JPH0880214A - 携帯バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レギュラーバッグと同型のオリジナルバッグ
の特別注文に即応できる。納品の指定期日を短くでき
る。不良品を完全に無くすことができる。生産効率の向
上と低コスト化を実現できる。 【構成】 バッグ本体３の外面にレギュラー印刷表示部
を設ける。レギュラー印刷表示部の前面を透明又は半透
明の前カバー１０で覆う。レギュラー印刷表示部と前カ
バー１０との間の隙間をオリジナル印刷表示シート入れ
用のポケット１１とする。前カバー１０の端部１０ａに
ポケット１１の出し入れ口１１ａを設ける。オリジナル
バッグの特別注文があれば、オリジナルで指定印刷され
たオリジナル印刷表示シート１６をポケット１１の出し
入れ口１１ａから差し入れる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばクーラーバッグ
のような主にレジャーに用いられる携帯バッグに関し、
詳しくは携帯バッグの外面に文字、図形、記号、絵模様
などの様々なキャラクターを表示することができる技術
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、図８に示すように、把手１を
備えると共にファスナ２で開閉自在となったバッグ本体
３の前面に収納ポケット９を設け、この収納ポケット９
の前面にレギュラーのキャラクター（例えば「１２３」
で示す）を印刷するための印刷表示部５０が設けられた
クーラーバッグ５′が知られている。そして、オリジナ
ルバッグの特別注文があったときには、同型のレギュラ
ーバッグの印刷表示部５０にオリジナルの指定印刷を行
なうようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、レギュラー
バッグの場合には決まった一定のキャラクターを大ロッ
トで印刷できるが、これに対してオリジナルバッグの場
合には、生産効率の悪い小ロットの指定が多く、しかも
生産ラインの組み替えも必要であるため、注文に即応で
きず、納品の指定期日が長くなる上に、納品の指定期日
に生産が間に合わないという問題があり、またこの場
合、レギュラー品の印刷を中止せざるを得なくなるな
ど、レギュラー品の生産体制に悪影響を及ぼすという問
題もある。殊にオリジナル品の場合は、難しい指定印刷
が多くて不良率が高くなるにもかかわらず、レギュラー
バッグと納品単価が同じであり、かといって商品の数量
が決まっているために欠品は許されず、この結果、数量
の指定数よりも余分に商品を作る必要が生じるなど、オ
リジナルバッグのコスト単価がレギュラーバッグよりも
高くつくという問題もあった。

【０００４】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、レギュラーバッグ
と同型のオリジナルバッグの特別注文に即応でき、納品
の指定期日を短くできると共に、不良品を完全に無くす
ことができ、生産効率の向上と低コスト化を実現できる
ようにした携帯バッグを提供するにあり、他の目的とす
るところは、オリジナル印刷表示シート入れ用ポケット
と収納ポケットとの２層ポケット構造にして区分収納や
分類収納を可能にすると共に、前カバーを利用してオリ
ジナル印刷表示シート入れ用ポケットの出し入れ口を容
易に開閉できるようにした携帯バッグを提供するにあ
り、さらに他の目的とするところは、前カバーを利用し
てオリジナル印刷表示シート入れ用ポケットの出し入れ
口の閉塞をより簡易に行なうことができるようにした携
帯バッグを提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、バッグ本体３の外面にレギュラー印刷表
示部４を設け、レギュラー印刷表示部４の前面を透明又
は半透明の前カバー１０で覆うと共に、レギュラー印刷
表示部４と前カバー１０との間の隙間をオリジナル印刷
表示シート入れ用のポケット１１とし、前カバー１０の
端部１０ａに該ポケット１１の出し入れ口１１ａを設け
て成ることに特徴を有している。

【０００６】ここで、バッグ本体３の外面とレギュラー
印刷表示部４の背面との間に収納ポケット９を設け、前
カバー１０の端部１０ａに収納ポケット９の内側に向け
て折り込み自在となった折込み片１２を連設するのが好
ましい。また、前カバー１０の折込み片１２に両面テー
プ１３を貼着し、該両面テープ１３の片面を収納ポケッ
ト９の内面に接着自在とするのが好ましい。

【０００７】さらに、バッグ本体３の外面に把手１に接
続される帯状体２０を取着し、帯状体２０の近くに帯状
体２０の側縁部２０ａに沿って前カバー１０の出し入れ
口１１ａ側の端部１０ｂを対向させるのが好ましい。

