JPH08503409A - ピペットガン用調節バルブ - Google Patents

ピペットガン用調節バルブ

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JPH08503409A JP51842293A JP51842293A JPH08503409A JP H08503409 A JPH08503409 A JP H08503409A JP 51842293 A JP51842293 A JP 51842293A JP 51842293 A JP51842293 A JP 51842293A JP H08503409 A JPH08503409 A JP H08503409A
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Abstract

(57)【要約】 ピペットガンと協働するピペット(22)を通じて異なった流量範囲を選択的に提供する、ピペットガン用バルブ(10)が提供される。このバルブ(10)は所定数のセッティングを有し、各セッティングは、夫々、ゼロから異なった最大流量までの流体流量範囲が得られるようにされている。オペレーターが、所望のセッティングまでガントリガー(14′,14″)を押し下げることによって流量をコントロールする。また、本バルブ(10)は、バルブ素子(50)がポート(37)と整合又はずれるようスライドしてそれによりピペット(22)を圧力下又は真空状態のいずれかにある流体源と接続されている間に、ピペットチャンバー(40)を断絶させることによって、従来のバルブ素子のピストン効果を除去している。

Description

【発明の詳細な説明】 ピペットガン用調節バルブ 発明の分野 本発明は、ピペットを通る液体サンプルの流量を可変的にコントロールするピ ペットガン(pipette gun)用調節バルブに関するものである。 発明の背景 危険でしばしば禁止されることがある、口を介してピペットで液体サンプルを 吸引及び排出するプラクティスに代わるピペットガンを提供することは従来技術 において知られている。典型的なピペットガンは、一端部で実験用ピペットと連 通し他端部でリモート(remote)又はローカル(local)エアープレッシャー源 のいずれか一方と接続されているハンドヘルドユニット(hand-held unit)を有 している。このピペットガン内に配置されたバルブが、ピペットを介しての液体 の吸込み又は排出のいずれかをコントロールするために、ガンを通ってピペット へ流れるエアーの流量を調節するようになっている。オペレーターがピペットガ ンの正圧トリガー又は負圧トリガーのいずれか一方を押し下げることによってピ ペットへのエアー流量を調節するようになっている。圧力の大きさは、ピペット ガンハウジング内に配置されたバルブによって予じめ決定されコントロールされ る。 ピペットガンの中には様々な長さや直径を有するピペットと協働し連通される ユニバーサルノーズピースアタッチメント(universal nose piece attachment )を備えているものがある。そのようなピペットガンを実際に使用する場合には 、異種類のピペットを装備させるために、可変自在な流量(flow rate)が得ら れることが必要となる。例えば、小型のピペットで液体サンプルを正確に計量す るためには、低流量(low flow rate)が好ましいが、より大型なピペットにと っては低流量では役に立たない。ピペットガンバルブによってコントロールされ る流量 範囲のいかんによって、ピペットガンが実際に用いられるピペットの寸法範囲が 実際上制限される。 ピペットを通る液体の流量を可変的にコントロールすることのできるピペット ガンの長所については、従来より知られている。例えば、プレッシャーポンプに 速度制御をかけることによって、圧力源においてエアー圧を可変的にコントロー ルすることが知られている。然しながら、オペレーターがモータースピードを加 速させた時に、ポンプダイヤフラム(pump diaphragm)が不規則的に急激に動き (jerk)、ピペットを通じて一時的に不規則な流速が生じる。 定圧源からピペットへ付加される圧力を連続的且つ可変的にコントロールし、 それでピペットを通じての液体の流量を連続的且つ可変的にコントロールするた めの調節バルブを備えたピペットガンを提供することが、ケニー(Kenny)の米 国特許第3,963,061号中で知られている。ガンのトリガーを押し下げる 程度を制限することによって、オペレーターはピペットを通じての液体の流量を コントロールする。このようにして、オペレーターはトリガーを完全に押し下げ ることによって迅速にピペットの大部分を液体で満し又は空にし、次いでトリガ ーを若干押し下げることによってピペットをゆっくりと計ることができる。 ケニーによって提供されたタイプのピペットガンは、従来技術を改善したもの で、多くの応用に有益である。