JPH0898209A - 立体映像装置 - Google Patents
立体映像装置Info
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- JPH0898209A JPH0898209A JP6234718A JP23471894A JPH0898209A JP H0898209 A JPH0898209 A JP H0898209A JP 6234718 A JP6234718 A JP 6234718A JP 23471894 A JP23471894 A JP 23471894A JP H0898209 A JPH0898209 A JP H0898209A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stereoscopic image
- stereoscopic
- video
- image
- pair
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に立体感のある映像を見ることができる
立体映像装置の提供。 【構成】 装置は、立体映像送信部Ａと立体映像受信部
Ｂとを有し、送信部Ａは、左，右ＣＣＤカメラ1a,1b
と、左，右カメラコントローラ2a,2b と、左，右ビデオ
トランスミッター3a,3b と、左，右送信用アンテナ4a,4
b と、左，右ステレオマイク5a,5b とを有している。カ
メラコントローラ2a,2b から送出される映像信号a,b を
受けた左，右ビデオトランスミッター3a,3b は、異なっ
た周波数の搬送波をこの信号a,b で変調し、アンテナ4
a,4b を介して送出する。受信部Ｂは、左，右受信用ア
ンテナ7a,7b と、左，右同調回路8a,8b と、左，右小型
液晶ディスプレイ9a,9b とを有している。ディスプレイ
9a,9b は、左目および右目用のものであって、その表示
面がほぼ同一平面上に位置するように隣接配置され、そ
の直上に一対の接眼レンズ11a,11b が設けられている。
接眼レンズ11a,11b は、略眼幅間隔になるように調整さ
れる。
立体映像装置の提供。 【構成】 装置は、立体映像送信部Ａと立体映像受信部
Ｂとを有し、送信部Ａは、左，右ＣＣＤカメラ1a,1b
と、左，右カメラコントローラ2a,2b と、左，右ビデオ
トランスミッター3a,3b と、左，右送信用アンテナ4a,4
b と、左，右ステレオマイク5a,5b とを有している。カ
メラコントローラ2a,2b から送出される映像信号a,b を
受けた左，右ビデオトランスミッター3a,3b は、異なっ
た周波数の搬送波をこの信号a,b で変調し、アンテナ4
a,4b を介して送出する。受信部Ｂは、左，右受信用ア
ンテナ7a,7b と、左，右同調回路8a,8b と、左，右小型
液晶ディスプレイ9a,9b とを有している。ディスプレイ
9a,9b は、左目および右目用のものであって、その表示
面がほぼ同一平面上に位置するように隣接配置され、そ
の直上に一対の接眼レンズ11a,11b が設けられている。
接眼レンズ11a,11b は、略眼幅間隔になるように調整さ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、立体映像装置に関
し、特に、遠隔制御の監視用などに好適な立体映像装置
に関するものである。
し、特に、遠隔制御の監視用などに好適な立体映像装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】人間が物
体を見たときの立体感は、左目でみた映像と、右目で見
た映像とを脳で合成することにより得ている。このよう
な立体映像の原理に基づいて、左右の目に合わせて異な
った角度から見た映像を投射すれば、立体感のある映像
を見ることができる。
体を見たときの立体感は、左目でみた映像と、右目で見
た映像とを脳で合成することにより得ている。このよう
な立体映像の原理に基づいて、左右の目に合わせて異な
った角度から見た映像を投射すれば、立体感のある映像
を見ることができる。
【０００３】ところで、近時、立体感のある映像を映し
出す立体映像装置として、頭部搭載方式と、ディスプレ
イに映し出された映像を特殊な眼鏡で見る方式とが提供
