JPH0889894A - グリップ型リニアアクチュエータ - Google Patents

グリップ型リニアアクチュエータ

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Publication number
JPH0889894A
JPH0889894A JP6256050A JP25605094A JPH0889894A JP H0889894 A JPH0889894 A JP H0889894A JP 6256050 A JP6256050 A JP 6256050A JP 25605094 A JP25605094 A JP 25605094A JP H0889894 A JPH0889894 A JP H0889894A
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JP
Japan
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grip
piezoelectric element
moving
type linear
linear actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP6256050A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Sakano
哲朗 坂野
Hiroya Terajima
洋也 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 グリップ部によるグリップ力が均等に発生
し、かつグリップ力の強いグリップ型リニアアクチュエ
ータを提供する。 【構成】 圧電素子Aの両端には変位を拡大してグリッ
プ部12に伝達するアーム11が弾性ヒンジh12を介し
て接続されている。グリップ部12はグリッブ面12a
の向きを調整する弾性方位調整部12bを備える。圧電
素子Aは弾性接続部13を介して圧電素子Bの取付部1
6に接続されている。圧電素子AのONでグリップ部が
移動し弾性方位調整部12bで移動体に面接触するよう
に自動調整される。2つのグリップ部においてグリップ
力に差があると、弾性接続部13が撓み大きい方から小
さい方へアーム11、圧電素子Aが左もしくは右に移動
し均等なグリップ力となる。このグリップ状態で圧電素
子BがON、OFFされると圧電素子Bからの発生する
力、若しくは板ばね17の収縮力により、グリップ部と
共に移動体を上、若しくは下に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子、磁歪素子、
形状記憶合金等を駆動源に用いたグリップ型リニアアク
チュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電素子を駆動源として用いたリ
ニアアクチュエータには、(1)圧電素子をそのまま利
用する方法と、(2)圧電素子により励振された弾性体
と移動体間の摩擦を利用する方法が知られている。しか
し、上記(1)の方法は変位量が小さく大きなストロー
クが得られないこと、上記(2)の方法はエネルギー効
率が悪く、大きな推力を発生できないこと等の欠点があ
った。そこで、本願発明者は、大きな推力を発生させる
ことができ、かつ、微小な変位量の制御ができると共
に、大きなストロークをも達成可能なグリップ型リニア
アクチュエータを開発し、特願平6−129867号と
してすでに特許出願した。
【0003】図4はこの特願平6−129867号に係
わる発明のグリップ型リニアアクチュエータの一例の平
面図である。このグリップ型リニアアクチュエータは、
数箇所に弾性ヒンジh1〜h5を有する構造体1と該構
造体1に取り付けられたグリップ用圧電素子A、及び移
動用圧電素子Bで構成されている。上記構造体1は弾性
を有する金属やプラスチック等の一体的に弾性材料で構
成され、該構造体1をベースに取り付け固着するための
取付け孔3,3を有する支持部1cと、該支持部1cの
両端に弾性ヒンジh3〜h5、h3〜h5を介して揺動
部1a,1aが支持部1cの中心線を対称軸として対称
に連設されている。該揺動部1a,1aの他端側には弾
性ヒンジh1,h1を介してグリップ用圧電素子Aが取
付けられている。また、揺動部1a,1aには、上記弾
性ヒンジh3〜h5、h3〜h5よりやや他端側(上記
グリップ用圧電素子Aの取付け側)には、移動させよう
