JPH0837063A - 同軸コネクタソケット - Google Patents

同軸コネクタソケット

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JPH0837063A
JPH0837063A JP6192036A JP19203694A JPH0837063A JP H0837063 A JPH0837063 A JP H0837063A JP 6192036 A JP6192036 A JP 6192036A JP 19203694 A JP19203694 A JP 19203694A JP H0837063 A JPH0837063 A JP H0837063A
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JP
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shell
coaxial connector
suction nozzle
suction
housing
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JP6192036A
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Koji Togashi
晃司 富樫
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品自動装着機等に使用する吸着ノズルの設
計自由度を大きくして組立性を良くするとともに、吸着
ノズルとの接触面積や吸着ノズルの吸着面を大きくして
高速実装時の吸着安定性を良くすること。 【構成】 中心コンタクト32と、この中心コンタクト
32の外周側に位置するシェル34とをハウジング30
に固定してなる同軸コネクタソケットにおいて、ハウジ
ング30のプラグ嵌合側の先端平面Sを、シェル34の
プラグ嵌合側の先端面より外側(図1の(b)では上面
側)または同一面に位置するように形成する。このた
め、先端平面Sの面積を大きくし、吸着ノズル80の外
径Gと内径Nのとり得る範囲を大きくして、吸着用カバ
ーや吸着用テープなどの別部品を用いずに、吸着ノズル
80との接触面や吸着ノズル80の吸着面を大きくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話や自動車電話
等に用いられる同軸コネクタソケット(例えば、面実装
型の超小型同軸コネクタソケット)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】面実装型(SMT(サーフェイス・マウ
ント・テクノロジー)型)の同軸コネクタソケット(例
えば、面実装型の超小型同軸コネクタソケット)には、
高密度実装化の要請に応えることが可能なものがある。
従来の面実装型同軸コネクタソケット(以下、単に同軸
コネクタソケットと記述する)は、例えば図12の
(a)〜(d)に示すように構成されていた。
【0003】図12の(a)〜(d)に示すものは一体
成型で形成されたもので、絶縁体としてのハウジング1
0と、シェル12と、雄型の中心コンタクト14とから
なり、シェル12の端子部16〜16は折曲してハウジ
ング10の底面とほぼ同一面となるように形成されてい
る。
【0004】そして、上述のように形成された同軸コネ
クタソケットを高周波通信機器内の基板18上に面実装
で固着し、この同軸コネクタソケットのシェル12と中
心コンタクト14に、面実装形の超小型同軸コネクタプ
ラグ(図示省略、以下単に同軸コネクタプラグと記述す
る)のシェルと中心コンタクトとを嵌合接触させること
によって、高周波通信機器と同軸ケーブルとを電気的に
結合するようにしていた。20は中心コンタクト14の
端子部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図12の(a)〜(d)に示した従来例では、同軸コネ
クタソケットのハウジング10のプラグ嵌合側の先端面
が、シェル12のプラグ嵌合側の先端面より内側に位置
するように形成されていたので、吸着ノズル22の寸法
が制限されて設計の自由度が小さくなるとともに、吸着
ノズル22との接触面や吸着ノズル22の吸着面が小さ
くなり、次のような問題点があった。
【0006】すなわち、図12の(c)に示すように、
吸着ノズル22の外径Gをシェル12の内径Dより大き
く(G>D)形成しなければならないとともに、吸着ノ
ズル22の内径N(吸気孔24の内径N)をシェル12
の外径C以下(N≦C)に形成しなければならないの
で、吸着ノズル22の寸法が大幅に制限される。また、
シェル12の先端面が吸着ノズル22の先端面と接触す
るだけなので、吸着のための接触面が小さくなる。この
ため、寸法の異なる同一種類の部品や複数種類の部品を
実装する場合に、吸着ノズル22を種類の異なるものに
交換する頻度が多くなったり、高速実装時の吸着安定性
が悪くなるという問題点があった。
【0007】また、吸着ノズル22との吸着面を大きく
するために、図12の(c)に一点鎖線で示すように、
シェル12の外側に吸着用カバー26を圧入固定した
り、吸着用テープを貼着するようにしたものもあるが、
