JPH089498A - ステレオ音声再生装置 - Google Patents
ステレオ音声再生装置Info
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Abstract
レオ方式の放音ユニットへ左チャンネル信号及び右チャ
ンネル信号を供給するためのステレオ音声再生装置にお
いて、音源に対する聴取者の相対的な位置に応じて音像
を制御する。 【構成】 複数の音源の夫々に対応して設けられた相対
位置算出回路4〜4nに対し、各音源の位置と、聴取者
の基準位置及び現在位置を供給し、これによって、各音
源に対する聴取者の相対的な位置を表わす距離情報及び
方向情報を算出する。各音源についての距離情報及び方
向情報は夫々音像制御回路5〜5nへ供給されて、各音
源の音響信号に対し、距離情報に応じた距離感と方向情
報に応じた方向感が与えられる。そして、各音像制御回
路5〜5nから得られる左右2チャンネルの信号がチャ
ンネル毎に加算されて、ヘッドホンへ供給される。
Description
等の2チャンネルステレオ方式の放音ユニットに対し
て、左チャンネル信号及び右チャンネル信号を供給する
ためのステレオ音声再生装置に関し、特に、放音ユニッ
トを装着した聴取者の移動や頭部の回転に伴って音像を
制御するステレオ音声再生装置に関するものである。
ュレーション、医療機器等を対象として、バーチャル・
リアリティを実現するための映像機器や音響機器の研究
開発が進められており、特に音響機器においては、ヘッ
ドホンを用いて立体的な音場を実現することが検討され
ている。ところで、ヘッドホンを装着した聴取者が移動
して、頭部の向きが変化したとしても、ヘッドホンもこ
れに伴って回転するから、聴取者の感じる音像の位置や
向きは変化しない。
コンパス等の方向検出装置を取り付けた構成や、ヘッド
ホンには超音波センサー等の信号検出器を取り付けて、
該信号検出器に対して超音波等の回転角度検出用の信号
を送信する構成によって、ヘッドホンを装着した聴取者
の頭部の回転角度を検出し、該検出に基づいて音像を制
御する方式が提案されている(特開平3−214899
号参照)。
方式では、聴取者の頭部の回転のみを検出して音像を制
御していたから、音像を常に一定の方位に向けることは
可能であっても、聴取者が音像から離れたり、音像へ接
近した場合、その距離感の変化を与えることは出来な
い。然も、聴取者が静止した状態では、音像も停止し、
音像を任意に移動させることは出来ない。従って、従来
の方式では、バーチャル・リアリティの実現は困難であ
った。
を目ざして、聴取者の頭部に装着された2チャンネルス
テレオ方式の放音ユニットへ左チャンネル信号及び右チ
ャンネル信号を供給するためのステレオ音声再生装置に
おいて、音源に対する聴取者の相対的な位置に応じて音
像を制御せんとするものである。
再生装置は、1或いは複数個の音源の位置に対する聴取
者の相対的な位置を検知して、該相対位置を表わす距離
情報及び方向情報を作成する相対位置検出手段と、前記
距離情報及び方向情報に基づいて、各音源の音響信号に
対して距離情報に応じた距離感を与えると共に、方向情
報に応じた方向感を与える音像制御手段とを具え、該音
像制御手段から得られる左右一対の信号が、左チャンネ
ル信号及び右チャンネル信号として放音ユニットへ供給
される。
は、遠近感制御手段と水平面内音像制御手段を直列に接
続して構成され、遠近感制御手段は、音響信号からその
反射音を生成する反射音生成手段と、生成された反射音
信号に対して距離情報に応じた係数を乗算して間接音信
号を得る間接音生成手段と、生成された間接音信号を音
響信号に加算して出力する加算手段とを具えている。
段は、遠近感制御手段と水平面内音像制御手段を直列に
接続して構成され、水平面内音像制御手段は、聴取者を
中心とした水平面内の複数の方向に音像を形成するべ
く、前記複数の方向の夫々に応じて異なる特性に設定さ
れる複数のフィルター手段と、該フィルター手段の出力
信号に基づいて、方向情報に応じた特定の方向に音像を
形成すべき左右一対の信号を作成する演算処理手段とを
具えている。
は左右2チャンネルのステレオ信号であって、音像制御
手段は、前記2チャンネルのステレオ信号から左、中央
及び右の3チャンネルのステレオ信号を作成する第1演
算処理手段と、作成された3チャンネルのステレオ信号
の夫々に対して、距離情報及び方向情報に応じた位置に
音像を形成するための処理を施す音像補正手段と、該音
