JPH0844699A - 非線形時系列データ予測装置 - Google Patents
非線形時系列データ予測装置Info
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- JPH0844699A JPH0844699A JP17784494A JP17784494A JPH0844699A JP H0844699 A JPH0844699 A JP H0844699A JP 17784494 A JP17784494 A JP 17784494A JP 17784494 A JP17784494 A JP 17784494A JP H0844699 A JPH0844699 A JP H0844699A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に一定レベル以上の予測精度が得られ、か
つ計算時間も短い非線形時系列データ予測装置を提供す
る。 【構成】 時系列データを成分とするデータベクトルの
生成手段と、データベクトルの埋め込み操作を行って、
n次元状態空間に前記時系列データのアトラクタを生成
するアトラクタ再構成手段と、このアトラクタを用い
て、処理対象データベクトル近傍に位置する近傍ベクト
ルを複数検出する近傍ベクトル検出手段と、検出された
各近傍ベクトルのkステップ後のベクトルを検出するk
ステップ後ベクトル検出手段と、遺伝的アルゴリズムに
従って、検出された各近傍ベクトル及び各kステップ後
ベクトルとを用いて非線形予測に適した近傍ベクトルを
選択する遺伝的アルゴリズム推論手段と、前記選択され
た近傍ベクトルを用いて非線形予測を行う非線形予測手
段と、を有する非線形時系列データ予測装置。
つ計算時間も短い非線形時系列データ予測装置を提供す
る。 【構成】 時系列データを成分とするデータベクトルの
生成手段と、データベクトルの埋め込み操作を行って、
n次元状態空間に前記時系列データのアトラクタを生成
するアトラクタ再構成手段と、このアトラクタを用い
て、処理対象データベクトル近傍に位置する近傍ベクト
ルを複数検出する近傍ベクトル検出手段と、検出された
各近傍ベクトルのkステップ後のベクトルを検出するk
ステップ後ベクトル検出手段と、遺伝的アルゴリズムに
従って、検出された各近傍ベクトル及び各kステップ後
ベクトルとを用いて非線形予測に適した近傍ベクトルを
選択する遺伝的アルゴリズム推論手段と、前記選択され
た近傍ベクトルを用いて非線形予測を行う非線形予測手
段と、を有する非線形時系列データ予測装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非線形時系列データ予測
装置に関し、特に等サンプリング間隔で観測された時系
列データから近未来を予測する装置に関する。
装置に関し、特に等サンプリング間隔で観測された時系
列データから近未来を予測する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、時系列データの予測には、自己回
帰分析を主体としたARXモデル等が主に用いられてい
たが、近年はカオス現象の解明を目的として、決定論的
カオス理論を用いた局所再構成法による非線形時系列デ
ータの予測が研究されてきている。局所再構成法として
は、グラムシュミットの直交系法、テセレーション法等
が挙げられる。以下に決定論的カオスの概要を示す。
帰分析を主体としたARXモデル等が主に用いられてい
たが、近年はカオス現象の解明を目的として、決定論的
カオス理論を用いた局所再構成法による非線形時系列デ
ータの予測が研究されてきている。局所再構成法として
は、グラムシュミットの直交系法、テセレーション法等
が挙げられる。以下に決定論的カオスの概要を示す。
【0003】決定論に支配された(初期値が決まれば、
その後の状態がすべて原理的に決定される)微分方程式
や差分方程式から、一見不規則で不安定かつ複雑な振る
舞いがしばしば生成されうる。これが力学系の決定論的
カオスである。
その後の状態がすべて原理的に決定される)微分方程式
や差分方程式から、一見不規則で不安定かつ複雑な振る
舞いがしばしば生成されうる。これが力学系の決定論的
カオスである。
【0004】決定論的カオスの概念は、世の中の不規則
な現象が必ずしも非決定論に支配されたものだけではな
いということを明らかにした。言い替えれば、世の中の
不規則現象の中には、決定論に従ってその挙動を生み出
している現象が少なからず存在するのである。
な現象が必ずしも非決定論に支配されたものだけではな
いということを明らかにした。言い替えれば、世の中の
不規則現象の中には、決定論に従ってその挙動を生み出
している現象が少なからず存在するのである。
【0005】カオス的振る舞いを生み出す力学系に共通
するのは、それらの方程式が非線形である事である。
するのは、それらの方程式が非線形である事である。
【0006】ところで、ある時系列データの振る舞いが
カオス的であるならば、その振る舞いは決定論的な法則
