JPH087279Y2 - ガスコネクタ機構 - Google Patents

ガスコネクタ機構

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JPH087279Y2
JPH087279Y2 JP4978488U JP4978488U JPH087279Y2 JP H087279 Y2 JPH087279 Y2 JP H087279Y2 JP 4978488 U JP4978488 U JP 4978488U JP 4978488 U JP4978488 U JP 4978488U JP H087279 Y2 JPH087279 Y2 JP H087279Y2
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hole
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gas
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projectile
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規夫 飯塚
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、冷却ガスを使用する赤外線追尾方
式の飛しょう体システムにおいて、飛しょう体と発射装
置の間で冷却ガスのインターフェースを行うガスコネク
タ機構に関する。
(従来の技術) 赤外線追尾方式の誘導飛しょう体システムは、一般に
第3図のように構成される。第3図において、1は赤外
線検知器で、冷却器10に高圧冷却ガスを供給することに
より冷却され検知性能を得る。高圧冷却ガスは、外部冷
却ボンベ4、内部冷却ボンベ6内に蓋圧されている。発
射前の飛しょう体9は発射筒8に収納されており、射出
用ロケットモータ5が点火されると、飛しょう体9は発
射筒8からa方向に離脱し、目標を追尾、飛しょうす
る。ここで、飛しょう体発射以前の冷却ガスの流れは、
発射装置3にとう載された外部冷却ボンベ4からガスコ
ネクタ部2、切換バルブ7を通して冷却器10に達し、飛
しょう体発射の際にガスコネクタ部2は飛しょう体9か
ら切離され、発射後(飛しょう中)は、内部冷却ボンベ
6内の冷却ガスにより、冷却器10は動作する。
ここで、従来のガスコネクタ機構を第2図に示す。即
ち、ガスコネクタ(メス側)27は、飛しょう体9にとう
載され、ガスコネクタ(オス側)20は発射筒8に固定さ
れたハウジング18内に収納されこれらはOリング17を介
して接続されており、それぞれ冷却ガスパイプ11がろう
付けされている。
発射筒8内を気密にするためハウジング18は、Oリン
グ14を介して発射筒8に取り付けられ、ハウジング18内
部では、コイルばね19を圧縮した状態でガスコネクタ
(オス側)20をガスコネクタ(メス側)27に接続し、プ
ランジャ23をもってストッパとしている。
飛しょう体9の発射が指示されると、ソレノイド22に
電流が流れ、プランジャ23が引き抜かれ、ストッパの解
除されたガスコネクタ(オス側)20がコイルばね19の発
条力で、飛しょう体9からb方向へ引き抜かれ、ストッ
パ21により停止する。この後に、射出用ロケットモータ
5が点火され飛しょう体9はa方向へ進行し、発射筒8
から離脱する。
ところで、上記ガスコネクタ機構は、部品点数が多
く、また、これらの摩擦の影響等を考慮して、確実な動
作が得られるよう、ソレノイド22、プランジャ23等の設
計を行うと、システムの質量増加を招く。また、通常発
射筒8の内径は飛しょう体9の外径よりも数mm大きく、
そのため、輸送時などに、発射筒内で飛しょう体9がc
方向にガタつくことになる。これは、Oリング17の損傷
をもたらし、冷却ガスのもれを起こす(冷却ガスは高
圧、約400kgf/cm2であるため微少の損傷でももれを生じ
やすい)という欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 以上述べたように従来のガスコネクタ機構では、ガス
コネクタを引き抜く機構が必要であり全体の質量増加、
大型化を招いていた。
そこで本考案は上記の欠点を除去すべくなされたもの
で、ガスコネクタを引き抜く機構を必要とせず、システ
ムの小型軽量化を図ることのでき、しかも輸送時等のガ
タを防止できるガスコネクタ機構を提供することを目的
とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、 発射筒外部と発射筒内部の飛しょう体との間で冷却ガ
