JPH084024Y2 - 医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット - Google Patents

医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット

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JPH084024Y2
JPH084024Y2 JP1993065914U JP6591493U JPH084024Y2 JP H084024 Y2 JPH084024 Y2 JP H084024Y2 JP 1993065914 U JP1993065914 U JP 1993065914U JP 6591493 U JP6591493 U JP 6591493U JP H084024 Y2 JPH084024 Y2 JP H084024Y2
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JP
Japan
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bed
horizontal bar
unit
medical
same
Prior art date
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JP1993065914U
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English (en)
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JPH0731030U (ja
Inventor
良美 林
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Central Uni Co Ltd
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Central Uni Co Ltd
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Publication date
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、病院内で点滴等の治療
中の患者を移動する際において、看護者の負担を軽くす
ると同時に、安全な治療を行うことが出来る医療ベッド
用着脱式機器搭載ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院における患者の治療として点
滴を行う際は、天井に懸吊の天井懸吊ユニットや患者の
ベッドと独立したベッドサイドユニット或いは点滴ハン
ガーに輸液ポンプやシリンジポンプを搭載又は懸吊して
いる。特に外来からの急患が発生した場合は、状況によ
っては移動用ベッドに横たわったままの患者へ複数個の
点滴を行う場合があり、又救急治療室で応急の処置を済
ませた後、重篤な患者を収容する集中治療室へ移動する
際は、患者に点滴用の針を挿着したままで移動用ベッド
に取付けた点滴用ハンガーに輸液ボトル・輸液ポンプ・
シリンジポンプを懸吊していた。しかし、移動用ベッド
に取付けられる点滴用ハンガーの数は制限されるので、
点滴用ハンガーに懸吊できない分のシリンジポンプや輸
液ボトルは看護者が手にかかげてたり、ベッドの上に置
いて移動していた。この場合、複数のシリンジポンプや
輸液ポンプと細長いチューブで連結している患者に挿着
した針との距離が一定に保てないので、複数の細長いチ
ューブが交錯したり、何等かのショックでベッドの上の
シリンジポンプや輸液ポンプが落下したりして、チュー
ブの先端の針が外れたりする危険があった。これによ
り、患者を移動する際は多くの人手を必要とし、又移動
中にチューブが交錯したり振動でポンプが動いたりし
て、針を引っ張ったりしないよう看護者が細心の注意を
はらわなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、少ない人手
で患者を安全に移動出来且つ看護者の負担を減少すると
ともに治療の効率が向上する医療ベッド用着脱式機器搭
載ユニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、 1) 医療機器を載置する載置部を設けた走行自在な機
器搭載ユニット走行自在なベッドとを有し、同ベッド
のベッド周縁に水平バーを設け、同水平バーを掴持する
とともに同水平バーを中心に回動できる連結部を機器搭
載ユニットに設け、同連結部を介して同ベッドと同機器
搭載ユニットを着脱自在に取付けた医療ベッド用着脱式
機器搭載ユニット 2) 医療機器を載置する載置部を設けた走行自在な機
器搭載ユニットマット部を昇降自在とした走行可能な
ベッドとを有し、同ベッドのベッド周縁に水平バーを設
け、同水平バーを掴持するとともに同水平バーを中心に
回動できる連結部を機器搭載ユニットに設け、同連結部
を介して同ベッドと同機器搭載ユニットを着脱自在に取
付け、しかも同連結部分をベッドの昇降に連動して昇降
するようにした医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット 3) 連結部が水平バーに沿って摺動自在である前記
1)又は2)記載の医療ベッド用着脱式機器搭載ユニッ
トにある。
【0005】
【作用】本考案では、医療機器を載置する載置部を設け
た走行自在な機器搭載ユニットを、患者を収容する走行
自在なベッドの周りに切り離した状態で配置し、機器搭
載ユニットに載置した患者に必要な医療機器が患者へ複
数のチューブを介して治療を行っている。救急室から集
中治療室へ・手術室から集中治療室へ・一般病室から手
