【発明の詳細な説明】
スタフィロコーカス感染の予防及び処理のための指図されたヒト免疫グロブリン
I.政府の興味
本明細書に記載される発明は、それに対していづれの特許権の支払をも伴わな
いで政府目的により又は政府目的のために製造され、許可され、そして使用され
得る。
II.発明の分野
本発明は、スタフィロコーカス(staphylococci)感染の予防及び処理のため
の指図されたヒト免疫グロブリンに関する。
III.発明の背景
過去20年間にわたって、スタフィロコーカスは、入院を要する患者における
感染の重要な原因になって来ている。皮膚上でのそれらの高い流行性のために、
スタフィロコーカスは衰弱している又は免疫抑制された患者において重度の感染
を引き起こすように理想的には位置する。ヒトにおいて最とも頻繁に病原性であ
るスタフィロコーカス種は、スタフィロコーカス アウレウス(Staphylococcus
aureus)(SA)及びスタフィロコーカス エピダーミジス(Staphylococcus ep
idermidis)(SE)である。両グループは、抗微生物治療を困難にする複数の抗
生物質に対する耐性を生ぜしめる。最近、SEは、患者における院内感染の主な原
因になって来ており、ここで患者の処理は外来性材料の配置、たとえば脳脊髄液
分路、血管用カテーテル又は連結用補テツを包含する。SEは連続した移動性腹膜
透析を有する
患者において手術後の傷感染腹膜炎の通常の原因である。弱められた免疫性(悪
性、骨髄移植)を有する患者又は中心の静脈カテーテルを通しての消化管栄養物
を受ける患者はまた、SE敗血症を進行せしめる高い危険性を有する(Patrick,J.
Pediat.,1990)。
SEは、未熟児における新生児院内敗血症の通常の原因として発生して来た。Fl
eer及び同僚(Pediatr Intect Dis,1983)により示されるように、SE感染は消
化管栄養を受けた未熟児に頻繁に生じる。早産児は、抗体、補体及び好中球機能
の異常を伴って弱体化された免疫性を有する。脂質注入は、現在、多くの育児室
において消化管栄養治療の標準の成分であり、そしてFischer及び同僚(Lancet
,1980;2:819〜20)により開示されるように細菌感染に対して免疫性をさらに
弱体化する。最近の研究は脂質エマルジョン注入と新生児におけるコーギュラー
ゼ(coagulase)陰性スタフィロコーカス細菌とを関係づけた(Freeman and Col
leagues,N.Engl.J.Med,1990)。さらに、Fleer及び同僚(J Inf Dis,1985)
による研究は、新生児は、その血清が明白に検出できるレベルのSEペプチドグリ
カンに対するIgG抗体(スタフィロコーカスに対するオプソニン性抗体はペプチ
ドグリカン抗原に向けられるように思えた)を有する事実にもかかわらず低レベ
ルのSEに対するオプソニン性抗体を有することを示した。それらの研究はSEに対
する新生児の感受性が弱体化されたオプソニン性活性に関連することを示唆した
が、SEに対して向けられた抗体がオプソニン性であるか又は新生児に対して陽性
的に付与される場合、保護を提供することができるかどうか明白でない。さらに
、食菌作用及び食細胞による細菌の殺害をさらに弱体化する内部脂質(intralip
id)の存在が抗体の活性を阻害するかどうかはまだ知られていない。
SEに関するプールされたヒト免疫グロブリンのオプソニン活性が
Clark及び同僚(J Med Microbiol,1986)により研究され、そして補体及びIgG
の両者がSEの効果的オプソニン化のために臨界であることを示した。しかしなが
ら、多くの研究において補体は必要とされず、そしてFleer(1985)の報告に反
して、ペプチドグリカンによる血清の吸収はSEのためのオプソニン活性を除去す
ることが示された。Clark及びEasmon(1986)による追加の研究は、いくつかの
組の標準の静脈内免疫グロブリン(IVIG)がSEに対する種々のオプソニン活性を
有することを示した。IVIG組の1/3が補体を伴って良好でないオプソニン化を
有し、そして14のうちたった2つが補体を伴わないでオプソニン性であった。IV
IGロットは多くの血漿ドナープールから作られる事実にかかわらず、SEに対する
良好なオプソニン抗体は一様に存在しなかった。それらの研究は、連続した移動
性腹膜透析を受ける患者における腹膜防御を高めるために免疫グロブリンの可能
性ある使用に向けられ、そしてIVIGが細菌性敗血症の予防又は処置のために使用
されるかどうかを試験せず、又は未熟又は免疫抑制された患者における敗血症及
び致死性感染を予防し、又は処置するためへの抗体の使用を試験せず、そして特
にインビボ研究がSEを予防し又は処置するために抗体を試験しなかった。従って
、抗体が、未熟性又は弱体化された免疫性に対して有益な治療を提供する証拠は
存在しない。
現在使用されているオプソニンアッセイは遅く、そしてSEに対する抗体のため
に血液;血漿又は免疫グロブリンをスクリーンするためにやっかいである。SE抗
体についてスクリーンするために急速な抗原結合アッセイを有することは、その
アッセイがインビトロにおいてオプソニン活性及びインビボにおいて保護にさら
に関連する場合、重要である。
IgGがSEに対する保護を高めることができるかどうかを決定する
ために、SE感染を有する患者に相当する適切な動物モデルが必要とされる。これ
は、新生児が低レベルの補体及び弱められた好中球及びマクロファージ機能を有
するので、臨界である。免疫グロブリンのオプソニン活性はインビトロ保護にお
いて最適な条件下で適切であるが、保護は未熟又は弱体化された免疫系を有する
患者において存在し得ない。Clark及び同僚(J Clin Pathol,1986)により示さ
れたように、ほとんどのIVIG調製物は、補体が除去される場合、オプソニン性で
はない。しかしながら、SEは低ウィルス性であるので、SE敗血症の適切な動物モ
デルは入手できなかった。
Yoshida及び同僚(J Microbiol,1976)は、感染された成熟マウスを24〜48時
間以内で90〜100%殺す、SEのウィルス性株に対して報告した。このモデルは、
患者に見られるモデルとはひじょうに異なり、そしてまれなタイプのSE感染を示
す。ヒトからのSEの80種の新鮮な単離物が分析される場合、それらはマウスを殺
すことができなかった。新規のSE表面多糖類に対する非ヒト抗体がウィルス性SE
株からマウスを保護した。Yoshida及び同僚(J Med Microbiol,1977)によるの
ちの報告は、彼らのこれまでの観察を確認した。免疫化誘発された非ヒト抗体に
よる受動的予防は、IgG画分は保護しないが、IgM画分は保護を付与したことを示
した。従って、IgG抗体が保護性でないことがこのモデルにおいて示された。本
明細書においてこれまで示されたように、新生児はSEに対する良好なレベルのIg
Gを有するが、しかし低レベルのオプソニン抗体を有し(Fleerand同僚、J.Infec
t.Dis,1985)、これはこの研究での発見に合致し、そしてSEに対するIgGの保護
での役割は不明であることを示した。1987年、Ichiman及び同僚(J Appl Bacter
iol,1987)による報告は、SEの選択されたウィルス性株に対するヒト血清にお
ける保護抗体の分析を包含することに彼らの動物研究を拡張した。保護抗
体がIgA,IgM及びIgG免疫グロブリン画分に見出された。それらの研究は、IgGが
保護性でないことを示すこれまでのデータと矛盾し、そして、免疫グロブリンク
ラス(IgG,IgM及びIgA)のいづれかのために決定的な役割を確立しない。
Yoshida,Ichiman及び同僚により記載される動物モデルにおいては、成熟した
非免疫抑制マウスが使用され、そして死は敗血病ではない毒素に関連しているよ
うに思えた(Yoshida及び同僚、J.Microbiol,1976)。ほとんどの臨床学的単離
物はそれらのモデルにおいて致死の原因を引き起こさなかった。定量的血液培養
は行なわれなかったので、抗体が未熟の免疫抑制された患者において又は特に内
部脂質の存在下でSE敗血症を予防するか又は治療するかいづれかは未知である。
