JPH0837064A - 面実装型同軸コネクタソケット - Google Patents
面実装型同軸コネクタソケットInfo
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- JPH0837064A JPH0837064A JP6192037A JP19203794A JPH0837064A JP H0837064 A JPH0837064 A JP H0837064A JP 6192037 A JP6192037 A JP 6192037A JP 19203794 A JP19203794 A JP 19203794A JP H0837064 A JPH0837064 A JP H0837064A
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- Japan
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- shell
- contact
- coaxial connector
- connector socket
- housing
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 面実装型(SMT型)の同軸コネクタソケッ
ト(例えば面実装型の超小型同軸コネクタソケット)に
おいて、組立作業性を向上させること。 【構成】 中心コンタクト32と、この中心コンタクト
32の外周側に位置するシェル34とをハウジング30
に固定してなる面実装型同軸コネクタソケットにおい
て、ハウジング30にはコンタクト収容孔36とシェル
収容凹部38とが形成され、このコンタクト収容孔36
とシェル収容凹部38には、中心コンタクト32とシェ
ル34とがハウジング30の一面側から圧入固着され
る。このため、ハウジング30に対して中心コンタクト
32とシェル34を逆方向から装着し、シェルの端子部
を折り曲げて組立ていた従来例と比較して、組立作業性
を向上させることができる。
ト(例えば面実装型の超小型同軸コネクタソケット)に
おいて、組立作業性を向上させること。 【構成】 中心コンタクト32と、この中心コンタクト
32の外周側に位置するシェル34とをハウジング30
に固定してなる面実装型同軸コネクタソケットにおい
て、ハウジング30にはコンタクト収容孔36とシェル
収容凹部38とが形成され、このコンタクト収容孔36
とシェル収容凹部38には、中心コンタクト32とシェ
ル34とがハウジング30の一面側から圧入固着され
る。このため、ハウジング30に対して中心コンタクト
32とシェル34を逆方向から装着し、シェルの端子部
を折り曲げて組立ていた従来例と比較して、組立作業性
を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話や自動車電話
等に用いられる、高密度実装化の要請に応えることので
きる、面実装型(SMT(サーフェイス・マウント・テ
クノロジー)型)の同軸コネクタソケット(例えば、面
実装型の超小型同軸コネクタソケット)に関するもので
ある。
等に用いられる、高密度実装化の要請に応えることので
きる、面実装型(SMT(サーフェイス・マウント・テ
クノロジー)型)の同軸コネクタソケット(例えば、面
実装型の超小型同軸コネクタソケット)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の面実装型同軸コネクタソケット
(以下、単に同軸コネクタソケットと記述する)は、例
えば、図8の(a)〜(c)(実開平5−6755号公
報)に示すように構成されていた。
(以下、単に同軸コネクタソケットと記述する)は、例
えば、図8の(a)〜(c)(実開平5−6755号公
報)に示すように構成されていた。
【0003】図8の(a)〜(c)に示すものでは、絶
縁体としてのハウジング10に、そのプラグ嵌合側(図
8の(b)では上面側)からシェル12を圧入固定する
とともに、その基板装着側(すなわちプラグ嵌合側と反
対の実装パターン側、図8の(b)では下面側)から雄
型の中心コンタクト14を圧入固着し、ついで、シェル
12の端子部16〜16を折曲してハウジング10の底
面とほぼ同一面となるように形成していた。18は中心
コンタクト14の端子部である。
縁体としてのハウジング10に、そのプラグ嵌合側(図
8の(b)では上面側)からシェル12を圧入固定する
とともに、その基板装着側(すなわちプラグ嵌合側と反
対の実装パターン側、図8の(b)では下面側)から雄
型の中心コンタクト14を圧入固着し、ついで、シェル
12の端子部16〜16を折曲してハウジング10の底
面とほぼ同一面となるように形成していた。18は中心
コンタクト14の端子部である。
【0004】そして、上述のように形成された同軸コネ
クタソケットを高周波通信機器内の基板上に面実装で固