とする移動体を圧接保持する稜線が円弧状のグリップ部
2,2が設けられている。さらに、構造体1は上記グリ
ップ部2,2とグリップ用圧電素子Aが取付けられた弾
性ヒンジh1,h1の中間点よりもやや弾性ヒンジh
1,h1側よりの位置で両揺動部1a,1aを弾性ヒン
ジh2,h2を介して結合保持する結合部1bを備えて
いる。そして、該結合部1bと上記支持部1cとの間に
移動用圧電素子Bが固着されている。
【0004】グリップ用圧電素子Aに電圧が印加されな
いオフの状態では、グリップ部2は移動体を押圧保持す
る位置に移動し保持される。グリップ用圧電素子Aに電
圧が印加されたオンの状態では、弾性ヒンジh2,h2
を支点として揺動部1a,1aが揺動してグリップ部2
の位置を移動体から離し、移動体を押圧保持しない位置
(図1において内側に移動した位置)に保持される。ま
た、移動用圧電素子Bに対する電圧印加のオン/オフに
より、結合部1bを介して弾性ヒンジh3〜h5、h3
〜h5で撓みながら揺動部1a,1aが移動体4の移動
方向(図1において上下方向)に移動してグリップ部2
を移動させる。その結果、グリップ用圧電素子A、移動
用圧電素子Bのオン/オフを制御することによって、グ
リップ部2で移動体をグリップして移動体を移動方向に
移動させ、グリップ部を移動体から離した状態で該グリ
ップ部を元の位置に戻す動作を繰り返し行うことによっ
て、移動体を直線移動させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したグリップ型リ
ニアアクチュエータにおいては、弾性ヒンジh3〜h
5,h3〜h5が、揺動部1a,1aと支持部1cとを
連結している。また、移動用圧電素子Bの一端が固定さ
れた結合部1bの両端に設けた弾性ヒンジ部h2,h2
は、揺動部1a,1aの揺動の支点となると共に移動用
圧電素子Bの作動により揺動部1a,1a、グリップ部
2,2を介して移動体を移動させる連結部を構成してい
る。そのため、グリップ部の位置(特にグリップ方向の
位置で図4の左右方向の位置)は、グリップ型リニアア
クチュエータの取付位置によって決定される。
【0006】揺動部1a,1a、グリップ部2,2の対
称軸と、移動体の対象中心線が一致するようにグリップ
型リニアアクチュエータをベースに固定すれば、両グリ
ップ部2,2におけるグリップ力は均等となるが、左右
どちらか一方にずれて固定されると両グリップ部2,2
のグリップ力に不均衡が生じたり、片側のみが移動体を
グリップすることになり、両側のグリップ部2,2が均
等にグリップした場合と比べ、著しく移動体の保持力を
低減させ、駆動推力を低下させるという問題がある。一
方、グリップ型リニアアクチュエータの対称軸線が移動
体の対象中心線上が厳密に一致するように取付けること
も難しい。
【0007】また、移動体の推力を決定するグリップ力
は、グリップ部と移動体間の静摩擦力により決定される
が、上述したグリップ型リニアアクチュエータは、グリ
ップ部2,2の運動が厳密に移動体のグリップ面に対し
て垂直でなくとも確実にグリップするように、グリップ
部2,2の稜線は円弧状に形成されている。そのため、
グリップ部2,2と移動体との接触面積が小さく、静摩
擦力が小さくなることから、十分なグリップ力を得るこ
とができないという問題がある。そこで、本発明の目的
は両側のグリップ部によるグリップ力が均等に発生し、
かつグリップ力の強いグリップ型リニアアクチュエータ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、グリップ用圧
電素子と該グリップ用圧電素子への電圧印加、及び印加
解除のどちらか一方の状態で移動体を押圧保持するグリ
ップ部を有するグリップ手段と、該グリップ手段を移動
体の移動方向に移動させる移動用圧電素子で構成された
移動用弾性機構手段とを有し、上記移動用弾性機構手段
に上記グリップ手段が弾性接続部で接続し、グリップ手
段自体が該弾性接続部を介してグリップ方向に移動可能
にする。グリップ手段にグリップ用圧電素子の変位を拡
大してグリップ部を移動させるグリップ変位拡大機構部
を設ける。特に、グリップ手段は、このグリップ型リニ
アアクチュエータが移動体の移動方向の線に対して線対
称をなしグリップ部が線対称に設けられ、中心部に上記
グリップ用圧電素子が取付けられ、移動用弾性機構手段
の移動用圧電素子は該移動用圧電素子の作動方向の中心
線と上記移動体の移動方向の線とがほぼ平行になるよう
