JPH0868602A - 電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具 - Google Patents
電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具Info
- Publication number
- JPH0868602A JPH0868602A JP22866994A JP22866994A JPH0868602A JP H0868602 A JPH0868602 A JP H0868602A JP 22866994 A JP22866994 A JP 22866994A JP 22866994 A JP22866994 A JP 22866994A JP H0868602 A JPH0868602 A JP H0868602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- cable
- holder
- outside diameter
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】地上高く配線され、通電されている電線・ケ−
ブルの外径を、絶縁防具を着け、電線・ケ−ブルに近づ
くことなく、地上から安全かつ容易に測定できる測定器
具の提供を目的とする。 【構成】一列に密接して配列した絶縁性を有する細線１
を、上下移動可能に取り付けたホルダ−２を、伸縮可能
な絶縁操作棒３の先端部に、細線１の向きが絶縁操作棒
３の軸方向とほぼ一致するように取り付ける。絶縁操作
棒３の先端部に装着したホルダ−２の細線１群を、電線
・ケ−ブルの上又は下方から押し当てると、細線１群が
上下に移動し、電線・ケ−ブルの円周に沿った凹みを形
成する。その凹みから外径を測定する。
ブルの外径を、絶縁防具を着け、電線・ケ−ブルに近づ
くことなく、地上から安全かつ容易に測定できる測定器
具の提供を目的とする。 【構成】一列に密接して配列した絶縁性を有する細線１
を、上下移動可能に取り付けたホルダ−２を、伸縮可能
な絶縁操作棒３の先端部に、細線１の向きが絶縁操作棒
３の軸方向とほぼ一致するように取り付ける。絶縁操作
棒３の先端部に装着したホルダ−２の細線１群を、電線
・ケ−ブルの上又は下方から押し当てると、細線１群が
上下に移動し、電線・ケ−ブルの円周に沿った凹みを形
成する。その凹みから外径を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、通常の状態では近づ
くことが困難である、例えば、高所に配線され、通電さ
れている電線・ケ−ブルの外径を、地上から測定するた
めに使用される測定器具に係るもので、詳しくは測定器
具の構造に関するものである。
くことが困難である、例えば、高所に配線され、通電さ
れている電線・ケ−ブルの外径を、地上から測定するた
めに使用される測定器具に係るもので、詳しくは測定器
具の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、地上高さ平均５．３ｍに配線され
ている低圧需要家用引込線（ＤＶ，０Ｗ，ＯＣ等）の外
径を測定する場合には、絶縁防具を着用した作業者が、
梯子等を利用して、引込線に近づき、マイクロメ−タや
ノギス等、通常の測定器具を使用して測定していた。
ている低圧需要家用引込線（ＤＶ，０Ｗ，ＯＣ等）の外
径を測定する場合には、絶縁防具を着用した作業者が、
梯子等を利用して、引込線に近づき、マイクロメ−タや
ノギス等、通常の測定器具を使用して測定していた。
【０００３】従って、高所作業であるため、転落等の危
険を伴うので、安全上の問題があり、又感電防止のため
に絶縁防具を着用しなければならないという問題点があ
り、特に、夏期の暑いときに通気性のよくない絶縁防具
を着用することは、作業者にとって苛酷であり、健康上
においても問題点があった。その他、梯子等の機材を準
備しなければならない等の問題点もあった。
険を伴うので、安全上の問題があり、又感電防止のため
に絶縁防具を着用しなければならないという問題点があ
り、特に、夏期の暑いときに通気性のよくない絶縁防具
を着用することは、作業者にとって苛酷であり、健康上
においても問題点があった。その他、梯子等の機材を準
備しなければならない等の問題点もあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で記述した問題点を解決するためになされたもので、
絶縁防具を着用して、高所に登る必要がなく、高所に配
線され、かつ通電されている電線・ケ−ブルの外径を、