液体流量の全範囲は、トリガーの作動路に亘って 確保される。然しながら、液体の流量範囲が広範囲にわたっていることとトリガ ーの作動路が制限されていることから、ケニーのトリガーの若干の歪みによって 液体の流量に重大な変化が生じることとなる。特定のトリガー作動路について流 量の範囲を制限すると、トリガーの感度を減じさせるが、ピペットガンの実用性 及び能力を制限することとなる。従って、本発明は、ピペットガントリガーによ って簡単且つ正確にコントロールすることのできる広範囲な液体流量が得られる ピペットガンを提供することを目的とする。 更に、ケニーのピペットガンは、小型のピペットでの極めて正確な計量が要求 される場合の使用を制約する。バルブが圧力源と連通し又は圧力源と連通しなく なるよう動いた時に、バルブチャンバー内でのバルブステムのピストンのような 動きによって、ピペット内でわずかな圧力変化が生じる。このようなわずかな圧 力変化が、ピペットガンのトリガーを開放し又は最初に押し下げた後に、ピペッ ト内の液体レベルに悪影響を及ぼす。この問題は、小型のピペットを用いた時に 最も顕著となる。従って、本発明の別の目的は、作動中の「ピストン効果(pist on-effect)」を除去した構造のバルブを提供することにある。 発明の概要 本発明に依れば、ピペットを通る液体サンプルの流量を可変的にコントロール するための多くの範囲セッティング(setting)を有する、ピペットガン用バル ブが得られる。このガンは、ピペットへの負圧流及び正圧流を夫々活発化させる 個別のトリガーを有している。圧力の大きさは、バルブに操作可能に接続された 二つのトリガーの一つを押し下げることによってコントロールされる。バルブは 、正圧源又は負圧源のいずれか一方を調節することのできる特定のトリガーにつ いて多数の流量範囲の一つを選択するために、そのガントリガーを単純に回転さ せることによって調節してもよい。各セッティングは、選択されたトリガーの作 動路上で得られる液体流量の範囲を変更する。 本発明のバルブは、ピペットを通じて単一の所定流量範囲しかもっていない他 のバルブを改良したものである。本発明のバルブは、ガントリガーのわずかな歪 みに多少反応するよう調整することができる。各セッティングにおいては、ゼロ から異なった最大流量範囲までを得ることができる。これらセッティングは、ト リガーを一方向に回転させるにつれて、次第に最大の流量が得られるよう規則正 しく順に位置しているのが好ましい。 本発明のピペットガンは、従来のバルブの「ピストン効果」を除去して、ピペ ットのより正確な計量をするのに役立つ。そのような構成であるので、コントロ ールバルブ素子は、バルブチャンバーをピペットと連通させる開口と接するよう に動く。それによって、ピペットと接続されるエアーの分量は、コントロールバ ルブ素子がエアー圧源をピペットと接続させるべくスライド整合し及び離脱した 時に、実質的に変化しない。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の一具体例に依るバルブを用いることのできるピペットガン を示した図である。 第2図は、第1図示のバルブの拡大斜視図である。 第3図は、破線で示したポート封止素子と接触する第2図のスライドバルブ素 子の拡大斜視図である。 第4図は、第3図の4−4線に沿った拡大平面図である。 第5図は、圧力源をピペットと接続させる一制限位置における本発明のバルブ の動作を説明するための図である。 第6図は、ピペットを圧力源から断絶させる他の制限位置における本発明のバ ルブの動作を説明するための図である。 第7及び8図は、「ピストン効果」を発生させる従来のバルブの動作を説明す るための図である。 好ましい具体例の説明 本発明の一具体例に依るバルブは、第1図示の如きピペットガンにおいて特に 有用である。参照符号10で示されたバルブは、ガンのハンドル12内に配置さ れている。バルブ10は、ピペット22を通過する液体サンプルの流れをコント ロールするためにピペット22に向かう圧縮エアーの流れを調節する。バルブ1 0は、個別のホース又はフレキシブルチューブ20によって個別の負圧源16と 正圧源18に接続され、更に、単一のホース又はフレキシブルチューブ24によ ってピペット22に接続されている。バルブ10は、正圧の流れをコントロール するためのトリガー(trigger)14′と、負圧の流れをコントロールするため の別のトリガー14″とを備えている。正圧トリガー14′を押し下げると、ピ ペットから液体が吐き出され、負圧トリガー14″を押圧すると、ピペット内に 液体が吸引される。このピペットガンは、ピペット22を受け入れてピペットを ガンに保持するための鼻部21を備えている。 第2図を参照すると、本発明のバルブは、ハウジング30内に配置された一対 のバルブシステムを有し、特段の説明がない限り、各システムは他方のシステム とほぼ同様に構成されている。