用の視標41が、立体画像と
して認識される。
【0025】次に、ステップS2において、使用者は、
これらの視標41のうちの1つを固視する(連続的に注
目する)。さらに、ステップS3において、使用者はト
ラックボール31を、ステップS4で2秒間が経過した
と判定されるまで連続的にクリックする。この間、使用
者の視線の方向は、左右独立に、視線検出器22L,2
2Rで検出され、視線処理部2に出力される。そして、
視線処理部2は、これら視線の方向から、画面上の視線
位置を、右眼、左眼それぞれについて算出して、CPU
3に出力する。CPU3は、2秒間の間の視線位置の平
均値を演算する。
【0026】そして、固視が2秒以上継続された場合
は、ステップS5に進み、CPU3は、固視における視
線位置(右眼と左眼について、2つの位置)と視標41
の表示位置を比較し、両者の視差(補正量)を算出す
る。そして、この校正操作終了後は、視線処理部2は、
測定された視線位置を補正量で補正して、視線位置とし
て出力する。
【0027】次に、ステップS6において、CPU3
は、すべての視標41が選択されたか否かを判断し、選
択されていない視標がある場合、その視標に対して、ス
テップS2乃至ステップS5の処理を行い、すべての視
標41において補正量および視差を算出した後、校正を
終了する。
【0028】次に、図4と図5のフローチャートおよび
図6を参照して、第1の実施例の動作を説明する。
【0029】最初に、ステップS21(操作手段)にお
いて、使用者がトラックボール31をクリックすると、
CPU3は、視線位置の検出を開始するように、視線処
理部2に対して指示する。そして、ステップS22にお
いて、視線処理部2は、視線検出器22が出力する視線
の方向から、視線位置64を算出し、この位置データを
CPU3に出力する。
【0030】ここで、ステップS22の視線位置検出の
動作を、図5のフローチャートで詳しく説明する。
【0031】最初に、ステップS41において、視線処
理部2は、視線検出器22が検出した視線の方向の信号
を平滑し、眼球運動の揺ぎによる細かい視線の動きを取
り除く。
【0032】使用者の実際の視線は、注視点61(使用
者が注視していると感じる位置)を中心にして、半径約
2度の視角で描かれる円(周辺視野63)の中で揺らい
でいるため、その平均値を注視点61とする。そして、
この注視点61に補正量を加算した位置が視線位置64
とされる。注視点61と視線位置64は、ずれている
が、このずれは、上述した校正操作で求めた補正量で補
正する。
【0033】そして、ステップS42において、視線処
理部2は、視線位置64を左右独立に算出し、この位置
をCPU3に出力して、視線位置検出の処理を終了す
る。
【0034】図4に戻って、CPU3は、ステップS2
3(表示位置制御手段)において、OSD回路4に対し
て、視線位置64に視線ポインタ62を表示するように
指示し、OSD回路4は、CPU3の指示に従って視線
ポインタ62の画像データを作成し、VRAM5に出力
する。VRAM5は、視線ポインタ62の画像データと
オリジナルの画像データを重ね合わせてLCD21に出
力し、LCD21は、この視線ポインタ62が重ねられ
た画像を表示する。
【0035】次に、ステップS24において、CPU3
は、トラックボール31が回転されたか否かを判断し、
トラックボール31が回転された場合、ステップS27
に進む。CPU3は、ステップS27において、OSD
回路4に対して、トラックボール31の回転に応じて視
線ポインタ62を移動するように指示する。OSD回路
4が、VRAM5に記憶されている視線ポインタ62の
画像データを更新した後、ステップS24に戻る。
【0036】ステップS24においてトラックボール3
1が回転されていないと判断された場合は、ステップS
25に進み、CPU3は、トラックボール31において
クリック操作(押圧操作)が行われたか否かを判断す
る。
【0037】クリック操作が行われた場合、CPU3
は、ステップS28で対応する処理を行った後、ステッ
プS24に戻る。クリック操作が行われていない場合、
ステップS26に進み、CPU3は、トラックボール3
1における回転操作およびクリック操作が5秒以内に行
われたか否かを判断し、5秒以内に回転操作もしくはク
リック操作が行われている場合は、ステップS29に進
む。
【0038】ステップS29において、CPU3は固視
が2秒以上継続しているか否か判断し、固視が2秒以上
継続していない場合、ステップS24に戻り、固視が2
秒以上継続している場合、ステップS30に進む。
【0039】ステップS30において、CPU3は、ト
ラックボール31においてクリック操作が行われたか否
かを判断し、クリック操作が行われていない場合は、ス
テップS24に戻る。クリック操作が行われている場
合、CPU3は、ステップS31(移動手段)におい
て、OSD回路4に対して、視線ポインタ62を視線位
置64に移動するように指示し、OSD回路4がVRA
M5に記憶されている視線ポインタ62の画像データを
更新して、視線ポインタ62が固視位置に移動した後、
ステップS24に戻る。
【0040】ステップS26において、トラックボール
31における回転操作およびクリック操作が5秒以内に
行われていない場合は、ステップS32(消去手段)に
進み、CPU3は、OSD回路4に、視線ポインタ62
を消去するように指示する。OSD回路4が、VRAM
5に記憶されている視線ポインタ62の画像データを消
去した後、視線ポインタ操作の処理を終了する。
【0041】ヘッドマウントディスプレイは、通常の据
置型のディスプレイに較べると、はるかに大きい画面を
表示することができ、その一方の端部から他方の端部ま
