JPH0877313A - 中板嵌め合せの磁気カード入れ - Google Patents

中板嵌め合せの磁気カード入れ

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JPH0877313A
JPH0877313A JP6245776A JP24577694A JPH0877313A JP H0877313 A JPH0877313 A JP H0877313A JP 6245776 A JP6245776 A JP 6245776A JP 24577694 A JP24577694 A JP 24577694A JP H0877313 A JPH0877313 A JP H0877313A
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card
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magnetic
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JP6245776A
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Inventor
Mitsuo Hirase
光夫 平瀬
Yoshiaki Okamoto
好晃 岡本
Hiroko Okamoto
裕子 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面に複数枚の磁気カードが収容できる磁気
カード入れの全体を一体に成形して安価に提供すること
を目的とする。 【構成】 磁気カードの複数枚が出し入れできる厚さを
有させた表面層と裏面層の二層からなり、各面は金型で
一体で成形できるように開放または型孔を設けて一体成
形を可能にし、二層間に嵌め合わせ可能にした単独の中
板を簡素化してカード押し出し口側にカード側辺ガイド
を設けると共に、段差の中板係止鉤を設けて、中板の嵌
め殺しを容易にし、中板と表面層のカード後側覆には広
告媒体の印刷ができ、カード裏側挿入窓とカード操作溝
を有するカード表面層挿入窓と、カード押し出し口を設
けて、カード案内斜面より磁気カードが強制的に押し出
しを可能にし、裏面層のカード裏側挿入窓は、磁気カー
ドの略全面が見える構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動改札機用定期券・
テレホンカード・オレンジカード・キャッシュカード・
各種会員券やその他のプリペイドカードを収容して携帯
し、片手で出し入れができる空隙を有した二層からなる
磁気カード入れを一体成形にした磁気カード入れに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、定期券等を携帯するには、財布ま
たは名刺入れや定期券入れ等に収納して携帯するが、こ
れらを使用する時には両方の手を使って、収納している
物より出し入れして使用している。又、これらを直接に
ポケットに収容して持ち歩いている人も多数見掛けるの
が実情である。定期券の磁気カード(A)は改札を通る
際に自動改札機(D)で読み取り判別の為に定期券入れ
から両手をつかって取り出して挿入口(E)にいれ判別
の後に返却口(F)に出てきた定期券を取って両手を使
って磁気カード(A)を定期券入れに収納してポケット
に入れていた。又、出願人が先に出願した実開昭54−
30606(実公昭55−9251)および実開平2−
99460(実公平4−31632)、実願平4−61
340、〔出願日〕平成4年10月5日〔整理番号〕P
040002−01〔考案の名称〕表面加工を施した仕
切板及び表面加工を施した外板を用いる磁気カード収納
ケース〕をしており、これらの構成は片手操作で押し出
しと収納を可能にして荷物を持っていても改札を戸惑う
ことなく通過できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、定期券は財布
または名刺入れや定期券入れ等に収納して携帯している
ので、両手を使って出し入れせねばならず、片手に荷物
を持っている場合には一旦荷物を下に置いて定期券を両
手で取り出して自動改札機(D)の挿入口(E)に入
れ、荷物を持って改札を通って荷物を置いて返却口
(F)より出ている磁気カード(A)を取って財布また
は名刺入れや定期券入れ等に収納しているので、改札口
付近では利用者は戸惑い、後続者は停滞いている。又、
出願人が先に出願では、片手で出し入れして改札を通過
