JPH09118736A - アロファネート基および必要に応じイソシアヌレート基を有するポリイソシアネート - Google Patents

アロファネート基および必要に応じイソシアヌレート基を有するポリイソシアネート

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JPH09118736A
JPH09118736A JP8262354A JP26235496A JPH09118736A JP H09118736 A JPH09118736 A JP H09118736A JP 8262354 A JP8262354 A JP 8262354A JP 26235496 A JP26235496 A JP 26235496A JP H09118736 A JPH09118736 A JP H09118736A
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isocyanate
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Myron W Shaffer
マイロン・ダブリユー・シヤフアー
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Bayer Corp
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アロファネート基を有すると共にHMDIに
基づく熱安定性のポリイソシアネートを提供する。 【解決手段】 (i) 実質的にヒドロキシル基および
イソシアネート基を含まず、(ii) 1分子当り平均
して少なくとも2個のウレタン基を有し、(iii)
線状もしくは分枝鎖の脂肪族イソシアネートと有機ヒド
ロキシル化合物との反応生成物である化合物をウレタン
基に対し過剰量の4,4′−ビス(イソシアナトシクロ
ヘキシル)−メタンと反応させてアロファネート基と必
要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシアネ
ートを生成させ、必要に応じ未反応の過剰4,4′−ビ
ス(イソシアナトシクロヘキシル)−メタンの少なくと
も1部を除去することにより製造されたアロファネート
基および必要に応じイソシアヌレート基を有するポリイ
ソシアネート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アロファネート基
と必要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシ
アネート、これらポリイソシアネートの製造方法、およ
び被覆組成物における結合剤もしくは結合剤成分として
のその使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アロファネート基を有するポリイソシア
ネートおよび被覆組成物におけるイソシアネート成分と
してのその使用は公知であって米国特許第4,160,
080号、第4,177,342号および第4,73
8,991号に記載されている。アロファネート基とイ
ソシアヌレート基とを有するポリイソシアネートも公知
であって米国特許第5,124,427号、第5,20
8,334号、第5,235,018号、第5,29
0,902号および第5,444,146号に開示され
ている。これらポリイソシアネートの製造は一般に、過
剰量の好ましくは脂肪族もしくは脂環式のジイソシアネ
ートをアロファネート基の形成を促進する触媒またはア
ロファネート基とイソシアヌレート基との両者の形成を
促進する触媒の存在下に一価もしくは多価アルコールと
反応させて行われる。反応が完結した後、過剰の未反応
モノマージイソシアネートを蒸留によって除去し、用い
たジイソシアネートに応じて広範囲に変化しうる性質を
持った生成物を生成させる。芳香族ジイソシアネートか
らのアロファネート基を有するポリイソシアネートの製
造が米国特許第3,769,318号に記載されてい
る。これら芳香族アロファネート ポリイソシアネート
の1つの欠点はその貧弱な熱不安定性である。薄膜蒸留
に際しアロファネート ポリイソシアネートは組込まれ
たジイソシアネートを再生して、アロファネート化反応
の後に過剰のジイソシアネートを完全分離することを不
可能にする。
【0003】4,4′−ビス−(イソシアナトシクロヘ
