JPH0846610A - 送達確認通信方法及び送達確認通信方式 - Google Patents
送達確認通信方法及び送達確認通信方式Info
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- JPH0846610A JPH0846610A JP6182094A JP18209494A JPH0846610A JP H0846610 A JPH0846610 A JP H0846610A JP 6182094 A JP6182094 A JP 6182094A JP 18209494 A JP18209494 A JP 18209494A JP H0846610 A JPH0846610 A JP H0846610A
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Abstract
しいものであるかを判定するための計算量を少なくする
ことが可能な送達確認通信方法及び送達確認通信方式に
関する。 【構成】 本発明は、1対1変換となる一方向性関数に
よる変換を用いて、秘密情報を受信装置に送信し、受信
装置から受信確認書を受け取るコミット手段と、送信装
置と受信装置間で送信された文書に対して、どのような
関数値に対しても逆変換が存在するか否かを検証すると
共に、逆変換が存在する場合には、唯一に逆変換できる
という性質を利用して送信装のデータ開示の不正を検出
する開示手段とを有する。
Description
送達確認通信方式に係り、特に、通信路を介して電子文
書を送受信するシステムにおいて、送受信装置が電子的
な文書を受信装置に送り、受信装置が受け取ったことを
認める受信確認書を送信装置に送る機能を公平に実現す
るための送達確認通信方法及び送達確認通信方式に関す
る。
して、S.Even, O. GoldreichとA. Lempel による1−2
−曖昧通信路(1-out-of-2 oblivious transfer)を用い
た方式(S. Even, O. Goldreich, and A. Lempel "A Ran
domized Protocol for SigningContracts," Communicat
ion of the ACM, Volume 28, Number 6, pp. 637 - 647
(1985)) が最も代表的である。
の通信文を対にして送る時、必ず、どちらか一方だけが
受信装置に送られ、さらに、送信装置は、受信者がどち
らを受け取ったかを知ることができないという特徴を持
つ通信路である。このような1−2−曖昧通信路は、R
SA法(池野、小山「現代暗号理論」電子情報通信学
会、岡本栄司著「暗号理論入門」共立出版)などの公開
鍵暗号を利用して実現できることが知られている(S. E
ven, O. Goldreich, and A. Lempel "A randomized Pro
tocol for Signing Contracts," Communication of the
ACM, Volume 28,Number 6, pp. 637 - 647 (1985))。
昧通信路を利用して、送信装置が正しいデータを開示し
ているかどうかをチェックする。
来のS. Even, O. Goldreich とA. Lempel による1−2
−曖昧通信路(1-out-2-oblivious transfer) を用いた
方式では、例えば、安全係数を64としたとき(攻撃の
計算量が264のオーダである)、開示段階で64対の通
信文を1−2−曖昧通信路で送信する必要がある。1−
2−曖昧通信路を効率的に実現する方法としては、公開
鍵暗号を用いる方法(S. Even, O. Goldreich, and A L
empel " A Randomized Protocol for Signing Contract
s," Communication of the ACM, Volume 28, Number 6,
pp. 637-647 (1985))が最も優れているが、一対の通信
文を1−2−曖昧通信路で送信する毎に、RSA法等の
公開鍵暗号を数回以上実行する必要があり、利用者に多
くの計算量を必要とするという問題がある。
