JPH0872553A - ルーフ開閉体の取付部構造 - Google Patents
ルーフ開閉体の取付部構造Info
- Publication number
- JPH0872553A JPH0872553A JP20947694A JP20947694A JPH0872553A JP H0872553 A JPH0872553 A JP H0872553A JP 20947694 A JP20947694 A JP 20947694A JP 20947694 A JP20947694 A JP 20947694A JP H0872553 A JPH0872553 A JP H0872553A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof opening
- roof
- hole
- boss
- closing body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ルーフ開閉体の取付位置の調整を容易化し、
追加部品を不要とし、取付けの作業性をよくする。 【構成】 対称的形状である楕円形の嵌合穴3aを有し
車体1に取付けられるブラケット3と、嵌合穴3aに嵌
合角度変更可能に該嵌合穴に嵌入されるボス6aを有す
るフィメール6とを設け、該フィメールにはボス6aに
対し所定距離だけ偏心した位置に係合穴6cを設け、ル
ーフ開閉体7に出入り操作可能に設けられたルーフロッ
クピン8を突出させ該係合穴6cに通して該ルーフ開閉
体7を取付けた。
追加部品を不要とし、取付けの作業性をよくする。 【構成】 対称的形状である楕円形の嵌合穴3aを有し
車体1に取付けられるブラケット3と、嵌合穴3aに嵌
合角度変更可能に該嵌合穴に嵌入されるボス6aを有す
るフィメール6とを設け、該フィメールにはボス6aに
対し所定距離だけ偏心した位置に係合穴6cを設け、ル
ーフ開閉体7に出入り操作可能に設けられたルーフロッ
クピン8を突出させ該係合穴6cに通して該ルーフ開閉
体7を取付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のルーフ開口部
に着脱可能に取付けられるルーフ開閉体の取付部構造に
関するものである。
に着脱可能に取付けられるルーフ開閉体の取付部構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のルーフ開閉体の取付部構造は、例
えば、実公平3−26981号公報に記載されているも
のがある。この構造の場合、車体の開口部に固着したフ
ィメールの固定孔に、着脱屋根の外側前端及び外側後端
に出入り可能に設けたシャフトを挿入することによっ
て、該着脱屋根は車体の開口部に取付けられる。
えば、実公平3−26981号公報に記載されているも
のがある。この構造の場合、車体の開口部に固着したフ
ィメールの固定孔に、着脱屋根の外側前端及び外側後端
に出入り可能に設けたシャフトを挿入することによっ
て、該着脱屋根は車体の開口部に取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の取
付構造では、車体及び着脱屋根のそれぞれの寸法精度が
十分でない場合、車体に対する着脱屋根の取付位置の調
整が困難であり、また、着脱屋根の取付位置の調整を行
うとすると、スペーサなどの追加部品が必要となり、作
業性も悪いという欠点がある。
付構造では、車体及び着脱屋根のそれぞれの寸法精度が
十分でない場合、車体に対する着脱屋根の取付位置の調
整が困難であり、また、着脱屋根の取付位置の調整を行
うとすると、スペーサなどの追加部品が必要となり、作
業性も悪いという欠点がある。
【0004】本発明は、かかる従来の欠点に鑑みなされ
たものであって、着脱屋根、即ちルーフ開閉体の取付位
置を容易に調整することができ、追加部品を必要とせ
ず、取付けの作業性がよいルーフ開閉体の取付部構造を
提供することを目的とする。
たものであって、着脱屋根、即ちルーフ開閉体の取付位
置を容易に調整することができ、追加部品を必要とせ
ず、取付けの作業性がよいルーフ開閉体の取付部構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の要旨は、対称的形状の嵌合穴を有し車体に
開けたルーフ開口部の所定箇所に取付けられるブラケッ
トと、前記嵌合穴に嵌合角度変更可能に嵌入されるボス