【０００８】

【作用】本発明によれば、バッグ本体３の外面にレギュ
ラー印刷表示部４を設け、レギュラー印刷表示部４の前
面を透明又は半透明の前カバー１０で覆うと共に、レギ
ュラー印刷表示部４と前カバー１０との間の隙間をオリ
ジナル印刷表示シート入れ用のポケット１１とし、前カ
バー１０の端部１０ａに該ポケット１１の出し入れ口１
１ａを設けるようにしたから、オリジナルバッグの特別
注文があれば、オリジナルで指定印刷されたオリジナル
印刷表示シート１６を該ポケット１１の出し入れ口１１
ａから差し入れて、レギュラー印刷表示部４を隠すこと
で、オリジナル品に即応できる。しかも、オリジナル印
刷表示シート１６の印刷のみを特別注文するだけでよい
ので、バッグの生産ラインの組み替えが不要であると共
に、納品の指定期日が短くなり、且つ、ポケット１１内
にオリジナル印刷表示シート１６を付加するだけでよい
ので、不良品は完全に無くなり、コスト単価をできる限
り低く抑えて生産効率を向上させることが可能である。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、図１に示すように、把手１を備え
ると共にファスナ２で開閉自在となったバッグ本体３の
前面に収納ポケット９とオリジナル印刷表示シート入れ
用ポケット１１とを設けたクーラーバッグ５を例示す
る。

【００１０】バッグ本体３は、表生地６と断熱材（例え
ばウレタンフォーム）７と裏生地８との３層構造であっ
て、裏生地８は例えば袋状シートから成り、この裏生地
８の外周部を断熱材７側の外周部に縫合することでバッ
グ本体３が構成されている。表生地６の前面には上方に
出し入れ口９ａを有する収納ポケット９が設けられると
共に、この収納ポケット９の前面にレギュラー印刷表示
部４が設けられている。このレギュラー印刷表示部４に
は、図２に示すように、レギュラーのキャラクター（例
えば「１２３」で示す）が印刷により表示されている。

【００１１】レギュラー印刷表示部４の前面は透明（又
は半透明）の合成樹脂シート状の前カバー１０にて覆わ
れており、この前カバー１０とレギュラー印刷表示部４
との間の隙間がオリジナル印刷表示シート入れ用ポケッ
ト１１となっている。そして、前カバー１０の上端部１
０ａにはオリジナル印刷表示シート入れ用ポケット１１
の出し入れ口１１ａが設けられると共に、前カバー１０
の上端部１０ａからは収納ポケット９の内側に折り込み
自在となった折込み片１２が連設されている。本実施例
では、折込み片１２の左右両端部１２ａが三角形状にカ
ットされ、収納ポケット９内への折り込みの容易化が図
られると共に、折込み片１２の裏面には、両面テープ１
３の片面が貼着され、両面テープ１３の他面には離型紙
１４が貼着され、この離型紙１４を剥がして収納ポケッ
ト９内に折込み片１２を折り込むことで、前カバー１０
の折込み片１２が収納ポケット９の内面に貼着され、オ
リジナル印刷表示シート入れ用ポケット１１の出し入れ
口１１ａが折込み片１２にて塞がれるようになってい
る。

【００１２】上記オリジナル印刷表示シート入れ用ポケ
ット１１内に収納されるオリジナル印刷表示シート１６
は、レギュラー印刷表示部４を覆い隠すことができる大
きさを有しており、オリジナル印刷表示シート１６の材
質は、例えばバッグと同じ材質の生地、或いは紙製のカ
ード類などから成り、その表面にオリジナルのキャラク
ター（例えば「ＡＢＣ」で示す）が指定印刷により表示
されている。

【００１３】次に、レギュラーバッグを作り込む手順と
して、従来と同様、先ず収納ポケット９のレギュラー印
刷表示部４にレギュラーのキャラクターを印刷した後
に、レギュラー印刷表示部４の前面に前カバー１０を重
ねて前カバー１０の上端部１０ａを除く各端部１０ｂ〜
１０ｄ（図１）をレギュラー印刷表示部４の外周部に接
着して、レギュラー印刷表示部４と前カバー１０との間
にオリジナル印刷表示シート入れ用ポケット１１を形成
する。また、前カバー１０の上端部１０ａに連設した折
込み片１２には両面テープ１３の片面を貼着し、両面テ
ープ１３の他面には離型紙１４を貼り付けた状態で、折
込み片１２を収納ポケット９の内側に折り込んでおく。
このようにしてバッグ本体３を作り、これをレギュラー
バッグとして保管しておく。

