JPH0887416A - 制御プログラム作成装置 - Google Patents

制御プログラム作成装置

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JPH0887416A
JPH0887416A JP22065094A JP22065094A JPH0887416A JP H0887416 A JPH0887416 A JP H0887416A JP 22065094 A JP22065094 A JP 22065094A JP 22065094 A JP22065094 A JP 22065094A JP H0887416 A JPH0887416 A JP H0887416A
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JP
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control program
time
source file
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JP22065094A
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Satoshi Yamaguchi
敏 山口
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパイルMAKEをかけるときに、実質的
に最新のソースファイルが存在する場合には、必ず対応
するオブジェクトファイルを作成する。 【構成】 保存されたソースファイルのコンパイルを行
うことで、実行可能な命令コードからなる制御プログラ
ムを作成する制御プログラム作成装置において、コンパ
イルを行うときに、作成される命令コードファイル10
内にソースファイル8,9の作成日時を保存する機能1
7aと、ソースファイル8,9を連続的にコンパイルす
るときに、当該ソースファイルの作成日時と命令コード
ファイル内に保存されているソースファイルの作成日時
を比較し、両作成日時が一致のときに当該ソースファイ
ルの再コンパイルを中止する再コンパイル中止手段1
3,14,15,16,17とを備えた制御プログラム
作成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラント,公共施
設等を制御する制御装置のための制御プログラムを作成
する制御プログラム作成装置に係り、特に、ソースファ
イルをコンパイルするか否かを自動的に判断する機能を
設けた制御プログラム作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プログラム作成装置にはソフト
ウエア開発の環境としての「MAKE」機能と呼ばれる
機能が組み込まれている。複数のソースファイル(例え
ばBASIC言語、C言語、アセンブラ言語等で記述さ
れたもの)と相当するオブジェクトファイルを記憶した
記憶装置があったときに、その記憶装置内のソースファ
イルに対して「MAKE」機能を起動させると、これら
のソースファイルは相当するオブジェクトファイルとの
作成日時が比較され、ソースファイルの作成日時のほう
が新しい場合にはコンパイルが実行され、そうでなけれ
ばソースファイルはコンパイルされない。「MAKE」
機能は、この操作を自動的かつ連続的におこなうもので
ある。
【0003】一方、制御装置等のプログラムはラダー図
(LD)やファンクションブロック図(FBD)で記述
されることが多いが、このようなグラフィカル言語によ
るプログラム作成装置は上述のソースファイルとして、
CADファイルとアドレスファイル(CAD定義時に使
用している入出力信号名称と制御装置内部メモリのアド
レスとの対応を定義した情報ファイル)を有している。
【0004】この制御プログラム作成装置においては専
用のコンパイラが用意されており、コンパイラは上記ソ
ースファイルすなわちCADファイルおよびアドレスフ
ァイルから制御装置で実行可能な命令コードを格納した
プログラムファイルであるオブジェクトファイルを作成
する。
【0005】図5は、従来の制御プログラム作成装置に
おけるMAKE機能の処理フロー図である。図5におい
て、コンパイラMAKE(MAKE機能を有するコンパ
イラ)は、起動されると(JST1)、まず、あるソー
スファイルについてオブジェクトファイルの有無を確認
し(JST2)、相当するオブジェクトファイルがない
場合には当該ソースファイルをコンパイルする(JST
6)。ここで、相当するオブジェクトファイルがあると
きは、コンパイラMAKEはCADファイルおよびオブ
ジェクトファイルとアドレスファイルおよびオブジェク
トファイルの作成日時を比較し(JST3およびJST
4とJST3およびJST5)、それぞれオブジェクト
ファイルの作成日時の方が古い場合には、コンパイルを
行う(JST6)。
【0006】あるソースファイルについての処理が終了
すると、次のファイルの処理に移る。そして全てのソー