で、上記従来の問題点を解決し、通信路を介して電子文
書を送受信する際に、送信者が電子的な文書を受信装置
に送信した場合に、受信装置側より受信確認書を送信装
置側に返却する際に、送信された受信確認者が正しいも
のであるかを判定するための計算量を少なくすることが
可能な送達確認通信方法及び送達確認通信方式を提供す
ることを目的とする。
法は、通信路を介して電子文書を送受信し、送信装置が
電子的な文書を受信装置に送信し、受信装置が文書を受
け取ったことを認める受信確認書を送信装置に送信する
送達確認通信方法において、1対1変換となる一方向性
関数による変換を用いて、秘密情報のどのような関数値
に対しても逆変換が存在するか否かを検証すると共に、
逆変換が存在する場合には、唯一に逆変換できるという
性質を利用して送信装置のデータ開示の不正を検出す
る。
ーケンスチャート(コミット段階)である。
置Aは、秘密情報Xをランダムに生成し(ステップ
1)、秘密情報Xを異なる安全係数を持つ複数の一方向
性関数で変換し、変換値a* を計算し(ステップ2)、
秘密情報Xの全体もしくは一部の情報を暗号鍵として送
信したい文書Mを暗号化して暗号化文書EX (M)を取
得し(ステップ3)、暗号化文書EX (M)に変換値a
* を付加した第1の文書(EX (M),a* )を受信装
置Bに送信し(ステップ4)、受信装置Bは、送信装置
Aから第1の文書(EX (M),a* )を受け取り(ス
テップ5)、秘密情報Yをランダムに生成し(ステップ
6)、秘密情報Yを異なる安全係数を持つ複数の一方向
性関数で変換して変換値b* を計算し(ステップ7)、
第1の文書(EX (M),a* )を受け取ったことを認
める確認文書M’を作成し(ステップ8)、変換値b*
を確認文書M’に付加した第2の文書M’* を作成し
(ステップ9)、第2の文書M’* に対し受信装置Bの
電子署名を作成し(ステップ10)、第2の文書M’*
と電子署名の対を送信装置Aに送信する(ステップ1
1)。
ーケンスチャート(開示段階)を示す。
変換値a* に関して安全係数の最も高い一方向性関数に
よる変換を行い(ステップ12)、順次逆変換し(ステ
ップ13)、その結果を受信装置Bに送信し(ステップ
14)、受信装置Bが変換値b* に関して安全係数の最
も高い一方向性関数による変換を行い(ステップ1
5)、順次逆変換し、逆変換した結果を毎回検証し(ス
テップ16)、検証が不合格であれば、それ以降の逆変
換結果の送信を中止し、検証が合格であれば、送信装置
及び受信装置の両者がある安全係数の逆変換結果を送信
し(ステップ17)、逆変換結果の送信が終了した後
に、一段階低い安全係数の逆変換結果の送信処理を行い
(ステップ19)、最終的に送信装置及び受信装置の両
者が最も安全係数の低い逆変換結果を送付し終わった時
点で開示段階を終了し、第2の文書M’ * と第2の文書
M’* の電子署名の対、及びコミット段階における異な
る安全係数を持つ複数の一方向性関数で変換した結果b
* となるような情報Y’を受信装置Bの確認文書M’に
対する署名とする(ステップ22)。
路を介して電子文書を送受信し、送信装置が電子的な文
書を受信装置に送信し、受信装置が文書を受け取ったこ
とを認める受信確認書を送信装置に送信する送達確認通
信方式において、1対1変換となる一方向性関数による
変換を用いて、秘密情報を受信装置に送信し、受信装置
から受信確認書を受け取るコミット手段と、送信装置と
受信装置間で送信された文書に対して、どのような関数
値に対しても逆変換が存在するか否かを検証すると共
に、逆変換が存在する場合には、唯一に逆変換できると
いう性質を利用して送信装置のデータ開示の不正を検出
する開示手段とを有する。
において、秘密情報Xをランダムに生成し、秘密情報X
を異なる安全係数を持つ複数の一方向性関数で変換し、
変換値a* を計算し、秘密情報Xの全体もしくは一部の
情報を暗号鍵として送信したい文書Mを暗号化して暗号
化文書EX (M)を取得し、暗号化文書EX (M)に変
換値a* を付加した第1の文書(EX (M),a* )を
受信装置に送信する通信文送信手段と、受信装置Bにお
いて、送信装置Aから第1の文書(EX (M),a* )