できるので人の流れは停滞することはないが、表裏の板
間に中板を挟んだ複数個の部材を貼着して構成している
磁気定期券入れのために、貼着工数や貼着不良などでコ
ストが高くついていた。又、三層を一体成形にした構成
では中間層の成形にコストアップの要因が残り、二層を
一体に成形した構成では、中板を係止する段差と、中板
に段差を設け、双方に高い段差の精度がコストアップの
要因となり、中板の嵌め込み作業にも難易な点があっ
た。
【0004】本発明は上記の課題を解決するために、両
手操作の出し入れや、出願人が先に出願した貼着工程を
無くして、一度で成形ができるようにした一体成形品を
改良すると共に、二層よりなる一体成形の中板の構成と
嵌め込みを簡易化すると共に、広告の掲載と利用者の要
望する形状に改良して、安価なカードケース(1)を提
供することを目的にするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、本発明における中板嵌め合わせの磁気カード入
れは次のように構成した。請求項1では、周囲の枠に延
設された表面層と裏面層の二層が一体に射出成形され、
周囲の枠内には中板と複数の磁気カードと若干の隙間を
加えた上下の厚みで、磁気カードよりもやや広い前後左
右の内法容積を有させ、表面層にはカード表面挿入窓と
カード押し出し口を有させ、裏面層にはカード裏側挿入
窓を有させて磁気カードの出し入れが片手でできるカー
ドケースにおいて、前枠(2)の表面層には、磁気カー
ド(A)よりもやや広い左右幅のカード側辺ガイド(3
A)と、カード側辺ガイド(3A)よりもやや広い段差
でなるカード溝(5)で中板係止鉤(7)を形成し、後
枠(3)と両辺の横枠(4)内側のカード溝(5)と中
板係止鉤(7)間の領域に嵌合する中板(6)を上下動
自在に嵌め合わせたことを特徴とする中板嵌め合せの磁
気カード入れとしている。
【0006】請求項2では、前枠(2)の表面層には開
放されたカード押し出し口(8)と裏面層にカード押し
出しガイド面(22)を設けると共に、前枠(2)のカ
ード押し出し口(8)の内側を斜面よりなるカード案内
斜面(9)を設けてカードケース(1)の表面層及び裏
面層間に収納した磁気カード(A)を表面層のカード押
し出し口(8)より押し出しを可能にしたことを特徴と
する請求項1記載の中板嵌め合せの磁気カード入れとし
ている。
【0007】請求項3では、横枠(4)の後枠(3)側
の両角には表面層より押圧できる押圧穴(18)を設け
て裏面層にカード角覆(23)を成形し、表面層には後
枠(3)より横枠(4)の中間に至るカード後側覆(1
7)と、カード後側覆(17)端よりカード中間押さえ
(20)をかえした位置よりカード押し出し口(8)の
手前に至る範囲で曲線でなるカード前側覆(10)を設
け、カード前側覆(10)の中心線上に磁気カード
(A)を親指で出し入れ操作する長さのカード操作溝
(12)を介在させ、カード前側覆(10)の裏側には
左右にカード保持突起(15)と、前枠(2)側にカー
ド中央保持突起(16)を設け、裏面層には横枠(4)
のカード溝(5)中間付近にカード中間押さえ(20)
と前枠(2)側にカード押し出しガイド面(22)を設
け、後枠(3)、カード溝(5)、カード押し出しガイ
ド面(22)、カード角覆(23)の内法領域で磁気カ
ード(A)の略全面が見えるカード裏側挿入窓(21)
を形成したことを特徴とする請求項1及び2記載の中板
嵌め合せの磁気カード入れとしている。
【0008】請求項4では、カードケース(1)の後枠
(3)表側に凹部の樹脂射出部(19)を対象に設けて
樹脂を射出によってカードケース(1)の成形を可能に
し、樹脂射出終了後の金型内で成形されたカードケース
(1)が、金型より剥離して取り出される際に、樹脂射
出部(19)の凹部内で樹胎射出部(19)のピンゲー
ト端が強制的に切断されて仕上がり状態となることを特
徴とする請求項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カー
ド入れとしている。
【0009】請求項5では、表面層のカード押し出し口
(8)とカード表側挿入口(13)と押圧穴(18)及
び、裏面層のカード裏側挿入窓(21)を除いて、外面
より薄い皮又は合成皮革を貼着したことを特徴とする請
求項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カード入れとし
ている。
【0010】請求項6では、表面層のカード押し出し口
(8)とカード表側挿入口(13)と押圧穴(18)及
び、裏面層のカード裏側挿入窓(21)を除いて、外面