にグリップ手段のほぼ中間位置に配置するようにする。
【0009】また、移動用弾性機構手段に移動用圧電素
子の一端を固着する移動用圧電素子取付部と該移動用圧
電素子取付部に一端が固着されたばねを設け、移動用圧
電素子の他端及びばねの他端は該グリップ型リニアアク
チュエータをベースに取付ける取付部に固着する。さら
に、上記ばねを板ばねで構成し、移動用圧電素子の中心
線を対称軸として両側に対象に配置する。
【0010】グリップ手段のグリップ部を移動体をグリ
ップするグリップ面とグリップ面方位を調整する弾性方
位調整部で構成し、グリップ時にグリップ面で面接触さ
せて静摩擦力を増大させる。また、上記グリップ変位拡
大機構部の一態様は、先端にグリップ部が設けられる一
対のアームと、該アームの基端側に該アームと上記グリ
ップ用圧電素子の端部とを夫々接続する弾性ヒンジと上
記アームを夫々弾性ヒンジで連設する連結部で構成し、
グリップ用圧電素子の変位をアームの揺動によって拡大
しグリップ部に伝達するようにする。
【0011】さらに、上述したグリップ型リニアアクチ
ュエータを2つ使用し、このグリップ型リニアアクチュ
エータをベースに取付ける取付部を共通化する。特に望
ましくは、移動用圧電素子及びグリップ用圧電素子以外
の部分は一体的に成形する。また、上記グリップ用又は
移動用の圧電素子に代えてどちらか一方、若しくは両方
を磁気の変化によって変形する磁歪素子もしくは熱によ
って変形する形状記憶合金を用いることもできる。
【0012】
【作用】圧電素子を用いた例で説明すると、グリップ用
圧電素子への電圧印加、及び印加解除によって、上記グ
リップ部が移動体を押圧保持するグリップ状態か、該押
圧保持を解く非グリップ状態となる。そこで、上記グリ
ップ部が移動体をグリップしている時に移動用圧電素子
への電圧印加、若しくはその電圧印加解除によりグリッ
プ部と共にグリップ手段を移動させれば、グリップ部で
グリップされた移動体も移動することになる。そして、
グリップ部が移動体の押圧保持を解除している非グリッ
プ時にグリップ手段を戻す。この動作を繰り返すことに
よって移動体を長いストローク移動させることができ
る。このように、移動用圧電素子の電圧印加及び該印加
の解除によって該移動用圧電素子によって駆動されるグ
リップ部(グリップ手段)は移動体の移動方向に往復運
動させ、この往復運動の往動若しくは復動にのみ上記グ
リップ部が移動体をグリップするように選択的にグリッ
プ用圧電素子を駆動すれば、移動体を選択方向に移動さ
せることができる。
【0013】グリップ手段にグリップ変位拡大機構を設
けることによってグリップ用圧電素子の変位を拡大して
グリップ部に伝達する。特に、移動体の対称中心線(移
動体の移動方向を示し、移動体がグリップされる点の対
称中心線)と、グリップ型リニアアクチュエータの中心
線が一致せず、ずれて該グリップ型リニアアクチュエー
タが取付けられているとしても、グリップ手段は移動用
弾性機構手段に弾性接続部を介して接続されているだけ
であるから、上記ずれによりグリップ時に左右のグリッ
プ部によるグリップ力に差異が生じても、移動体から受
けるグリップ力の反作用により、グリップ力の大きい方
から小さい方へグリップ手段自体がグリップ方向に移動
して、両グリップ部のグリップ力が均等になり、グリッ
プ力がバランスがとれた位置に保持される。すなわち、
上記弾性接続部によりグリップ手段のセンタリング機能
が生じるから、両グリップ部は均等なグリップ力で移動
体をグリップすることができる。
【0014】また、グリップ部の移動体に当接する位置
を平面とし、かつ、グリップ力の反力で弾性変形してグ
リップ面の方位を調整する弾性方位調整部を備えている
から、グリップしたとき、グリップ力により弾性方位調
整部が撓みグリップ面が移動体の面と面接触することと
なるから、静摩擦力を増大させる。
【0015】2つのグリップ型リニアアクチュエータを
用いる場合には、一方のアクチュエータのグリップ部に
より移動体を把持し移動させている間に、他方のアクチ
ュエータはそのグリップ部による移動体の保持を解き、
グリップ部のみを移動復帰させる。この運動を交互に2
つのグリップ型リニアアクチュエータに行なわせれば、
移動体の移動速度は2倍の速度となる。また、移動体は
常にグリップ部で保持されることになるので安定した移
動体の送りを実現できる。
【0016】なお、圧電素子の代わりに磁歪素子もしく
は形状記憶合金を用いたときには、電気の代わりに磁界