されている。前者の頭部搭載方式は、例えば、疑似臨場
感が体験できるバーチャルリアリティなどに採用されて
いて、左目用と右目用の２台の小型ディスプレイを有し
ている。
出す立体映像装置として、頭部搭載方式と、ディスプレ
イに映し出された映像を特殊な眼鏡で見る方式とが提供
されている。前者の頭部搭載方式は、例えば、疑似臨場
感が体験できるバーチャルリアリティなどに採用されて
いて、左目用と右目用の２台の小型ディスプレイを有し
ている。
【０００４】この小型ディスプレイに表示される映像
は、ある画面を人間の目と同様に、異なった角度で見た
状態の左右両目用の映像信号が、例えば、コンピュータ
の画像処理により個別に作成され、このようにして作成
された信号に基づいて左右別々の画像を小型ディスプレ
イ上に表示させることで、立体感のある画像が見られ
る。
は、ある画面を人間の目と同様に、異なった角度で見た
状態の左右両目用の映像信号が、例えば、コンピュータ
の画像処理により個別に作成され、このようにして作成
された信号に基づいて左右別々の画像を小型ディスプレ
イ上に表示させることで、立体感のある画像が見られ
る。
【０００５】一方、後者の眼鏡方式は、左右両目用の映
像を、各眼鏡方式に対応した画像処理を行い、一台の据
え置き型ディスプレイに表示し、このような映像をシャ
ッタ眼鏡や偏光眼鏡を掛けて見ることで、左目用と右目
用の映像をそれぞれ分離し、分離された映像を左目およ
び右目で見ることにより、立体感のある映像が見られ
る。
像を、各眼鏡方式に対応した画像処理を行い、一台の据
え置き型ディスプレイに表示し、このような映像をシャ
ッタ眼鏡や偏光眼鏡を掛けて見ることで、左目用と右目
用の映像をそれぞれ分離し、分離された映像を左目およ
び右目で見ることにより、立体感のある映像が見られ
る。
【０００６】しかしながら、このような従来の立体映像
装置は、特に、ディスプレイ上に表示する映像を創り出
すために複雑かつ大がかりな装置が必要になり、例え
ば、電力系統の遠隔監視装置などにそのまま適用するこ
とはできなかった。本発明は、このような従来の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、現在実用化されている装置を複数組み合わせること
により、簡単に立体感のある映像を見ることができる立
体映像装置を提供することにある。
装置は、特に、ディスプレイ上に表示する映像を創り出
すために複雑かつ大がかりな装置が必要になり、例え
ば、電力系統の遠隔監視装置などにそのまま適用するこ
とはできなかった。本発明は、このような従来の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、現在実用化されている装置を複数組み合わせること
により、簡単に立体感のある映像を見ることができる立
体映像装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、立体映像送信部と立体映像受信部とを備
えた立体映像監視装置であって、前記立体映像送信部
は、所定の水平間隔をおいて配置され、同一映像を異な
った角度から撮像する一対の左，右撮像装置と、この左
撮像装置に接続され、前記左撮像装置から送出される左
映像信号で変調した第１周波数帯の搬送波を送出する左
送信器と、前記右撮像装置に接続され、この右撮像装置
から送出される右映像信号で変調した、前記第１周波数
帯と異なる第２周波数帯の搬送信号を送出する右送信器
とを有し、前記立体映像受信部は、前記左，右送信器か
ら送出された前記第１および第２周波数帯の搬送波をそ
れぞれ受信して、前記左，右映像信号を個別に検波する
一対の同調回路と、この同調回路にそれぞれ接続され、
前記同調回路で検波された前記左，右映像信号から左目
および右目用の再生映像を個別に表示する一対の小型液
晶ディスプレイと、前記小型液晶ディスプレイの直上に
配置された一対の接眼レンズとを有し、前記一対の小型
液晶ディスプレイを同一平面上に配置するとともに、前
記接眼レンズ間の間隔を概略眼幅間隔に設定することを
特徴としている。
め、本発明は、立体映像送信部と立体映像受信部とを備
えた立体映像監視装置であって、前記立体映像送信部
は、所定の水平間隔をおいて配置され、同一映像を異な
った角度から撮像する一対の左，右撮像装置と、この左