スファイルについての処理が終了すると(JST7)コ
ンパイルの動作は終了する(JST8)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ファイルの作成日時の管理は、プログラム作成装置を内
蔵させるコンピュータのOS(オペレーティングシステ
ム)が行うので、実際のソースファイル作成日時とずれ
が生じるという問題点がある。
【0008】例えばあるコンピュータにおいて、プログ
ラマは、ピーピング的に作ったCADファイルにコンパ
イルをかけてテストをしたのちに、別のコンピュータで
予め作成しておいた前述したCADファイルと同名のフ
ァイルをフロッピーディスクやネットワークを使って前
述したあるコンピュータにコピーすることがある。しか
し、コンパイラMAKEはこの場合に当該CADファイ
ルをコンパイルしない。
【0009】また、制御プログラムの作成は、複数人の
プログラマにより複数台のコンピュータで作成されるこ
とが多いので、このような事態はしばしば生じる。さら
に、同一のコンピュータ内においても、テスト的に処理
を追加して試行した後に、バックアップしておいてファ
イルに戻すと、作成日時が古いままなので、上記の場合
と同様に、コンパイラMAKEは当該CADファイルを
コンパイルしない。
【0010】これらの状況は、アドレスファイルであっ
ても同じである。したがって、MAKE機能によるコン
パイルをおこなうと、最新のソースファイル(CADフ
ァイルまたはアドレスファイル)が存在するにもかかわ
らず、そのファイルに相当するオブジェクトファイルが
作成されない場合があるという問題点が生じている。
【0011】このためコンパイルもれの発生を防ぐため
に、コンパイラにMAKE機能があっても、プログラマ
は、しばしば記憶装置内の全てのオブジェクトファイル
を削除してからコンパイルMAKEをおこなっている。
これでは、MAKE機能を十分に生かすことができな
い。
【0012】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、コンパイルMAKEをかけるときに、実質
的に最新のソースファイル(CADファイルまたはアド
レスファイル)が存在する場合には、必ず対応するオブ
ジェクトファイルを作成する制御プログラム作成装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、制御装置の制御処理内
容をグラフィックCAD機能を用いて定義するソースフ
ァイルを保存し、この保存されたソースファイルの連続
的なコンパイル処理が可能で、コンパイル処理後のオブ
ジェクトファイルからなる制御プログラムを作成する制
御プログラム作成装置において、コンパイル処理を行う
とき、作成されるオブジェクトファイル内にソースファ
イルの作成日時を保存する作成日時保存手段と、少なく
とも1つのソースファイルを連続的にコンパイル処理す
るとき、当該ソースファイルの作成日時とオブジェクト
ファイル内に保存されているソースファイルの作成日時
を比較し、両作成日時が一致のときに当該ソースファイ
ルの再コンパイル処理を中止する再コンパイル中止手段
とを備えた制御プログラム作成装置である。
【0014】また、請求項2に対応する発明は、制御装
置の処理内容をグラフィックCAD機能を用いて定義す
るソースファイルの連続的なコンパイル処理が可能で、
コンパイル処理後のオブジェクトファイルからなる制御
プログラムを作成する制御プログラム作成装置におい
て、ソースファイルおよびオブジェクトファイルを保存
する記憶手段と、記憶手段内にソースファイルを保存す
るときに、このソースファイルに対応するオブジェクト
ファイルを削除するオブジェクトファイル削除手段と、
少なくとも1つのソースファイルを連続的にコンパイル
処理するとき、記憶手段内に当該ソースファイルに対応
するオブジェクトファイルが存在するか否かを検索し、
このオブジェクトファイルがする場合、当該ソースファ
イルの再コンパイル処理を中止する中止手段とを備えた
制御プログラム作成装置である。
【0015】
【作用】従って、まず、請求項1に対応する発明の制御
プログラム作成装置においては、ソースファイルがコン
パイルされオブジェクトファイルが作成されるとき、作
成日時保存手段によって当該オブジェクトファイル内に
は当該ソースファイルの作成日時が保存される。
【0016】次に、少なくとも1つ以上のソースファイ
ルを連続的コンパイルするとき、すなわちMAKE機能
によるコンパイルを行うとき、再コンパイル中止手段に
よってコンパイル要否判断対象のソースファイルの作成
日時とこれに対応するオブジェクトファイル内のソース
ファイルの作成日時が比較され、両作成日時が一致する
ときは再コンパイルが中止される。すなわち、両作成日
時が一致していないときのみ再コンパイルを行うように
判断される。したがって、上記オブジェクトファイルを
作成した後に、ソースファイルに変更があった場合、そ
のソースファイルは漏れなく再コンパイルされる。
【0017】また、請求項2に対応する発明の制御プロ
グラム作成装置においては、ソースファイルおよびオブ
