JPH09127172A - 保護リレー試験装置 - Google Patents
保護リレー試験装置Info
- Publication number
- JPH09127172A JPH09127172A JP7281158A JP28115895A JPH09127172A JP H09127172 A JPH09127172 A JP H09127172A JP 7281158 A JP7281158 A JP 7281158A JP 28115895 A JP28115895 A JP 28115895A JP H09127172 A JPH09127172 A JP H09127172A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- generating circuit
- current
- voltage
- protection relay
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- Pending
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自身が出力する電流信号又は電圧信号の出力
値がフィードバックされるようにし、出力値と設定値と
の差がなくなるように、自動的に出力値を補正できるよ
うにする。 【解決手段】 保護リレー試験装置１では、設定値に基
づいて電流発生回路１ｂ又は電圧発生回路１ｃとからそ
れぞれ電流信号又は電圧信号を出力する。計測器３で
は、保護リレー２で得られた電流発生回路１ｂ又は電圧
発生回路１ｃからの電流値又は電圧値を計測・演算部３
ｃで測定し、この測定値を通信回路３ｄから保護リレー
試験装置１の通信回路１ｅへ送信する。保護リレー試験
装置１のＣＰＵ１ａは、送信された測定値と設定値とを
比較し両者の差がなくなるように、電流発生回路１ｂ又
は電圧発生回路１ｃが出力する電流値又は電圧値を補正
する。
値がフィードバックされるようにし、出力値と設定値と
の差がなくなるように、自動的に出力値を補正できるよ
うにする。 【解決手段】 保護リレー試験装置１では、設定値に基
づいて電流発生回路１ｂ又は電圧発生回路１ｃとからそ
れぞれ電流信号又は電圧信号を出力する。計測器３で
は、保護リレー２で得られた電流発生回路１ｂ又は電圧
発生回路１ｃからの電流値又は電圧値を計測・演算部３
ｃで測定し、この測定値を通信回路３ｄから保護リレー
試験装置１の通信回路１ｅへ送信する。保護リレー試験
装置１のＣＰＵ１ａは、送信された測定値と設定値とを
比較し両者の差がなくなるように、電流発生回路１ｂ又
は電圧発生回路１ｃが出力する電流値又は電圧値を補正
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動補正を行える
保護リレー試験装置に関する。
保護リレー試験装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】保護リレーは、電力系統のどこかに短絡
または接地事故等の事故が発生した場合、または電力系
統に悪影響を与えるような異常運転が行われた場合に、
かかる異常状態を検出し、その部分を速やかに電力系統
から切り離すように指令を発することを任務としてい
る。このような保護リレーは、例えば発変電所等に設置
される受配電機器に適用される。
または接地事故等の事故が発生した場合、または電力系
統に悪影響を与えるような異常運転が行われた場合に、
かかる異常状態を検出し、その部分を速やかに電力系統
から切り離すように指令を発することを任務としてい
る。このような保護リレーは、例えば発変電所等に設置
される受配電機器に適用される。
【０００３】ところで、実際に保護リレーを電力系統に
取付けて使用しているうちに、保護リレーの特性が劣化
したり故障等が生じることがあるので、適時保護リレー
試験装置を使用して試験を行い、常に一定規格を満たし
た保護リレーであることを保証しておく必要がある。
取付けて使用しているうちに、保護リレーの特性が劣化
したり故障等が生じることがあるので、適時保護リレー
試験装置を使用して試験を行い、常に一定規格を満たし
た保護リレーであることを保証しておく必要がある。
【０００４】保護リレー試験装置は電流発生回路や電圧
発生回路を具備しており、これらの回路からの電流信号
や電圧信号が保護リレーに送信されるようになってい
る。そして、保護リレー試験装置の電流発生回路や電圧
発生回路への設定値と、保護リレーが得た電気量を測定
する計測器の計測値（すなわち、電流発生回路や電圧発
生回路の出力値）とを目視にて比較し、両者の差がなく