撮像装置に接続され、前記左撮像装置から送出される左
映像信号で変調した第１周波数帯の搬送波を送出する左
送信器と、前記右撮像装置に接続され、この右撮像装置
から送出される右映像信号で変調した、前記第１周波数
帯と異なる第２周波数帯の搬送信号を送出する右送信器
とを有し、前記立体映像受信部は、前記左，右送信器か
ら送出された前記第１および第２周波数帯の搬送波をそ
れぞれ受信して、前記左，右映像信号を個別に検波する
一対の同調回路と、この同調回路にそれぞれ接続され、
前記同調回路で検波された前記左，右映像信号から左目
および右目用の再生映像を個別に表示する一対の小型液
晶ディスプレイと、前記小型液晶ディスプレイの直上に
配置された一対の接眼レンズとを有し、前記一対の小型
液晶ディスプレイを同一平面上に配置するとともに、前
記接眼レンズ間の間隔を概略眼幅間隔に設定することを
特徴としている。
【０００８】
【作用】上記構成の立体映像装置によれば、立体映像送
信部の左撮像装置で映像を撮影すると、その左映像信号
は、第１周波数帯の搬送波を変調して左送信器から送出
され、立体映像受信部の同調回路で検波されて、左目用
の再生画像として小型液晶ディスプレイに表示される。
また、立体映像送信部の右撮像装置で映像を撮影する
と、その右映像信号は、第２周波数帯の搬送波を変調し
て右送信器から送出され、立体映像受信部の同調回路で
検波されて、右目用の再生画像として小型液晶ディスプ
レイに表示される。このとき、第１および第２周波数帯
が異なるように設定されているので、左、右撮像装置
で、同一物体を異なった角度で撮影した左，右映像信号
の混信が防止され、左右両目用の二つの映像を一対の小
型液晶ディスプレイにそれぞれ左右の目に合わせて再生
表示することができる。そして、小型液晶ディスプレイ
の直上に一対の接眼レンズが配置され、一対の小型液晶
ディスプレイを同一平面上に配置するとともに、接眼レ
ンズ間の間隔を概略眼幅間隔に設定しているので、接眼
レンズからみると左目用および右目用の再生画像を相互
に隔成した状態でみることができ、これにより立体的な
映像として認識することが可能になる。
信部の左撮像装置で映像を撮影すると、その左映像信号
は、第１周波数帯の搬送波を変調して左送信器から送出
され、立体映像受信部の同調回路で検波されて、左目用
の再生画像として小型液晶ディスプレイに表示される。
また、立体映像送信部の右撮像装置で映像を撮影する
と、その右映像信号は、第２周波数帯の搬送波を変調し
て右送信器から送出され、立体映像受信部の同調回路で
検波されて、右目用の再生画像として小型液晶ディスプ
レイに表示される。このとき、第１および第２周波数帯
が異なるように設定されているので、左、右撮像装置
で、同一物体を異なった角度で撮影した左，右映像信号
の混信が防止され、左右両目用の二つの映像を一対の小
型液晶ディスプレイにそれぞれ左右の目に合わせて再生
表示することができる。そして、小型液晶ディスプレイ
の直上に一対の接眼レンズが配置され、一対の小型液晶
ディスプレイを同一平面上に配置するとともに、接眼レ
ンズ間の間隔を概略眼幅間隔に設定しているので、接眼
レンズからみると左目用および右目用の再生画像を相互
に隔成した状態でみることができ、これにより立体的な
映像として認識することが可能になる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図１および図２は、本発明
にかかる立体映像装置の一実施例を示している。同図に
示す立体映像装置は、立体映像送信部Ａと立体映像受信
部Ｂとから構成されている立体映像送信部Ａは、一対の
左，右ＣＣＤカメラ１ａ，１ｂと、左，右カメラコント
ローラ２ａ，２ｂと、左，右ビデオトランスミッター３
ａ，３ｂと、左，右送信用アンテナ４ａ，４ｂと、左，
右ステレオマイク５ａ，５ｂとを有している。
を参照して詳細に説明する。図１および図２は、本発明
にかかる立体映像装置の一実施例を示している。同図に
示す立体映像装置は、立体映像送信部Ａと立体映像受信
部Ｂとから構成されている立体映像送信部Ａは、一対の
左，右ＣＣＤカメラ１ａ，１ｂと、左，右カメラコント
ローラ２ａ，２ｂと、左，右ビデオトランスミッター３
ａ，３ｂと、左，右送信用アンテナ４ａ，４ｂと、左，
右ステレオマイク５ａ，５ｂとを有している。