スのインターフェースを行うガスコネクタ機構におい
て、 前記飛しょう体の外周部に埋め込まれ、その外周面に
対して鉛直方向に円形の第1の穴が形成され、この第1
の穴の底部中央に当該穴より径小の円形の第2の穴が形
成され、この第2の穴の底部に前記飛しょう体内部のガ
スパイプに結合される孔が形成され、前記第1の穴の周
面にねじ溝が形成されてなる雌側コネクタと、 円柱体で、中心に前記発射筒外部のガスパイプと結合
される孔が形成され、先端部に前記雌側コネクタの第1
の穴にねじ結合される結合部が形成され、この結合部が
前記第1の穴にねじ結合された状態で前記第2の穴に突
出されるように前記結合部の端面中央に前記第2の穴よ
り径小の凸部が形成され、前記結合部と本体部との間の
径が小さくなるように切り欠き部が形成され、前記本体
部の周面に鍔部が形成されてなる雄側コネクタと、 前記発射筒の周面部に形成され、前記雄側コネクタの
結合部を発射筒外部から前記雌側コネクタの第1の穴に
ねじ結合するためのコネクタ結合用穴と、 このコネクタ結合用穴の周辺部と前記雄側コネクタの
鍔部との間に介在され、前記コネクタ結合用穴を通じて
前記雄側コネクタと雌側コネクタを結合した状態で前記
雄側コネクタを前記発射筒周面に対して鉛直外方向に付
勢するコイルばねと、 前記発射筒の周面外部に設けられ、前記雄側コネクタ
を前記発射筒周面に対して鉛直外方向に摺動させるハウ
ジングと、 前記雄側コネクタの可動範囲を規制する可動範囲規制
手段とを具備し、 前記飛しょう体の発射時に前記雄側コネクタが切り欠
き部の形成部分でせん断されるようにしたことを特徴と
する。
(作用) 上記構成によるガスコネクタ機構では、ガスコネクタ
(オス側)に切り欠き部を設けてあるため、飛しょう体
の推進機構が駆動して飛しょう体が動き始めると、切り
欠き部に応力集中を生じて、ガスコネクタ(オス側)は
せん断され、飛しょう体と発射筒の冷却系インターフェ
ース、機械的インターフェースは切離される。
(実施例) 以下、本考案の一つの実施例を図面を参照して説明す
る。
即ち、本考案に係るガスコネクタ機構は、第1図に示
すように、雌側コネクタ13と雄側コネクタ16とを備え
る。
雌側コネクタ13は、飛しょう体9の外周部に埋め込ま
れる。そして、その外周面に対して鉛直方向に円形の第
1の穴131が形成され、この第1の穴131の底部中央に当
該穴131より径小の円形の第2の穴132が形成され、この
第2の穴132の底部に飛しょう体内部のガスパイプ11に
結合される孔133が形成される。第1の穴131の周面には
ねじ溝が形成される。
雄側コネクタ16は、円柱体で、中心に前記発射筒外部
のガスパイプ11と結合される孔161が形成され、先端部
に雌側コネクタ13の第1の穴131にねじ結合される結合
部162が形成され、この結合部162が第1の穴131にねじ
結合された状態で第2の穴132に突出されるように結合
部162の端面中央に第2の穴132より径小の凸部163が形
成される。結合部162と本体部164との間には、径が小さ
くなるように切り欠き部165が形成され、本体部164の周
面には鍔部166が形成される。
発射筒8の周面部には、雄側コネクタ16の結合部162
を発射筒外部から雌側コネクタ13の第1の穴131にねじ
結合するためのコネクタ結合用穴81が形成される。
このコネクタ結合用穴81の周辺部と雄側コネクタ16の
鍔部166との間には、コネクタ結合用穴81を通じて雄側
コネクタ16と雌側コネクタ13を結合した状態で雄側コネ
クタ16を発射筒8の周面に対して鉛直外方向に付勢する
コイルばね12が介在される。
発射筒8のコネクタ結合用穴81の周面外部には、雄側
コネクタ16を発射筒周面に対して鉛直外方向に摺動さ
せ、その可動範囲を規制するハウジング15が一体的に設
けられる。尚、26はハウジング15に雄側コネクタ16を挿
入した後に装着され、雄側コネクタ16の本体部164の可
動範囲を規制するストッパとしての機能を有する蓋であ
る。
上記雌側コネクタ13の第2の穴132と雄側コネクタ16
の凸部163との間はOリング17によってシールされる。
また、上記雄側コネクタ16の鍔部166の外周面には溝が
形成され、この部分にOリング14が装着される。即ち、
Oリング14がハウジング15の内周面と接触することによ
って、発射筒内の気密性が保たれる。
上記構成において、飛しょう体9の取り付けられた射
出用ロケットモータ5が点火されると、飛しょう体9は
a方向へ推進し、雄側コネクタ16の切り欠き部165にせ
ん断力が作用する。