または熱を用いて駆動制御する点が相違するのみであ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の平面図、図2
は同実施例の使用状態を示す正面図である。本実施例の
グリップ型リニアアクチュエータは、一体的に構成され
た構造体10と該構造体10に取り付けられたグリップ
用圧電素子A、及び移動用圧電素子Bで構成されてい
る。構造体10は弾性を有する金属やプラスチック等の
弾性材料で構成され、図1に示すように、図1において
左右対称(移動体の移動方向の線に対して線対称)の形
状をしており、切込み溝等によって厚みを薄くした部分
で弾性ヒンジh10〜h13が形成され一体的な構成となっ
ている。該構造体10は、移動させる移動体20(図2
参照)をグリップするグリップ手段と、該グリップ手段
を移動体20の移動方向に移動させる移動用弾性機構手
段と、該移動用弾性機構手段と上記グリップ手段とを結
合する弾性接続部と、該グリップ型リニアアクチュエー
タを移動体20を移送する移送面ベースに取付ける取付
部18で構成されている。
【0018】構造体10の取付部18は2つの取付け孔
18a,18aを備え、該孔18a,18aにボルト等
を挿入してベースに固定することによってこのグリップ
型リニアアクチュエータを移動体移送面に取付けるよう
になっている。
【0019】移動用弾性機構手段は、移動用圧電素子B
を取付ける移動用圧電素子取付部16と該移動用圧電素
子取付部16の両端に設けられた連続円弧状の板ばね1
7,17で構成されている。移動用圧電素子Bの一端が
上記移動用圧電素子取付部18に取付けられ他端は上記
取付部18に取付けられ、上記連続円弧状の板ばね1
7,17の他端も上記取付部18に取付けられており、
移動用圧電素子Bがこの板ばね17,17によって予圧
が与えられる状態で取付けられている。
【0020】グリップ手段は、一対のアーム11,11
と各アーム11,11の基端側に設けられた弾性ヒンジ
h13,h13を介して連設されたアーム支持部14と、各
アーム11,11の先端に設けられるグリップ部12,
12と弾性ヒンジh13,h13間で弾性ヒンジh13,h13
側に近い位置に設けられた弾性ヒンジh12,h12でグリ
ップ変位拡大機構部を有し、上記各アーム11,11の
先端にグリップ部12,12が設けられ、上記弾性ヒン
ジh12,h12を介してグリップ用圧電素子取付部13,
13が連設され、上記グリップ用圧電素子取付部13,
13間にグリップ用圧電素子Aの取付けられた構成とな
っている。このグリップ手段は、このグリップ型リニア
アクチュエータの中心線を対称軸として線対称に形成さ
れている。
【0021】弾性機構手段15,15は、上記移動用圧
電素子取付部16の両端に夫々弾性ヒンジh10,h10を
介して接続されると共に、弾性ヒンジh11,h11を介し
て夫々上記グリップ用圧電素子取付部13,13に連設
している。
【0022】また、上記各グリップ部は、移動体20の
グリップ面をグリップするためのグリップ面(接触平
面)12a,12aと該グリップ面12a,12aの方
位をグリップ力の反力で弾性変形して調整するための幾
分肉厚が薄く形成された弾性方位調整部12b,12b
で構成されている。
【0023】グリップ用圧電素子Aに電圧が印加されて
いないオフの状態では、図1に示すように、グリップ部
12,12のグリップ面12a,12aは移動体20の
グリップ面から離れた状態に保持されるが、グリップ用
圧電素子Aに電圧が印加されたオンの状態では、グリッ
プ用圧電素子Aが図1で左右方向に伸長し、弾性ヒンジ
h13,h13を支点としてアーム11,11を揺動させて
グリップ部12,12のグリップ面12a,12aを移
動体20のグリップ面に押圧しグリップ力を発生させ
る。この際、このグリップ型リニアアクチュエータ取付
精度が悪く、移動体20の2つのグリップ面間の中心線
とこのグリップ型リニアアクチュエータの中心線(対称
軸線)が一致せずずれているような場合、上記2つのグ
リップ部12,12によるグリップ力が不均衡になった
り、一方のグリップ部のグリップ面が移動体のグリップ
面に当接しないような場合が生じるが、このような場合
でも、グリップ力の反力が移動体のグリップ面からグリ
ップ部12,12、アーム11,11、グリップ用圧電
素子取付部13,13を介してグリップ用圧電素子Aに
伝達され、弾性接続部15,15(特に弾性ヒンジh1
1,h11)で撓み、グリップ手段自体がグリップ力の強