地上から安全に測定することができる電線・ケ−ブル外
径遠隔測定器具の提供を目的とするものである。
術で記述した問題点を解決するためになされたもので、
絶縁防具を着用して、高所に登る必要がなく、高所に配
線され、かつ通電されている電線・ケ−ブルの外径を、
地上から安全に測定することができる電線・ケ−ブル外
径遠隔測定器具の提供を目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】一列に多数密接して配列
した絶縁性を有する細線を、上下移動可能に取り付けた
ホルダ−を、伸縮可能な絶縁操作棒の先端部に、細線の
向きが絶縁操作棒の軸方向とほぼ同じになるように取り
付ける。
した絶縁性を有する細線を、上下移動可能に取り付けた
ホルダ−を、伸縮可能な絶縁操作棒の先端部に、細線の
向きが絶縁操作棒の軸方向とほぼ同じになるように取り
付ける。
【０００６】
【作用】地上高く配線された電線・ケ−ブルに、前記ホ
ルダ−の細線群が十分届くように、絶縁操作棒を伸ば
し、地上から、細線群を電線・ケ−ブルに下又は上から
押し当てると、押し当てられた箇所の細線群が、電線・
ケ−ブルの円周に沿って凹むので、その凹みから電線・
ケ−ブルの外径を測定できる。なお、細線の向きが絶縁
操作棒の軸方向とほぼ同じであるので、作業性がよく、
かつ絶縁性を有しているので、感電のおそれもなく安全
に測定することができる。
ルダ−の細線群が十分届くように、絶縁操作棒を伸ば
し、地上から、細線群を電線・ケ−ブルに下又は上から
押し当てると、押し当てられた箇所の細線群が、電線・
ケ−ブルの円周に沿って凹むので、その凹みから電線・
ケ−ブルの外径を測定できる。なお、細線の向きが絶縁
操作棒の軸方向とほぼ同じであるので、作業性がよく、
かつ絶縁性を有しているので、感電のおそれもなく安全
に測定することができる。
【０００７】
【実施例】この発明の実施の一例を示す図面について説
明するに、一列に多数密接して配列した絶縁性を有する
細線１を、上下移動可能に取り付けたホルダ−２を、伸
縮可能な絶縁操作棒３の先端部に、細線１の向きが絶縁
操作棒３の軸方向とほぼ一致するように取り付ける。な
お、図２の矢印は、絶縁操作棒３の伸縮方向を示す。
明するに、一列に多数密接して配列した絶縁性を有する
細線１を、上下移動可能に取り付けたホルダ−２を、伸
縮可能な絶縁操作棒３の先端部に、細線１の向きが絶縁
操作棒３の軸方向とほぼ一致するように取り付ける。な
お、図２の矢印は、絶縁操作棒３の伸縮方向を示す。
【０００８】細線１は、竹のひご、腰の強いプラスチッ
ク線等から成り、外径は小さい程よいが、加工性を考慮
し、０．５ｍｍ程度が実用的であり、一列に配列したと
きの巾は、作業性から、１０ｃｍ程度が実用的である。
なお、細線の長さは、作業性から同一にするのが好まし
い。
ク線等から成り、外径は小さい程よいが、加工性を考慮
し、０．５ｍｍ程度が実用的であり、一列に配列したと
きの巾は、作業性から、１０ｃｍ程度が実用的である。
なお、細線の長さは、作業性から同一にするのが好まし
い。
【０００９】アルミ等の軽金属製ホルダ−２は、水平腕
４と水平腕４の基部から下方へほぼ直角に延びた連結金
具５から成り、水平腕４には、細線１群が上下移動可能
に挟持されている。連結金具５に、絶縁操作棒３の先端
部を挿入することによって、ホルダ−２を絶縁操作棒３
に装着できるようになっている。
４と水平腕４の基部から下方へほぼ直角に延びた連結金
具５から成り、水平腕４には、細線１群が上下移動可能
に挟持されている。連結金具５に、絶縁操作棒３の先端
部を挿入することによって、ホルダ−２を絶縁操作棒３
に装着できるようになっている。
【００１０】電気的特性に優れたＦＲＰパイプ等から成
る絶縁操作棒３は、伸縮可能な釣竿式の構造を有し、持
ち運びや作業性を考慮し、伸ばしたときに、約６ｍ、縮
めたときに、約１ｍ程度になるのが実用的である。
る絶縁操作棒３は、伸縮可能な釣竿式の構造を有し、持
ち運びや作業性を考慮し、伸ばしたときに、約６ｍ、縮
めたときに、約１ｍ程度になるのが実用的である。
【００１１】実施に際しては、絶縁操作棒３の先端部に
ホルダ−２を装着し、絶縁操作棒を所定の長さに伸ば
し、細線１群を電線・ケ−ブル６に下又は上から押し当
てる。図３は、細線１群を電線・ケ−ブル６の上方から
下方へ押し当てた状態を示している。押し当てられた箇
所の細線１群が、電線・ケ−ブル６の円周に沿って凹む
ので、その凹み７から電線・ケ−ブル６の外径を測定す
る。なお、実際には、図５に示すような電線・ケ−ブル
サイズ判定ゲ−ジ８があるので、電線・ケ−ブルサイズ
判定ゲ−ジ８を、凹み７に当てがうことによって、即座
に電線・ケ−ブルの外径を知ることができる。
