JPH0857095A - 野球練習用具 - Google Patents

野球練習用具

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JPH0857095A
JPH0857095A JP24832394A JP24832394A JPH0857095A JP H0857095 A JPH0857095 A JP H0857095A JP 24832394 A JP24832394 A JP 24832394A JP 24832394 A JP24832394 A JP 24832394A JP H0857095 A JPH0857095 A JP H0857095A
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ball
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attached
vertical
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JP24832394A
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English (en)
Inventor
Steven L Scher
エル.スケール スティーブン
Robert MOSS
モス ロバート
Jr Stephen V Boccieri
ブイ.ボッシエリ,ジェイアール. ステファン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打撃練習の効果を高めるために打者に対して
一定で反覆可能な飛行軌道でボールを与えることにより
ピッチングの状態のシミュレーションを可能とした打撃
練習用具を与える。 【構成】 野球のボール(20)が“Y”形のつなぎ鎖
(51)に取りはずし可能なように取り付けられてお
り、このつなぎ鎖(51)は、“Y”形に配列されてい
る二つの水平の腕状部分(44、45)によって支持さ
れている野球練習用具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にスポーツトレー
ニング用具および/または玩具、特に、子供または大人
が使用するのに適した野球練習用具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】野球はア
メリカ人の大好きなスポーツの種目であり、日本、台湾
および南アメリカを含む世界の他の地域でも広い範囲で
人気がある。アメリカおよび世界のあちこちに多数の組
織が存在しており、それらは子供にスポーツを初めて経
験させる機能を果たしており、野球をするのに必要な技
能を年はのゆかない子供に教える広範な努力が世界的な
基盤に基づいて行なわれている。
【0003】必要とされる最も重要な技能の一つは野球
のボールを打つ能力であり、それは特にこのスポーツを
まさに学ぼうとする若いプレヤーにとっては広範囲にわ
たる練習を必要とすることが多い。
【0004】若いプレヤーにボールを打つ技能を教える
のにしばしば使用されている装置は“ティーボール(Te
e-Ball) ”法によるものであり、その場合ボールは打席
の直前に置かれた支持構造物の頂上に乗せられる。それ
からプレヤーはボール(静止した標的)に向かってバッ
トをスイングし、それによって野球が上手になるのに必
要な打撃の技能を身につけ始める。まさに野球を学ぼう
とする非常に若いプレヤーにとっては、ティーボール法
はうってつけである。
【0005】しかし乍ら、ティーボール法の欠点はボー
ルが静止しおり、そのためプレヤーが動いている物体に
向かってスイングする練習はできないと云うことであ
る。動いている標的を打つことは野球が上手になるため
には非常に大切なことであり、ティーボール法はこの成
果を達成するのに必要な練習の内容を提供しない。勿論
現在の代替的な方法は、投手がプレヤーに対して投球す
ることであるが、この手法は投手の技能と忍耐に依存す
るので、しばしば不満足である。もっと重要なことは、
各投球毎にボールの飛行軌道(flight path)が一様でな
いことであり、それ故、プレヤー、特に若いプレヤーは