い方から弱い方に移動し、グリップ力が均等になりバラ
ンスが取れた位置で移動体をグリップすることになる。
すなわちこのグリップ手段自体がセンタリング機能を有
している。
【0024】また、このセンタリング機能が作動したと
き等において、グリップ部のグリップ面12a,12a
と移動体20のグリップ面が平行でない場合が生じる
が、この場合でも、グリップ部12,12の弾性方位調
整部12b,12bが弾性変形し、グリップ面12a,
12a全体で移動体のグリップ面を押圧することにな
る。このようにして、このグリップ型リニアアクチュエ
ータは移動体を2つのグリップ部で均等な力で、かつ面
接触により確実にグリップすることになる。
【0025】一方、移動用圧電素子Bに電圧が印加され
てオンになると、移動用圧電素子Bが図1中上下方向に
伸長し、取付部18がベースに固定されていることか
ら、移動用圧電素子取付部16、弾性接続部15,15
を介してグリップ手段を下方に移動させる。すなわち、
グリップ用圧電素子取付部13,13、アーム11,1
1、グリップ部12,12、アーム支持部14及びグリ
ップ用圧電素子Aを下方に移動させる。その時グリップ
部12,12で移動体20をグリップしておれば、移動
体20をも下方に移動させる。
【0026】また、移動用圧電素子Bの電圧印加がオフ
になると伸長していた移動用圧電素子Bが収縮し、この
移動用圧電素子Bの収縮する力と板ばね17,17の収
縮力によって移動用圧電素子取付部16が図1で上方に
移動させられ、弾性接続部15,15を介してグリップ
手段を上方に移動させ、グリップ部12,12を上方に
移動させることになる。この場合も、グリップ部12,
12で移動体をグリップしておれば、移動体は上方に移
動することになる。
【0027】図2は、以上のように構成されているグリ
ップ型リニアアクチュエータの使用状態を示す正面図で
ある。門型の移動体20の内部にこのグリップ型リニア
アクチュエータが配置され取付け孔18a,18aを介
してベースに固定されている。なお、図2において2
1,21は上記移動体20の移動を案内するガイドであ
る。
【0028】そこで、グリップ用圧電素子Aへの電圧印
加をオンとして前述したようにグリップ部12,12で
移動体20をグリップした状態で、移動用圧電素子Bを
オンにして電圧印加を行うと前述したようにグリップ部
12,12は図1において下方へ移動する。そのため、
該グリップ部12,12でグリップされた移動体20も
グリップ部12,12と共にガイド21に沿って移動す
る。次に、グリップ用圧電素子Aに電圧印加をオフにす
ると共に移動用圧電素子Bへの電圧印加をオフにすれ
ば、グリップ用圧電素子Aの電圧印加オフによりグリッ
プ部12,12の移動体20への押圧保持を解かれ非グ
リップ状態となり、移動用圧電素子Bへの電圧印加のオ
フにより、移動用圧電素子Bの収縮する力及び板ばね1
7,17の収縮力によりグリップ手段が復帰し、グリッ
プ部12,12は元の位置へ復帰する(図1において上
方へ移動し元の位置に復帰する)が、移動体20はグリ
ップ部12,12でグリップされていないから移動体2
0は復帰することはない。
【0029】以上のようにグリップ用圧電素子A、移動
用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフを繰り返すこと
によって移動体20を図1において下方向に移動させる
ことができ、この移動を累積することによって長いスト
ロークの移動が可能になる。また、グリップ用圧電素子
A、移動用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフの関係
を逆にすると移動体20を逆方向(図1において上方
向)に移動させることができる。即ち、グリップ用圧電
素子Aをオフ、移動用圧電素子Bをオンとすればグリッ
プ部12,12のみが図1において下方に移動し、次
に、グリップ用圧電素子Aをオン、移動用圧電素子Bを
オフとすればグリップ部12,12が移動体20をグリ
ップして板ばね17,17及び移動用圧電素子Bの力に
より移動体20を図1において上方に移動させる。この
動作を繰り返すことによって移動体20を長いストロー
ク移動させることができる。これらの関係を簡易的に表
すと次のようになる。
【0030】動作1.A−ON、 B−ON 移動
体20の下方への移動 動作2.A−OFF、B−OFF グリップ部のみ上
