JPH0898885A - 電子式点滴管理用点滴瓶 - Google Patents
電子式点滴管理用点滴瓶Info
- Publication number
- JPH0898885A JPH0898885A JP6236202A JP23620294A JPH0898885A JP H0898885 A JPH0898885 A JP H0898885A JP 6236202 A JP6236202 A JP 6236202A JP 23620294 A JP23620294 A JP 23620294A JP H0898885 A JPH0898885 A JP H0898885A
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- JP
- Japan
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- drip
- ultrasonic
- bottle
- sensor
- liquid
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/1414—Hanging-up devices
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子式点滴管理装置用の点滴瓶を提供する。
【構成】 薬液Ａ中に超音波信号を放射する超音波発振
素子７ａと、液面で反射した超音波信号を受信して電気
信号を出力する受信素子７ｂとを具備する超音波センサ
ー７を、点滴状態において薬液Ａより下部をなし、かつ
薬液Ａの液面Ｌと向合った瓶壁(６)の中に埋設した点滴
瓶１である。この点滴瓶１を使用して、薬液中に超音波
パルス信号を放射し、薬液面で反射した超音波パルス信
号を受信して、センサー７と薬液面Ｌとの距離及びその
変化量を数量的に検出し、演算制御回路１１を介して、
点滴瓶１内の薬液量や単位流量、あるいは所定量の点滴
が終了したことなどの点滴管理データ求めて、点滴処置
を電子的に管理する。
素子７ａと、液面で反射した超音波信号を受信して電気
信号を出力する受信素子７ｂとを具備する超音波センサ
ー７を、点滴状態において薬液Ａより下部をなし、かつ
薬液Ａの液面Ｌと向合った瓶壁(６)の中に埋設した点滴
瓶１である。この点滴瓶１を使用して、薬液中に超音波
パルス信号を放射し、薬液面で反射した超音波パルス信
号を受信して、センサー７と薬液面Ｌとの距離及びその
変化量を数量的に検出し、演算制御回路１１を介して、
点滴瓶１内の薬液量や単位流量、あるいは所定量の点滴
が終了したことなどの点滴管理データ求めて、点滴処置
を電子的に管理する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医療における点滴装置
に使用する点滴瓶に関し、特に、点滴処理を電子式に数
量的に管理するための点滴管理用の点滴瓶に関する。
に使用する点滴瓶に関し、特に、点滴処理を電子式に数
量的に管理するための点滴管理用の点滴瓶に関する。
【０００２】
【従来の技術】医療用の点滴装置は、例えば図２のよう
に構成されている。
に構成されている。
【０００３】薬液を収容した点滴瓶(01)は、スタンド(0
2)のアーム(03)に、ハンガー(04)により懸吊されてい
る。
2)のアーム(03)に、ハンガー(04)により懸吊されてい
る。
【０００４】点滴瓶(01)の下端に、コネクタ(05)を介し
て、ゴム管などの可撓管(06)が連接され、可撓管(06)の
先端には、注射針(07)が装着されている。
て、ゴム管などの可撓管(06)が連接され、可撓管(06)の
先端には、注射針(07)が装着されている。
【０００５】可撓管(06)の中間には、ドリップ・チャン
バー(08)が介挿されている。ドリップ・チャンバー(08)
は、ガラスなどの透明材料の管で、内部に下向きのノズ
ル(09)を備えて、通過する薬液の滴下状態を視認できる
ようになっている。
バー(08)が介挿されている。ドリップ・チャンバー(08)
は、ガラスなどの透明材料の管で、内部に下向きのノズ
ル(09)を備えて、通過する薬液の滴下状態を視認できる
ようになっている。
【０００６】コネクタ(05)には、点滴瓶(01)から流下す
る薬液の単位流量を調節するために、図示を省略した調
節コックが付設されている。
る薬液の単位流量を調節するために、図示を省略した調
節コックが付設されている。
【０００７】使用に際しては、注射針(07)を患者の静脈
に刺し、調節コックを開いて、点滴瓶(01)中の薬液を流
下させ、可撓管(06)及び注射針(07)を通して、薬液を患
者の静脈に注入する。
に刺し、調節コックを開いて、点滴瓶(01)中の薬液を流
下させ、可撓管(06)及び注射針(07)を通して、薬液を患
者の静脈に注入する。
【０００８】処置を行う医師や看護婦(以下、処置者と