第1及び2図中において、二つのバルブシステム を同じ参照符号で示したが、二つのトリガーは夫々参照符号14′,14″で示 した。一方のシステムが正圧源からのエアー流を調節するのに対し、他方のシス テムは負圧源へ向かうエアー流を調節する。これらのバルブシステムはマニホー ルド40によって互いに接続されていて、このマニホールド40はホース又はフ レキシブルチューブ24によってピペット22に接続されている。説明を明確且 つ簡潔にするために、後述する説明においては、トリガー14′を有し正圧源に 接続されたシステムについて言及することとする。 各バルブシステムは、ハウジング30内に位置している長尺な円筒状のバルブ チャンバー34を有している。ハウジング内で、第一の導管32が、チャンバー の周面に形成された開口33を介してチャンバー34の一端部34aに接続され ている。開口33はチャンバーの端面に形成してもよい。第一の導管32は、チ ャンバー34から、バルブハウジング30の外表面上に固定されたステム又はニ ップル38へと通ずる通路を構成している。そのステム38は、場合に応じて、 エアー圧源18又はバキューム源16に通じるホース又はフレキシブルチューブ 20を受け入れるよう設計されている。 ハウジング30内で、第二の導管36が、チャンバー34の中間部分の周面に 形成されたポート(port)37を介してチャンバー34の中間部分に接続されて いる。チャンバー34を第一の導管32と接続している開口33はチャンバー3 4の周面或いはチャンバー34の端面のいずれか一方に形成すればよいが、ポー ト37はチャンバー34の周面に形成しなければならない。第二の導管36は、 チャンバー34からマニホールド40へと通じる通路を構成し、マニホールド4 0はホース又はフレキシブルチューブ24によってピペット22に接続されてい る。チャンバー34の他端部34bは、ハウジング30を越えて突出しているの が好ましく、ハウジングの外に向けて開口している。上述した如く、バルブは互 いにほぼ平行に位置し同様に構成された二つの長尺なチャンバーを有している。 両チャンバーの第二の導管36は同一のマニホールド40に接続されているが、 両チャンバーの第一の導管32はエアー圧又はバキュームのいずれか一方と接続 するために離されている。 参照符号50で示した長尺なバルブ素子は、チャンバー34内で縦軸に沿って スライドするよう設計されている。バルブ素子50は、このバルブ素子をチャン バー34内で駆動させるための操作素子(operator)14に接続されたステム5 2を有している。このバルブステムは、チャンバーの他端部34bを介して、バ ルブハウジング30の外部からチャンバー34内に挿入されている。操作素子1 4は、バルブステム52のチャンバー34内への作動路を制限するためにステム との接続個所にフランジ61を有しているのが好ましい。このフランジはチャン バーの他端部34b(第5図参照)に設けられたストッパー(図示せず)と接触 することによって、バルブ素子のチャンバー内での第一の制限位置を限定し、同 様に、フランジがピペットガンのハンドル12(第1図参照)のストッパー(st op)と接触することによって、チャンバー外でのバルブ素子の第二の制限位置を 限定する。あるいは、操作素子60の直径をバルブステム52の直径及びチャン バー34の内径よりも単純に大きくしたものであってもよい。 好ましいバルブステム52は、操作素子14と隣接し操作素子14に接続され た封止部52aと、操作素子14から離れた作動部52bとの二つの部分を有し ている。封止部52aは、チャンバー34内でステム52が直線運動及び回転運 動の双方を簡単に行うことができるようにチャンバー34の内径内に滑りばめさ れる外径を備えた単一の連続した円柱状の面を有しているのが好ましい。好まし い作動部52bは、ステムの封止部52aの外径とほぼ等しい外形寸法を有する 多数の平面56(第3,4図参照)を有している。複数の平面56の各々は、作 動部の長さよりは短め目の長尺な溝58を有している。第1〜6図示の具体例に おいては、バルブステム52の作動部52bは三つの平面56を有している。各 長尺な溝58は互いに異なった断面積が得られるようにするために、他の溝とは 相違した寸法を有しており、その断面積が後述する如く流体の長手方向の流れ領 域を溝58全体に亘って構成している。これら溝58はサイズ及び流れ領域が増 大する規則正しい順に、ステムの外表面の回わりに位置させるのが好ましい。 各溝58は、各作動部52bを、溝付き部52cと溝のない連続した部分52 dとの二つの部分に区画している。第3図示の如く、溝付き部52cは封止部5 2aに隣接し、溝のない連続した部分52dは封止部52aから離れた部分に位 置している。 第一の導管内の相対圧力(relative pressure)の如何に依り、第一の導管か らチャンバーを通って第二の導管へと流れ又はその逆に流れるエアーの流通を調 整するために、バルブ素子52はチャンバー34内で回転も長さ方向へのスライ ドをもできるよう設計されている。