を受け取り、秘密情報Yをランダムに生成し、秘密情報
を異なる安全係数を持つ複数の一方向性関数で変換して
変換値b* を計算し、第1の文書(EX (M),a* )
を受け取ったことを認める確認文書M’を作成し、変換
値b* を確認文書M’に付加した第2の文書M’* を作
成し、第2の文書M’* に対し受信装置Bの電子署名を
作成し、第2の文書M’* と電子署名の対を送信装置に
送信する受信確認書送信手段とを有する。
おいて、変換値a* に関して安全係数の最も高い一方向
性関数による変換を行い、順次逆変換した結果を、受信
装置Bが変換値b* に関して安全係数の最も高い一方向
性関数による変換を行い、順次逆変換した結果を毎回検
証し、検証が不合格であれば、それ以降の逆変換結果の
送信を中止し、検証が合格であれば、送信装置及び受信
装置の両者がある安全係数の逆変換結果を送信する検証
手段と、逆変換結果の送信が終了した後に、一段階低い
安全係数の逆変換結果の送信処理を行い、最終的に送信
装置及び受信装置の両者が最も安全係数の低い逆変換結
果を送付するまで送信する相互送信手段と、相互送信手
段の終了後、第2の文書M’* と第2の文書M’* の電
子署名の対、及びコミット段階における異なる安全係数
を持つ複数の一方向性関数で変換した結果b* となるよ
うな情報Y’を受信装置Bの確認文書M’に対する署名
とする確認手段とを有する。
処理速度が早い1対1の変換となる一方向性関数による
変換を用いて、どのような関数値に対しても逆変換が存
在するかどうかを非常に高い確率で検証するものであ
る。
逆変換できるという一方向性関数の性質を利用し、唯一
に逆変換できない場合には、不正であるという検証を行
うことにより、送信者のデータ開示における不正を防い
でいる。
明する。
ム構成を示す。同図において、送受信装置A100が送
受信装置B200と通信路300を介して結合されてい
るとする。ここでは、送受信装置A100から送受信装
置B200に対して秘密情報を電子的な文書で送信し、
送受信装置B200は、送受信装置A100から当該文
書を受け取ると、受信確認書を送受信装置A100に返
信するものとして説明する。
スの概要を示す。通信シーケンスは、秘密情報を送信す
るためのコミット段階と、当該秘密情報を開示するため
の開示段階より構成される。コミット段階は、同図にお
いて、ステップ101及びステップ102であり、ステ
ップ101では、送受信装置A100が送受信装置B2
00に対して秘密情報Xを異なる安全係数を有する複数
の一方向性関数で変換した変換値a* を作成して、秘密
情報Xの全体または、一部の情報を暗号鍵として送信し
たい文書Mを暗号化して暗号文(EX (M))を取得
し、変換値a* を付加した文(EX (M),a* )を送
受信装置B200に送信する。
が上記の(EX (M),a* )を受け取ると、秘密情報
Yを異なる安全係数を持つ複数の一方向性関数で変換し
た変換値b* を作成し、送受信装置A100より受け取
った文(EX (M),a* )を受け取ったことを認める
受信確認書M’を作成し、変換値b* を受信確認書M’
に付加したものを新たな受信確認文書M’* とし、その
受信確認文書M’* に対する送受信装置Bの電子署名を
作成し、受信確認文書M’* と電子署名の対を送受信装
置A100に送信する。
103とステップ104に対応する。ステップ103で
は、送受信装置A100が一方向性関数で変換した値a
* に対して順次逆変換した結果an を送受信装置B20
0に送信する。ステップ104では、送受信装置B20
0が一方向性関数で変換した値b* に対して順次逆変換
した結果bn を送受信装置A100に送信する。
結果を送信するのみならず、受信した相手の送受信装置
からの一方向性関数の逆変換結果を毎回検証し、検証が
不合格である場合は、それ以上の逆変換結果の送信を中
止する。即ち、送受信装置A100が送受信装置B20
0から受信した逆変換結果が不合格になっている場合に
は、送受信装置A100から送受信装置B200に対し
て、それ以降の逆変換結果の送信は行わない。
200からの逆変換結果を合格と判定した場合には、次
の逆変換結果の検証を行う上記の処理を順次行い、送受
