JPH08501406A - 紫外線レーザパルスによる雷の放電 - Google Patents

紫外線レーザパルスによる雷の放電

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JPH08501406A
JPH08501406A JP5510210A JP51021093A JPH08501406A JP H08501406 A JPH08501406 A JP H08501406A JP 5510210 A JP5510210 A JP 5510210A JP 51021093 A JP51021093 A JP 51021093A JP H08501406 A JPH08501406 A JP H08501406A
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ディールズ,ジーン−クラウド
ツアオ,シン,ミアオ
イー,カオ,ヤン
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ユニバーシテイ オブ ニューメキシコ
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Abstract

(57)【要約】 空間電荷の形成を防止するための、大気中で、静電気或いは雷を放電せしめる配置(11〜20)は、大気中の電界強度を低減するものであり、それは、本質的に紫外線範囲内の波長の1つ以上のレーザパルス(11)を、大気中で電気伝導イオン化チャンネルを作るに十分な継続時間で、通路を通して、伝達し、そして、同時に、紫外線パルスより長い波長の1つ以上の第2のレーザパルス(13)を、チャンネルの伝導率が大気中に雷が生じるに十分に長い時間保持するように、前記通路を通して、伝達することによる。

Description

【発明の詳細な説明】 紫外線レーザパルスによる雷の放電 本発明は、空軍省との交渉のもとに行なわれたもので、アメリカ合衆国政府は 、それについての権利を有する。発明の技術分野 本発明は、照射を通しての雷を誘発せしめる分野中のことであり、特に、空港 及びロケット打ち上げ地域の保護を可能にするレーザに関し、そして、農業地域 でのアラレの防止と低減に関する。発明の背景分野 70年代中期に、大気中を通して強力な赤外線レーザビームを送ることにより 雷を誘発する試みが行なわれた[Jr.C.W.Schubert.The Laser Lightning Ro d System:a Feasibility Study.Technical Report AFFDL-TR-78-60,Air Forc e Flight Dynamics Laboratory,1977参照]。これらのレーザは長波長である ために、空気をイオン化するには、100−フォトンかかったようだ。然し乍ら 、強力なレーザビームの電界では、空気のアバランチェ(ナダレ)イオン化を形 成するに十分であり、プラズマになった。この形成された緻密なプラズマは、ビ ームに対して不透明であるので、この方法は失敗した、更に、レーザ照射の伝搬 を防止した。 地上と雲との間の雷は、空間電荷イオンのスピードより速いスピードで、自然 に生じる空間電荷層の上に、地上への伝導通路を挿入することにより、誘発でき る。これが発生したとき、空間電荷が、もはや伝導路のチップでの電界を低減さ せることができなかった、そのために、チップでの高められた電界は、破壊を開 始せしめるに十分に大きくでき、その結果、地上から雲への伝搬が得られた。多 数の研究者が、小さいロケットを点火し、地上ワイアを引き上げることにより雷 を誘発せしめるこの原理を利用していた。[M.M.Newman,J.R.Stahmann,J .D.R obb,E.A.Lewis,S.G.Martin,とS.V.Zinn,Triggered lightnin g at close r ange.J.Geophys.Res.,72,1967]。 この方法の成功率は、約50%だけである。ロケットのスピードは、常に、雲 とロケットの間の電界を低減するように、空間電荷の形成の防止には十分とは限 らない。最終的に、ロケットは、レーザが可能なようには連続的に上げることが できない。発明の概要 本発明によると、イオン化された酸素と窒素+電子−イオン化チャンネルを作 成する−1以上の高エネルギーフエムト秒のUVパルスにより、そして、同時に 、長波長(例えば、可視範囲)で、継続時間の1以上のレーザパルスを同じ経路 を通して、送り、通路の伝導性を、雷が生じるに十分な時間保持する(長い波長 の秒パルスは、O2 -或いはO-として捕獲された電子を脱着する)ことにより、 雷を誘発せしめる。この技術は、図1の説明図に示され、フェムト秒(fs)U Vパルス(実線)及び、より長く、可視レーザパルス(ダッシュ線)を運ぶレー ザビームを用いる地上−対−雲の雷の誘発を示している。