抗体は、一定のカプセル封入された細菌、たとえばヘモフィラスインフルエン
ザ(Hemophilus influenzae)及びストレプトコーカスプネウモニア(Streptoco
ccus pneumoniae)に対してヒトにおいて保護を提供する。個人、たとえば抗体
を欠いている幼児はそれらの細菌による感染に敏感であり、そして菌血症及び敗
血症は通常である。それらの細菌に対する抗体が存在する場合、それは血液から
細菌の清浄を促進することによって保護を提供する。H.インフルエンザ及びS
.プネウモニアに対する抗体を有する免疫グロブリンはそれらの細菌による敗血
症から幼児を保護する。Espersen及び同僚(Arch Intern Med,1987)による文
献は、併発された菌血症を有する患者及び菌血症及び心内膜炎を有する患者にお
いてSEに対するIgG抗体を分析するために抗原結合RIAアッセイの使用を開示する
。このアッセイはSE特異的IgGを同定するためにSEの超音波抽出物を使用した(
この研究における表面抗原は、異なった方法により得られる、Yoshida及び同僚
により使用される抗原とは異なる;軽い音波
オスシレーション)。併発されていない細菌症を有する,患者はSEに対するIgG
抗体を有さない。それらのデータは、IgGが血液からのSEの効果的な根絶のため
には不必要であることを示唆する。さらに、心内膜炎を有する菌血症患者の89%
はSEに対する高レベルのIgGを進行せしめた。それらの患者においては、IgGは保
護的ではない。なぜならば、高レベルのIgG抗体(後で進行せしめた)は重症の
菌血症及び心内膜炎に関連しているからである。それらの研究に基づけば、SE敗
血症及び心内膜炎におけるIgGの保護役割は、特に免疫性、衰弱、内部脂質注入
又は免疫抑制の存在下で確立されない。さらに、Patrickなど(J.Pediat.,1990
)の広範なレビューは、SE感染のために可能性ある予防又は治療剤としての免疫
グロブリンを包含しない。
SEが高い危険性の個人、たとえば外来性物体移植物を有する患者、早産児及び
免疫抑制された患者において重要な病原体であることは医学界により認識されて
いる。従って、SE感染、たとえば敗血症又は心内膜炎を予防し、又は処理し、そ
してそのような高い危険性の人々の血液からのSEの清浄を促進する必要性がヒト
免疫グロブリンのために存在する。
IV.発明の要約
従って、スタフィロコーカス感染を予防し、又は処理するために新規の指図さ
れたヒト免疫グロブリンを供給することが本発明の目的である。この病原体に対
する指図されたヒト免疫グロブリンを生成するためにS.エピダーミスに対する
特異的抗体のための血清(血漿)又はプールされた免疫グロブリンをスクリーン
することが有用であることが見出された。この指図されたヒト免疫グロブリンは
、それがS.エピダーミスの表面抗原と反応し、そしてファゴサ
イト−シスを増強し、そしてS.エピダーミスをインビトロで殺害する高レベル
のヒト抗−スタフィロコーカス抗体を有することにおいて、標準のヒト免疫グロ
ブリン調製物とは異なる(80%以上のオプソノファゴサイト−シス殺菌活性)。
さらに、S.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリンは、インビボ
で免疫性を高め、そして致死性感染を予防し、並びに未熟性及び弱体化された免
疫性の状態における血液からS.エピダーミスの清浄を高める。これは、免疫抑
制又は未熟性が、S.エピダーミスを飲み込み、そして殺害するファゴサイト−
シス細胞の能力を付与することによって抗体を無効果にすることが予測されるの
で驚くべき事である。
標準の免疫グロブリンプール又は正常なドナーは確実なレベルの、S.エピダ
ーミスに対するオプソニン抗体を有さないが、指図されたヒト免疫グロブリンは
、静脈内に与えられる場合、ファゴサイト−シスを促進し、そしてファゴサイト
−シスによりS.エピダーミスを殺害する特異的抗体をすぐに供給することもま
た、本発明のもう1つの良好な目的である。本発明の追加の利点は、SEにより感
染された、未熟又は免疫抑制された患者に対するオプソニン抗体を供給すること
によって、抗生物質治療が感染の血液又は部位からの改良されたS.エピダーミ
ス清浄により増強され得ることである。もう1つの利点は、静脈内又は筋肉内に
与えられた指図されたヒト免疫グロブリンが患者の血液における抗体のレベルを
高めるので、指図されたヒト免疫グロブリンが菌血症及び局部感染を引き起こす
S.エピダーミスを予防することである。
S.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリンを生成する方法は次
の段階を包含する:
a)インビトロでの抗原結合アッセイ:(ELISA)を用いてS.エピダーミス
に対する抗体について血漿(血漿又は免疫グロブリンの
プール;免疫グロブリン又は免疫グロブリン調製物のプール)をスクリーンし、
続いて、インビトロでのオプソノファゴサイト−シス殺細菌アッセイを用いて機
能的活性を確保すること(80%以上の殺細菌活性)。
b)保護効能が、新生児のS.エピダーミス敗血症の授乳ラットモデルを用い
て、指図されたヒト免疫グロブリンの保護活性を分析することによってインビボ
で記録され得る(死亡率及び細菌清浄)。これは、未熟性及び/又は内部脂質誘
発された免疫抑制の存在下で抗体効力を試験する最初のインビボモデルであると
思われる。
これらの方法は、S.アウレウスに対する指図されたヒト免疫グロブリンを生
成するためにSEの代わりに他のスタフィロコーカス、たとえばSAを用いてくり返
えされ得る。
SEに対するこの新規の指図されたヒト免疫グロブリンは、高い危険性の患者、
たとえば集中的な治療ユニットにおける新生児及び成人において又は内在する外
来性物体、たとえば静脈及び動脈カテーテル又は心室分路体(shunt)を有する
患者における致死性SE感染を阻止するために使用され得る。指図されたヒト免疫
グロブリンはまた、SE感染のために処理される患者において細菌清浄を高めるた
めに、抗生物質の他に、付随する治療にも使用され得る。
本発明の他の目的、特徴及び利点は次の詳細な記載から明らかになるであろう
。しかしながら、詳細な記載及び特定の例は、本発明の好ましい態様を示すが、
例示目的により与えられ、そして本発明の範囲内での種々の変更及び修飾は当業
者に明らかであろう。
本明細書に使用されるような用語、S.エピダーミスに対する標準のヒト免疫
グロブリン及び指図されたヒト免疫グロブリンは次のように定義される:標準の
ヒト免疫グロブリン−多くのドナーから、ドナーの選択を伴わないで免疫グロブ
リンをプールし、又はS.エ
ピダーミスに対する抗体活性を確保するために免疫グロブリンをスクリーンする
ことによって調製されたヒト免疫グロブリン。
S.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリン−S.エピダーミス
に対する抗体についてスクリーンし(殺細菌活性>80%)、それによってS.エ
ピダーミスに対する抗体の保護レベル及びS.エピダーミス感染を予防し又は処
理するために適切な抗体の保護レベルをヒト免疫グロブリンに付与することによ
って調製された免疫グロブリン。殺細菌活性-37℃で2時間のインキュベーショ
ンの後、好中球介在のオプソノファゴサイト−シス殺細菌アッセイを用いて、抗
体の添加により殺害された細菌の百分率。
V.図面の簡単な説明
第1図:
第1図は、ヒト標準静脈免疫グロブリンのいくつかのプールが分析される場合
、抗原結合アッセイにより測定される場合のS.エピダーミスに対する抗体活性
における著しい差異が存在したことを示す(ELISA、1:100の希釈を用いて1.5時
で最高の0.0.読み取り)。それらは、種々の技法を用いて精製されたIgGのプー
ルであった。最高の力価を有する3種のプールのうち、2種はCutter Laborator
ies,Berkeley Californiaからであり(40P07,40R09)、そして1種はSandoz,
East Hanover,N.J.からであった(069)。Cutterからの1種の調製物はまた、
最少の活性の次であった(2801)。それらのデータは、標準のスクリーンされて