バルブ素子は、トリガーすなわち操作素子6 0が完全に開放された時に第二の導管を完全に断絶させる第一の制限位置と、ト リガーすなわち操作素子が完全に押し下げられた時に第二の導管を圧力源と完全 に接続させる第二の制限位置との間で長さ方向へ作動することができる。バルブ 素子が制限位置間内に位置している時、バルブ素子が制限された量のエアーを第 二 の導管へ供給し、その時に溝はポート37と整合している。トリガーすなわち操 作素子14がより十分に押し下げられるに従って、流量(flow rate)が増加す る。 第一の制限位置においては、複数の平面56のうちの一つの溝のない連続した 部分52dがポート37と整合して、ポートを通って第二の導管36内に流入す るエアーの流れを遮断し、それによって、第6図に最も明瞭に図示されているよ うにピペットを断絶させる。ポートは、ポートと平面56の溝のない連続した部 分52dとの間の接触個所を封止するのに役立つエラストマーの(elastomeric )環状封止素子66を備えているのが好ましい。第一の制限位置においては、第 6図中に流体の流れを矢印で示したように、エアーが第一の導管32からチャン バーの一端部34aに連続的に流入し、ステム56の平面上を流れて、ポート3 7及びその封止素子66を通り越して、チャンバーの他端部34bに設けられた 排気口72から外へと流出する。第4図示の如く、ステム52の作動部52bは 、チャンバーのほんの一部を封鎖しているにすぎない。エアーはステムの作動部 を取り囲んでいる空間70を自由に通過して排気口72から外へ流れることがで きる。好ましい具体例においては、封止部52aがチャンバー34から離脱した 時に(第6図参照)、チャンバーの他端部34bが、周囲に対してチャンバーを 開口させる排気口を構成する。これに代えて、その排気口を他端部34b近くの チャンバーの周面に設けた開口にて構成してもよい。どちらの場合でも、ステム が第5図中に示された方向で長手方向内部に移動させられた時に、ステムの封止 部52aが排気口と接触しこの排気口を閉成する。 第二の制限位置においては、フランジ61がチャンバーの端部近くに設けられ たストッパー(図示せず)と接触するまで、バルブステムは第5図中に示された 方向で内方へ向って付勢されている。バルブステムが第二の制限位置に向ってス ライドするにつれて、封止素子66の中央開口部を通って第二の導管へ と向かうエアー流路が得られるようにするために複数の溝の一つがポートと整合 (registry)するようになるまで、ステムの溝付き部がポートの封止素子66と 接触するようになる。封止部52aは同時にスライドして排気口72と接触しこ の排気口72を封止する。第一の導管からチャンバー内に流入したエアーは、ポ ートと接触している平面を含んだ平面の各々の上を流れる。排気口72は封止部 52aによって閉成されているので、第5図中に矢印で流れを示したように、エ アーは長尺な溝58を通り、ポート37を通って第二の導管36内へと強制的に 流入させられるようになる。 第3〜5図に図示されているように、溝には長さ方向及び深さ方向の双方にテ ーパーが付けられていて、このことにより、ポート37の封止素子66と接触す る溝の位置に応じて、流体の異なった流れ領域が得られるようになっている。バ ルブステムが第一の制限位置から第二の制限位置へ向かって内部に移動させられ るに従って、溝の次第に増大している部分がポートと整合し、それによって圧縮 エアーのピペットへの流量が増加する。この構造においては、ガンの操作素子1 4すなわちトリガーを押し下げる深さをコントロールすることにより、ピペット を通過する液体の流量を調節することができる。バルブは、第二の制限位置すな わち完全に押し下げられた位置において、最大量のエアーをピペットへ供給する 。また、バルブは、第一の制限位置すなわち伸びた状態においては、エアーをピ ペットに供給しない。操作素子すなわちトリガー14を伸びた位置に通常付勢す るために、操作素子上にはコンプレッションスプリング62(第1,2図参照) が設けられている。 バルブステム52の各平面56は、それの溝の寸法を限定することによって、 所定範囲のエアー流量を提供することができる。異なった範囲のエアー流量が得 られるようにするために、各平面は他の平面の溝と異なった寸法を有するテーパ ー付き溝を有し、その各範囲はゼロから異なった最大流量範囲にわたっている。 バルブステムがチャンバー34内で回転させられると、別の平面56及びそれの テーパー付き溝58がポート37の封止素子66と接触する。好ましい具体例に おいては、バルブステムがチャンバー34内で回転させられた時に、圧縮性のエ ラストマー封止素子66が、平面56のうちの一つを選択的に位置決めし及びそ の平面をポート37と対向している関係に維持させる戻り止めとして機能する。 