方に移動 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体20を図
1において下方に移動させる。
【0031】動作3.A−OFF、B−ON グリ
ップ部のみ下方に移動 動作4.A−ON、 B−OFF 移動体20の上方
への移動 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体20を図
1において上方に移動させる。
【0032】図3は本発明の第2の実施例である。この
実施例は、上述した第1の実施例のグリップ型リニアア
クチュエータの取付部18を共用し、第1実施例におけ
る他の部分(グリップ手段、移動用弾性機構手段、弾性
接続部等)を取付部の両側に配置したグリップ型リニア
アクチュエータである。図3に示す例では、一方のグリ
ップ型リニアアクチュエータの構造体を符号10、他方
の構造体を符号10´として表し、グリップ用圧電素
子、移動用圧電素子、グリップ部を夫々A,B、A´,
B´と表している。また、各構造体のグリップ部を符号
12,12、12´,12´と表している。各グリップ
型リニアアクチュエータの構成、及び作用は第1の実施
例に記載したものと同一であるから説明を省略する。こ
の実施例ではつぎのように駆動される。 (1)交互に移動体20をグリップして図3中下方に移
動させる場合 動作1.A−ON、B−ON、A´−OFF、B´−O
N グリップ部12で移動体20はグリップされ下方向に移
動する。また、グリップ部12´は移動体20をグリッ
プせずグリップ部12´のみが上方向に移動する。 動作2.A−OFF、B−OFF、A´−ON、B´−
OFF グリップ部12´により移動体20はグリップされ下方
向に移動する。また、グリップ部12は移動体20をグ
リップせずグリップ部12のみが上方向に移動する。 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体20はほ
ぼ常にグリップした状態で図3中下方向に移動する。 (2)同時に移動体20をグリップして図3中下方に移
動させる場合 動作3.A−ON、 B−ON、A´−ON、B´−O
FF グリップ部12,12´で移動体20はグリップされ下
方向に移動する。 動作4.A−OFF、B−OFF、A´−OFF、B´
−ON グリップ部12,12´のみ上方に移動する。 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体20は下
方向に移動する。上記(1)の場合と比較し移動体の移
動速度は上記(1)の1/2の速度となるが、推力は2
倍となる。 (3)交互に移動体20をグリップして図3中上方に移
動させる場合 動作5.A−ON、B−OFF、A´−OFF、B´−
OFF グリップ部12で移動体20はグリップされ上方向に移
動する。また、グリップ部12´は移動体20をグリッ
プせずグリップ部12´のみが下方向に移動。 動作6.A−OFF、B−ON、A´−ON、B´−O
N グリップ部12´により移動体20はグリップされ上方
向に移動する。また、グリップ部12は移動体20をグ
リップせずグリップ部12のみが下方向に移動。 上記動作5、6を繰り返すことにより、移動体20はほ
ぼ常にグリップした状態で図3中上方向に移動する。 (4)同時に移動体20をグリップして図3中上方に移
動させる場合 動作7.A−ON、 B−OFF、A´−ON、B´−
ON グリップ部12,12´で移動体20はグリップされ上
方向に移動する。 動作8.A−OFF、B−ON、A´−OFF、B´−
OFF グリップ部12,12´のみ下方に移動する。 上記動作7、8を繰り返すことによって移動体20は図
3中上方向に移動する。上記(3)の場合と比較し移動
体の移動速度は上記(3)の1/2の速度となるが、推
力は2倍となる。
【0033】この第2実施例では、上記(1)、(3)
のように駆動すると、2つのグリップ型リニアアクチュ
エータが交互に移動体20をグリップして移動体を移動
させ、この間、一方のグリップ型リニアアクチュエータ
が移動体をグリップして移動している間、他方のグリッ
プ型リニアアクチュエータは次にグリップする位置に復
帰しているから、上記動作1,2若しくは動作5,6を
繰り返すことにより、移動体20は、常にグリップされ
安定した状態で移送されている状態となり、かつ速い速
度で長い距離、一方向もしくは逆方向に移動することに
なる。
【0034】また、上記(2)、(4)のように駆動す