いないヒト免疫グロブリンがS.エピダーミスに対する種々のレベルの抗体を有
し、そして免疫グロブリンを調製するために使用され、又は大きなドナープール
サイズを用いる単一の方法はS.エピダーミスに対する良好な抗体活性を確保し
ないであろうことを示す。さらに、ドナーは、スタフィロコ
ーカスに対する高レベルの抗体を有する血漿又は血漿ドナーの単位を同定する実
施可能性を示す、S.エピダーミスに対する高い抗体活性(Sam)を有すること
が示された。
第2図:
第2図は、補体の存在下でS.エピダーミスのファゴサイト−シス及び殺害を
促進するための免疫グロブリンの能力を測定するインビトロでの機能的(オプソ
ニン)アッセイを用いれば、そのオプソニン活性はまた、標準のヒト免疫グロブ
リンの種々のロット及び調製において変化し得ることを示す。この図はまた、S
.エピダーミスに対して高レベルの抗体を有するものとしてELISAにより同定さ
れた免疫グロブリンがまた、インビトロにおいて高レベルの機能的抗体を有する
ことを示す。これは、この研究が、TCA抽出されたS.エピダーミス抗原に結合
するIgGがS.エピダーミスのファゴサイト−シス及び殺害を促進するであろう
ことを示すので臨界である。従って、インビトロスクリーニングアッセイを用い
て、S.エピダーミス感染を予防し又は処理するために信頼できるレベルの抗体
を有する、S.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリンをだれでも
選択することができる。
それはまた、多くの標準のヒト免疫グロブリンロットがS.エピダーミスに対
してほとんど又はまったくオプソニン活性を有さないので、スクリーンされてい
ない免疫グロブリンは信頼できる保護を提供しないことを示す。従って、標準の
ヒト免疫グロブリンはSEに対して均一の高レベルの抗体を確保せず、そして多数
のドナーが通常の細菌、たとえばS.エピダーミスに対して良好なレベルの抗体
を提供すると予測される事実にもかかわらず、均一的に保護性ではない。
第3図:
第3図は、指図された免疫グロブリンは長期のS.エピダーミス菌血症の進行
から動物を保護するが、しかし標準の免疫グロブリンは保護しないことを示す。
指図された免疫グロブリンにより処理された動物は、低いピーク菌血症レベル(
9.2×102vs.6.5×103)を有し、そしてその菌血症をより効果的に清浄した(72
時間で5細菌/ml vs. 380細菌/ml;幾何学的平均レベル)。さらに、感染後72
時間で、指図された免疫グロブリンを与えられた動物18/24(75%)がそれらの
菌血症を除去し、そして100%が生存し、ところが標準の免疫グロブリンを与え
られた動物4/20(20%)は死亡し、そしてたった1/16(6%)が72時間でそれ
らの菌血症を除去した。予防の他に、指図された免疫グロブリンはS.エピダー
ミス除去を促進するので、多くの患者が弱体化された免疫性を有し、そして細菌
を効果的に除去しない抗生物質治療に付随するものとして、S.エピダーミスに
より感染された人々のために価値あるものである。
VI.好ましい態様の詳細な記載
例
本明細書に提供される例は、スタフィロコーカス エピダーミスに対する指図
されたヒト免疫グロブリンの生成及びスタフィロコーカス エピダーミスにより
引き起こされる感染の予防又は処理のためへの前記免疫グロブリンの使用におい
ての本発明の実施を、いづれの包含される制限も伴わないで、例示するための方
法を提供する。
代表的な実験のプロフィールは、S.エピダーミスに対する指図されたヒト免
疫グロブリンを製造するための方法を例示し、そしてS.エピダーミス感染を予
防し、又は処理するためにその有用性を示すために選択された。
材料及び方法
スタフィロコーカス菌株:いづれのS.エピダーミス菌株でも使用され得るが
、それらの実験においては、American Type Culture Collection,Rockville,M
Dからの2種の菌株(ATCC #31432及びATCC #35984)を使用した。S.エピダー
ミス敗血症を有する子供の血液からの臨床学的単離物(Hay)をまた使用し、そ
してまた、ATCCに寄託する。
材料及び方法
免疫グロブリン:標準の静脈内免疫グロブリンを大きな免疫グロブリンプール
を提供するためにそれらの実験で使用した。Gamimmune,Cutter Laboratories In
c.Berkeley,California;Sandoglobulin,Sandoz,East Hanover,N.J.;Gamm
agard,Hyland,Los Angeles,Californiaからの調製物を比較のために分析した
。個々のドナーからの血清をまた、S.エピダーミスに対する抗体活性について
分析した。
卜リクロロ酢酸(TCA)抗原抽出
スタフィロコーカス エピダーミス株(ATCC #35984, ATCC #31432及びHay)
を、Tryptic Soy Broth(Difco)1000mlにおいて37℃で対数相まで増殖した。次
に、細菌を2500RPMで10分間、遠心分離し、そして上清液をアスピレートし、そ
して捨てた。細菌の底を、2%トリクロロ酢酸(TCA)200mlに再懸濁し、そして
4℃で一晩撹拌した。次に、その混合物を2500RPMで10分間、遠心分離し、そし
て上清液をアスピレートした。その上清液に、4体積の無水エタノールを添加し
、そして4℃で一晩、再遠心分離した。2500RPMで10分間の遠心分離の後、上清
液を除き、そして捨てた。次に、5mlの通常の塩溶液を抗原沈殿物に添加し、そ
れを培養し、無菌性を確保し、そして次に、貯蔵のために凍結乾燥した。
酵素結合イムノアブゾーベントアッセイ(ELISA)を用いての抗原
結合研究
S.エピダーミス抗原を、25μg/mlの濃度で炭酸塩緩衝液に溶解した。96ウ
ェルの平底マイクロタイタープレート(NUNC,Roski1ide,Denmark)の個々のウ
ェルに、10μlを添加し、そして使用まで4℃で貯蔵した。免疫グロブリンを1
%に希釈し、そして2倍の希釈溶液をリン酸塩緩衝溶液−Tweenにおいて調製し
た。個々のウェルに、100μlの一連の希釈溶液を添加し、そしてプレートを4
℃で1時間インキュベートした。プレートをH2O−Tweenにより4度洗浄した。ア
ルカリホスファターゼ結合ヤギ抗−ヒトIgG(100μl;1:250)を添加し、プ
レートを4℃で1時間インキュベートし、そして次に、洗浄されたH2O−Tween及
びジエタノールアミン緩衝液中、P−ニトロフェニルホスフェート基質100μl
を添加した。室温での90分のインキュベーションの後、色彩の進行を、405nmで
の吸光度により決定した。
オプソニンアッセイ:
免疫グロブリンプール及び血清におけるS.エピダーミスに対する機能的抗体
を決定するために、好中球介在の殺細菌アッセイを使用した。好中球を、デキス
トラン沈殿法及びフィコール−ヒパーク(ficall-hypaque)密度遠心分離により
成人の静脈血から単離した。0.1ml/ウェルの合計体積を要するマイクロタータ
ープレートアッセイを用いて、洗浄された好中球(約106個の細胞)を、3×104
個のおよそ中間対数相の細菌と共に、丸底マイクロタイターウェルに添加した。
新生ウサギ血液(10μl;S.エピダーミスに二対する抗体の不在を確かめる
ためにスクリーンされた)を、活性補体の源として使用した。5%標準免疫グロ
ブリン(又は血清)40μlを添加し、そしてマイクロタイタープレートを一定の
激しい振盪を
伴って37℃でインキュベートした。サンプル(10μl)を、ゼロ時点及びインキ
ュベーションの2時間後に個々のウェルから取り、希釈し、激しく振盪し、細菌
を分散し、そして血液寒天プレート上で37℃で一晩、培養し、生存細菌の数を定
量した。対照は、好中球のみ、補体のみ及び好中球+補体から成った。
スタフィロコーカス敗血症モデル:
授乳ラットモデルを用いて、S.エピダーミスに対する抗体のインビボ活性を
決定した。Wistarラット(生後2日目)に、0.2mlの20%内部脂質(Intralipid
)(Cutter,Berkeley California)を、0800及び1400で腹膜内に投与した。生
後3日で、個々の動物に再び、0.2mlの20%内部脂質を0800及び1400で付与し、