キシル)−メタン(HMDI)に基づくアロファネート
ポリイソシアネートについては、過剰のジイソシアネ
ートを許容しうるレベルまで分離することができる。し
かしながら、アロファネートポリイソシアネートの分解
がモノマーの除去を可能にするような遅い速度で生じう
るので、得られるポリイソシアネートが熱安定性である
ことを意味しない。アロファネート ポリイソシアネー
トの分解は全て収率に影響を及ぼし、除去せねばならな
いモノマーの量を増加させ、さらに最終生物にウレタン
基含有化合物が存在するため不利である。アロファネー
ト ポリイソシアネートを一官能性アルコールから製造
する場合、ウレタン基含有化合物はモノイソシアネート
であって、これはポリイソシアネートをその後にコーチ
ングの製造につき使用する際に連鎖停止剤として作用す
るので一層不利となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、アロファネート基を有すると共にHMDIに基づ
く熱安定性のポリイソシアネートを提供することにあ
る。この課題は以下詳細に説明する本発明によって解決
することができる。本発明によれば、アロファネート基
を有するポリイソシアネートはウレタン化反応およびそ
の後のアロファネート化反応および必要に応じ三量化反
応につき異なるイソシアネート成分を使用して作成され
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(i) 実質
的にヒドロキシル基およびイソシアネート基を含まず、
(ii) 1分子当り平均して少なくとも2個のウレタ
ン基を有し、(iii) 線状もしくは分枝鎖の脂肪族
イソシアネートと有機ヒドロキシル化合物との反応生成
物である化合物をウレタン基に対し過剰量の4,4′−
ビス−(イソシアナトシクロヘキシル)−メタンと反応
させてアロファネート基と必要に応じイソシアヌレート
基とを有するポリイソシアネートを生成させ、必要に応
じ未反応の過剰4,4′−ビス−(イソシアナトシクロ
ヘキシル)−メタンの少なくとも1部を除去することに
より製造されたことを特徴とするアロファネート基およ
び必要に応じイソシアヌレート基と有するポリイソシア
ネートに関するものである。
【0006】さらに本発明は、(i)実質的にヒドロキ
シル基およびイソシアネート基を含まず、(ii) 1
分子当り平均して少なくとも2個のウレタン基を有し、
(iii) 線状もしくは分枝鎖の脂肪族イソシアネー
トと有機ヒドロキシル化合物との反応生成物である化合
物をウレタン基に対し過剰量のビス−(4−イソシアナ
トシクロヘキシル)−メタンと反応させてアロファネー
ト基と必要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイ
ソシアネートを生成させ、必要に応じ未反応の過剰ビス
−(4−イソシアナトシクロヘキシル)−メタンの少な
くとも1部を除去することを特徴とするアロファネート
基を有するポリイソシアネートの製造方法にも関するも
のである。最後に本発明は、被覆組成物における結合剤
もしくは結合剤成分としてのこれらポリイソシアネート
の使用にも関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による方法の出発物質はウ
レタン基を有する化合物およびビス−(4−イソシアナ
トシクロヘキシル)−メタン(HMDI)であり、これ
らを互いに反応させてアロファネート基と必要に応じイ
ソシアヌレート基とを有するポリイソシアネートを生成
させる。ウレタン基を有する化合物は1分子当り平均し
て少なくとも2個のウレタン基を有すると共に、出発物
質の化学量論から計算して1500未満、好ましくは1
000未満、より好ましくは500未満の数平均分子量
を有する。これら化合物はイソシアネート基およびヒド
ロキシル基を実質的に含まず、すなわち化合物(a)の
NCO含有量は2重量%未満、好ましくは0.5重量%
未満、より好ましくは0.2重量%未満であり、ヒドロ
キシル基含有量は1重量%未満、好ましくは0.3重量
%未満、より好ましくは0.1重量%未満である。この
目的は、これら化合物の製造に際し出発成分を1.2:
1〜1:1.2、好ましくは1.1:1〜1:1.1、
より好ましくは1:1のNCO/OH当量比で反応させ
て達成することができる。ウレタン基を形成させる反応
は一般に20〜130℃、好ましくは50〜90℃の温
度にて行われる。反応は好ましくは溶融物で行われる