各平面は、予め設定された流量範囲と、トリガーすなわち操作素子60の所定感 度(sensitivity)とによって、所定のセッティング(setting)を表わしている 。 本発明の図示具体例のバルブは、従来のバルブを用いた小型のピペットでの正 確な計量(metering)を非常に困難にさせている「ピストン効果」を除去してい る。第7及び8図に従来のバルブを概略的に図示した。図示の従来技術において は、単一の長尺な溝96を有するバルブ素子88が、ピペットチャンバー94を 供給チャンバー92から断絶させる、第8図示の第一の制限位置と、供給チャン バー92から封止素子90及びバルブ素子の長尺な溝96を通ってピペットチャ ンバー94へと至る通路を提供する第二の制限位置との間をスライドする。トリ ガーを内方へ押し下げた時に、バルブ自体によって移動させられたエアーの分量 (volume)に起因して溝が整合される前においてさえ、バルブ素子がピペットチ ャンバー94内の圧力を増大させる。逆に、トリガーを開放した時に、バルブ自 体によって作られる真空に起因して溝が整合しなくなった後に、バルブ素子がピ ペットチャンバー内の圧力を減じながら、第7図中にX1で示した位置から第8 図中にX2で示した位置へと移動する。バルブの移動によってバルブステムの断 面積と等しい分量のエアーが移動し、その時第7及び8図に示した間隔(X2− X1)が変化する。 本発明のバルブは、バルブ素子がポートと整合し及びポートからずれるよう移 動している間にバルブ素子が第二の導管に入ることがないので、従来のバルブの ピストン効果を除去している。スライドバルブステムによってもたらされる圧力 変化は、定圧源に接続されピペットには接続されていない第一の導管によって緩 和される。 本発明に係るバルブの好ましい具体例は、三角形の断面形状で三つの平面を備 えているが、違った数、例えば、2個又は4個の平面を有し、それに対応した断 面形状を有するものであってもよい。本発明の他の具体例に依れば、単一の連続 した表面又は多数の長尺な溝及び外部戻り止め又はリモート内部戻り止めを設け てもよい。 バルブ本体は好ましくは液晶ポリマーにて作られている。また、バルブ本体は 穴あけを必要としない射出成形によって成形するのが好ましい。バルブステムは 、摩擦係数が低く生物学又は化学実験雰囲気中で侵食されることのない材料にて 作るのが好ましい。バルブ素子の好ましい材料としては、ポリテトラフルオロエ チレンがある。圧縮可能なエラスマー封止素子は、ブナ エヌ ラバー(Buna N rubber)又は実験雰囲気中で侵食されることのない何らかのエラストマー材料 で作るのが好ましい。バルブステムの平面と接触する封止素子66の端部は、バ ルブステムと封止素子との間に生じるすべり摩擦を減じるために1/2型オーリン グ(1/2 shaped O-ring)を備えているのが好ましい。 本発明について特定の具体例を用いて図示及び説明したが、本発明はこれらの 特定の具体例に限定されるものではなく、後述の請求の範囲内において許容でき る変更及び修正を加えることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1993年10月23日 【補正内容】 請 求 の 範 囲 1.ピペット内に吸引され及びピペットから排出される液体サンプルの流量を 可変的にコントロールするためのピペットガン用バルブであって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に位置して、流体圧力源と接続されるよう構成及び配置され た第一の導管と、 前記ハウジング内に位置して、ピペットと接続され多量の流体を含むよう構成 及び配置された第二の導管と、 ある長さ,ある内径,縦軸及び周面を有し前記ハウジング内に位置している長 尺なバルブチャンバーであって、前記第一の導管を前記チャンバーと連通させる 一つの開口と、前記周面から内方へ延在して前記第二の導管を前記チャンバーと 連通させるポート手段とを有する前記チャンバーと、 ある長さ,外周面及びある外径を有し、前記チャンバー内で前記外周面が前記 ポート手段と対向し封止係合した状態で前記縦軸に沿ってスライドするよう構成 及び配置された長尺なバルブ素子であって、このバルブ素子の長さよりは短くて 、前記ポート手段と整合することの可能な軸方向の長尺な溝を前記外周面に有す る前記バルブ素子と、 一端部で前記バルブ素子に接続されて、前記バルブ素子の前記溝を前記ポート 手段と整合させ又は前記ポート手段からずれさせるよう移動させる操作素子とを 有し、 前記溝が前記ポート手段と整合した時に、前記外表面が前記ポート手段と封止 係合することを介して前記第一及び第二の導管を連通する流体通路を前記溝が提 供し、前記溝が前記ポート手段からずれた時に、前記バルブが前記第二の導管を 断絶させ、これにより前記ポート手段が前記第二の導管を前記チャンバーから分 離させ、それ故、前記溝が前記ポート手段と整合及びずれるよう動かされている 間、前記第二の導管内の流体の分量が実質的に変化しないようになっているピペ ットガン用バルブ。 