そして0.2mlの5%免疫グロブリン又は血清をIP投与した。内部脂質の最後の投
与の後すぐに、0.05ml(約5×107個)の中間対数相のS.エピダーミスを、尾
に対して頭側で皮下注射した。生後24時間もたたない授乳ラットは、107〜108個
のS.エピダーミスにより皮下感染される場合、致死性S.エピダーミス敗血症
を進行する。選択された動物における菌血症レベルを分析するために、血液0.01
mlを前記授乳ラットの尾から、感染後24,48及び72時間で得た。血液をマイクロ
ピペットにより、滅菌条件下で採取し、そしてTryptic Soy Broth(Difco)によ
り連続的に希釈した。細菌をプレート上にサブ培養し、S.エピダーミス菌血症
を確かめ、そしてすべての動物を5日後、生存について測定した。
結果
S.エピダーミスに対するヒト免疫グロブリンの抗原結合活性
S.エピダーミスに対する抗体についてのいくつかの標準の免疫グロブリン調
製物のELISA試験の結果を第1図に示す。ほとんどの標準の免疫グロブリンは、
S.エピダーミスに対する低レベルの抗
体を含んだ。しかしながら、S.エピダーミスのTCA抽出抗原に対する抗体につ
いてスクリーンすることによって、1人のドナーからの血清及びいくつかの免疫
グロブリンロットは、S.エピダーミスに対して高められたレベルの抗体を有す
ることが見出された(O.D.読み取り1.014,1.026及び1.002)。S.エピダーミ
スに対する抗体の変動は、種々の技法により調製された調製物間に存在し、そし
て単一の調製物におけるロット対ロットの変動も同じように見られ、この事は、
すべての免疫グロブリンプールが同じではないことを示唆する。
S.エピダーミスに対するヒト免疫グロブリンのオプソニン活性
一定の生物に対して指図されたすべての抗体は免疫性を増強することができず
、そして感染からの増強された保護を提供する。すなわち、抗体は細菌に結合で
き、そしてインビトロでオプソニン作用を増強せず、又は感染された宿主の血清
からの除去も増強しない。従って、機能的アッセイをまた利用して、ELISAによ
り検出されたS.エピダーミスに対する抗体がまた、好中球により生物のファゴ
サイト−シス及び殺害を促進することができるかどうかを決定した(第2図)。
オプソニン抗体活性は、低い(25%以下の殺細菌活性)〜中ぐらいの活性(25〜
80%)の範囲であり、そして少々は高い(80%以上)殺細菌活性を有した。従っ
て、高い殺細菌活性を有する2種の標準ヒト免疫グロブリン調製物を、TCA S.エ
ピダーミス抗原に結合する抗体及びインビトロ試験により決定されるオプソニン
抗体活性を測定するインビトロアッセイに基づいて、S.エピダーミスに対する
指図されたヒト免疫グロブリンとして選択した。単一のドナーからの血清はまた
、S.エピダーミスに対して良好なオプソニン活性を有した(80%以上のオプソ
ノファゴサイト−シス細菌活性)。何人かの個人からの血清及び血漿が研究され
たが、このド
ナーのみが高いオプソニン活性を有した。従って、ドナースクリーニングは、S
.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリンを生成する他の方法とし
てプールされた免疫グロブリンに寄与する個々の血液又は血漿ドナーを検出でき
た。さらに、血液又は血漿単位がまた、プーリングのためにスクリーンされ得た
。
動物保護研究
表の記載
第1表
第1表は、標準のヒト免疫グロブリン(S.エピダーミスに対して中ぐらいの
活性を有した)及び塩溶液対照に比較して、S.エピダーミス(40R09)に対す
る指図されたヒト免疫グロブリン(ELISA及びオプソニンアッセイスクリーニン
グにより選択された)の効果を示す。第1表は、未処理の対照動物が約50%の死
亡率を有するが、S.エピダーミスに対する指図された免疫グロブリンを付与さ
れた動物は完全に保護された(死亡率なし)ことを示す。標準の免疫グロブリン
は一部の保護のみを付与した。S.エピダーミスに対する低いレベルの抗体を有
する他の標準の免疫グロブリンロットは、死亡率が塩溶液よりも一層高いので、
ほとんど効果的ではない。しかしながら、指図された免疫グロブリンが常に100
%効果的であることは予測できないが、しかしそれは標準の免疫グロブリン又は
未処理の動物よりも確実に生存性を改良することが予測され得る。
第2表
第2表は、免疫化(S.エピダーミスワクチン)によりウサギに生成された指
図された免疫グロブリンが、S.エピダーミスに対する抗体についての免疫グロ
ブリンをスクリーンすることによって生成される指図されたヒト免疫グロブリン
に類似する生存体を生成することを示す。S.エピダーミスワクチンによる個人
の免疫化及び
免疫グロブリン抽出についての血漿の採取は、S.エピダーミス感染を予防し、
又は処理するための指図されたヒト免疫グロブリンを生成するためのもう1つの
方法である。
第3表
第3表は、内部脂質がS.エピダーミスにより感染された授乳ラットにおいて
投与量関連の高められた死亡率を引き起こすことを示す。内部脂質のみを受ける
対照の動物は100%生存率(43/43)を有するが、しかし16g/kgの内部脂質を与
えられた未熟ラットはたった46%(6/13)の生存率を有した。高い投与量の内
部脂質は、通常無毒性のS.エピダーミスが子供の動物を不可抗力にするために
十分に免疫系を弱めるように思われる。
第4表
第4表は、内部脂質を与えられていないが、S.エピダーミスにより感染され
ている正常な生後3日目の授乳ラットが菌血症を誘発することを示す。しかしな
がら、72時間にわたって、それらの免疫系は血液から前記生物を除去することが
でき、そしてすべてのラットは生存する。
第1表は、S.エピダーミスに対する指図されたヒト免疫グロブリン(S.エ
ピダーミスに対してオプソニン又は抗原結合活性について標準の免疫グロブリン
をスクリーンすることによって選択された)は、内部脂質による弱体化された免
疫性の設定において致死性感染からの完全な保護を提供するが、しかし標準の免
疫グロブリン(中ぐらいの抗体レベルを有する)は部分的保護(塩溶液に関して
約50%である保護に比較して、5匹の動物のうち1匹が死亡した)のみを有する
ことを示す。他の免疫グロブリン調製物による追加の研究(Alpha Pharmaceutic
als;指図されたヒト免疫グロブリン8016A、90%以上のオプソニン活性×標準の
ヒト免疫グロブリン8007A、50
%以下のオプソニン活性)は、指図されたヒト免疫グロブリンがまた、標準のヒ
ト免疫グロブリンよりも高められた生存率[(8016A−64/95(67%)vs.8007A
−39/90(43%)]を付与することを示した。さらにより著しいことには、指図
されたヒト免疫グロブリンがS.エピダーミス菌血症のピークレベルを低め、そ
して細菌の急速な除去を促進した事実であった(第3図)。それらの研究は、抗
体がS.エピダーミスに対する保護及び血液からの高められた細菌除去のために
重要であり、そして弱体化された免疫性を有する未熟宿主においてさえ、効果的
な予防又は治療方式であることを示した。標準のヒト免疫グロブリンにより処理
された動物の多くは感染後72時間で菌血性のままであったが、しかしたった1/
20の動物が指図されたヒト免疫グロブリンを受けた後72時間で、まだ菌血性であ
った。さらに、72時間での平均菌血症レベルは著しく異なった(指図されたヒト
免疫グロブリンによる菌血症0.5×101vs標準のヒト免疫グロブリンによる菌血症
3.8×102)。
さらなる研究において、S.エピダーミスに対するウサギ指図された免疫グロ
ブリンは、S.エピダーミスワクチンによりウサギを免疫化することによって生
成された。このワクチン誘発性指図された免疫グロブリンと、S.エピダーミス
に対する抗体について免疫グロブリンをスクリーンすることによって生成された
指図されたヒト免疫グロブリンとを比較した(第2表)。ワクチン誘発性指図さ
れた免疫グロブリンはスクリーニングにより生成された指図されたヒト免疫グロ
ブリンに類似する保護活性を有し(9/11 vs 12/13の生存率)、そしてそれら
の個々は対照よりも良好であった(11/19の生存率)。それらのデータは、S.