で視線ポインタ62を移動させるのに、トラックボール
31を操作させるようにすると、その操作は大変面倒な
ものとなる。しかしながら、この実施例のように、所定
の時間以上の固視位置に移動させるようにすると、迅速
かつ確実な移動が可能となる。
【0042】クリック操作をしたとき、その時点におけ
る視点位置に視線ポインタを直ちに移動させるようにす
ることも可能であるが、そのようにすると、誤ってクリ
ック操作がされると直ちに移動が行われてしまい、却っ
て操作性が悪化する。そこで、上記実施例のように、一
定時間以上の固視が行われた場合のみ、移動を可能にす
るのが好ましい。
【0043】また、ヘッドマウントディスプレイにおい
ては、画像が使用者の視野に常に供給された状態となっ
ており、ヘッドマウントディスプレイを頭部から取り外
さない限り、使用者は画像から視線を外すことができな
い。この状態で、視線位置の近傍に視線ポインタ62を
常に表示するようにしておくと、目障りとなるばかりで
なく、オリジナルの画像が見難くなる。そこで、一定時
間が経過したとき、消去するのが好ましい。
【0044】次に、本発明の画像表示装置の第2の実施
例について説明する。第2の実施例の構成は、第1の実
施例の構成と同じであるため、構成の説明は省略し、図
7のフローチャートを参照して、動作の説明をする。
【0045】最初に、ステップS51において、使用者
がトラックボール31をクリックすると、CPU3は、
視線位置の検出を開始するように、視線処理部2に対し
て指示する。そして、ステップS52において、第1の
実施例の動作のステップS22と同様に、視線位置検出
処理(図5)が行われる。
【0046】続いて、ステップS53において、CPU
3は、固視時間が2秒以上になるまで待機する。2秒以
上の固視が確認された場合、ステップS54に進む。
【0047】ステップS54において、CPU3はトラ
ックボール31が操作されたか否かを判断し、トラック
ボール31が操作されていない場合、ステップS53に
戻り、再び固視時間が2秒以上になるまで待つ。トラッ
クボール31が操作された場合、ステップS55に進
み、CPU3は、OSD回路4に対して、視線位置64
に視線ポインタ62を表示するように指示する。
【0048】そして、OSD回路4は、CPU3の指示
に従って、視線ポインタ62の画像データを作成し、V
RAM5に出力する。VRAM5は、オリジナルの画像
データに視線ポインタ62の画像データを重ねて、LC
D21に出力し、LCD21は、この画像を表示する。
【0049】次に、ステップS56において、CPU3
は、トラックボールポインタモードを設定し、使用者
が、トラックボール31を操作して、視線ポインタ62
を移動できるようにする。
【0050】次に、ステップS57において、CPU3
はトラックボール31が操作されたか否かを判断し、ト
ラックボール31が操作された場合、CPU3は、ステ
ップS59において、対応する処理を行った後、ステッ
プS57に戻る。
【0051】トラックボール31が操作されていない場
合、CPU3は、ステップS58において、トラックボ
ール31が操作されていない期間が5秒以上か否か判断
し、この期間が5秒に満たない場合、ステップS57に
戻る。
【0052】5秒以上トラックボール31の操作が行わ
れていない場合、CPU3は、ステップS60に進み、
OSD回路4に対して、視線ポインタ62を消去するよ
うに指示する。OSD回路4が、VRAM5に記憶され
ている視線ポインタ62の画像データを消去した後、視
線ポインタ操作を終了する。
【0053】このようにして、視線とトラックボールを
併用して、視線ポインタ62を操作することができ、ま
た、一定の時間、トラックボールの操作がない場合、視
線ポインタを消去することができる。
【0054】なお、上記実施例においては、入力部8に
おいてトラックボール31を使用しているが、トラック
ボール31の代わりに、マウスなどの指示装置を用いる
こともできる。
【0055】以上の実施例においては、固視が2秒間継
続すると、視線ポインタが表示されるようにしたが、使
用者がこの時間を任意の値に設定することができるよう
にすることもできる。
【0056】また、以上の実施例においては、トラック
ボール31が、5秒以上操作されない場合、視線ポイン
タ62を消去するようにしたが、使用者がこの時間も任
意の値に設定することができるようにすることもでき
る。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の画像表
示装置および請求項3に記載の画像表示方法によれば、
使用者が所定の時間以上、固視したとき、ポインタを移
動するようにしたので、迅速かつ確実に、所望の位置に
ポインタを移動することができる。
【0058】また、請求項2に記載の画像表示装置およ
び請求項4に記載の画像表示方法によれば、所定の時
間、ポインタが移動されない場合、ポインタを消去する
ようにしたので、目障りな状態を抑制することができ、
オリジナルの画像を見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の第1の実施例の構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例において、校正の処理を説明する
フローチャートである。
【図3】図1の実施例において、校正の処理で表示され
る画像を示す図である。
【図4】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】図4のステップS22における視線位置検出処
理の詳細を説明するフローチャートである。