なるように、人手により計測値が所定の値になるように
調整している。
発生回路を具備しており、これらの回路からの電流信号
や電圧信号が保護リレーに送信されるようになってい
る。そして、保護リレー試験装置の電流発生回路や電圧
発生回路への設定値と、保護リレーが得た電気量を測定
する計測器の計測値（すなわち、電流発生回路や電圧発
生回路の出力値）とを目視にて比較し、両者の差がなく
なるように、人手により計測値が所定の値になるように
調整している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな保護リレー試験装置では、人手による調整が必要で
あり、手間と時間を要する。また、出力値変更が度重な
ると、その都度人手による調整が必要となって煩雑な作
業となっていた。本発明の目的は、自動補正を行えるよ
うにした試験の自動化を図った保護リレー試験装置を提
供することにある。
うな保護リレー試験装置では、人手による調整が必要で
あり、手間と時間を要する。また、出力値変更が度重な
ると、その都度人手による調整が必要となって煩雑な作
業となっていた。本発明の目的は、自動補正を行えるよ
うにした試験の自動化を図った保護リレー試験装置を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、設定値に基づいた基準電流信号又は基準電
圧信号を出力する電流発生回路又は電圧発生回路と、保
護リレーで得られる前記電流発生回路又は電圧発生回路
が発生する電流値又は電圧値を測定する計測手段の計測
値を入力する入力手段と、入力手段で得た計測値と電流
発生回路又は電圧発生回路への設定値とを比較し、その
差分に応じて保護リレーへ出力される電流発生回路又は
電圧発生回路の電流値又は電圧値を補正する補正手段と
を備えたことを要旨とする。
に本発明は、設定値に基づいた基準電流信号又は基準電
圧信号を出力する電流発生回路又は電圧発生回路と、保
護リレーで得られる前記電流発生回路又は電圧発生回路
が発生する電流値又は電圧値を測定する計測手段の計測
値を入力する入力手段と、入力手段で得た計測値と電流
発生回路又は電圧発生回路への設定値とを比較し、その
差分に応じて保護リレーへ出力される電流発生回路又は
電圧発生回路の電流値又は電圧値を補正する補正手段と
を備えたことを要旨とする。
【０００７】このような構成において、自身の電流発生
回路又は電圧発生回路の出力値がフィードバックされる
ようにし、出力値と設定値との差がなくなるように補正
手段で電流発生回路又は電圧発生回路の出力値を補正す
る。
回路又は電圧発生回路の出力値がフィードバックされる
ようにし、出力値と設定値との差がなくなるように補正
手段で電流発生回路又は電圧発生回路の出力値を補正す
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図１は本発明の保護リレー試験装置
の第１の実施例を示す構成図である。同図において、保
護リレー２に対して保護リレー試験装置１の電流発生回
路１ｂ又は電圧発生回路１ｃから出力される電流信号又
は電圧信号は、同時に外部の計測器３の入力回路３ａに
も送信され、計測・演算部３ｃにて測定される。
参照して説明する。図１は本発明の保護リレー試験装置
の第１の実施例を示す構成図である。同図において、保
護リレー２に対して保護リレー試験装置１の電流発生回
路１ｂ又は電圧発生回路１ｃから出力される電流信号又
は電圧信号は、同時に外部の計測器３の入力回路３ａに
も送信され、計測・演算部３ｃにて測定される。
【０００９】この計測値は、計測器３に具備されている
通信回路３ｄにより保護リレー試験装置１の通信回路１
ｅへ送信される。保護リレー試験装置１では、ＣＰＵ１
ａでフィードバックされた値と当初の設定値とを比較演
算し、その差異をなくすよう自動補正を実施し、その後
の出力値に反映させる。ここでの比較演算は、保護リレ
ー試験装置１から電気量が出力されているときには刻々
と実施され、補正結果も随時出力値へ反映される。
通信回路３ｄにより保護リレー試験装置１の通信回路１
ｅへ送信される。保護リレー試験装置１では、ＣＰＵ１
ａでフィードバックされた値と当初の設定値とを比較演
算し、その差異をなくすよう自動補正を実施し、その後
の出力値に反映させる。ここでの比較演算は、保護リレ
ー試験装置１から電気量が出力されているときには刻々
と実施され、補正結果も随時出力値へ反映される。
【００１０】また、図２は第２の実施例を示す構成図で
ある。基本的には図１で示したものと同様の動作をする
が、保護リレー２に対し保護リレー試験装置１内の電流
発生回路１ｂ、電圧発生回路１ｃから出力される電気量