【００１０】一対の左，右ＣＣＤカメラ１ａ，１ｂは、
箱形の筐体６の上面側に所定の間隔をおいて平行に配置
されていて、同じ映像を異なった角度で撮影する。左，
右カメラコントローラ２ａ，２ｂと左，右ビデオトラン
スミッター３ａ，３ｂとは、筐体６の内部に収納され、
左，右カメラコントローラ２ａ，２ｂは、左，右ＣＣＤ
カメラ１ａ，１ｂおよび左，右ビデオトランスミッター
３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
箱形の筐体６の上面側に所定の間隔をおいて平行に配置
されていて、同じ映像を異なった角度で撮影する。左，
右カメラコントローラ２ａ，２ｂと左，右ビデオトラン
スミッター３ａ，３ｂとは、筐体６の内部に収納され、
左，右カメラコントローラ２ａ，２ｂは、左，右ＣＣＤ
カメラ１ａ，１ｂおよび左，右ビデオトランスミッター
３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
【００１１】左，右送信用アンテナ４ａ，４ｂは、筐体
６の上面から上方に突出するように配置されていて、
左，右送信用アンテナ４ａ，４ｂは、左，右ビデオトラ
ンスミッター３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
左，右ステレオマイク５ａ，５ｂは、一対の左，右ＣＣ
Ｄカメラ１ａ，１ｂ間に設置されていて、左，右カメラ
コントローラ２ａ，２ｂを介して左，右ビデオトランス
ミッター３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
６の上面から上方に突出するように配置されていて、
左，右送信用アンテナ４ａ，４ｂは、左，右ビデオトラ
ンスミッター３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
左，右ステレオマイク５ａ，５ｂは、一対の左，右ＣＣ
Ｄカメラ１ａ，１ｂ間に設置されていて、左，右カメラ
コントローラ２ａ，２ｂを介して左，右ビデオトランス
ミッター３ａ，３ｂにそれぞれ接続されている。
【００１２】左，右カメラコントローラ２ａ，２ｂは、
左および右ＣＣＤカメラ１ａ，１ｂでそれぞれ撮影され
た左映像信号ａと右映像信号ｂとを個別に左，右ビデオ
トランスミッター３ａ，３ｂに出力する。この映像信号
ａ，ｂを受けた左，右ビデオトランスミッター３ａ，３
ｂは、左，右ステレオマイク５ａ，５ｂから送出される
左音声信号ｃと右音声信号ｄとで異なった周波数の搬送
波、例えば、右ビデオトランスミッター５ｂがＵＨＦの
１３チャンネルであれば、左ビデオトランスミッター５
ａは、ＵＨＦの１５チャンネルの搬送波を変調し、それ
ぞれに接続された送信用アンテナ４ａ，４ｂを介して送
出する。
左および右ＣＣＤカメラ１ａ，１ｂでそれぞれ撮影され
た左映像信号ａと右映像信号ｂとを個別に左，右ビデオ
トランスミッター３ａ，３ｂに出力する。この映像信号
ａ，ｂを受けた左，右ビデオトランスミッター３ａ，３
ｂは、左，右ステレオマイク５ａ，５ｂから送出される
左音声信号ｃと右音声信号ｄとで異なった周波数の搬送
波、例えば、右ビデオトランスミッター５ｂがＵＨＦの
１３チャンネルであれば、左ビデオトランスミッター５
ａは、ＵＨＦの１５チャンネルの搬送波を変調し、それ
ぞれに接続された送信用アンテナ４ａ，４ｂを介して送
出する。
【００１３】一方、立体映像受信部Ｂは、左，右受信用
アンテナ７ａ，７ｂと、左，右同調回路８ａ，８ｂと、
左，右小型液晶ディスプレイ９ａ，９ｂとを有してい
る。左，右同調回路８ａ，８ｂおよび左，右小型液晶デ
ィスプレイ９ａ，９ｂは、それぞれ対応するもの同士が
電気的に接続されてボックス形のケース１０内に収納さ
れ、左，右同調回路８ａ，８ｂに個別に接続された左，
右受信用アンテナ７ａ，７ｂがケース１０の側面に突出
するように配置されている。
アンテナ７ａ，７ｂと、左，右同調回路８ａ，８ｂと、
左，右小型液晶ディスプレイ９ａ，９ｂとを有してい
る。左，右同調回路８ａ，８ｂおよび左，右小型液晶デ
ィスプレイ９ａ，９ｂは、それぞれ対応するもの同士が
電気的に接続されてボックス形のケース１０内に収納さ
れ、左，右同調回路８ａ，８ｂに個別に接続された左，
右受信用アンテナ７ａ，７ｂがケース１０の側面に突出