両方のパルスとも、1 0Hzの最小の繰り返し速度により、放電(即ち、雷の誘発)のための好適な通 路は、すべての時間で保持される。フェムト秒UVパルスが、周波数変調で形成 され、大気中に伝搬されると、圧縮されるものである。この圧縮の目的は、ピー ク強度を上げて、パルスが、大気中を伝搬するにつれて生じる損失を補填するた めである。 本発明の配置は、同様に、雲(雲中の雷)中、静電の内部放電にも適用される 。1以上のフェムト秒UVパルス連続と1以上のより長い(ナノ秒乃至マイクロ 秒)の可視パルスにより、伝導(イオン化された)チャンネルが、雲の基礎と項 点との間に作られた場合に、雲中の放電が行なわれる。雲を通して、清浄な(透 明な)光学的経路を形成するために、上記のパルスは、強い赤外線の、長いレー ザパルス(CO2レーザにより作られるような)を先行させるべきであり、それ により、雲中の水滴を蒸発させる。これは、図2に示され、fsUVレーザ(実 線)を有するビームは、2つの他のビーム;即ち、より長く、且つ可視範囲のレ ーザパルス(ダッシュ線)と、より長いCO2レーザビーム(点線)を伴う。図面の簡単な説明 本発明を、添付の図面を参照して、より詳細に説明する。 図1は、本発明の具体例により、地上一対−雲の間の雷を誘発せしめる概要説 明図である。 図2は、本発明の具体例により、雲内での雷の誘発を示す概要説明図である。 図3は、本発明による、波伝達に伴うパルス圧縮機構を示す図である。 図4は、本発明による、レーザ源の形状を、(波形図とともに)、示す概要ブ ロック図である。 図5は、本発明により、光学的パルス ストレッチングの概要図である。発明の詳細な説明 雷の誘発ができる適当な励起を与えるために、本発明を実施するについて、考 慮すべきいくつかのキイ点がある。その1つは、図1及び2に関して、上記に説 明した短い継続時間のレーザパルスについて、最適な紫外線波長を選択すること である。 短い継続時間のレーザパルスの最適な紫外線波長は、空気中の窒素及び酸素を イオン化する3つ或いは4つ以下のフォトンを必要とするものである。248n mの波長は、好適な選択であり、それは、酸素に対して3つのフォトンと窒素に 対して4つのフォトンが、その波長において、窒素と酸素をイオン化できるから であり、出力があり、効率的なレーザ及びレーザ増幅器(KrFレーザ)は、そ の波長のものが市販されている。 その代替案として、308nm(XeC1)或いは350nm(XeF)のエ キシマ レーザが、窒素と酸素の4つのフォトン イオン化のために使用できる 。後者のレーザは、同じレベルのイオン化に達するためには、より高いピーク出 力を必要とするが、より良好な大気伝達特性である利点を有する。 その他、考察することは、パルス継続時間の選択である。同じエネルギーに対 して、短いパルスは、高いピーク強度Iを有し、従って、空気を効率的にイオン 化する(3フォトンイオン化速度は、I3に比例し、4フォトン速度は、I4に比 例する)。 パルス継続時間が、十分に短い(100フェムト秒のオーダー)と、イオン化 パルスを”予備形成”する(相或いは周波数が変調する)ことができ、それによ り、空気の拡散特性が、パルス圧縮を起こす(従って、ピーク出力増幅器である )。そのようなパルス相の或いは周波数の変調は、例えば、パルスをダイアモン ドを通して伝搬させることにより為される(245nmの照射の場合)。このピ ーク出力増幅器は、作成されるイオン化により、ビームの欠乏を補填する必要が ある。 相の変調器(例えば、薄膜ダイアモンド結晶である)を通して、パルスを通過 させた後、パルスは、周波数変調され、パルス終端よりも、パルス開始点で、よ り短い波長で伝搬する。これは、図3に示され、本発明により、パルスが非線形 結晶(例えば、ダイアモンド)を通して通過させた後、周波数変調されることを 示す。時間での周波数スウエープ(掃引)を低減して、空気中の伝搬により、パ ルス圧縮が得られる。それは、パルスの前面での高い光学的周波数(短い波長) が、パルス後尾を構成する周波数成分よりも、より遅い速度で伝搬するからであ る。 より短い波長で、空気の屈折率が大きくなるので、パルス前面は、パルス後尾 よりも、遅く伝搬する。パルス継続時間及び変調を適切に選択すると、最小のパ ルス継続時間(従って、大きいピーク強度)が、所望の高度で到達される(地上 対雲の雷を誘発するためにおよそ100mである)。 イオン化パルスを伝達しながら或いはその後に、電子は、酸素に付着し、負の イオンO2 -及びO-を形成し、それは、イオンとして、小さ過ぎる移動度を有し 、チャンネルの伝導度を効果的に高めるには移動度が小さ過ぎる。本発明による 、これに対する解答は、レーザパルスでイオン化チャンネルを照射することであ り、それは、これら負イオンからの電荷(即ち、電子)を脱着させる。