着し、この同軸コネクタソケットのシェル12と中心コ
ンタクト14に、面実装型の超小型同軸コネクタプラグ
(図示省略、以下単に同軸コネクタプラグと記述する)
のシェルと中心コンタクトとを嵌合接触させることによ
って、高周波通信機器と同軸ケーブルとを電気的に結合
するようにしていた。
クタソケットを高周波通信機器内の基板上に面実装で固
着し、この同軸コネクタソケットのシェル12と中心コ
ンタクト14に、面実装型の超小型同軸コネクタプラグ
(図示省略、以下単に同軸コネクタプラグと記述する)
のシェルと中心コンタクトとを嵌合接触させることによ
って、高周波通信機器と同軸ケーブルとを電気的に結合
するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図8の(a)〜(c)に示した従来例では、ハウジング
10に圧入固着するシェル12と中心コンタクト14の
組み込み方向が逆になるので(図8の(b)では前者が
上面側からの組み込みで後者が下面側から組み込みであ
るので)、組立作業性が悪くなるという問題点があっ
た。また、シェル12をハウジング10に圧入した後
に、端子部を外側に折り曲げなければならないので、組
立作業性が悪くなるという問題点があった。
図8の(a)〜(c)に示した従来例では、ハウジング
10に圧入固着するシェル12と中心コンタクト14の
組み込み方向が逆になるので(図8の(b)では前者が
上面側からの組み込みで後者が下面側から組み込みであ
るので)、組立作業性が悪くなるという問題点があっ
た。また、シェル12をハウジング10に圧入した後
に、端子部を外側に折り曲げなければならないので、組
立作業性が悪くなるという問題点があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、組立作業性を向上させることのできる面実装型の同
軸コネクタソケット(例えば面実装型の超小型同軸コネ
クタソケット)を提供することを目的とするものであ
る。
で、組立作業性を向上させることのできる面実装型の同
軸コネクタソケット(例えば面実装型の超小型同軸コネ
クタソケット)を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、中心
コンタクトと、この中心コンタクトの外周側に位置する
シェルとを絶縁体に固定してなる面実装型同軸コネクタ
ソケットにおいて、前記絶縁体にはコンタクト収容孔と
シェル収容凹部とが形成され、前記コンタクト収容孔と
シェル収容凹部には、前記中心コンタクトとシェルとが
前記絶縁体の一面側から圧入固着されてなることを特徴
とするものである。
コンタクトと、この中心コンタクトの外周側に位置する
シェルとを絶縁体に固定してなる面実装型同軸コネクタ
ソケットにおいて、前記絶縁体にはコンタクト収容孔と
シェル収容凹部とが形成され、前記コンタクト収容孔と
シェル収容凹部には、前記中心コンタクトとシェルとが
前記絶縁体の一面側から圧入固着されてなることを特徴
とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、中心コンタクトを雌型のコンタクトで形成してなる
ものである。
て、中心コンタクトを雌型のコンタクトで形成してなる
ものである。
【0009】
【作用】請求項1、2の発明による面実装型同軸コネク
タソケットは、中心コンタクトとシェルを絶縁体の一面
側(例えば背面側)からコンタクト収容孔とシェル収容
凹部とに圧入固着するだけで組立が完了するので、逆方
向から装着した後にシェルの端子部を折り曲げて組立て
いた従来例と比較して、組立作業性を向上させることが
できる。
タソケットは、中心コンタクトとシェルを絶縁体の一面
側(例えば背面側)からコンタクト収容孔とシェル収容
凹部とに圧入固着するだけで組立が完了するので、逆方
向から装着した後にシェルの端子部を折り曲げて組立て
いた従来例と比較して、組立作業性を向上させることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による同軸コネクタソケットの
一実施例を図1から図5までを用いて説明する。図1の
(a)、(b)、(c)および図2の(a)、(b)に
おいて、30は絶縁体としてのハウジング、32は雌型
の中心コンタクト、34はシェルで、前記中心コンタク
ト32およびシェル34は、図1の(a)では背面側
(図1の(b)の下面側)から前記ハウジング30に圧
入固着されている。
一実施例を図1から図5までを用いて説明する。図1の
(a)、(b)、(c)および図2の(a)、(b)に
おいて、30は絶縁体としてのハウジング、32は雌型
の中心コンタクト、34はシェルで、前記中心コンタク
ト32およびシェル34は、図1の(a)では背面側
(図1の(b)の下面側)から前記ハウジング30に圧
入固着されている。