ジェクトファイルが記憶装置内に保存されており、この
記憶装置内にさらにソースファイルを保存すると、オブ
ジェクトファイル手段によって、当該ソースファイルに
対応するオブジェクトファイルが上記記憶手段内から削
除される。
【0018】したがって、少なくとも1つ以上のソース
ファイルを連続的コンパイルするとき、すなわちMAK
E機能によるコンパイルを行うとき、コンパイル要否判
断対象のソースファイルに変更すなわち保存があったと
きに、これに対応するオブジェクトファイルは存在しな
いので、そのソースファイルはコンパイルされる。
【0019】また、ソースファイルに対応するオブジェ
クトファイルは存在する場合は、中止手段によりコンパ
イルされないのでMAKE機能を実現できる。したがっ
て、上記オブジェクトファイルを作成した後に、ソース
ファイルの保存があった場合でも、そのソースファイル
は漏れなくコンパイルされる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。図1は本発明に係る制御プログラム作成装
置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、制御プログラム作成装置1
は、入出力装置2と、CADファイル定義入力処理部3
と、アドレスファイル定義入力処理部4と、記憶装置5
と、少なくとも一つのソースファイルを連続的にコンパ
イルする機能であるMAKE機能を有するコンパイル機
能部すなわちコンパイラMAKE6とよって構成されて
いる。
【0022】入出力装置2は、制御プログラム作成装置
1の外部に向って、プログラマあるいは他のコンピュー
タ等の他のメディア7に入出力し、また、制御プログラ
ム作成装置1の内部に向って、CADファイル定義入力
処理部3、アドレスファイル定義入力処理部4またはコ
ンパイラMAKE6に入出力する。
【0023】また、CADファイル定義入出力部3は、
記憶装置5内のソースファイルの一つであるCADファ
イル8を読み出し、CADデータの定義、入力処理等を
おこなった後、必要であれば当該CADファイル8を保
存する。また、CADファイル8を読み出すこと無く新
たに作成することもある。
【0024】一方、アドレスファイル定義入出力部4
は、記憶装置5内のソースファイルのもう一方であるア
ドレスファイル9を読み出し、アドレスデータの定義、
入力処理等をおこなった後、必要であれば当該アドレス
ファイル9を保存する。また、アドレスファイルを読み
出すこと無く新たに作成することもある。
【0025】また、これらのソースファイル、すなわち
CADファイルおよびアドレスファイルは、入出力装置
2およびCADファイル定義入力処理部3またはアドレ
スファイル定義入力処理部4を介して他のメディアから
コピーされることもある。
【0026】さらに、記憶装置5には、ソースファイル
であるCADファイル8およびアドレスファイル9と、
ソースファイルをコンパイルした命令コードの集合体で
あるオブジェクトファイル10と、これら各ファイルの
作成日時等の情報が保存されているOS管理情報11と
が保存されている。
【0027】また、オブジェクトファイル10には、コ
ンパイルしたときに参照したCADファイルおよびアド
レスファイルの作成日時を保存するCADアドレス日時
保存部12が備えられている。
【0028】また、コンパイルMAKE6は、記憶装置
5内のオブジェクトファイル10の有無を判定するオブ
ジェクトファイル判定部13と、ソースファイル作成日
時(CADファイルおよびアドレスファイルの作成日
時)をOS管理情報から読み出すソースファイル作成日
時取出機能部14と、オブジェクトファイル10に記憶
されている当該オブジェクトファイルがコンパイルされ
たときに参照されたCADファイルおよびアドレスファ
イルの作成日時を取り出すオブジェクトファイル内ソー
スファイル作成日時取出機能部15とを備えている。
【0029】さらに、コンパイルMAKE6は、ソース
ファイル作成日時取出機能部14とオブジェクトファイ
ル内ソースファイル作成日時取出機能部15に取り出さ
れた各ソースファイルの作成日時を比較するCAD日時
アドレス日時比較部16と、オブジェクトファイル有無
判定部13で無とされたとき、または、CAD日時アド
レス日時比較部16でOS管理情報11とオブジェクト
ファイル10内のCAD作成日時あるいはアドレス作成
日時が一致しないときに当該CADファイルおよびアド
レスファイルを読み出しコンパイルをおこなってオブジ
ェクトファイル10を記憶装置に保存するコンパイル手
段であるコンパイル機能部17とを備えている。
【0030】このとき、コンパイル機能部17は、参照
したCADファイル8およびアドレスファイル9の作成
日時を保存する作成日時保存機能17aを含んでいる。
また、コンパイルMAKE6は入出力装置2を介して、
コンパイルすべきソースファイルの設定入力やコンパイ
ルMAKE起動命令がかけられ、一方、コンパイル情報
等を出力する。
【0031】なお、再コンパイル中止手段は、例えばオ
ブジェクトファイル有無判定部13とソースファイル作