この方法 での好適な波長は、530nmであり、それは、第1次レーザ発振器或いは増幅 器のどちらかをポンプアップするのに一般的に用いられる周波数2倍化Ndレー ザのものである。雷の誘発に関するイオン化により生じた問題は、本発明の課題 であり、本発明により解決される解答は、次のように概要される。 本発明を実行するための好適な形状は、図4に示される。フラッシュランプ− ポンプされたNdレーザ源11は、Q−スィッチされ、モード−ロックされ、そ して、パッシブ負フィードバックにより安定化され、10psの継続時間各々、 1060nmの赤外線波長で、100〜200パルスの列を作成する。そのよう なフラッシュランプ−ポンプされた赤外線レーザ源は、1〜50Hzの繰り返し 速度で運転される。そのようなレーザの運転は、周知の技術であり、A.Agnesi , J.C.Diels,P.DiTrapani,V.Kubecek,J.Marek,G.Reali,とC.Y.Ye h.”Passive feedback for stable short pulse generation”,in Mourou Har ris,Ippen及びZewail,editors,Picosecond Phenomena VII,pages 38-40,Sp ringer-Verlag,Berlin,1990の記事に記載される。 上記のレーザ源により作成された赤外線パルスは、カリウム−2重水素燐酸塩 (”KDP”)或いはカリウム3水素燐酸塩(”KTP”)の結晶11a中で、 周波数が倍化され、NDレーザの製造者により使用される周知の技術により、レ ーザ11で作られた1.06μmの波長を、530nmに変換し、パルス”A” として示され、それは、Ti:サファイアレーザ12(波長744nmで100 fs継続時間で連続パルスBを作る)と同期的に、A.Schmidtのin Optics Comm ,August 1991の記事に説明される周知の方法で、ポンプされる。 第2のフラッシュランプ−ポンプされ、Qスィッチされた(が、モードロック されていない)Ndレーザ13は、530nmの波長に対して、11aと同様な 2倍器13aにより周波数 2倍化されたパルスを作り、そして、1〜100H zの繰り返し速度を有するパルスCを作る。要素13と13aは、クオンタレイ スペクトラ フィジックス:Quantaray-Spectra Physicsから入手できる”DC R−3”レーザ装置を使用することにより、提供される。パルスCは、Ti:サ ファイア増幅器鎖14をポンプし、fs Ti:サファイア レーザ12により 作られたパルスB中のエネルギーより大きいエネルギーのパルスDを提供する。 増幅されたパルスDは、各々100fs継続時間であり、これらのパルスは、少 なくとも1mJのエネルギーを有する第2のQ−スィッチされたレーザ13によ り作られたパルスCと同じ繰り返し速度を有する。その後、これらは、3倍化器 15中でパルスを周波数3倍することにより、248nm波長に変換し、適当な 周知の方法により、例えば、2つのKDP結晶或いは1つのKDP結晶と1つの バリウムベーター硼酸塩結晶(”BBO”)の組合わせを使用することにより、 各々、100fsの継続時間で、248nmでの10μJエネルギーのパルスE を作る。これらの結晶は、例えば、Quantum Technology in Lake Mary,Florida 等の製造者から、この目的のために、購買することができる。 各々、100fsの継続時間と248nmでの10μJエネルギーのパルスE は、KrFエキシマレーザ16を通して増幅(2つ以上の通過)のために、送ら れ、次に、周知の技術、多重通過、エキシマレーザ製造者”Lambda Physik”の エキシマレーザのパンフレットに見られる技術を行ない、約30−30mJのエ ネルギーを有するパルスFを与える。通路の間に、パルスEが、周波数変調器1 7を通して送られ、パルスに所望の変調周波数を与える(周波数は、パルス時間 で、単調に低減する)。変調器17は、例えば、刊行物:W.Dietel,J.J.Fon taineとJ.C.Diels.”Intracavity pulse compression with glass:a new me thod of generating pulse shorter than 60 femtoseconds”.Optics Letters ,8:4-61983;及びJ.C.Diels.Dye laser principles:with applications, chapter Femtosecond dye lasers,pages 41-131.Academic Press,Boston,19 90に記載されるような飽和性アブソーバのような周知の適当な装置を利用できる 。 