JPH09105007A - 防刃チョッキ - Google Patents

防刃チョッキ

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JPH09105007A
JPH09105007A JP8098149A JP9814996A JPH09105007A JP H09105007 A JPH09105007 A JP H09105007A JP 8098149 A JP8098149 A JP 8098149A JP 9814996 A JP9814996 A JP 9814996A JP H09105007 A JPH09105007 A JP H09105007A
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bladed
vest
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JP8098149A
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Hiroyuki Kotari
博幸 小足
Naoki Imaeda
直樹 今枝
Hideo Saruyama
秀夫 猿山
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、身体を保護する防刃性がある上に、
夏期、運動時でも蒸、ベトツキ、体臭がなく、快適な防
刃チョッキを提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の防刃チョッキは、少なくとも前身
頃の表地と裏地の間に、防護板が配置され、かつ、該防
護板の内側の位置に、棒状またはチューブ状のクッショ
ン材を配置したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防刃性ならびに運
動性に優れ、蒸れのない快適着用性に優れた防刃チョッ
キに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防刃チョッキとしては、身頃全体
が1枚の板からなるものや、複数枚の金属板、プラスチ
ック板を組合わせたものが使用されているが、硬くて運
動性に劣り、しかも通気性がなく夏期には蒸感があり、
汗が出たときはベトツキがあり、着用性が良くないた
め、警察官は常時着用することを嫌うものであった。
【0003】たとえば、実公昭55−24090号公報
で、胸当て主体の表面に多数の小穴を設けた防護胸当て
が提案されているが、運動性や蒸れ性を配慮した快適着
用性に観点を置いたものは見当たらない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、運動性、蒸れのない快適着用性およ
び防刃性がともに優れた防刃チョッキを提供せんとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用する。
【0006】すなわち、本発明の防刃チョッキは、少な
くとも前身頃の表地と裏地の間に、防護板が配置され、
かつ、該防護板の内側の位置に、棒状またはチューブ状
のクッション材を配置したことを特徴とすることを特徴
とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の防刃チョッキで
は夏期には蒸感が、汗が出たときはベトツキ感が問題に
なっている実情に着眼したものである。すなわち、本発
明は、防護板の裏地に棒状またはチューブ状クッション
材を縦方向に配列して蒸れを防止するものであり、直径
3〜20mmの棒状またはチューブ状クッション材を3
〜10cm間隔で縦方向に配列して体から裏地を離すこ
とで、そのポンピング作用によって、下腹部から胸部へ
の通気性を付与し蒸れ、ベトツキを防止するものであ
る。クッション材を棒状にすればクッション性がよくな
り、チューブ状の中空にすれば着用時の運動によるポン
プ効果でその中の空気が流動して衣服内の温度、湿度が
下がって蒸れ感がより低くなりどちらでもよい。
【0008】また、防刃板に多数の貫通した小穴を付与
し、その穴径を0.3〜2.5mm、開口率を3〜30
%にすることによって内部(体)から防刃板を通して外
部に通気性、透湿性を与えることによって、より快適性
にすぐれたものとすることができる。ここで、穴径は
0.3mm未満では多数の穴を開けないと通気性が不十
分になり、穴径が2.5mmを越えるとアイスピックな
ど細い刃物が貫通してしまい防刃性が得られない。通気
性と防刃性から穴径は、好ましくは1〜2mmである。
開口率は3%未満では通気性が不十分であり蒸れてしま
い、30%を越えると穴と穴の間隔が狭くなり防刃性が
低下する。通気性と防刃性から開口率は好ましくは5〜
15%である。また、開口率を大にするほど軽量化でき