2.前記長尺な溝にテーパーが付けられ、この溝が、前記第一の導管と第二の 導管との間の流体通路内で、調整自在な流体流量領域を構成している、請求の範 囲第1項に記載のバルブ。 3.前記バルブ素子がその外周面上に複数の面を有し、前記操作素子が、前記 複数の面を選択的に前記ポート手段と対向させるために前記バルブ素子を移動さ せるよう操作可能で、前記複数の面の各々が長尺な溝を有している、請求の範囲 第1項に記載のバルブ。 4.前記の溝の各々が、互いに異なったサイズを有し、他の溝とは異なった流 体流量領域を構成し、前記溝が、サイズが増加する規則正しい順に前記バルブ素 子の外周面の回りに配列され、前記バルブ素子が、前記複数の面を選択的に前記 ポート手段と対向させるよう前記縦軸の回りを回転できるようになっている、請 求の範囲第3項に記載のバルブ。 5.前記チャンバー内での前記バルブ素子の前記縦軸回りの回転を許容し前記 ポート手段を前記複数の面の一つと対向させるために、前記バルブ素子の外形寸 法が、バルブチャンバーの内径より小さくなっている、請求の範囲第3項に記載 のバルブ。 6.前記複数の面のうちの一つを選択的に位置決めし前記ポート手段と対向し た状態に維持させるための戻り止め手段を有している、請求の範囲第5項に記載 のバルブ。 7.前記戻り止め手段が、前記面に対して弾発自在に押し当てられるよう前記 ポート手段内に配置されたエラストマー封止素子を有し、前記複数の面の選択さ れた一つの面に対して前記封止素子を定置させると共に、前記封止素子を介して 前記ポート手段と前記溝との間に流体の通路を構成するべく前記バルブ素子を前 記縦軸の回りを回転させることによって前記封止素子が圧縮自在になっている、 請求の範囲第6項に記載のバルブ。 8.前記ポート手段が、前記複数の面の一つに対して定置し且つ前記ポート手 段と前記溝との間に流体の封止された通路を提供するエラストマー封止素子を有 している、請求の範囲第3項に記載のバルブ。 9.前記バルブ素子が、封止部と、作動部と、前記操作素子に隣接した第一の 端部と、前記操作素子から遠く離れた第二の端部とを有し、前記第一の端部から 中間点に至る前記封止部が、前記バルブチャンバーに滑りばめできるよう一定の 寸法を有し、前記作動部が、前記中間点から前記第二の端部へと至っており、前 記封止部の前記一定の寸法よりは大きくない最大の外形寸法を備えた複数の面を 有している請求の範囲第1項に記載のバルブ。 10.前記複数の面の各々が、前記作動部の長さよりは短い長尺な溝を有し、 その溝を介して前記作動部の溝付き部分と前記作動部の溝のない連続した部分と に区画されている、請求の範囲第9項に記載のバルブ。 11.前記バルブ素子が、前記溝が前記ポート手段からずれた時にチャンバー をバルブハウジングの外部と連通させる排気口を有し、前記溝が前記ポート手段 と整合している時に、前記排気口を封止し前記チャンバーを外部から断絶させる ために前記封止部が前記溝に相対して位置している、請求の範囲第10項に記載 のバルブ。 12.前記複数の面の少なくとも一つが、その溝が前記ポート手段からずれた 時に、前記第一の導管から前記排気口へ至る流体の流路を区画している、請求の 範囲第11項に記載のバルブ。 13.前記排気口が、前記チャンバーの一端部を構成している請求の範囲第1 1項に記載のバルブ。 14.前記バルブ素子が、その外周面に複数の長尺な溝を有し、これら溝の各 々が、他の溝とは異なったサイズを有し、他の溝とは異なった流体の流れ領域を 提供している、請求の範囲第1項に記載のバルブ。 15.前記チャンバー内での前記バルブ素子の前記縦軸回りでの回転を許容し て前記複数の溝の一つを前記ポート手段と位置合せ整合させるために、前記バル ブ素子の外形寸法が、バルブチャンバーの内径より小さくなっている、請求の範 囲第14項に記載のバルブ。 16.前記複数の溝の一つを前記ポート手段と位置合せさせるためにバルブ素 子を選択的に位置決め且つ前記ポート手段と整合した状態に維持させるための戻 り止めを有している、請求の範囲第14項に記載のバルブ。 17.ピペット内に吸引され及びピペットから排出される液体サンプルの流量 を可変的にコントロールするためのピペットガン用バルブであって、 縦軸と、周面と、ピペットと連通自在になっていてピペットと長尺なバルブチ ャンバーとの間で流体を流通させる第一の流通手段と、圧力流体源を前記チャン バーと接続させる第二の流通手段とを有し、前記流通手段の一方が前記周面から 内方へ延在したポートを有するよう構成されてハウジング内に位置している前記 チャンバーと、 外表面を備えて前記チャンバー内に位置している長尺な作動部を有し、その外 表面が前記ポート手段と係合した状態で前記チャンバー内で前記縦軸に沿ってス ライドするよう構成及び配置され、少なくとも一位置において前記外表面が前記 ポート手段と対向し封止係合し、前記外表面に前記ポートと整合することの可能 な軸方向の長尺なテーパー付き溝を有する長尺なバルブ素子と、 前記バルブ素子の前記溝を前記ポート手段と整合させ又は前記ポート手段から ずらすために前記バルブ素子を長手方向へスライド移動させるための手段とを有 し、 前記溝が前記ポート手段と整合している時に、前記外表面が前記ポートに封止 係合することを介して前記圧力流体源と前記ピペットとの間を連通する流体路を 前記溝が提供し、前記溝が前記ポート手段からずれている時に、前記流体路を閉 成するようになっているピペットガン用バルブ。 