【0011】前記ハウジング30は、例えば合成樹脂材
料を用いたモールド成型で一体に形成され、図3の
(a)〜(g)に示すように構成されている。前記ハウ
ジング30の中央部には上下に貫通する略角柱状のコン
タクト収容孔36が形成され、その外周側には、横断面
形状が一辺を欠いた四辺形状のシェル収容凹部38と、
横断面形状が略円形状のプラグ嵌合凹部40とが順次形
成されている。前記シェル収容凹部38は前記ハウジン
グ30の背面側(図3の(e)では左側)に開口して形
成され、前記プラグ嵌合凹部40は前記ハウジング30
の上面側(図3の(e)では右側)に開口して形成され
ている。
料を用いたモールド成型で一体に形成され、図3の
(a)〜(g)に示すように構成されている。前記ハウ
ジング30の中央部には上下に貫通する略角柱状のコン
タクト収容孔36が形成され、その外周側には、横断面
形状が一辺を欠いた四辺形状のシェル収容凹部38と、
横断面形状が略円形状のプラグ嵌合凹部40とが順次形
成されている。前記シェル収容凹部38は前記ハウジン
グ30の背面側(図3の(e)では左側)に開口して形
成され、前記プラグ嵌合凹部40は前記ハウジング30
の上面側(図3の(e)では右側)に開口して形成され
ている。
【0012】前記ハウジング30のシェル収容凹部38
の上面側の4隅部には、前記プラグ嵌合凹部40に開口
して上面側に貫通する弧状孔42〜42が形成されてい
る。前記ハウジング30の背面側には、前記コンタクト
収容孔36に連通する角柱形状の係合凹部44と、この
係合凹部44に連通する切欠き部46とが形成されると
ともに、前記シェル収容凹部38に連通する係合凹部4
7〜47と、この係合凹部47〜47のそれぞれに連通
する切欠き部48〜48が形成されている。
の上面側の4隅部には、前記プラグ嵌合凹部40に開口
して上面側に貫通する弧状孔42〜42が形成されてい
る。前記ハウジング30の背面側には、前記コンタクト
収容孔36に連通する角柱形状の係合凹部44と、この
係合凹部44に連通する切欠き部46とが形成されると
ともに、前記シェル収容凹部38に連通する係合凹部4
7〜47と、この係合凹部47〜47のそれぞれに連通
する切欠き部48〜48が形成されている。
【0013】前記中心コンタクト32は、例えば銅合金
板の打ち抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすること
によって形成され、図4の(a)〜(f)に示すように
構成されている。すなわち、前記中心コンタクト32
は、帯状の底板50の一側の両側部に立上りで連続して
相対向する側壁を先細の略U字形状に形成した(平面図
では一方の側壁を略1/4円弧形状に形成した)雌型コ
ンタクト部52と、前記底板50の中間部を略逆U字形
状に折曲形成した係合部54と、前記底板50の他側に
形成した端子部56とからなっている。
板の打ち抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすること
によって形成され、図4の(a)〜(f)に示すように
構成されている。すなわち、前記中心コンタクト32
は、帯状の底板50の一側の両側部に立上りで連続して
相対向する側壁を先細の略U字形状に形成した(平面図
では一方の側壁を略1/4円弧形状に形成した)雌型コ
ンタクト部52と、前記底板50の中間部を略逆U字形
状に折曲形成した係合部54と、前記底板50の他側に
形成した端子部56とからなっている。
【0014】そして、前記中心コンタクト32の雌型コ
ンタクト部52と係合部54は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からコンタクト収容孔
36と係合凹部44とに圧入されている。このとき、係
合部54に形成された係止突起55、55が係合凹部4
4の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。また、前
記中心コンタクト32の端子部56は、前記ハウジング
30の切欠き部46に係合して外部に突出している。ま
た、中心コンタクト32の材質を汎用のもの(例えば燐
青銅)からバネ性のよいもの(例えばベリリウム銅)に
変えると、雌型コンタクト部52の高さを小さくするこ
とができ、ハウジング30の高さHを小さくすることが
できる。
ンタクト部52と係合部54は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からコンタクト収容孔
36と係合凹部44とに圧入されている。このとき、係
合部54に形成された係止突起55、55が係合凹部4
4の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。また、前
記中心コンタクト32の端子部56は、前記ハウジング
30の切欠き部46に係合して外部に突出している。ま