が、適する有機溶剤を使用することもできる。
【0008】ウレタン基有する化合物の製造につき使用
するイソシアネートは99〜400、好ましくは140
〜300の分子量と10〜60重量%、好ましくは18
〜60重量%、より好ましくは30〜50重量%のNC
O含有量とを有する線状もしくは分枝鎖の脂肪族モノ
−、ジ−および/またはポリ−イソシアネートから選択
される。これらイソシアネートの平均NCO官能価は1
〜3、好ましくは1〜2、より好ましくは2である。単
独で或いはジイソシアネートと混合して使用することに
よりウレタン基を有する化合物を製造しうるモノイソシ
アネートの例は、たとえばn−ブチルイソシアネートも
しくはn−ヘキシルイソシアネートのような4〜18個
の炭素原子を有する脂肪族モノイソシアネートを包含す
る。適するジイソシアネートの例は1,4−テトラメチ
レンジイソシアネート、1,5−ペンタメチレンジイソ
シアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアネート、1,11−ウンデカメチレ
ンジイソシアネートおよび1,12−ドデカメチレンジ
イソシアネートを包含する。1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネートが好適である。さらに、たとえば4−イ
ソシアナトメチル−1,8−オクタメチレンジイソシア
ネートのようなポリイソシアネートも適している。
【0009】ビウレット基、ウレトジオン基、イソシア
ヌレート基もしくはカルボジイミド基を有する先のイソ
シアネートの誘導体もウレタン基を有する化合物の製造
に適するが好適ではない。ウレタン基を有する化合物の
製造に適するアルコールは32〜900、好ましくは7
4〜300の分子量を有する一価〜六価のアルコールお
よびこれらアルコールの混合物から選択される。適する
一価アルコールの例は飽和一価アルコール、たとえばメ
タノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパ
ノール、メトキシプロパノールおよび異性型ブタノー
ル、ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、デカ
ノール、ドデカノールおよびオクタデカノールを包含す
る。多価アルコールの例はエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオール−1,4、ヘキサンジ
オール−1,6、ネオペンチルグリコール、2−メチル
プロパンジオール−1,3、2,2,4−トリメチルペ
ンタンジオール−1,3、ダイマー脂肪族アルコール、
トライマー脂肪族アルコール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、トリメチロールエタン、異性型ヘキサン
トリオール、ペンタエリスリトールおよびソルビトール
を包含する。たとえばアリルアルコール、トリメチロー
ルプロパンジアリルエーテル、ブテンジオールおよび一
官能性アルコールのような不飽和アルコールも適してお
り、これらは対応の酸または不飽和合成脂肪酸および天
然脂肪酸の酸混合物から誘導される。
【0010】さらに、前記した一価アルコールおよび多
価アルコールのエーテル基を有するアルコキシル化生成
物および/または脂肪もしくは油のヒドロキシル基を有
し多価アルコール(特にグリセリン、トリメチロールプ
ロパンもしくはペンタエリスリトール)によるエステル
交換生成物も適しているが好適でない。好ましくはアル
コール成分は一価アルコール、より好ましくは1〜10
個の炭素原子を有する一価アルコール、特に好ましくは
3〜8個の炭素原子を有する一価アルコールである。ウ
レタン基を有する化合物の分子量は、イソシアネート成
分およびアルコール成分の適する選択により、特にその
平均官能価により調整される。高分子量のウレタン基含
有化合物が本発明には適していないので、イソシアネー
ト成分および/またはアルコール成分の少なくとも1部
を、ウレタン基を形成する反応に際し連鎖停止をもたら
す一官能性成分で構成する。これは、イソシアネート成
分およびアルコール成分の平均官能価が2未満であるこ
とを意味する。さらに本発明によれば、たとえば欧州特
許出願公開明細書第0,027,940号、同第0,0
27,952号、同第0,027,953号、同第0,
323,514号および同第0,355,443号に記