18.前記ポート手段が、前記外表面と係合する座面と前記座面に形成され通 路を構成している中央穴とを有する環状座を有し、前記圧力流体源と前記導管と の間に前記流体路が構成されるようにするために、前記溝が前記チャンバーと前 記中央穴との間で前記バルブ素子の長さ方向に沿って流体を流すことができるよ うになっている請求の範囲第17項に記載のバルブ。 19.前記バルブ素子が、前記外表面の周回りに形成され且つ互いに異なった サイズの流路を提供するために互いに異なったサイズを有する複数の長尺なテー パー付き溝と、前記作動部を前記チャンバーの縦軸の回りに回転させて前記複数 の溝のうちの選択された一つを前記座面と整合させるための手段とを有している 請求の範囲第18項に記載のバルブ。 20.前記作動部の外表面が、前記テーパー付き溝と並んで平らになっていて 、前記座面が、前記テーパー付き溝と並んでいる作動部の平らな外表面とスライ ド自在に係合する平らな面を備えたエラストマー環状素子にて構成されている請 求の範囲第19項に記載のバルブ。 【図3】 【図4】 【図5】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ピペット内に吸引され又はピペットから排出される液体サンプルの流量を 可変的にコントロールするためのピペットガン用バルブであって、 ハウジングと、 前記ハウジング内に位置して、流体圧力源と接続されるよう構成及び配置され た第一の導管と、 前記ハウジング内に位置して、ピペットと接続され多量の流体を含むよう構成 及び配置された第二の導管と、 ある長さ,ある内径,縦軸及び周面を有する長尺なバルブチャンバーであって 、前記第一の導管を前記チャンバーと連通させる一つの開口と、前記第二の導管 を前記チャンバーと連通させる、前記周面に設けられたポート手段とを有する前 記チャンバーと、 ある長さ,外周面及びある外径を有し、前記チャンバー内で前記外周面が前記 ポート手段と係合した状態で前記縦軸に沿ってスライドするよう構成及び配置さ れた長尺なバルブ素子であって、このバルブ素子の長さよりは短い長尺な溝を前 記外周面に有する前記バルブ素子と、 一端部で前記バルブ素子に接続されて、前記バルブ素子の前記溝を前記ポート 手段と整合させ又は前記ポート手段からずれさせるよう移動させる操作素子とを 有し、 前記溝が前記ポート手段と整合した時に、前記溝が、前記第一及び第二の導管 を連通する流体通路を提供し、前記溝が前記ポート手段からずれた時に、前記バ ルブが前記第二の導管を断絶させ、これにより前記ポート手段が前記第二の導管 を前記チャンバーから分離させ、それ故、前記溝が前記ポート手段と整合及びず れるよう動かされている間、前記第二の導管内の流体の分量が実質的に変化しな いようになっているピペットガン用バルブ。 2.前記長尺な溝にテーパーが付けられ、この溝が、前記第一の導管と第二の 導管との間の流体通路内で、調整自在な流体流量領域を構成している、請求の範 囲第1項に記載のバルブ。 3.前記バルブ素子がその外周面上に複数の面を有し、前記操作素子が、前記 複数の面を選択的に前記ポート手段と対向させるために前記バルブ素子を移動さ せるよう操作可能で、前記複数の面の各々が長尺な溝を有している、請求の範囲 第1項に記載のバルブ。 4.前記の溝の各々が、互いに異なったサイズを有し、他の溝とは異なった流 体流量領域を構成し、前記溝が、サイズが増加する規則正しい順に前記バルブ素 子の外周面の回りに配列され、前記バルブ素子が、前記複数の面を選択的に前記 ポート手段と対向させるよう前記縦軸の回りを回転できるようになっている、請 求の範囲第3項に記載のバルブ。 5.前記チャンバー内での前記バルブ素子の前記縦軸回りの回転を許容し前記 ポート手段を前記複数の面の一つと対向させるために、前記バルブ素子の外形寸 法が、バルブチャンバーの内径より小さくなっている、請求の範囲第3項に記載 のバルブ。 6.前記複数の面のうちの一つを選択的に位置決めし前記ポート手段と対向し た状態に維持させるための戻り止め手段を有している、請求の範囲第5項に記載 のバルブ。 7.