信装置B200が最も安全係数の低い(最後の)逆変換
結果の送信が終了するまで繰り返す。最終的には、送受
信装置A100、送受信装置B200が最も安全係数が
低い逆変換結果を送付し終わった時点で開示段階を終了
する。送受信装置A100は、受信確認文書M’* とそ
の電子署名の対及び、コミット段階における異なる安全
係数を持つ複数の一方向性関数で変換した結果b* とな
るような秘密情報Y’を送受信装置B200の受信確認
文書M’に対する署名とする。
構成を示す。同図において、送受信装置A100及び送
受信装置B200は、本来共に同様の構成であるが、説
明のために、別々の符号を付すものとする。
0、一方向性関数演算器120、結合器130、下位ビ
ット抽出器140、比較器160及び暗号演算器170
より構成される。送受信装置B200は、乱数発生器2
10、一方向性関数演算器220、結合器230、下位
ビット抽出器240、署名生成器250、比較器260
及び最上位ビット抽出器280より構成される。
は、乱数xi を生成し、生成された乱数X=(x1 ,
…,xn )は結合器130に出力される。
数f1 ,fn-1 ,…,f1 を計算し、一方向性関数f
i-1 (ai-1 )を結合器130に入力する。結合器13
0は、乱数xi と一方向性関数演算器120の出力f
i-1 (ai-1 )を結合し、ai を生成する。
200からbi+1 が入力され、逆変換を行い、その結果
を比較器160に出力する。
の出力(逆変換結果)と一方向性関数演算器120の出
力を比較して合格か否かを参照する。
暗号鍵として送信したい文書Mを暗号化し、暗号化文書
EX (M)を計算し、送受信装置B200に送出する。
10は、乱数yi を生成し、生成された乱数Y=
(y1 ,…,yn )は結合器230に出力される。
数f1 ,fn-1 ,…,f1 を計算し、一方向性関数f
i-1 (bi-1 )を結合器230に入力する。
数yi と一方向性関数演算器220から一方向性関数f
i-1 (bi-1 )が入力され、結合された結合値bi を作
成する。また、結合器230は、受信確認文書M’が入
力されると一方向性関数で変換されたb* と結合し(b
* ‖M’)、b* と受信確認文書M’を対(M’* =
M’‖b* )にして署名生成器250に入力する。
する送受信装置B200の電子署名を作成し、送受信装
置B200の電子署名と共に、文書M’* を送受信装置
A100に送出する。
を説明するための図である。同図において、送受信装置
A100と送受信装置B200は、事前に出力サイズの
異なる以下の一方向性関数fn ,fn-1 ,…,f1 を共
有しておく。ここで、一方向性関数fi は、iビットの
バイナリ値をiビットのバイナリ値に変換する1対1の
変換の一方向性関数である(但し、i=1,2,…,
n)。なお、ここで、iを一方向性関数fi の安全係数
と呼ぶ。
向性関数として、例えば、有限体上の指数関数(岡本栄
司著、「暗号理論入門」のp.99,離散対数問題を参
照)を利用して、効率的に構成できる。
の通信シーケンスを示す。上記の図6と共に送受信装置
A100と送受信装置B200の通信動作を説明する。
乱数発生器110により1ビットの乱数xi (但し、i
=1,2,…,n)を生成する。従って、秘密情報Xは
以下のようになる。
算器120は、fn ,fn-1 ,…,f1 を計算し、f
i-1 (ai-1 )を結合器130に入力する。
合器130は、以下の計算により変換値a* を生成す
る。
70を用いて、秘密情報Xを暗号鍵として、送信したい
文書Mを暗号化してEX (M)を計算する。
送受信装置B200に対して、送信文書EX (M)に変
換値a* を付加して送信する。
送信文書EX (M)及び変換値a*を受け取った送受信
装置B200は、乱数発生器210を用いて、1ビット
(但し、i=1,2,…,n)の乱数yi を生成する。
従って、秘密情報Yは以下のようになる。
算器220は、fn ,fn-1 ,…,f1 を計算し、f
i-1 (bi-1 )を結合器130に入力する。
合器230は、以下の計算により変換値b* を生成す
る。
100より送信文書(EX (M),a* )を受け取った
ことを認める受信確認書M’を作成する。