を有するフィメールとを設け、該フィメールには前記ボ
スに対し所定距離だけ偏心した位置に係合穴を設け、ル
ーフ開閉体に出入り操作可能に設けられたルーフロック
ピンを突出させ該係合穴に通して該ルーフ開閉体を取付
けたことを特徴とするルーフ開閉体の取付部構造にあ
る。
に、本発明の要旨は、対称的形状の嵌合穴を有し車体に
開けたルーフ開口部の所定箇所に取付けられるブラケッ
トと、前記嵌合穴に嵌合角度変更可能に嵌入されるボス
を有するフィメールとを設け、該フィメールには前記ボ
スに対し所定距離だけ偏心した位置に係合穴を設け、ル
ーフ開閉体に出入り操作可能に設けられたルーフロック
ピンを突出させ該係合穴に通して該ルーフ開閉体を取付
けたことを特徴とするルーフ開閉体の取付部構造にあ
る。
【0006】
【作用】本発明は、対称的形状の嵌合穴を有するブラケ
ットを車体に開けたルーフ開口部の所定箇所に取付け、
前記嵌合穴に嵌合角度変更可能に嵌入されるボスを有す
るフィメールを設け、該フィメールには前記ボスに対し
所定距離だけ偏心した位置に係合穴を設けてあり、ルー
フ開閉体に出入り可能に設けられたルーフロックピンを
突出させ該係合穴に通してルーフ開閉体を取付けたこと
により、嵌合穴へのボスの嵌合角度を変更してボスに対
する係合穴の偏心に基づくブラケットと係合穴との位置
関係を調整し、これにより係合穴に通して取付けられる
ルーフロックピンの位置を調整してルーフ開閉体の取付
け位置を調整可能にする。
ットを車体に開けたルーフ開口部の所定箇所に取付け、
前記嵌合穴に嵌合角度変更可能に嵌入されるボスを有す
るフィメールを設け、該フィメールには前記ボスに対し
所定距離だけ偏心した位置に係合穴を設けてあり、ルー
フ開閉体に出入り可能に設けられたルーフロックピンを
突出させ該係合穴に通してルーフ開閉体を取付けたこと
により、嵌合穴へのボスの嵌合角度を変更してボスに対
する係合穴の偏心に基づくブラケットと係合穴との位置
関係を調整し、これにより係合穴に通して取付けられる
ルーフロックピンの位置を調整してルーフ開閉体の取付
け位置を調整可能にする。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係るルー
フ開閉体の取付部構造を適用した自動車の車体の要部を
示す斜視図、図2は、図1において矢印Zで示すよう
に、後方から見た当該取付部構造の要部を分解して示し
た斜視図、図3は図2のA−A線に沿った正断面図であ
る。
ら詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係るルー
フ開閉体の取付部構造を適用した自動車の車体の要部を
示す斜視図、図2は、図1において矢印Zで示すよう
に、後方から見た当該取付部構造の要部を分解して示し
た斜視図、図3は図2のA−A線に沿った正断面図であ
る。
【0008】この実施例に係るルーフ開閉体の取付部構
造は、車体1にTバールーフ部1aを残して左右に対称
的に開けた左右のルーフ開口部1bの外側前端及び外側
後端の所定箇所に取付けたブラケット2と、該ブラケッ
ト2の長径が上下方向に沿った楕円形の嵌合穴3aに対
し断面が相似の楕円形をなすボス6aを有し180度位
置変更可能に該ボス6aが該嵌合穴3aに嵌入されるフ
ィメール6とを設けてある。
造は、車体1にTバールーフ部1aを残して左右に対称
的に開けた左右のルーフ開口部1bの外側前端及び外側
後端の所定箇所に取付けたブラケット2と、該ブラケッ
ト2の長径が上下方向に沿った楕円形の嵌合穴3aに対
し断面が相似の楕円形をなすボス6aを有し180度位
置変更可能に該ボス6aが該嵌合穴3aに嵌入されるフ
ィメール6とを設けてある。
【0009】そして、この取付部構造は、フィメール6
のボス6aに対し偏心した位置に係合穴6bを設け、ル
ーフ開閉体7に出入り可能に設けられたルーフロックピ
ン8を突出させ該係合穴6bに該ルーフロックピン8を
通して、該ルーフ開閉体7をルーフ開口部1bに取付け
るようになっている。
のボス6aに対し偏心した位置に係合穴6bを設け、ル
ーフ開閉体7に出入り可能に設けられたルーフロックピ
ン8を突出させ該係合穴6bに該ルーフロックピン8を
通して、該ルーフ開閉体7をルーフ開口部1bに取付け
るようになっている。
【0010】ブラケット2は、フィメール6に係合する
係合板部3と、該係合板部3がほぼ垂直に交差する天板