に従っていると考える事が出来る。とすれば、もしその
非線形な決定論的法則性を推定することが出来れば、あ
る時点の測定データからカオスの「初期値に対する鋭敏
な依存性」により決定論的因果性を失うまでの近未来の
データを予測することが可能である。
カオス的であるならば、その振る舞いは決定論的な法則
に従っていると考える事が出来る。とすれば、もしその
非線形な決定論的法則性を推定することが出来れば、あ
る時点の測定データからカオスの「初期値に対する鋭敏
な依存性」により決定論的因果性を失うまでの近未来の
データを予測することが可能である。
【0007】このような決定論的力学系理論の立場から
の予測は、「1本の観測時系列データから、もとの力学
系の状態空間とアトラクタを再構成する」という時系列
データの埋め込み理論に基づいている。この理論の概要
は、以下の通りである。
の予測は、「1本の観測時系列データから、もとの力学
系の状態空間とアトラクタを再構成する」という時系列
データの埋め込み理論に基づいている。この理論の概要
は、以下の通りである。
【0008】観測されたある時系列データy(t)からベ
クトル(y(t),y(t−τ),y(t−2τ),…,y(t
−(n−1)τ))をつくる(τは時間ディレイ)。
クトル(y(t),y(t−τ),y(t−2τ),…,y(t
−(n−1)τ))をつくる(τは時間ディレイ)。
【0009】このベクトルはn次元再構成状態空間Rn
の1点を示すことになる。従って、tを変化させると、
このn次元再構成状態空間に軌道が描ける。
の1点を示すことになる。従って、tを変化させると、
このn次元再構成状態空間に軌道が描ける。
【0010】もしも対象システムが決定論的力学系であ
って、観測時系列データがこの力学系の状態空間から1
次元ユークリッド空間RへのC1連続写像に対応した観
測系を介して得られたものと仮定すれば、この再構成軌
道は、nを十分大きくとれば元の決定論的系の埋め込み
(embedding)になっている。
って、観測時系列データがこの力学系の状態空間から1
次元ユークリッド空間RへのC1連続写像に対応した観
測系を介して得られたものと仮定すれば、この再構成軌
道は、nを十分大きくとれば元の決定論的系の埋め込み
(embedding)になっている。
【0011】つまり、観測時系列データが元の力学系の
アトラクタに由来するならば、再構成状態空間にはこの
アトラクタの位相構造を保存したアトラクタが再現され
ることになる。nは通常「埋め込み次元」と呼ばれる
が、再構成の操作が「埋め込み」である為には、この次
元nは元の力学系の状態空間の次元をmとした時、下記
(1)式が成立すれば十分であることが証明されてい
る。
アトラクタに由来するならば、再構成状態空間にはこの
アトラクタの位相構造を保存したアトラクタが再現され
ることになる。nは通常「埋め込み次元」と呼ばれる
が、再構成の操作が「埋め込み」である為には、この次
元nは元の力学系の状態空間の次元をmとした時、下記
(1)式が成立すれば十分であることが証明されてい
る。
【0012】
【数1】n≧2m+1…(1) ただし、これは十分条件であって、データによっては2
m+1未満でも埋め込みである場合がある。さらに、n
>2d(但しdは元の力学系のアトラクタのボックスカ
ウント次元)であれば、再構成の操作が1対1写像であ
ることも示されている。
m+1未満でも埋め込みである場合がある。さらに、n
>2d(但しdは元の力学系のアトラクタのボックスカ
ウント次元)であれば、再構成の操作が1対1写像であ
ることも示されている。
【0013】上記のように、決定論的カオスであれば、
一見まったく無秩序にみえるデータに関しても、そのデ
ータによっては高精度に短期予測を行うことが可能とな
ってくる。
一見まったく無秩序にみえるデータに関しても、そのデ
ータによっては高精度に短期予測を行うことが可能とな
ってくる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】時系列データの予測を
行う場合、その多くはn次元再構成空間内の現在ベクト
ルの近傍ベクトルを用いて予測を行っている。
行う場合、その多くはn次元再構成空間内の現在ベクト
ルの近傍ベクトルを用いて予測を行っている。
【0015】しかし、近傍ベクトルの数が多くなり過ぎ
ると、データ処理が繁雑となる。更に、予測を行う場合
には一般的なふるまいをする近傍ベクトルをもとにする
ことが好ましく、特異なふるまいをするベクトルを元に
すると、その影響によって予測精度が下がる場合もあ
る。このような特殊なふるまいをするベクトルは予め除
去することが好ましいが、このようなベクトルの除去は
現在の技術では困難である。
ると、データ処理が繁雑となる。更に、予測を行う場合
には一般的なふるまいをする近傍ベクトルをもとにする
ことが好ましく、特異なふるまいをするベクトルを元に
すると、その影響によって予測精度が下がる場合もあ
る。このような特殊なふるまいをするベクトルは予め除