ホルダ−２を装着し、絶縁操作棒を所定の長さに伸ば
し、細線１群を電線・ケ−ブル６に下又は上から押し当
てる。図３は、細線１群を電線・ケ−ブル６の上方から
下方へ押し当てた状態を示している。押し当てられた箇
所の細線１群が、電線・ケ−ブル６の円周に沿って凹む
ので、その凹み７から電線・ケ−ブル６の外径を測定す
る。なお、実際には、図５に示すような電線・ケ−ブル
サイズ判定ゲ−ジ８があるので、電線・ケ−ブルサイズ
判定ゲ−ジ８を、凹み７に当てがうことによって、即座
に電線・ケ−ブルの外径を知ることができる。
【００１２】
【効果】この発明は上述のように構成されているので、
次のような効果を呈する。
次のような効果を呈する。
【００１３】絶縁防具を着けて、高所に登る必要がな
く、地上から安全かつ容易に測定をすることができる。
く、地上から安全かつ容易に測定をすることができる。
【００１４】絶縁防具、梯子等の機材を減らすことがで
きるので、経済的である。
きるので、経済的である。
【００１５】高所作業がないので、誰でも測定すること
ができる。
ができる。
【００１６】構造が簡単であるので、安価に量産ができ
る。この発明は以上のような効果を有し、その工業的利
用価値はきわめて高い。
る。この発明は以上のような効果を有し、その工業的利
用価値はきわめて高い。
【図１】本発明のホルダ−の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】ホルダ−を伸縮可能な絶縁操作棒に取り付けた
ときの状態を示す側面図である。
ときの状態を示す側面図である。
【図３】細線群を電線・ケ−ブルに押し当てたときの状
態を示すホルダ−部の部分的拡大側面図である。
態を示すホルダ−部の部分的拡大側面図である。
【図４】図３において、電線・ケ−ブルを取り去ったと
きの状態を示すホルダ−部の部分的拡大側面図である。
きの状態を示すホルダ−部の部分的拡大側面図である。
【図５】電線・ケ−ブルサイズ判定ゲ−ジの一実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
１ 細線 ２ ホルダ− ３ 伸縮可能な絶縁操作棒 ４ 水平腕 ５ 連結金具 ６ 電線・ケ−ブル ７ 凹み ８ 電線・ケ−ブルサイズ判定ゲ−ジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生野 茂夫 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】一列に多数密接して配列した絶縁性を有す
る細線を、上下移動可能に取り付けたホルダ−を、伸縮
可能な絶縁操作棒の先端部に、細線の向きが絶縁操作棒
の軸方向とほぼ一致するように、取り付けたことを特徴
とする電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22866994A JPH0868602A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22866994A JPH0868602A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868602A true JPH0868602A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16879963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22866994A Pending JPH0868602A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868602A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101321932B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2013-10-28 | 주식회사 포스코 | 브리켓 제조장치의 롤 단차 측정장치 |
| CN106643422A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-10 | 国网北京市电力公司 | 线缆测量装置 |
| CN107036505A (zh) * | 2017-05-16 | 2017-08-11 | 国网新疆电力公司博尔塔拉供电公司 | 导线线径测量专用工具 |
