JPH09106367A - ファイルシステム装置 - Google Patents
ファイルシステム装置Info
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- JPH09106367A JPH09106367A JP7290461A JP29046195A JPH09106367A JP H09106367 A JPH09106367 A JP H09106367A JP 7290461 A JP7290461 A JP 7290461A JP 29046195 A JP29046195 A JP 29046195A JP H09106367 A JPH09106367 A JP H09106367A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、
ファイルのオーナーのユーザーIDなどの定義が異なる
場合に、利用者はそのユーザーIDなどの違いを意識す
ることなく、ファイルを共有して利用できること。 【解決手段】 コンピュータA上のファイルシステムを
コンピュータB上で使用する際、ファイルのオーナーの
ユーザーIDが異なる。そこで、コンピュータB上のユ
ーザーID変換定義に従い、readの際はコンピュー
タA上のネットワークファイルサーバーソフトから送ら
れてくる情報を、コンピュータB上のネットワークファ
イルクライアントがコンピュータB上のユーザーID
「101」に変換することにより「guest1」で表
示し、writeの際はコンピュータA上のユーザーI
D「100」に変換することにより、コンピュータA上
ではコンピュータAの設定に一致した情報をファイルシ
ステムに格納する。
ファイルのオーナーのユーザーIDなどの定義が異なる
場合に、利用者はそのユーザーIDなどの違いを意識す
ることなく、ファイルを共有して利用できること。 【解決手段】 コンピュータA上のファイルシステムを
コンピュータB上で使用する際、ファイルのオーナーの
ユーザーIDが異なる。そこで、コンピュータB上のユ
ーザーID変換定義に従い、readの際はコンピュー
タA上のネットワークファイルサーバーソフトから送ら
れてくる情報を、コンピュータB上のネットワークファ
イルクライアントがコンピュータB上のユーザーID
「101」に変換することにより「guest1」で表
示し、writeの際はコンピュータA上のユーザーI
D「100」に変換することにより、コンピュータA上
ではコンピュータAの設定に一致した情報をファイルシ
ステムに格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークに接続されるコンピュータのファイルシステム
装置に関する。
トワークに接続されるコンピュータのファイルシステム
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータネットワークとして
は、例えばイーサネット(Ethernet)などが採
用され、図9に示すように、コンピュータAとコンピュ
ータBとがネットワーク通信ケーブルCに接続され、コ
ンピュータAとコンピュータBにはディスクがファイル
システムF1、F2としてそれぞれ接続されている。こ
のように構成されるネットワーク上に存在する異なるコ
ンピュータ間で、ユーザーIDやグループIDの定義が
異なると、コンピュータBでネットワークを経由してコ
ンピュータAのファイルシステムF1を利用する場合、
ファイルのオーナーがコンピュータAのユーザーIDや
コンピュータB上の全く別のユーザー名で見えたり、グ
ループがコンピュータAのグループIDやコンピュータ
B上の全く別のグループ名で見えたりした。またコンピ
ュータB上でコンピュータAのファイルシステムF1に
作成されたファイルは、コンピュータA上では、ファイ
ルのオーナーがコンピュータBのユーザーIDやコンピ
ュータA上の全く別のユーザー名で見えたり、グループ
がコンピュータBのグループIDやコンピュータA上の
全く別のグループ名で見えたりした。
は、例えばイーサネット(Ethernet)などが採
用され、図9に示すように、コンピュータAとコンピュ
ータBとがネットワーク通信ケーブルCに接続され、コ
ンピュータAとコンピュータBにはディスクがファイル
システムF1、F2としてそれぞれ接続されている。こ
のように構成されるネットワーク上に存在する異なるコ
ンピュータ間で、ユーザーIDやグループIDの定義が
異なると、コンピュータBでネットワークを経由してコ
ンピュータAのファイルシステムF1を利用する場合、
ファイルのオーナーがコンピュータAのユーザーIDや
コンピュータB上の全く別のユーザー名で見えたり、グ
ループがコンピュータAのグループIDやコンピュータ
B上の全く別のグループ名で見えたりした。またコンピ
ュータB上でコンピュータAのファイルシステムF1に
作成されたファイルは、コンピュータA上では、ファイ
ルのオーナーがコンピュータBのユーザーIDやコンピ
ュータA上の全く別のユーザー名で見えたり、グループ
がコンピュータBのグループIDやコンピュータA上の
全く別のグループ名で見えたりした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、一般にファ
イルシステムを共有する場合には、共有するコンピュー
タ間で、ユーザーID、ユーザー名、グループ名、およ
びグループIDを統一して管理する必要があった。さら
に、上記のような従来技術の下では、以下のようなこと
が望まれる。 (1)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でユ
ーザー名は同じだがユーザーIDが異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
同一のユーザー名で同じファイルを共有できること。 (2)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でユ
ーザーIDは同じだがユーザー名が異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
異なるユーザー名で同じファイルを共有できること。
イルシステムを共有する場合には、共有するコンピュー
タ間で、ユーザーID、ユーザー名、グループ名、およ
びグループIDを統一して管理する必要があった。さら
に、上記のような従来技術の下では、以下のようなこと
が望まれる。 (1)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でユ
ーザー名は同じだがユーザーIDが異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
同一のユーザー名で同じファイルを共有できること。 (2)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でユ
ーザーIDは同じだがユーザー名が異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
異なるユーザー名で同じファイルを共有できること。
【0004】(3)ネットワーク上にある異なるコンピ
ュータ間でユーザーIDおよびユーザー名が異なってい
る場合に、コンピュータBでネットワークを経由してコ
ンピュータAのファイルシステムを利用する際に、コン
ピュータAでもコンピュータBでも利用者が意識するこ
となくそれぞれのユーザー名で同じファイルを共有でき
ること。 (4)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でグ
ループ名は同じだがグループIDが異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
同一のグループ名で同じファイルを共有できること。
ュータ間でユーザーIDおよびユーザー名が異なってい
る場合に、コンピュータBでネットワークを経由してコ
ンピュータAのファイルシステムを利用する際に、コン
ピュータAでもコンピュータBでも利用者が意識するこ
となくそれぞれのユーザー名で同じファイルを共有でき
ること。 (4)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でグ
ループ名は同じだがグループIDが異なっている場合
に、コンピュータBでネットワークを経由してコンピュ
ータAのファイルシステムを利用する際に、コンピュー
タAでもコンピュータBでも利用者が意識することなく
同一のグループ名で同じファイルを共有できること。
【0005】(5)ネットワーク上にある異なるコンピ
ュータ間でグループIDはを同じだがグループ名が異な
っている場合に、コンピュータBでネットワークを経由
してコンピュータAのファイルシステムを利用する際
に、コンピュータAでもコンピュータBでも利用者が意
識することなく異なるグループ名で同じファイルを共有
できること。 (6)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でグ
ループIDおよびグループ名が異なっている場合に、コ
ンピュータBでネットワークを経由してコンピュータA
のファイルシステムを利用する際に、コンピュータAで
もコンピュータBでも利用者が意識することなくそれぞ
れのグループ名で同じファイルを共有できること。
ュータ間でグループIDはを同じだがグループ名が異な
っている場合に、コンピュータBでネットワークを経由
してコンピュータAのファイルシステムを利用する際
に、コンピュータAでもコンピュータBでも利用者が意
識することなく異なるグループ名で同じファイルを共有
できること。 (6)ネットワーク上にある異なるコンピュータ間でグ
ループIDおよびグループ名が異なっている場合に、コ
ンピュータBでネットワークを経由してコンピュータA
のファイルシステムを利用する際に、コンピュータAで
もコンピュータBでも利用者が意識することなくそれぞ
れのグループ名で同じファイルを共有できること。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、ネットワ
ーク上の異なるコンピュータ間で、ファイルのオーナー
のユーザー名やユーザーIDの定義が異なる場合に、利
用者はそのユーザーIDの違いを意識することなく、フ
ァイルを共有して利用できるようなファイルシステム装
置を提供することにある。本発明の第2の目的は、ネッ
トワーク上の異なるコンピュータ間で、ファイルのグル
ープのグループ名やグループIDの定義が異なる場合
に、利用者はそのグループIDの違いを意識することな
く、ファイルを共有して利用できるようなファイルシス
テム装置を提供することにある。
ーク上の異なるコンピュータ間で、ファイルのオーナー
のユーザー名やユーザーIDの定義が異なる場合に、利
用者はそのユーザーIDの違いを意識することなく、フ
ァイルを共有して利用できるようなファイルシステム装
置を提供することにある。本発明の第2の目的は、ネッ
トワーク上の異なるコンピュータ間で、ファイルのグル
ープのグループ名やグループIDの定義が異なる場合
に、利用者はそのグループIDの違いを意識することな
く、ファイルを共有して利用できるようなファイルシス
テム装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、ネットワークにコンピュータを介して接続されるフ
ァイルシステム装置において、前記ネットワークに接続
される他のコンピュータのユーザーIDまたはユーザー
名が、前記コンピュータ上でどのユーザーIDまたはユ
ーザー名に該当するかを定義する変換定義ファイルと、
前記コンピュータ上で前記ネットワークを経由して前記
他のコンピュータ上のファイルシステムの使用に際し、
前記コンピュータと前記他のコンピュータとのユーザー
IDまたはユーザー名が異なるときには、前記変換定義
ファイルの定義に基づいて、ユーザーIDまたはユーザ
ー名を変換する変換手段とを具備し、前記第1の目的を
達成する。ここで、上記のユーザーIDまたはユーザー
名が異なるときとは、ユーザーIDまたはユーザー名の
いずれか一方が異なる場合、またはその両者が異なる場
合をいう。
は、ネットワークにコンピュータを介して接続されるフ
ァイルシステム装置において、前記ネットワークに接続
される他のコンピュータのユーザーIDまたはユーザー
名が、前記コンピュータ上でどのユーザーIDまたはユ
ーザー名に該当するかを定義する変換定義ファイルと、
前記コンピュータ上で前記ネットワークを経由して前記
他のコンピュータ上のファイルシステムの使用に際し、
前記コンピュータと前記他のコンピュータとのユーザー
IDまたはユーザー名が異なるときには、前記変換定義
ファイルの定義に基づいて、ユーザーIDまたはユーザ
ー名を変換する変換手段とを具備し、前記第1の目的を
達成する。ここで、上記のユーザーIDまたはユーザー
名が異なるときとは、ユーザーIDまたはユーザー名の
いずれか一方が異なる場合、またはその両者が異なる場
合をいう。
【0008】請求項2記載の発明では、ネットワークに
コンピュータを介して接続されるファイルシステム装置
において、前記ネットワークに接続される他のコンピュ
ータのグループIDまたはグループ名が、前記コンピュ
ータ上でどのグループIDまたはグループ名に該当する
かを定義する変換定義ファイルと、前記コンピュータ上
で前記ネットワークを経由して前記他のコンピュータ上
のファイルシステムの使用に際し、前記コンピュータと
前記他のコンピュータとのグループIDまたはグループ
名が異なるときには、前記変換定義ファイルの定義に基
づいて、グループIDまたはグループ名を変換する変換
手段とを具備し、前記第2の目的を達成する。ここで、
上記のグループIDまたはグループ名が異なるときと
は、グループIDまたはグループ名のいずれか一方が異
なる場合、またはその両者が異なる場合をいう。
コンピュータを介して接続されるファイルシステム装置
において、前記ネットワークに接続される他のコンピュ
ータのグループIDまたはグループ名が、前記コンピュ
ータ上でどのグループIDまたはグループ名に該当する
かを定義する変換定義ファイルと、前記コンピュータ上
で前記ネットワークを経由して前記他のコンピュータ上
のファイルシステムの使用に際し、前記コンピュータと
前記他のコンピュータとのグループIDまたはグループ
名が異なるときには、前記変換定義ファイルの定義に基
づいて、グループIDまたはグループ名を変換する変換
手段とを具備し、前記第2の目的を達成する。ここで、
上記のグループIDまたはグループ名が異なるときと
は、グループIDまたはグループ名のいずれか一方が異
なる場合、またはその両者が異なる場合をいう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1ないし図8を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるコンピュータネットワーク
のハードウエアの構成を示し、図2はそのソフトウエア
の構成を説明するための図である。このコンピュータネ
ットワークは、図1に示すように、コンピュータAから
なり、ネットワークファイルシステムサーバー(以下、
サーバーという)としての機能を有するワークステーシ
ョンWS1と、コンピュータBからなり、ネットワーク
ファイルシステムクライアント(以下、クライアントと
いう)としての機能を有するワークステーションWS2
とが、図9と同様にネットワーク通信ケーブルCに接続
されている。そして、コンピュータAにはファイルシス
テムF1が接続され、コンピュータBにはファイルシス
テムF2が接続されている。また、このネットワークの
ソフトウエアの構成は、図2に示すように、ネットワー
クファイルシステムサーバーソフトウェア(以下、サー
バーソフトという)と、ネットワークファイルシステム
クライアントソフトウェア(以下、クライアントソフト
という)と、ユーザーID/ユーザー名/グループID
/グループ名の変換定義ファイルとからなる。
について、図1ないし図8を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるコンピュータネットワーク
のハードウエアの構成を示し、図2はそのソフトウエア
の構成を説明するための図である。このコンピュータネ
ットワークは、図1に示すように、コンピュータAから
なり、ネットワークファイルシステムサーバー(以下、
サーバーという)としての機能を有するワークステーシ
ョンWS1と、コンピュータBからなり、ネットワーク
ファイルシステムクライアント(以下、クライアントと
いう)としての機能を有するワークステーションWS2
とが、図9と同様にネットワーク通信ケーブルCに接続
されている。そして、コンピュータAにはファイルシス
テムF1が接続され、コンピュータBにはファイルシス
テムF2が接続されている。また、このネットワークの
ソフトウエアの構成は、図2に示すように、ネットワー
クファイルシステムサーバーソフトウェア(以下、サー
バーソフトという)と、ネットワークファイルシステム
クライアントソフトウェア(以下、クライアントソフト
という)と、ユーザーID/ユーザー名/グループID
/グループ名の変換定義ファイルとからなる。
【0010】変換定義ファイルは、クライアントがファ
イルシステムを使用するサーバーのユーザーID/ユー
ザー名/グループID/グループ名が、クライアント上
でどのユーザーID/ユーザー名/グループID/グル
ープ名に該当するかが定義されている。但し、サーバー
上でもクライアント上でも同じものは省略することがで
きる。ファイルシステムは、ディレクトリ情報内にファ
イルの属性(オーナーのユーザーID、グループのグル
ープID)を持つ。
イルシステムを使用するサーバーのユーザーID/ユー
ザー名/グループID/グループ名が、クライアント上
でどのユーザーID/ユーザー名/グループID/グル
ープ名に該当するかが定義されている。但し、サーバー
上でもクライアント上でも同じものは省略することがで
きる。ファイルシステムは、ディレクトリ情報内にファ
イルの属性(オーナーのユーザーID、グループのグル
ープID)を持つ。
【0011】このため、まずクライアント上のユーザー
プロセスからサーバー上のデータの要求を受けとったク
ライアントソフトは、上記の変換定義に従ってサーバー
上のユーザー/グループ属性を用いて、サーバーソフト
にデータを要求する。サーバーソフトから送られてきた
データをクライアントソフトが受けとる場合、サーバー
上のファイルシステムのディレクトリ情報ならば、上記
の変換定義に従って、クライアント側の設定に属性を変
更してクライアント側のユーザープロセスにデータを渡
すことにより、サーバー側の設定を変更することなく、
クライアント側の設定でプロセスを動作させることがで
きる。
プロセスからサーバー上のデータの要求を受けとったク
ライアントソフトは、上記の変換定義に従ってサーバー
上のユーザー/グループ属性を用いて、サーバーソフト
にデータを要求する。サーバーソフトから送られてきた
データをクライアントソフトが受けとる場合、サーバー
上のファイルシステムのディレクトリ情報ならば、上記
の変換定義に従って、クライアント側の設定に属性を変
更してクライアント側のユーザープロセスにデータを渡
すことにより、サーバー側の設定を変更することなく、
クライアント側の設定でプロセスを動作させることがで
きる。
【0012】逆に、クライアント側からサーバーへデー
タを出力する場合は、まずクライアント上のユーザープ
ロセスからサーバー上へデータの出力要求を受けとった
クライアントソフトは、上記の変換定義に従ってサーバ
ー上のユーザー/グループ属性を用いて、サーバーソフ
トにデータの出力を要求する。出力要求がサーバー上の
ファイルシステムのディレクトリ情報ならば、上記の変
換定義に従って、ディレクトリ情報をサーバー側の属性
に設定を変更してサーバーソフトにデータを渡すことに
より、クライアント側の設定に関係なくサーバー側では
プロセスを動作させることができる。
タを出力する場合は、まずクライアント上のユーザープ
ロセスからサーバー上へデータの出力要求を受けとった
クライアントソフトは、上記の変換定義に従ってサーバ
ー上のユーザー/グループ属性を用いて、サーバーソフ
トにデータの出力を要求する。出力要求がサーバー上の
ファイルシステムのディレクトリ情報ならば、上記の変
換定義に従って、ディレクトリ情報をサーバー側の属性
に設定を変更してサーバーソフトにデータを渡すことに
より、クライアント側の設定に関係なくサーバー側では
プロセスを動作させることができる。
【0013】次に、本発明の実施の形態にかかるファイ
ルシステムの動作について、以下に具体的に説明する。
図3は、ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、フ
ァイルのオーナーのユーザー名は同じであるが、ユーザ
ーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図である。
この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、コン
ピュータA上のファイルシステムをコンピュータB上で
使用する際、ファイルのオーナーのユーザーIDが異な
る。従って、コンピュータB上のユーザーID変換定義
(guest1:100@computerA!−?g
uest1:101@computerB)(ユーザー
名が「guest1」でユーザーIDが「100」のコ
ンピュータAは、ユーザー名が「guest1」でユー
ザーIDが「101」のコンピュータBに該当)に従
い、読み出し(read)の際はコンピュータA上のネ
ットワークファイルサーバーソフトから送られてくる情
報を、コンピュータB上のネットワークファイルクライ
アントがコンピュータB上のユーザーID「101」に
変換することにより「guest1」で表示し、書込み
(write)の際はコンピュータA上のユーザーID
「100」に変換することにより、コンピュータA上で
はコンピュータAの設定に一致した情報をファイルシス
テムに格納する。これにより相互のコンピュータ上で利
用に支障のないようにする。このように、ネットワーク
上に存在する異なるコンピュータ間でユーザー名は同じ
だがユーザーIDが異なる場合に、コンピュータBでネ
ットワークを経由して他のコンピュータAのファイルシ
ステムを利用する際に、ユーザーIDの変換を行うよう
にしたので、利用者はそのユーザーIDの違いを意識す
ることなく同一のユーザー名で同じファイルを共有でき
る。
ルシステムの動作について、以下に具体的に説明する。
図3は、ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、フ
ァイルのオーナーのユーザー名は同じであるが、ユーザ
ーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図である。
この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、コン
ピュータA上のファイルシステムをコンピュータB上で
使用する際、ファイルのオーナーのユーザーIDが異な
る。従って、コンピュータB上のユーザーID変換定義
(guest1:100@computerA!−?g
uest1:101@computerB)(ユーザー
名が「guest1」でユーザーIDが「100」のコ
ンピュータAは、ユーザー名が「guest1」でユー
ザーIDが「101」のコンピュータBに該当)に従
い、読み出し(read)の際はコンピュータA上のネ
ットワークファイルサーバーソフトから送られてくる情
報を、コンピュータB上のネットワークファイルクライ
アントがコンピュータB上のユーザーID「101」に
変換することにより「guest1」で表示し、書込み
(write)の際はコンピュータA上のユーザーID
「100」に変換することにより、コンピュータA上で
はコンピュータAの設定に一致した情報をファイルシス
テムに格納する。これにより相互のコンピュータ上で利
用に支障のないようにする。このように、ネットワーク
上に存在する異なるコンピュータ間でユーザー名は同じ
だがユーザーIDが異なる場合に、コンピュータBでネ
ットワークを経由して他のコンピュータAのファイルシ
ステムを利用する際に、ユーザーIDの変換を行うよう
にしたので、利用者はそのユーザーIDの違いを意識す
ることなく同一のユーザー名で同じファイルを共有でき
る。
【0014】図4は、ネットワーク上の異なるコンピュ
ータ間で、ファイルのオーナーのユーザーIDは同じで
あるが、ユーザー名の定義が異なる場合の動作を説明す
る図である。この場合には、各装置はそれぞれ連係して
動作し、コンピュータA上のファイルシステムをコンピ
ュータB上で使用する際、ファイルのオーナーのユーザ
ー名が異なる。従って、コンピュータB上のユーザー名
変換定義(guest1:100@computerA
!−?guest2:100@computerB)
(ユーザー名が「guest1」でユーザーIDが「1
00」のコンピュータAは、ユーザー名が「guest
2」でユーザーIDが「100」のコンピュータBに該
当)に従い、readの際はコンピュータA上のネット
ワークファイルサーバーソフトから送られてくる情報
を、コンピュータB上のネットワークファイルクライア
ントがコンピュータB上のユーザー名「guest2」
に変換することにより「guest2」で表示し、wr
iteの際はコンピュータA上のユーザー名「gues
t1」に変換することにより、コンピュータA上ではコ
ンピュータAの設定に一致した情報をファイルシステム
に格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に
支障のないようにする。このように、ネットワーク上に
存在する異なるコンピュータ間でユーザーIDは同じだ
がユーザー名が異なる場合に、あるコンピュータでネッ
トワークを経由して他のコンピュータのファイルシステ
ムを利用する際に、ユーザー名の変換を行うようにした
ので、利用者はそれぞれのユーザー名で同じファイルを
共有して利用できる。
ータ間で、ファイルのオーナーのユーザーIDは同じで
あるが、ユーザー名の定義が異なる場合の動作を説明す
る図である。この場合には、各装置はそれぞれ連係して
動作し、コンピュータA上のファイルシステムをコンピ
ュータB上で使用する際、ファイルのオーナーのユーザ
ー名が異なる。従って、コンピュータB上のユーザー名
変換定義(guest1:100@computerA
!−?guest2:100@computerB)
(ユーザー名が「guest1」でユーザーIDが「1
00」のコンピュータAは、ユーザー名が「guest
2」でユーザーIDが「100」のコンピュータBに該
当)に従い、readの際はコンピュータA上のネット
ワークファイルサーバーソフトから送られてくる情報
を、コンピュータB上のネットワークファイルクライア
ントがコンピュータB上のユーザー名「guest2」
に変換することにより「guest2」で表示し、wr
iteの際はコンピュータA上のユーザー名「gues
t1」に変換することにより、コンピュータA上ではコ
ンピュータAの設定に一致した情報をファイルシステム
に格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に
支障のないようにする。このように、ネットワーク上に
存在する異なるコンピュータ間でユーザーIDは同じだ
がユーザー名が異なる場合に、あるコンピュータでネッ
トワークを経由して他のコンピュータのファイルシステ
ムを利用する際に、ユーザー名の変換を行うようにした
ので、利用者はそれぞれのユーザー名で同じファイルを
共有して利用できる。
【0015】図5は、ネットワーク上の異なるコンピュ
ータ間で、ファイルのオーナーのユーザー名およびユー
ザーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、
コンピュータA上のファイルシステムをコンピュータB
上で使用する際、ファイルのオーナーのユーザーIDお
よびユーザー名が異なる。従って、コンピュータB上の
ユーザーIDおよびユーザー名変換定義(guest
1:100@computerA!−?guest2:
101@computerB)(ユーザー名が「gue
st1」でユーザーIDが「100」のコンピュータA
は、ユーザー名が「guest2」でユーザーIDが
「101」のコンピュータBに該当)に従い、read
の際はコンピュータA上のネットワークファイルサーバ
ーソフトから送られてくる情報を、コンピュータB上の
ネットワークファイルクライアントがコンピュータB上
のユーザーID「101」およびユーザー名「gues
t2」に変換し、writeの際はコンピュータA上の
ユーザーID「100」およびユーザー名「guest
1」に変換することにより、コンピュータA上ではコン
ピュータAの設定に一致した情報をファイルシステムに
格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支
障のないようにする。このように、ネットワーク上にあ
る異なるコンピュータ間でユーザーIDおよびユーザー
名が異なる場合に、コンピュータBでネットワークを経
由して他のコンピュータAのファイルシステムを利用す
る際に、ユーザーIDおよびユーザー名の変換を行うよ
うにしたので、ユーザーIDの違いを意識することな
く、利用者はそれぞれのユーザー名でファイルを共有し
て利用することができる。
ータ間で、ファイルのオーナーのユーザー名およびユー
ザーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、
コンピュータA上のファイルシステムをコンピュータB
上で使用する際、ファイルのオーナーのユーザーIDお
よびユーザー名が異なる。従って、コンピュータB上の
ユーザーIDおよびユーザー名変換定義(guest
1:100@computerA!−?guest2:
101@computerB)(ユーザー名が「gue
st1」でユーザーIDが「100」のコンピュータA
は、ユーザー名が「guest2」でユーザーIDが
「101」のコンピュータBに該当)に従い、read
の際はコンピュータA上のネットワークファイルサーバ
ーソフトから送られてくる情報を、コンピュータB上の
ネットワークファイルクライアントがコンピュータB上
のユーザーID「101」およびユーザー名「gues
t2」に変換し、writeの際はコンピュータA上の
ユーザーID「100」およびユーザー名「guest
1」に変換することにより、コンピュータA上ではコン
ピュータAの設定に一致した情報をファイルシステムに
格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支
障のないようにする。このように、ネットワーク上にあ
る異なるコンピュータ間でユーザーIDおよびユーザー
名が異なる場合に、コンピュータBでネットワークを経
由して他のコンピュータAのファイルシステムを利用す
る際に、ユーザーIDおよびユーザー名の変換を行うよ
うにしたので、ユーザーIDの違いを意識することな
く、利用者はそれぞれのユーザー名でファイルを共有し
て利用することができる。
【0016】図6は、ネットワーク上の異なるコンピュ
ータ間で、ファイルのグループのグループ名は同じであ
るが、グループIDの定義が異なる場合の動作を説明す
る図である。この場合には、各装置はそれぞれ連係して
動作し、コンピュータA上のファイルシステムをコンピ
ュータB上で使用する際、ファイルのグループのグルー
プIDが異なる。従って、コンピュータB上のグループ
ID変換定義(group1:100@compute
rA!−?group1:101@computer
B)(グループ名が「group1」でグループIDが
「100」のコンピュータAは、グループ名が「gro
up1」でグループIDが「101」のコンピュータB
に該当)に従い、readの際はコンピュータA上のネ
ットワークファイルサーバーソフトから送られてくる情
報を、コンピュータB上のネットワークファイルクライ
アントがコンピュータB上のグループID「101」に
変換することにより「group1」で表示し、wri
teの際はコンピュータA上のグループID「100」
に変換することにより、コンピュータA上ではコンピュ
ータAの設定に一致した情報をファイルシステムに格納
する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支障の
ないようにする。このように、ネットワーク上に存在す
る異なるコンピュータ間でグループ名は同じだがグルー
プIDが異なる場合に、コンピュータBでネットワーク
を経由して他のコンピュータAのファイルシステムを利
用する際に、グループIDの変換を行うようにしたの
で、利用者はそのグループIDの違いを意識することな
く、ファイルを共有して利用できる。
ータ間で、ファイルのグループのグループ名は同じであ
るが、グループIDの定義が異なる場合の動作を説明す
る図である。この場合には、各装置はそれぞれ連係して
動作し、コンピュータA上のファイルシステムをコンピ
ュータB上で使用する際、ファイルのグループのグルー
プIDが異なる。従って、コンピュータB上のグループ
ID変換定義(group1:100@compute
rA!−?group1:101@computer
B)(グループ名が「group1」でグループIDが
「100」のコンピュータAは、グループ名が「gro
up1」でグループIDが「101」のコンピュータB
に該当)に従い、readの際はコンピュータA上のネ
ットワークファイルサーバーソフトから送られてくる情
報を、コンピュータB上のネットワークファイルクライ
アントがコンピュータB上のグループID「101」に
変換することにより「group1」で表示し、wri
teの際はコンピュータA上のグループID「100」
に変換することにより、コンピュータA上ではコンピュ
ータAの設定に一致した情報をファイルシステムに格納
する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支障の
ないようにする。このように、ネットワーク上に存在す
る異なるコンピュータ間でグループ名は同じだがグルー
プIDが異なる場合に、コンピュータBでネットワーク
を経由して他のコンピュータAのファイルシステムを利
用する際に、グループIDの変換を行うようにしたの
で、利用者はそのグループIDの違いを意識することな
く、ファイルを共有して利用できる。
【0017】図7は、ネットワーク上の異なるコンピュ
ータ間で、ファイルのグループのグループIDは同じで
あるが、グループ名の定義が異なる管理がされている場
合の動作を説明する図である。この場合には、各装置は
それぞれ連係して動作し、コンピュータA上のファイル
システムをコンピュータB上で使用する際、ファイルの
グループのグループ名が異なるので、コンピュータB上
のグループ名変換定義(group1:100@com
puterA!−?group2:100@compu
terB)(グループ名が「group1」でグループ
IDが「100」のコンピュータAは、グループ名が
「group2」でグループIDが「100」のコンピ
ュータBに該当)に従い、readの際はコンピュータ
A上のネットワークファイルサーバーソフトから送られ
てくる情報を、コンピュータB上のネットワークファイ
ルクライアントがコンピュータB上のグループ名「gr
oup2」に変換することにより「group2」で表
示し、writeの際はコンピュータA上のグループ名
「group1」に変換することにより、コンピュータ
A上ではコンピュータAの設定に一致した情報をファイ
ルシステムに格納する。これにより相互のコンピュータ
上で利用に支障のないようにする。このように、ネット
ワーク上に存在する異なるコンピュータ間でグループI
Dはを同じだがグループ名が異なる場合に、コンピュー
タBでネットワークを経由して他のコンピュータAのフ
ァイルシステムを利用する際に、グループ名の変換を行
うようにしたので、利用者はそれぞれのグループ名でフ
ァイルを共有して利用できる。
ータ間で、ファイルのグループのグループIDは同じで
あるが、グループ名の定義が異なる管理がされている場
合の動作を説明する図である。この場合には、各装置は
それぞれ連係して動作し、コンピュータA上のファイル
システムをコンピュータB上で使用する際、ファイルの
グループのグループ名が異なるので、コンピュータB上
のグループ名変換定義(group1:100@com
puterA!−?group2:100@compu
terB)(グループ名が「group1」でグループ
IDが「100」のコンピュータAは、グループ名が
「group2」でグループIDが「100」のコンピ
ュータBに該当)に従い、readの際はコンピュータ
A上のネットワークファイルサーバーソフトから送られ
てくる情報を、コンピュータB上のネットワークファイ
ルクライアントがコンピュータB上のグループ名「gr
oup2」に変換することにより「group2」で表
示し、writeの際はコンピュータA上のグループ名
「group1」に変換することにより、コンピュータ
A上ではコンピュータAの設定に一致した情報をファイ
ルシステムに格納する。これにより相互のコンピュータ
上で利用に支障のないようにする。このように、ネット
ワーク上に存在する異なるコンピュータ間でグループI
Dはを同じだがグループ名が異なる場合に、コンピュー
タBでネットワークを経由して他のコンピュータAのフ
ァイルシステムを利用する際に、グループ名の変換を行
うようにしたので、利用者はそれぞれのグループ名でフ
ァイルを共有して利用できる。
【0018】図8は、ネットワーク上の異なるコンピュ
ータ間で、ファイルのグループのグループ名およびグル
ープIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、
コンピュータA上のファイルシステムをコンピュータB
上で使用する際、ファイルのグループのグループIDお
よびグループ名が異なる。従って、コンピュータB上の
グループIDおよびグループ名変換定義(group
1:100@computerA!−?group2:
101@computerB)(グループ名が「gro
up1」でグループIDが「100」のコンピュータA
は、グループ名が「group2」でグループIDが
「101」のコンピュータBに該当)に従い、read
の際はコンピュータA上のネットワークファイルサーバ
ーソフトから送られてくる情報を、コンピュータB上の
ネットワークファイルクライアントがコンピュータB上
のグループID「101」およびグループ名「grou
p2」に変換し、writeの際はコンピュータA上の
グループID「100」およびグループ名「group
1」に変換することにより、コンピュータA上ではコン
ピュータAの設定に一致した情報をファイルシステムに
格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支
障のないようにする。このように、ネットワーク上にあ
る異なるコンピュータ間でグループIDおよびグループ
名が異なる場合に、コンピュータBでネットワークを経
由して他のコンピュータAのファイルシステムを利用す
る際に、グループIDおよびグループ名の変換を行うよ
うにしたので、グループIDの違いを意識することな
く、利用者はそれぞれのグループ名でファイルを共有し
て利用することができる。
ータ間で、ファイルのグループのグループ名およびグル
ープIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。この場合には、各装置はそれぞれ連係して動作し、
コンピュータA上のファイルシステムをコンピュータB
上で使用する際、ファイルのグループのグループIDお
よびグループ名が異なる。従って、コンピュータB上の
グループIDおよびグループ名変換定義(group
1:100@computerA!−?group2:
101@computerB)(グループ名が「gro
up1」でグループIDが「100」のコンピュータA
は、グループ名が「group2」でグループIDが
「101」のコンピュータBに該当)に従い、read
の際はコンピュータA上のネットワークファイルサーバ
ーソフトから送られてくる情報を、コンピュータB上の
ネットワークファイルクライアントがコンピュータB上
のグループID「101」およびグループ名「grou
p2」に変換し、writeの際はコンピュータA上の
グループID「100」およびグループ名「group
1」に変換することにより、コンピュータA上ではコン
ピュータAの設定に一致した情報をファイルシステムに
格納する。これにより相互のコンピュータ上で利用に支
障のないようにする。このように、ネットワーク上にあ
る異なるコンピュータ間でグループIDおよびグループ
名が異なる場合に、コンピュータBでネットワークを経
由して他のコンピュータAのファイルシステムを利用す
る際に、グループIDおよびグループ名の変換を行うよ
うにしたので、グループIDの違いを意識することな
く、利用者はそれぞれのグループ名でファイルを共有し
て利用することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、コンピュータ
でネットワークを経由して他のコンピュータのファイル
システムを利用するに際し、コンピュータ間でユーザー
名またはユーザーIDが異なる場合に、ユーザー名また
はユーザーIDの変換を行うようにした。従って、コン
ピュータ間でユーザーIDのみ異なるときには、利用者
はそのユーザーIDの違いを意識することなく同一のユ
ーザー名で同じファイルを共有できる。また、コンピュ
ータ間でユーザー名のみが異なる場合には、利用者はそ
れぞれのユーザー名で同じファイルを共有して利用でき
る。さらに、コンピュータ間でユーザーIDおよびユー
ザー名が異なる場合には、ユーザーIDの違いを意識す
ることなく、利用者はそれぞれのユーザー名でファイル
を共有して利用することができる。
でネットワークを経由して他のコンピュータのファイル
システムを利用するに際し、コンピュータ間でユーザー
名またはユーザーIDが異なる場合に、ユーザー名また
はユーザーIDの変換を行うようにした。従って、コン
ピュータ間でユーザーIDのみ異なるときには、利用者
はそのユーザーIDの違いを意識することなく同一のユ
ーザー名で同じファイルを共有できる。また、コンピュ
ータ間でユーザー名のみが異なる場合には、利用者はそ
れぞれのユーザー名で同じファイルを共有して利用でき
る。さらに、コンピュータ間でユーザーIDおよびユー
ザー名が異なる場合には、ユーザーIDの違いを意識す
ることなく、利用者はそれぞれのユーザー名でファイル
を共有して利用することができる。
【0020】請求項2記載の発明では、コンピュータで
ネットワークを経由して他のコンピュータのファイルシ
ステムを利用するに際し、ネットワーク上にある異なる
コンピュータ間でグループ名またはグループIDが異な
る場合に、グループ名またはグループIDの変換を行う
ようにした。従って、コンピュータ間でグループIDの
みが異なる場合には、利用者はそのグループIDの違い
を意識することなく、ファイルを共有して利用できる。
また、コンピュータ間でグループ名のみが異なる場合に
は、利用者はそれぞれのグループ名でファイルを共有し
て利用できる。さらに、コンピュータ間でグループID
およびグループ名が異なる場合には、グループIDの違
いを意識することなく、利用者はそれぞれのグループ名
でファイルを共有して利用することができる。
ネットワークを経由して他のコンピュータのファイルシ
ステムを利用するに際し、ネットワーク上にある異なる
コンピュータ間でグループ名またはグループIDが異な
る場合に、グループ名またはグループIDの変換を行う
ようにした。従って、コンピュータ間でグループIDの
みが異なる場合には、利用者はそのグループIDの違い
を意識することなく、ファイルを共有して利用できる。
また、コンピュータ間でグループ名のみが異なる場合に
は、利用者はそれぞれのグループ名でファイルを共有し
て利用できる。さらに、コンピュータ間でグループID
およびグループ名が異なる場合には、グループIDの違
いを意識することなく、利用者はそれぞれのグループ名
でファイルを共有して利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるネットワークのハードウエ
アの構成を示す図である。
アの構成を示す図である。
【図2】本発明が適用されるネットワークにおけるソフ
トウエアを説明するための図である。
トウエアを説明するための図である。
【図3】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、ユ
ーザーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
ーザーIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
【図4】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、ユ
ーザー名の定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
ーザー名の定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
【図5】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、フ
ァイルのオーナーのユーザー名およびユーザーIDの定
義が異なる場合の動作を説明する図である。
ァイルのオーナーのユーザー名およびユーザーIDの定
義が異なる場合の動作を説明する図である。
【図6】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、グ
ループIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
ループIDの定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
【図7】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、グ
ループ名の定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
ループ名の定義が異なる場合の動作を説明する図であ
る。
【図8】ネットワーク上の異なるコンピュータ間で、フ
ァイルのグループのグループ名およびグループIDの定
義が異なる場合の動作を説明する図である。
ァイルのグループのグループ名およびグループIDの定
義が異なる場合の動作を説明する図である。
【図9】従来のネットワークのハードウエアの構成例を
示す図である。
示す図である。
A、B コンピュータ C ネットワーク通信ケーブル F1、F2 ファイルシステム WS1、WS2 ワークステーション
Claims (2)
- 【請求項1】 ネットワークにコンピュータを介して接
続されるファイルシステム装置において、 前記ネットワークに接続される他のコンピュータのユー
ザーIDまたはユーザー名が、前記コンピュータ上でど
のユーザーIDまたはユーザー名に該当するかを定義す
る変換定義ファイルと、 前記コンピュータ上で前記ネットワークを経由して前記
他のコンピュータ上のファイルシステムの使用に際し、
前記コンピュータと前記他のコンピュータとのユーザー
IDまたはユーザー名が異なるときには、前記変換定義
ファイルの定義に基づいて、ユーザーIDまたはユーザ
ー名を変換する変換手段、とを具備したことを特徴する
ファイルシステム装置。 - 【請求項2】 ネットワークにコンピュータを介して接
続されるファイルシステム装置において、 前記ネットワークに接続される他のコンピュータのグル
ープIDまたはグループ名が、前記コンピュータ上でど
のグループIDまたはグループ名に該当するかを定義す
る変換定義ファイルと、 前記コンピュータ上で前記ネットワークを経由して前記
他のコンピュータ上のファイルシステムの使用に際し、
前記コンピュータと前記他のコンピュータとのグループ
IDまたはグループ名が異なるときには、前記変換定義
ファイルの定義に基づいて、グループIDまたはグルー
プ名を変換する変換手段、とを具備したことを特徴する
ファイルシステム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290461A JPH09106367A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | ファイルシステム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7290461A JPH09106367A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | ファイルシステム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106367A true JPH09106367A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17756327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7290461A Pending JPH09106367A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | ファイルシステム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106367A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506248A (ja) * | 1998-03-03 | 2002-02-26 | ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド | マルチプロトコル・ファイルサーバにおけるファイル・アクセス制御 |
JP2006085705A (ja) * | 2005-09-13 | 2006-03-30 | Casio Comput Co Ltd | データ処理装置及び記憶媒体 |
JP2007213521A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Meiri Tabuchi | 監視結果記録システム、共通ログ生成装置、及びプログラム |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7290461A patent/JPH09106367A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506248A (ja) * | 1998-03-03 | 2002-02-26 | ネットワーク・アプライアンス・インコーポレイテッド | マルチプロトコル・ファイルサーバにおけるファイル・アクセス制御 |
JP2006085705A (ja) * | 2005-09-13 | 2006-03-30 | Casio Comput Co Ltd | データ処理装置及び記憶媒体 |
JP2007213521A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Meiri Tabuchi | 監視結果記録システム、共通ログ生成装置、及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050830 |