像補正手段から得られる3チャンネルの出力信号から左
チャンネル信号及び右チャンネル信号を作成する第2演
算処理手段とから構成される。
出手段は、1或いは複数個の音源の位置を供給する音源
位置供給手段と、聴取者の位置を検出するセンサ手段
と、音源位置供給手段及びセンサ手段の出力信号に基づ
いて、各音源に対する聴取者の相対的な位置を表わす距
離情報及び方向情報を算出する相対位置算出手段とを具
えている。
位置を変化させた場合や、聴取者が移動した場合、これ
に伴って、音源に対する聴取者の相対的な位置が検出さ
れ、該相対位置を表わす距離情報及び方向情報が音像制
御手段へ供給される。これに応じて音像制御手段は、各
音源の音響信号に対し、距離情報に応じた距離感を与え
るための信号処理を施すと共に、方向情報に応じた方向
感を与えるための信号処理を施して、一対となる左チャ
ンネル信号と右チャンネル信号を作成し、放音ユニット
へ供給する。
段の具体的構成においては、設定すべき音源位置が聴取
者の位置から離れるにつれて、反射音信号に対する乗算
係数が大きく設定され、加算手段に入力される間接音信
号の振幅が、直接音信号である音響信号の振幅に対して
相対的に増大する。これによって、音響信号には、音源
位置までの距離に応じた反射音効果が生じる。この結
果、聴取者が感じる音源位置について、遠近感が与えら
れる。
制御手段の具体的構成においては、複数のフィルター手
段の伝達特性が、聴取者を中心とした水平面内の複数の
方向に音像を形成するための特性(フィルター係数)に予
め設定される。そして、音源位置が聴取者を中心として
任意方向に変化したとき、複数のフィルター手段の出力
信号から、方向情報に応じた特定の方向に音像を形成す
べき左右一対の信号が作成される。そして、前記一対の
信号が放音ユニットへ供給されることによって、聴取者
が感じる音源位置について、方向感が与えられるのであ
る。
オ信号が入力される音像制御手段の具体的構成において
は、例えば左右2チャンネルのステレオ信号を加算する
ことによって中央チャンネルの信号が作成され、これに
よって得られた3チャンネルのステレオ信号の夫々に対
して、距離情報及び方向情報に応じた位置に音像を形成
するための音像補正処理が施される。ここで、3チャン
ネルの信号を対象とする音像制御を採用することによっ
て、2チャンネルを対象とする場合に比べて精度の高い
制御が可能となる。音像補正処理を受けた3チャンネル
の信号は、例えば中央チャンネルの信号を左右チャンネ
ルに加算することによって、左右2チャンネルの信号に
変換された後、放音ユニットへ供給される。
音源位置供給手段は、静止する音源の位置や移動する音
源の移動経路をデータとして予め保有しており、或い
は、他の聴取者に実際に取り付けた位置センサー等によ
る実測に基づいて音源位置をリアルタイムに生成するも
のである。又、聴取者の位置を検出するセンサ手段は、
例えば周知の圧電ジャイロや速度センサーから構成さ
れ、移動する聴取者の実際の位置を検知する。そして、
音源位置供給手段及びセンサ手段の出力信号に基づい
て、各音源に対する聴取者の相対的な位置を表わす距離
情報及び方向情報が算出される。
れば、音源に対する聴取者の相対的な位置(距離及び方
向)に応じて音像を制御し、該音像を形成すべき左チャ
ンネル信号と右チャンネル信号が放音ユニットへ供給さ
れるから、聴取者自身が移動し、或いは音像を移動させ
る場合にも、聴取者は、その遠近感と方向感の変化を感
じることが出来る。
する。図1に示すステレオ音声再生装置は、複数(n個)
の音源を対象として、各音源の音響信号の入力端子を具
えると共に、ヘッドホン(図示省略)へ供給すべき左チャ
ンネル信号Loutと右チャンネル信号Routの出力端子を
具えている。
を供給する音源位置供給手段(1)〜(1n)と、聴取者の
基準位置を供給する基準位置供給手段(2)と、ヘッドホ
ンに取り付けられた位置センサ(3)とを具えている。こ
こで、音源位置供給手段(1)〜(1n)は、各音源が所定
位置にて静止している場合にはその位置データを、各音
源が移動する場合には、その移動経路を表わす経路デー
タを格納したメモリ及びメモリ制御回路等から構成され
る。位置センサ(3)は圧電ジャイロや速度センサー等か
ら構成され、聴取者の頭部の回転角度及び移動速度を検
知するものである。
は夫々、各音源に対する聴取者の相対位置を算出する相
対位置算出回路(4)〜(4n)が接続され、各回路に対し
て、各音源の位置が供給されると共に、聴取者の基準位