吸着用カバー26や吸着用テープなどの別部品が必要に
なるとともに、基板18への固着後に吸着用カバー26
や吸着用テープ等を取り除くための作業が必要になるの
で、組立性が良くないという問題点があった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、部品自動装着機(例えば面実装機)で使用する吸着
ノズルの設計の自由度を大きくでき、吸着用カバー26
などの別部品を必要とせずに、吸着時における吸着ノズ
ルとの接触面や吸着ノズルの吸着面を大きくすることの
できる同軸コネクタソケットを提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、中心
コンタクトと、この中心コンタクトの外周側に位置する
シェルとを絶縁体に固定してなる同軸コネクタソケット
において、前記絶縁体のプラグ嵌合側の先端面を、前記
シェルのプラグ嵌合側の先端面より外側に位置した平面
状に形成してなることを特徴とするものである。
【0010】請求項2の発明は、中心コンタクトと、こ
の中心コンタクトの外周側に位置するシェルとを絶縁体
に固定してなる同軸コネクタソケットにおいて、前記絶
縁体のプラグ嵌合側の先端面を、前記シェルのプラグ嵌
合側の先端面と同一面に位置した平面状に形成してなる
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、吸着ノズルとの吸着面をさらに大きく形成
できるようにするために、中心コンタクトを雌型のコン
タクトとしてなるものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1、2または3
の発明において、中心コンタクト及びシェルの絶縁体へ
の組立性を良くするために、絶縁体を単一のハウジング
で形成し、このハウジングの背面側から中心コンタクト
およびシェルを圧入固定してなるものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明による同軸コネクタソケット
は、絶縁体のプラグ嵌合側の先端面を、シェルのプラグ
嵌合側の先端面より外側に位置した平面状に形成したの
で、吸着時における吸着ノズルとの接触面積を大きくす
ることができる。このため、吸着ノズルの外径と内径の
とり得る寸法範囲を大きくできるとともに、吸着ノズル
の吸着面を大きくすることができる。
【0014】請求項2の発明による同軸コネクタソケッ
トは、絶縁体のプラグ嵌合側の先端面を、シェルのプラ
グ嵌合側の先端面と同一面に位置した平面状に形成した
ので、吸着時における吸着ノズルとの接触面積を大きく
することができる。このため、吸着ノズルの外径と内径
のとり得る寸法範囲を大きくできるとともに、吸着ノズ
ルの吸着面を大きくすることができる。
【0015】請求項3の発明による同軸コネクタソケッ
トでは、請求項1または2の発明において、中心コンタ
クトを雌型のコンタクトで形成したので、この雌型の中
心コンタクトの外周側に同軸コネクタプラグを嵌合する
ための凹部を設ける必要がなくなり、絶縁体が吸着ノズ
ルと接触する接触面の面積をさらに大きくすることがで
きる。
【0016】請求項4の発明による同軸コネクタソケッ
トでは、請求項1、2または3の発明において、絶縁体
を単一のハウジングで形成し、このハウジングの背面側
から中心コンタクトおよびシェルを圧入固定するように
形成したので、ハウジングの上面と底面の2面側から圧
入固定していた従来例と比べて、中心コンタクト及びシ
ェルの絶縁体への組立性を良くすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による同軸コネクタソケットの
一実施例を図1から図5までを用いて説明する。図1か
ら図5までにおいて図12と同一部分は同一符号とす
る。図1の(a)、(b)、(c)および図2の
(a)、(b)において、30は絶縁体としてのハウジ
ング、32は雌型の中心コンタクト、34はシェルで、
前記中心コンタクト32およびシェル34は、図1の
(a)では背面側(図1の(b)の下面側)から前記ハ
ウジング30に圧入固着されている。
【0018】前記ハウジング30は、例えば合成樹脂材
料を用いたモールド成型で一体に形成され、図3の
(a)〜(g)に示すように構成されている。前記ハウ
ジング30の中央部には上下に貫通する略角柱状のコン
タクト収容孔36が形成され、その外周側には、横断面
形状が一辺を欠いた四辺形状のシェル収容凹部38と、
横断面形状が略円形状のプラグ嵌合凹部40とが順次形
成されている。前記シェル収容凹部38は前記ハウジン
グ30の背面側(図3の(e)では左側)に開口して形
成され、前記プラグ嵌合凹部40は前記ハウジング30
の上面側(図3の(e)では右側)に開口して形成され
ている。
【0019】前記ハウジング30のシェル収容凹部38
の上面側の4隅部には、前記プラグ嵌合凹部40に開口
して上面側に貫通する弧状孔42〜42が形成されてい
る。前記ハウジング30の背面側には、前記コンタクト
収容孔36に連通する角柱形状の係合凹部44と、この
係合凹部44に連通する切欠き部46とが形成されると
ともに、前記シェル収容凹部38に連通する係合凹部4
7〜47と、この係合凹部47〜47のそれぞれに連通
