JPH0886723A - 気泡測定装置 - Google Patents
気泡測定装置Info
- Publication number
- JPH0886723A JPH0886723A JP22298194A JP22298194A JPH0886723A JP H0886723 A JPH0886723 A JP H0886723A JP 22298194 A JP22298194 A JP 22298194A JP 22298194 A JP22298194 A JP 22298194A JP H0886723 A JPH0886723 A JP H0886723A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bubble
- liquid
- gas
- measuring device
- bubble diameter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、採取管の端部に気泡径制限器を取付
けることで気体と液体の比と気泡径を測定することにあ
る。 【構成】採取管５の端部に気泡径制限器２を取付け、採
取管５の流量によって気泡径制限器５を通り採取管５に
入る気泡径の制限を変化させる。 【効果】本発明により、気泡径の制限を変化させたとき
の気体と液体の比が測定でき、気体と液体の比と気泡径
が共に測定できる。
けることで気体と液体の比と気泡径を測定することにあ
る。 【構成】採取管５の端部に気泡径制限器２を取付け、採
取管５の流量によって気泡径制限器５を通り採取管５に
入る気泡径の制限を変化させる。 【効果】本発明により、気泡径の制限を変化させたとき
の気体と液体の比が測定でき、気体と液体の比と気泡径
が共に測定できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、気液二相流の測定に用
いる気泡測定装置に関する。
いる気泡測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】撹拌槽等では、撹拌槽にある液の中の気
泡分布が気液間の物質移動性能や、撹拌機の動力の重要
な要素であり、その測定が必要である。従来、この気泡
分布は平成６年度化学工学会ミキシング技術特別研究会
夏季セミナー（化学工学会ミキシング技術特別研究会、
平成６年９月９日）の資料第８１頁に示されているよう
に、測定液に差し込まれた採取管で測定液を採取し、採
取後、気体と液体とに分離しその比を計るものが大部分
であった。また、採取管の途中に気泡径を測定できるセ
ンサーを設けたものもあるが、採取管の中で気泡同志が
合一するので測定できる最小気泡径に限度があった。気
液間の物質移動性能には、径の小さな気泡が大きく関係
してるので、測定最小気泡径が小さいことが重要であ
る。
泡分布が気液間の物質移動性能や、撹拌機の動力の重要
な要素であり、その測定が必要である。従来、この気泡
分布は平成６年度化学工学会ミキシング技術特別研究会
夏季セミナー（化学工学会ミキシング技術特別研究会、
平成６年９月９日）の資料第８１頁に示されているよう
に、測定液に差し込まれた採取管で測定液を採取し、採
取後、気体と液体とに分離しその比を計るものが大部分
であった。また、採取管の途中に気泡径を測定できるセ
ンサーを設けたものもあるが、採取管の中で気泡同志が
合一するので測定できる最小気泡径に限度があった。気
液間の物質移動性能には、径の小さな気泡が大きく関係
してるので、測定最小気泡径が小さいことが重要であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の気泡測定装置は
小さな気泡の径の測定については考慮されていない。
小さな気泡の径の測定については考慮されていない。
【０００４】本発明の目的は、測定対象液の気泡径と気
体、液体の比が共に計れる気泡測定装置を提供すること
である。
体、液体の比が共に計れる気泡測定装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、採取管の端にその制限する気泡径
の範囲が可変の気泡径制限器が付いた気泡測定装置が提
供される。
め、本発明によれば、採取管の端にその制限する気泡径
の範囲が可変の気泡径制限器が付いた気泡測定装置が提
供される。
【０００６】
【作用】本発明によれば、採取管の端の気泡径制限器の
制限する気泡径を変化させることで、採取管に入る気泡
の大きさを変化させ、その制限と採取管の途中で測定さ
れる気体と液体の比から、気泡径の分布と気体と液体の
比を測定することができる。