【００１４】その後、レギュラーバッグと同型のオリジ
ナルバッグの特別注文があれば、例えばレギュラーバッ
グと同じ生地から成るオリジナル印刷表示シート１６の
表面に特注のキャラクターを印刷表示し、その後、在庫
してあるレギュラーバッグの前カバー１０の折込み片１
２を収納ポケット９から一旦取り出して、刷り上がった
オリジナル印刷表示シート１６をポケット１１内に差し
入れる（図２、図３の状態）。これにより、レギュラー
のキャラクターが印刷されているレギュラー印刷表示部
４がオリジナルのキャラクターに即座に変換（本実施例
では「１２３」から「ＡＢＣ」に変換）される。その
後、折込み片１２の両面テープ１３の離型紙１４を剥が
して、再び前折込み片１２を収納ポケット９の内側に折
り込むことで、図４に示すように、折込み片１２の両面
テープ１３が収納ポケット９の内面に接着され、オリジ
ナル印刷表示シート１６がオリジナル印刷表示シート入
れ用ポケット１１内から飛び出すのを前カバー１０にて
防止できるようになる。

【００１５】しかして、上記のようなオリジナル印刷表
示シート１６による差替え方法によれば、オリジナルバ
ッグの不良品が完全に無くなり、納品の指定期日も大幅
に短縮されると共に、生産ラインの組み替えの必要性も
なくなり、この結果、レギュラー品の生産体制に影響を
及ばさずに済み、しかも小ロットの対応も即可能とな
り、数量の指定数に対して余分に作る必要もなくなるの
で、オリジナルバッグのコスト単価を大幅に削減できる
ようになる。さらに、レギュラーバッグの収納ポケット
９の前面に前カバー１０を付加する場合においても、前
カバー１０は透明（又は半透明）であるので、バッグ自
身の出来栄えは従来のレギュラーバッグと何ら劣ること
がなく、却って前カバー１０を被せることでコーティン
グ効果が得られ、そのうえ、前カバー１０によってオリ
ジナル印刷表示シート１６の色飛び防止を図ることがで
きると共に、オリジナル印刷表示シート１６に印刷され
たキャラクターのグレードが大幅に向上し、オリジナル
バッグの付加価値をさらに高めることができるというメ
リットがある。

【００１６】そのうえ、オリジナル印刷表示シート入れ
用ポケット１１と収納ポケット９との２層ポケット構造
としたから、区分収納や分類収納が可能となり、しかも
前カバー１０に折込み片１２を利用してオリジナル印刷
表示シート入れ用ポケットの出し入れ口１１ａを容易に
開閉できるので、利便性が向上する。また本実施例によ
れば、図２に示すように、前カバー１０の折込み片１２
の左右両端部１２ａを三角状にカットしたので、折込み
片１２を収納ポケット９内に折り込み易くなると共に、
オリジナル印刷表示シート１６の大きさをオリジナル印
刷表示シート入れ用ポケット１１の大きさに合わせたこ
とで、オリジナル印刷表示シート１６が該ポケット１１
内でずれたり、曲がったり、或いは抜け落ちたりする心
配が無くなり、使い勝手がきわめて良好になる。尚、印
刷されるキャラクターは上記「１２３」や「ＡＢＣ」に
限られないのはいうまでもない。また、前カバー１０の
折込み片１２を両面テープ１３の離型紙１４を外さずに
そのまま収納ポケット９内に折り込むようにして使用す
ることも可能である。さらに、オリジナル印刷表示シー
ト入れ用ポケット１１には、オリジナル印刷表示シート
１６以外に、例えば切符や各種のチケット、さらにはス
ケジュール表、時刻表、名前等のような個人的なメモ類
を収納することも可能であり、この場合、透明（又は半
透明）の前カバー１０を通して切符やスケジュール表等
を一目瞭然で見ることができるというメリットがある。

【００１７】図５は、２本の把手１を備えたクーラーバ
ッグ５において、把手１に接続される帯状体２０をバッ
グ本体３の前面及び背面に夫々取着すると共に、前面に
取着された２本の帯状体２０，２０の間にオリジナル印
刷表示シート１６を差し入れ自在としたものを示してい
る。尚、レギュラー印刷表示部４、収納ポケット９、前
カバー１０、オリジナル印刷表示シート１６の夫々の構
成は図１の実施例と同様である。