各投球毎における飛行軌道の変化のため、なおボールを
打つのがむつかしい。
【0006】第二の代替的な方法は機械式投球装置を使
用することであるが、これらの装置は極端に高価であ
り、使用するのがむつかしく、また投球されるボールの
スピードのため、若いプレヤーにとっては危険でさえあ
る。
【0007】それ故、本発明の一つの目的は安価で、打
撃練習のためにボールが離されるときにそのボールに対
して一定の飛行軌道を与え、しかも使用が簡単な打撃練
習用具を提供することである。
【0008】ボールを色々な方法でつなぎ、またはつる
して投球の状況をシミュレート(simulate) した打撃練
習用具を提供することを企てた先行特許が多数存在す
る。そのような用具の一つは1967年1月31日に
R.M.Hamilton Jr .等に許可された米国特許3,3
01,556号に記述されている。この特許に記述され
た打撃練習用具はつながれたボールをバットで打つ位置
に支えるための手段を持っている張り出した円錐様の構
造物から構成されている。ボール支持装置は、ボールが
静止しているか、または指定された位置への飛行軌道を
動いているかに拘らず、打者がボールを打つためのスイ
ングを練習することができるようにボールを取りはずし
可能な状態で支持している。そのボール支持構造物は高
さおよび前後への配置が調節可能であり、その上ボール
を打撃位置上の望ましい高さにもってくるように調節可
能である。
【0009】二番目のそのような用具は1973年2月
13日にJohn W.Yerkio, Jr. に許可された米国特許
3,716,235号に示されている。この用具は一対
の平行な共平面の支持腕状部分を含み、その腕状部分の
間は交叉腕状部分で連結されている細長の支持構造物か
ら構成されている。つなぎ鎖が交叉腕状部分からつるさ
れており、ボールは打者がそのボールを打つことができ
るように、つなぎ鎖に取りはずし可能なように連結され
ている。
【0010】同様な用具が米国特許3,397,885
号、3,454,275号、3,529,823号、
3,893,699号、4,830,372号、4,8
98,385号、5,048,828号および5,09
8,094号に示されている。
【0011】上述した打撃練習用具の全てについての問
題は、ボールが高い位置に上げられ打者に向けて離され
たときに、つながれたボールが一定の飛行軌道で打者の
方に戻らないことである。この結果は、ボールが、通
常、単一のつなぎ鎖からつるされているので、ボールが
打者の方に離されたときは飛行軌道は変化し、それによ
って打者がボールを有効的に打つのを遥かに困難にする
という事実に由来している。
【0012】それ故、本発明の次の目的は、ボールが打
者によるスイングのために離されたときに、そのボール
が一定の飛行軌道を作り出す打撃練習用具を提供するこ
とである。
【0013】本発明のさらに次の目的は、ボールを打撃
練習のために打者に供する度ごとにボールが正確に打者
に戻るような方法でボールをつるすことによって投球の
状況を正確にシミュレートする打撃練習用具を提供する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがえば、打
撃練習用具が提供され、この用具は基部(base) 要素、
基部要素に取りはずし可能なように取り付けられている
直立した垂直要素および垂直要素の上方部分に取りはず
し可能なように取り付けられている水平要素を含んでい
る。
【0015】水平要素は“Y”型の配置になっている二
つの水平に延在する腕状部分を持っており、これからつ
なぎ鎖が吊され、該つなぎ鎖は、該水平に延在する腕状
部分の各々に連結される第一および第二の上側部分とボ
ールが取りはずし可能なように取り付けられている下側
部分とを有することが本発明の一つの特徴である。
【0016】ボールは静止された位置から打つことがで
きるし、または打撃の助手によって高い位置に上げてか
ら放つこともでき、その際、ボールを打者に戻したとき
に“Y”型の水平に延在する腕状部分とつなぎ鎖によっ
て飛行軌道が一定に保たれることが本発明の次の特徴で
ある。
【0017】直立した垂直要素と水平に延在する腕状部
分の両者の高さおよび長さがそれぞれ調節可能であるこ