ここで、そのせん断力が材料のせん断の強さを越える
と、雄側コネクタ16は切り欠き部165の部分でせん断し
て、飛しょう体9側の結合部162と発射筒8側の本体部1
64の2つに分離する。発射筒8側の雄側コネクタ16の本
体部164は、コイルばね12の発条力によりb方向へスト
ッパとしての蓋26の位置まで移動し、発射筒8内を推進
する飛しょう体9との干渉を避ける。この場合、雄側コ
ネクタ16の鍔部166がOリング14を介してハウジング15
の内周面に密着されているので、小さなせん断破壊を起
こすことができる。
また、c方向のガタつきについては、雄側コネクタ16
の結合部162を雌側コネクタ13の第1の穴131にねじ込む
ことで両コネクタ13,16を結合しているため、コイルば
ね12、Oリング14の働きによりc方向のガタつきを防止
することができ、Oリング17への損傷を与えることはな
い。
したがって、上記構成によるガスコネクタ機構を用い
れば、ガスコネクタを引き抜く必要がないので、従来の
プランジャ、ソレノイドが不要となり簡単な構成で小
型、軽量化を図ることができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、ガスコネクタの引
き抜きを必要とせず、ガスコネクタの切り欠き部よりせ
ん断分離することにより、装置全体の小型軽量化を図る
ことができ、また、ガスコネクタのオス側とメス側がね
じ込まれて一体化されているので、輸送時等にガタつく
ことがなく、冷却ガスもれの原因となる。Oリングの損
傷を防止できるガスコネクタ機構を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスコネクタ機構の一実施例を示
す構成図、第2図は従来のガスコネクタ機構を示す構成
図、第3図はガスコネクタ機構を使用する飛しょう体シ
ステム構成図である。 1……赤外線検知器、2……ガスコネクタ部、3……発
射装置、4……外部冷却ボンベ、5……射出用ロケット
モータ、6……内部冷却ボンベ、7……切換バルブ、8
……発射筒、9……飛しょう体、10……冷却器、11……
冷却ガスパイプ、12,19……コイルばね、13,27……ガス
コネクタ(メス側)、14,17……Oリング、15,18……ハ
ウジング、16,20……ガスコネクタ(オス側)、21,26…
…ストッパ、22……ソレノイド、23……プランジャ、24
……切り欠き部、25……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発射筒外部と発射筒内部の飛しょう体との
    間で冷却ガスのインターフェースを行うガスコネクタ機
    構において、 前記飛しょう体の外周部に埋め込まれ、その外周面に対
    して鉛直方向に円形の第1の穴が形成され、この第1の
    穴の底部中央に当該穴より径小の円形の第2の穴が形成
    され、この第2の穴の底部に前記飛しょう体内部のガス
    パイプに結合される孔が形成され、前記第1の穴の周面
    にねじ溝が形成されてなる雌側コネクタと、 円柱体で、中心に前記発射筒外部のガスパイプと結合さ
    れる孔が形成され、先端部に前記雌側コネクタの第1の
    穴にねじ結合される結合部が形成され、この結合部が前
    記第1の穴にねじ結合された状態で前記第2の穴に突出
    されるように前記結合部の端面中央に前記第2の穴より
    径小の凸部が形成され、前記結合部と本体部との間の径
    が小さくなるように切り欠き部が形成され、前記本体部
    の周面に鍔部が形成されてなる雄側コネクタと、 前記発射筒の周面部に形成され、前記雄側コネクタの結
    合部を発射筒外部から前記雌側コネクタの第1の穴にね
    じ結合するためのコネクタ結合用穴と、 このコネクタ結合用穴の周辺部と前記雄側コネクタの鍔
    部との間に介在され、前記コネクタ結合用穴を通じて前
    記雄側コネクタと雌側コネクタを結合した状態で前記雄
    側コネクタを前記発射筒周面に対して鉛直外方向に付勢
    するコイルばねと、 前記発射筒の周面外部に設けられ、前記雄側コネクタを
    前記発射筒周面に対して鉛直外方向に摺動させるハウジ
    ングと、 前記雄側コネクタの可動範囲を規制する可動範囲規制手
    段とを具備し、 前記飛しょう体の発射時に前記雄側コネクタが切り欠き
    部の形成部分でせん断されるようにしたことを特徴とす
    るガスコネクタ機構。
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