より植毛による仕上げ加工を施したことを特徴とする請
求項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カード入れとし
ている。
【0011】請求項7では、表面層のカード押し出し口
(8)とカード表側挿入口(13)と押圧穴(18)及
び、裏面層のカード裏側挿入窓(21)を除いて、外面
より塗料による仕上げ加工を施したことを特徴とする請
求項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ入れ
としている。
【0012】
【作用】上記の如くに構成されたカードケース(1)を
駅の自動改札機(B)で利用する磁気カード(A)を入
れて利用する場合を説明する。定期券を収納したカード
ケース(1)〔図16・21参照〕をポケットから出し
て表面層または裏面層を上面にしてカード押し出し口
(8)を前方にして持ち、券面を親指でカード操作溝
(12)又はカード裏側挿入窓(21)内で押して〔カ
ード表側挿入窓(13)側は図17、カード裏側挿入窓
(21)側は図22を参照〕自動改札機(B)の挿入口
(C)に定期券を挿入すれば〔図20参照〕、定期券は
取り込まれて内容を解読して返却口(D)に返却され
〔図20参照〕、返却された定期券の下にカードケース
(1)を当てて抜き取り〔図20参照〕、押し出した側
のカード表面層挿入窓(13)〔図18参照〕又はカー
ド裏側挿入窓(21)のカード中間押さえ(20)手前
より〔図23参照〕挿入して一旦前方に押し出して〔図
19・24参照〕収納位置まで引き戻して磁気カード
(A)を収容する。
【0013】定期券は表面層と単独の中板(6)または
裏面層と中板(6)間に挿入するが、表面層ではカード
前側覆(10)とカード後側覆(17)で、裏面層はカ
ード中間押さえ(20)とカード押し出しガイド面(2
2)とカード角覆(23)で磁気カード(A)の両端と
中央が押さえられ、前枠(2)のカード案内斜面(9)
で磁気カード(A)は抑制されて強制的に押し出さない
かぎりは出ることがない。又、自動改札機(B)のない
駅では裏面層の広いカード裏側挿入窓(21)としたも
ので定期券の全ての文字を提示するので取り出すことな
く駅員に確認してもらえる。磁気カード(A)は中板
(6)の両側に挿入可能としたので2〜3枚づつ入れる
ことができるので、別々の定期券やオレンジカードとテ
レホンカードなどの様々組合せで使用でき、他の種類の
磁気カード(A)も定期券と同様に取り扱うことができ
る。いずれの磁気カード(A)も押し出し要領は表側と
裏側ともカード案内斜面(9)の傾斜面に添って表面層
に押し出しができ、挿入もカード表面層挿入窓(13)
とカード裏側挿入窓(21)より挿入ができる。
【0014】更に、中板(6)の上下が自在になるの
で、表面層と裏面層には異なった枚数の磁気カード
(A)を奇数枚の収納をしても、中板(6)は自然に中
間に納まり、磁気カード(A)は均等な状態で収容する
ことができる。
【0015】中板(6)は手作業工程で嵌め込んで嵌め
殺し状態となっているので、強制的に取り外す以外は飛
び出すことがなく、したがって、選択と取り替えが自由
におこなわれ、広告媒体としての多彩な利用が可能であ
る。
【0016】カード後側覆(17)の広い外面には広告
等の印刷を施すこして利用することが可能である。
【0017】請求項5の皮や合成皮革を貼着したもの
や、請求項6の植毛や、請求項7の漆塗加工を施したも
のは美観が優れた高級感を味わうことができきる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至24を参照しなが
ら詳述する。合成樹脂用金型で全体を二層の一体成形さ
れ、中板(6)は事後作業で嵌め込まれるが、各層間に
は磁気カード(A)と若干の隙間が設けられて磁気カー
ド(A)の出し入れが片手で出来るものである。請求項
1においては、前枠(2)の表面層には、磁気カード
(A)よりもやや広い左右幅のカード側辺ガイド(3
A)と、カード側辺ガイド(3A)よりもやや広い段差
でなるカード溝(5)で中板係止鉤(7)を形成し、後
枠(3)と両辺の横枠(4)の内側のカード溝(5)と
中板係止鉤(7)間の領域に嵌合する中板(6)を上下
動自在に嵌め合わせるものであり、カードケース(1)
側に中板係止鉤(7)を設けて、四辺を直線でのみ処理
された中板(6)を、カード押し出し口(8)の中板係
止鉤(7)と段差でなるカード溝(5)に中板(6)の
端辺まで差し入れて嵌め合わせることで嵌め殺し状態と
なることを特徴とする中板嵌め合せの磁気カード入れと