とが本発明のさらに次の特徴である。
【0018】このボールの飛行軌道が打者に対して“カ
ーブ”または“スクリューボール”の投球を提供できる
ように変えられることが本発明のさらにその次の特徴で
ある。
【0019】本発明の他の目的および特徴は、本発明の
重要な部分を形成する以下の明細書を読み、添付の図面
を参照することによって明らかであろう。
【0020】
【実施例】さて、図1を参照すると、同図には本発明の
打撃練習用具が示されている。この用具は基部1、垂直
部材2と3、および水平部材6と7と8から構成されて
いる。垂直部材2は基部1に好ましくは螺合型式の装置
によって固着され、その場合垂直部材2は基部1の中に
回してはめこまれる。しかしながら、垂直部材2を基部
1に連結する色々な他の手段を利用できることが理解さ
れる。垂直部材3は垂直部材2よりも直径が小さく、そ
の配置は、部材2の中で部材3を摺動させることによっ
て打撃練習用具の垂直方向の高さを調節することができ
るようにされている。部材3を部材2に固定するのは穴
4と5のような、両垂直部材に設けられている穴の中に
固定用のピンを固着させることによって行なうことがで
きる。
【0021】水平部材6はY形の部材であり、垂直部材
3の頂上部に固着されている。勿論、部材6は部材3に
多くの方法で固着させることができるが、部材6は部材
3に載置され、当業者に知られている色々な固定手段で
しっかり固定するのが好ましいことが理解される。部材
7と8は部材6の中空の腕状部分の中に嵌合するように
作られている。部材7と8の長さはそれらの部材を部材
6のY形部分の中で摺動させることによって調節するこ
とができる。さらに、部材7と8は穴9と10の中に固
定用のピンまたは他の固定手段を入れることによって部
材6のY形部分にしっかり固定される。
【0022】部材7と8の外側部分に取り付けられてい
るのはY形のつなぎ鎖19であり、これは部材7と8の
末端にある開口24と25を針に糸を通すように通され
ている。次いでつなぎ鎖は、打撃練習用具を使用する個
々のプレヤーの高さに合わせるためにボールと打者の垂
直距離を調節できるように何らかの適当な方法で部材
7、8の上側表面に間隔をおいて突出するピン13、1
4および15、または16、17および18に取り付け
られている。
【0023】コード19は下側末端の取り付け箇所21
に適当な固定用の材料、好ましくはベルクロ(Velcro)
のようなフックとループによる固定用材料を固着してい
る。打撃練習用具に使用するためには、ボール20もそ
の頂上部に同様な固定用の材料、好ましくはフックとル
ープによる固定用材料22を取り付けてなり、固定用材
料22は取り付け箇所21に取り付けられる。コード1
9は標準的なロープでも良く、または打撃練習用具を使
用する際に、例えば、追加的な屈曲性を与えるように
“弾性ゴム(bungy )”コードから構成されても良いこ
とが理解される。
【0024】図2はつなぎ鎖19が開口24を通過した
後にピン15に取り付けられる方法を更に詳しく表示し
ている。
【0025】図3は打撃練習用具の正面図を示してお
り、これは、ボール20が打撃練習用具の正面に精確に
置かれるように、ボール20はY形のつなぎ鎖19によ
ってつるされているという事実を例示している。つなぎ
鎖19の上側部分26、27は同じ長さにされている。
使用する際には、プレヤーはコード19からぶら下って
静止した状態にあるボール20を打っても良い。あるい
は、プレヤーまたはプレヤーの助手は打者からボール2
0を円弧状に振り離してそのボールが同じ円弧上を戻る
ようにさせることが可能であり、それによって打者はY
形のつなぎ鎖19とY形の腕状部分7と8によって同じ
飛行軌道で打者に常に戻される移動物体を打つことがで
きる。つなぎ鎖19を構成する二つの部分26及び27
は、第三の部分29と連結点28で連結されている。
【0026】図4は打撃練習用具に使用するためにつな
ぎ鎖19にボール20を取り付ける方法の一つの実施態
様の詳細な図面を示している。つなぎ鎖19はチューブ
31の中に通されている。チューブ31の外側部分は適
当な固定用材料、好ましくはベルクロのようなフックと
ループによる固定用材料でおおわれている。チューブ3
1はナイロン材料または幾つかの他の適当な材料で作る