去することが好ましいが、このようなベクトルの除去は
現在の技術では困難である。
【0016】本発明は上記背景の下になされたものであ
り、常に一定レベル以上の予測精度が得られ、かつ処理
動作も簡素で演算時間が短い非線形時系列データ予測装
置を提供することを目的とする。
り、常に一定レベル以上の予測精度が得られ、かつ処理
動作も簡素で演算時間が短い非線形時系列データ予測装
置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、観測対象の時系列データの記憶手段と、
前記記憶手段から得られる時系列データを成分とするデ
ータベクトルの生成手段と、前記データベクトルの埋め
込み操作を行って、n次元状態空間に前記時系列データ
のアトラクタを生成するアトラクタ再構成手段と、前記
再構成されたアトラクタを用いて、処理対象データベク
トル近傍に位置する近傍ベクトルを複数検出する近傍ベ
クトル検出手段と、前記検出された各近傍ベクトルのk
ステップ後のベクトルを検出するkステップ後ベクトル
検出手段と、遺伝的アルゴリズムに従って、前記検出さ
れた各近傍ベクトル及び各kステップ後ベクトルとを用
いて非線形予測に適した近傍ベクトルを選択する遺伝的
アルゴリズム推論手段と、前記選択された近傍ベクトル
を用いて非線形予測を行う非線形予測手段と、を有する
ことを特徴とする非線形時系列データ予測装置を提供す
る。
に、本発明は、観測対象の時系列データの記憶手段と、
前記記憶手段から得られる時系列データを成分とするデ
ータベクトルの生成手段と、前記データベクトルの埋め
込み操作を行って、n次元状態空間に前記時系列データ
のアトラクタを生成するアトラクタ再構成手段と、前記
再構成されたアトラクタを用いて、処理対象データベク
トル近傍に位置する近傍ベクトルを複数検出する近傍ベ
クトル検出手段と、前記検出された各近傍ベクトルのk
ステップ後のベクトルを検出するkステップ後ベクトル
検出手段と、遺伝的アルゴリズムに従って、前記検出さ
れた各近傍ベクトル及び各kステップ後ベクトルとを用
いて非線形予測に適した近傍ベクトルを選択する遺伝的
アルゴリズム推論手段と、前記選択された近傍ベクトル
を用いて非線形予測を行う非線形予測手段と、を有する
ことを特徴とする非線形時系列データ予測装置を提供す
る。
【0018】好ましくは、 前記遺伝的アルゴリズム推
論手段は、近傍ベクトルの総数と等しいビット長の遺伝
子を生成し、各近傍ベクトルに対して、当該近傍ベクト
ルを非線形予測に適したベクトルとして選択する場合に
は、遺伝子において対応するビットを1とし、その他の
場合は対応するビットを0とすることによって遺伝子化
を行い、kステップ後ベクトルに対しては、kステップ
後ベクトルの総数と等しいビット長の遺伝子を生成し、
当該kステップ後ベクトルを非線形予測に適したベクト
ルとして選択する場合には、対応する遺伝子において対
応するビットを1とし、その他の場合は対応するビット
を0とすることによって遺伝子化を行い、各近傍ベクト
ルに対応する遺伝子に対しては、現在値ベクトルと各近
傍ベクトルとの平均距離が短くなるにつれてその値が高
くなる評価関数を設定し、各kステップ後ベクトルに対
応する遺伝子に対しては、各kステップ後ベクトル間の
平均距離が短くなるにつれてその値が高くなる評価関数
を設定するとともに、各kステップ後ベクトル間の平均
距離が前記現在値ベクトルと各近傍ベクトルとの平均距
離よりも短くなることを遺伝的アルゴリズムの終了条件
として含むことを特徴とする。
論手段は、近傍ベクトルの総数と等しいビット長の遺伝
子を生成し、各近傍ベクトルに対して、当該近傍ベクト
ルを非線形予測に適したベクトルとして選択する場合に
は、遺伝子において対応するビットを1とし、その他の
場合は対応するビットを0とすることによって遺伝子化
を行い、kステップ後ベクトルに対しては、kステップ
後ベクトルの総数と等しいビット長の遺伝子を生成し、
当該kステップ後ベクトルを非線形予測に適したベクト
ルとして選択する場合には、対応する遺伝子において対
応するビットを1とし、その他の場合は対応するビット
を0とすることによって遺伝子化を行い、各近傍ベクト
ルに対応する遺伝子に対しては、現在値ベクトルと各近
傍ベクトルとの平均距離が短くなるにつれてその値が高
くなる評価関数を設定し、各kステップ後ベクトルに対
応する遺伝子に対しては、各kステップ後ベクトル間の
平均距離が短くなるにつれてその値が高くなる評価関数
を設定するとともに、各kステップ後ベクトル間の平均
距離が前記現在値ベクトルと各近傍ベクトルとの平均距
離よりも短くなることを遺伝的アルゴリズムの終了条件
として含むことを特徴とする。
【0019】
【作用】予測対象が決定論的カオスに従う場合、その時
系列データy(t)に適切な時間遅れτを設定してデー
タベクトルx(t)=(y(t),y(t−τ),y(t−2
τ),…y(t−(n−1)τ))[ただしt={(n-1)τ+1}
〜N]を生成し、埋め込み操作によってn次元再構成空