載された公知の「ホスゲンフリーのウレタン合成」のよ
うな他の方法により作成されたウレタン基含有混合物を
使用することも可能である。
【0011】ウレタン基を有する化合物を作成した後、
これらを4,4′−ビス−(イソシアナトシクロヘキシ
ル)−メタン(HMDI)と反応させる。本発明によれ
ば、HMDIは4,4′−ビス−(イソシアナトシクロ
ヘキシル)−メタンとその2,4′−および/または
2,2′−異性体との混合物をも包含する。ウレタン基
含有化合物とHMDIとの反応は3:1〜100:1、
好ましくは6:1〜60:1、より好ましくは8:1〜
30:1のNCO/ウレタン当量比にて50〜250
℃、好ましくは60〜150℃、より好ましくは70〜
120℃の温度にて行われる。アロファネート基含有ポ
リイソシアネートの適する製造方法は公知であって米国
特許第3,769,318号、第4,160,080
号、第4,177,342号、および第4,738,9
91号(その開示をここに参考のため引用する)に記載
されている。出発ジイソシアネート混合物のアロファネ
ート化は、イソシアネート基に対し不活性である溶剤の
不存在下または存在下で行うことができる。本発明によ
る生成物の使用分野に応じ、低〜中沸点の溶剤もしくは
高沸点の溶剤を使用することができる。適する溶剤はエ
ステル、たとえば酢酸エチルもしくは酢酸ブチル;ケト
ン、たとえばアセトンもしくはブタノン;芳香族化合
物、たとえばトルエンもしくはキシレン;ハロゲン化炭
化水素、たとえば塩化メチレンおよびトリクロルエチレ
ン;エーテル、たとえばジイソプロピルエーテル;並び
にアルカン、たとえばシクロヘキサン、石油エーテルも
しくはリグロインを包含する。
【0012】アロファネート基の形成を促進する触媒を
使用する代わりに、本発明によればイソシアヌレート基
の形成を促進する触媒を使用したり或いはアロファネー
ト基およびイソシアヌレート基の形成を促進する触媒を
使用することも可能である。イソシアヌレート基とアロ
ファネート基とを有するポリイソシアネートを製造する
のに適する方法および触媒は公知であって米国特許第
5,124,427号、第5,208,334号、第
5,235,018号、第5,290,902号および
第5,444,146号(その開示をここに参考のため
引用する)に記載されている。出発ジイソシアネート混
合物の三量化はイソシアネート基に対し不活性である溶
剤(たとえば上記したもの)の不存在下または存在下で
行うことができる。
【0013】適する触媒の例は水酸化テトラアルキルア
ンモニウムもしくは水酸化アリールアルキルアンモニウ
ム;金属塩、たとえば塩化鉄(III)もしくはオクタ
ン酸カリウム;亜鉛化合物、たとえばステアリン酸亜
鉛、オクタン酸亜鉛、ナフテン酸亜鉛もしくはアセチル
アセトン酸亜鉛;錫化合物、たとえばオクタン酸錫(I
I)、エチルヘキサン酸錫(II)、ラウリン酸錫(I
I)、酸化ジブチル錫、二塩化ジブチル錫、二酢酸ジブ
チル錫、ジラウリン酸ジブチル煤、マレイン酸ジブチル
錫もしくは二酢酸ジオクチル錫;アルミニウムトリ(エ
チルアセトアセテート);並びにマンガン、コバルトも
しくはニッケルと鉱酸、たとえばトリフルオロ酢酸、硫
酸、塩化水素、臭化水素、燐酸もしくは過塩素酸との化
合物を包含する。これら触媒はアロファネート化反応前
またはウレタン化の前にも添加することができる。これ
らは0.001〜5重量%、好ましくは0.005〜1
重量%の濃度で使用される。約50℃の温度にて所要の
触媒もしくは触媒溶液の存在下にアロファネート化反応
が開始し、これは応により示される。アロファネート基
およびイソシアヌレート基を形成するための触媒を存在
させれば、これら2種の基の形成速度を調節することが
できる。反応温度が上昇するにつれ、ウレタン基からア
ロファネート基への変換速度がイソシアヌレート基の形
成よりも急速に増大する。したがって、反応温度の変化
によりアロファネート基とイソシアヌレート基との種々
異なる比を得ることができる。
【0014】反応の進行はたとえば滴定、屈折率または
IR分析のような適する方法によりNCO含有量を決定
して追跡される。すなわち、反応を完結するまで進行さ
せることができ、或いは所望程度のアロファネート化に
て停止させることもできる。アロファネート化反応の停
止は、たとえばNCO含有量がジイソシアネート出発物
質の初期イソシアネート基含有量に対し5〜80重量
%、好ましくは10〜60重量%、より好ましくは20