は、自試験装置内の計測・演算部１ｆへフィードバック
されることが異なっている。保護リレー試験装置１で
は、フィードバックされてきた値と当初の設定値とを比
較演算し、その差異をなくすよう自動補正を実施し、そ
の後の出力値に反映させる。ここでも、比較演算は保護
リレー試験装置１から電気量が出力されているときは刻
々と実施され、補正結果も随時出力値へ反映される。
ある。基本的には図１で示したものと同様の動作をする
が、保護リレー２に対し保護リレー試験装置１内の電流
発生回路１ｂ、電圧発生回路１ｃから出力される電気量
は、自試験装置内の計測・演算部１ｆへフィードバック
されることが異なっている。保護リレー試験装置１で
は、フィードバックされてきた値と当初の設定値とを比
較演算し、その差異をなくすよう自動補正を実施し、そ
の後の出力値に反映させる。ここでも、比較演算は保護
リレー試験装置１から電気量が出力されているときは刻
々と実施され、補正結果も随時出力値へ反映される。
【００１１】このように、電流発生回路１ｂ又は電圧発
生回路１ｃからの出力値をフィードバック値し、ＣＰＵ
１ａにて設定値と出力値を比較して両者の差がなくなる
ように出力値を刻々と補正するようにしたので、実際の
出力値が所定値に達していることの確認、試験性能の高
精度化、試験の自動化が実現可能となる。これにより、
人手の作業も不要にすることができる。
生回路１ｃからの出力値をフィードバック値し、ＣＰＵ
１ａにて設定値と出力値を比較して両者の差がなくなる
ように出力値を刻々と補正するようにしたので、実際の
出力値が所定値に達していることの確認、試験性能の高
精度化、試験の自動化が実現可能となる。これにより、
人手の作業も不要にすることができる。
【００１２】一方、図３は第３の実施例を示す図であ
る。ここでは、保護リレー２内部に小型高精度な計測・
演算部２ａを内蔵し、通信回路２ｂを具備することで、
保護リレーへの入力電気量を計測し、この結果を通信回
路２ｂを通じて保護リレー試験装置１の通信回路１ｅへ
フィードバックする。保護リレー試験装置１では、通信
によってフィードバックされてきた値と当初の設定値と
を比較演算し、その差異をなくすよう自動補正を実施
し、その後の出力値に反映させる。
る。ここでは、保護リレー２内部に小型高精度な計測・
演算部２ａを内蔵し、通信回路２ｂを具備することで、
保護リレーへの入力電気量を計測し、この結果を通信回
路２ｂを通じて保護リレー試験装置１の通信回路１ｅへ
フィードバックする。保護リレー試験装置１では、通信
によってフィードバックされてきた値と当初の設定値と
を比較演算し、その差異をなくすよう自動補正を実施
し、その後の出力値に反映させる。
【００１３】なお、本実施例では、保護リレー試験装置
１が保護リレー２を試験するという観点から、保護リレ
ー２内部に内蔵する計測・演算部２ａは、既に通常の計
測器規格を満足しているものを採用するものとする。こ
の採用により、試験設備および試験スペースの削減も可
能となる。
１が保護リレー２を試験するという観点から、保護リレ
ー２内部に内蔵する計測・演算部２ａは、既に通常の計
測器規格を満足しているものを採用するものとする。こ
の採用により、試験設備および試験スペースの削減も可
能となる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、設定値に
基づいた基準電流信号又は基準電圧信号を出力する電流
発生回路又は電圧発生回路と、保護リレーで得られる電
流発生回路又は電圧発生回路が発生する電流値又は電圧
値を測定する計測手段の計測値を入力する入力手段と、
入力手段で得た計測値と電流発生回路又は電圧発生回路
への設定値とを比較し、その差分に応じて保護リレーへ
出力される電流発生回路又は電圧発生回路の電流値又は
電圧値を補正する補正手段とを備えたので、自動補正が
行え、自動的に保護リレーの試験を行える保護リレー試
験装置を提供することができる。
基づいた基準電流信号又は基準電圧信号を出力する電流
発生回路又は電圧発生回路と、保護リレーで得られる電
流発生回路又は電圧発生回路が発生する電流値又は電圧
値を測定する計測手段の計測値を入力する入力手段と、
入力手段で得た計測値と電流発生回路又は電圧発生回路
への設定値とを比較し、その差分に応じて保護リレーへ
出力される電流発生回路又は電圧発生回路の電流値又は
電圧値を補正する補正手段とを備えたので、自動補正が
行え、自動的に保護リレーの試験を行える保護リレー試
験装置を提供することができる。
【図１】本発明の保護リレー試験装置の第１の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