間上にアトラクタを再構成すると、このアトラクタは周
期的な軌道を描く。
系列データy(t)に適切な時間遅れτを設定してデー
タベクトルx(t)=(y(t),y(t−τ),y(t−2
τ),…y(t−(n−1)τ))[ただしt={(n-1)τ+1}
〜N]を生成し、埋め込み操作によってn次元再構成空
間上にアトラクタを再構成すると、このアトラクタは周
期的な軌道を描く。
【0020】このことから、所定ステップ先のデータベ
クトルを予測することができる。特に短期予測において
はデータベクトルを精度良く予測することができる。
クトルを予測することができる。特に短期予測において
はデータベクトルを精度良く予測することができる。
【0021】この所定ステップ先のデータベクトルは、
その成分として所定ステップ先のデータを含むので、こ
の成分を抽出することによって所定ステップ先のデータ
を予測することができる。
その成分として所定ステップ先のデータを含むので、こ
の成分を抽出することによって所定ステップ先のデータ
を予測することができる。
【0022】本発明では、処理対象となるデータベクト
ルの近傍ベクトルのうち、一般的なふるまいをする近傍
ベクトルを抽出することで、予測に適したベクトルを遺
伝的アルゴリズムによって複数検出しているので、高い
精度で予測を行うことができる。
ルの近傍ベクトルのうち、一般的なふるまいをする近傍
ベクトルを抽出することで、予測に適したベクトルを遺
伝的アルゴリズムによって複数検出しているので、高い
精度で予測を行うことができる。
【0023】また、各kステップ後ベクトル間の平均距
離が前記現在値ベクトルと各近傍ベクトルとの平均距離
よりも短くなることを遺伝的アルゴリズムの終了条件と
することで、kステップ後に互いに近づくような近傍ベ
クトル群が選択される。
離が前記現在値ベクトルと各近傍ベクトルとの平均距離
よりも短くなることを遺伝的アルゴリズムの終了条件と
することで、kステップ後に互いに近づくような近傍ベ
クトル群が選択される。
【0024】従って、このようなベクトル群を用いて行
った予測結果はn次元再構成空間内における一定の限定
された領域内にて行われることになる。したがって予測
精度が高くなる。
った予測結果はn次元再構成空間内における一定の限定
された領域内にて行われることになる。したがって予測
精度が高くなる。
【0025】
実施例1 図1に本実施例に係る非線形時系列データ予測装置の機
能ブロック図を示す。
能ブロック図を示す。
【0026】この図において1はデータベクトル生成部
(時系列データの記憶手段及びデータベクトルの生成手
段)であり、図2に示されるような時系列データy(t)
から等サンプリング間隔でデータを取り込む。そして、
決定論的非線形力学系理論に基づいた決定論的短期予測
を行うためのデータベクトルを生成する。
(時系列データの記憶手段及びデータベクトルの生成手
段)であり、図2に示されるような時系列データy(t)
から等サンプリング間隔でデータを取り込む。そして、
決定論的非線形力学系理論に基づいた決定論的短期予測
を行うためのデータベクトルを生成する。
【0027】アトラクタ再構成部2(アトラクタ再構成
手段)では、タケンスの埋め込み理論を用いて、n次元
状態空間にデータベクトルのアトラクタを再構成してn
次元状態空間データベースを作成する。
手段)では、タケンスの埋め込み理論を用いて、n次元
状態空間にデータベクトルのアトラクタを再構成してn
次元状態空間データベースを作成する。
【0028】3は近傍ベクトル検出部(近傍ベクトル検
出手段)であり、予測の元となるベクトルの現在値の近
傍に存在するベクトルを検出する。4はkステップ後ベ
クトル検出部(kステップ後ベクトル検出手段)であ
り、近傍ベクトル検出部3で検出された各ベクトルの上
記n次元再構成空間内におけるsステップ後のベクトル
を検出する。
出手段)であり、予測の元となるベクトルの現在値の近
傍に存在するベクトルを検出する。4はkステップ後ベ
クトル検出部(kステップ後ベクトル検出手段)であ
り、近傍ベクトル検出部3で検出された各ベクトルの上
記n次元再構成空間内におけるsステップ後のベクトル
を検出する。
【0029】5は遺伝的アルゴリズム(G.A)推論部
(遺伝的アルゴリズム推論手段)であり、上記各検出さ
れた近傍ベクトル及び各sステップ後ベクトルに対して
遺伝子化処理を行い、遺伝的アルゴリズムに従って、近
傍ベクトルのうち非線形推論を行うにあたって適当な近
傍ベクトルを複数選択する。
(遺伝的アルゴリズム推論手段)であり、上記各検出さ
れた近傍ベクトル及び各sステップ後ベクトルに対して
遺伝子化処理を行い、遺伝的アルゴリズムに従って、近
傍ベクトルのうち非線形推論を行うにあたって適当な近
傍ベクトルを複数選択する。
【0030】6は非線形予測部(非線形予測手段)であ
り、G.A推論部5で選択された近傍ベクトル群に基づ
いて非線形予測を行ってデータの予測値を生成する。
り、G.A推論部5で選択された近傍ベクトル群に基づ