いう)は、ドリップ・チャンバー(08)のノズル(09)から
滴下する薬液の時間間隔を視認しながら、調節コックの
開度を調節して、所要の単位流量を設定する。
いう)は、ドリップ・チャンバー(08)のノズル(09)から
滴下する薬液の時間間隔を視認しながら、調節コックの
開度を調節して、所要の単位流量を設定する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
点滴装置では、ドリップ・チャンバー(08)中の薬液の滴
下状態に基づいて、薬液の単位流量を所要値に設定して
いるが、これを適切に行うには相当の経験が必要であ
り、また、経験を積んだ処置者であっても、個人差によ
り設定流量にバラツキが生じる。
点滴装置では、ドリップ・チャンバー(08)中の薬液の滴
下状態に基づいて、薬液の単位流量を所要値に設定して
いるが、これを適切に行うには相当の経験が必要であ
り、また、経験を積んだ処置者であっても、個人差によ
り設定流量にバラツキが生じる。
【００１０】また、注射される薬液量は、設定流量と点
滴の時間とにより定まるので、処置者は、およその所要
時間を推定して、点滴を開始してからその時間が経過し
た時に、点滴を終了させるようにしている。
滴の時間とにより定まるので、処置者は、およその所要
時間を推定して、点滴を開始してからその時間が経過し
た時に、点滴を終了させるようにしている。
【００１１】しかし、病院などでは、処置者が一人の患
者のみを担当していることは少ないので、他の仕事が忙
しい場合などには、点滴中の患者が放置されて、点滴量
が超過したり、極端な場合には、点滴瓶が空になった後
まで放置されて、患者に無用の苦痛を与えたりする不都
合がある。
者のみを担当していることは少ないので、他の仕事が忙
しい場合などには、点滴中の患者が放置されて、点滴量
が超過したり、極端な場合には、点滴瓶が空になった後
まで放置されて、患者に無用の苦痛を与えたりする不都
合がある。
【００１２】本発明は、これらの不都合を改善するため
になされたもので、点滴の準備や設定を熟練を要するこ
となく簡単に行えるようにするための、電子式点滴管理
用の点滴瓶を提供することを目的とする。
になされたもので、点滴の準備や設定を熟練を要するこ
となく簡単に行えるようにするための、電子式点滴管理
用の点滴瓶を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【００１４】(１) 超音波を発信及び受信する超音波セ
ンサーと薬液面との距離及びその変化量を、超音波セン
サの入出力信号により演算制御回路を介して数量的に検
出し、その検出データに基づき、点滴を管理するように
した、電子式点滴管理装置の点滴瓶において、薬液中に
超音波信号を放射する超音波発振素子と、液面で反射し
た超音波信号を受信して電気信号を出力する受信素子を
具備する超音波センサーを、点滴状態において薬液より
下部をなし、かつ薬液の液面と向合った瓶壁の中に埋設
した。
ンサーと薬液面との距離及びその変化量を、超音波セン
サの入出力信号により演算制御回路を介して数量的に検
出し、その検出データに基づき、点滴を管理するように
した、電子式点滴管理装置の点滴瓶において、薬液中に
超音波信号を放射する超音波発振素子と、液面で反射し
た超音波信号を受信して電気信号を出力する受信素子を
具備する超音波センサーを、点滴状態において薬液より
下部をなし、かつ薬液の液面と向合った瓶壁の中に埋設
した。
【００１５】(２) 前記(１)項において、超音波センサ
ーが、それの超音波発信素子および超音波受信素を包囲
する外装材の少なくとも前面を、点滴瓶を構成する材料
と、音響インピイーダンスを等しくしてある。
ーが、それの超音波発信素子および超音波受信素を包囲
する外装材の少なくとも前面を、点滴瓶を構成する材料
と、音響インピイーダンスを等しくしてある。
【００１６】
【作用】点滴瓶の瓶壁の中に、超音波発振素子と超音波
受信素子を内蔵する超音波センサが埋設されているか
ら、センサと薬液の液面との超音波の伝達関係が、薬液
の量による距離以外は、点滴設定時の処置者の熟練度等
によって、点滴条件が変動することがなく、再現性の高
い安定した点滴管理ができる。
受信素子を内蔵する超音波センサが埋設されているか
ら、センサと薬液の液面との超音波の伝達関係が、薬液
の量による距離以外は、点滴設定時の処置者の熟練度等
によって、点滴条件が変動することがなく、再現性の高
い安定した点滴管理ができる。
【００１７】
【実施例】図１は、本発明の一実施例の点滴瓶の断面
図、及び関連する制御装置の概略構成を示す図である。
図、及び関連する制御装置の概略構成を示す図である。
【００１８】透明の合成樹脂製の点滴瓶(１)は、内部に
点滴薬液を収容し、下端に薬液(Ａ)の送出口(２)を備
え、懸吊用のハンガー(３)に保持されている。
点滴薬液を収容し、下端に薬液(Ａ)の送出口(２)を備