部4と、該天板部4に対しほぼ垂直であって車体1に開
けたルーフ開口部1bの所定箇所に固着される取付板部
5とを一体に備えていて、左右の各ルーフ開口部1bの
外側前端及び外側後端にほぼ対称的に配置される。
係合板部3と、該係合板部3がほぼ垂直に交差する天板
部4と、該天板部4に対しほぼ垂直であって車体1に開
けたルーフ開口部1bの所定箇所に固着される取付板部
5とを一体に備えていて、左右の各ルーフ開口部1bの
外側前端及び外側後端にほぼ対称的に配置される。
【0011】そして、ブラケット2は、係合板部3に楕
円形の嵌合穴3a及びその真下の透孔3bを開け、この
透孔3bと同心配置にて係合板部3の内面に四角形の溶
接ナット11を固着してあり、天板部4に透孔4aを開
け、取付板部5に長穴5aを上下方向に沿って開け、取
付板部5の長穴5aに挿通されるスクリュー12及びこ
れに螺合する四角ナット13と、天板部4に開けた透孔
4aに挿通されウエザーストリップ15と一体の下向き
ボルト16及びこれに螺合する鍔付きナット17とをも
って車体の所定箇所に固着される。
円形の嵌合穴3a及びその真下の透孔3bを開け、この
透孔3bと同心配置にて係合板部3の内面に四角形の溶
接ナット11を固着してあり、天板部4に透孔4aを開
け、取付板部5に長穴5aを上下方向に沿って開け、取
付板部5の長穴5aに挿通されるスクリュー12及びこ
れに螺合する四角ナット13と、天板部4に開けた透孔
4aに挿通されウエザーストリップ15と一体の下向き
ボルト16及びこれに螺合する鍔付きナット17とをも
って車体の所定箇所に固着される。
【0012】係合板部3に開けた嵌合穴3aは、上下及
び左右に対称的な楕円形であり、透孔3bとの中心間の
距離dが所定値に設定されている。
び左右に対称的な楕円形であり、透孔3bとの中心間の
距離dが所定値に設定されている。
【0013】フィメール6は、長穴形をなす板状材から
なり、ブラケット2の嵌合穴3aに対し断面が相似形で
あって長径が長手方向に沿っている楕円形のボス6aを
該ブラケット2の係合板部3に面した側の中央に突設
し、該ボス6aに対し上方へ所定距離eだけ偏心した位
置に係合穴6bを設け、ボス6aの上下に該ボス6aと
の中心間距離がdの2つの透孔6cを開け、180度位
置変更可能に該ボス6aが該嵌合穴3aに嵌入され、下
側の透孔6c及び透孔3bに挿通したスクリュー19と
これに螺合する溶接ナット11をもってブラケット2の
係合板部3に固着される。
なり、ブラケット2の嵌合穴3aに対し断面が相似形で
あって長径が長手方向に沿っている楕円形のボス6aを
該ブラケット2の係合板部3に面した側の中央に突設
し、該ボス6aに対し上方へ所定距離eだけ偏心した位
置に係合穴6bを設け、ボス6aの上下に該ボス6aと
の中心間距離がdの2つの透孔6cを開け、180度位
置変更可能に該ボス6aが該嵌合穴3aに嵌入され、下
側の透孔6c及び透孔3bに挿通したスクリュー19と
これに螺合する溶接ナット11をもってブラケット2の
係合板部3に固着される。
【0014】図3に示すように、2つの透孔6cの中心
間距離は2×d、一方の透孔6cと係合穴6bとの中心
間距離はd+e、他方の透孔6cと係合穴6bとのの中
心間距離はd−eである。ここに偏心距離eは、例え
ば、1mm前後程度の値に設定される。
間距離は2×d、一方の透孔6cと係合穴6bとの中心
間距離はd+e、他方の透孔6cと係合穴6bとのの中
心間距離はd−eである。ここに偏心距離eは、例え
ば、1mm前後程度の値に設定される。
【0015】ルーフ開閉体7は、係合穴6bに対応する
前端及び後端に出入り可能なルーフロックピン8を設
け、内面側にルーフロックピン8を出入りさせるための
図示しないリンク機構及び操作レバーを備え、該操作レ
バーの操作によりルーフロックピン8を出入りさせるこ
とができるようになっている。
前端及び後端に出入り可能なルーフロックピン8を設
け、内面側にルーフロックピン8を出入りさせるための
図示しないリンク機構及び操作レバーを備え、該操作レ
バーの操作によりルーフロックピン8を出入りさせるこ
とができるようになっている。
【0016】上記実施例に係るルーフ開閉体7の着脱方
法について説明する。先ず、装着する場合には、車体側
のTバールーフ部1aの前後方向中央にある図示しない
センタフックにこれと対応する位置におけるルーフ開閉
体7の中央部を引っかけ、操作レバーを入り方向に操作