負周波数スウェープでのパルス(終端でのよりも、開始端で、より高い周波数 或いはより短い波長)は、ガラス或いは空気のような最も透明な材料中を伝搬す るに従って、圧縮される。これは、500fs継続時間で、620nmの波長の 、10cmのガラスで、5×パルスを圧縮することにより予め提示された。これ らの結果は、J.C.Diels.Dye laser principles:with applications,chapte r Femtosecond dye lasers,pages 41〜131.Academic Press,Boston 1990;J .C.Diels,J.J.Fontaine,I.C.McMichael,とF.Simoni.”Control and measurement of ultrashort pulse shapes(in amplitude and phase)with fem tosecond accuracy.”Applied Optics,24:1270〜1282,1985に記載されてい る。 圧縮は、図3に示されるように、パルスの開始端(より短い波長)で、横方向 の媒体の屈折率は、大きく、それは、追跡端よりも速度が遅くなるためであると いう事実による。屈折率−周波数或いは波長の標準表に、248nmでの100 mの空気により、開始端で同様に遅くなることが−パルスの終端と比べて−62 0nmで10cmのガラスで、遅くなることが、示される。 本発明によると、248nmの波長での周波数を所望のようにスウィープする 好適な媒体は、ダイアモンド結晶である。これは、関心のある波長(248nm )に対して外挿した種々の波長で、変調を測定したことに基づいている。これら の測定は、M.Sheik-Bahae,A.A.Said,及びE.W.VanStryland.”High sens itivity,single beam n2 measurements.”Opt.Lett.,14,1989に説明され ている。ダイアモンドを選択した他の因子は、非線形吸収の測定に基づいおり、 即ち、それは、ダイアモンドを通して伝送から得られた周波数変調を計算するこ とができるものである。周波数の変調に用いたダイアモンド結晶17は、好適な 位置に設けられ、エキシマ増幅器(KrF)16からの出力を受ける。それに代 わって、ダイアモンド結晶は、増幅器鎖14を通して増幅すべきパルスの第1及 び第2の通路の間に、設けられる。 大気中に送られる前に、約200fsの継続時間の、周波数変調器17で作ら れ、増幅され、周波数−変調されたフェムト秒パルスGは、パルス ストレッチ ャー18から、248nmに透明であるダイクロイック(二色)ビームスプリッ タ19を通してのグリーンパルスHと結合され、レーザ源13及び二倍器13a により作られたグリーン(530nm)パルスを反射する。パルス ストレッチ ャー18は、13aで作られたパルスCに伸び、8nsパルスCを、4つの連続 パルスにスプリットすることにより作られたストレッチされたパルスHを形成す る。そのグリーンパルスHは、使用した、図4に示すような増幅器14をポンプ するNdレーザ13から誘導される。 パルス ストレッチャー18は、本質的に、図5に示されるミラーの組合わせ である。パルスCは、図5の左側に示されるパルス連続波にストレッチされる。 図5に示されるように、半波板Nが、図の面に関して、ビームの偏向面を、45 ゜回転する。その結果、偏向器Pは、ビームを、2つの等価成分2L22にスプ リットする。2つの成分は、ミラーM1及びM2により逆反射される。これらの偏 向面は、1/4波長板Qを通しての二倍通路の後に、90゜回転される。その結 果、他の方向23で、初期ビーム通路に沿うよりむしろ、他の1/2波長板Hを 通して、偏向ビームスプリッタPにより再方向化される。1つのパルスの代わり に、分技23中に2つの連続パルスがあり、それは、分技21と22の間の差異 の2倍と等しい距離により分離される。同じ方法が、偏向器の第2の組立、1/ 2及び1/4波長板及びミラーM3及びM4により、繰り返される。パルス対は、 出力26中の2つの連続対にスプリットされ、分枝24と25の間の差異の2倍 に等しい距離により分離される。図5に示されるものと同じ要素のカスケイドに より、元のパルスを所望の数、分割したものが得られる。 レーザ13とパルスストレッチングを使用する代わりに、更にレーザを使用し 、好適には、空洞内(イントラキャビテイ:intracavity)半導体を有するQ− スィッチされたNdレーザを使用して、例えば、J.Schwartz,W.WeilerとR.K .Chang.”Laser-pulse shaping using inducible absorption with controlle d Qーswitch time behavior.”IEEE J.of Quantum Electronics,QE-6:442〜4 50,1970で、検討されたような長いパルスを与える。 2つのレーザビームGとHは、既知の適当な方法により、大気中に、パラボラ 或いは球面ミラーで、送られ、一般的に、数字20により示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イー,カオ,ヤン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91770 ローズミード アールズウッド ドライブ 3378