【００１８】本発明の他の実施例を図６及び図７に示
す。本実施例では、図６に示すように、一対の把手１を
備えたクーラーバッグ５において、各把手１に接続され
る２本の帯状体２０をバッグ本体３の前面及び背面に夫
々取着すると共に、バッグ本体３の前面に取着した２本
の帯状体２０，２０の間にレギュラー印刷表示部４と前
カバー１０とを配置させ、前カバー１０の左右の辺１０
ｂ，１０ｃのいずれか一方（本実施例では左側の一辺１
０ｂ）をカット刃で縦方向にカットしてオリジナル印刷
表示シート入れ用ポケット１１の出し入れ口１１ａを形
成し、前カバー１０の出し入れ口１１ａ側の一辺１０ｂ
を帯状体２０の側縁部２０ａに沿って対向させたもので
ある。尚本実施例では、収納ポケット９は省略されてい
る。

【００１９】しかして、レギュラーバッグの作製は、レ
ギュラー印刷表示部４の前面に透明又は半透明の前カバ
ー１０を重ねて、前カバー１０の四辺１０ａ〜１０ｄを
レギュラー印刷表示部４の外周部に夫々接着して、レギ
ュラー印刷表示部４と前カバー１０との隙間をオリジナ
ル印刷表示シート入れ用のポケット１１とし、さらに、
前カバー１０の例えば左側の一辺１０ｂを帯状体２０の
側縁部２０ａに沿ってカット刃でカットして、前カバー
１０の一辺１０ｂにオリジナル印刷表示シート入れポケ
ット１１の出し入れ口１１ａを形成する。レギュラー印
刷表示部４の印刷は上記実施例と同様であるこのように
して、レギュラーバッグを作製した後に、これと同型の
オリジナルバッグの注文があれば、オリジナル印刷表示
シート１６を前カバー１０の一辺１０ｂを手で開いてオ
リジナル印刷表示シート入れ用ポケット１１の出し入れ
口１１ａから該ポケット１１内に差し入れる。そして、
前カバー１０から指を離すことで一辺１０ｂが元に戻っ
て出し入れ口１１ａが狭くなり、しかも、出し入れ口１
１ａは帯状体２０の側縁部２０ａの近くに帯状体２０の
側縁部２０ａに沿って対向しているので、帯状体２０が
出し入れ口１１ａを塞ぐ形となり、出し入れ口１１ａを
目立ち難くすることができると同時に、帯状体２０によ
って前カバー１０の一辺１０ｂがめくれ難くなるので、
前カバー１０の一辺１０ｂに蓋が無くてもオリジナル印
刷表示シート１６が上記ポケット１１から飛び出す心配
がなくなる。なお、オリジナル印刷の手配は上記実施例
と同様である。また本実施例では、前カバー１０の左右
のいずれかの一辺１０ｂ又は１０ｃをカット刃にてカッ
トするだけでよいので、図１の実施例と比較してオリジ
ナル印刷表示シート入れ用ポケット１１をより簡便に形
成できるようになり、生産効率をさらに高めることがで
きるというメリットがある。ところで、前カバー１０の
上辺１０ａをカットしてポケット１１の出し入れ口１１
ａを上方に形成してもよいが、帯状体２０を利用してオ
リジナル印刷表示シート入れ用ポケット１１の出し入れ
口１１ａを閉塞できる点で、前カバー１０の左右のいず
れかの一辺１０ｂ又は１０ｃをカットするのが好まし
い。

【００２０】尚、上記各実施例では、クーラーバッグ５
について説明したが、これに限られず、例えばリュック
サックなどの各種スポーツバッグにも広く適用し得るも
のである。

【００２１】

【発明の効果】上述のように、請求項１記載の発明によ
れば、バッグ本体の外面にレギュラー印刷表示部を設
け、レギュラー印刷表示部の前面を透明又は半透明の前
カバーで覆うと共に、レギュラー印刷表示部と前カバー
との間の隙間をオリジナル印刷表示シート入れ用のポケ
ットとし、前カバーの端部に該ポケットの出し入れ口を
設けたことにより、オリジナル印刷表示シートをオリジ
ナル印刷表示シート入れ用ポケットの出し入れ口から差
し入れるだけで、オリジナルバッグの特別注文に即対応
でき、生産ラインの組み替えが不要であり、しかも納品
の指定期日が短くなると共に、不良品の発生を防止で
き、コスト単価をできる限り低く抑えて生産性の向上と
低コスト化を実現できるという効果を奏する。

