JPH089623Y2 - 圧力変換器 - Google Patents

圧力変換器

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JPH089623Y2
JPH089623Y2 JP1989119572U JP11957289U JPH089623Y2 JP H089623 Y2 JPH089623 Y2 JP H089623Y2 JP 1989119572 U JP1989119572 U JP 1989119572U JP 11957289 U JP11957289 U JP 11957289U JP H089623 Y2 JPH089623 Y2 JP H089623Y2
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JP
Japan
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detector
pressure
pressing rod
pressing
fluid
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JP1989119572U
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JPH0360046U (ja
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良司 村椿
幸明 永田
雅則 金三津
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Sugino Machine Ltd
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Sugino Machine Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は圧力変換器に係り、特に、比較的高い圧力領
域において使用する圧力変換器の改良に関する。
[従来の技術] 各種圧力を知るための手段として、機械式の圧力計、
圧力変換器を用いた電気式圧力計等が用途に応じてそれ
ぞれ使用されている。このうち、電気式圧力計は、表示
手段を除けば圧力検出手段自体は比較的小形であり、特
に100MPaを超える圧力領域では機械式圧力計に比べては
るかに小さく、設置する上でたいへん有利である。ま
た、電気式圧力計は検出手段と表示手段とを別々に離れ
た位置に設置し、両者間を有線あるいは無線で信号を授
受することによって圧力を検出し表示することができる
利点がある。更に、電気式の場合、圧力信号をそのまま
機器の制御に利用でき、機械式のように別の圧力スイッ
チ等を設ける必要がない。
電気式圧力計に使用する圧力変換器の一例を第3図に
示す。図中、101はひずみゲージ、102はダイヤフラム、
103は端子板、104はコネクタ、105はケース、106は接続
ネジ、107は空気抜ネジである。接続ネジ106が圧力源の
配管などに接続されると通孔108を通して圧力流体がダ
イアフラム102に作用する。圧力流体に押圧されたダイ
ヤフラム102はひずみゲージ101を押圧し、その結果ひず
みゲージ101に圧力に応じた電気量の変化が生じ、この
変化量をコネクタ104を通して取り出すようになってい
る。
[考案が解決しようとする課題] 前記のような従来の電気式圧力計において、流体のシ
ールと圧力伝達を兼ねて金属製のダイヤフラム102やベ
ローズが多用されている。ところが、例えば100MPaを超
えるような圧力領域では、前記ダイヤフラム102等の耐
久性を向上させようとすれば材質や剛性の面から圧力検
出精度が低下し、逆に圧力検出精度を向上させようとす
るとダイヤフラム102等の強度が低下するといった背反
する問題があり、通常は精度重視で耐久性に問題がある
場合が多い。また、各構成部品は精密な加工精度が要求
されると共に、ダイヤフラム102等の接液部材の材質が
限定されるため、価格的に高価にならざるを得ないのが
現状である。更に、故障時には、前記接液部材が故障す
る場合が多く、部分的な修理が困難な場合が多い。従っ
て圧力変換器全体を交換しなければならなかった。
[課題を解決するための手段] そこで、本願考案において、前記従来の問題点を次の
ような構成によって解決しようとするものである。すな
わち、圧力変換器において、検出器と、検出器を収納す
る蓋材と、検出器に当接する押圧棒と、押圧棒を往復動
可能に収容する連結部材と、圧力源と連通する継手部材
と、押圧棒と継手部材との間に配設された封止部材と、
押圧部材を検出器側に押圧するバネ部材とで構成され、
継手部材には押圧棒の一端と流体導入孔とを連通させる
通孔を穿設し、連結部材内の軸受部材と封止部材との間
の位置にドレン孔を設けたものである。
[実施例] 図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明す
る。
図において、1は検出器、2は蓋材、3は押圧棒、4
は案内部材、5は連結部材、6は軸受部材、7は封止部