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電界の強度を低減するように空間電荷の形成を本質的に防止するために、大 気中で、静電気或いは雷を放電せしめる方法において; a)大気中の通路を通って、本質的に紫外線範囲内の波長の1つ以上の第1の レーザパルスを、大気中で電気伝導イオン化チャンネルを作るに十分な継続時間 、伝達し、そして、 b)前記の1つ以上の紫外線パルスと本質的に同時に、該紫外線パルスより長 い波長の1つ以上の第2のレーザパルスを、前記通路を通して伝達し、該チャン ネルの伝導率を大気中で雷が生じるに十分に長い時間保持することを特徴とする 前記の静電気或いは雷の放電方法。 2.両方の該パルスの繰り返し速度は、少なくとも約10Hzである請求項1に 記載の静電気或いは雷の放電方法。 3.各紫外線パルスは、周波数が変調され、大気中を通過するにつれ、圧縮され ることを特徴とする請求項1に記載の静電気或いは雷の放電方法。 4.各々の第2のレーザパルスの波長は、本質的に可視範囲である請求項1に記 載の静電気或いは雷の放電方法。 5.各々の紫外線レーザパルスの波長は、約248nmであり、継続時間は、約 500フェムト秒より少ないことを特徴とする請求項1に記載の静電気或いは雷 の放電方法。 6.大気中で、電界の強度を低減する空間電荷の形成を本質的に防止するように 、静電気或いは雷の放電を行なわせしめる方法において、該大気は、水滴を含有 するものであり、そして、 a)大気中の通路中で、本質的に可視波長より大きい波長の1つ以上のレーザ パルスを、十分な強度で、該通路内の水滴の基本的な割合が蒸発する継続時間、 伝達し; b)該通路中で、工程a)中該パルスを伝達すると同時に、或いはその直後に 、本質的に紫外線波長範囲内の1つ以上のレーザパルスを、大気中で電気伝導イ オン化チャンネルを形成するに十分な継続時間、伝達し、そして、 c)前記の紫外線レーザパルス各々と本質的に同時に、該通路内で、各々紫外 線レーザパルスより長い波長の1つ以上のレーザパルスを、伝達し、それにより 、前記電気伝導チャンネルを保持するようにすることを特徴とする前記の静電気 或いは雷の放電方法。 7.工程c)で伝達されるパルスの各周波数は、可視範囲であることを特徴とす る請求項5に記載の静電気或いは雷の放電方法。 8.工程a)で伝達されるパルスの各周波数は、本質的に赤外線範囲であること を特徴とする請求項5に記載の静電気或いは雷の放電方法。 9.大気中で、静電気或いは雷の放電を行なわせしめる装置において、 a)大気中の通路中で、各々、本質的に紫外線波長範囲内の波長の1つ以上の レーザパルスを、電気伝導イオン化チャンネルを大気中に形成するに十分な継続 時間、伝達する第1の手段; b)前記の第1の伝達する手段と本質的に同時に、前記通路内で、各々、第1 のレーザパルスの波長より長い波長の1つ以上の第2のレーザパルスを伝達し、 それにより、前記イオン化チャンネルの電気伝導性を保持し、電気放電或いは雷 発生ができるに十分な期間、伝達する第2の手段を有することを特徴とする前記 の静電気或いは雷の放電装置。 10.更に、c)該第1の手段の前或いはそれと重複して、前記通路中を伝達せ しめ、1つ以上のレーザが、第2のレーザパルスの波長より長い波長を各々パル スし、それにより、該通路中での水滴を基本的に蒸発せしめる第3の手段を更に 有することを特徴とする請求項9に記載の静電気或いは雷の放電装置。 11.該第1のレーザパルスの各波長は、約248nmであることを特徴とする 請求項9に記載の静電気或いは雷の放電装置。 12.該第2のレーザパルスの各波長は、本質的に可視範囲内であることを特徴 とする請求項9に記載の静電気或いは雷の放電装置。 13.該更なるレーザパルスの各波長は、本質的に赤外線範囲であることを特徴 とする請求項10に記載の静電気或いは雷の放電装置。 14.該第1のレーザパルスの各継続時間は、約500フェムト秒以下である請 求項9に記載の静電気或いは雷の放電装置。 15.該第1の、第2の、及び更なるレーザパルスの繰り返し速度は、約10H zである請求項10に記載の静電気或いは雷の放電装置。
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