0は、結合器230を用いて、送受信装置A100に送
信するための送信用受信確認書 M’* =b* ‖M’ を作成する。作成された送信用受信確認書M’* は、署
名生成器250に入力される。
署名生成器250を用いて送信用受信確認書M’* に対
して送受信装置B200の電子署名(ディジタル署名)
を作成する。
ステップ110で生成された送信用受信確認書M’* と
ステップ111で生成された電子署名を対にして送受信
装置A100に送信する。
明するための図である。また、図9は、本発明の一実施
例の開示段階の通信シーケンスである。図8、図9に基
づいて以下に開示段階の通信処理について説明する。
変換値a* に関して、安全係数iの最も高い一方向性関
数による変換を行い、ai を求める。
ai を送受信装置B200に送信する。
受信装置A100よりai を受信すると、一方向性関数
演算器220は、当該ai に対する一方向性関数変換を
行い、fi (ai )を求め、比較器260に出力する。
は、ai+1 の逆変換を行い、[ai+ 1 ]を求め、比較器
260に出力する。
プ203で求められたfi (ai )とステップ204で
逆変換された[ai+1 ]について、 [ai+1 ]=fi (ai ) の関係を満足しているかをチェックする。但し、i=n
のときは、 [a* ]n =fn (an ) の関係を満足しているかをチェックする。
おいて満足していれば、最上位ビット抽出器28
0([]1 で表現)を用いて、 xi =[ai ]1 を求める。また、ステップ205の検証において満足し
ていなければ,処理を中止する。
一方向性関数演算器220により変換されたbi を送受
信装置A100に送信する。
送受信装置B200よりbi を受け取ると、一方向性関
数演算器120により、bi に対する一方向性関数変換
を行い,fi (bi )を求め、比較器160に出力す
る。
は、bi+1 の逆変換を行い、[bi+ 1 ]を求め、比較器
160に出力する。
プ208で求められたfi (bi )とステップ209で
逆変換された[bi+1 ]について、 [bi+1 ]=fi (bi ) の関係を満足しているかをチェックする。但し、i=n
のときは、 [b* ]n =fn (bn ) の関係を満足しているかをチェックする。
おいて満足していれば、次のステップに移行し、満足し
ていなければ、処理を中止する。次のステップに移行す
る際に、安全係数iの値をデクリメントする。
了すれば、送受信装置B200は、暗号鍵X=(x1 ,
x2 ,…,xn )を得ることができ、最初に送受信装置
A100から受け取った暗号文EX (M)から文書Mを
復号できる。一方、そのとき、送受信装置A100は、
以下の条件を満たすものを送受信装置B200の受信確
認書M’* に対する署名とみなす。
yn ) b1 =y1 , bi =yi ‖fi-1 (bi-1 ), (i=2,…,
n), b* =fn (bn ). なお、上記のYは上記の関係を満足していればよく、送
受信装置B200が実際に保有しているものと一致して
いなくともよい。
確認書M’が結合された文書が送受信装置A100に送
信するための受信確認書M’* と等しい。
信確認書M’* に対する送受信装置B200の電子署
名。
る必要のある計算は、無視できるほど軽量の計算を除く
と、開示段階の全体で、一方向性性関数の演算をn回を
行う。なお、ここで、例えば、nを64とすることがで
きる。上記の実施例で有限体上の指数関数を用いた一方
向性関数の演算は、大きなものから小さなものまで、
(1からnまで)混在して用いられている。それに対し
て曖昧通信路をn程度回用いる(つまり、公開鍵暗号を
用いる)従来の方式では、常に同じサイズ(本発明で、
最も安全係数が高い場合、nのサイズに相当)で、ほぼ
2n回用いる(1回の曖昧通信路の利用でRSA法を少
なくとも2回計算する必要がある)。これらの計算は、
安全係数の3乗に比例するため、本発明と従来の方式の
処理量の比率は、 (13 +23 + … +n3 )/(2n・n3 )〜1/8 となる。つまり、少なくとも従来の方式に比べて8倍程
度は高速である。
来の方式に比較して計算量の少ない送達確認方法が実現
できる。