ことができる。同様な固定用材料、好ましくはフックと
ループによる固定用材料32がボール20の頂上に取り
つけられている。そして、この材料32をチューブ31
に取り付けることによってボール20がつなぎ鎖19に
取りはずし可能なように取り付けられる。
【0027】つなぎ鎖19もつなぎ鎖の二つの上側部分
26と27が共にリング30によって取り巻かれ、つな
ぎ鎖19の下側部分33はリング30の底から鉛直に延
在するような方法でリング30に通されている。リング
30はナイロンのようないかなる適当な材料で作ること
もできるが、好ましい材料はベルクロを巻いたものであ
り、これによって必要なときには、リング30を容易に
取りはずすことができるようになる。リング30は部分
26と27の長さに沿って鉛直に移動することができ
る。リング30を鉛直に動かすことによってつなぎ鎖1
9で形成される“Y”の大きさを調節することができ
る。例えば、リング30をチューブ31の直ぐ上の箇所
まで下げると、上側部分26と27の長さは最大にな
り、ボールは離されたときにプレートの中心を横切る飛
行軌道を辿るようになる。
【0028】対照的に、リング30を上に上げると、下
側部分33の長さは増加する。下側部分33の長さを充
分にすると、ボールの飛行軌道をプレートの中心を通る
線からそれるようにさせることができる。助手がボール
を垂直支持材の中心を外れて離すと、戻りの飛行軌道で
はボールはプレートの中心から離れてカーブする。この
動きは打者が“カーブ”と“スクリューボール”を打つ
練習をするのを可能にする。リング30も望ましい場合
には、ボールの高さを僅かに調節するのを可能にする。
【0029】チューブ31はつなぎ鎖19に沿って移動
可能であるので、重力によってチューブ31(および取
り付けられたボール20)はつなぎ鎖のと下側部分33
の最も低い箇所まで自然に落ち、それによってボール2
0が打者の中心にくることを確実にする。ボール20を
中心にくるように合わせるチューブ31の上記作用は、
つなぎ鎖19が下記の図6を引用して議論されるように
調節される場合特に重要である。
【0030】図5、6および7はつなぎ鎖19へボール
20を取りつけるための他の一つの実施態様に関する三
つの図面を示している。図5では図4で例示したように
つなぎ鎖19がチューブ31に通されている。また、チ
ューブ31はリング34がチューブ31からぶら下がる
ようにリング34を取り巻いている。
【0031】ナイロンまたは幾つかの他の適当な材料で
作られているひも35がリング34とそれからポーチ3
7の各末端にある開口38に通されている。ひも35の
末端36同志はくっつけられ、閉じたループを形成して
いる。ポーチ37は革または他の適当な材料から形成さ
れ、打者に供するためのボール20を取りはずし可能な
ように支えるのに充分な大きさである。図6に例示され
ているように、好ましい実施態様では、ひも35の二つ
の部分がボール20をさらに支持するようにひも35を
ポーチ37を通して張設しても良い。(図7に例示され
ているように)ひも35のこれらの部分は四つの入口穴
38Aを通過してポーチを貫通して張設されており、ポ
ーチ37の中へ縫い込まれている。
【0032】図7はポーチの取り付け手段部分とポーチ
の糸通しを例示している。ひも35はそれが二つの糸5
2と53に分けられるようにポーチ37中の穴38を通
過する。ひも52と53は穴38Aを通過してポーチ3
7の中に張設され、ポーチ37中のチャンネル54と5
5中に縫い付けられる。ひも35の部分56と57はポ
ーチ37の残りの部分を通って延在し、穴38で再び接
合される。ひも35とその部分52−57はボール20
をさらに支えるものとして作用する。
【0033】図8は本発明の打撃練習用具の第二の実施
態様を説明している。図8は図4に例示されている取り
はずし可能な取り付け手段に関連する第二の実施態様を
説明しているが、本発明の用具にボール20を取りはず
し可能なように取り付けるために図5、6および7のポ
ーチ手段、または本明細書の冒頭部分に記載されている
特許請求の範囲に含まれる取りはずし可能なようにボー
ルを取り付ける他のいかなる実施態様を利用することも
可能である。
【0034】図8の打撃練習用具は図1を引用して述べ
