JPH087036B2 - ミサイルの誘導方法 - Google Patents

ミサイルの誘導方法

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JPH087036B2
JPH087036B2 JP11926090A JP11926090A JPH087036B2 JP H087036 B2 JPH087036 B2 JP H087036B2 JP 11926090 A JP11926090 A JP 11926090A JP 11926090 A JP11926090 A JP 11926090A JP H087036 B2 JPH087036 B2 JP H087036B2
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JP
Japan
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missile
target
sonobuoy
target object
torpedo
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JP11926090A
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信介 松本
透 中野
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は対潜水艦ミサイルに代表されるようなミサイ
ルの誘導方法に関し、特に音響捜索により目標物を捜索
してミサイルを誘導する方法に関する。
従来の技術 音響捜索方式による対潜水艦ミサイルの誘導方法の一
例を第8図に示す。この方式は、パッシブソナー等の目
標捜索装置で目標物51を検知したのち、水上艦52に搭載
したアクティブソナー53から目標物51に向けて音波54を
発信し、その目標物51からの反響音55をとらえて目標物
51の位置を標定した上、その標定した目標位置に向けて
水上艦52からミサイル56を発射する。このミサイル56に
は魚雷あるいは爆雷等のペイロード57が搭載されてお
り、ミサイル56が水中に突入したのちそのペイロード57
の有効圏内に目標物51が存在すればペイロード57である
魚雷あるいは爆雷により目標物51を撃破する。
発明が解決しようとする課題 アクティブソナーの能力の向上によりその最大探知距
離が10海里以上に及ぶものも存在するのに対し、水中に
おける音の速度は一般に1500m/s程度されている。した
がって、探知距離が大きくなると水中を音波が移動して
いる間に目標物51も移動し、仮に標定した目標位置に向
けてミサイル56を発射させたとしても目標物51が魚雷あ
るいは爆雷等のペイロード57の有効圏外に出てしまうお
それがある。
また、海中では海域あるいは深度による水温差のため
に音波が屈折し、この屈折による目標位置精度への影響
を予測することはきわめて困難である。その結果、上記
のようにアクティブソナー53による探知距離が大きくな
ればなるほど目標位置を正確に検出することが困難とな
る。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、目標物の一次的な位置情
報を得てからこれを伝達するのに要する時間を短縮し、
これによって目標位置の検出精度の向上ひいては命中精
度の向上を図った誘導方法を提供することにある。
課題を解決するための手段およびその作用 本発明は、発射プラットフォームから発射したミサイ
ルを目標物に誘導し、ミサイルに搭載した魚雷等のペイ
ロードを目標物に命中させるミサイルの誘導方法におい
て、複数のソノブイを予め目標物近傍の水面上に散布
し、ソノブイの散布後に発射プラットフォーム側のアク
ティブソナーから目標物に向けて音波を発信し、その目
標物からの反響音をソノブイでとらえた上、ソノブイか
ら送信される信号をもとに発射プラットフォームまたは
ミサイル側の演算処理装置で目標物の位置を算出し、こ
の算出された位置情報に基づいてミサイルを誘導するこ
とを特徴としている。
実施例 第1図は本発明方法の一実施例を示す図で、潜水艦を
目標物20とする対潜水艦ミサイルの運用例を示してい
る。
同図に示すように、発射プラットフォームとして機能
する水上艦1には、ミサイル2のほか、後述するソノブ
イ13を所定位置まで運搬して散布するロケット3、およ
びミサイル発射制御装置4が装備される。
ミサイル2には第2図に示すようにロケットモータ
5、操舵制御部6、誘導制御部7のほかペイロードとし
て魚雷8が搭載されている。魚雷8は誘導制御部7から
の魚雷放出指令を受けて魚雷放出装置9が作動すること
によりミサイル2から放出される。なお、魚雷8に代え
て爆雷あるいは機雷が搭載されることもある。
一方、ロケット3には第3図に示すようにロケットモ
ータ10、操舵制御部11、誘導制御部12のほか複数のソノ
ブイ13とソノブイ放出装置14が搭載されているる。ロケ
ット3に搭載されたソノブイ13は、外部から与えられる
ソノブイ放出指令を受けてソノブイ放出装置14が作動し
てポップアップパネル15が開くことにより外部に放出さ
れる。
ソノブイ13は第4図に示すように水中の音響(目標物
20からの反響音)を所定の電気信号に変換するトランス
ジューサ16、演算制御部17、無線送信機18およびアンテ
ナ19のほかタイマー21や慣性センサ22を備えており、周
知のようにソノブイ13自体がとらえた音響を電波に変換
して送信する役目をする。なお、各ソノブイ13の出す電
波は周波数が区別されているので、受信側ではどのソノ
ブイの電波であるかを容易に特定できることは言うまで
もない。
第1図に示した水上艦1は、第5図に示すようにアク
ティブソナー23とは別に例えばパッシブソナーに代表さ
れるような他の目標捜索装置24を備えており、目標捜索
装置24によって目標物20が検出されると目標物20の概略
位置が特定されることから、ミサイル発射制御装置4は
ソノブイ散布用のロケット3に対し発射指令S1を与え
る。水上艦1から発射したロケット3は目標物20に向か
って飛しょうする一方、例えばタイマー等で管理された
所定のタイミングで第3図に示したソノブイ放出装置14
を作動させて目標物20の概略位置近傍に上空から複数の
ソノブイ13を散布する。