置とセンサ出力が供給される。これに応じて、各相対位
置算出回路(4)〜(4n)は、基準位置に対する聴取者の
現在位置を算出し、更に該算出結果に基づいて、音源位
置に対する聴取者の相対位置を算出する。該相対位置に
は、聴取者から音源位置までの距離を表わす距離情報
と、音源位置の方向を表わす方向情報が含まれる。
には夫々、各音源からの音響信号(音源信号)に対する音
像制御回路(5)〜(5n)が接続され、各音像制御回路に
対して、各音源の音響信号が供給されると共に、各音源
についての距離情報と方向情報が供給される。これに応
じて、各音像制御回路(5)〜(5n)は、音源の音響信号
に対して、距離情報に応じた距離感と方向情報に応じた
方向感を与えるべく、後述の信号処理を施して、ヘッド
ホンへ向けて送出すべき左右一対の信号を作成する。
音源についてのL出力は、左チャンネル用加算器(6)へ
夫々供給されて互いに加算され、該加算結果が左チャン
ネル信号Loutとして出力される。又、各音像制御回路
(5)〜(5n)からのn個の音源についてのR出力は、右
チャンネル用加算器(61)へ夫々供給されて互いに加算さ
れ、該加算結果が右チャンネル信号Routとして出力さ
れる。上記左チャンネル信号Lout及び右チャンネル信
号Routは、聴取者の装着しているヘッドホンへ夫々供
給されて放音される。
示す様に遠近感制御部(8)と水平面内音像制御部(9)を
直列に接続して構成され、遠近感制御部(8)には距離情
報が与えられ、水平面内音像制御部(9)には方向情報が
与えられる。
び水平面内音像制御部(9)の具体的構成を示している。
図3の如く遠近感制御部(8)は反射音生成回路(81)を具
え、音響信号は反射音生成回路(81)へ入力されて、音響
信号の反射音が生成される。反射音生成回路(81)からの
反射音信号は第1乗算器(82)へ入力され、距離情報に応
じた係数aが乗算される。ここで、係数aは、距離が長
くなるにつれて大きく設定される。これによって、距離
に応じた反射音効果を有する間接音信号が作成される。
間接音信号は加算器(83)へ送られて、直接音信号である
音響信号と加算され、合成信号が作成される。
4)へ入力され、距離情報に応じた係数bが乗算される。
ここで、係数bは、距離が長くなるにつれて小さく設定
される。これによって、直接音と間接音の合成信号は、
距離に応じた振幅に調整される。
成信号は、更にローパスフィルター(85)を経て、距離情
報に応じた遮断特性のフィルタ処理を受けた後、後段回
路へ出力される。ここで、ローパスフィルター(85)のカ
ットオフ周波数は、距離が長くにつれて低く設定され
る。この結果、遠近感制御部(8)からは、設定せんとす
る音源までの距離に応じた遠近感のL信号及びR信号が
得られ、これらの信号は、図4の水平面内音像制御部
(9)へ供給される。
端に左用第1FIRフィルター(91)と左用第2FIRフ
ィルター(92)を並列に接続すると共に、R信号の入力端
に右用第1FIRフィルター(93)及び右用第2FIRフ
ィルター(94)を並列に接続している。これらのFIRフ
ィルター(91)(92)(93)(94)には夫々方向情報が供給され
ており、これに応じたフィルター係数が可変設定される
構成となっている。
ゾーンに等分割する8つの基準方向を設定した場合、方
向情報によって1つのゾーンに含まれる1つの方向が指
定されると、該ゾーンを挟む2つの基準方向、例えば0
°方向と45°方向が選択される。そして、左右一対の
第1FIRフィルター(91)(93)は0°方向に音像を形成
する様にフィルター係数が設定されると共に、左右一対
の第2FIRフィルター(92)(94)は45°方向に音像を
形成する様にフィルター係数が設定される。
端は夫々乗算器(95)(96)(97)(98)へ接続されており、各
FIRフィルタの出力信号に、方向情報に応じた重み係
数a1,a2,b1,b2が乗算される。例えば上述の例で
は、方向情報によって指定された方向が0°方向の場合
には、係数a1及びb1は1、係数a2及びb2は0に設定
され、45°方向の場合には、係数a1及びb1は0、係
数a2及びb2は1に設定される。又、0°と45°の間
については、方向に応じた1未満の重み係数が設定され
る。
用加算器(99)へ、右用の2つの乗算器(97)(98)の出力端
は右用加算器(90)へ接続されている。これによって、両
加算器(99)(90)からは夫々、方向感の付与されたL出力
及びR出力が得られる。
者が移動し、或いは頭部を回転させた場合に、音源位置