運動性が向上する。
【0009】次に、防刃板のみ通気性を付与しても側地
に通気性がないと、すなわち表地、防刃板カバー地、裏
地そのものの通気性がないと構造体としての機能が損な
われる。防刃チョッキとしての通気量は、好ましくは1
0cc/秒・cm2 以上、さらに好ましくは30cc/
秒・cm2 以上あれば、通気性と透湿性はほぼ満足す
る。今まで説明してきた通気性や透湿性は、着用者の体
質、季節、運動量によって異なるものであり、必要に応
じて調整することができるが、上述の範囲で十分満足さ
れるものである。
【0010】次に、裏地として、人体(内)側に単糸繊
度が細繊度である糸、外側(表地側)に単糸繊度が太繊
度である糸からなる横二重織物を使用することで、汗は
人体(内)側の細繊度糸から外側(表地側)の太繊度糸
へと移行し、蒸気となって発散するため裏地の内側はサ
ラッとした状態になり、ベトツキ難い防刃チョッキが得
られる。かかる裏地において太繊度と細繊度の差が大き
いほど毛細管現象により汗の移行が大になる。実際には
細繊度繊維糸条に50デニールまたは75デニール、太
繊度繊維糸条に100デニールまたは150デニールの
糸を横糸に打ち込んで横二重織物が得られる。
【0011】上述のクッション材としては、弾性樹脂、
たとえばポリエチレン系樹脂、ポリブタジェンゴム、ポ
リウレタンゴム、ネオプレンゴムなど、特に吸水性のな
いものが採用される。棒状クッション材を、好ましくは
縦に配列して裏地に包み込むことで、該弾性樹脂のポン
ピング作用による通気性とともにクッション性を付与す
ることができ、かつ刃物で刺した時の衝撃が吸収される
効果を有し、体を保護する機能が得られる。かかる弾性
樹脂としては、発泡体が好ましく使用され、たとえば好
ましくは5〜50倍、さらに好ましくは10〜30倍の
発泡倍率を有する発泡体が採用される。かかる弾性樹脂
は、防護板と身体との間に間隙を形成する機能をもたせ
るためのものであり、棒状でもよいし、繊条の合糸から
なるメッシュ状シート、さらに屈曲したシート状や多数
の穴を有するシート状のものでもよい。
【0012】次に、本発明の防刃チョッキは、上記着用
性と共に金属板またはプラスチック板からなる防護板は
多角形板を組合せて鎧兜式に配列し、個々の板が動く運
動性を改善したものが好ましい。即ち、多角形板を隙間
がないように重ね合わせるように個別に袋に包み込んだ
縫製方法、重ね部の隅を紐で繋ぎ合わせた方法で板の自
由度を大きくしたものである。多角形は四角形または六
角形が基本になり、脇部近辺は曲線形状にし、前身頃、
後身頃に夫々6〜20個で組立て、防刃チョッキを作
る。防護板は前身頃のみでもよく、1着分の板の枚数は
6〜40個がよく、板の枚数が少ないと運動性が損なわ
れ、多いと作製費用が高くなり、重ね代が多くなるため
重量が大になる。好ましい板の枚数は片身頃8〜12個
である。
【0013】防護板としては、金属板とプラスチック
板、これらの積層板を採用することができる。金属板と
しては、ステンレス鋼板、アルミ合金、純チタン、チタ
ン合金からなるが、堅くて強靭であれば如何なる金属で
もよいが、製品厚さ、重量、加工性の上から、ステンレ
ス鋼板が最適である。アルミ合金は厚さが要求され、着
用性の点でやや劣り、チタン合金は薄くて強いが加工性
にやや問題がある。
【0014】プラスチック板として、ポリカーボネート
板、ナイロン6/ガラス混合板、ポリアミドイミドの単
体、または積層板がある。これらプラスチック板は上記
金属板より防刃性が低く、厚さを3mm以上にしないと
200kg以上の強力が得られないが、軽量で、重ね代
の成型加工が容易であるなどの特徴がある。
【0015】また、プラスチック板にステンレス金網を
装填、複合すると、プラスチックと金属のそれぞれの特
徴が生かされたものが得られる。即ち、金属板より軽量
で成型加工が容易であり、しかもプラスチックより防刃
性が向上する。プラスチックとステンレス金網の一体成
形品も本発明の防護板として使用することができる。か
かる複合は射出成型により容易に成形することができ
る。
【0016】本発明のクッション材および防護板は、布
帛で包埋されているのが好ましく、かかる構成にするこ
とで、表時や裏地との接合がし易くなり、該防刃チョッ
キの積層複合構造を形成し易くなるという利点がでてく
る。本発明の該クッション材は、該裏地に接合されてい
るのが好ましく、たとえば該裏地と防護板との間や裏地
の内側(肌側)に接合される。また、かかるクッション
材や防護板を包み込む布帛は、抗菌、防臭加工が施され
ているのが好ましい。かかる抗菌、防臭加工材として
は、通常、衣料分野の布帛に使用される薬剤を使用する
ことができ、例えば、第4アンモニウム塩が好ましく使
用される。かかる抗菌、防臭加工剤は、布帛重量の好ま
しくは0.02〜0.1%OWf 、さらに好ましくは0.
03〜0.09%OWf 含有せしるのが、抗菌・防臭性能
の上から好ましい。かかる第4アンモニウム塩は、炭素
数が12〜14のアルキル基を有するものであり、含有
量はにより安全で、耐久性のある抗菌・防臭性能を得る
ことができる。該含有量が0.02%OWf 以下では耐久
性が得られず、一方0.1%OWf 以上では染色堅牢度が
低下し実用上好ましくない。かかる包み込むための布帛
としては、ポリエステル繊維が布帛強度に優れていて好
ましい。
【0017】本発明の防刃チョッキは、従来品に比して
は快適性に優れている構造を採用しているとはいうもの
のやはりかかる複雑な構造をしているので、汗臭くなり
易く、体臭が付着し易いので、嫌われるという問題点が
根強くある。そこで、好ましくは表地と裏地はもとよ
り、上述のようにクッション材や防護板を包製する生地
などに上述の抗菌、防臭加工を施したものを使用するの
が、より快適性を向上させる上から好ましい。
【0018】防刃性は、出刃包丁とアイスピックで1c
m/分の速度で押した時、防刃チョッキを貫通する最大
の強力を測定し、比較評価した。
【0019】抗菌性評価方法は菌数測定法を採用した。
試験菌体は黄色葡萄状菌を用い滅菌試料布に上記試験菌
のブイヨン懸濁液を注加し、密閉容器中で37℃、18
時間培養後の生菌数を計測し、殖菌数に対する菌数を測
定し、次の基準で判定した。Iog (B/A)>2の条件下、Io
g (B/C) を菌数増減値差として1.6以上を合格とし
た。
【0020】ここで、Aは無加工品の接種直後の菌数、
Bは無加工品の18時間培養後の菌数、Cは加工品の1
8時間培養後の菌数を表す。
【0021】抗菌性は家庭用洗濯機で5分洗濯、2分す
すぎを2回繰り返し、これを10回行なった後の試料で
測定した。
【0022】本発明を図面により、以下説明する。図1
は、本発明の防刃チョッキの断面図を示し、表面から表
地1、カバー地2に包んだ防護板3、裏地4と裏地に包
まれた棒状クッション材5から成り立つ防刃チョッキの
一例である。図2は、四角形の防護板3の正面図を示
し、丸穴6がほぼ一定間隔で配列している。図3は、防
刃チョッキの防刃板の配置を示し、四角形の防護板3を
主体に、脇部近辺が曲線形状3´の防護板を使った一例
を示す。防護板の裏には裏地で包んだ棒状クッション材
5が一定間隔で縦に配列されている。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0024】実施例1 防護板として、ステンレスS−4鋼板を図1に示すよう
に7枚の小片にし、人体に沿うように曲率を300Rに
曲げ加工した。この夫々の小片をポリエステル200デ
ニールの平織物でカバーし、板の重ね代が10mmにな
るようにカバー地を縫製し、縦35cm×横55cmの
鎧兜状の防護板を作成した。
【0025】次いで、ポリエステル150デニールのメ
ッシュ編地を表地として、縦50デニール、横75,1
50デニールポリエステル糸使いの横2重織物を裏地と
して縫製した。この時、裏地に棒状ポリウレタンゴムを
縦に5cm間隔で配置して、防刃チョッキを作成した。
このチョッキを背中メッシュ編のシャツ地に仕上げ着用
し、その上からYシャツを着用した。
【0026】その結果、運動後の発汗時でも蒸れが少な
く、ベトツキもなく、体が冷えた時の冷たい感じもなく
着用性は良好であった。また、各防護片が独立した動き
があり、体にフイットし運動性に優れ、通常の作業でも
支障がなかった。防刃性は、アイスピックで250k
g,出刃包丁で210kgの強力が得られた。
【0027】実施例2 実施例1と同じステンレスS−4鋼板にレーザーで直径
1.5mm、開口率15%の穴を一定間隔に開けて防護
板を作り、この夫々の小片をポリエステル200デニー
ル使い、通気量50cc/秒・cm2 の平織物でカバー
し、実施例1と同じ通気量30cc/秒・cm2 の横2
重織物を裏地にして、前、後身頃に取付けて防刃チョッ
キに組み立て、その上からYシャツを着用した。その結
果、腹部、背部両側に取付けたにも拘らず、蒸はほとん
どなく、発汗しても汗が外側に移行して裏地が皮膚と密
着していてもベトツキ感がなかった。また、防刃性は、
アイスピックで210kg,出刃包丁で200kgの強
力が得られ、強度的には問題なかった。また、薄くなり