するように配置されている。
【００１４】左，右同調回路８ａ，８ｂは、上記立体映
像送信部Ａの左，右ビデオトランスミッター３ａ，３ｂ
から送出される搬送波を検波するものであって、例え
ば、左，右ビデオトランスミッター３ａ，３ｂの搬送波
がＵＨＦの１３および１５チャンネルであれば、これに
対応してＵＨＦの１３および１５チャンネルの検波が可
能になるように設定される。
像送信部Ａの左，右ビデオトランスミッター３ａ，３ｂ
から送出される搬送波を検波するものであって、例え
ば、左，右ビデオトランスミッター３ａ，３ｂの搬送波
がＵＨＦの１３および１５チャンネルであれば、これに
対応してＵＨＦの１３および１５チャンネルの検波が可
能になるように設定される。
【００１５】また、一対の左，右小型液晶ディスプレイ
９ａ，９ｂは、左目および右目用のものであって、その
表示面がほぼ同一平面上に位置するように隣接配置さ
れ、その直上に一対の接眼レンズ１１ａ，１１ｂが設け
られている。この接眼レンズ１１ａ，１１ｂは、例え
ば、ケース１０の上面側において、その面に沿ってスラ
イド移動自在に配置され、レンズ１１ａ，１１ｂの中心
間の間隔が略眼幅間隔になるように調整される。
９ａ，９ｂは、左目および右目用のものであって、その
表示面がほぼ同一平面上に位置するように隣接配置さ
れ、その直上に一対の接眼レンズ１１ａ，１１ｂが設け
られている。この接眼レンズ１１ａ，１１ｂは、例え
ば、ケース１０の上面側において、その面に沿ってスラ
イド移動自在に配置され、レンズ１１ａ，１１ｂの中心
間の間隔が略眼幅間隔になるように調整される。
【００１６】なお、図１，２において符号１２ａ，１２
ｂで示した部品は、左，右ステレオマイク５ａ，５ｂで
採取した音声を再生聴取するためのイヤースピーカであ
る。さて、以上のように構成された立体映像装置による
と、立体映像送信部Ａの左ＣＣＤカメラ１ａで映像を撮
影すると、その左映像信号ａは、第１周波数帯の搬送
波、例えば、ＵＨＦの１５ｃｈを変調して左ビデオトラ
ンスミッター３ａから送信アンテナ４ａを介して送出さ
れ、立体映像受信部Ｂの同調回路８ａで検波されて、左
目用の再生画像として小型液晶ディスプレイ９ａに表示
される。
ｂで示した部品は、左，右ステレオマイク５ａ，５ｂで
採取した音声を再生聴取するためのイヤースピーカであ
る。さて、以上のように構成された立体映像装置による
と、立体映像送信部Ａの左ＣＣＤカメラ１ａで映像を撮
影すると、その左映像信号ａは、第１周波数帯の搬送
波、例えば、ＵＨＦの１５ｃｈを変調して左ビデオトラ
ンスミッター３ａから送信アンテナ４ａを介して送出さ
れ、立体映像受信部Ｂの同調回路８ａで検波されて、左
目用の再生画像として小型液晶ディスプレイ９ａに表示
される。
【００１７】また、立体映像送信部Ａの右ＣＣＤカメラ
１ｂで映像を撮影すると、その右映像信号ｂは、第２周
波数帯の搬送波、例えば、ＵＨＦの１３ｃｈを変調して
右ビデオトランスミッター３ｂから右送信アンテナ４ｂ
を介して送出され、立体映像受信部Ｂの同調回路８ｂで
検波されて、右目用の再生画像として小型液晶ディスプ
レイ９ｂに表示される。
１ｂで映像を撮影すると、その右映像信号ｂは、第２周
波数帯の搬送波、例えば、ＵＨＦの１３ｃｈを変調して
右ビデオトランスミッター３ｂから右送信アンテナ４ｂ
を介して送出され、立体映像受信部Ｂの同調回路８ｂで
検波されて、右目用の再生画像として小型液晶ディスプ
レイ９ｂに表示される。
【００１８】このとき、第１および第２周波数帯が異な
るように設定されているので、左、右ＣＣＤカメラ１
ａ，１ｂで、同一映像を異なった角度で撮影した左，右
映像信号ａ，ｂの混信が防止され、僅かにズレた二つの
画像を一対の小型液晶ディスプレイ９ａ，９ｂにそれぞ
れ再生表示することができる。そして、小型液晶ディス
プレイ９ａ，９ｂの直上に一対の接眼レンズ１１ａ，１
１ｂが配置され、左，右小型液晶ディスプレイ９ａ，９
ｂを同一平面上に配置するとともに、接眼レンズ１１
ａ，１１ｂ間の間隔を概略眼幅間隔に設定しているの
で、接眼レンズ１１ａ，１１ｂから左，右小型液晶ディ
スプレイ９ａ，９ｂをみると左目用および右目用の再生
画像を相互に隔成した状態でみることができ、これによ
り立体的な映像として認識することが可能になる。
るように設定されているので、左、右ＣＣＤカメラ１