までの相対的な距離と方向の変化に応じて音像が制御さ
れるから、ヘッドホンを装着した聴取者に対して良好な
臨場感を与えることが出来る。
数人のプレーヤ(聴取者)を対象とするゲーム機に応用し
た例を示している。各プレーヤは夫々ヘッドホン(101)
(102)を装着して、画面(100)を見ながらゲームを進め
る。画面(100)には、ゲームを構成する各種の音源の映
像が映し出されると共に、各プレーヤの位置と向きを表
わす映像M1、M2が映し出されている。
述の音像制御回路を含む複数の信号処理器(103)(104)が
接続されており、各信号処理器からヘッドホンへ上述の
左チャンネル信号及び右チャンネル信号が供給される。
又、信号処理器(103)(104)は画面(100)の映像表示を制
御しており、プレーヤの実際の位置や向きに応じて映像
M1、M2を変化させるのである。
ドホンからのステレオ音声の効果によって、複数人のプ
レーヤがあたかも現実の環境下でゲームを行なっている
かの如き優れた臨場感を得ることが出来る。
他の実施例を示している。音像の音響信号は左右2チャ
ンネルのステレオ信号Lin、Rinとして入力され、左チ
ャンネル信号Linは第1加算器(72)へ、右チャンネル信
号Rinは第2加算器(73)へ供給される。又、両信号Li
n、Rinは加算器(7)へ入力されて、互いに加算され、
該加算結果は乗算器(71)を経て振幅が2分の1に減じら
れ、これによって擬似的な中央チャンネルの信号が作成
される。
第2加算器(72)(73)の反転入力端子へ入力され、これに
よって、両加算器(72)(73)からは、左、中央、右の3チ
ャンネルを構成すべき左右のチャンネルの信号が得られ
る。
は左用音像補正回路(5L)へ、乗算器(71)からの中央チ
ャンネルの信号は中央音像補正回路(5C)へ、第2加算
器(73)からの右チャンネルの信号は右用音像補正御回路
(5R)へ供給される。
1の実施例と同様に、音源位置供給手段(10)、基準位置
供給手段(20)及び位置センサ(30)が設けられており、こ
れらの出力信号が相対位置算出回路(40)へ供給されて、
音源に対する聴取者の相対的な位置を表わす距離情報と
方向情報が作成される。該距離情報及び方向情報は上記
3つの音像補正回路(5L)(5C)(5R)へ夫々供給され
る。
(5R)は、3チャンネルの信号に対して夫々、距離情報
に応じた距離感と方向情報に応じた方向感を与えるべ
く、図1の音像制御回路(5)と同様の信号処理を施す。
各音像補正回路から得られる一対の信号は左チャンネル
用加算器(62)及び右チャンネル用加算器(63)へ夫々供給
される。この結果、両加算器(62)(63)からは2チャンネ
ルの信号Lout、Routが得られることになる。
ャンネルの信号を一旦、3チャンネルの信号に変換し、
これら3チャンネルの信号に対して音像制御を施す構成
を採っているから、2チャンネル信号を対象とする場合
に比べて、音像制御の精度が向上し、優れた臨場感を実
現出来る。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
すブロック図である。
である。
ック図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 聴取者の頭部に装着された2チャンネル
ステレオ方式の放音ユニットへ、左チャンネル信号及び
右チャンネル信号を供給するためのステレオ音声再生装
置であって、1或いは複数個の音源の位置に対する聴取
者の相対的な位置を検知して、該相対位置を表わす距離
情報及び方向情報を作成する相対位置検出手段と、前記
距離情報及び方向情報に基づいて、各音源の音響信号に
対して距離情報に応じた距離感を与えると共に、方向情
報に応じた方向感を与える音像制御手段とを具え、該音
像制御手段から得られる左右一対の信号が、左チャンネ
ル信号及び右チャンネル信号として放音ユニットへ供給
されることを特徴とするステレオ音声再生装置。 - 【請求項2】 音像制御手段は、遠近感制御手段と水平
面内音像制御手段から構成され、遠近感制御手段は、音
響信号からその反射音を生成する反射音生成手段と、生
成された反射音信号に対して距離情報に応じた係数を乗
算して間接音信号を得る間接音生成手段と、生成された
間接音信号を音響信号に加算して出力する加算手段とを
具えている請求項1に記載のステレオ音声再生装置。 - 【請求項3】 音像制御手段は、遠近感制御手段と水平
面内音像制御手段から構成され、水平面内音像制御手段