エピダーミスワクチン誘発性抗体がS.エピダーミスの予防及び処理のために使
用され得、そしてワクチンが指図されたヒト免疫グロブリンを生成するために使
用され得ることを示す。
第3表
多くの細菌、たとえばS.エピダーミスは正常な人々においては病原性ではな
い。しかしながら、内部脂質に関して見られるように、未熟免疫系又は弱められ
た免疫性を有する子供においては、S.エピダーミスは敗血病及び死を引き起こ
す。従って、抗体の有効性を試験するためのいづれかの動物モデルはそれらの要
因を包含すべきであることは臨界である。本発明者の知識によれば、スタフィロ
コーカス エピダーミスに対する抗体が未熟及び/又は免疫抑制された宿主にお
いて保護を提供し、そして細菌の除去を増強することを示したことは最初である
。16mg/kgまでの用量で与えられた内部脂質はいづれの子供の動物にも死を引き
起こさなかった(対照、第3表)。内部脂質の不在下で、生後3日目の動物は、
感染後、S.エピダーミスを有する菌血症になるが、しかし72時間にわたって感
染を除去し、そして生存する(第4表)。しかしながら、内部脂質は投与量関連
態様で免疫性を弱め、そして生後3日目の動物がS.エピダーミスにより感染さ
れる場合、致死性敗血症が動物の67%までに生じた。生後1日目でのラットは菌
血症を十分に除去せず(未熟の免疫性のために)、そして致死性敗血症を進行せ
しめる。それらのモデルにおいて、ラットはS.エピダーミス菌血症を除去する
ことができず、そして致死性敗血症を進行せしめた。指図されたヒト免疫グロブ
リンは生存性を高めることができ、そして細菌の除去を促進することができるが
、しかし標準のヒト免疫グロブリンは除去を促進しなかった(第3図)。
第4表
SEが正常な幼児ラットに注射される場合、それらは2時間で菌血症になり、そ
して次に血液から細菌をゆっくり除去し始める。すべ
ての動物は、感染後72時間で、菌血症を除去した。従って、これは、通常の環境
下で、新生児の免疫性は、弱体化されるが、結果的にSEを制御することができる
。しかしながら、生後すぐにS.エピダーミスにより感染されたラットの研究は
、それらがまた、致死性感染を進行せしめることができることを示した。
第1表
授乳ラットモデルにおいて致死性S.エピダーミス感染からの保護を提供するこ
とにおいてのスタフィロコーカス エピダーミスに対する標準の免疫グロブリン
及び指図された免疫グロブリンの効果
第2表
S.エピダーミス敗血モデル*においてスクリーンされた指図された免疫グロブ
リンとワクチン誘発された抗−スタフィロコーカス指図された免疫グロブリンの
治療効果の比較
第3表
動物モデル:授乳ラットにおけるスタフィロコーカス エピダーミス死亡率に対
する内部脂質用量の効果
S.エピダーミスによる感染(Haywood) ;約107個の細菌SQ。標準モデルは、十
分な4回目の用量が与えられる場合、3日目に、最後のIL投与の後、感染により
生後2日目に開始する。
* ILは、2日目に4回目の投与後、感染により生後1日目に開始する。
第4表
内部脂質の代わりに通常の塩溶液を与えられた正常な授乳ラットにおけるスタフ
ィロコーカス エピダーミス菌血症レベル
* 血液1ml当たりの細菌の平均数DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Directed Human Immunoglobulins for Prevention and Treatment of Staphylococcus Infection I. Government Interests The inventions described herein may be manufactured, licensed, and used by or for governmental purposes without any payment of patent rights thereto. II. FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to directed human immunoglobulins for the prevention and treatment of staphylococci infections. III. Background of the Invention Over the last two decades, Staphylococcus has become a significant cause of infection in hospitalized patients. Due to their high epidemicity on the skin, staphylococci are ideally located to cause severe infections in debilitated or immunosuppressed patients. The most frequently pathogenic Staphylococcus species in humans are Staphylococcus aureus (SA) and Staphylococcus ep idermidis (SE). Both groups develop resistance to multiple antibiotics that complicate antimicrobial therapy. Recently, SE has become a major cause of nosocomial infections in patients, where treatment of the patient involves placement of foreign material, such as cerebrospinal fluid shunts, vascular catheters or connecting prostheses. . SE is a common cause of postoperative wound-infected peritonitis in patients with continuous ambulatory peritoneal dialysis. Patients with weakened immunity (malignant, bone marrow transplant) or who receive gastrointestinal nutrition through a central venous catheter are also at high risk of developing SE sepsis (Patrick, J. Pediat., 1990). ). SE has emerged as a common cause of neonatal nosocomial sepsis in premature infants. SE infections frequently occur in premature babies fed by gastrointestinal feeding, as shown by Fleer and colleagues (Pediatr Intect Dis, 1983). Preterm infants have weakened immunity with abnormalities in antibodies, complement and neutrophil function. Lipid infusion is now a standard component of gastrointestinal nutritional treatment in many nurseries and is immune to bacterial infections as disclosed by Fischer and colleagues (Lancet, 1980; 2: 819-20). To further weaken. Recent studies have linked lipid emulsion infusion with coagulase-negative staphylococcal bacteria in newborns (Freeman and Col leagues, N. Engl. J. Med, 1990). In addition, a study by Fleer and colleagues (J Inf Dis, 1985) showed that newborns found that their sera showed detectable levels of IgG antibodies to SE peptidoglycan (opsonic antibodies to staphylococcus were directed against peptidoglycan antigens). Have a low level of opsonic antibodies to SE. Although those studies suggested that neonatal susceptibility to SE is associated with weakened opsonic activity, antibodies directed against SE are opsonic or positively conferred on neonates. If so, it is not clear if protection can be provided. Furthermore, it is not yet known whether the presence of an internal lipid (intralip id), which further abolishes phagocytosis and killing of bacteria by phagocytic cells, inhibits antibody activity. The opsonic activity of pooled human immunoglobulins for SE was studied by Clark and colleagues (J Med Microbiol, 1986) and showed that both complement and IgG are critical for effective opsonization of SE. . However, in many studies complement was not required, and contrary to the report by Fleer (1985), absorption of serum by peptidoglycan was shown to eliminate opsonin activity for SE. Additional studies by Clark and Easmon (1986) have shown that several sets of standard intravenous immunoglobulins (IVIG) have different opsonin activity against SE. One third of the IVIG set had poor opsonization with complement, and only two out of 14 were opsonization without complement. Despite the fact that IV IG lots were made from many plasma donor pools, good opsonin antibodies to SE were uniformly absent. Those studies are directed to the potential use of immunoglobulins to enhance peritoneal protection in patients undergoing continuous ambulatory peritoneal dialysis, and whether IVIG is used for the prevention or treatment of bacterial sepsis. Or to test the use of the antibody to prevent or treat sepsis and lethal infections in premature or immunosuppressed patients, and in particular In vivo The study did not test the antibody to prevent or treat SE. Thus, there is no evidence that antibodies provide a beneficial treatment for immature or weakened immunity. Currently used opsonin assays are slow and cumbersome to screen blood; plasma or immunoglobulins for antibodies to SE. Having a rapid antigen binding assay to screen for SE antibodies means that the assay In vitro Opsonin activity and In vivo It is important if it is more relevant to protection in. To determine whether IgG can enhance protection against SE, a suitable animal model corresponding to patients with SE infection is needed. This is critical as neonates have low levels of complement and weakened neutrophil and macrophage function. The opsonic activity of immunoglobulin is In vitro Although suitable under optimal conditions for protection, protection cannot be present in patients with immature or weakened immune systems. As demonstrated by Clark and colleagues (J Clin Pathol, 1986), most IVIG preparations are not opsonic when complement is removed. However, because SE is hypoviral, no suitable animal model for SE sepsis was available. Yoshida and colleagues (J Microbiol, 1976) reported on a viral strain of SE that kills 90-100% of infected adult mice within 24-48 hours. This model is very different from the model found in patients and represents a rare type of SE infection. When 80 fresh isolates of SE from human were analyzed, they were unable to kill mice. A non-human antibody against a novel SE surface polysaccharide protected mice from viral SE strains. A later report by Yoshida and colleagues (J Med Microbiol, 1977) confirmed their previous observations. Passive protection with immunization-induced non-human antibodies showed that the IgG fraction did not protect, but the IgM fraction conferred protection. Therefore, it was shown in this model that IgG antibodies were not protective. As shown previously herein, neonates have good levels of IgG against SE, but low levels of opsonin antibodies (Fleerand Colleague, J. Infect. Dis, 1985), Was consistent with the findings of this study, and showed that the role of IgG in protecting against SE is unknown. In 1987, a report by Ichiman and colleagues (J Appl Bacter iol, 1987) extended their animal studies to include the analysis of protective antibodies in human sera against selected viral strains of SE. Protective antibodies were found in IgA, IgM and IgG immunoglobulin fractions. Those studies are inconsistent with previous data showing that IgG is not protective and do not establish a critical role for any of the immunoglobulin classes (IgG, IgM and IgA). In the animal model described by Yoshida, Ichiman and colleagues, mature non-immunosuppressed mice were used and death appeared to be associated with a non-septic toxin (Yoshida and colleagues, J. Microbiol. , 1976). Most clinical isolates did not cause lethality in those