成日時取出機能部14とオブジェクトファイル内ソース
ファイル作成日時取出機能部15とCAD日時アドレス
日時比較部16とコンパイル機能部17の一部機能とに
よって構成されている。
【0032】次に、以上のように構成された本実施例の
制御プログラム作成装置の動作について図2に沿って説
明する。プログラマは、制御プログラム作成するため
に、入出力装置2を介し、CADファイル定義入力処理
部3およびアドレスファイル定義入力処理部4を用いて
記憶装置5内にソースファイルを作成、編集する。場合
によっては、外部の他のメディア7(他のパソコン等)
からソースファイルをコピーする。
【0033】このようにして、制御プログラム作成装置
1の記憶装置5内には、多数のソースファイル(CAD
ファイルおよびアドレスファイル)またはオブジェクト
ファイルが存在している。
【0034】この状態で、制御装置を制御するためのオ
ブジェクトファイル10を作成するためにコンパイルM
AKE6を起動する(ステップST1)。コンパイルM
AKE6は、まず、あるソースファイルに対応するオブ
ジェクトファイル10が記憶装置5内に存在するか否か
をオブジェクトファイル有無判定部13によって調べる
(ステップST2)。
【0035】当該オブジェクトファイル10が存在しな
い場合には、オブジェクトファイル有無判定部13はコ
ンパイル指令をコンパイル機能部17に発し、コンパイ
ル機能部17はこれを受けて記憶装置5からCADファ
イル8およびアドレスファイル9を読み出してこれをコ
ンパイルし、オブジェクトファイル10を記憶装置5に
保存する。このときオブジェクトファイル10には、C
ADファイル8およびアドレスファイル9の作成日時が
保存される(ステップST7)。そして、すべてのある
いは指定されたソースファイルに対する作業が終了して
いない場合には(ステップST8)、ステップST2に
戻り、終了していればステップST9に進む。
【0036】一方、当該オブジェクトファイル10が存
在する場合には、まず、ソースファイル作成日時取出機
能部14によってOS管理情報11からCAD,アドレ
スファイルの作成日時を取り出す(ステップST3)。
【0037】次に、オブジェクトファイル内ソースファ
イル作成日時取出機能部15によってオブジェクトファ
イル10のCADアドレス日時保存部12から当該オブ
ジェクトファイルが作成されたときに参照されたCA
D,アドレスファイルの作成日時を取り出す(ステップ
ST4)。
【0038】さらに、ソースファイル作成日時取出機能
部14とオブジェクトファイル内ソースファイル作成日
時取出機能部15に取り出されたCADファイルの作成
日時がCAD日時アドレス日時比較部16によって比較
される。そして、これらの作成日時が不一致であれば、
すなわち、当該オブジェクトファイがル記憶装置内の対
応すべきCADファイルと違う内容のCADファイルで
コンパイルされたものであると判定されたならば、ステ
ップST7に進み再コンパイルがおこなわれる。また、
作成日時が一致していれば、ステップST6に進む(ス
テップST5)。
【0039】ステップST6では、アドレスファイルの
作成日時に関して、ステップST5と同様な比較判断が
なされ、アドレスファイル作成日時が不一致であれば、
ステップST7に進み再コンパイルされ、一致していれ
ばステップST8に進む。
【0040】ステップST8では、上記したように、さ
らにコンパイルすべきかどうかのソースファイルが記憶
装置5内に存在するか否かを調べ、ステップST2また
はステップST9に進む。
【0041】ステップST9に進む場合には、コンパイ
ルMAKE6の動作は終了する。上述したように、本実
施例による制御プログラム作成装置は、コンパイルMA
KE6内にCAD日時アドレス日時比較部16とコンパ
イル機能部17を設け、コンパイルの際にオブジェクト
ファイル10内に参照したCADファイルおよびアドレ
スファイルの作成日時を保存し、コンパイルMAKE6
を起動するときにオブジェクトファイル10内のソース
ファイル作成日時とコンパイル対象にしているソースフ
ァイル8,9の作成日時を比較して、これらが不一致の
ときにコンパイルするようにしたので、オブジェクトフ
ァイルの作成が必要か否かをコンパイルMAKE自身が
正しく判断でき、必要なソースファイルを漏れなくコン
パイルすることができる。
【0042】したがって、ソースファイルとオブジェク
トファイルの不一致を解消できる。図3は本発明に係る
制御プログラム作成装置の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。図1と同一部分には同一符号を付して説
明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0043】図3において、制御プログラム作成装置1
bは、入出力装置2と、CADファイル定義入力処理部
3bと、アドレスファイル定義入力処理部4bと、記憶
装置5と、MAKE機能によるコンパイル機能部すなわ
ちコンパイラMAKE6bと、CADファイル保存およ