【００２２】また請求項２記載の発明によれば、請求項
１記載のバッグ本体の外面とレギュラー印刷表示部の背
面との間に収納ポケットを設け、前カバーの端部に収納
ポケットの内側に向けて折り込み自在となった折込み片
を連設したから、請求項１記載の効果に加えて、オリジ
ナル印刷表示シート入れ用ポケットと収納ポケットとの
２層ポケット構造となるので、区分収納や分類収納が可
能になると共に、オリジナル印刷表示シート入れ用ポケ
ットの出し入れ口を前カバーを利用して容易に開閉でき
るようになる。

【００２３】また請求項３記載の発明によれば、請求項
２記載の前カバーの折込み片に両面テープを貼着し、該
両面テープの片面を収納ポケットの内面に接着自在とし
たから、請求項２記載の効果に加えて、前カバーの折込
み片を収納ポケットの内側に折り込むことで、前カバー
が両面テープにより確実に閉じられ、オリジナル印刷表
示シートがオリジナル印刷表示シート入れ用ポケット内
から飛び出す心配がなくなり、紛失防止を図ることがで
きる。

【００２４】さらに請求項４記載の発明によれば、請求
項１記載のバッグ本体の外面に把手に接続される帯状体
を取着し、帯状体の近くに帯状体の側縁部に沿って前カ
バーの出し入れ口側の端部を対向させたから、請求項１
記載の効果に加えて、把手に接続される帯状体がオリジ
ナル印刷表示シート入れ用ポケットの出し入れ口を塞ぐ
形となり、しかも、前カバーの出し入れ口側の端部が帯
状体によってめくれ難くなるので、前カバーに蓋を設け
なくてもオリジナル印刷表示シートが出し入れ口から飛
び出すおそれがなくなり、従って、帯状体を利用してオ
リジナル印刷表示シートの紛失防止を図ることができる
と共に、オリジナル印刷表示シート入れ用ポケットをよ
り簡便に形成できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明の一実施例に用いられるオリジ
ナル印刷表示シートを入れた状態の斜視図、（ｂ）は要
部切欠斜視図である。

【図２】（ａ）はオリジナル印刷表示シートの差し入れ
途中の説明図、（ｂ）はオリジナル印刷表示シート入れ
用ポケット付近の側面断面図である。

【図３】（ａ）（ｂ）はオリジナル印刷表示シートの差
し入れ後の正面図及び側面断面図である。

【図４】（ａ）（ｂ）は前カバーの折込み片の折込み状
態を説明する正面図及び側面断面図である。

【図５】同上のクーラーバッグの変形例を示す斜視図で
ある。

【図６】本発明の他の実施例に用いられるクーラーバッ
グの斜視図である。

【図７】（ａ）はオリジナル印刷表示シートの差し入れ
途中の平面断面図、（ｂ）は図６のＡ−Ａ線断面図、
（ｃ）は（ｂ）のＢ−Ｂ線断面図である。

【図８】（ａ）は従来のクーラーバッグの斜視図、
（ｂ）は要部切欠斜視図である。

【符号の説明】

３ バッグ本体 ４ レギュラー印刷表示部 ９ 収納ポケット １０ 前カバー １０ａ，１０ｂ 端部 １１ オリジナル印刷表示シート入れ用ポケット １１ａ 出し入れ口 １２ 折込み片 １３ 両面テープ ２０ 帯状体 ２０ａ 側縁部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 バッグ本体の外面にレギュラー印刷表示
   部を設け、レギュラー印刷表示部の前面を透明又は半透
   明の前カバーで覆うと共に、レギュラー印刷表示部と前
   カバーとの間の隙間をオリジナル印刷表示シート入れ用
   のポケットとし、前カバーの端部に該ポケットの出し入
   れ口を設けて成ることを特徴とする携帯バッグ。
2. 【請求項２】 バッグ本体の外面とレギュラー印刷表示
   部の背面との間に収納ポケットを設け、前カバーの端部
   に収納ポケットの内側に向けて折り込み自在となった折
   込み片を連設したことを特徴とする請求項１記載の携帯
   バッグ。
3. 【請求項３】 前カバーの折込み片に両面テープを貼着
   し、該両面テープの片面を収納ポケットの内面に接着自
   在としたことを特徴とする請求項２記載の携帯バッグ。
4. 【請求項４】 バッグ本体の外面に把手に接続される帯
   状体を取着し、帯状体の近くに帯状体の側縁部に沿って
   前カバーの出し入れ口側の端部を対向させて成ることを
   特徴とする請求項１記載の携帯バッグ。