〜50重量%低下した後に行うことができる。アロファ
ネート化反応および必要に応じ三量化反応の停止は、た
とえば上記刊行物に例として挙げられた種類の触媒毒を
添加して行うことができる。たとえば塩基性触媒を使用
する場合、反応は触媒量に対し少なくとも当量である量
の酸塩化物(たとえば塩化ベンゾイル)を添加して停止
させる。熱不安定性触媒、たとえば或る種の第四水酸化
アンモニウムを用いる場合、触媒毒の添加による触媒の
被毒は、これら触媒が反応の過程で分解するため省略す
ることができる。懸濁した触媒の使用も可能である。こ
れら触媒は、所望程度の三量化を達成した後に反応混合
物を濾過することにより除去される。
【0015】必要に応じ予め不溶性触媒成分を分離した
後、反応混合物の仕上処理は行った反応方式およびイソ
シアネートの使用分野に応じて種々の方法で行うことが
できる。反応の際に使用する溶剤およびポリイソシアネ
ート生成物に存在する未反応モノマーは必要に応じたと
えば蒸留により公知方法で除去することができる。適宜
の蒸留工程の後または反応を完結するまで進行させた後
に得られた生成物は一般にポリイソシアネート混合物の
固形物含有量に対し全体で2重量%未満、好ましくは1
重量%未満、より好ましくは0.5重量%未満、特に好
ましくは0.2重量%未満の遊離(未反応)HMDIを
含有する。本発明による生成物はアロファネート基と必
要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシアネ
ートであって5〜30重量%、好ましくは5〜15重量
%のNCO含有量を有すると共に2〜4の平均官能価を
有し、粘性〜樹脂質の生成物である。ポリイソシアネー
ト混合物は少なくとも5重量%、好ましくは少なくとも
10重量%のアロファネート基含有量(N2 、C2
H、O3 、MW101として計算)を有する。アロファ
ネート基含有量の上限値は35重量%、好ましくは30
重量%である。ポリイソシアネート混合物は25重量%
まで、好ましくは20重量%までのイソシアヌレート基
含有量(N3 、C3 、O3 、MW126として計算)を
有する。アロファネート化/三量化触媒を使用する場
合、ポリイソシアネート混合物は一般に少なくとも5重
量%、好ましくは少なくとも10重量%のイソシアヌレ
ート基含有量を有する。高選択性のアロファネート化触
媒を使用する場合にも、少量のイソシアヌレート基が生
成する。
【0016】本発明による生成物の粘度に応じ、これら
生成物を不活性溶剤で希釈することが有用である。適す
る溶剤は、アロファネート基および必要に応じイソシア
ヌレート基を有する化合物の製造につき上記したものを
包含する。本発明による生成物は、少なくとも2個のイ
ソシアネート反応性基を有する化合物との反応によりポ
リイソシアネート重付加生成物を製造するための貴重な
出発物質である。本発明による生成物はさらに、コーチ
ングを形成すべく水分硬化させることもできる。好適製
品は1−もしくは2−成分被覆組成物であり、より好ま
しくはポリウレタン被覆組成物である。ポリイソシアネ
ートが未封鎖である場合は2−成分組成物が得られる。
これに対しポリイソシアネートが封鎖されていれば1−
成分組成物が得られる。本発明による生成物の好適な反
応相手はポリヒドロキシポリエステル、ポリヒドロキシ
ポリエーテル、ポリヒドロキシポリアクリレート、ポリ
ヒドロキシポリラクトン、ポリヒドロキシポリウレタ
ン、ポリヒドロキシポリエポキシドおよび必要に応じ低
分子量のポリウレタン被覆技術から知られた多価アルコ
ールである。特に封鎖型の、たとえばポリケチミン、オ
キサゾリジンもしくはポリアルジミンのようなポリアミ
ンも本発明による生成物の適する反応相手である。さら
に第二アミノ基を有し、反応性希釈剤としても作用する
ポリアスパラギン酸誘導体(スクシネート)も適してい
る。
【0017】被覆組成物を作成するには、ポリイソシア
ネート成分およびイソシアネート反応性成分の量を約
0.8〜3、好ましくは約0.9〜1.5のイソシアネ
ート基(封鎖型もしくは未封鎖型のいずれで存在)とイ
ソシアネート反応性基との当量比を与えるよう選択す
る。硬化を加速するには、被覆組成物は公知のポリウレ
タン触媒、たとえば第三アミン、たとえばトリエチルア
ミン、ピリジン、メチルピリジン、ベンジルジメチルア
ミン、N,N−ジメチルアミノシクロヘキサン、N−メ