いて非線形予測を行ってデータの予測値を生成する。
【0031】以下、各部の詳細な動作を説明する。
【0032】データベクトル生成部1では、観測値を元
に時系列データy(t)のデータベースを作成し、更に下
式に示されるベクトルx(t)を生成する。
に時系列データy(t)のデータベースを作成し、更に下
式に示されるベクトルx(t)を生成する。
【0033】
【数2】x(t)=(y(t),y(t−τ),y(t−2
τ),…y(t−(n−1)τ)) ただしt={(n-1)τ+1}〜N アトラクタ再構成部2では、埋め込み次元n、遅れ時間
τでn次元の状態空間に時系列データを埋め込む。この
操作がアトラクタの再構成となる。尚、τは時間ディレ
イを示す。
τ),…y(t−(n−1)τ)) ただしt={(n-1)τ+1}〜N アトラクタ再構成部2では、埋め込み次元n、遅れ時間
τでn次元の状態空間に時系列データを埋め込む。この
操作がアトラクタの再構成となる。尚、τは時間ディレ
イを示す。
【0034】前述したように、このベクトルはn次元再
構成状態空間Rnの1点を示し、tを変化させると、こ
のn次元再構成状態空間に軌道が描ける。その例を図3
に示す。
構成状態空間Rnの1点を示し、tを変化させると、こ
のn次元再構成状態空間に軌道が描ける。その例を図3
に示す。
【0035】なお、再構成状態空間にアトラクタを再現
するには、上記次元nは元の力学系の状態空間の次元を
mとした時に、前述したようにn≧2m+1であれば十
分であることが証明されており、条件に応じてn及びτ
を決定する。
するには、上記次元nは元の力学系の状態空間の次元を
mとした時に、前述したようにn≧2m+1であれば十
分であることが証明されており、条件に応じてn及びτ
を決定する。
【0036】短期予測を行う場合、実用上は通常n=3
〜4程度で十分なことが多い。このようにn及びτの値
を設定し、埋め込み操作により状態空間とアトラクタを
再構成する。
〜4程度で十分なことが多い。このようにn及びτの値
を設定し、埋め込み操作により状態空間とアトラクタを
再構成する。
【0037】予測対象となるデータが決定論的カオスに
従う場合、そのアトラクタは滑らかな多様体となり、こ
のアトラクタを用いてデータの予測を行うことが可能と
なる。 近傍ベクトル検出部3では、ベクトルの現在値
の近傍に存在するベクトルを検出する。例えば、ベクト
ルの現在値から一定の距離内にあるベクトルをすべて検
出する。
従う場合、そのアトラクタは滑らかな多様体となり、こ
のアトラクタを用いてデータの予測を行うことが可能と
なる。 近傍ベクトル検出部3では、ベクトルの現在値
の近傍に存在するベクトルを検出する。例えば、ベクト
ルの現在値から一定の距離内にあるベクトルをすべて検
出する。
【0038】kステップ後ベクトル検出部4では、近傍
ベクトル検出部3で検出された各ベクトルの上記n次元
再構成空間内におけるkステップ後のベクトルをすべて
検出する。
ベクトル検出部3で検出された各ベクトルの上記n次元
再構成空間内におけるkステップ後のベクトルをすべて
検出する。
【0039】5は遺伝的アルゴリズム推論部であり、上
記各検出された近傍ベクトル及び各kステップ後ベクト
ルに対して遺伝子化処理を行う。その後に、遺伝的アル
ゴリズムに従って、近傍ベクトルのうち非線形推論を行
うにあたって適当な近傍ベクトルを複数選択する。
記各検出された近傍ベクトル及び各kステップ後ベクト
ルに対して遺伝子化処理を行う。その後に、遺伝的アル
ゴリズムに従って、近傍ベクトルのうち非線形推論を行
うにあたって適当な近傍ベクトルを複数選択する。
【0040】6は非線形予測部であり、G.A推論部5
で選択された近傍ベクトル群に基づいて非線形予測を行
ってデータの予測値を生成する。
で選択された近傍ベクトル群に基づいて非線形予測を行
ってデータの予測値を生成する。
【0041】G.A推論部5における推論内容を図4の
フローチャートに示す。この図においてsはフローチャ
ートのステップを表す。
フローチャートに示す。この図においてsはフローチャ
ートのステップを表す。
【0042】まず、ベクトルの現在値をx0、近傍ベク
トルをx1、x2…xnとして、近傍点の集合X=(x1、
x2、…xn)を得る。同様に、x1、x2…xnのkステ
ップ後のベクトルをxp1,xp2…xpnとして、kステッ
プ後の集合Xpを得る。
トルをx1、x2…xnとして、近傍点の集合X=(x1、
x2、…xn)を得る。同様に、x1、x2…xnのkステ
ップ後のベクトルをxp1,xp2…xpnとして、kステッ
プ後の集合Xpを得る。
【0043】そして、Xに対してk個のビット列からな
る遺伝子(1,1,…1)と(0,0,…0)とを作る
(s1)。この遺伝子においては、i番目のビットが1
の時にxiが出現し、0の時には0ベクトルが出現する
ものとする。
る遺伝子(1,1,…1)と(0,0,…0)とを作る
(s1)。この遺伝子においては、i番目のビットが1
の時にxiが出現し、0の時には0ベクトルが出現する