【図２】本発明の保護リレー試験装置の第２の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
【図３】本発明の保護リレー試験装置の第３の実施例を
示す構成図。
示す構成図。
１…保護リレー試験装置、１ａ…ＣＰＵ、１ｂ…電流発
生回路、１ｃ…電圧発生回路、２…保護リレー、３…計
測器、１ｆ、２ａ、３ｃ…計測・演算部
生回路、１ｃ…電圧発生回路、２…保護リレー、３…計
測器、１ｆ、２ａ、３ｃ…計測・演算部
Claims (3)
- 【請求項１】 設定値に基づいた基準電流信号又は基準
電圧信号を出力する電流発生回路又は電圧発生回路と、
保護リレーで得られる前記電流発生回路又は電圧発生回
路が発生する電流値又は電圧値を測定する計測手段の計
測値を入力する入力手段と、この入力手段で得た計測値
と前記電流発生回路又は電圧発生回路への設定値とを比
較し、その差分に応じて保護リレーへ出力される前記電
流発生回路又は電圧発生回路の電流値又は電圧値を補正
する補正手段とを有する保護リレー試験装置。 - 【請求項２】 設定値に基づいた基準電流信号又は基準
電圧信号を出力する電流発生回路又は電圧発生回路と、
保護リレーで得られる前記電流発生回路又は電圧発生回
路が発生する電流値又は電圧値を測定する計測手段と、
この計測手段の計測値と前記電流発生回路又は電圧発生
回路への設定値とを比較し、その差分に応じて保護リレ
ーへ出力される前記電流発生回路又は電圧発生回路の電
流値又は電圧値を補正する補正手段とを有する保護リレ
ー試験装置。 - 【請求項３】 設定値に基づいた基準電流信号又は基準
電圧信号を出力する電流発生回路又は電圧発生回路と、
保護リレーに設けられた前記電流発生回路又は電圧発生
回路が発生する電流値又は電圧値を測定する計測手段の
計測値を入力する入力手段と、この入力手段で得た計測
値と前記電流発生回路又は電圧発生回路への設定値とを
比較し、その差分に応じて保護リレーへ出力される前記
電流発生回路又は電圧発生回路の電流値又は電圧値を補
正する補正手段とを有する保護リレー試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281158A JPH09127172A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 保護リレー試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7281158A JPH09127172A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 保護リレー試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09127172A true JPH09127172A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17635170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7281158A Pending JPH09127172A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 保護リレー試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09127172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018164330A1 (ko) * | 2017-03-10 | 2018-09-13 | 한국전력공사 | 보호계전기 시험장비 운용 장치 및 방법 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP7281158A patent/JPH09127172A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018164330A1 (ko) * | 2017-03-10 | 2018-09-13 | 한국전력공사 | 보호계전기 시험장비 운용 장치 및 방법 |
| US11101635B2 (en) | 2017-03-10 | 2021-08-24 | Korea Electric Power Corporation | Protective relay test equipment operation device and method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |