JPH09114599A - ディスクスケジューリング装置 - Google Patents

ディスクスケジューリング装置

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Publication number
JPH09114599A
JPH09114599A JP7265213A JP26521395A JPH09114599A JP H09114599 A JPH09114599 A JP H09114599A JP 7265213 A JP7265213 A JP 7265213A JP 26521395 A JP26521395 A JP 26521395A JP H09114599 A JPH09114599 A JP H09114599A
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JP
Japan
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access request
disk storage
access requests
access
devices
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Application number
JP7265213A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Uda
学 右田
Osamu Okamoto
理 岡本
Shinji Sasaki
真司 佐々木
Yoshimasa Obayashi
善正 尾林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクスケジューリング装置において、デ
ィスク記憶装置を利用する各外部装置ごとに最低限必要
であるデータアクセス速度を保証する。 【解決手段】 複数の外部装置ごとにアクセス要求を収
集する収集装置を用意することで、アクセス要求を外部
装置別に区別化することを可能し、発行装置において
は、各外部装置ごとにあらかじめ決められた一定周期時
間内に処理しなければならないアクセス要求数数以上の
アクセス要求をスケジューリング装置に発行しないよう
にすることで、アクセス要求の過剰発行を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記憶装置
に対するディスクスケジューリング装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】円盤状の記憶メディアにデータを蓄積す
る固定磁気記憶装置や光磁気記憶装置などのディスク記
憶装置は、データアクセスを行なう場合、ヘッドをデー
タ記録位置まで移動させるシーク動作を必要とする。こ
のシーク動作時間は、一般的に数〜数十ミリ秒を要し、
ディスク記憶装置の実効データアクセス速度に多大な影
響を及ぼす。このヘッドシーク動作を最適化する方法と
して、岩波講座ソフトウェア科学6「オペレーティング
システム」(P.346)に記載されているFSCAN(N-Step sca
n)スケジューリング方式が一般的に知られている有名で
ある。
【0003】FSCAN(N-Step scan)スケジューリング方式
は、一定周期において、ディスク記憶装置に対して発行
されたアクセス要求を収集し、その周期におけるヘッド
の移動方向に対してアクセス要求におけるデータの物理
アドレスをならびかえ、その次の周期では、さきほどの
ヘッドの移動方向を逆転して、アクセス要求におけるデ
ータの物理アドレスをならびかることでヘッドシーク動
作を最小にするスケジューリング方式である。
【0004】例えば、ディスク記憶装置における記憶メ
ディアアドレスが、外周から内周方向に割り当てられて
いる場合、ある周期におけるヘッドの移動方向が外周か
ら内周方向に移動するのであれば、アクセス要求のディ
スク記憶装置に対する発行順序をアクセス要求の物理ア
ドレスが上昇する順番にならびかえて発行する。そし
て、次の周期では、ヘッドの移動方向を内周から外周方
向に移動することになるので、発行順序をアクセス要求
の物理アドレスが降下する順番にならびかえて発行する
ことになる。
【0005】(図6)において、従来のディスクスケジ
ューリング装置の概略図を示す。このディスクスケジュ
ーリング装置は、アクセス要求を収集する収集装置61
と、アクセス要求をスケジューリングするスケジューリ
ング装置62と、ディスク記憶装置63と、収集装置6
1とスケジューリング装置62間にあり、一定周期で収
集装置61にて収集されたアクセス要求を、ディスク記
憶装置63が一定周期内で処理できるアクセス要求数分
だけ取りだしスケジューリング装置62に発行する第1
の発行装置64と、スケジューリング装置62とディス
ク記憶装置63間にあり、ディスク記憶装置63に対し
て、スケジューリング装置62にてスケジューリングさ
れたアクセス要求を発行する第2の発行装置65で構成
される。
【0006】以上のように構成された従来のディスクス
ケジューリング装置における動作について説明する。
【0007】外部装置より発行されるディスク記憶装置
63に対するアクセス要求は、一旦収集装置61に蓄積
される。蓄積されたアクセス要求は、一定周期にて、第
1の発行装置64により読み出され、スケジューリング
装置62に対して発行される。スケジューリング装置6
2では、第1の発行装置63より発行されたアクセス要
求を、上記のFSCANスケジューリング方式を用いてその
周期におけるディスク記憶装置63のヘッド移動方向に
合わせて、アクセス要求の発行順序をならべかえた後
に、第2の発行装置64にアクセス要求を発行する。第
2の発行装置64は、スケジューリング装置62より受
けたアクセス要求をディスク記憶装置63に発行する。
【0008】例えば、ディスク記憶装置63が、一定周
期において処理できるアクセス要求数を4とし、アクセ
ス要求A、B、C、D、E、F、H、Gのディスク記憶
装置63における記憶メディアアドレスが、A<B<C
<D<E<F<H<Gの関係にあり、一定周期Nにおい
て、外部よりA、C、D、Bの順番でディスク記憶装置
46に対するアクセス要求され、次周期N+1において
F、E、H、Gの順番でアクセス要求される場合におけ
る従来のディスクスケジューリング装置ついて説明す
る。
【0009】周期Nおいて外部装置より発行されたディ
スク記憶装置63に対するアクセス要求A、C、D、B
は、収集装置61に蓄積される。このアクセス要求は、
周期N+1において、第1の発行装置64により収集装
置61から取り出され、周期N+1におけるディスク記
憶装置63のヘッド移動方向が外周から内周方向に移動
するのであれば、スケジューリング装置62にて、A、
C、D、Bの発行順番を、A、B、C、Dに並べ換え
後、第2の発行装置64に発行する。第2の発行装置6
4は、この発行順序でディスク記憶装置63にアクセス
要求を発行する。
【0010】また、周期N+1おいて外部装置より発行
されたディスク記憶装置63に対するアクセス要求E、
F、H、Gは、さきほどと同様に収集装置61に蓄積さ
れる。このアクセス要求は、周期N+2において、第1
の発行装置64により収集装置61から取り出され、周
期N+1におけるディスク記憶装置63のヘッド移動方
向とは逆の方向、すなわち内周から外周方向に移動する
ことになるので、スケジューリング装置62にて、E、
F、H、Gの発行順番を、H、G、E、Fに並べ換え
後、第2の発行装置64に発行する。第2の発行装置6
4は、この発行順序でディスク記憶装置63にアクセス
要求を発行する。
【0011】(図7)に、上記のディスクスケジューリ
ング装置におけるアクセス要求の動きを示す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ディスクスケジューリング装置では、外部装置からのデ
ィスク記憶装置に対するアクセス要求を収集する収集装
置が、1つしか存在しないため、複数の外部装置からア
クセス要求を発行されたとしても、収集装置にて収集さ
れたアクセス要求を外部装置ごとに区別することができ
ない。このため、各外部装置において周期時間内に最低
処理しなければならないアクセス要求数があらかじめ規
定されている場合、これを保証することはできない。
【0013】つぎに、上述の欠点を具体的に説明する。
(図6)の従来のディスクスケジューリング装置に対し
て、アクセス要求を発生する外部装置1、外部装置2が
存在し、それぞれの外部グループにおける周期時間内に
最低処理しなければならないアクセス要求数が2であ
り、ディスク記憶装置63の周期時間内が最大限処理で
きるアクセス要求数が4であったとする。また、周期N
において外部装置1が発行するアクセス要求がA1、B
1、C1、外部装置2が発行するアクセス要求がA2、
B2、C2とし、アクセス要求A1、A2、B1、B
2、C1、C2のディスク記憶装置63における記憶メ
ディアアドレスが、A1<A2<B1<B2<C1<C
2の関係にあるとする。
【0014】この状況において、周期Nにおいて、外部
装置1がB1、A1、C1の順番で収集装置61にアク
セス要求を発行し、その後、外部装置2がA2、C2、
B2でアクセス要求が発行された場合、周期N+1にお
いて、第1の発行装置64は、収集装置61より先着順
に最大4つのアクセス要求を取り出し、スケジューリン
グ装置62にアクセス要求を発行することになる、この
場合であると、B1、A1、C1、A2となる。アクセ
ス要求を受けたスケジューリング装置62は、その周期
におけるヘッドの移動方向が外周から内周であった場
合、A1、A2、B1、C1の順に発行順序を並べ換
え、第2の発行装置65にアクセス要求を発行する。第
2の発行装置65は、ディスク記憶装置63に対してア
クセス要求を行なう。ここで、周期N+1で処理された
アクセス要求について着目すると、外部グループ1が発
行したアクセス要求の処理数は、3であるのに対して、
外部グループ2が発行したアクセス要求の処理数は、1
となり、外部グループにおける周期時間内に最低処理し
なければならないアクセス要求数が2を満たさないこと
になる。従って、従来のディスクスケジューリング装置
では、外部グループにおける周期時間内に最低処理しな
ければならないアクセス要求数を保証することはできな
い。
【0015】(図8)に、上記のディスクスケジューリ
ング装置におけるアクセス要求の動きを示す。
【0016】本発明は上記問題点に鑑み、従来のディス
クスケジューリング装置において問題であった、各外部
グループにおいて周期時間内に最低処理しなければなら
ないアクセス要求数を保証するディスクスケジューリン
グ装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明では、ディスク記憶装置を利用する外部装置
ごとにアクセス要求を収集する収集装置を設けること
で、アクセス要求を外部装置別に区別化し、一定周期で
スケジューリング装置に対してアクセス要求を発行する
発行装置では、外部装置ごとに設けられた収集装置を走
査して、各外部装置において一定周期時間内に処理しな
ければならないアクセス要求数以上のアクセス要求をス
ケジューリング装置に対して発行しないようにすること
で、各外部装置における周期時間内に最低処理しなけれ
ばならないアクセス要求数の保証を可能にする。
【0018】すなわち、請求項1記載のディスクスケジ
ューリング装置は、ディスク記憶装置を利用する外部装
置ごとにアクセス要求を収集する複数の収集装置と、前
記複数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集装
置から一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限値
を設定するレジスタと、前記複数の収集装置を一定周期
で走査して、前記レジスタに設定された一定周期時間内
に処理しなければならないアクセス要求数分のアクセス
要求を取りだし、前記ディスク記憶装置に対してアクセ
ス要求を発行する発行装置を備えている構成である。
【0019】また、請求項2記載のディスクスケジュー
リング装置は、ディスク記憶装置を利用する外部装置ご
とにアクセス要求を収集する複数の収集装置と、前記複
数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集装置か
ら一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限値を設
定するレジスタと、前記複数の収集装置を一定周期で走
査して、前記レジスタに設定された一定周期時間内に処
理しなければならないアクセス要求数分のアクセス要求
を取りだし、スケジューリング装置に対してアクセス要
求を発行する第1の発行装置と、前記第1の発行装置よ
り発行されたアクセス要求をスケジューリングするスケ
ジューリング装置と、前記スケジューリング装置により
スケジューリングされたアクセス要求をを前記ディスク
記憶装置に発行する第2の発行装置を備えている構成で
ある。
【0020】さらに、請求項3記載のディスクスケジュ
ーリング装置は、ディスク記憶装置を利用する外部装置
ごとにアクセス要求を収集する複数の収集装置と、前記
複数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集装置
から一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限値を
設定するレジスタと、前記複数の収集装置を一定周期で
走査して、前記レジスタに設定された一定周期時間内に
処理しなければならないアクセス要求数分のアクセス要
求を取りだし、分配装置に対してアクセス要求を発行す
る第1の発行装置と、前記第1の発行装置から出力され
るアクセス要求を受け取り、このアクセス要求を、各ア
クセス要求において指定されるディスク記憶装置につい
て分類した後に、その分類に従って分配する分配装置
と、前記複数のディスク記憶装置の各々に対応して設け
られ、前記分配装置において分配されたアクセス要求
を、スケジューリングする複数のスケジューリング装置
と、前記複数のスケジューリング装置の各々に対応して
設けられ、各スケジューリング装置おいてスケジューリ
ングされたアクセス要求を対応するディスク記憶装置に
対して発行する複数の第2の発行装置とを備えいる構成
である。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明では、外部装
置ごとにアクセス要求を収集する収集装置を設けること
で、アクセス要求を外部装置別に区別化することが可能
になる。また、一定周期でディスク記憶装置に対してア
クセス要求を発行する発行装置では、外部装置ごとに設
けられた前記収集装置を走査して、各外部装置において
一定周期時間内に処理しなければならないアクセス要求
数以上のアクセス要求をディスク記憶装置に対して発行
しないようにすることで、ディスク記憶装置に対して過
剰なアクセス要求を抑制することが可能になり、他外部
装置に対するディスク記憶装置の利用割り当てを確保す
ることができる。すなわち、各外部装置において一定周
期時間内に処理しなければならないアクセス要求数を保
証することが可能となる。
【0022】請求項2記載の発明では、外部装置ごとに
アクセス要求を収集する収集装置を設けることで、アク
セス要求を外部装置別に区別化することが可能になる。
また、一定周期でスケジューリング装置に対してアクセ
ス要求を発行する第1の発行装置では、外部装置ごとに
設けられた前記収集装置を走査して、各外部装置におい
て一定周期時間内に処理しなければならないアクセス要
求数以上のアクセス要求をスケジューリング装置に対し
て発行しないようにすることで、ディスク記憶装置に対
して過剰なアクセス要求を抑制することが可能になり、
他外部装置に対するディスク記憶装置の利用割り当てを
確保することができる。すなわち、各外部装置において
一定周期時間内に処理しなければならないアクセス要求
数を保証することが可能となる。また、第1の発行装置
が出力するアクセス要求を、ディスク記憶装置における
ヘッドシーク動作が最小になるようにアクセス要求の発
行順序を最適化するシークスケジューリング装置にてス
ケジューリングすることで、ディスク記憶装置の実効デ
ータアクセス性能を向上させることができるため、一定
周期内で処理できるアクセス要求数を増やすことが可能
となる。
【0023】請求項3記載の発明では、外部装置ごとに
アクセス要求を収集する収集装置を設けることで、アク
セス要求を外部装置別に区別化することが可能になる。
また、一定周期で分配装置に対してアクセス要求を発行
する第1の発行装置では、外部装置ごとに設けられた前
記収集装置を走査して、各外部装置において一定周期時
間内に処理しなければならないアクセス要求数以上のア
クセス要求を分配装置に対して発行しないようにするこ
とで、ディスク記憶装置に対して過剰なアクセス要求を
抑制することが可能になり、他外部装置に対するディス
ク記憶装置の利用割り当てを確保することができる。す
なわち、各外部装置において一定周期時間内に処理しな
ければならないアクセス要求数を保証することが可能と
なる。また、複数のディスク記憶装置を接続できるよう
に、分配装置と複数のディスク記憶装置の各々に対応す
る複数のスケジューリング装置および複数の第2の発行
装置を設けることで、ディスク記憶装置ごとの実効デー
タアクセス性能を向上とディスク記憶装置の複数化によ
るトランザクション性能の向上が可能となるため、一定
周期内で処理できるアクセス要求数を増やすことが可能
となる。
【0024】以下、本発明のディスクスケジューリング
装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0025】(実施の形態1)(図1)は本発明の第1
の実施の形態におけるディスクスケジューリング装置の
概略構成図である。
【0026】同図において、111、112、、11n
は、アクセス要求を発行する外部装置である。121、
122、、12nは、各外部装置111、112、、1
1nと1対1接続されるFIFO(First In First Out)メモ
リである。131、132、、13nは、各外部装置1
11、112、、11nにおいて、一定周期時間内に処
理しなければならないアクセス要求数を格納するアクセ
ス要求処理数テーブルである。14は、各FIFOメモリ1
21、122、、12nと接続され、一定周期ごとに全
FIFO121、122、、12nメモリを走査し、各アク
セス要求処理数テーブル131、132、、13nに格
納されたアクセス要求処理数を上限として、各FIFOメモ
リ121、122、、12nからアクセス要求を取りだ
し、バッファメモリ16に書き込み後、スケジューリン
グ装置15にアクセス要求発行するアクセス要求発行装
置である。15は、周期時間が経過するごとに前記要求
発行装置に通知するタイマである。16は、要求発行装
置が発行するアクセス要求のバッファメモリへの書き込
みが終了したことをスケジューリング装置に通知する終
了通知信号である。17は、要求発行装置14とスケジ
ューリング装置18間を接続し、アクセス要求の引き渡
しに利用されるバッファメモリである。18は、終了通
知信号16の通知により、バッファメモリ17に格納さ
れたアクセス要求をFSCANスケジューリング方式を用い
て、アクセス要求をならびかえた後に、FIFOメモリ19
に発行するスケジューリング装置である。19は、スケ
ジューリング装置19とディスク制御装置110間を接
続するFIFOメモリである。1110は、ディスク記憶装
置である。
【0027】上記の構成におけるディスクスケジューリ
ング装置の動作について説明する。外部装置111、1
12、11nは、アクセス要求を発行する前に、あらか
じめ、アクセス要求処理数テーブル131、132、、
13nに各外部装置にて一定周期時間において保証して
おきたいアクセス要求処理数を設定しておく。外部装置
111、112、、11nは、各々に接続されたFIFOメ
モリ121、122、、12nにアクセス要求を書き込
む。
【0028】つぎに、タイマ15から一定周期時間経過
通知をうけた要求発行装置14は、FIFOメモリ121、
122、、12nの順にアクセス要求の有無を走査す
る。ここで、FIFOメモリ121、122、、12nにア
クセス要求がある場合、アクセス要求数テーブル13
1、132、、13nに格納されている一定周期時間に
おいて保証しておきたいアクセス要求処理処理数を上限
として、アクセス要求をを取りだし、バッファメモリ1
7に書き込む。
【0029】すなわち、FIFOメモリ121にアクセス要
求があった場合、アクセス要求数テーブル131から、
外部装置111について一定周期時間において保証して
おきたいアクセス要求処理数を見て、これをFIFOメモリ
111からアクセス要求を取り出す上限値として、アク
セス要求を読みだし、バッファメモリ17に書き込む。
この操作をFIFOメモリ122、、12nに対して繰り返
し行なう。そして、終了通知信号16を用いて、スケジ
ューリング装置18にアクセス要求発行終了を通知し、
タイマ15からの次の一定周期時間経過通知を待つ。
【0030】終了通知信号16により、アクセス要求発
行の終了を受けたスケジューリング装置18は、FSCAN
スケジューリング方式を用いて、その周期におけるディ
スク記憶装置1110のヘッド移動方向に合わせて、バ
ッファメモリ17に格納されているアクセス要求をなら
びかえる。
【0031】例えば、その周期におけるディスク記憶装
置1110のヘッド移動方向が、外周から内周に移動す
る場合、アクセス要求のディスク記憶装置1110にお
ける記憶メディアアドレスの上昇順にならびかえ、ヘッ
ド移動方向が、内周から外周に移動する場合、アクセス
要求のディスク記憶装置1110における記憶メディア
アドレスの下降順にならびかえる。このアクセス要求の
ならびかえが終了した時点で、スケジューリング装置1
8は、FIFOメモリ19にアクセス要求を発行する。
【0032】ディスク制御装置110は、FIFOメモリ1
9を常に監視しており、アクセス要求があった時点で、
そのアクセス要求をディスク記憶装置1110に発行す
る。
【0033】本実施の形態のディスクスケジューリング
装置において、以下に示す条件における動作を説明す
る。
【0034】説明を簡単にするために、外部装置数は、
2とする。ディスク記憶装置1110が、一定周期にお
いて処理できるアクセス要求数を4とし、アクセス要求
A、B、C、D、E、F、のディスク記憶装置1110
における記憶メディアアドレスが、A<B<C<D<E
<Fの関係にあり、各外部装置における周期時間内に最
低処理しなければならないアクセス要求数が2とする。
従って、アクセス要求処理数テーブル131、132に
は、2が格納されているとする。また、一定周期Nにお
いて、外部装置111よりB、C、Aの順番でディスク
記憶装置1110に対するアクセス要求がなされ、外部
装置112よりF、D、Eの順番でディスク記憶装置1
110に対するアクセス要求がなされるとする。
【0035】この状況において、周期Nにおいて、外部
装置111よりB、C、Aの順番でFIFOメモリ121に
発行され、外部装置112よりF、D、Eの順番でFIFO
メモリ122に発行される。タイマ15により周期N+
1に移行したことを知った要求発行装置14は、FIFOメ
モリ121におけるアクセス要求の有無を調べ、アクセ
ス要求があれば、アクセス要求数テーブル131に格納
されている値分のアクセス要求を取りだし、バッファメ
モリ17に書き込む。ここでは、アクセス要求数テーブ
ル131は2で、FIFOメモリ121には、B、C、Aの
順番でアクセス要求が格納されているので、B、Cのア
クセス要求を取りだし、バッファメモリ17に書き込
む。次に、要求発行装置14は、FIFOメモリ122にお
けるアクセス要求の有無を調べ、アクセス要求があれ
ば、アクセス要求処理数テーブル132に格納されてい
る値分のアクセス要求を取りだし、バッファメモリ17
に書き込む。ここでは、アクセス要求数テーブル132
は2で、FIFOメモリ122には、F、D、Eの順番でア
クセス要求が格納されているので、F、Dのアクセス要
求を取りだし、バッファメモリ17に書き込む。その
後、終了通知信号16を用いて、スケジューリング装置
18に、アクセス要求発行が終了したことを通知する。
ここで、各FIFOメモリ121、122に残されたアクセ
ス要求は、周期N+2にて、上述の操作で処理されるこ
とになる。
【0036】終了通知信号16を受けたスケジューリン
グ装置18は、バッファメモリ18に格納されたアクセ
ス要求を取りだし、その周期におけるディスク記憶装置
1110のヘッドの移動方向に合わせて、FSCANスケジ
ューリング方式を用いて、アクセスをならびかえ、FIFO
メモリ19に発行する。ここで、周期N+1におけるデ
ィスク記憶装置1110のヘッド移動方向が外周から内
周方向に移動するとすると、バッファメモリ17から取
り出されたアクセス要求B、C、F、Dは、B、C、
D、Fにならべかえられ後、FIFOメモリ19に書き込ま
れる。
【0037】ディスク制御装置110は、FIFOメモリ1
9より、B、C、D、Fの順番でアクセス要求を取りだ
し、ディスク記憶装置1110の制御を行なう。
【0038】(図2)に本実施形態におけるディスクス
ケジューリング装置におけるアクセス要求の動きを示
す。
【0039】(実施の形態2)(図3)は本発明の第2
の実施の形態におけるディスクスケジューリング装置の
概略構成図である。
【0040】同図において、311、312、、31n
は、アクセス要求を発行する外部装置である。321、
222、、22nは、各外部装置311、312、、3
1nと1対1接続されるFIFO(First In First Out)メモ
リである。331、332、、33nは、各外部装置3
11、312、、31nにおいて、一定周期時間内に処
理しなければならないアクセス要求数を格納するアクセ
ス要求処理数テーブルである。34は、各FIFOメモリ3
21、322、、32nと接続され、一定周期ごとに全
FIFO321、322、、32nメモリを走査し、各アク
セス要求処理数テーブル331、332、、33nに格
納されたアクセス要求処理数を上限として、各FIFOメモ
リ321、322、、32nからアクセス要求を取りだ
し、FIFOメモリ36に書き込み後、分配装置37にアク
セス要求発行するアクセス要求発行装置である。35
は、周期時間が経過するごとに前記要求発行装置34に
通知するタイマである。314は、要求発行装置34が
発行するアクセス要求のFIFOメモリ36への書き込みが
終了したことをスケジューリング装置に通知する終了通
知信号である。36は、要求発行装置34と分配装置3
7間を接続し、アクセス要求の引き渡しに利用されるFI
FOメモリである。37は、終了通知信号314の通知に
より、FIFOメモリ36に格納されたアクセス要求をディ
スク記憶装置3131、、313mについて分類した後
に、ディスク記憶装置3131、、313mに対応した
バッファメモリ381、、38mに分配する分配装置で
ある。3101、、310mは、各ディスク記憶装置3
131、、313mに対するアクセス要求をFSCANスケ
ジューリング方式を用いて、アクセス要求をならびかえ
た後に、FIFOメモリ3111、、311mに発行するス
ケジューリング装置である。391、、39mは、分配
装置37が分配するアクセス要求が、FIFOメモリ311
1、、311mに分配完了されたことを通知する終了通
知信号である。381、、38mは、分配装置37とFI
FOメモリ3111、、311m間を接続するバッファメ
モリである。3121、、312mは、各ディスク記憶
装置3131、、313mを制御するディスク制御装置
である。3111、、311mは、スケジューリング装
置3101、、310mとディスク制御装置312
1、、312m間を接続するFIFOメモリである。313
1、、313mは、ディスク記憶装置である。
【0041】上記の構成におけるディスクスケジューリ
ング装置の動作について説明する。外部装置311、3
12、31nは、アクセス要求を発行する前に、あらか
じめ、アクセス要求処理数テーブル331、332、、
33nに各外部装置にて一定周期時間において保証して
おきたいアクセス要求処理数を設定しておく。外部装置
311、312、、31nは、各々に接続されたFIFOメ
モリ321、322、、32nにアクセス要求を書き込
む。
【0042】つぎに、タイマ35から一定周期時間経過
通知をうけた要求発行装置34は、FIFOメモリ321、
322、、32nの順にアクセス要求の有無を走査す
る。ここで、FIFOメモリ321、322、、32nにア
クセス要求がある場合、アクセス要求数テーブル33
1、332、、33nに格納されている一定周期時間に
おいて保証しておきたいアクセス要求処理処理数を上限
として、アクセス要求をを取りだし、FIFOメモリ36に
書き込む。すなわち、FIFOメモリ321にアクセス要求
があった場合、アクセス要求数テーブル331から、外
部装置311について一定周期時間において保証してお
きたいアクセス要求処理数を見て、これをFIFOメモリ3
11からアクセス要求を取り出す上限値として、アクセ
ス要求を読みだし、FIFOメモリ36に書き込む。この操
作をFIFOメモリ322、、32nに対して繰り返し行な
う。そして、終了通知信号314を用いて、分配装置3
7にアクセス要求発行終了を通知し、タイマ35からの
次の一定周期時間経過通知を待つ。
【0043】終了通知信号314によりアクセス要求発
行の終了を受けた分配装置37は、FIFOメモリ36に格
納されたアクセス要求を取りだし、ディスク記憶装置3
131、、313m内のどのディスク記憶装置に対する
アクセス要求かを調べ、適合するディスク記憶装置に対
応するバッファメモリ381、、38mにアクセス要求
を分配する。例えば、ディスク記憶装置3131に対す
るアクセス要求であったならば、そのアクセス要求をバ
ッファメモリ381に書き込む。FIFOメモリ36に格納
されたアクセス要求がなくなった時点で、終了通知信号
391、、39mを用いて各スケジューリング装置31
01、、310mにアクセス要求分配が終了したことを
通知する。
【0044】終了通知信号391、、39mにより、ア
クセス要求発行の終了を受けたスケジューリング装置3
101、、310mは、FSCANスケジューリング方式を
用いて、その周期におけるディスク記憶装置313
1、、313mのヘッド移動方向に合わせて、バッファ
メモリ381、、38mに格納されているアクセス要求
をならびかえる。
【0045】例えば、その周期におけるディスク記憶装
置3101のヘッド移動方向が、外周から内周に移動す
る場合、アクセス要求のディスク記憶装置3101にお
ける記憶メディアアドレスの上昇順にならびかえ、ヘッ
ド移動方向が、内周から外周に移動する場合、アクセス
要求のディスク記憶装置3101における記憶メディア
アドレスの下降順にならびかえる。このアクセス要求の
ならびかえが終了した時点で、スケジューリング装置3
101、、310m、FIFOメモリ3111、、311m
にアクセス要求を発行する。
【0046】ディスク制御装置3121、、312m
は、FIFOメモリ3111、、311mを常に監視してお
り、アクセス要求があった時点で、そのアクセス要求を
ディスク記憶装置3131、、313mに発行する。
【0047】本実施形態のディスクスケジューリング装
置において、以下に示す条件における動作を説明する。
【0048】説明を簡単にするために、外部装置数は
2、ディスク記憶装置数は2とする。ディスク記憶装置
3131、3132が、一定周期において処理できるア
クセス要求数を2とし、ディスク記憶装置3131に対
するアクセス要求は、A1、B1、C1、D1とし、3
131における記憶メディアアドレスが、A1<B1<
C1<D1の関係にあるとする。ディスク記憶装置31
32に対するアクセス要求は、A2、B2とし、313
2における記憶メディアアドレスが、A2<B2の関係
にあるとする。各外部装置における周期時間内に最低処
理しなければならないアクセス要求数が2とする。従っ
て、アクセス要求処理数テーブル131、132には、
2が格納されているとする。また、一定周期Nにおい
て、外部装置311よりA1、A2、C1の順番でFIFO
メモリ321にアクセス要求が発行され、外部装置31
2よりB1、B2、D1の順番でFIFOメモリ322に対
するアクセス要求がなされるとする。
【0049】この状況において、タイマ35により周期
N+1に移行したことを知った要求発行装置34は、FI
FOメモリ321におけるアクセス要求の有無を調べ、ア
クセス要求があれば、アクセス要求数テーブル331に
格納されている値分のアクセス要求を取りだし、FIFOメ
モリ36に書き込む。ここでは、アクセス要求数テーブ
ル331は2で、FIFOメモリ321には、A1、A2、
C1の順番でアクセス要求が格納されているので、A
1、A2のアクセス要求を取りだし、FIFOメモリ36に
書き込む。次に、要求発行装置34は、FIFOメモリ32
2におけるアクセス要求の有無を調べ、アクセス要求が
あれば、アクセス要求処理数テーブル332に格納され
ている値分のアクセス要求を取りだし、FIFOメモリ36
に書き込む。ここでは、アクセス要求数テーブル332
は2で、FIFOメモリ322には、B1、B2、D1の順
番でアクセス要求が格納されているので、B1、B2の
アクセス要求を取りだし、FIFOメモリ36に書き込む。
その後、終了通知信号314を用いて、分配装置37
に、アクセス要求発行が終了したことを通知する。ここ
で、各FIFOメモリ321、322に残されたアクセス要
求は、周期N+2にて、上述の操作で処理されることに
なる。
【0050】終了通知信号314を受けた分配装置37
は、FIFOメモリ36に格納されたアクセス要求を取りだ
し、ディスク記憶装置ごとにアクセス要求を分類し、分
類したアクセス要求を適切なバッファメモリに分配す
る。ここでは、FIFOメモリ36に格納されたアクセス要
求A1、B1は、ディスク記憶装置3131に対するも
のであるので、バッファメモリ381に書き込む、ま
た、アクセス要求A2、B2は、ディスク記憶装置31
32に対するものであるので、バッファメモリ382に
書き込むことになる。分配装置37は、FIFOメモリ36
に格納されたアクセス要求が空になった時点で、終了通
知信号391、392を用いて、スケジューリング装置
3101、3102に対して、アクセス要求の分配が終
了したことを通知する。
【0051】終了通知信号391、392を受けたスケ
ジューリング装置3101、3102は、各々に1対1
接続されたバッファメモリ381、382に格納された
アクセス要求を取りだし、その周期におけるディスク記
憶装置3131、3132のヘッドの移動方向に合わせ
て、FSCANスケジューリング方式を用いて、アクセスを
ならびかえ、FIFOメモリ3111、3112に発行す
る。ここで、周期N+1におけるディスク記憶装置31
31、3132のヘッド移動方向が外周から内周方向に
移動するとすると、バッファメモリ381から取り出さ
れたアクセス要求A1、B1は、スケジューリング装置
3111によってA1、B1の順番にならびかえられた
後に、FIFOメモリ3111に書き込まれる。バッファメ
モリ382から取り出されたアクセス要求A2、B2
は、スケジューリング装置3112によってA2、B2
の順番にならびかえられた後に、FIFOメモリ3112に
書き込まれる。
【0052】ディスク制御装置3121は、FIFOメモリ
3111より、A1、B1の順番でアクセス要求を取り
だし、ディスク記憶装置3131の制御を行なう。ディ
スク制御装置3122は、FIFOメモリ3112より、A
2、B2の順番でアクセス要求を取りだし、ディスク記
憶装置3132の制御を行なう。
【0053】(図4)に本実施形態におけるディスクス
ケジューリング装置におけるアクセス要求の動きを示
す。
【0054】(実施の形態3)本発明は、マルチスレッ
ドプログラミングを用いたソフトウェアによる実現も可
能である。
【0055】(図5)は、本発明のディスクスケジュー
リング装置をソフトウェアで実現した場合の第3の実施
の形態における概略構成図である。
【0056】同図において、511、512、、51n
は、ディスク記憶装置に対するアクセス要求を発行する
外部スレッドである。521、522、、52nは、外
部スレッド511、512、、51nと1対1接続され
るバッファキューである。53は、外部スレッド51
1、512、、51nとスケジューリングスレッド55
の接続処理を行なう管理スレッドである。54は、管理
スレッド53により更新され、外部スレッド511、5
12、、51nにおける一定周期時間において保証して
おきたいアクセス要求処理数を格納するアクセス要求処
理数テーブルである。
【0057】55は、一定周期で起動され、各バッファ
キュー521、522、、52nの走査を行ない、アク
セス要求がある場合、アクセス要求処理数テーブル54
を用いて、そのバッファキューに接続された外部スレッ
ドにおける一定周期時間において保証しておきたいアク
セス要求処理数を参照し、その値を上限にバッファキュ
ーよりアクセス要求を取りだし、取り出したアクセス要
求をディスク記憶装置ごとに分類した後に、FSCANスケ
ジューリング方式を用いたならべかえを行ない、バッフ
ァキュー561、、56mにアクセス要求を書き込むス
ケジューラスレッドである。561、、56mは、スケ
ジューラスレッド55とディスク制御スレッド57
1、、57m間を接続するバッファキューである。57
1、、57mは、バッファキュー561、、56mから
アクセス要求を取りだし、ディスク記憶装置に命令を発
行するディスク制御スレッドである。
【0058】上記の構成におけるディスクスケジューリ
ング装置の動作について説明する。まず、各外部スレッ
ド511、512、、51nがディスク記憶装置に対し
てアクセス要求を発行したい場合は、管理スレッド53
に対して、接続処理要求を発行する。その際、各外部ス
レッド511、512、、51nにおける一定周期時間
において保証しておきたいアクセス要求処理数も通知す
る。
【0059】この通知を受けた管理スレッド53は、各
外部スレッド511、512、、51nにおける一定周
期時間において保証しておきたいアクセス要求処理数を
アクセス要求処理数テーブルに書き込み、バッファキュ
ー521、522、、52nを生成し、接続処理終了を
各外部スレッド511、512、、51nに通知する。
【0060】接続処理終了通知を受けた各外部スレッド
211、212、、21nは、ディスク記憶装置に対す
るアクセス要求をバッファキュー221、222、、2
2nに書き込む。
【0061】一方、スケジューラスレッド55は、バッ
ファキュー521、522、、52nの走査を行ない、
アクセス要求がある場合は、アクセス要求処理数テーブ
ル54を用いて、そのバッファキューに接続された外部
スレッドにおける一定周期時間において保証しておきた
いアクセス要求処理数を参照し、その値を上限にバッフ
ァキューよりアクセス要求を取りだす。前述の処理で、
スケジューラスレッド55接続されているすべてのバッ
ファキュー521、522、、52nからアクセス要求
を取り出した後に、アクセス要求をディスク記憶装置ご
とに分類し、分類したアクセス要求ごとにFSCANスケジ
ューリング方式を用いアクセス要求をならべかえ、バッ
ファキュー561、、56mにアクセス要求を発行す
る。
【0062】ディスク制御スレッド571、、57m
は、バッファキュー561、、56mに格納されたアク
セス要求を順次取りだし、ディスク記憶装置に命令を発
行する。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の外部装置
から発行されるアクセス要求を収集する収集装置を外部
装置ごとに用意することで、アクセス要求を外部装置ご
とに区別化することが可能となり、発行装置において
は、各外部装置ごとにあらかじめ決められた一定周期時
間内に処理しなければならないアクセス要求数数以上の
アクセス要求をスケジューリング装置に発行しないよう
にすることで、他外部装置に対するディスク記憶装置の
利用割り当てを確保することができる。
【0064】すなわち、各外部装置において一定周期時
間内に処理しなければならないアクセス要求数を保証す
ることが可能となるため、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディスクス
ケジューリング装置の概略構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるディスクス
ケジューリング装置におけるアクセス要求の動きを示す
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるディスクス
ケジューリングプログラムのソフトウェア構成図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるディスクス
ケジューリング装置におけるアクセス要求の動きを示す
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるディスクス
ケジューリングプログラムのソフトウェア構成図
【図6】従来のディスクスケジューリング装置の概略構
成図
【図7】従来のディスクスケジューリング装置における
アクセス要求の動き1を示す図
【図8】従来のディスクスケジューリング装置における
アクセス要求の動き2を示す図
【符号の説明】
111、112、、11n 外部装置 122、122、、12n FIFOメモリ 131、132、、13n アクセス要求処理数テーブ
ル 14 アクセス要求発行装置 15 タイマ 16 終了通知信号 17 バッファメモリ 18 スケジューリング装置 19 FIFOメモリ 110 ディスク制御装置 1110 ディスク記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾林 善正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク記憶装置と、 このディスク記憶装置に対するアクセス要求を収集する
    複数の収集装置と、 前記複数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集
    装置から一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限
    値を設定するレジスタと、 前記複数の収集装置を一定周期で走査し、前記レジスタ
    に設定されたアクセス要求数を上限として前記複数の収
    集装置の各々からアクセス要求を収集し、前記ディスク
    記憶装置に対してアクセス要求を発行する発行装置とを
    備えたことを特徴とするディスクスケジューリング装
    置。
  2. 【請求項2】ディスク記憶装置と、 このディスク記憶装置に対するアクセス要求を収集する
    複数の収集装置と、 前記複数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集
    装置から一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限
    値を設定するレジスタと、 前記複数の収集装置を一定周期で走査し、前記レジスタ
    に設定されたアクセス要求数を上限として前記複数の収
    集装置の各々からアクセス要求を収集し、シークスケジ
    ューリング装置に対してアクセス要求を発行する第1の
    発行装置と、 前記第1の発行装置から出力されるアクセス要求を受け
    取り、前記ディスク記憶装置におけるヘッドシーク動作
    が最小になるようにアクセス要求の発行順序を最適化す
    るシークスケジューリング装置と、 前記シークスケジューリング装置おいてスケジューリン
    グされたアクセス要求を前記ディスク記憶装置に対して
    発行する第2の発行装置とを備えたことを特徴とするデ
    ィスクスケジューリング装置。
  3. 【請求項3】複数のディスク記憶装置と、 この複数のディスク記憶装置に対するアクセス要求を収
    集する複数の収集装置と、 前記複数の収集装置の各々に対応して設けられ、各収集
    装置から一定周期間に取り出されるアクセス要求の上限
    値を設定するレジスタと、 前記複数の収集装置を一定周期で走査し、前記レジスタ
    に設定されたアクセス要求数を上限として前記複数の収
    集装置の各々からアクセス要求を収集し、分配装置に対
    してアクセス要求を発行する第1の発行装置と、 前記第1の発行装置から出力されるアクセス要求を受け
    取り、このアクセス要求を、各アクセス要求において指
    定されるディスク記憶装置について分類した後に、その
    分類に従って分配する分配装置と、 前記複数のディスク記憶装置の各々に対応して設けら
    れ、前記分配装置において分配されたアクセス要求を、
    対応するディスク記憶装置におけるヘッドシーク動作が
    最小になるようにアクセス要求の発行順序を最適化する
    複数のシークスケジューリング装置と、 前記複数のシークスケジューリング装置の各々に対応し
    て設けられ、各シークスケジューリング装置おいてスケ
    ジューリングされたアクセス要求を対応するディスク記
    憶装置に対して発行する複数の第2の発行装置とを備え
    たことを特徴とするディスクスケジューリング装置。
JP7265213A 1995-10-13 1995-10-13 ディスクスケジューリング装置 Pending JPH09114599A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295860A (ja) * 2003-03-07 2004-10-21 Fujitsu Ltd ストレージシステム及びそのデイスク負荷バランス制御方法
JP2010003061A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Hitachi Ltd 計算機システム及びそのi/o構成変更方法
US7707332B2 (en) 2005-10-12 2010-04-27 Nec Corporation I/O-request processing system and method
US7895375B2 (en) 2007-02-13 2011-02-22 Fujitsu Limited Data transfer apparatus and data transfer method

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Effective date: 20040217