| CN108592834A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-09-28 | 国网安徽省电力有限公司电力科学研究院 | 一种用于电缆绝缘层厚度及内外径尺寸的测量装置 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22866994A patent/JPH0868602A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101321932B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2013-10-28 | 주식회사 포스코 | 브리켓 제조장치의 롤 단차 측정장치 |
| CN106643422A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-10 | 国网北京市电力公司 | 线缆测量装置 |
| CN107036505A (zh) * | 2017-05-16 | 2017-08-11 | 国网新疆电力公司博尔塔拉供电公司 | 导线线径测量专用工具 |
| CN108592834A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-09-28 | 国网安徽省电力有限公司电力科学研究院 | 一种用于电缆绝缘层厚度及内外径尺寸的测量装置 |
| CN108592834B (zh) * | 2018-06-20 | 2023-10-31 | 国网安徽省电力有限公司电力科学研究院 | 一种用于电缆绝缘层厚度及内外径尺寸的测量装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4095871A (en) | Portable electric current supply device for building sites and the like | |
| CN105226412B (zh) | 多功能接地线绝缘杆 | |
| NO995952D0 (no) | Kabelhode for kveilrör under tung belastning | |
| CN206638776U (zh) | 零值绝缘子检测工具 | |
| CN109990751B (zh) | 一种活塞凸出高度测量装置及其使用方法 | |
| JPH0868602A (ja) | 電線・ケ−ブル外径遠隔測定器具 | |
| CA2276880A1 (en) | Multi-purpose measuring tool | |
| DE69403299D1 (de) | Crimpwerkzeug zum Verbinden eines elektrischen Kabels mit einem Endstück | |
| CN207300121U (zh) | 一种招弧角带电测量绝缘杆 | |
| CN209043948U (zh) | 一种验电器 | |
| DE69814351D1 (de) | Gerät zum ermitteln der eigenschaften eines elektrisch leitfähigen objektes | |
| CN220272197U (zh) | 一种铜芯架空绝缘电缆 | |
| CN220064230U (zh) | 一种检测绝缘电阻测试装置 | |
| CN220137257U (zh) | 一种高压测试棒 | |
| CN217058707U (zh) | 一种退火炉钢带厚度检测装置 | |
| DE69814251D1 (de) | Flexible Schutzhülle zur Sicherung der Durchfuhr eines elektrischen Kabelbundes zwischen zwei Teilen einer Installation wie einem Kraftfahrzeug | |
| JP4851303B2 (ja) | 架空被覆長尺物 | |
| CN220961707U (zh) | 一种防雷检测安全伸缩装置 | |
| CN220584299U (zh) | 一种多自由度试验表笔 | |
| KR102091046B1 (ko) | 바이메탈을 이용한 방폭용 온도센서 | |
| JPH0921831A (ja) | 活線電圧測定棒 | |
| CN220399539U (zh) | 一种程控的双通道绝缘电阻模拟装置 | |
| CN213985435U (zh) | 一种三支式热电偶温度传感器 | |
| CN209878933U (zh) | 一种电缆检测装置 | |
| CN216202165U (zh) | 一种建筑工程水平测量仪用支撑装置 |