着脹れ感が実施例1よりよくなった反面、クッション性
がやや低くなった。
【0028】実施例3 ナイロン6にガラス45%混合して射出成型で縦10c
m×横15cm、厚さ3,5mmの板を作り、実施例1
と同様にして防刃チョッキを作った。この結果、防刃性
は、厚さ3mmでアイスピックで130kg,出刃包丁
で150kgの強力が得られ、体重100kgの人が切
付けても貫通し難い物が得られた。このプラスチック板
は重量がステンレス板より軽量であり、運動性に優れた
物が得られた。厚さを5mmにすると防刃性は200k
gに強くなったが、厚いためか運動性がやや損なわれ
た。
【0029】実施例4 実施例3のナイロン6/ガラス45%の射出成型時に線
径0.9mm,目の開き1mmのステンレス金網を装填
し、縦10cm×横15cm、厚さ3mmの複合板を作
り、実施例3と同様にして防刃チョッキを作った。この
結果、やや重くなったが、アイスピックで150kg,
出刃包丁で200kgの強力が得られ、防刃性が向上し
た。
【0030】実施例5 実施例1の防刃板を包製するカバー地にポリエステル2
00デニールの平織物、表地にポリエステル150デニ
ールのメッシュ編地、裏地に縦50デニール、横75,
150デニールポリエステル糸使いの横2重織物各々を
抗菌剤濃度を0.4 %ows の処理浴でで加工し、抗菌剤含
有量0.03%OWf を得た。ここで言う抗菌剤はドデシルメ
チルアンモニウムクロライド100gをイソプロパノー
ル100gに溶解し、苛性ソーダを加え撹拌した後、濾
過により食塩を除き、リン酸ジn-ブチルを添加して中和
して第4アンモニウム塩型の抗菌剤を得た。
【0031】この生地を家庭用洗濯機で10回洗濯後菌
数測定法により18時間培養後の生菌数を計測し、殖菌
数に対する菌数を測定した結果、抗菌性は4.5と基準
を十分クリアーした。
【0032】上記加工生地を用いて防刃板のカバー地、
メッシュ編地の表地、横2重織物の裏地に縫製して防刃
チョッキに仕立て、着用試験を1か月実施後、無加工と
の比較をしたところ、汗臭さに明確な差がでた。
【0033】実施例6 抗菌消臭加工費を削減するために、防刃板のカバー地の
み実施例5で使用した生地を使い、表、裏地は無加工生
地で縫製した。カバー地は表、裏地と分離できるように
袋にして端はマジックテープで止める構造として防刃チ
ョッキに仕立てた。このチョッキを実施例5と同様の試
験をした結果、着用後はやや汗臭かったが、洗濯をする
ことで次の人が着用するときは汗臭さは感じなかった。
【0034】比較例1 縦10cm×横15cm、厚さ0.8mmのステンレス
板を重ね代10mmになるようにカバー地を縫製し、縦
35cm×横55cmの鎧兜状の防護板を作成した。こ
の表面にメッシュ織物を、裏面に厚手の綿の編物を使い
縫製した。
【0035】その結果、運動後の蒸が目立ち、発汗によ
り汗がベトツキ、不快感があった。また、クッション性
もよくなかった。
【0036】比較例2 ステンレスS−4鋼板にレーザーで直径1.5mm、開
口率15%の穴を一定間隔に開けて防護板を作り、この
夫々の小片をポリエステル200デニール使い、の平織
物でカバーし、表面にメッシュ織物を、裏面に厚さ3m
mのフエルトと厚手の綿の編物で縫製した。
【0037】その結果、クッション性はよかったが、運
動後の蒸、発汗が目立ち、大変不快感があり長時間着用
が困難であった。
【0038】
【発明の効果】本発明の防刃チョッキによれば、身体の
保護、すなわち、出刃包丁やアイスピックに対する防刃
性がある上に通気性が大きく、夏期、運動時に衣服内温
湿度が押さえられて蒸が少なく、そして発汗があっても
汗の移行がありベトツキがなく、汗臭さがなく、しかも
運動性に優れており、夏期に常時着用しても快適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、本発明の防刃チョッキの生地断面
図である。
【図2】 この図は、四角形の防護板の一例を示す正面
図である。
【図3】 この図は、防刃チョッキの防護板の配置を示
す概略図である。
【符号の説明】
1:表地 2:カバー地 3:防護板 3´:防護板 4:裏地 5:クッション材 6:丸穴