したものである。
【0019】中板(6)は四辺が直線の簡単な形成であ
り、素材は硬い紙や合成樹脂等の使用が自由で、表面は
透明板、磨り板や模様仕上げも自由で、広告掲載、取扱
説明書、地図等が記載でき、中板(6)の変わりに中板
(6)と同等の大きさの各種の証明書、会員書、広告
板、取扱説明板、案内板、地図板、メモ板等を嵌め込ん
で提供することができる。
【0020】請求項2では、前枠(2)の表面層には開
放されたカード押し出し口(8)と裏面層にカード押し
出しガイド面(22)を設けると共に、前枠(2)のカ
ード押し出し口(8)の内側を斜面よりなるカード案内
斜面(9)を設けてカードケース(1)の表面層及び裏
面層間に収納した磁気カード(A)を表面層のカード押
し出し口(8)のみより押し出しを可能にした、従っ
て、収容時には、磁気カード(A)はカード案内斜面
(9)に当たって強制的に押し出さないかぎりは振って
も飛び出すことがなく、押し出し時には、表面層のカー
ド裏側挿入窓(21)及びカード後側覆(17)からカ
ード操作溝(12)の空間に向かって、親指で押し出し
てカード押し出しガイド面(22)とカード案内斜面
(9)に案内されて押し出され、自動改札機(B)の挿
入口(C)に入れることができることを特徴とする請求
項1記載の中板嵌め合せの磁気カード入れとしたもので
ある。
【0021】請求項3では、横枠(4)の後枠(3)側
の両角には表面層より押圧できる押圧穴(18)を設け
て裏面層にカード角覆(23)を成形し、表面層には後
枠(3)より横枠(4)の中間に至るカード後側覆(1
7)と、カード後側覆(17)端よりカード中間押さえ
(20)をかえした位置よりカード押し出し口(8)の
手前に至る範囲で曲線でなるカード前側覆(10)を設
け、カード前側覆(10)の中心線上に磁気カード
(A)を親指で出し入れ操作する長さのカード操作溝
(12)を介在させ、カード前側覆(10)の裏面には
左右にカード保持突起(15)と、前枠(2)側にカー
ド中央保持突起(16)を設け、裏面層には横枠(4)
のカード溝(5)中間付近にカード中間押さえ(20)
と前枠(2)側にカード押し出しガイド面(22)を設
け、後枠(3)、カード溝(5)、カード押し出しガイ
ド面(22)、カード角覆(23)の内法領域で磁気カ
ード(A)の略全面が見えるカード裏側挿入窓(21)
を形成したことを特徴とする請求項1及び3記載の中板
嵌め合せの磁気カード入れとしている。
【0022】以上のように各部を構成したので、表面層
の形成は裏面層のカード裏側挿入窓(21)によって、
裏面層の形成は表面層のカード押し出し口(8)と、カ
ード表側挿入窓(13)と、押圧穴(18)によって、
表裏の一体成形が可能な金型で、一度の樹脂射出作業で
事後の処理作業を必要としないカードケース(1)がで
きあがる。
【0023】又、カード操作溝(12)部分、カード表
面層挿入窓(13)部分、カード裏側挿入窓(21)部
分から磁気カード(A)が出し入れが用意になるように
カード押し出し口(8)、カード前側覆(10)、カー
ド中間押さえ(11)、カード中間押さえ(20)、カ
ード角覆(23)の面取り斜面が同時に成形できること
はいうまでもない。
【0024】請求項4では、カードケース(1)の後枠
(3)表側に凹部を対象に設けて、一方を樹脂の樹脂射
出部(19)のピンゲートとし、樹脂射出終了後の金型
内で成形されたカードケース(1)が、金型より剥離し
て取り出される際に、樹脂射出部(19)の凹部内で樹
脂射出部(19)のピンゲート端が強制的に切断されて
仕上がり状態となる独特なピンゲートを有することを特
徴とする請求項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カー
ド入れとしている。
【0025】尚、金型のピンゲートは通常に用いられる
ゲートでもよく、又、その他の方法によるものでもよい
し、特に限定はされない。
【0026】本発明の請求項5、6、7は、表面と裏面
を皮や植毛や塗装によつて表面仕上げ加工を施してあ
り、美観状態の優れた高級品とすことを特徴とする請求
項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カード入れとして
いる(図示せず)。尚、表面の仕上げ加工は表面又は裏
面の片面であってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0028】請求項1では、中板(6)を簡単な直線の
四辺形とした嵌め殺し状態を可能な構成としたので、コ