びオブジェクトファイル削除部18と、アドレスファイ
ル保存およびオブジェクトファイル削除部19よって構
成されている。
【0044】また、CADファイル定義入力処理部3b
は、先の実施例のCADファイル定義入力処理部3と同
様にCADファイルの定義処理を行うが、先の実施例の
ものと異なり作成したCADファイルを記憶装置5に保
存することができない。プログラマの処理,外部の他の
メディア7のコピーにかかわらず、CADファイル8の
保存は必ずCADファイル保存およびオブジェクトファ
イル削除部18によってなされる。
【0045】同様に、アドレスファイル定義入力処理部
4bは、アドレスファイルを記憶装置5に保存すること
ができない。プログラマの処理,外部の他のメディア7
のコピーにかかわらず、アドレスファイル9の保存は必
ずアドレスファイル保存およびオブジェクトファイル削
除部19によってなされる。
【0046】また、CADファイル保存およびオブジェ
クトファイル削除部18は、CADファイル8を記憶装
置5内に保存するときに、対応するオブジェクトファイ
ル10bを記憶装置5内から削除する。
【0047】同様に、アドレスファイル保存およびオブ
ジェクトファイル削除部19は、アドレスファイル9を
記憶装置5内に保存するときに、対応するオブジェクト
ファイル10bを記憶装置5内から削除する。
【0048】また、コンパイル機能部17bは、先の実
施例のコンパイル機能部17と異なり、コンパイルの
際、オブジェクトファイル10b内に参照したCADフ
ァイルおよびアドレスファイルの作成日時を保存しな
い。したがって、オブジェクトファイル10b内にCA
Dアドレス日時保存部12は設けられていない。
【0049】なお、中止手段は、例えばオブジェクトフ
ァイル有無判定手段13とコンパイル機能部17bの一
部機能とによって構成されており、命令コード削除手段
は、例えばCADファイル保存およびオブジェクトファ
イル削除部18とアドレスファイル保存およびオブジェ
クトファイル削除部19とによって構成されている。
【0050】次に、以上のように構成された本実施例の
制御プログラム作成装置の動作について図4に沿って説
明する。プログラマは、制御プログラム作成するため
に、入出力装置2を介し、CADファイル定義入力処理
部3およびアドレスファイル定義入力処理部4を用いて
ソースデータ(CADデータおよびアドレスデータ)を
作成、編集する。場合によっては、外部の他のメディア
7(他のパソコン等)からソースファイルを制御プログ
ラム作成装置1b内にとして転送する。
【0051】これらのCADデータもしくはアドレスデ
ータまたは外部の他のメディア7(他のパソコン,記憶
装置等)からのソースファイルの記憶装置5への保存
は、必ずCADファイル保存およびオブジェクトファイ
ル削除部18またはアドレスファイル保存およびオブジ
ェクトファイル削除部19によって行われる。
【0052】したがって、ソースファイル8,9画保存
されるとき、対応するオブジェクトファイル10bが記
憶装置5内から削除される。制御プログラム作成装置1
の記憶装置5内がこのような状態にあるときに、制御装
置を制御するオブジェクトファイル10bを作成するた
めのコンパイルMAKE6bが起動される(ステップS
1)。
【0053】コンパイルMAKE6bは、まず、あるソ
ースファイルに対応するオブジェクトファイル10bが
記憶装置5内に存在するか否かをオブジェクトファイル
有無判定部13によって調べる(ステップS2)。
【0054】当該オブジェクトファイル10bが存在し
ない場合には、オブジェクトファイル有無判定部13は
コンパイル指令をコンパイル機能部17bに発し、コン
パイル機能部17bはこれを受けて記憶装置5からCA
Dファイル8およびアドレスファイル9を読み出してこ
れをコンパイルし、オブジェクトファイル10bを記憶
装置5に保存する(ステップS3)。
【0055】そして、すべてのあるいは指定されたソー
スファイルに対する作業が終了していない場合には(ス
テップS4)、ステップS2に戻り、終了していればス
テップS5に進む。
【0056】一方、ステップ2において、当該オブジェ
クトファイル10bが存在する場合には、ステップS4
に進む。ステップS5に進む場合には、コンパイルMA
KE6bの動作は終了する。
【0057】上述したように、本実施例による制御プロ
グラム作成装置1bは、CADファイル保存およびオブ
ジェクトファイル削除部18とアドレスファイル保存お
よびオブジェクトファイル削除部19とを設け、ソース
ファイルを作成または修正し、あるいは、外部の他の記
憶装置(フロッピーディスク、光磁気ディスク等)やネ
ットワーク(含む他のコンピュータ)等の他のメディア
からコピーするとき、対応するオブジェクトファイル1
0bを削除するようにしたので、コンパイルMAKE6
bはこれらのソースファイルを必ずコンパイルし、ソー
スファイル8,9とオブジェクトファイル10bの不一
致を防ぐことができる。
【0058】また、本実施例のオブジェクトファイル1
0bは、ソースファイルの作成日時を保存していないの