た、中心コンタクト32の材質を汎用のもの(例えば燐
青銅)からバネ性のよいもの(例えばベリリウム銅)に
変えると、雌型コンタクト部52の高さを小さくするこ
とができ、ハウジング30の高さHを小さくすることが
できる。
【0015】前記シェル34は、例えば銅合金板の打ち
抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすることによって
形成され、図5の(a)〜(d)に示すように構成され
ている。すなわち、前記シェル34は、略帯状の導電板
を折曲して一辺を欠いた四辺形状に形成したシェル本体
部58と、このシェル本体部58の4隅部の上部に一体
に突出形成した接触用舌片部60〜60と、前記シェル
本体部58の3辺の中間部の上部に一体に突出形成した
係合用舌片部62〜62と、前記シェル本体部58の3
辺の中間部の下部から外側に折曲して突出形成した端子
部64〜64とからなっている。
抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすることによって
形成され、図5の(a)〜(d)に示すように構成され
ている。すなわち、前記シェル34は、略帯状の導電板
を折曲して一辺を欠いた四辺形状に形成したシェル本体
部58と、このシェル本体部58の4隅部の上部に一体
に突出形成した接触用舌片部60〜60と、前記シェル
本体部58の3辺の中間部の上部に一体に突出形成した
係合用舌片部62〜62と、前記シェル本体部58の3
辺の中間部の下部から外側に折曲して突出形成した端子
部64〜64とからなっている。
【0016】前記シェル本体部58の4隅部の外側には
係止用の係止突部66〜66が突設され、前記接触用舌
片部60〜60の外側には、嵌合する同軸コネクタプラ
グと係合するための係合溝68〜68が形成されてい
る。
係止用の係止突部66〜66が突設され、前記接触用舌
片部60〜60の外側には、嵌合する同軸コネクタプラ
グと係合するための係合溝68〜68が形成されてい
る。
【0017】そして、前記シェル34のシェル本体部5
8と係合用舌片部62〜62は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からシェル収容凹部3
8と係合凹部44〜44とに圧入され、固着されてい
る。この圧入固着された状態において、前記シェル34
と前記ハウジング30は次のような条件を満足する形状
に形成されている。
8と係合用舌片部62〜62は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からシェル収容凹部3
8と係合凹部44〜44とに圧入され、固着されてい
る。この圧入固着された状態において、前記シェル34
と前記ハウジング30は次のような条件を満足する形状
に形成されている。
【0018】すなわち、前記ハウジング30のプラグ嵌
合側(図1の(b)の上面側)の先端平面Sは、前記シ
ェル34のプラグ嵌合側の先端面である接触用舌片部6
0〜60の先端面より外側(すなわちプラグ嵌合側、図
1の(b)では上面側)に位置するように形成されてい
る。
合側(図1の(b)の上面側)の先端平面Sは、前記シ
ェル34のプラグ嵌合側の先端面である接触用舌片部6
0〜60の先端面より外側(すなわちプラグ嵌合側、図
1の(b)では上面側)に位置するように形成されてい
る。
【0019】また、前記シェル34の接触用舌片部60
〜60の外側は、前記ハウジング30の弧状孔42〜4
2からプラグ嵌合凹部40内に突出して、このプラグ嵌
合凹部40内に嵌合する同軸コネクタプラグのシェルと
接触できるようになっている。また、シェル本体部58
の係止突部66〜66と係止用舌片部62〜62の係止
突起70〜70とは、シェル収容凹部38と係合凹部4
4〜44の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。
〜60の外側は、前記ハウジング30の弧状孔42〜4
2からプラグ嵌合凹部40内に突出して、このプラグ嵌
合凹部40内に嵌合する同軸コネクタプラグのシェルと
接触できるようになっている。また、シェル本体部58
の係止突部66〜66と係止用舌片部62〜62の係止
突起70〜70とは、シェル収容凹部38と係合凹部4
4〜44の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。
【0020】また、前記シェル本体部58の4隅部の接
触用舌片部60〜60は、前記中心コンタクト32の中
心軸Oを通って直交する放射線P、Q上にあり、かつ中
心軸Oから等距離の位置に形成されている。
触用舌片部60〜60は、前記中心コンタクト32の中
心軸Oを通って直交する放射線P、Q上にあり、かつ中
心軸Oから等距離の位置に形成されている。
【0021】つぎに、図6の(a)、(b)および図7