ものとする。
【0044】同様に、Xpに対してもk個のビット列か
らなる遺伝子(1,1,…1)と(0,0,…0)とを
作る(s2)。この遺伝子においては、i番目のビット
が1の時にxpiが出現し、0の時にはゼロベクトルが出
現するものとする。
らなる遺伝子(1,1,…1)と(0,0,…0)とを
作る(s2)。この遺伝子においては、i番目のビット
が1の時にxpiが出現し、0の時にはゼロベクトルが出
現するものとする。
【0045】次いで、各個体の評価処理を行う。評価基
準としては、Xに関してはx0とxiとの平均距離を用
い、Xpに関しては各ベクトルxpi,xpj間の平均距離
を用いる。これらの各値が小さくなるにつれて評価値が
高くなるように評価値を設定して、各遺伝子に対応する
X、Xpにおける評価値を、その遺伝子の評価値とする
(s3)。
準としては、Xに関してはx0とxiとの平均距離を用
い、Xpに関しては各ベクトルxpi,xpj間の平均距離
を用いる。これらの各値が小さくなるにつれて評価値が
高くなるように評価値を設定して、各遺伝子に対応する
X、Xpにおける評価値を、その遺伝子の評価値とする
(s3)。
【0046】次に、上記のように決定された各遺伝子の
評価値に基づいて遺伝子を淘汰する。具体的には、各遺
伝子の評価値を検出して、遺伝子全体のうち評価値が一
定値以下の遺伝子を淘汰する。または、全体の遺伝子の
うち、評価値が低い遺伝子を一定の割合で淘汰する(s
4)。尚、遺伝子数が少ない場合、例えば初期段階では
遺伝子はX、Xpそれぞれ2種類[(1,1,…1)及
び(0,0,…0)]しかないので、淘汰処理を行わな
いものとしてもよい。
評価値に基づいて遺伝子を淘汰する。具体的には、各遺
伝子の評価値を検出して、遺伝子全体のうち評価値が一
定値以下の遺伝子を淘汰する。または、全体の遺伝子の
うち、評価値が低い遺伝子を一定の割合で淘汰する(s
4)。尚、遺伝子数が少ない場合、例えば初期段階では
遺伝子はX、Xpそれぞれ2種類[(1,1,…1)及
び(0,0,…0)]しかないので、淘汰処理を行わな
いものとしてもよい。
【0047】次に、増殖処理を行う。この例では、遺伝
子全体のうち評価値が一定値以上の遺伝子を増殖する。
また、全体の遺伝子のうち、評価値が高い遺伝子を一定
の割合で増殖する(s4)。
子全体のうち評価値が一定値以上の遺伝子を増殖する。
また、全体の遺伝子のうち、評価値が高い遺伝子を一定
の割合で増殖する(s4)。
【0048】以下、交叉処理、突然変異処理を行い(s
6,s7)、終了条件を満たした時点で遺伝的アルゴリ
ズムによる処理(G.A処理)を終了する(s8)。
6,s7)、終了条件を満たした時点で遺伝的アルゴリ
ズムによる処理(G.A処理)を終了する(s8)。
【0049】交叉処理、突然変異処理は、遺伝的アルゴ
リズムにおける通常の処理(例えば交叉処理として順位
交叉法、循環交叉法、部分的交叉法、突然変異処理では
転座方式、重複方式、反転方式等)を行う。ただし、こ
の例では記号列の総長(ビット数)が変わると遺伝子と
元のベクトル集合X,Xpとの対応がつかなくなるの
で、このような処理、例えば突然変位における挿入方
式、欠失方式等は行わないものとする。
リズムにおける通常の処理(例えば交叉処理として順位
交叉法、循環交叉法、部分的交叉法、突然変異処理では
転座方式、重複方式、反転方式等)を行う。ただし、こ
の例では記号列の総長(ビット数)が変わると遺伝子と
元のベクトル集合X,Xpとの対応がつかなくなるの
で、このような処理、例えば突然変位における挿入方
式、欠失方式等は行わないものとする。
【0050】そして、(a)遺伝子の評価値が一定値以
上である、(b)遺伝子中におけるビットのうち、”
1”になっているビット数が一定の範囲に入っている、
という両方の条件をともに満たすことを終了条件とし
た。
上である、(b)遺伝子中におけるビットのうち、”
1”になっているビット数が一定の範囲に入っている、
という両方の条件をともに満たすことを終了条件とし
た。
【0051】このように評価を行うことで、ベクトルの
現在値付近にあり、かつkステップ後ベクトルが互いに
近い位置にある、という条件を満たす近傍ベクトルが選
択される。
現在値付近にあり、かつkステップ後ベクトルが互いに
近い位置にある、という条件を満たす近傍ベクトルが選
択される。
【0052】特に、この例では、Xに対する評価値のし
きい値よりも、Xpに対応する評価値のしきい値を高く
した。このようにすることで、x0の近傍ベクトルのう
ち、kステップ後に互いに近づくような近傍ベクトル群
が選択される。従って、このようなベクトル群を用いて
行った予測結果も、n次元再構成空間内における一定の
限定された領域内にて行われることになり、予測精度が
高くなる。
きい値よりも、Xpに対応する評価値のしきい値を高く
した。このようにすることで、x0の近傍ベクトルのう
ち、kステップ後に互いに近づくような近傍ベクトル群
が選択される。従って、このようなベクトル群を用いて