でその分ファイルの大きさを小さくすることができる。
ができる。
【0059】なお、本実施例ではソースファイル保存時
に対応するオブジェクトファイル10bを削除するの
で、用いられるべきコンパイルMAKEは、オブジェク
トファイル有無判定機能を有するものであればよく、例
えば図5に示す従来のコンパイルMAKEを用いても構
わない。
【0060】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、コ
ンパイルMAKEをかけるときに、実質的に最新のソー
スファイル(CADファイルまたはアドレスファイル)
が存在する場合には、必ず対応するオブジェクトファイ
ルを作成する制御プログラム作成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御プログラム作成装置の一実施
例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係る制御プログラム作成装
置におけるMAKE機能の処理フロー図。
【図3】本発明に係る制御プログラム作成装置の他の実
施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の他の実施例に係る制御プログラム作成
装置におけるMAKE機能の処理フロー図。
【図5】従来の制御プログラム作成装置におけるMAK
E機能の処理フロー図。
【符号の説明】
3,3b…CADファイル定義入力処理部、4,4b…
アドレスファイル定義入力処理部、5…記憶装置、6,
6b…コンパイラMAKE、13…オブジェクトファイ
ル有無判定部、16…CAD日時アドレス日時比較部、
17,17b…コンパイル機能部、17a…作成日時保
存機能、18…CADファイル保存およびオブジェクト
ファイル削除部、19…アドレスファイル保存およびオ
ブジェクトファイル削除部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置の処理内容をグラフィックCA
    D機能を用いて定義するソースファイルとして保存し、
    この保存されたソースファイルの連続的なコンパイル処
    理が可能で、コンパイル処理後のオブジェクトファイル
    からなる制御プログラムを作成する制御プログラム作成
    装置において、 コンパイル処理を行うとき、前記作成されるオブジェク
    トファイル内に前記ソースファイルの作成日時を保存す
    る作成日時保存手段と、 少なくとも1つのソースファイルを連続的にコンパイル
    処理するとき、当該ソースファイルの作成日時と前記オ
    ブジェクトファイル内に保存されているソースファイル
    の作成日時を比較し、両作成日時が一致のときに当該ソ
    ースファイルの再コンパイル処理を中止する再コンパイ
    ル中止手段とを備えたことを特徴とする制御プログラム
    作成装置。
  2. 【請求項2】 制御装置の処理内容をグラフィックCA
    D機能を用いて定義するソースファイルの連続的なコン
    パイル処理が可能で、コンパイル処理後のオブジェクト
    ファイルからなる制御プログラムを作成する制御プログ
    ラム作成装置において、 前記ソースファイルおよびオブジェクトファイルを保存
    する記憶手段と、 前記記憶手段内にソースファイルを保存するときに、こ
    のソースファイルに対応するオブジェクトファイルを削
    除するオブジェクトファイル削除手段と、 少なくとも1つのソースファイルを連続的にコンパイル
    処理するとき、前記記憶手段内に当該ソースファイルに
    対応するオブジェクトファイルが存在するか否かを検索
    し、このオブジェクトファイルがする場合、当該ソース
    ファイルの再コンパイル処理を中止する中止手段とを備
    えたことを特徴とする制御プログラム作成装置。
JP22065094A 1994-09-14 1994-09-14 制御プログラム作成装置 Pending JPH0887416A (ja)

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JP22065094A JPH0887416A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 制御プログラム作成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000231493A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Nec Ic Microcomput Syst Ltd ファイル更新時刻管理システム
US6983457B2 (en) 2000-10-25 2006-01-03 Hitachi, Ltd. Compile method for storing source code within object code

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