チルピペリジン、ペンタメチルジエチレントリアミン、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]−オクタンおよ
びN,N′−ジメチルピペラジン;または金属塩、たと
えば塩化鉄(III)、塩化亜鉛、2−エチルカプロン
酸亜鉛、エチルカプロン酸錫(II)、ジラウリン酸ジ
ブチル錫(IV)およびグリコール酸モリブデンを含有
することができる。
【0018】さらに本発明による生成物は、イソシアネ
ート基を公知のブロッキング剤で封鎖された形態にて使
用する1−成分被覆組成物、好ましくはポリウレタン被
覆組成物のための貴重な出発物質でもある。封鎖反応は
公知方法にて、イソシアネート基を適するブロッキング
剤と好ましくは高められた温度(たとえば約40〜16
0℃)にて必要に応じ適する触媒(たとえば前記した第
三アミンもしくは金属塩)の存在下に反応させて行われ
る。適するブロッキング剤はモノフェノール、たとえば
フェノール、クレゾール、トリメチルフェノールおよび
t−ブチルフェノール;第三級アルコール、たとえばt
−ブタノール、t−アミルアルコールおよびジメチルフ
ェニルカルビノール;容易にエノールを生成する化合
物、たとえばアセト酢酸エステル、アセチルアセトンお
よびマロン酸誘導体、たとえばマロン酸ジエチルエステ
ル;第二芳香族アミン、たとえばN−メチルアニリン、
N−メチルトルイジン、N−フェニルトルイジンおよび
N−フェニルキシリジン;イミド、たとえばスクシンイ
ミド;ラクタム、たとえばε−カプロラクタムおよびδ
−バレロラクタム;ピラゾール、たとえば3,5−ジメ
チルピラゾール;オキシム、たとえばブタノンオキシ
ム、メチルアミルケトキシムおよびシクロヘキサノンオ
キシム;メルカプタム、たとえばメチルメルカプタン、
エチルメルカプタン、ブチルメルカプタン、2−メルカ
プトベンズチアゾール、α−ナフチルメルカプタンおよ
びドデシルメルカプタン;並びにトリアゾール、たとえ
ば1H−1,2,4−トリアゾールを包含する。
【0019】本発明によるポリイソシアネート混合物
は、2−成分水性被覆組成物におけるポリイソシアネー
ト成分としても使用することができる。これら組成物に
つき有用であるためには、ポリイソシアネート混合物を
外部乳化剤と配合して或いは陽イオン基、陰イオン基も
しくは非イオン基を有する化合物と反応させて親水性に
せねばならない。同時出願の米国特許第5,194,4
87号および第5,200,489号(その開示を参考
のためここに引用する)にはポリイソシアネートを親水
性にする方法が開示されている。改変ポリイソシアネー
ト混合物の減少した表面張力は顔料分散および基質湿潤
化を向上させる。さらに被覆組成物は他の添加剤、たと
えば顔料、染料、充填剤、均染剤および溶剤をも含有す
ることができる。これら被覆組成物は被覆すべき支持体
に対し溶液にて或いはたとえば塗布、ロール掛け、流延
もしくは噴霧のような慣用方法により溶融物から施すこ
とができる。本発明によるポリイソシアネートを含有し
た被覆組成物は、良好な乾燥時間を有すると共に金属ベ
ースに良好に付着して特に耐光性、熱の存在下における
色安定性および顕著な耐磨耗性を有するコーチングを与
える。さらに、これらは高い硬度、弾性、極めて良好な
薬品耐性、高い光沢、良好な耐候性、良好な環境腐食耐
性および良好な顔料処理性を特徴とする。特に、これら
被覆組成物は優秀な表面外観と優秀な清浄性とを有す
る。
【0020】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明を
さらに説明し、ここで部数および%は全て特記しない限
り重量による。例1 :比較 機械撹拌機と熱電対と吹込管と滴下漏斗とが装着された
フラスコにて、300g(2.29当量)のHMDI
(デスモジョールW、バイエル・コーポレーション社か
ら入手)と11.3g(0.153当量)のn−ブタノ
ールとを窒素吹込下に90℃まで加熱してウレタン化を
完結させた。60℃まで冷却した後、n−ブタノールに
おける水酸化トリメチルベンジルアンモニウム(100
ppm)の10%触媒溶液0.8gを注射器により撹拌
反応混合物に滴下した。反応をHDIにおける燐酸ジブ
チルの20%溶液0.8gで停止させた。アロファネー
ト化/三量化反応はイソシアネート基の36%変換にて
停止した。この粗生成物は24.05%のNCO含有量
と25℃にて2950mPa.sの粘度とを有した。過
剰のHMDIモノマーを200℃および100ミリトー