ストが低減ができて安価に提供できる。
【0029】中板(6)は金型を使用して製作なくてよ
くなったので、各種の既成の板を切断するだけになった
ので、さまざまな素材が利用でき、利用者の要求に対
し、多くの対応が、さまざまの状態で安価に提供でき
る。
【0030】更に、中板(6)は、透明板や磨り板や模
様仕上げも自由で、その表面に広告掲載、取扱説明書、
地図等が記載でき、中板(6)の変わりに中板(6)と
同等の大きさの各種の証明書、会員書、広告板、取扱説
明板、案内板、地図板、メモ板等を嵌め込んで利用がで
きるので、多種多用な方法で安価に提供できる。
【0031】請求項2・3では、裏面の窓おを広くした
ので、ほぼ磁気カード(A)の全面が見えるようになっ
て、自動改札機(D)のない駅では券面を確認をしなく
ても提示できるようになった。
【0032】又、表面のカード後側覆(17)には会社
のマークや、イベトマークや、広告や、キャラクター等
の記載ができるので、スムーズに自動改札機(B)を通
り抜けて、自動改札機(B)付近での円滑な人の流れが
出来るだけでなく、表面層のカード後側覆(17)はさ
まざまな周知事項や告知板として携帯利用ができる。
【0033】請求項4では、後枠(3)表側に凹部の樹
脂射出部(19)を設けて、樹脂射出終了後の金型内で
成形されたカードケース(1)が、金型より剥離して取
り出される際に、樹脂射出部(19)の凹部内で樹脂射
出部(19)のピンゲート端が強制的に切断されて仕上
がり状態となるようにしたので、ピンゲートの手作業に
よる切断コストが省かれると共に、ピンゲート端が凹部
内で切断されるので切断箇所が見えにくいために美観を
損ねることがない。
【0034】請求項5、6、7では、皮や合成皮革、植
毛、漆塗等の表面仕上げにすることによって高級感をま
して利用感を快適にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】中板(6)を除いた表面透視平面図を示す。
【図2】中板(6)を除いた裏面透視平面図を示す。
【図3】表面層のみの平面図を示す。
【図4】裏面層のみの背面図を示す。
【図5】B−Bの断面図を示す。
【図6】A−Aの正面図を示す。
【図7】C−Cの拡大断面図を示す。
【図8】D−Dの拡大断面図を示す。
【図9】E−Eの拡大断面図を示す。
【図10】F−Fの拡大断面図を示す。
【図11】G−Gの拡大断面図を示す。
【図12】H−Hの拡大断面図を示す。
【図13】1−1の拡大断面図を示す。
【図14】カード保持突起(15)部のJ−J拡大断面
図を示す。
【図15】カード中央保持突起(16)部のK−K拡大
断面図を示す。
【図16】磁気カードの収容状態表面図を示す。
【図17】磁気カードの押し出し状態の表面図を示す。
【図18】磁気カードの挿入状態の表面図を示す。
【図19】磁気カードの挿入押し出し状態の表面図を示
す。
【図20】自動改札機での挿入口と返却口の使用状態の
斜視図を示す。
【図21】磁気カードの収容状態裏面図を示す。
【図22】磁気カードの押し出し状態の裏面図を示す。
【図23】磁気カードの挿入状態の裏面図を示す。
【図24】磁気カードの挿入押し出し状態の裏面図を示
す。
【符号の説明】
1 カードケース 2 前枠 3 後枠 3A カード惻辺ガイド 4 横枠 5 カード溝 6 中板 7 中板係止鉤 8 カード押し出し口 9 カード案内斜面 10 カード前側覆 11 カード中間押さえ 12 カード操作溝 13 カード表面側挿入窓 15 カード保持突起 16 カード中央保持突起 17 カード後側覆 18 押圧穴 19 樹脂射出部 20 カード中間押さえ 21 カード裏側挿入窓 22 カード押し出しガイド面 23 カード角覆 A 磁気カード B 自動改札機 C 挿入口 D 返却口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の枠に延設された表面層と裏面層の
    二層が一体に射出成形され、周囲の枠内には中板と複数
    の磁気カードと若干の隙間を加えた上下の厚みで、磁気
    カードよりもやや広い前後左右の内法容積を有させ、表
    面層にはカード表面挿入窓とカード押し出し口を有さ
    せ、裏面層にはカード裏側挿入窓を有させて磁気カード
    の出し入れが片手でできるカードケースにおいて、前枠
    (2)の表面層には、磁気カード(A)よりもやや広い
    左右幅のカード側辺ガイド(3A)と、カード側辺ガイ
    ド(3A)よりもやや広い段差でなるカード溝(5)で
    中板係止鉤(7)を形成し、後枠(3)と両辺の横枠