ると、2つのグリップ型リニアアクチュエータが同時に
移動体20をグリップして移動体を移動させることにな
るから、上記(1)、(3)の動作のときと比べ2倍の
力で移動体20を移送することができるが、移送速度は
1/2となる。上記第1、第2の実施例においては、グ
リップ手段にグリップ変位拡大機構部を設けたが、必ず
しも設ける必要もない。この場合には、グリップ用圧電
素子取付部13,13にグリップ部が連設されることに
なる。すなわち、グリップ用圧電素子取付部13,13
に弾性的に撓む弾性方位調整部を介してグリップ面を構
成するグリップ部を連設すればよい。
【0035】また、弾性接続部15,15を上記第1、
第2の実施例においては2つの弾性ヒンジh10、h11を
有するもので構成したが、弾性接続部15,15はグリ
ップ用圧電素子Aやアーム11,11等がグリップ作用
方向(図1において左右方向)に移動でき、かつ移動用
圧電素子Bからの力をグリップ用圧電素子取付部等に伝
達できる強度を有するものであればよく、上記弾性ヒン
ジh10、h11はどちらか一方でもよい。
【0036】さらに、上記第1、第2の実施例において
は、構造体10,10´を一体的に構成したが、それは
製造上の問題からであり、必ずしも一体的に製造する必
要はない。また、板ばね17,17も連続円弧状の板ば
ねとしたが、構造体10、10´を一体的に構成するこ
とや、連続円弧状にすることによって設計が容易になる
ことから連続円弧状の板ばねとしたものであり、必ずし
も連続円弧状の板ばねにする必要はなく、他の形状のも
のでもよい。また、この板ばねを構造体と一体的に製造
しない場合には、他のばね、例えばコイルばね等を後付
けしてもよい。さらには、図1において移動用圧電素子
Bの左右に板ばねを設ける代わりに、移動用圧電素子B
の上下にばねを配置してもよい。
【0037】また、上記第1、第2の実施例において
は、グリップ用圧電素子Aに電圧を印加した状態で移動
体20をグリップするようにしたが、グリップ用圧電素
子Aへの電圧解除の状態で移動体をグリップするように
してもよく、例えば、図1においてグリップ部12,1
2のグリップ面12a,12aが内側に向き、移動体を
グリップ部で挟持するようにグリップする場合には、移
動体圧電素子Bの両側に設けた板ばねのように、グリッ
プ用圧電素子Aの両端のグリップ用圧電素子取付部1
3,13間にばねを調節し、グリップ用圧電素子Aに予
圧を与えた状態にしておき、このばねの力で移動体をグ
リップするようにすればよい。
【0038】
【発明の効果】本発明においては、移動体をグリップす
るグリップ手段自体がセンタリング機能を有しているの
で、移動体の対称中心線(移動体の移動方向を示し、移
動体がグリップされる点の対称中心線)と、このグリッ
プ型リニアアクチュエータの中心線が一致せず、ずれて
該グリップ型リニアアクチュエータが取付けられている
としても、移動体から受けるグリップ力の反作用によ
り、グリップ力の大きい方から小さい方へグリップ手段
自体がグリップ方向に移動して、両グリップ部のグリッ
プ力が均等になり、バランスがとれた位置に保持され、
両グリップ部は均等なグリップ力で移動体をグリップす
ることができる。
【0039】このセンタリング機能を有することから、
グリップ型リニアアクチュエータの取付精度が大きくな
り、組付けが容易となる。また、グリップ部の弾性方位
調整部でグリップ部のクリップ面が移動体面を押圧する
ように調整されるから、面接触により摩擦抵抗が大きく
なり、移動体を確実に保持することができ、駆動推力が
増大する。また、このグリップ型リニアアクチュエータ
を2つ使用することにより、移動体の移動速度を増大さ
せることも、もしくは駆動推力を増大することもでき、
しかも、2つのグリップ型リニアアクチュエータを共通
化することで、必要面積が小さくなり、小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の平面図である。
【図2】同実施例の使用状態を示す正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の平面図である。
【図4】従来のグリップ型リニアアクチュエータの一例
の平面図である。
【符号の説明】