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも前身頃の表地と裏地の間に、防
    護板が配置され、かつ、該防護板の内側の位置に、棒状
    またはチューブ状のクッション材を配置したことを特徴
    とする防刃チョッキ。
  2. 【請求項2】該クッション材が、該裏地に接合されてい
    る請求項1記載の防刃チョッキ。
  3. 【請求項3】該クッション材が、該裏地の内側に接合さ
    れている請求項1記載の防刃チョッキ。
  4. 【請求項4】該クッション材が、布帛で包埋されている
    請求項1記載の防刃チョッキ。
  5. 【請求項5】該裏地が、内側を細繊度糸、外側(表地
    側)に太繊度糸からなる横2重織物である請求項1記載
    の防刃チョッキ。
  6. 【請求項6】該防護板が、多数の貫通した小穴を有する
    ものである請求項1記載の防刃チョッキ。
  7. 【請求項7】該小穴が、0.3〜2.5mm径を有し、
    かつ、該小穴の開口率が3〜30%である請求項6記載
    の防刃チョッキ。
  8. 【請求項8】該クッション材が、弾性樹脂である請求項
    1〜3のいずれかに記載の防刃チョッキ。
  9. 【請求項9】該弾性樹脂が、ポリウレタンゴムまたはネ
    オプレンゴムである請求項8記載の防刃チョッキ。
  10. 【請求項10】該弾性樹脂が、発泡体である請求項8記
    載の防刃チョッキ。
  11. 【請求項11】該クッション材が、チョッキの縦方向に
    配列されている請求項1記載の防刃チョッキ。
  12. 【請求項12】該布帛が、裏地である請求項4記載の防
    刃チョッキ。
  13. 【請求項13】該防護板が、金属板およびプラスチック
    板から選ばれた少なくとも1種で構成されている請求項
    1記載の防刃チョッキ。
  14. 【請求項14】該金属板が、ステンレス鋼、アルミ合
    金、純チタンおよびチタン合金から選ばれた金属板であ
    る請求項13記載の防刃チョッキ。
  15. 【請求項15】該防護板が、ポリカーボネート板、ポリ
    アミドイミド板、ナイロン6/ガラス積層体またはこれ
    らの積層板からなるプラスチック板である請求項13記
    載の防刃チョッキ。
  16. 【請求項16】該防護板が、多角形状である請求項1記
    載の防刃チョッキ。
  17. 【請求項17】該防護板が、複数個、鎧兜式に配列され
    ている請求項1記載の防刃チョッキ。
  18. 【請求項18】該防護板が、前身頃または後身頃にそれ
    ぞれ6〜20個配列されている請求項1記載の防刃チョ
    ッキ。
  19. 【請求項19】該防刃チョッキが、10cc/秒・cm
    2 以上の通気量を有する請求項1〜18のいずれかに記
    載の防刃チョッキ。
  20. 【請求項20】該表地および該裏地の少なくとも一方
    が、抗菌、防臭加工が施されているものである請求項1
    記載の防刃チョッキ。
  21. 【請求項21】該防護板が、布帛によって包み込む形で
    縫製されている請求項1記載の防刃チョッキ。
  22. 【請求項22】該布帛が、抗菌、防臭加工が施されてい
    る請求項21記載の防刃チョッキ。
  23. 【請求項23】該布帛が、ポリエステル繊維からなり、
    かつ、第4アンモニウム塩で抗菌、防臭加工されている
    請求項21記載の防刃チョッキ。
  24. 【請求項24】該抗菌、防臭加工剤が、布帛重量の0.
    02〜0.1%OWf 含有せしめられている請求項20ま
    たは22記載の防刃チョッキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143166A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Oora:Kk 防刃防刺素材及び防護衣
WO2009151643A3 (en) * 2008-06-12 2010-04-22 Butler Randy H Body armor support system

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