【図6】図1の実施例において表示される視線ポインタ
62の例を示す図である。
【図7】本発明の画像表示装置の第2の実施例の動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ヘッドマウントディスプレイ(HMD) 2 視線処理部 3 CPU 4 OSD回路 5 VRAM 6 ROM 7 RAM 8 入力部 21,21L,21R 液晶ディスプレイ(LCD)
(表示手段) 21A 表示画像 22,22L,22R 視線検出器(検出手段) 31 トラックボール 41 視標 61 注視点 62 視線ポインタ 63 周辺視野 64 視線位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像とポインタを表示する表示手段と、 前記表示手段における使用者の視線位置を検出する検出
    手段と、 前記ポインタを発生、表示するとき操作される操作手段
    と、 前記使用者が前記表示手段を所定の時間以上固視したと
    き、その位置に、前記ポインタを移動、表示させる移動
    手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 画像とポインタを表示する表示手段と、 前記表示手段における使用者の視線位置を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出した位置に、前記ポインタを表示さ
    せる表示位置制御手段と、 前記ポインタを移動させるとき操作される操作手段と、 前記ポインタが所定の時間、移動されない場合、前記ポ
    インタを消去する消去手段とを備えることを特徴とする
    画像表示装置。
  3. 【請求項3】 画像を表示し、 前記画像における使用者の視線位置を検出し、 前記視線位置にポインタを発生、表示し、 前記使用者が所定の時間以上固視したとき、その位置
    に、前記ポインタを移動、表示することを特徴とする画
    像表示方法。
  4. 【請求項4】 画像を表示し、 前記画像における使用者の視線位置を検出し、 前記視線位置に、ポインタを発生、表示し、 前記使用者が所定の操作をしたとき前記ポインタを移動
    させ、 前記ポインタが所定の時間、移動されない場合、前記ポ
    インタを消去することを特徴とする画像表示方法。
JP7282834A 1995-10-31 1995-10-31 画像表示装置および方法 Withdrawn JPH09128138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7282834A JPH09128138A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 画像表示装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7282834A JPH09128138A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 画像表示装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09128138A true JPH09128138A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17657688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7282834A Withdrawn JPH09128138A (ja) 1995-10-31 1995-10-31 画像表示装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09128138A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138421A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Mic Ware:Kk 地図表示装置、地図表示方法、およびプログラム
EP2784632A2 (en) 2013-03-25 2014-10-01 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device
US8933886B2 (en) 2010-06-17 2015-01-13 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Instruction input device, instruction input method, program, recording medium, and integrated circuit
WO2015092995A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社デンソー 表示制御装置、表示制御プログラム、及び表示制御プログラム製品
WO2017104089A1 (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 日立マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ連携表示システム、及び、表示装置とヘッドマウントディスプレイとを含むシステム、及び、その表示装置
WO2017191701A1 (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138421A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Mic Ware:Kk 地図表示装置、地図表示方法、およびプログラム