ルにて薄膜蒸発により粗生成物から除去した。アロマチ
ック100溶剤における70%固形分まで減少した得ら
れた生成物は25℃にて1600cpsの粘度と9.1
6%のNCO含有量と0.42%のモノマー含有量とを
有した。
【0021】例2:本発明による 機械撹拌機と熱電対と吹込管と滴下漏斗とが装着された
フラスコにて、55.5g(0.75当量)のn−ブタ
ノールと63g(0.75当量)のHDIとを90℃ま
で加熱すると共に、この温度にウレタン化反応が完結す
るまで保持した。次いで1823.1g(13.92当
量)のHMDIを添加し、加熱を70℃まで低下させ
た。窒素吹込下にキシレン中の水酸化トリメチルベンジ
ル−アンモニウム(273ppm)の10%触媒溶液5
gを撹拌しながら添加した。反応をHDIにおける燐酸
ジブチルの20%溶液5gで停止させた。アロファネー
ト化/三量化反応はイソシアネート基の36.8%変換
にて停止した。粗生成物は23.64%のNCO含有量
と25℃にて2100cpsの粘度とを有した。過剰の
HMDIモノマーを220℃および80ミリトールにお
ける薄膜蒸発により先の調製物から除去した。アロマチ
ック100溶剤における70%固形分まで減少した得ら
れた生成物は25℃にて1600cpsの粘度と7.6
7%のNCO含有量と0.30%のモノマー含有量とを
有した。
【0022】熱安定性 例1および2からのポリイソシアネートの試料瓶を20
0℃のオーブンに入れ、5分間、10分間、20分間、
30分間、45分間および60分間にて取出した。モノ
マー含有量(HPLCおよびGPC)、粘度、色、NC
O含有量およびGPCにつき分析を行った。全ての分析
はアロマチック100溶剤における70%固形分にて各
物質につき行った。試験のデータを下表1および2に示
す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】NCO含有量の増加は、HMDIモノマー
がアロファネート基の熱分解によって再生されることを
示す。アロファネートの分解は、HPLCおよびGPC
により測定して%HMDIの緩徐な増加で示されるよう
に、本発明の場合にはより遅い。モノマーが発生するに
つれ、粘度が低下する。粘度は、本発明により作成され
たポリイソシアネートにつきずっと安定性である。AP
HA色は、この試験シリーズにわたり各例につきほぼ一
定である。
【0026】膜形成 以下の試験は、本発明のポリイソシアネートおよび市販
のポリイソシアネート(イソホロンジイソシアネートの
イソシアヌレート、デスモシュールZ−4370、バイ
エル社から入手)から作成された被覆組成物により得ら
れたフィルム特性を比較する。これらポリイソシアネー
トをアクリルポリオール(デスモフェンA−565、バ
イエル社から入手)と1:1のNCO/OH当量比で合
して被覆組成物を生成させた。これら被覆組成物をメチ
ルエチルケトン/プロピレングリコール モノメチルエ
ーテルアセテートの1:1配合物に60%固形分にて存
在させた。フィルムを6ミルの引下ろし棒によりボンデ
ライト1000常温圧延鋼材パネルに施し、120℃に
て40分間硬化させた。粘度をブルックフィールド粘度
計で測定した。
【0027】
【表3】
【0028】例2のポリイソシアネートから作成された
被覆組成物は市販のIPDIトライマーを含有する組成
物よりもずっと低い粘度を有する共に、若干低い硬度と
実質的に良好な柔軟性と同様な溶剤耐性とを有するコー
チングを与えた。
【0029】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず本発明の思想
および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうるこ
とが当業者には了解されよう。
【0030】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. (i) 実質的にヒドロキシル基およびイソシア
ネート基を含まず、(ii) 1分子当り平均して少な
くとも2個のウレタン基を有し、(iii) 線状もし
くは分枝鎖の脂肪族イソシアネートと有機ヒドロキシル
化合物との反応生成物である化合物をウレタン基に対し
過剰量の4,4′−ビス(イソシアナトシクロヘキシ
ル)−メタンと反応させてアロファネート基と必要に応
じイソシアヌレート基とを有するポリイソシアネートを
生成させ、必要に応じ未反応の過剰4,4′−ビス(イ