    (4)内側のカード溝(5)と中板係止鉤(7)間の領
    域に嵌合する中板(6)を上下動自在に嵌め合わせたこ
    とを特徴とする中板嵌め合せの磁気カード入れ。
  2. 【請求項2】 前枠(2)の表面層には開放されたカー
    ド押し出し口(8)と裏面層にカード押し出しガイド面
    (22)を設けると共に、前枠(2)のカード押し出し
    口(8)の内側を斜面よりなるカード案内斜面(9)を
    設けてカードケース(1)の表面層及び裏面層間に収納
    した磁気カード(A)を表面層のカード押し出し口
    (8)より押し出しを可能にしたことを特徴とする請求
    項1記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ。
  3. 【請求項3】 横枠(4)の後枠(3)側の両角には表
    面層より押圧できる押圧穴(18)を設けて裏面層にカ
    ード角覆(23)を成形し、表面層には後枠(3)より
    横枠(4)の中間に至るカード後側覆(17)と、カー
    ド後側覆(17)端よりカード中間押さえ(20)をか
    えした位置よりカード押し出し口(8)の手前に至る範
    囲で曲線でなるカード前側覆(10)を設け、カード前
    側覆(10)の中心線上に磁気カード(A)を親指で出
    し入れ操作する長さのカード操作溝(12)を介在さ
    せ、カード前側覆(10)の裏側には左右にカード保持
    突起(15)と、前枠(2)側にカード中央保持突起
    (16)を設け、裏面層には横枠(4)のカード溝
    (5)中間付近にカード中間押さえ(20)と前枠
    (2)側にカード押し出しガイド面(22)を設け、後
    枠(3)、カード溝(5)、カード押し出しガイド面
    (22)、カード角覆(23)の内法領域で磁気カード
    (A)の略全面が見えるカード裏側挿入窓(21)を形
    成したことを特徴とする請求項1及び2記載の中板嵌め
    合せの磁気カード入れ。
  4. 【請求項4】 カードケース(1)の後枠(3)表側に
    凹部の樹脂射出部(19)を対象に設けて樹脂を射出に
    よってカードケース(1)の成形を可能にし、樹脂射出
    終了後の金型内で成形されたカードケース(1)が、金
    型より剥離して取り出される際に、樹脂射出部(19)
    の凹部内で樹脂射出部(19)のピンゲート端が強制的
    に切断されて仕上がり状態となることを特徴とする請求
    項1乃至3記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ。
  5. 【請求項5】 表面層のカード押し出し口(8)とカー
    ド表側挿入口(13)と押圧穴(18)及び、裏面層の
    カード裏側挿入窓(21)を除いて、外面より薄い皮又
    は合成皮革を貼着したことを特徴とする請求項1乃至3
    記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ。
  6. 【請求項6】 表面層のカード押し出し口(8)とカー
    ド表側挿入口(13)と押圧穴(18)及び、裏面層の
    カード裏側挿入窓(21)を除いて、外面より植毛によ
    る仕上げ加工を施したことを特徴とする請求項1乃至3
    記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ。
  7. 【請求項7】 表面層のカード押し出し口(8)とカー
    ド表側挿入口(13)と押圧穴(18)及び、裏面層の
    カード裏側挿入窓(21)を除いて、外面より塗料によ
    る仕上げ加工を施したことを特徴とする請求項1乃至3
    記載の中板嵌め合せの磁気カード入れ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1097599A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Hitachi Ltd Icカード用携帯端末装置

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JPH1097599A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Hitachi Ltd Icカード用携帯端末装置

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