し、前後の両ルーフロックピン8を入り状態にして係合
穴6bの位置に該両ルーフロックピン8を合わせてか
ら、操作レバーを突出方向に操作して、両ルーフロック
ピン8をそれぞれの対応する係合穴6bに嵌入して取付
ける。
法について説明する。先ず、装着する場合には、車体側
のTバールーフ部1aの前後方向中央にある図示しない
センタフックにこれと対応する位置におけるルーフ開閉
体7の中央部を引っかけ、操作レバーを入り方向に操作
し、前後の両ルーフロックピン8を入り状態にして係合
穴6bの位置に該両ルーフロックピン8を合わせてか
ら、操作レバーを突出方向に操作して、両ルーフロック
ピン8をそれぞれの対応する係合穴6bに嵌入して取付
ける。
【0017】取付位置を調整するときには、フィメール
6の取付け位置を180変更して、スクリュー19によ
って締結して該フィメール6をブラケット2に取付けて
から上記と同様にしてルーフ開閉体7を装着する。ルー
フ開閉体7を取り外す場合には、操作レバーを入り方向
に操作して両ルーフロックピン8を入り状態にするとと
もに、センタフックから中央部の引っ掛かりを外してル
ーフ開閉体7を取り外す。
6の取付け位置を180変更して、スクリュー19によ
って締結して該フィメール6をブラケット2に取付けて
から上記と同様にしてルーフ開閉体7を装着する。ルー
フ開閉体7を取り外す場合には、操作レバーを入り方向
に操作して両ルーフロックピン8を入り状態にするとと
もに、センタフックから中央部の引っ掛かりを外してル
ーフ開閉体7を取り外す。
【0018】本発明の上記実施例によれば、ブラケット
2に楕円形の嵌合穴3aを設け、フィメール6のボス6
aも楕円形にしてあるので、嵌合穴3aにボス6aを嵌
入すると、ブラケット2に対してフィメール6が回転し
ないので、取付の位置決めが正確であり、フィメール6
の180度角度変更も非常に容易に正確に行うことがで
きるという利点がある。。
2に楕円形の嵌合穴3aを設け、フィメール6のボス6
aも楕円形にしてあるので、嵌合穴3aにボス6aを嵌
入すると、ブラケット2に対してフィメール6が回転し
ないので、取付の位置決めが正確であり、フィメール6
の180度角度変更も非常に容易に正確に行うことがで
きるという利点がある。。
【0019】また、ウエザーストリップ15、車体1及
びブラケット2を該ウエザーストリップ15に固着した
共通の下向きボルト16と鍔付きナット17とによって
締結固定し、ブラケット2及びフィメール6をガタなく
安定した状態にて確実に取付けることができるため、各
部品、車体1の精度が確保されていてルーフ開閉体7の
位置調整が不要のときには、ウエザーストリップ15と
両ルーフロックピン8との相対位置が確実に決まり、シ
ール性を確保できるという利点がある。
びブラケット2を該ウエザーストリップ15に固着した
共通の下向きボルト16と鍔付きナット17とによって
締結固定し、ブラケット2及びフィメール6をガタなく
安定した状態にて確実に取付けることができるため、各
部品、車体1の精度が確保されていてルーフ開閉体7の
位置調整が不要のときには、ウエザーストリップ15と
両ルーフロックピン8との相対位置が確実に決まり、シ
ール性を確保できるという利点がある。
【0020】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えばTバールーフ車以外の着
脱式ルーフ車にも適用でき、ブラケット2側の楕円形の
嵌合穴3aに代えてこれを上下左右に対称的形状である
長穴形や円形穴又は点対称の穴にし、フィメール6側の
ボス6aの形状もこれに対応した相似形にしてもよい。
また、設計偏心距離eをボス6aの中心に対し下側に設
定することにより、上方への位置調整も可能である。
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えばTバールーフ車以外の着
脱式ルーフ車にも適用でき、ブラケット2側の楕円形の
嵌合穴3aに代えてこれを上下左右に対称的形状である
長穴形や円形穴又は点対称の穴にし、フィメール6側の
ボス6aの形状もこれに対応した相似形にしてもよい。
また、設計偏心距離eをボス6aの中心に対し下側に設
定することにより、上方への位置調整も可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、車体に開けたルーフ開口部の