ａ，１ｂで、同一映像を異なった角度で撮影した左，右
映像信号ａ，ｂの混信が防止され、僅かにズレた二つの
画像を一対の小型液晶ディスプレイ９ａ，９ｂにそれぞ
れ再生表示することができる。そして、小型液晶ディス
プレイ９ａ，９ｂの直上に一対の接眼レンズ１１ａ，１
１ｂが配置され、左，右小型液晶ディスプレイ９ａ，９
ｂを同一平面上に配置するとともに、接眼レンズ１１
ａ，１１ｂ間の間隔を概略眼幅間隔に設定しているの
で、接眼レンズ１１ａ，１１ｂから左，右小型液晶ディ
スプレイ９ａ，９ｂをみると左目用および右目用の再生
画像を相互に隔成した状態でみることができ、これによ
り立体的な映像として認識することが可能になる。
【００１９】この場合、立体映像送信部Ａの左目用のＣ
ＣＤカメラ１ａ，カメラコントローラ２ａ，ビデオトラ
ンスミッター３ａは、市場に提供されているとともに、
立体映像受信部Ｂの同調回路８ａ，小型液晶ディスプレ
イ９ａは、携帯用のテレビ受像器として市販されている
ので、これらを一対ずつ組み合わせて映像信号の搬送周
波数を上述したように異ならせば、簡単に立体映像が見
られることになる。
ＣＤカメラ１ａ，カメラコントローラ２ａ，ビデオトラ
ンスミッター３ａは、市場に提供されているとともに、
立体映像受信部Ｂの同調回路８ａ，小型液晶ディスプレ
イ９ａは、携帯用のテレビ受像器として市販されている
ので、これらを一対ずつ組み合わせて映像信号の搬送周
波数を上述したように異ならせば、簡単に立体映像が見
られることになる。
【００２０】なお、上記実施例では、立体映像送信部Ａ
と立体映像受信部Ｂとを分離した状態のものを例示した
が、本発明の実施はこれに限定されることはなく、立体
映像送信部Ａと立体映像受信部Ｂと、例えば、同軸ケー
ブルや光ファイバケーブルで直接接続したものであって
もよい。
と立体映像受信部Ｂとを分離した状態のものを例示した
が、本発明の実施はこれに限定されることはなく、立体
映像送信部Ａと立体映像受信部Ｂと、例えば、同軸ケー
ブルや光ファイバケーブルで直接接続したものであって
もよい。
【００２１】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる立体映像装置によれば、以下の効果が得
られる。 ２つの異なった搬送周波数の映像授受回線を使用して
立体視映像を創り出すので、１つの回線に使用する送，
受信器などは、市販されている安価なものを使用するこ
とができる。 従来は、大がかりな装置でしか実現することができな
かった立体映像装置が、容易かつ簡単に実現することが
できる。 本発明の立体映像装置は、例えは、ケーブルテレビシ
ステムで２回線を使用して実用化すると、立体映像番組
を各家庭に提供することができる。 本発明を既に同軸ケーブルや光ファイバケーブルが敷
設されている場所で実用化すると、立体視による遠隔監
視などが実現できる。 本発明の立体映像装置では、立体映像受信部を複数用
意すれば、同一立体映像を同時に複数人で見ることがで
きる。
本発明にかかる立体映像装置によれば、以下の効果が得
られる。 ２つの異なった搬送周波数の映像授受回線を使用して
立体視映像を創り出すので、１つの回線に使用する送，
受信器などは、市販されている安価なものを使用するこ
とができる。 従来は、大がかりな装置でしか実現することができな
かった立体映像装置が、容易かつ簡単に実現することが
できる。 本発明の立体映像装置は、例えは、ケーブルテレビシ
ステムで２回線を使用して実用化すると、立体映像番組
を各家庭に提供することができる。 本発明を既に同軸ケーブルや光ファイバケーブルが敷
設されている場所で実用化すると、立体視による遠隔監
視などが実現できる。 本発明の立体映像装置では、立体映像受信部を複数用
意すれば、同一立体映像を同時に複数人で見ることがで
きる。
【図１】本発明にかかる立体映像装置の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１に示した映像装置の電気系の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