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
の早い1対1変換となる一方向性関数で相手の送信元か
ら届いた通信文を繰り返し変換することにより、1−2
−曖昧通信路のように複雑な要素を利用しないため、計
算量が少なくなるに伴い、高速な処理が実現できる。
ート(コミット段階)である。
ート(開示段階)である。
る。
ある。
る。
めの図である。
ンスである。
図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 通信路を介して電子文書を送受信し、送
信装置が電子的な文書を受信装置を送信し、受信装置が
該文書を受け取ったことを認める受信確認書を該送信装
置に送信する送達確認通信方法において、 1対1変換となる一方向性関数による変換を用いて、秘
密情報のどのような関数値に対しても逆変換が存在する
か否かを検証すると共に、逆変換が存在する場合には、
唯一に逆変換できるという性質を利用して該送信装置の
データ開示の不正を検出することを特徴とする送達確認
通信方法。 - 【請求項2】 コミット段階において、 前記送信装置Aは、秘密情報Xをランダムに生成し、 該秘密情報Xを異なる安全係数を持つ複数の前記一方向
性関数で変換し、変換値a* を計算し、 該秘密情報Xの全体もしくは一部の情報を暗号鍵として
送信したい文書Mを暗号化して暗号化文書EX (M)を
取得し、 該暗号化文書EX (M)に該変換値a* を付加した第1
の文書(EX (M),a* )を前記受信装置Bに送信
し、 前記受信装置Bは、前記送信装置Aから該第1の文書
(EX (M),a* )を受け取り、 秘密情報Yをランダムに生成し、 該秘密情報を異なる安全係数を持つ複数の一方向性関数
で変換して変換値b*を計算し、 該第1の文書(EX (M),a* )を受け取ったことを
認める確認文書M’を作成し、 該変換値b* を該確認文書M’に付加した第2の文書
M’* を作成し、 該第2の文書M’* に対し受信装置Bの電子署名を作成
し、 該第2の文書M’* と該電子署名の対を前記送信装置に
送信し、 開示段階において、 前記送信装置Aは、該変換値a* に関して安全係数の最
も高い一方向性関数による変換を行い、順次逆変換した
結果を、前記受信装置Bが該変換値b* に関して安全係
数の最も高い一方向性関数による変換を行い、両者共に
順次逆変換した結果を毎回検証し、 検証が不合格であれば、以降の逆変換結果の送信を中止
し、 検証が合格であれば、前記送信装置及び前記受信装置の
両者がある安全係数の逆変換結果を送信し、 該逆変換結果の送信が終了した後に、一段階低い安全係
数の逆変換結果の送信処理を行い、 最終的に前記送信装置及び前記受信装置の両者が最も安
全係数の低い逆変換結果を送付し終わった時点で該開示
段階を終了し、 該第2の文書M’* と該第2の文書M’* の電子署名の
対、及び該コミット段階における異なる安全係数を持つ
複数の一方向性関数で変換した結果b* となるような情
報Y’を該受信装置Bの該確認文書M’に対する署名と
する請求項2記載の送達確認通信方法。 - 【請求項3】 通信路を介して電子文書を送受信し、送
信装置が電子的な文書を受信装置に送信し、受信装置が
該文書を受け取ったことを認める受信確認書を該送信装
置に送信する送達確認通信方式において、 1対1変換となる一方向性関数による変換を用いて、秘
密情報を該受信装置に送信し、該受信装置から受信確認
書を受け取るコミット手段と、 該送信装置と該受信装置間で送信された文書に対して、
どのような関数値に対しても逆変換が存在するか否かを
検証すると共に、逆変換が存在する場合には、唯一に逆
変換できるという性質を利用して該送信装置のデータ開
示の不正を検出する開示手段とを有することを特徴とす
る送達確認通信方式。 - 【請求項4】 前記コミット手段は、 前記送信装置Aにおいて、秘密情報Xをランダムに生成
し、該秘密情報Xを異なる安全係数を持つ複数の前記一
方向性関数で変換し、変換値a* を計算し、該秘密情報
Xの全体もしくは一部の情報を暗号鍵として送信したい
文書Mを暗号化して暗号化文書EX (M)を取得し、該
暗号化文書EX (M)に該変換値a* を付加した第1の