前記戻り止め手段が、前記面に対して弾発自在に押し当てられるよう前記 ポート手段内に配置されたエラストマー封止素子を有し、前記複数の面の選択さ れた一つの面に対して前記封止素子を定置させると共に、前記封止素子を介して 前記ポート手段と前記溝との間に流体の通路を構成するべく前記バルブ素子を前 記縦軸の回りを回転させることによって前記封止素子が圧縮自在になっている、 請求の範囲第6項に記載のバルブ。 8.前記ポート手段が、前記複数の面の一つに対して定置し且つ前記ポート手 段と前記溝との間に流体の封止された通路を提供するエラストマー封止素子を有 している、請求の範囲第3項に記載のバルブ。 9.前記バルブ素子が、封止部と、作動部と、前記操作素子に隣接した第一の 端部と、前記操作素子から遠く離れた第二の端部とを有し、前記第一の端部から 中間点に至る前記封止部が、前記バルブチャンバーに滑りばめできるよう一定の 寸法を有し、前記作動部が、前記中間点から前記第二の端部へと至っており、前 記封止部の前記一定の寸法よりは大きくない最大の外形寸法を備えた複数の面を 有している請求の範囲第1項に記載のバルブ。 10.前記複数の面の各々が、前記作動部の長さよりは短い長尺な溝を有し、 その溝を介して前記作動部の溝付き部分と前記作動部の溝のない連続した部分と に区画されている、請求の範囲第9項に記載のバルブ。 11.前記バルブチャンバーが、前記溝が前記ポート手段からずれた時にチャ ンバーをバルブハウジングの外部と連通させる排気口を有し、前記溝が前記ポー ト手段と整合している時に、前記排気口を封止し前記チャンバーを外部から断絶 させるために前記封止部が前記溝に相対して位置している、請求の範囲第10項 に記載のバルブ。 12.前記複数の面の少なくとも一つが、その溝が前記ポート手段からずれた 時に、前記第一の導管から前記排気口へ至る流体の流路を区画している、請求の 範囲第11項に記載のバルブ。 13.前記排気口が、前記チャンバーの一端部を構成している請求の範囲第1 1項に記載のバルブ。 14.前記バルブ素子が、その外周面に複数の長尺な溝を有し、これら溝の各 々が、他の溝とは異なったサイズを有し、他の溝とは異なった流体の流れ領域を 提供している、請求の範囲第1項に記載のバルブ。 15.前記チャンバー内での前記バルブ素子の前記縦軸回りでの回転を許容し て前記複数の溝の一つを前記ポート手段と位置合せ整合させるために、前記バル ブ素子の外形寸法が、バルブチャンバーの内径より小さくなっている、請求の範 囲第14項に記載のバルブ。 16.前記複数の溝の一つを前記ポート手段と位置合せさせるためにバルブ素 子を選択的に位置決め且つ前記ポート手段と整合した状態に維持させるための戻 り止めを有している、請求の範囲第14項に記載のバルブ。 17.ピペット内に吸引され又はピペットから排出される液体サンプルの流量 を可変的にコントロールするためのピペットガン用バルブであって、 縦軸と、周面と、ピペットと長尺なバルブチャンバーとの間で流体を流通させ るため第一の流通手段と、圧力流体源を前記チャンバーと接続させる第二の流通 手段とを有し、前記流通手段の一方が前記周面に形成されたポートを有するよう 構成された前記チャンバーと、 外表面を備えて前記チャンバー内に位置している長尺な作動部を有し、その外 表面が前記ポート手段と係合した状態で前記チャンバー内で前記縦軸に沿ってス ライドするよう構成及び配置され、少なくとも一位置において前記外表面が前記 ポート手段を封止し係合し、前記外表面に長尺なテーパー付き溝を有する長尺な バルブ素子と、 前記バルブ素子の前記溝を前記ポート手段と整合させ又は前記ポート手段から ずらすために前記バルブ素子を長手方向へスライド移動させるための手段とを有 し、 前記溝が前記ポート手段と整合している時に、前記溝が、前記圧力流体源と前 記ピペットとの間に流体路を提供し、前記溝が前記ポート手段からずれている時 に、前記流体路を閉成するようになっているピペットガン用バルブ。 18.前記ポート手段が、前記外表面と係合する座面と前記座面に形成され通 路を構成している中央穴とを有する環状座を有し、前記圧力流体源と前記導管と の間に前記流体路が構成されるようにするために、前記溝が前記チャンバーと前 記中央穴との間で前記バルブ素子の長さ方向に沿って流体を流すことができるよ うになっている請求の範囲第17項に記載のバルブ。 19.前記バルブ素子が、前記外表面の周回りに形成され且つ互いに異なった サイズの流路を提供するために互いに異なったサイズを有する複数の長尺なテー パー付き溝と、前記作動部を前記チャンバーの縦軸の回りに回転させて前記複数 の溝のうちの選択された一つを前記座面と整合させるための手段とを有している 請求の範囲第18項に記載のバルブ。 20.前記作動部の外表面が、前記テーパー付き溝と並んで平らになっていて 、前記座面が、前記テーパー付き溝と並んでいる作動部の平らな外表面とスライ ド自在に係合する平らな面を備えたエラストマー環状素子にて構成されている請 求の範囲第19項に記載のバルブ。
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