え、懸吊用のハンガー(３)に保持されている。
【００１９】送出口(２)には、前述の従来の点滴装置と
同様に、コネクタ(４)を介して、可撓管(５)が連接され
ている。送出口(２)は、周知のように、薬品メーカーに
より薬液を充填した後、ゴム膜により密封されており、
使用に際して、コネクタ(４)に設けた注射針を突き刺し
て、点滴瓶(１)中の薬液(Ａ)を流出させるようになって
いる。
同様に、コネクタ(４)を介して、可撓管(５)が連接され
ている。送出口(２)は、周知のように、薬品メーカーに
より薬液を充填した後、ゴム膜により密封されており、
使用に際して、コネクタ(４)に設けた注射針を突き刺し
て、点滴瓶(１)中の薬液(Ａ)を流出させるようになって
いる。
【００２０】図１は、点滴瓶(１)の点滴に使用状態を示
すもので、点滴瓶(１)の下端における液面(Ｌ)とほぼ平
行をなす瓶壁(６)の送出口(２)の側方には、超音波セン
サー(７)が埋設されている。
すもので、点滴瓶(１)の下端における液面(Ｌ)とほぼ平
行をなす瓶壁(６)の送出口(２)の側方には、超音波セン
サー(７)が埋設されている。
【００２１】センサー(７)は、点滴瓶(１)内の薬液(Ａ)
中に超音波パルスを放射する超音波発振素子(7a)と、薬
液(Ａ)の液面(Ｌ)で反射した超音波パルスを受信して、
電気信号を出力する受信素子(7b)とを、所要の外装材(7
c)に包囲されて、一体化されている。
中に超音波パルスを放射する超音波発振素子(7a)と、薬
液(Ａ)の液面(Ｌ)で反射した超音波パルスを受信して、
電気信号を出力する受信素子(7b)とを、所要の外装材(7
c)に包囲されて、一体化されている。
【００２２】センサ(７)は、超音波発信素子(7a)と受信
素子(7b)を封入する外装料(7c)の少なくとも点滴瓶(１)
の内側を向く前端面(7d)は、点滴瓶(１)と材料を同じく
して、埋設される瓶壁(６)と音響インピーダンスの一致
を計るのがよい。このようにすれば、両素子に近い部分
での反射波がなくなり、より接近した薬液の界面を、外
乱なく計ることができる。
素子(7b)を封入する外装料(7c)の少なくとも点滴瓶(１)
の内側を向く前端面(7d)は、点滴瓶(１)と材料を同じく
して、埋設される瓶壁(６)と音響インピーダンスの一致
を計るのがよい。このようにすれば、両素子に近い部分
での反射波がなくなり、より接近した薬液の界面を、外
乱なく計ることができる。
【００２３】センサー(７)は、プラグ(８)及び導線(９)
により超音波送受信器(10)に接続されている。
により超音波送受信器(10)に接続されている。
【００２４】超音波送受信器(10)は、導線(９)を介して
センサー(７)を制御し、超音波発振素子から適宜の時間
間隔で超音波パルスを薬液(Ａ)中に射出させ、液面(Ｌ)
で反射した超音波パルスの入射により、センサー(７)の
受信素子から出力する電気信号を受け取る。
センサー(７)を制御し、超音波発振素子から適宜の時間
間隔で超音波パルスを薬液(Ａ)中に射出させ、液面(Ｌ)
で反射した超音波パルスの入射により、センサー(７)の
受信素子から出力する電気信号を受け取る。
【００２５】また、超音波送受信器(10)は、センサー
(７)の超音波発振素子(7a)が超音波パルスを射出する時
期、及び、液面(Ｌ)で反射した超音波パルスが受信素子
(7b)に入射した時期に、それぞれタイミング信号を出力
して、次段の演算制御部(11)に送信するように構成され
ている。
(７)の超音波発振素子(7a)が超音波パルスを射出する時
期、及び、液面(Ｌ)で反射した超音波パルスが受信素子
(7b)に入射した時期に、それぞれタイミング信号を出力
して、次段の演算制御部(11)に送信するように構成され
ている。
【００２６】超音波送受信器(10)からの２種のタイミン
グ信号は、点滴瓶(１)内の薬液量の増減に基づいて変化
するセンサー(７)と液面(Ｌ)との距離に比例する時間差
をもって、出力される。
グ信号は、点滴瓶(１)内の薬液量の増減に基づいて変化
するセンサー(７)と液面(Ｌ)との距離に比例する時間差
をもって、出力される。
【００２７】演算制御部(11)は、この２種のタイミング
信号の時間差に基づいて、所要の演算を行い、複数種の
点滴管理データを作成し、２組の表示及び警報装置(12)
(13)に送信するように構成されている。
信号の時間差に基づいて、所要の演算を行い、複数種の
点滴管理データを作成し、２組の表示及び警報装置(12)
(13)に送信するように構成されている。
【００２８】２組の表示及び警報装置(12)(13)の中、１
組(12)は、点滴を受ける感受の病室内に設置され、他の
１組(13)は、病室から離れたナース・ステーションに設
置されている。
組(12)は、点滴を受ける感受の病室内に設置され、他の
１組(13)は、病室から離れたナース・ステーションに設
置されている。