文書(EX (M),a* )を前記受信装置に送信する通
信文送信手段と、 前記受信装置Bにおいて、前記送信装置Aから該第1の
文書(EX (M),a * )を受け取り、秘密情報Yをラ
ンダムに生成し、該秘密情報を異なる安全係数を持つ複
数の一方向性関数で変換して変換値b* を計算し、該第
1の文書(EX(M),a* )を受け取ったことを認め
る確認文書M’を作成し、変換値b* を該確認文書M’
に付加した第2の文書M’* を作成し、該第2の文書
M’* に対し受信装置Bの電子署名を作成し、該第2の
文書M’* と該電子署名の対を前記送信装置に送信する
受信確認書送信手段とを有する請求項3記載の送達確認
通信方式。 - 【請求項5】 前記開示手段は、 前記送信装置Aにおいて、該変換値a* に関して安全係
数の最も高い一方向性関数による変換を行い、順次逆変
換した結果を、前記受信装置Bが該変換値b*に関して
安全係数の最も高い一方向性関数による変換を行い、順
次逆変換した結果を毎回検証し、検証が不合格であれ
ば、それ以降の逆変換結果の送信を中止し、検証が合格
であれば、前記送信装置及び前記受信装置の両者がある
安全係数の逆変換結果を送信する検証手段と、 該逆変換結果の送信が終了した後に、一段階低い安全係
数の逆変換結果の送信段階の送信処理を行い、最終的に
前記送信装置及び前記受信装置の両者が最も安全係数の
低い逆変換結果を送付するまで送信する相互送信手段
と、 該相互送信手段の終了後、該第2の文書M’* と該第2
の文書M’* の電子署名の対、及び該コミット段階にお
ける異なる安全係数を持つ複数の一方向性関数で変換し
た結果b* となるような情報Y’を該受信装置Bの該確
認文書M’に対する署名とする確認手段とを有する請求
項3記載の送達確認通信方式。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18209494A JP3312311B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 送達確認通信方法及び送達確認通信方式 |
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JP18209494A JP3312311B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 送達確認通信方法及び送達確認通信方式 |
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JPH0846610A true JPH0846610A (ja) | 1996-02-16 |
JP3312311B2 JP3312311B2 (ja) | 2002-08-05 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3312311B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199609A (ja) * | 1997-11-13 | 2009-09-03 | Hyperspace Communications Inc | データ転送システム |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP18209494A patent/JP3312311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199609A (ja) * | 1997-11-13 | 2009-09-03 | Hyperspace Communications Inc | データ転送システム |
US9912516B2 (en) | 1997-11-13 | 2018-03-06 | Intellectual Ventures I Llc | Method and apparatus for data file transfer using destination linked directories |
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