の(a)、(b)を併用して図1及び図2に示す同軸コ
ネクタソケットの組立について説明する。 (イ)中心コンタクト32とシェル34をハウジング3
0の背面側(図1の(b)の下面側)から圧入固着す
る。このとき、シェル34の接触用舌片部60の先端面
は、ハウジング30のプラグ嵌合側(図1の(b)の上
面側)の先端平面Sより内側に位置している。
の(a)、(b)を併用して図1及び図2に示す同軸コ
ネクタソケットの組立について説明する。 (イ)中心コンタクト32とシェル34をハウジング3
0の背面側(図1の(b)の下面側)から圧入固着す
る。このとき、シェル34の接触用舌片部60の先端面
は、ハウジング30のプラグ嵌合側(図1の(b)の上
面側)の先端平面Sより内側に位置している。
【0022】また、中心コンタクト32とシェル34の
ハウジング30への圧入固着は、一方(例えばシェル3
4)を先に他方(例えば中心コンタクト32)を後に行
ってもよいし、同時に行ってもよい。また、中心コンタ
クト32とシェル34は、図6の(a)、(b)と図7
の(a)、(b)に示すように、それぞれキャリア72
と74に連結した状態にある。
ハウジング30への圧入固着は、一方(例えばシェル3
4)を先に他方(例えば中心コンタクト32)を後に行
ってもよいし、同時に行ってもよい。また、中心コンタ
クト32とシェル34は、図6の(a)、(b)と図7
の(a)、(b)に示すように、それぞれキャリア72
と74に連結した状態にある。
【0023】(ロ)ついで、中心コンタクト32にフラ
ックス防止剤を塗布する。 (ハ)ついで、中心コンタクト32とシェル34を切断
線76と78でキャリア72と74から切り離して組立
が完了する。 この組立完了後は、外観検査や電気性能検査を経てエン
ボス梱包される。
ックス防止剤を塗布する。 (ハ)ついで、中心コンタクト32とシェル34を切断
線76と78でキャリア72と74から切り離して組立
が完了する。 この組立完了後は、外観検査や電気性能検査を経てエン
ボス梱包される。
【0024】つぎに、上述のようにして組立形成された
同軸コネクタソケットを、図1の(b)に示すような吸
着ノズル80を用いた部品自動装着機で、基板18に高
速実装する場合について説明する。部品供給部に供給さ
れた同軸コネクタソケットのハウジング30のプラグ嵌
合側の先端平面Sに、吸着ノズル80の先端面を接触さ
せ、吸気孔82から空気を抜いて同軸コネクタソケット
を吸着する。
同軸コネクタソケットを、図1の(b)に示すような吸
着ノズル80を用いた部品自動装着機で、基板18に高
速実装する場合について説明する。部品供給部に供給さ
れた同軸コネクタソケットのハウジング30のプラグ嵌
合側の先端平面Sに、吸着ノズル80の先端面を接触さ
せ、吸気孔82から空気を抜いて同軸コネクタソケット
を吸着する。
【0025】このとき、ハウジング30のプラグ嵌合側
の先端平面Sが、中心コンタクト32及びシェル34の
プラグ嵌合側の先端面より外側(図1の(b)では上面
側)に位置しているので、吸着ノズル80の外径Gと内
径Nの設計の自由度を大きくすることができ、吸着ノズ
ル80との接触面や吸着ノズル80の吸着面を大きくす
ることができる。
の先端平面Sが、中心コンタクト32及びシェル34の
プラグ嵌合側の先端面より外側(図1の(b)では上面
側)に位置しているので、吸着ノズル80の外径Gと内
径Nの設計の自由度を大きくすることができ、吸着ノズ
ル80との接触面や吸着ノズル80の吸着面を大きくす
ることができる。
【0026】すなわち、ハウジング30のプラグ嵌合側
の先端平面Sの最小外側寸法(例えば外径)をC、最大
内側寸法(例えばコンタクト収容孔36の最大内径)を
Dとすると、吸着のためには、吸着ノズル80の外径G
と内径NはG>DとN≦Cの条件を満足すればよい。本
件発明では先端平面Sの面積を大きくすることができる
ので、吸着ノズル80の外径Gと内径Nのとり得る寸法
範囲が大きくなり、設計の自由度を大きくすることがで
き、吸着ノズル80との接触面や吸着ノズル80の吸着
面を大きくすることができる。
の先端平面Sの最小外側寸法(例えば外径)をC、最大
内側寸法(例えばコンタクト収容孔36の最大内径)を
Dとすると、吸着のためには、吸着ノズル80の外径G
と内径NはG>DとN≦Cの条件を満足すればよい。本
件発明では先端平面Sの面積を大きくすることができる
ので、吸着ノズル80の外径Gと内径Nのとり得る寸法
範囲が大きくなり、設計の自由度を大きくすることがで
き、吸着ノズル80との接触面や吸着ノズル80の吸着
面を大きくすることができる。
【0027】前記実施例では、中心コンタクトを雌型コ
ンタクトで形成することによって、シェル内の絶縁体の
吸着面をより大きくできるように形成したが、本発明は
これに限るものでなく、中心コンタクトを雄型コンタク
トで形成した同軸コネクタソケットについても応用する