US8933886B2 (en) 2010-06-17 2015-01-13 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Instruction input device, instruction input method, program, recording medium, and integrated circuit
EP2784632A2 (en) 2013-03-25 2014-10-01 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device
US9335547B2 (en) 2013-03-25 2016-05-10 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device
US9921646B2 (en) 2013-03-25 2018-03-20 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device
WO2015092995A1 (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社デンソー 表示制御装置、表示制御プログラム、及び表示制御プログラム製品
JP2015118531A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社デンソー 表示制御装置およびプログラム
WO2017104089A1 (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 日立マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ連携表示システム、及び、表示装置とヘッドマウントディスプレイとを含むシステム、及び、その表示装置
JPWO2017104089A1 (ja) * 2015-12-18 2018-10-04 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ連携表示システム、及び、表示装置とヘッドマウントディスプレイとを含むシステム、及び、その表示装置
WO2017191701A1 (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JPWO2017191701A1 (ja) * 2016-05-02 2018-10-18 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11640061B2 (en) Near eye display system and operation method thereof
US10488925B2 (en) Display control device, control method thereof, and display control system
US20210382559A1 (en) Ui for head mounted display system
US6124843A (en) Head mounting type image display system
US7872635B2 (en) Foveated display eye-tracking system and method
KR20170104463A (ko) 개선된 디스플레이를 위한 시스템 및 방법
US5790099A (en) Display device
JPH11202256A (ja) 頭部搭載型画像表示装置
JP5141522B2 (ja) 視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置
JPH0822385A (ja) 視線対応表示方法及び装置
JP2018518218A (ja) 外科手術システムを制御するための手術器具のトラッキング
JP2005301144A (ja) 虚像表示装置およびプログラム
WO2017051595A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2006285715A (ja) 視線検出システム
CN104271087B (zh) 用于控制角膜切除激光的技术
JPH09128138A (ja) 画像表示装置および方法
JP2017024444A (ja) 画像生成装置および画像生成方法
JP5644414B2 (ja) 覚醒度判定装置、覚醒度判定方法及びプログラム
JP2005261728A (ja) 視線方向認識装置及び視線方向認識プログラム
EP3944228A1 (en) Electronic device, method for controlling electronic device, program, and storage medium
JP2001134371A (ja) 視線検出装置
CN110794590A (zh) 虚拟现实显示系统及其显示方法
JP2000010723A (ja) 視線センサのキャリブレーション方法、視線入力装置およびプログラム記憶媒体
US6445387B1 (en) Interface method for searching virtual space based on body icon
CN211786414U (zh) 虚拟现实显示系统

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107