行った予測結果も、n次元再構成空間内における一定の
限定された領域内にて行われることになり、予測精度が
高くなる。
【0053】また、遺伝子中におけるビットのうち、”
1”になっているビットは各ベクトルが出現することに
対応している。遺伝子の評価値が高くても、選択される
ベクトルの数が少なすぎると適切な予測はできない。ま
た、選択されるベクトルの数が多すぎても予測処理が繁
雑になるので、ある程度ベクトル数に上限を設けること
が好ましい場合もある。
1”になっているビットは各ベクトルが出現することに
対応している。遺伝子の評価値が高くても、選択される
ベクトルの数が少なすぎると適切な予測はできない。ま
た、選択されるベクトルの数が多すぎても予測処理が繁
雑になるので、ある程度ベクトル数に上限を設けること
が好ましい場合もある。
【0054】従って、上記のように、遺伝子中における
ビットのうち、”1”になっているビット数が一定の範
囲に入っている、という制限を設けることで、適当な数
の遺伝子が得られる。
ビットのうち、”1”になっているビット数が一定の範
囲に入っている、という制限を設けることで、適当な数
の遺伝子が得られる。
【0055】以上説明したように近傍ベクトルを選択す
ることで、選択された近傍ベクトル群を用いてテセレー
ション法、ファジィ推論法、局所ファジィ再構成法等に
よる予測精度が向上する。
ることで、選択された近傍ベクトル群を用いてテセレー
ション法、ファジィ推論法、局所ファジィ再構成法等に
よる予測精度が向上する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
決定論的カオスに支配された観測対象のデータ予測を高
い精度で行うことができるうえ、データ予測に要する時
間を短縮することができる。
決定論的カオスに支配された観測対象のデータ予測を高
い精度で行うことができるうえ、データ予測に要する時
間を短縮することができる。
【0057】特に、処理対象となるデータベクトルの近
傍ベクトルのうち、一般的なふるまいをする近傍ベクト
ルを抽出することで、予測に適したベクトルを遺伝的ア
ルゴリズムによって複数検出しているので、高い精度で
予測を行うことができる。
傍ベクトルのうち、一般的なふるまいをする近傍ベクト
ルを抽出することで、予測に適したベクトルを遺伝的ア
ルゴリズムによって複数検出しているので、高い精度で
予測を行うことができる。
【0058】また、kステップ後に互いに近づくような
近傍ベクトル群を選択しているので、このベクトル群を
用いた予測結果はn次元再構成空間内における一定の限
定された領域内に収束するので、予測精度が高くなる。
近傍ベクトル群を選択しているので、このベクトル群を
用いた予測結果はn次元再構成空間内における一定の限
定された領域内に収束するので、予測精度が高くなる。
【図1】本発明の1実施例に係る非線形時系列データ予
測装置の機能ブロック図。
測装置の機能ブロック図。
【図2】時系列データの説明図。
【図3】データベクトルの軌跡の説明図。
【図4】本発明の1実施例に係る遺伝的アルゴリズムを
示すフローチャート。
示すフローチャート。
1…データベクトル生成部 2…アトラクタ再構成部 3…近傍ベクトル検出部 4…kステップ後ベクトル検出部 5…G.A推論部 6…非線形予測部
Claims (2)
- 【請求項1】 観測対象の時系列データの記憶手段と、 前記記憶手段から得られる時系列データを成分とするデ
ータベクトルの生成手段と、 前記データベクトルの埋め込み操作を行って、n次元状
態空間に前記時系列データのアトラクタを生成するアト
ラクタ再構成手段と、 前記再構成されたアトラクタを用いて、処理対象データ
ベクトル近傍に位置する近傍ベクトルを複数検出する近
傍ベクトル検出手段と、 前記検出された各近傍ベクトルのkステップ後のベクト
ルを検出するkステップ後ベクトル検出手段と、 遺伝的アルゴリズムに従って、前記検出された各近傍ベ
クトル及び各kステップ後ベクトルとを用いて非線形予
測に適した近傍ベクトルを選択する遺伝的アルゴリズム
推論手段と、 前記選択された近傍ベクトルを用いて非線形予測を行う
非線形予測手段と、を有することを特徴とする非線形時
系列データ予測装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の非線形時系列データ予測
装置において、 前記遺伝的アルゴリズム推論手段は、 近傍ベクトルの総数と等しいビット長の遺伝子を生成
し、各近傍ベクトルに対して、当該近傍ベクトルを非線
形予測に適したベクトルとして選択する場合には、遺伝
子において対応するビットを1とし、その他の場合は対
応するビットを0とすることによって遺伝子化を行い、 kステップ後ベクトルに対しては、kステップ後ベクト
ルの総数と等しいビット長の遺伝子を生成し、当該kス
テップ後ベクトルを非線形予測に適したベクトルとして
選択する場合には、対応する遺伝子において対応するビ
ットを1とし、その他の場合は対応するビットを0とす