術室へ等治療中の患者を移動する場合には、機器搭載ユ
ニットを患者のベッドへ着脱自在に連結し、患者に介し
た複数のチューブを切り離さず、患者へ治療を行ってい
る医療機器とともにベッドを看護者の手で移動してい
く。これにより、患者と医療機器との一定の距離が保た
れ且つ移動中にも移動前と同じ医療機器からの治療を患
者に行うことが出来る。このため、移動先で改めて医療
機器のセッティングをする必要がなくなる。
【0006】患者を収容したベッドが昇降自在であって
も、同ベッドに着脱自在に取付けた機器搭載ユニットの
連結部が同ベッドの昇降に連動して昇降するものであれ
ば、ベッドの昇降に応じて連結部が昇降するので、機器
搭載ユニットをベッドから切り離さず一体的に連結した
ままであっても、機器搭載ユニットがベッドの昇降を妨
げることはない。
【0007】ベッド周縁に水平バーを設け、同水平バー
を掴持するとともに、同水平バーを中心に回動できる連
結部を機器搭載ユニットに取付け、同連結部を介して同
ベッドと同機器搭載ユニットを着脱自在に取付けていれ
ば、ベッドの移動の際に廊下が坂路であったり、凹凸で
あったりしても、連結部が必要に応じて水平バーを中心
に回動するので、機器搭載ユニットがベッドと独立して
最適な揺動を行い、スムーズにベッドを移動することが
出来る。
【0008】連結部が水平バーの両終端方向へ水平バー
に沿って摺動自在であれば、治療を行う際に機器搭載ユ
ニットが多少邪魔となった場合でも、機器搭載ユニット
をベッドから切り離す必要がなく、機器搭載ユニットを
水平バーに沿って治療の行い易い位置に摺動してやれ
ば、機器搭載ユニットが治療の妨げになることはない。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、患者が横たわる載置部分を油圧によ
り昇降自在とした走行自在なベッドに予め着脱自在に取
付けた水平バーに機器搭載ユニットの連結部を着脱自在
に取付け、ベッドに横たわる患者に治療を行いながら移
動する例である。
【0010】図1は本実施例の連結部と水平バーとを切
り離した状態を示す説明図、図2は本実施例で坂路の移
動を示す説明図、図3は本実施例での連結部の昇降を示
す説明図である。
【0011】図中、1は機器搭載ユニット、2はベッド
へ取付けた水平バー、3は上下一対の連結片により水平
バー2を掴持する連結部、4は水平バー2をベッドに取
り付けるためにベッドの背板をはめ込む溝を有し水平バ
ー2の両端に同水平バーに沿って摺動自在とした支持ク
ランプ、5は上下一対の連結片のお互いの接触により連
結部3に形成される水平バー2を挿通する挿通孔、6は
水平バー2をベッド周縁に固定する水平バー締め付けつ
まみ、7は支持クランプ4をベッドへ取り付ける支持ク
ランプ固定つまみ、8は上下一対の連結片からなる連結
部3のお互いの連結片を連結して形成した挿通孔5に挿
通した水平バー2を掴持する締め付けつまみ、9は連結
部3を上下に摺動するガイド、10はベッド、11はベ
ッド10を昇降する昇降アーム、12はベッド10のキ
ャスター、13は輸液ポンプ、14は医療機器を載置す
る載置部、15は医療機器を懸吊する懸吊部、16は輸
液ボトル、17はシリンジポンプである。
【0012】本実施例では、図1に示すように、まず病
院内の治療の現場で使用している患者のベッド10の背
板に対して任意の高さの位置に背板の幅寸法に応じて細
長い水平バー2を保持するために、ベッド10を掴持す
る溝を有する支持クランプ4をベッド10の背板の幅に
調整するとともに溝をベッド10の背板に嵌合し、支持
クランプ固定つまみ7を回して背板に固定し、又、水平
バー締め付けつまみ6を回して、この支持クランプ4,
水平バー2に固定する。これにより水平バー2をベッド
10の背板に水平に固定することが出来る。
【0013】このベッド10に外来の患者を収容し、救
急処置室で治療を行う際には、必要な点滴用の輸液ポン
プ13・輸液ボトル16・シリンジポンプ17等の医療
機器を全て一括して機器搭載ユニット1に載置又は懸吊
し、それぞれのチューブを整理してベッド10に収容し
た患者の体内へ供給する。処置室での処置が終ると複数
の点滴用の輸液ポンプ13を載置又は懸吊した機器搭載
ユニット1に設けているガイド9に沿って上下方向に摺
動自在な連結部3はガイド9に沿って上下一対の連結片
に分離出来、分離した連結部3の上下一対の連結片間に
ベッド10に取付けた水平バー2を配置するとともに、
上下一対の連結片のお互いの接触により形成される連結
部の挿通孔5にこの水平バー2をはめ込んで水平バー2
を掴持し、締め付けつまみ8で水平バー2が回動するぐ
らいすき間をあけて掴持することにより、機器搭載ユニ
ット1とベッド10とを一体化する。その後、重篤患者
を収容する集中治療室への移動、更に恢復に至れば一般
病室への移動があるが、ベッド10に予め着脱自在に取
付けた水平バー2と、機器搭載ユニット1に設けた連結
部3とを着脱自在に取付けて一体化し連結しているの
で、ベッドの移動に伴って機器搭載ユニット1も同時に
移動出来る。その際、連結部3はガイド9に沿って上下
に摺動するとともに連結部3で掴持している水平バー2
の両終端方向への左右にも摺動し、又連結部3の挿通孔
5において水平バー2は回動するので、図2に示すよう
に移動中に廊下の段差や坂路に遭遇しても、機器搭載ユ
ニット1はベッド10に独立して廊下の状況に応じた上
下の揺動を行いながら、スムーズに移動出来るものとな
る。
【0014】更に、ベッド10が油圧シリンダーで駆動
される昇降アーム11により昇降した場合でも、水平バ
ー2に着脱自在に取付けた連結部3が水平バー2の昇降
に応じてガイド9に沿って上下に摺動するので、機器搭
載ユニット1の一体的な取付けがベッド10の昇降にお
いて何等かの障害となるものではない。このように、患
者に必要な点滴用の輸液ポンプ13・輸液ボトル16・