たような基部1、および垂直部材2と3等の垂直支持機
構から構成されている。しかし乍ら、垂直支持機構の色
々な他の実施態様が利用できることが理解される。水平
部材50はY形の部材であり、これは垂直部材3の頂上
に固着されている。勿論、部材50は多くの方法で部材
3に固着させることができるが、部材50を部材3に載
置し、当業者に知られている色々な固定手段でしっかり
と固定するのが好ましいことが理解される。
【0035】Y形の水平部材50は二つの腕状部分44
と45を持っており、これらは用具を使用する打者の上
方に突き出ている。腕状部分44と45の端の底部から
ひも穴またはリング型の装置42と43が下方に延在し
ている。好ましくは腕状部分44と45がY形を形成し
て交じわった箇所に、他のひも穴46を水平部材50の
底部から下方に延在させている。垂直部材3と水平部材
50の取り付け箇所の下方の地点に垂直部材3から水平
に延在した最後のひも穴47が設けてある。これらのひ
も穴42、43、46、47は、適宜間隔をおいて配置
され、必要に応じ追加のひも穴を設けてもよい。
【0036】コード51は図4または図5と6を引用し
て述べた手段を介して取りはずし可能なようにボール2
0に取り付けられている。コード51の部分40と41
のそれぞれはひも穴42と43にそれぞれ通されてい
る。次いで部分40と41はひも穴46を一緒に通さ
れ、それからひも穴47を一緒に通されている。コード
51の末端49と49Aの部分はコード51を長くし、
または短かくすることによってボール20の高さが上げ
られまたは下げられるような方法で垂直部材2または3
に取りはずし可能なように取り付けられている。末端4
9を取り付ける一つの方法はそれらの末端にループとフ
ックによる取り付け材料を設け、同様なループとフック
による取り付け材料48を垂直部材2または3に設ける
ことである。
【0037】図8の用具は少なくとも三つの手段によっ
てボール20の位置を容易に調節することを意図してい
る。第一に、ボール20の垂直の位置は垂直部材2と3
の調節によって調節することができる。さらに、ボール
20の高さはコード51を動かし、コード51の末端4
9と49Aを垂直部材に色々な高さで取り付けることに
よって容易に調節することができる。最後に、ボールの
水平の位置は腕状部材44と45を水平方向に調節可能
にするか、またはそれらの腕状部分の下側面に沿った色
々な箇所に沿ってひも穴42と43を動かせるようにす
ることによって調節することができる。
【0038】ボール20の高さを末端49を動かし、垂
直部材に対する取り付け位置を調節することによって調
節するときは、チューブ31はボール20が重力によっ
てつなぎ鎖51の最も低い箇所へ動いて中央に位置する
ことを確実にするように作用する。
【0039】本発明の利点はY形の部材19によるもの
であり、この部材19は、ボール20が常に同じ飛行軌
道で打撃練習用具の中心に直接戻ることを確実にしてい
る。したがって、このようにして、プレヤーに動いてい
る物体、つまりボール20を打つのを試みる方策を提供
するが、最も重要なことは、ボール20が常に同じ飛行
軌道で戻るので、投手が全ての場合に同じ飛行軌道で正
確に投球する必要なしに、打者が自分の技能を一様に伸
ばすことができるようになることである。
【0040】打者がボール20を打つと、図4に示され
ている固定取り付け装置または図5と6のポーチ装置は
ボールを離し、これによって打撃方向にボールが飛んで
いくのを可能にすることが理解される。その上、必要な
らば、ボール20にひもを固着させ、このひもを例えば
野球練習用具の基部1に取り付けることが可能である。
この方法で、ボールを打つ毎に、プレヤーはひもを引張
ることだけでボールを容易に回収することができ、次の
行動のために、フックとループによる固定箇所またはポ
ーチにボールを戻すことができる。その上、練習を間断
なくするため、複数のボールを備えつけて、プレヤーが
Y形つるし機構19にボール20を繰り返し取り付け、
それによって多くのボールを連続して打つことができる
ようにし、野球競技に必要な技能をさらに完全にするこ
とも可能であることが理解される。
【0041】本発明の一つの実施態様とその改良を以上