models. Since quantitative blood cultures have not been performed, it is unknown whether the antibodies prevent or treat SE sepsis in immature immunosuppressed patients or especially in the presence of internal lipids. The antibodies provide protection in humans against certain encapsulated bacteria, such as Hemophilus influenzae and Streptococcus pneumoniae. Individuals, such as infants lacking antibodies, are susceptible to infection by their bacteria, and bacteremia and sepsis are common. When antibodies to those bacteria are present, they provide protection by promoting the clearance of bacteria from the blood. H. Influenza and S. Immunoglobulins with antibodies against Pneumonia protect infants from their bacterial sepsis. The article by Espersen and colleagues (Arch Intern Med, 1987) describes an antigen-binding RIA assay to analyze IgG antibodies to SE in patients with concomitant bacteremia and in patients with bacteremia and endocarditis. Disclose the use. This assay used an ultrasonic extract of SE to identify SE-specific IgG (surface antigens in this study differed from those used by Yoshida and colleagues; Oscillation). Patients with uncomplicated bacteriosis do not have IgG antibodies to SE. These data suggest that IgG is dispensable for effective eradication of SE from blood. In addition, 89% of bacteremia patients with endocarditis developed high levels of IgG against SE. IgG is not protective in those patients. This is because high levels of IgG antibodies (which were later advanced) are associated with severe bacteremia and endocarditis. Based on those studies, the protective role of IgG in SE sepsis and endocarditis is not established, especially in the presence of immunity, weakness, internal lipid infusion or immunosuppression. In addition, the extensive review of Patrick et al. (J. Pediat., 1990) does not include immunoglobulins as potential prophylactic or therapeutic agents for SE infections. It is recognized by the medical community that SE is an important pathogen in high-risk individuals, such as patients with foreign body implants, preterm infants and immunosuppressed patients. Therefore, there is a need for human immunoglobulins to prevent or treat SE infections, such as sepsis or endocarditis, and promote the clearance of SE from the blood of such high-risk people. . IV. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide novel directed human immunoglobulins for preventing or treating Staphylococcus infection. To produce directed human immunoglobulin against this pathogen, S. It has been found useful to screen serum (plasma) or pooled immunoglobulins for specific antibodies against epidermis. This directed human immunoglobulin is Reacts with epidermis surface antigens and enhances phagocytosis, and S. It differs from standard human immunoglobulin preparations by having high levels of human anti-staphylococcus antibodies killing epidermis in vitro (80% opsonophagocytosis bactericidal activity and above). In addition, S. Human immunoglobulin directed against epidermis enhances immunity in vivo and prevents lethal infections, as well as S. cerevisiae from blood in immature and weakened immune states. Increase the cleanliness of Epidermis. This is due to immunosuppression or immaturity in S. Surprisingly, it would be expected to render the antibody ineffective by conferring the ability of phagocytosis cells to swallow and kill epidermis. Standard immunoglobulin pools or normal donors will produce reliable levels of S. Although not having opsonin antibodies against epidermis, directed human immunoglobulins promote phagocytosis when given intravenously, and by phagocytosis S. The immediate provision of specific antibodies that kill epidermis is also another good aim of the present invention. An additional advantage of the present invention is that antibiotic therapy improves S. cerevisiae from the blood or site of infection by providing opsonin antibodies to premature or immunosuppressed patients infected with SE. It can be enhanced by epidermis cleaning. Another advantage is that directed human immunoglobulins given intravenously or intramuscularly increase the levels of antibodies in the blood of the patient, so that the directed human immunoglobulins cause bacteremia and local infections. It is to prevent epidermis. S. The method for producing directed human immunoglobulins against epidermis involves the following steps: a) In vitro antigen binding assay: S. cerevisiae using (ELISA). Screening plasma (plasma or pool of immunoglobulins; pool of immunoglobulins or immunoglobulin preparations) for antibodies to epidermis, followed by in vitro opsonophagocytosis-bactericidal assay to ensure functional activity Do (80% or more bactericidal activity). b) The protective effect is that the neonatal S. It can be recorded in vivo by assaying the protective activity of directed human immunoglobulins using the lactating rat model of epidermis sepsis (mortality and bacterial clearance). This appears to be the first in vivo model to test antibody efficacy in the presence of immaturity and / or internal lipid-induced immunosuppression. These methods are described by S. It can be repeated with other staphylococci, eg SA, instead of SE to produce directed human immunoglobulins against Aureus. This novel directed human immunoglobulin against SE can be used in high-risk patients, such as neonates and adults in intensive care units or with endogenous foreign objects such as venous and arterial catheters or ventricular shunts. It can be used to prevent lethal SE infections in patients with. Directed human immunoglobulins can also be used in concomitant therapy besides antibiotics to enhance bacterial clearance in patients treated for SE infections. Other objects, features and advantages of the invention will be apparent from the following detailed description. However, the detailed description and specific examples, while indicating the preferred embodiments of the invention, are provided by way of illustration and various changes and modifications within the scope of the invention will be apparent to those skilled in the art. As used herein, the term S. Standard human immunoglobulins and directed human immunoglobulins against epidermis are defined as follows: Standard human immunoglobulins-from many donors, pooled immunoglobulins without donor selection, or S. cerevisiae. Human immunoglobulin prepared by screening immunoglobulins to ensure antibody activity against epidermis. S. Directed Human Immunoglobulin-S. Screening for antibodies to Epidermis (bactericidal activity> 80%), thereby allowing S. Level of antibody protection against Epidermis and S. An immunoglobulin prepared by conferring on human immunoglobulin a protective level of an antibody suitable for preventing or treating epidermis infection. Bactericidal activity-Percentage of bacteria killed by the addition of antibody using a neutrophil-mediated opsonophagocytosis bactericidal assay after 2 hours incubation at -37 ° C. V. BRIEF DESCRIPTION OF THE FIGURES FIG. 1: FIG. 1 shows that when several pools of human standard venous immunoglobulin are analyzed, S. cerevisiae as measured by an antigen binding assay. It shows that there was a significant difference in antibody activity against epidermis (ELISA, highest 0.0. Reading at 1.5 h with 1: 100 dilution). They were pools of IgG purified using various techniques. Of the three pools with the highest titers, two were from Cutter Laboratories, Berkeley California (40P07, 40R09) and one was from Sandoz, East Hanover, NJ (069). One preparation from Cutter was also next to minimal activity (2801). These data show that standard, non-screened human immunoglobulin S. A single method with varying levels of antibody to epidermis and used to prepare immunoglobulins, or with large donor pool sizes, is S. We show that we will not ensure good antibody activity against epidermis. In addition, donors have demonstrated the feasibility of identifying units of plasma or plasma donors with high levels of antibodies to Staphylococcus, S. It was shown to have high antibody activity (Sam) against epidermis. Figure 2: Figure 2 shows S. cerevisiae in the presence of complement. Using an in vitro functional (opsonin) assay that measures the ability of immunoglobulins to promote epidermis phagocytosis and killing, its opsonin activity was also measured in various lots and preparations of standard human immunoglobulins. It can be changed in. This figure also shows the S. Immunoglobulins identified by ELISA as having