ことができる。
ンタクトで形成することによって、シェル内の絶縁体の
吸着面をより大きくできるように形成したが、本発明は
これに限るものでなく、中心コンタクトを雄型コンタク
トで形成した同軸コネクタソケットについても応用する
ことができる。
【0028】前記実施例では、ハウジングのプラグ嵌合
側の先端平面Sがシェルの内側にのみ位置した同軸コネ
クタソケットについて本発明を利用した場合について説
明したが、本発明はこれに限るものでない。
側の先端平面Sがシェルの内側にのみ位置した同軸コネ
クタソケットについて本発明を利用した場合について説
明したが、本発明はこれに限るものでない。
【0029】
【発明の効果】請求項1、2の発明による面実装型同軸
コネクタソケットは、中心コンタクトとシェルを絶縁体
の一面側(例えば背面側)からコンタクト収容孔とシェ
ル収容凹部とに圧入固着するだけで組立が完了するの
で、逆方向から装着した後にシェルの端子部を折り曲げ
て組立ていた従来例と比較して、組立作業性を向上させ
ることができる。
コネクタソケットは、中心コンタクトとシェルを絶縁体
の一面側(例えば背面側)からコンタクト収容孔とシェ
ル収容凹部とに圧入固着するだけで組立が完了するの
で、逆方向から装着した後にシェルの端子部を折り曲げ
て組立ていた従来例と比較して、組立作業性を向上させ
ることができる。
【図1】本発明による同軸コネクタソケットの一実施例
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
【図2】本発明による同軸コネクタソケットの一実施例
を示すもので、(a)は図1の(a)の正面図、(b)
は(a)の底面図である。
を示すもので、(a)は図1の(a)の正面図、(b)
は(a)の底面図である。
【図3】図1及び図2の組立前のハウジングを示すもの
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面
図、(d)は(a)の左側面図、(e)は(c)のA−
A線断面図、(f)は(c)のB−B線断面図、(g)
は(a)のC−C線拡大断面図である。
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面
図、(d)は(a)の左側面図、(e)は(c)のA−
A線断面図、(f)は(c)のB−B線断面図、(g)
は(a)のC−C線拡大断面図である。
【図4】図1及び図2の組立前の中心コンタクトを拡大
して示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は(a)の左側面図、(e)は
(d)のA−A線断面図、(f)は(d)のB−B線断
面図である。
して示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は(a)の左側面図、(e)は
(d)のA−A線断面図、(f)は(d)のB−B線断
面図である。
【図5】図1及び図2の組立前のシェルを示すもので、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA
方向から見た部分拡大図、(d)は(c)のB−B線断
面図である。
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA
方向から見た部分拡大図、(d)は(c)のB−B線断
面図である。
【図6】中心コンタクトをキャリアで保持した状態を示
すもので、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側
面図である。
すもので、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側
面図である。
【図7】シェルをキャリアで保持した状態を示すもの
で、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側面図で
ある。
で、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側面図で
ある。
【図8】従来例を示すもので、(a)は平面図、(b)
は一部を断面で表わした正面図、(c)は底面図であ
る。
は一部を断面で表わした正面図、(c)は底面図であ
る。
30、30a〜30d…絶縁体としてのハウジング、3
2、32a〜32d…中心コンタクト、34、34a〜
34d…シェル、 36…コンタクト収容孔、38…シ
ェル収容凹部、 40…プラグ嵌合凹部、42…弧状
孔、 44、47…係合凹部、 46、48…切欠き
部、52…雌型コンタクト部、 54…係合部、 5
5、70…係止突起、56、64…端子部、 58…シ
ェル本体部、 60…接触用舌片部、62…係合用舌片
部、 66…係止突部、 68…係合溝、80、80
a、80b…吸着ノズル、 G…外径、 N…内径、S