に詳しく開示したが、本発明者は他の幾つかの実施態様
や改良も意図しているものと理解される。例えば垂直部
材2と3はいかなる他のタイプの支持機構に取り替えて
も良く、また水平部材6、7および8も同様である。本
発明のポイントはY形の機構19であり、これによっ
て、ボール20が常に同じ飛行軌道を戻り、野球競技の
技能を伸ばす際に打者に首尾一貫した練習の方法を提供
することを確実にしている。前記した特許請求の範囲に
おいて規定されるような全ての改良と実施態様が本発明
の範囲の中に含まれるものとされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の野球練習用具の側面図である。
【図2】図2はつなぎ鎖を野球練習用具に取りつける方
法の説明図である。
【図3】図3は本発明の野球練習用具の正面図である。
【図4】図4は野球のボールをつなぎ鎖に取りはずし可
能なように取り付ける方法の一つの実施態様を示す図で
ある。
【図5】図5は野球のボールをつなぎ鎖に取り付ける方
法の第二の実施態様の正面図である。
【図6】図6は取り付け方法の上記第二の実施態様の側
面図である。
【図7】図7は取り付け方法の上記第二の実施態様にお
ける平面図である。
【図8】図8は本発明の野球練習用具の第二の実施態様
の側面図である。
【符号の説明】
1 基部 2 垂直部材 3 垂直部材 6、50 水平部材 7、44 水平部材 8、45 水平部材 19、51 つなぎ鎖(コード) 20 ボール 26、40 つなぎ鎖の上側部分 27、41 つなぎ鎖の上側部分 29、33 つなぎ鎖の下側部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594169167 ステファン ブイ.ボッシエリ,ジェイア ール. Stephen V. Boccier i,Jr. アメリカ合衆国、10590、ニューヨーク、 サウス セーラム、エルムウッド ロード 233 (72)発明者 スティーブン エル.スケール アメリカ合衆国、06880、コネチカット、 ウエストポート、インペリアル アベニュ ー 24 (72)発明者 ロバート モス アメリカ合衆国、06840、コネチカット、 ニュー カナン、クレスト 16 (72)発明者 ステファン ブイ.ボッシエリ,ジェイア ール. アメリカ合衆国、10590、ニューヨーク、 サウス セーラム、エルムウッド ロード 233

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部要素(1)と、 該基部要素(1)に取り付けられ、高さが調節可能であ
    る、直立した垂直要素(2、3)と、 該垂直要素(2、3)の上方部分に取り付けられ、該垂
    直要素(2、3)の上方部分から延在する少なくとも一
    つの水平の腕状部分(7、8、44、45)を持ってい
    る水平要素(6、50)と、 上記水平の腕状部分(7、8、44、45)に取り付け
    られている第一および第二の上側部分(40、41)を
    有するつなぎ鎖手段(51)と、 該つなぎ鎖手段(51)の下側部分(33)の下側末端
    に取りはずし可能なように取り付けられるボール(2
    0)と、を含み、上記つなぎ鎖手段(51)は、上記第
    一および第二の上側部分(40、41)がリング部材
    (30)によって取り巻かれ、該つなぎ鎖手段(51)
    の下側部分(33)を前記リング部材(30)に通過さ
    せて鉛直に延在させている、打撃練習用具。
  2. 【請求項2】 二つの水平の腕状部分(7、8、44、
    45)の長さが調節可能である請求項1の打撃練習用
    具。
  3. 【請求項3】 二つの水平の腕状部分(7、8、44、
    45)各々の下側表面に前もって決定可能なように間隔
    を置いて配置された第一のひも穴(42、43)と、 該水平要素(50)の下側表面に前もって決定可能なよ
    うに間隔を置いて配置された第二のひも穴(46)と、 該垂直部材(2、3)の側面に前もって決定可能なよう
    に間隔を置いて配置された第三のひも穴(47)と、 をさらに含んでおり;該つなぎ鎖手段(51)の該第一
    の上側部分(40)は該第一のひも穴の一方(42)に