ソシアナトシクロヘキシル)−メタンの少なくとも1部
を除去することにより製造されたことを特徴とするアロ
ファネート基および必要に応じイソシアヌレート基を有
するポリイソシアネート。 2. 前記イソシアネートが線状もしくは分枝鎖の脂肪
族ジイソシアネートからなり、前記アルコールがモノア
ルコールからなる上記第1項に記載のポリイソシアネー
ト。 3. 前記イソシアネートが1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネートからなり、前記アルコールがモノアルコ
ールからなる上記第1項に記載のポリイソシアネート。 4. 前記アルコールが1〜10個の炭素原子を有する
モノアルコールからなる上記第3項に記載のポリイソシ
アネート。
【0031】5. (i) 実質的にヒドロキシル基お
よびイソシアネート基を含まず、(ii) 1分子当り
平均して少なくとも2個のウレタン基を有し、(ii
i) 線状もしくは分枝鎖の脂肪族イソシアネートと有
機ヒドロキシル化合物との反応生成物である化合物をウ
レタン基に対し過剰量のビス−(4−イソシアナトシク
ロヘキシル)−メタンと反応させてアロファネート基と
必要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシア
ネートを生成させ、必要に応じ未反応の過剰ビス−(4
−イソシアナトシクロヘキシル)−メタンの少なくとも
1部を除去することを特徴とするアロファネート基を有
するポリイソシアネートの製造方法。 6. 前記イソシアネートが線状もしくは分枝鎖の脂肪
族ジイソシアネートからなり、前記アルコールがモノア
ルコールからなる上記第5項に記載の方法。 7. 前記イソシアネートが1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネートからなり、前記アルコールがモノアルコ
ールからなる上記第5項に記載の方法。 8. 前記アルコールが1〜10個の炭素原子を有する
モノアルコールからなる上記第7項に記載の方法。 9. 結合剤もしくは結合剤成分として上記第1項に記
載のポリイソシアネートを含有する被覆組成物。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i) 実質的にヒドロキシル基および
    イソシアネート基を含まず、(ii) 1分子当り平均
    して少なくとも2個のウレタン基を有し、(iii)
    線状もしくは分枝鎖の脂肪族イソシアネートと有機ヒド
    ロキシル化合物との反応生成物である化合物をウレタン
    基に対し過剰量の4,4′−ビス(イソシアナトシクロ
    ヘキシル)−メタンと反応させてアロファネート基と必
    要に応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシアネ
    ートを生成させ、必要に応じ未反応の過剰4,4′−ビ
    ス(イソシアナトシクロヘキシル)−メタンの少なくと
    も1部を除去することにより製造されたことを特徴とす
    るアロファネート基および必要に応じイソシアヌレート
    基を有するポリイソシアネート。
  2. 【請求項2】 (i) 実質的にヒドロキシル基および
    イソシアネート基を含まず、(ii) 1分子当り平均
    して少なくとも2個のウレタン基を有し、(iii)
    線状もしくは分枝鎖の脂肪族イソシアネートと有機ヒド
    ロキシル化合物との反応生成物である化合物をウレタン
    基に対し過剰量のビス−(4−イソシアナトシクロヘキ
    シル)−メタンと反応させてアロファネート基と必要に
    応じイソシアヌレート基とを有するポリイソシアネート
    を生成させ、必要に応じ未反応の過剰ビス−(4−イソ
    シアナトシクロヘキシル)−メタンの少なくとも1部を
    除去することを特徴とするアロファネート基を有するポ
    リイソシアネートの製造方法。
  3. 【請求項3】 結合剤もしくは結合剤成分として請求項
    1に記載のポリイソシアネートを含有する被覆組成物。
JP8262354A 1995-09-14 1996-09-12 アロファネート基および必要に応じイソシアヌレート基を有するポリイソシアネート Pending JPH09118736A (ja)

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