…絶縁体のプラグ嵌合側の先端平面。
2、32a〜32d…中心コンタクト、34、34a〜
34d…シェル、 36…コンタクト収容孔、38…シ
ェル収容凹部、 40…プラグ嵌合凹部、42…弧状
孔、 44、47…係合凹部、 46、48…切欠き
部、52…雌型コンタクト部、 54…係合部、 5
5、70…係止突起、56、64…端子部、 58…シ
ェル本体部、 60…接触用舌片部、62…係合用舌片
部、 66…係止突部、 68…係合溝、80、80
a、80b…吸着ノズル、 G…外径、 N…内径、S
…絶縁体のプラグ嵌合側の先端平面。
Claims (2)
- 【請求項1】中心コンタクトと、この中心コンタクトの
外周側に位置するシェルとを絶縁体に固定してなる面実
装型同軸コネクタソケットにおいて、前記絶縁体にはコ
ンタクト収容孔とシェル収容凹部とが形成され、前記コ
ンタクト収容孔とシェル収容凹部には、前記中心コンタ
クトとシェルとが前記絶縁体の一面側から圧入固着され
てなることを特徴とする面実装型同軸コネクタソケッ
ト。 - 【請求項2】中心コンタクトと、この中心コンタクトの
外周側に位置するシェルとを絶縁体に固定してなる面実
装型同軸コネクタソケットにおいて、前記絶縁体にはコ
ンタクト収容孔とシェル収容凹部とが形成され、前記コ
ンタクト収容孔とシェル収容凹部には、前記中心コンタ
クトとシェルとが前記絶縁体の一面側から圧入固着さ
れ、前記中心コンタクトは雌型のコンタクトで形成され
てなることを特徴とする面実装型同軸コネクタソケッ
ト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192037A JPH0837064A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 面実装型同軸コネクタソケット |
US08/459,996 US5662480A (en) | 1994-06-28 | 1995-06-02 | Surface mount type coaxial connector connecting coaxial cable to substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192037A JPH0837064A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 面実装型同軸コネクタソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837064A true JPH0837064A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16284559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192037A Pending JPH0837064A (ja) | 1994-06-28 | 1994-07-22 | 面実装型同軸コネクタソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0837064A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006066384A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-03-09 | Hosiden Corp | 基板対基板接続用同軸コネクタ |
JP2016513348A (ja) * | 2013-02-25 | 2016-05-12 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトPhoenix Contact GmbH & Co.KG | 絶縁スリーブを有するコンタクトキャリア |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6192037A patent/JPH0837064A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006066384A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-03-09 | Hosiden Corp | 基板対基板接続用同軸コネクタ |
JP2016513348A (ja) * | 2013-02-25 | 2016-05-12 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトPhoenix Contact GmbH & Co.KG | 絶縁スリーブを有するコンタクトキャリア |
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