【００２９】点滴管理データとしては、たとえば以下の
ものを作成することができる。 (ｉ) 点滴瓶(１)中の薬液量 (ii) 薬液(Ａ)の単位流量 (iii) 点滴開始時からの注入された薬液量 (iv) 点滴所要時間及び点滴開始時からの経過時間 (ｖ) 設定した量の点滴終了時の報知 (vi) その他、異常状態の発生警報等
ものを作成することができる。 (ｉ) 点滴瓶(１)中の薬液量 (ii) 薬液(Ａ)の単位流量 (iii) 点滴開始時からの注入された薬液量 (iv) 点滴所要時間及び点滴開始時からの経過時間 (ｖ) 設定した量の点滴終了時の報知 (vi) その他、異常状態の発生警報等
【００３０】点滴瓶(１)中の薬液量は、超音波パルス信
号が、センサー(７)から出射し、薬液面で反射してセン
サー(７)に受信されるまでの時間、すなわち、２種のタ
イミング信号の時間差と、薬液(Ａ)中における超音波の
伝播速度とに基づいて、センサー(７)と薬液面(Ｌ)との
距離を測定することによって求められる。
号が、センサー(７)から出射し、薬液面で反射してセン
サー(７)に受信されるまでの時間、すなわち、２種のタ
イミング信号の時間差と、薬液(Ａ)中における超音波の
伝播速度とに基づいて、センサー(７)と薬液面(Ｌ)との
距離を測定することによって求められる。
【００３１】薬液(Ａ)の単位流量は、適宜の単位時間で
離間した２つの超音波パルス信号を選定して、それぞれ
におけるタイミング信号の時間差を比較することによ
り、単位時間内における薬液(Ａ)の減少量を演算するこ
とにより求められる。
離間した２つの超音波パルス信号を選定して、それぞれ
におけるタイミング信号の時間差を比較することによ
り、単位時間内における薬液(Ａ)の減少量を演算するこ
とにより求められる。
【００３２】点滴開始時からの注射薬液量は、(ii)の単
位流量と(iv)の経過時間とにより、あるいは点滴開始時
からの薬液(Ａ)の減少量により求められる。
位流量と(iv)の経過時間とにより、あるいは点滴開始時
からの薬液(Ａ)の減少量により求められる。
【００３３】点滴所要時間は、あらかじめ設定した点滴
量と単位流量とによって求められ、また、点滴開始時か
らの経過時間は、演算制御部(11)あるいは表示及び警報
装置(12)(13)に時計装置を設置して、点滴開始時に起動
させることにより求めるようにすればよい。
量と単位流量とによって求められ、また、点滴開始時か
らの経過時間は、演算制御部(11)あるいは表示及び警報
装置(12)(13)に時計装置を設置して、点滴開始時に起動
させることにより求めるようにすればよい。
【００３４】点滴終了時の報知は、上記の点滴所要時間
と経過時間とに基づいて演算してもよく、あるいは(ii
i)の注射薬液量が、あらかじめ設定した点滴量に達した
時に、報知信号を表示及び警報装置(12)(13)に送るよう
にすればよい。
と経過時間とに基づいて演算してもよく、あるいは(ii
i)の注射薬液量が、あらかじめ設定した点滴量に達した
時に、報知信号を表示及び警報装置(12)(13)に送るよう
にすればよい。
【００３５】その他の異常状態の発生警報は、たとえ
ば、薬液(Ａ)の単位流量が所定範囲を外れて増減した場
合などに、その発生を検知して警報信号を出力する。
ば、薬液(Ａ)の単位流量が所定範囲を外れて増減した場
合などに、その発生を検知して警報信号を出力する。
【００３６】演算制御部(11)で作成されたこれらの管理
データは、並列に設置された２組の表示及び警報装置(1
2)(13)に送られて、それぞれのデータを刻々に表示し、
また、(ｖ)の点滴終了時に、ブザーによる音や、警告表
示ランプの点滅等により、処置者にその旨を報知する。
データは、並列に設置された２組の表示及び警報装置(1
2)(13)に送られて、それぞれのデータを刻々に表示し、
また、(ｖ)の点滴終了時に、ブザーによる音や、警告表
示ランプの点滅等により、処置者にその旨を報知する。
【００３７】(vi)の異常状態の発生時にも、同様にブザ
ーや表示ランプを作動させるが、この場合は、点滴終了
時の報知と区別するために、たとえば、ブザーを断続的
に鳴らすとか、点滴終了表示用とは別の表示ランプを点
滅させるなど、点滴終了時とは異なる態様で表示するこ
とが望ましい。
ーや表示ランプを作動させるが、この場合は、点滴終了
時の報知と区別するために、たとえば、ブザーを断続的
に鳴らすとか、点滴終了表示用とは別の表示ランプを点
滅させるなど、点滴終了時とは異なる態様で表示するこ
とが望ましい。
【００３８】
(ａ) 超音波センサと点滴瓶は固定されているので、電
子式点滴管理に、再現性の高い精度が得られる。
子式点滴管理に、再現性の高い精度が得られる。
【００３９】(ｂ) 点滴瓶と超音波センサとの取付部の
脱落や密着不良による故障や事故を生じない。
脱落や密着不良による故障や事故を生じない。