ることによって遺伝子化を行い、 各近傍ベクトルに対応する遺伝子に対しては、現在値ベ
クトルと各近傍ベクトルとの平均距離が短くなるにつれ
てその値が高くなる評価関数を設定し、 各kステップ後ベクトルに対応する遺伝子に対しては、
各kステップ後ベクトル間の平均距離が短くなるにつれ
てその値が高くなる評価関数を設定するとともに、 各kステップ後ベクトル間の平均距離が前記現在値ベク
トルと各近傍ベクトルとの平均距離よりも短くなること
を遺伝的アルゴリズムの終了条件として含むことを特徴
とする非線形時系列データ予測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17784494A JPH0844699A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 非線形時系列データ予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17784494A JPH0844699A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 非線形時系列データ予測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844699A true JPH0844699A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16038106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17784494A Pending JPH0844699A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 非線形時系列データ予測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844699A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980035080A (ko) * | 1996-11-11 | 1998-08-05 | 김영환 | 응용 유전 알고리즘을 이용한 모션 벡터 추정 방법 |
WO2000060377A1 (en) * | 1999-04-01 | 2000-10-12 | Adnr Technology Services Gmbh | Method and apparatus for investigating an area with respect to presence/absence of predetermined geophysical subterranean properties |
JP2012043131A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 位相予測装置、方法、プログラム及びその記録媒体 |
CN116187443A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-05-30 | 中国科学院自动化研究所 | 基于多维符号动力学的因果强度检测方法和检测装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17784494A patent/JPH0844699A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980035080A (ko) * | 1996-11-11 | 1998-08-05 | 김영환 | 응용 유전 알고리즘을 이용한 모션 벡터 추정 방법 |
WO2000060377A1 (en) * | 1999-04-01 | 2000-10-12 | Adnr Technology Services Gmbh | Method and apparatus for investigating an area with respect to presence/absence of predetermined geophysical subterranean properties |
JP2012043131A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 位相予測装置、方法、プログラム及びその記録媒体 |
CN116187443A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-05-30 | 中国科学院自动化研究所 | 基于多维符号动力学的因果强度检测方法和检测装置 |
CN116187443B (zh) * | 2023-02-10 | 2024-05-24 | 中国科学院自动化研究所 | 基于多维符号动力学的因果强度检测方法和检测装置 |
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