A グリップ用圧電素子 B 移動用圧電素子 10 構造体 11 アーム 12 グリップ部 12a グリップ面 12b 弾性方位調整部 13 グリップ用圧電素子取付部 14 アーム支持部 15 弾性接続部 16 移動用圧電素子取付部 17 板ばね 18 取付部 20 移動体 h10〜h13 弾性ヒンジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ用圧電素子と該グリップ用圧電
    素子への電圧印加、及び印加解除のどちらか一方の状態
    で移動体を押圧保持するグリップ部を有するグリップ手
    段と、該グリップ手段を移動体の移動方向に移動させる
    移動用圧電素子で構成された移動用弾性機構手段とを備
    え、上記移動用弾性機構手段に上記グリップ手段が弾性
    接続部で接続され、グリップ手段自体が該弾性接続部を
    介してグリップ方向に移動可能にされていることを特徴
    とするグリップ型リニアアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 上記グリップ手段は上記グリップ用圧電
    素子の変位を拡大してグリップ部を移動させるグリップ
    変位拡大機構部を備えている請求項1記載のグリップ型
    リニアアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 上記グリップ手段は、移動体の移動方向
    の線に対して線対称をなしグリップ部が線対称に設けら
    れ、中心部に上記グリップ用圧電素子が取付けら、上記
    移動用弾性機構手段の移動用圧電素子は該移動用圧電素
    子の作動方向の中心線と上記移動体の移動方向の線とが
    ほぼ平行になるようにグリップ手段のほぼ中間位置に配
    置されている請求項1若しくは請求項2記載のグリップ
    型リニアアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 上記移動用弾性機構手段は移動用圧電素
    子の一端を固着した移動用圧電素子取付部と該移動用圧
    電素子取付部に一端が固着されたばねを備え、上記移動
    用圧電素子の他端及び上記ばねの他端は該グリップ型リ
    ニアアクチュエータをベースに取付ける取付部に固着さ
    れている請求項1、請求項2又は請求項3記載のグリッ
    プ型リニアアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 上記ばねは板ばねで構成され、上記移動
    用圧電素子の中心線を対称軸として両側に対象に配置さ
    れている請求項4記載のグリップ型リニアアクチュエー
    タ。
  6. 【請求項6】 上記グリップ手段のグリップ部は、移動
    体をグリップするグリップ面とグリップ面方位を調整す
    る弾性方位調整部で構成されている請求項1乃至請求項
    5の内いずれか1項に記載のグリップ型リニアアクチュ
    エータ。
  7. 【請求項7】 上記グリップ変位拡大機構部は、先端に
    グリップ部が設けられる一対のアームと、該アームの基
    端側に該アームと上記グリップ用圧電素子の端部とを夫
    々接続する弾性ヒンジと上記アームを夫々弾性ヒンジで
    連設する連結部とを備える請求項2乃至請求項6の内い
    ずれか1項に記載のグリップ型リニアアクチュエータ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7記載のいずれか1
    つのグリップ型リニアアクチュエータが2つ使用され、
    ベースに取付ける取付部が共通化されているグリップ型
    リニアアクチュエータ。
  9. 【請求項9】 上記移動用圧電素子及びグリップ用圧電
    素子以外の部分は一体的に成形されている請求項1乃至
    請求項8の内いずれか1項に記載グリップ型リニアアク
    チュエータ。
  10. 【請求項10】 上記グリップ用又は移動用の圧電素子
    に代えてどちらか一方、若しくは両方を磁気の変化によ
    って変形する磁歪素子を用いる請求項1乃至請求項9の
    内いずれか1項に記載のグリップ型リニアアクチュエー
    タ。
  11. 【請求項11】 上記グリップ用又は移動用の圧電素子
    に代えてどちらか一方、若しくは両方を熱によって変形
    する形状記憶合金を用いる請求項1乃至請求項9の内い
    ずれか1項に記載のグリップ型リニアアクチュエータ。
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