Ａ 立体映像送信部 Ｂ 立体映像受信部 ａ 左映像信号 ｂ 右映像信号 １ａ，１ｂ 左，右ＣＣＤカメラ ２ａ，２ｂ 左，右カメラコントローラ ３ａ，３ｂ 左，右ビデオトランスミッター ４ａ，４ｂ 左，右送信用アンテナ ５ｂ，５ｂ 左，右ステレオマイク ６ 筐体 ７ａ，７ｂ 左，右受信用アンテナ ８ａ，８ｂ 左，右同調回路 ９ａ，９ｂ 小型液晶ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項１】 立体映像送信部と立体映像受信部とを備
えた立体映像監視装置であって、 前記立体映像送信部は、所定の水平間隔をおいて配置さ
れ、同一映像を異なった角度から撮像する一対の左，右
撮像装置と、この左撮像装置に接続され、前記左撮像装
置から送出される左映像信号で変調した第１周波数帯の
搬送波を送出する左送信器と、前記右撮像装置に接続さ
れ、この右撮像装置から送出される右映像信号で変調し
た、前記第１周波数帯と異なる第２周波数帯の搬送信号
を送出する右送信器とを有し、 前記立体映像受信部は、前記左，右送信器から送出され
た前記第１および第２周波数帯の搬送波をそれぞれ受信
して、前記左，右映像信号を個別に検波する一対の同調
回路と、この同調回路にそれぞれ接続され、前記同調回
路で検波された前記左，右映像信号から左目および右目
用の再生映像を個別に表示する一対の小型液晶ディスプ
レイと、前記小型液晶ディスプレイの直上に配置された
一対の接眼レンズとを有し、 前記一対の小型液晶ディスプレイを同一平面上に配置す
るとともに、前記接眼レンズ間の間隔を概略眼幅間隔に
設定することを特徴とする立体映像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234718A JPH0898209A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 立体映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234718A JPH0898209A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 立体映像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898209A true JPH0898209A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16975292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234718A Pending JPH0898209A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 立体映像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0898209A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268801B2 (en) * | 2002-11-14 | 2007-09-11 | Pentax Corporation | Digital-camera-provided binoculars |
| CN106597800A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-04-26 | 沈阳体验科技股份有限公司 | 多通道立体影像采录装置和方法 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6234718A patent/JPH0898209A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268801B2 (en) * | 2002-11-14 | 2007-09-11 | Pentax Corporation | Digital-camera-provided binoculars |
| CN106597800A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-04-26 | 沈阳体验科技股份有限公司 | 多通道立体影像采录装置和方法 |
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