制限する気泡径を変化させることで、採取管に入る気泡
の大きさを変化させ、その制限と採取管の途中で測定さ
れる気体と液体の比から、気泡径の分布と気体と液体の
比を測定することができる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明による気泡測定装置を気体を
吹き込みのある撹拌槽に用いた場合の一実施例を示す概
略図である。容器１にはその内部に設けられ気体輸送管
７から来る気体を液中に入れる気体吹き込み口６と、気
泡を細分化しえ液を循環させる撹拌機８が設けられてい
て、その内容液のは気泡を含んでいる。また、容器１内
の液中の一端に気泡径制限器２が付き、他端に気泡量測
定装置３と流量計９と流量調節弁１０を介してポンプが
付く採取管５が設けられている。気泡径制限装置２の制
限する気泡の径は採取管５に入る流量によって変化し、
採取管５に入る気泡の径は採取管５内の流量によって決
まる。この流量は流量調節弁１０によって調整され、流
量計９によって測定される。採取管５に取り込まれた液
は、気泡量測定装置３によって気体と液体の比が計られ
る。採取管５の流量を徐々に変化させたときの気体と液
体の比から気泡径と気体と液体の比の関係が測定でき
る。
吹き込みのある撹拌槽に用いた場合の一実施例を示す概
略図である。容器１にはその内部に設けられ気体輸送管
７から来る気体を液中に入れる気体吹き込み口６と、気
泡を細分化しえ液を循環させる撹拌機８が設けられてい
て、その内容液のは気泡を含んでいる。また、容器１内
の液中の一端に気泡径制限器２が付き、他端に気泡量測
定装置３と流量計９と流量調節弁１０を介してポンプが
付く採取管５が設けられている。気泡径制限装置２の制
限する気泡の径は採取管５に入る流量によって変化し、
採取管５に入る気泡の径は採取管５内の流量によって決
まる。この流量は流量調節弁１０によって調整され、流
量計９によって測定される。採取管５に取り込まれた液
は、気泡量測定装置３によって気体と液体の比が計られ
る。採取管５の流量を徐々に変化させたときの気体と液
体の比から気泡径と気体と液体の比の関係が測定でき
る。
【０００８】図２は、本発明による気泡径制限器の一実
施例を示す斜視図である。図３は、図２の気泡径制限器
の動作を説明する断面図である。気泡制限器２は、旋回
流管１４とその側面下部に側面の接線方向に伸びた吸入
口１２と上面中央に大気泡排出口１１と側面上部に採取
管取付け室１３を持ち、採取管取付け室１３には採取管
５が付いている。旋回流管１４では、吸入口１２から入
った液が旋回しながら上方へ移動する。旋回流管１４の
中では、旋回流のため外周部より中心部が低圧になる。
この圧力勾配によって気泡は中心部へ移動するよう浮力
を受ける。この浮力は気泡の体積に比例する。つまり、
気泡径の三乗に比例する。また、気泡は流体から旋回流
と一緒に回転しながら移動するよう粘性力を受けるが、
この粘性力は気泡径の１から２乗に比例する。よって、
浮力／粘性力は気泡径の２から１乗に比例する。つま
り、大きな気泡ほど粘性力に比べ、浮力が大きく働くの
で、中心部に集まってくる。中心部に集まった大きな気
泡は大気泡排出口１１から容器内に戻り、小さな気泡は
採取管取付室１３から採取管５に移動する。
施例を示す斜視図である。図３は、図２の気泡径制限器
の動作を説明する断面図である。気泡制限器２は、旋回
流管１４とその側面下部に側面の接線方向に伸びた吸入
口１２と上面中央に大気泡排出口１１と側面上部に採取
管取付け室１３を持ち、採取管取付け室１３には採取管
５が付いている。旋回流管１４では、吸入口１２から入
った液が旋回しながら上方へ移動する。旋回流管１４の
中では、旋回流のため外周部より中心部が低圧になる。
この圧力勾配によって気泡は中心部へ移動するよう浮力
を受ける。この浮力は気泡の体積に比例する。つまり、
気泡径の三乗に比例する。また、気泡は流体から旋回流
と一緒に回転しながら移動するよう粘性力を受けるが、
この粘性力は気泡径の１から２乗に比例する。よって、
浮力／粘性力は気泡径の２から１乗に比例する。つま
り、大きな気泡ほど粘性力に比べ、浮力が大きく働くの
で、中心部に集まってくる。中心部に集まった大きな気
泡は大気泡排出口１１から容器内に戻り、小さな気泡は
採取管取付室１３から採取管５に移動する。
【０００９】この作用は、旋回流が強くなるほど大きく
なり、旋回流は、採取管５から吸引される流量が増えれ
ば強くなる。よって、採取管５から吸引する流量が増え
ると気泡径制限器２を通り採取管５に入ることのできる
気泡径の制限が小さくなる。
なり、旋回流は、採取管５から吸引される流量が増えれ
ば強くなる。よって、採取管５から吸引する流量が増え