材、8は継手部材、9は通孔、10は流体導入孔、11はバ
ネ、12は排出孔、13は導線、14は保護管である。検出器
1は蓋材2に収容され、蓋材2の外部へ延びる導線13が
接続されている。押圧棒3は連結部材5内に往復動可能
に貫装され、一端は前記検出器1に当接し他端は継手部
材8の流体導入孔10及び通孔9を介して流体に接するよ
うになっている。軸受部材6は連結部材5と押圧棒3と
の間に配設され押圧棒3の滑らかな移動を可能にしてい
る。該軸受部材6は移動時の抵抗値の小さい往復動形ボ
ール軸受(通称:リニアボールブッシュ)を使用するこ
とが好ましい。案内部材4は連結部材5に収容され継手
部材8によって押圧固定されており、中心部において押
圧棒3を貫装すると共に内装したバネ11によって前記押
圧棒3を常時検出器1側に押圧している。封止部材7は
継手部材7に嵌装され押圧棒3に摺接して配設され、案
内部材4によって継手部材8内に固定されている。
さて、このように構成された装置における圧力の検出
は、継手部材8の流体導入孔10に圧力源から導入された
圧力流体は、通孔9を経て押圧棒3の先端に作用する。
押圧棒3には作用流体の圧力に応じた軸方向荷重が作用
して図示上方に押し上げられる。流体は押圧棒3と封止
部材7と継手部材8とによって形成された圧力室15に充
満して効果的に押圧棒3に作用する。もし押圧棒3と封
止部材7との間の封止作用が充分でなく流体が漏洩して
も、案内部材4に設けたドレン孔16を経て排出孔12から
排出され、検出器1に流体が触れないように配慮されて
いる。また、押圧棒3と連結部材5との間には軸受部材
6が配設されており、しかも該軸受部材6が往復動形ボ
ール軸受(通称:リニアボールブッシュ)であるため押
圧棒3は極めて滑らかに移動し得るもので、圧力室15内
の圧力変動に応じて敏感に動作することができる。流体
に押圧された押圧棒3はその先端を検出器1に当接する
ように配設されているため、押圧棒3が流体圧によって
受けた押圧力は検出器1に作用し、導線13によって外部
に取り出される。
第1図に好適な実施例を示した通り、各構成部品は容
易に分解可能に構成されており、かつ接液部が故障して
も検出器1には流体が直接作用しないような構造になっ
ている。
[考案の効果] 以上詳細に説明した通り本願考案によれば、圧力変換
器において、検出器と、検出器を収納する蓋材と、検出
器に当接する押圧棒と、押圧棒を往復動可能に収容する
案内部材と、圧力源と連通する継手部材を有した連結部
材と、押圧棒と案内部材の間に配設した軸受部材と、押
圧棒と案内部材と連結部材とにわたって配設された封止
部材と、押圧部材を検出器側に押圧するバネ部材とで構
成され、連結部材には継手部材と押圧棒の一端とを連通
させる通孔を穿設し、連結部材内の軸受部材と封止部材
との間の位置にドレン孔を設けたものであるから、ダイ
ヤフラムやベローズを使用していないのでこれらの部品
に基づく故障が発生することがなく、しかも精度と耐久
性とを両立させることができ、更に、種々の特性を有す
る検出器の中から最適な特殊の検出器を選択・装着する
ことができ、従って検出器と押圧棒の径との適宜な組合
せで従来製作不可能であった圧力領域にも適用できるも
のも製作可能になったことに加えて、万が一の故障に対
しても容易に部品交換で対応できるため維持費が安価で
あるなど、当該分野に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な一実施例の縦断側面図、第2図
は従来の装置の一例を示す縦断側面図である。 1:検出器、2:蓋材 3:押圧棒、4:案内部材 5:連結部材、6:軸受部材 7:封止部材、8:継手部材 9:通孔、10:流体導入孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出器と、検出器を収納する蓋材と、検出
    器に当接する押圧棒と、押圧棒を往復動可能に収容する
    連結部材と、圧力源と連通する継手部材と、押圧棒と継
    手部材との間に配設された封止部材と、押圧部材を検出
    器側に押圧するバネ部材とで構成され、継手部材には押
    圧棒の一端と流体導入孔とを連通させる通孔を穿設し、
    連結部材内の軸受部材と封止部材との間の位置にドレン
    孔を設けたことを特徴とする圧力変換器。
JP1989119572U 1989-10-12 1989-10-12 圧力変換器 Expired - Lifetime JPH089623Y2 (ja)

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JPH0360046U JPH0360046U (ja) 1991-06-13
JPH089623Y2 true JPH089623Y2 (ja) 1996-03-21

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JPH0360046U (ja) 1991-06-13

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