ここで、ロケット3から散布される複数のソノブイ13
は第4図に示したようにタイマー21と慣性センサ22とを
有しているものであるが、ロケット3自体が発射プラッ
トフォームから発射する直前に、タイマー21の初期時刻
および慣性センサ22の慣性(空間)座標を発射プラット
フォーム側に合わせるべく初期化処理がなされており、
したがって各ソノブイ13と発射プラットフォームである
水上艦1とは共通の時間軸および空間軸を有している。
そして、散布された各ソノブイ13は直ちに水中の音響信
号のモニタリングを開始する。
一方、水上艦1に装備されているアクティブソナー23
は上記のようにソノブイ13が散布されたのちミサイル発
射制御装置4からの音波発信指令S2を受けて目標物20に
対し音波25を発信し、その目標物20からの反響音26が目
標物信号として各ソノブイ13のトランスジューサ16でと
らえられる。
目標物20からの反響音26をとらえた各ソノブイ13は第
4図に示すように演算制御部17で所定の演算処理を実行
した上、目標物20からの反響音26を受信した時刻情報S3
と、慣性センサ22で検出したソノブイ13自身の位置情報
S4を送信機18から送信する。
送信機18から送信された信号は第5図に示すように水
上艦1側の受信機27で受信されてミサイル発射制御装置
4に取り込まれる。ミサイル発射制御装置4では上記の
各ソノブイ13の位置情報S4と時刻情報S3とをもとに演算
処理装置28で所定の演算を行い、目標物20の位置を算出
する。そして、この目標物20の位置情報S5を第2図に示
すミサイル2の誘導制御部7に出力して発射指令S6によ
りミサイル2を発射させる。
水上艦1から発射したミサイル2は目標物20に向かっ
て飛しょうを続け、目標物20に近付いたならば第2図に
示す放出装置9を作動させて魚雷8を水面下に放出す
る。そして水面下に放出された魚雷8は例えばホーミン
グ誘導等により目標物20に向けて魚雷活動を開始し、有
効圏内に目標物20があればこれを撃破することになる。
第6図および第7図は本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では各ソノブイ13からの信号を直接ミサ
イル31に送信するようにしたものである。すなわち、ミ
サイル31には誘導制御部7のほかに演算処理装置32、受
信機33が装備されており、ソノブイ散布用のロケット3
により複数のソノブイ13を散布したのちにミサイル31を
目標物20の概略位置に向けて発射させる。そして、ミサ
イル31が飛しょうを続けている間にアクティブソナー23
から目標物20に向けて音波25を発信し、目標物20からの
反響音26を各ソノブイ13でとらえた上、その反響音26を
とらえた時の時刻情報S3とソノブイ13自身の位置情報S4
とをソノブイ13から飛しょう中のミサイル31に送信す
る。ミサイル31側では第7図に示すように受信機33で受
信した上記の情報をもとに演算処理装置32で所定の演算
を行って目標物20の位置を算出し、この目標物20の位置
情報を誘導制御部7に送ることによりミサイル31が目標
物20に向かうようにその軌道を修正する。
この実施例の場合、ソノブイ13からの目標位置情報を
待たずに発射プラットフォーム側からミサイル31を発射
させることができるため、ソノブイ13が目標物20をとら
えてから魚雷活動を開始するまでに要する時間を第1の
実施例よりも短縮できる利点がある。
ここで、第1,第2の実施例において、ソノブイ散布手
段として機能するロケット3に代えて航空機やヘリコプ
ターを採用することも可能であり、また発射プラットフ
ォームも水上艦1に代えて航空機とすることもできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、目標物の概略位置に予
め複数のソノブイを散布しておき、音響捜索によりソノ
ブイがとらえた目標物情報を発射プラットフォームまた
はミサイルに送信してミサイルを目標物に誘導すること
により、従来の方式のような音波の屈折による目標物の
検出精度への影響を少なくできるほか、目標物の一次的
な位置情報を得てからこれを伝達するのに要する時間さ
らには魚雷等のペイロードが実際に活動を開始するまで
に要する時間を従来に比べて大幅に短縮できる。その結
果、ペイロードが実際に活動を開始するまでに目標物が
移動する距離が短くなることによって目標物に対するペ
イロードの命中精度が著しく高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略説明図、第2図は
ミサイルの構成を示す断面説明図、第3図はソノブイ散
布用ロケットの構成を示す説明図、第4図はソノブイの
構成を示すブロック図、第5図はミサイル発射制御装置
を中心とする信号処理系統のブロック図、第6図は本発
明の他の実施例を示す概略説明図、第7図は第6図にお
けるミサイルの断面説明図、第8図は従来の誘導方法の
一例を示す概略説明図である。 1…発射プラットフォームとしての水上艦、2,31…ミサ
イル、3…ソノブイ散布用ロケット、8…ペイロードと
しての魚雷、13…ソノブイ、20…目標物、23…アクティ
ブソナー、25…音波、26…反響音、28,32…演算処理装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発射プラットフォームから発射したミサイ
    ルを目標物に誘導し、ミサイルに搭載した魚雷等のペイ
    ロードを目標物に命中させるミサイルの誘導方法におい
    て、 複数のソノブイを予め目標物近傍の水面上に散布し、 ソノブイの散布後に発射プラットフォーム側のアクティ
    ブソナーから目標物に向けて音波を発信し、 その目標物からの反響音をソノブイでとらえた上、ソノ
    ブイから送信される信号をもとに発射プラットフォーム
    またはミサイル側の演算処理装置で目標物の位置を算出
    し、 この算出された位置情報に基づいてミサイルを誘導する
    ことを特徴とするミサイルの誘導方法。
JP11926090A 1990-05-09 1990-05-09 ミサイルの誘導方法 Expired - Lifetime JPH087036B2 (ja)

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