    通されており、該つなぎ鎖手段の第二の上側部分(4
    1)は該第二のひも穴の他方(43)に通されており、 該つなぎ鎖手段の該第一の上側部分(40)および第二
    の上側部分(41)は該第二および第三のひも穴(4
    6、47)に通されており、しかも該つなぎ鎖手段(5
    1)の該第一および第二の上側部分(40、41)は該
    垂直要素(2、3)に取りはずし可能なようにしっかり
    取り付けられている;請求項1の打撃練習用具。
  4. 【請求項4】 該つなぎ鎖手段(51)の該下側部分
    (33)は該下側末端でチューブ部材(31)によって
    取り巻かれており、 該チューブ部材(31)には固定用材料が設けられ、 該ボール(20)にも固定用材料(32)が設けられて
    おり、しかも該ボール(20)は、該ボール上の該固定
    用材料(32)を該チューブ(31)の固定用材料に取
    り付けることによって、該つなぎ鎖手段(51)の該下
    側部分(33)の該下側末端に取りはずし可能なように
    しっかり取り付けられている、請求項1の打撃練習用
    具。
  5. 【請求項5】 該リング部材(30)が該つなぎ鎖手段
    (51)の該第一および第二の上側部分(40、41)
    の長さに沿って鉛直に移動可能であり、それによって該
    つなぎ鎖手段(51)の鉛直に延在する下側部分(3
    3)の長さが調節可能である請求項1の打撃練習用具。
  6. 【請求項6】 該ボール(20)がポーチ手段(37)
    によって該つなぎ鎖手段(19、51)の該下側部分
    (33)の下側末端に取りはずし可能なようにしっかり
    取り付けられている請求項1の打撃練習用具。
  7. 【請求項7】 該固定用材料がフックとループによる固
    定用材料である請求項4の打撃練習用具。
  8. 【請求項8】 基部要素(1)と、 該基部要素(1)に取り付けられ、高さが調節可能であ
    る、直立した垂直要素(2、3)と、 該垂直要素(2、3)の上方部分に取り付けられ、該垂
    直要素(2、3)の該上方部分から“Y”形の配列で延
    在する二つの水平の腕状部分(7、8)を備えた水平要
    素(6)と、 該水平の腕状部分の一方(7)に取り付けられている第
    一の上側部分(27)と該水平の腕状部分の他方(8)
    に取り付けられている第二の上側部分(26)を持って
    いるつなぎ鎖手段(19)と、 該つなぎ鎖手段(19)の下側部分(29)の下側末端
    に取りはずし可能なようにしっかり取り付けられている
    ボール(20)と、を含み、該第一および第二の上側部
    分(26、27)は結合点(28)で互いに結びつけら
    れており、該結合点(28)には更に該つなぎ鎖手段
    (19)の上記下側部分(29)が鉛直に延在するよう
    に結びつけられている、打撃練習用具。
  9. 【請求項9】 該二つの水平の腕状部分(7、8)の長
    さが調節可能である請求項8の打撃練習用具。
  10. 【請求項10】 該二つの水平の腕状部分(7、8)の
    各々が、該二つの水平の腕状部分(7、8)の各々の上
    側表面に前もって決定可能なように間隔を置いて配置さ
    れた複数の直立したピン(13−18)と該二つの水平
    の腕状部分(7、8)の各々の外側末端に設けられてい
    る開口(24、25)を含んでいる請求項9の打撃練習
    用具。
  11. 【請求項11】 該つなぎ鎖手段(19)の該第一およ
    び第二の上側部分(26、27)が該二つの水平の腕状
    部分(7、8)のそれぞれに設けられている該開口(2
    4、25)を通って挿入されており、しかも該直立した
    ピン(13−18)の選ばれたものに取りはずし可能な
    ように取り付けられている請求項10の打撃練習用具。
  12. 【請求項12】 該つなぎ鎖手段(19)の該第一およ
    び第二の上側部分(26、27)が同じ長さのものであ
    る請求項11の打撃練習用具。
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