ると気泡径制限器２を通り採取管５に入ることのできる
気泡径の制限が小さくなる。
【００１０】このように、気泡径制限器２の制限する気
泡径は採取管５の流量によって制御できる。
泡径は採取管５の流量によって制御できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、液体と気体の比と共に
気泡径を測定できる。
気泡径を測定できる。
【図１】本発明による気泡測定装置の一実施例を示す概
略図である。
略図である。
【図２】本発明による気泡径制限器の一例を示す斜視図
である。
である。
【図３】図２の気泡径制限器の動作を説明するための断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 １…容器、２…気泡径制限器、３…気泡量測定装置、４
…ポンプ、５…採取管、６…気体吹き込み口、７…気体
輸送管、８…撹拌機、９…流量計、１０…流量調節弁、
１１…大気泡排出口、１２…吸入口、１３…採取管取付
室、１４…旋回流管
…ポンプ、５…採取管、６…気体吹き込み口、７…気体
輸送管、８…撹拌機、９…流量計、１０…流量調節弁、
１１…大気泡排出口、１２…吸入口、１３…採取管取付
室、１４…旋回流管
Claims (3)
- 【請求項１】気泡量測定装置と、 測定対象液からの採取液を上記気泡量測定装置に供給す
る採取管と、 上記採取液を上記採取管を通して上記気泡量測定装置に
引き込むポンプとからなり、 上記測定対象液中にある採取管端部に気泡径制限器を設
けたことを特徴とする気泡測定装置。 - 【請求項２】請求項１記載の気泡径制限器が制限する気
泡径は上記採取管から吸引される液量に応じて変化する
ことを特徴とする気泡測定装置。 - 【請求項３】請求項１記載の気泡径制限器は、円筒形の
旋回管と一端に測定液の吸引口、他端に採取管と範囲外
の気泡の排出口を持つことを特徴とする気泡測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22298194A JPH0886723A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 気泡測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22298194A JPH0886723A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 気泡測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0886723A true JPH0886723A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16790933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22298194A Pending JPH0886723A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 気泡測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0886723A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018078737A1 (ja) * | 2016-10-26 | 2019-06-24 | 株式会社島津製作所 | フロースルーバイアル及びオートサンプラ |
| KR102414865B1 (ko) * | 2021-10-13 | 2022-06-29 | 한국수력원자력 주식회사 | 벤츄리스크러버를 사용하는 스크러빙 수조에서의 버블크기 예측방법 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP22298194A patent/JPH0886723A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2018078737A1 (ja) * | 2016-10-26 | 2019-06-24 | 株式会社島津製作所 | フロースルーバイアル及びオートサンプラ |
| KR102414865B1 (ko) * | 2021-10-13 | 2022-06-29 | 한국수력원자력 주식회사 | 벤츄리스크러버를 사용하는 스크러빙 수조에서의 버블크기 예측방법 |
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