所定箇所に取付けられるブラケットの対称的形状の嵌合
穴に、フィメールのボスを嵌合角度変更可能に嵌入さ
せ、該フィメールにはボスに対し所定距離だけ偏心した
位置に係合穴を設け、ルーフ開閉体に出入り可能に設け
られたルーフロックピンを該係合穴に通して該ルーフ開
閉体を取付けたことにより、フィメール及びその係合穴
の位置が確実に決まり、車体に対するルーフ開閉体の取
付位置の調整がきわめて容易で作業者によるバラツキが
なくなり、スペーサなどの追加部品が不要であり、作業
性もよく、ルーフ開閉体の位置調整に追加部品が不要で
あるため、ユーザーが調整することもできるという効果
を奏する。
所定箇所に取付けられるブラケットの対称的形状の嵌合
穴に、フィメールのボスを嵌合角度変更可能に嵌入さ
せ、該フィメールにはボスに対し所定距離だけ偏心した
位置に係合穴を設け、ルーフ開閉体に出入り可能に設け
られたルーフロックピンを該係合穴に通して該ルーフ開
閉体を取付けたことにより、フィメール及びその係合穴
の位置が確実に決まり、車体に対するルーフ開閉体の取
付位置の調整がきわめて容易で作業者によるバラツキが
なくなり、スペーサなどの追加部品が不要であり、作業
性もよく、ルーフ開閉体の位置調整に追加部品が不要で
あるため、ユーザーが調整することもできるという効果
を奏する。
【図1】本発明の実施例に係るルーフ開閉体の取付部構
造を適用した自動車の車体の要部を示す斜視図である。
造を適用した自動車の車体の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る取付部構造の要部を分解
して示した斜視図である。
して示した斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿った正断面図である。
1 車体 1a Tバールーフ部 1b ルーフ開口部 2 ブラケット 3 係合板部 3a 嵌合穴 4 天板部 5 取付板部 6 フィメール 6a ボス 6b 係合穴 6c 透孔 7 ルーフ開閉体 8 ルーフロックピン 15 ウエザーストリップ 16 下向きボルト 17 鍔付きナット
Claims (1)
- 【請求項1】 対称的形状の嵌合穴を有し車体に開けた
ルーフ開口部の所定箇所に取付けられるブラケットと、
前記嵌合穴に嵌合角度変更可能に嵌入されるボスを有す
るフィメールとを設け、該フィメールには前記ボスに対
し所定距離だけ偏心した位置に係合穴を設け、ルーフ開
閉体に出入り操作可能に設けられたルーフロックピンを
突出させ該係合穴に通して該ルーフ開閉体を取付けたこ
とを特徴とするルーフ開閉体の取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20947694A JPH0872553A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ルーフ開閉体の取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20947694A JPH0872553A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ルーフ開閉体の取付部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0872553A true JPH0872553A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16573483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20947694A Pending JPH0872553A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | ルーフ開閉体の取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0872553A (ja) |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP20947694A patent/JPH0872553A/ja active Pending
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