【００４０】(ｃ) 点滴瓶と電子式点滴管理装置との接
続が簡単で熟練を要しないので、設定不良を生じない。
続が簡単で熟練を要しないので、設定不良を生じない。
【図１】本発明の点滴瓶の断面図、及び関連する制御装
置の概略構成を示す図である。
置の概略構成を示す図である。
【図２】従来の点滴装置の概略図である。
(１)点滴瓶 (２)送出口 (３)ハンガー (４)コネクタ (５)可撓管 (６)瓶壁 (７)センサー (7a)超音波発信素子 (7b)超音波受信素子 (7c)外装材 (7d)前端面 (８)プラグ (９)導線 (10)超音波送受信器 (11)演算制御部 (12)表示及び警報装置（病室用） (13)表示及び警報装置（ナース・ステーション用） (Ａ)薬液 (Ｌ)液面
Claims (2)
- 【請求項１】 超音波を発信及び受信する超音波センサ
ーと薬液面との距離及びその変化量を、超音波センサの
入出力信号により演算制御回路を介して数量的に検出
し、その検出データに基づき、点滴を管理するようにし
た、電子式点滴管理装置の点滴瓶において、 薬液中に超音波信号を放射する超音波発振素子と、液面
で反射した超音波信号を受信して電気信号を出力する受
信素子を具備する超音波センサーを、点滴状態において
薬液より下部をなし、かつ薬液の液面と向合った瓶壁の
中に埋設したことを特徴とする電子式点滴管理用点滴
瓶。 - 【請求項２】 超音波センサーが、それの超音波発信素
子および超音波受信素を包囲する外装材の少なくとも前
面を、点滴瓶を構成する材料と、音響インピイーダンス
を等しくしてなる請求項１に記載の電子式点滴管理用点
滴瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236202A JPH0898885A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 電子式点滴管理用点滴瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236202A JPH0898885A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 電子式点滴管理用点滴瓶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898885A true JPH0898885A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16997299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6236202A Pending JPH0898885A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 電子式点滴管理用点滴瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0898885A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016140072A (ja) * | 2011-09-12 | 2016-08-04 | クアルコム，インコーポレイテッド | 医学的および産業的応用における流体モニタリングのための音響モデム |
| CN107466230A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-12-12 | 深圳市柔宇科技有限公司 | 瓶塞、输液瓶、功能组件及输液瓶组件 |
| WO2019187690A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | テルモ株式会社 | 輸液装置及びシリンジポンプ |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236202A patent/JPH0898885A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016140072A (ja) * | 2011-09-12 | 2016-08-04 | クアルコム，インコーポレイテッド | 医学的および産業的応用における流体モニタリングのための音響モデム |
| CN107466230A (zh) * | 2016-06-28 | 2017-12-12 | 深圳市柔宇科技有限公司 | 瓶塞、输液瓶、功能组件及输液瓶组件 |
| WO2019187690A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | テルモ株式会社 | 輸液装置及びシリンジポンプ |
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