シリンジポンプ17を備えた機器搭載ユニット1をベッ
ド10に一体的に取付けるとともに一緒に移動出来るの
で、患者の移動の際でも移動前と同じように点滴用の輸
液ポンプ13・輸液ボトル16・シリンジポンプ17と
患者との距離を一定に保ち、点滴用の輸液ポンプ13・
輸液ボトル16・シリンジポンプ17から患者へのびて
いる複数のチューブ等が乱れたり、引っ張られたりし
て、患者へ悪影響を及ぼすことがなくなる。更に、看護
者が点滴用の輸液ポンプ13・輸液ボトル16・シリン
ジポンプ17の一部を手にかかげる必要もなくなるので
負担を減少し、治療が迅速且つ容易に行うことが出来、
治療の効率を向上する。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案では、患者に必要な
複数の医療機器が患者のベッドに切り離した状態の機器
搭載ユニットに一括整理された状態で管理されている
が、患者のベッドを移動する際にはベッドと機器搭載ユ
ニットとを連結して、機器搭載ユニットをベッドと一緒
に移動していくので、医療機器と患者との距離が一定に
保たれ、移動中でも移動前と同じ医療機器による治療を
施すことが出来る。又、移動に際して看護者が医療機器
を手で持って運ぶということもなくなるので、少ない人
手で患者を迅速且つ安全に移動出来るものとなる。更に
移動先で、改めて医療機器のセッティングの必要もなく
なるので看護者の負担を大幅に減少し、治療の効率を向
上させるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例での連結部と水平バーとを切り離した
状態を示す説明図である。
【図2】本実施例で坂路の移動を示す説明図である。
【図3】本実施例での連結部の昇降を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 機器搭載ユニット 2 水平バー 3 連結部 4 支持クランプ 5 挿通孔 6 水平バー締め付けつまみ 7 支持クランプ固定つまみ 8 締め付けつまみ 9 ガイド 10 ベッド 11 昇降アーム 12 キャスター 13 輸液ポンプ 14 載置部 15 懸吊部 16 輸液ボトル 17 シリンジポンプ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機器を載置する載置部を設けた走行
    自在な機器搭載ユニット走行自在なベッドとを有し、
    同ベッドのベッド周縁に水平バーを設け、同水平バーを
    掴持するとともに同水平バーを中心に回動できる連結部
    を機器搭載ユニットに設け、同連結部を介して同ベッド
    と同機器搭載ユニットを着脱自在に取付けた医療ベッド
    用着脱式機器搭載ユニット。
  2. 【請求項2】 医療機器を載置する載置部を設けた走行
    自在な機器搭載ユニットマット部を昇降自在とした走
    行可能なベッドとを有し、同ベッドのベッド周縁に水平
    バーを設け、同水平バーを掴持するとともに同水平バー
    を中心に回動できる連結部を機器搭載ユニットに設け、
    同連結部を介して同ベッドと同機器搭載ユニットを着脱
    自在に取付け、しかも同連結部分をベッドの昇降に連動
    して昇降するようにした医療ベッド用着脱式機器搭載ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 連結部が水平バーに沿って摺動自在であ
    る請求項1又は2記載の医療ベッド用着脱式機器搭載ユ
    ニット。
JP1993065914U 1993-11-15 1993-11-15 医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット Expired - Lifetime JPH084024Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993065914U JPH084024Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット

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JP1993065914U JPH084024Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0731030U JPH0731030U (ja) 1995-06-13
JPH084024Y2 true JPH084024Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=13300721

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JP1993065914U Expired - Lifetime JPH084024Y2 (ja) 1993-11-15 1993-11-15 医療ベッド用着脱式機器搭載ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597636B2 (ja) * 2004-11-11 2010-12-15 エア・ウォーター防災株式会社 医療用ユニット装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55156747U (ja) * 1979-04-26 1980-11-11
US4832299A (en) * 1987-12-04 1989-05-23 Pacesetter Infusion, Ltd. Clamp fixture
JP3058417U (ja) * 1998-10-13 1999-06-18 陽 石川 まな板

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