は、聴取者を中心とした水平面内の複数の方向に音像を
形成するべく、前記複数の方向の夫々に応じて異なる特
性に設定される複数のフィルター手段と、該フィルター
手段の出力信号に基づいて、方向情報に応じた特定の方
向に音像を形成すべき左右一対の信号を作成する演算処
理手段とを具えている請求項1に記載のステレオ音声再
生装置。 - 【請求項4】 音像の音響信号は左右2チャンネルのス
テレオ信号であって、音像制御手段は、前記2チャンネ
ルのステレオ信号から左、中央及び右の3チャンネルの
ステレオ信号を作成する第1演算処理手段と、作成され
た3チャンネルのステレオ信号の夫々に対して、距離情
報及び方向情報に応じた位置に音像を形成するための処
理を施す音像補正手段と、該音像補正手段から得られる
3チャンネルの出力信号から左右2チャンネル信号を作
成する第2演算処理手段とから構成される請求項1に記
載のステレオ音声再生装置。 - 【請求項5】 相対位置検出手段は、1或いは複数個の
音源の位置を供給する音源位置供給手段と、聴取者の位
置を検出するセンサ手段と、音源位置供給手段及びセン
サ手段の出力信号に基づいて、各音源に対する聴取者の
相対的な位置を表わす距離情報及び方向情報を算出する
相対位置算出手段とを具えている請求項1乃至請求項4
の何れかに記載のステレオ音声再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788294A JP3573797B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ステレオ音声再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15788294A JP3573797B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ステレオ音声再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089498A true JPH089498A (ja) | 1996-01-12 |
JP3573797B2 JP3573797B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=15659482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15788294A Expired - Fee Related JP3573797B2 (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | ステレオ音声再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3573797B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8548173B2 (en) | 2008-12-04 | 2013-10-01 | Sony Corporation | Sound volume correcting device, sound volume correcting method, sound volume correcting program, and electronic apparatus |
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CN111556427A (zh) * | 2019-01-04 | 2020-08-18 | 派诺特佛吉亚汽车有限公司 | 多声道音频信号的处理方法、组件及声音再现系统 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP15788294A patent/JP3573797B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111556427B (zh) * | 2019-01-04 | 2023-03-10 | 派诺特佛吉亚汽车有限公司 | 多声道音频信号的处理方法、组件及声音再现系统 |
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---|---|
JP3573797B2 (ja) | 2004-10-06 |
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