high levels of antibody to epidermis are also shown to have high levels of functional antibody in vitro. This is because this study found that TCA-extracted S. IgG that binds to the epidermis antigen is S. It is critical because it shows that it will promote epidermis phagocytosis and killing. Therefore, using an in vitro screening assay, S. S. cerevisiae, which have reliable levels of antibodies to prevent or treat epidermis infections. Anyone can select a human immunoglobulin directed against epidermis. It is also found in many standard human immunoglobulin lots in S. We show that unscreened immunoglobulins do not provide reliable protection as they have little or no opsonin activity against epidermis. Therefore, standard human immunoglobulins do not ensure uniform high levels of antibodies to SE, and many donors have been found to have normal bacteria such as S. cerevisiae. Despite the fact that it is expected to provide good levels of antibody against epidermis, it is not uniformly protective. FIG. 3: FIG. 3 shows that the ordered immunoglobulins are long-term S. We show that animals are protected from the development of epidermis bacteremia, but standard immunoglobulins do not. Animals treated with the directed immunoglobulin had lower peak bacteremia levels (9.2 x 10 2 vs.6.5 × 10 3 ) And cleared the bacteremia more effectively (5 bacteria / ml vs. 380 bacteria / ml at 72 hours; geometric mean level). Furthermore, at 72 hours post-infection, 18/24 (75%) animals that received the directed immunoglobulin cleared their bacteremia, and 100% survived, while receiving standard immunoglobulins. Animals 4/20 (20%) died and only 1/16 (6%) cleared their bacteremia in 72 hours. In addition to prophylaxis, the directed immunoglobulins are S. As an adjunct to antibiotic therapy, many patients have weakened immunity and thus do not effectively eliminate bacteria, because they promote epidermis clearance. It is of value for people infected by Epidermis. VI. Detailed Description of the Preferred Embodiments The examples provided herein include the production of directed human immunoglobulins against Staphylococcus epidermis and the above immunoglobulins for the prevention or treatment of infections caused by Staphylococcus epidermis. The present invention provides a method for exemplifying the practice of the invention in the use of, without any implied limitation. A representative experimental profile is S. 3 illustrates a method for producing directed human immunoglobulins against Epidermis, and S. It was chosen to demonstrate its utility for preventing or treating epidermis infections. Materials and Methods Staphylococcus strains: any S. Two strains (ATCC # 31432 and ATCC # 35984) from the American Type Culture Collection, Rockville, MD were used in those experiments, although they could also be used with Epidermis strains. S. A clinical isolate (Hay) from the blood of a child with epidermis sepsis is also used and is also deposited with the ATCC. Materials and Methods Immunoglobulins: Standard intravenous immunoglobulins were used in those experiments to provide large immunoglobulin pools. Gamimmune, Cutter Laboratories Inc. Preparations from Berkeley, California; Sandoglobulin, Sandoz, East Hanover, NJ; Gamm agard, Hyland, Los Angeles, California were analyzed for comparison. Sera from individual donors were also spiked with S. The antibody activity against Epidermis was analyzed. Bacterial Lichloroacetic Acid (TCA) Antigen Extraction Staphylococcus epidermis strains (ATCC # 35984, ATCC # 31432 and Hay) were grown to log phase in 1000 ml Tryptic Soy Broth (Difco) at 37 ° C. The bacteria were then centrifuged at 2500 RPM for 10 minutes and the supernatant fluid aspirated and discarded. The bacterial bottom was resuspended in 200 ml 2% trichloroacetic acid (TCA) and stirred overnight at 4 ° C. The mixture was then centrifuged at 2500 RPM for 10 minutes and the supernatant was aspirated. To the supernatant was added 4 volumes of absolute ethanol and re-centrifuged overnight at 4 ° C. After centrifugation at 2500 RPM for 10 minutes, the supernatant was removed and discarded. Next, 5 ml of normal salt solution was added to the antigen precipitate, it was cultivated, sterilized, and then lyophilized for storage. Antigen binding studies using enzyme linked immunosorbent assay (ELISA). Epidermis antigen was dissolved in carbonate buffer at a concentration of 25 μg / ml. To each well of a 96-well flat bottom microtiter plate (NUNC, Roski1ide, Denmark) was added 10 μl and stored at 4 ° C until use. Immunoglobulins were diluted to 1% and 2-fold diluted solutions were prepared in phosphate buffer solution-Tween. To each well, 100 μl of serial dilutions were added and the plates were incubated at 4 ° C for 1 hour. Plate H 2 It was washed 4 times with O-Tween. Goat anti-human IgG conjugated to alkaline phosphatase (100 μl; 1: 250) was added, the plates were incubated at 4 ° C. for 1 hour, and then washed with H. 2 100 μl of P-nitrophenyl phosphate substrate in O-Tween and diethanolamine buffer was added. After 90 minutes incubation at room temperature, color development was determined by absorbance at 405 nm. Opsonin assay: S. cerevisiae in immunoglobulin pool and serum. A neutrophil-mediated bactericidal assay was used to determine functional antibodies against epidermis. Neutrophils were isolated from adult venous blood by dextran precipitation and ficall-hypaque density centrifugation. Washed neutrophils (approximately 10 6 3 x 10 cells) Four Were added to round bottom microtiter wells along with approximately mid-log phase bacteria. Neonatal rabbit blood (10 μl; screened to confirm absence of antibody to S. epidermis) was used as the source of active complement. 40 μl of 5% standard immunoglobulin (or serum) was added and the microtiter plates were incubated at 37 ° C. with constant vigorous shaking. Samples (10 μl) were taken from individual wells at time zero and after 2 hours of incubation, diluted, shaken vigorously, the bacteria were dispersed, and incubated on blood agar plates at 37 ° C. overnight for survival of live bacteria. The number was quantified. Controls consisted of neutrophils only, complement only and neutrophils + complement. Staphylococcus sepsis model: Using a lactating rat model, S. The in vivo activity of the antibody against epidermis was determined. Wistar rats (2 days old) were intraperitoneally administered 0.2 ml of 20% Intralipid (Cutter, Berkeley California) at 0800 and 1400. At 3 days of age, individual animals were again fed with 0.2 ml of 20% internal lipid at 0800 and 1400, and 0.2 ml of 5% immunoglobulin or serum was given IP. Immediately after the last dose of internal lipid, 0.05 ml (approximately 5 x 10 7 S) of the middle logarithmic phase. Epidermis was injected subcutaneously cranial to the tail. Lactating rats that are not 24 hours old are 10 7 ~Ten 8 S. In case of subcutaneous infection due to epidermis, lethal S. Progression of epidermis sepsis. To analyze bacteremia levels in selected animals, 0.01 ml of blood was obtained from the tails of the lactating rats at 24, 48 and 72 hours post infection. Blood was collected with a micropipette under sterile conditions and serially diluted with Tryptic Soy Broth (Difco). Bacteria were subcultured on plates and S. Epidermis bacteremia was confirmed and all animals were measured for survival after 5 days. Results S. Antigen-binding activity of human immunoglobulin against epidermis S. The results of an ELISA test of several standard immunoglobulin preparations for antibodies to Epidermis are shown in FIG. Most standard immunoglobulins are S. It contained low levels of antibody to epidermis. However, S. By screening for antibodies to the Epidermis TCA-extracted antigen, sera from one donor and several immunoglobulin lots were treated with S. It was found to have elevated levels of antibody to epidermis (OD reads 1.014, 1.026 and 1.002). S. The variability of antibodies to epidermis was present between preparations prepared by various techniques, and lot-to-lot variability in a single preparation was also seen, which was true for all immunoglobulin pools. Suggest that they are not the same. S. Opsonin activity of human immunoglobulins against epidermis All antibodies directed against certain organisms are unable to enhance immunity and provide enhanced protection from infection. That is, the antibody is capable of binding bacteria and does not enhance opsonization in vitro or clearance from the serum of infected hosts. Therefore, a functional assay was also utilized to detect S. cerevisiae detected by ELISA. It was also determined whether antibodies against epidermis could promote phagocytosis and killing of organisms by neutrophils (Fig. 2). Opsonin antibody activity ranged from low (25% or less bactericidal activity) to moderate activity (25-80%) and a little high (80% or more) bactericidal activity. Therefore, two standard human immunoglobulin preparations with high bactericidal activity were tested on S. cerevisiae based on an in vitro assay that measures antibody binding to the TCA S. epidermis antigen and opsonin antibody activity as determined by in vitro tests. Selected as directed human immunoglobulin against epidermis. Sera from a single donor were also S. It had good opsonin activity against epidermis (over 80% opsonophagocytosis-bacterial activity). Serum and plasma from some individuals were studied, but only this donor had high opsonin activity. Therefore, the donor screen is S. As an alternative way of producing directed human immunoglobulins against epidermis, individual blood or plasma donors contributing to pooled immunoglobulins could be detected. In addition, blood or plasma units could also be screened for pooling. Animal protection research table description Table 1 Table 1 shows that S. cerevisiae compared to standard human immunoglobulin (which had moderate activity against S. epidermis) and a saline control. The effect of directed human immunoglobulins (selected by ELISA and opsonin assay screening) on Epidermis (40R09) is shown. Table 1 shows that although untreated control animals have a mortality rate of about 50%, S. Animals given directed immunoglobulins against epidermis are shown to be fully protected (no mortality). Standard immunoglobulins gave only some protection. S. Other standard immunoglobulin lots with low levels of antibody to epidermis are less effective as the mortality is higher than saline. However, the ordered immunoglobulins cannot always be predicted to be 100% effective, but it can be predicted to reliably improve survival over standard immunoglobulins or untreated animals. Table 2 Table 2 shows that the directed immunoglobulins produced in rabbits by immunization (S. epidermis vaccine) are S. It is shown to produce survivors similar to the directed human immunoglobulins produced by screening immunoglobulins for antibodies against epidermis. S. Immunization of individuals with the Epidermis vaccine and plasma collection for immunoglobulin extraction are described in S. Another method for producing directed human immunoglobulins to prevent or treat epidermis infections. Table 3 Table 3 shows that the internal lipid is S. We show that it causes increased dose-related mortality in lactating rats infected with epidermis. Control animals receiving only internal lipids had 100% viability (43/43), but immature rats fed 16 g / kg of internal lipid had only 46% viability (6/13). . High doses of internal lipids are usually associated with the nontoxic S. Epidermis seems to weaken the immune system enough to make a child's animal force majeure. Table 4 Table 4 shows that S. It is shown that normal postnatal day 3 lactating rats infected with epidermis induce bacteremia. However, over the course of 72 hours their immune system is able to clear the organism from the blood and all rats survive. Table 1 shows S. Directed human immunoglobulins against Epidermis (selected by screening standard immunoglobulins for opsonin or antigen binding activity against S. epidermis) are lethal in a weakened immunity setting with internal lipids. Provides full protection from infection, but the standard immunoglobulins (with moderate antibody levels) out of 5 animals compared to partial protection (about 50% protection with salt solution). 1 has died). Additional studies with other immunoglobulin preparations (Alpha Pharmaceutic als; directed human immunoglobulin 8016A, greater than 90% opsonin activity x standard human immunoglobulin 8007A, less than 50% opsonin activity) were conducted in humans directed Immunoglobulins have also been shown to confer enhanced viability [(8016A-64 / 95 (67%) vs. 8007A-39 / 90 (43%)] over standard human immunoglobulins. Remarkably, it was the fact that the directed human immunoglobulin lowered the peak levels of S. epidermis bacteremia and promoted the rapid clearance of bacteria (Fig. 3). S. Important for protection against epidermis and enhanced bacterial clearance from the blood, and even in immature hosts with weakened immunity, an effective prophylactic or therapeutic modality. Most of the animals treated with standard human immunoglobulin remained bacteremia 72 hours after infection, but only 1/20 of the animals received the directed human immunoglobulin. They were still bacteremia 72 hours later, and the mean bacteremia levels at 72 hours were significantly different (0.5 × 10 5 bacteremia due to directed human immunoglobulin). 1 vs Standard human immunoglobulin bacteremia 3.8 × 10 2 ). In a further study, S. Rabbit-directed immunoglobulins against Epidermis are described in S. Produced by immunizing rabbits with the epidermis vaccine. This vaccine-induced directed immunoglobulin and S. Comparisons were made with directed human immunoglobulins produced by screening immunoglobulins for antibodies against epidermis (Table 2). Vaccine-induced directed immunoglobulins have protective activity similar to directed human immunoglobulins generated by screening (9/11 vs 12/13 viability), and each of them is better than controls (11/19 survival rate). Those data are S. Epidermis vaccine-inducing antibody It is shown that it can be used for the prevention and treatment of epidermis, and that the vaccine can be used to produce the directed human immunoglobulin. Table 3 Many bacteria, such as S. Epidermis is not pathogenic in normal people. However, in children with an immature immune system or with weakened immunity, as seen for internal lipids, S. Epidermis causes sepsis and death. Therefore, it is critical that any animal model for testing antibody efficacy should include those factors. To the knowledge of the inventor, it is the first to show that antibodies against Staphylococcus epidermis provide protection in immature and / or immunosuppressed hosts and enhance bacterial clearance. Internal lipids given at doses up to 16 mg / kg did not cause death in any child animal (control, Table 3). In the absence of internal lipids, postnatal day 3 animals received S. It becomes bacteremia with epidermis but clears and survives the infection for 72 hours (Table 4). However, internal lipids weaken the immunity in a dose-related manner, and postnatal day 3 animals are S. When infected with Epidermis, lethal sepsis occurred in up to 67% of animals. Postnatal day 1 rats do not adequately eliminate bacteremia (due to premature immunity) and develop lethal sepsis. In those models, rats were S. The epidermis bacteremia could not be eliminated and lethal sepsis developed. Directed human immunoglobulins were able to enhance viability and facilitate bacterial clearance, but standard human immunoglobulins did not (FIG. 3). Table 4 When SE is injected into normal infant rats, they become bacteremia in 2 hours and then begin to slowly remove bacteria from the blood. All animals cleared for bacteremia 72 hours post infection. Thus, under normal circumstances, it can weaken the neonatal immunity but consequently regulate SE. However, immediately after birth, S. Studies of rats infected with Epidermis have shown that they can also develop lethal infections. Table 1 Lethal S. cerevisiae in a lactating rat model. Effect of standard and directed immunoglobulins on Staphylococcus epidermis in providing protection from epidermis infection Table 2 S. Epidermis sepsis model * Of therapeutic effects of screened directed immunoglobulin and vaccine-induced anti-staphylococcus directed immunoglobulin in mice Table 3 Animal model: Effects of internal lipid dose on Staphylococcus epidermis mortality in lactating rats S. Infection by Epidermis (Haywood); about 10 7 Bacteria SQ. The standard model starts on the 3rd day after the last dose of IL, and on the 2nd day of life with infection, given a sufficient 4th dose. * IL begins on the first day of life due to infection after the fourth dose on the second day. Table 4 Staphylococcus epidermis bacteremia levels in normal lactating rats fed normal saline instead of internal lipids * Average number of bacteria per ml of blood
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