する切欠き部48〜48が形成されている。
【0020】前記中心コンタクト32は、例えば銅合金
板の打ち抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすること
によって形成され、図4の(a)〜(f)に示すように
構成されている。すなわち、前記中心コンタクト32
は、帯状の底板50の一側の両側部に立上りで連続して
相対向する側壁を先細の略U字形状に形成した(平面図
では一方の側壁を略1/4円弧形状に形成した)雌型コ
ンタクト部52と、前記底板50の中間部を略逆U字形
状に折曲形成した係合部54と、前記底板50の他側に
形成した端子部56とからなっている。
【0021】そして、前記中心コンタクト32の雌型コ
ンタクト部52と係合部54は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からコンタクト収容孔
36と係合凹部44とに圧入されている。このとき、係
合部54に形成された係止突起55、55が係合凹部4
4の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。また、前
記中心コンタクト32の端子部56は、前記ハウジング
30の切欠き部46に係合して外部に突出している。ま
た、中心コンタクト32の材質を汎用のもの(例えば燐
青銅)からバネ性のよいもの(例えばベリリウム銅)に
変えると、雌型コンタクト部52の高さを小さくするこ
とができ、ハウジング30の高さHを小さくすることが
できる。
【0022】前記シェル34は、例えば銅合金板の打ち
抜き、折り曲げ加工の後に金めっきをすることによって
形成され、図5の(a)〜(d)に示すように構成され
ている。すなわち、前記シェル34は、略帯状の導電板
を折曲して一辺を欠いた四辺形状に形成したシェル本体
部58と、このシェル本体部58の4隅部の上部に一体
に突出形成した接触用舌片部60〜60と、前記シェル
本体部58の3辺の中間部の上部に一体に突出形成した
係合用舌片部62〜62と、前記シェル本体部58の3
辺の中間部の下部から外側に折曲して突出形成した端子
部64〜64とからなっている。
【0023】前記シェル本体部58の4隅部の外側には
係止用の係止突部66〜66が突設され、前記接触用舌
片部60〜60の外側には、嵌合する同軸コネクタプラ
グと係合するための係合溝68〜68が形成されてい
る。
【0024】そして、前記シェル34のシェル本体部5
8と係合用舌片部62〜62は、前記ハウジング30の
背面側(図1の(b)の下面側)からシェル収容凹部3
8と係合凹部44〜44とに圧入され、固着されてい
る。この圧入固着された状態において、前記シェル34
と前記ハウジング30は次のような条件を満足する形状
に形成されている。
【0025】すなわち、前記ハウジング30のプラグ嵌
合側(図1の(b)の上面側)の先端平面Sは、前記シ
ェル34のプラグ嵌合側の先端面である接触用舌片部6
0〜60の先端面より外側(すなわちプラグ嵌合側、図
1の(b)では上面側)に位置するように形成されてい
る。
【0026】また、前記シェル34の接触用舌片部60
〜60の外側は、前記ハウジング30の弧状孔42〜4
2からプラグ嵌合凹部40内に突出して、このプラグ嵌
合凹部40内に嵌合する同軸コネクタプラグのシェルと
接触できるようになっている。また、シェル本体部58
の係止突部66〜66と係止用舌片部62〜62の係止
突起70〜70とは、シェル収容凹部38と係合凹部4
4〜44の内壁に食い込んで抜け止めとなっている。
【0027】また、前記シェル本体部58の4隅部の接
触用舌片部60〜60は、前記中心コンタクト32の中
心軸Oを通って直交する放射線P、Q上にあり、かつ中
心軸Oから等距離の位置に形成されている。
【0028】つぎに、図6の(a)、(b)および図7
の(a)、(b)を併用して図1及び図2に示す同軸コ
ネクタソケットの組立について説明する。 (イ)中心コンタクト32とシェル34をハウジング3
0の背面側(図1の(b)の下面側)から圧入固着す
る。このとき、シェル34の接触用舌片部60の先端面
は、ハウジング30のプラグ嵌合側(図1の(b)の上
面側)の先端平面Sより内側に位置している。
【0029】また、中心コンタクト32とシェル34の
ハウジング30への圧入固着は、一方(例えばシェル3
4)を先に他方(例えば中心コンタクト32)を後に行
ってもよいし、同時に行ってもよい。また、中心コンタ
クト32とシェル34は、図6の(a)、(b)と図7
の(a)、(b)に示すように、それぞれキャリア72
と74に連結した状態にある。
【0030】(ロ)ついで、中心コンタクト32にフラ
ックス防止剤を塗布する。 (ハ)ついで、中心コンタクト32とシェル34を切断
線76と78でキャリア72と74から切り離して組立
が完了する。 この組立完了後は、外観検査や電気性能検査を経てエン
ボス梱包される。
【0031】つぎに、上述のようにして組立形成された
同軸コネクタソケットを、図1の(b)に示すような吸
着ノズル80を用いた部品自動装着機で、基板18に高
速実装する場合について説明する。部品供給部に供給さ
れた同軸コネクタソケットのハウジング30のプラグ嵌
合側の先端平面Sに、吸着ノズル80の先端面を接触さ
せ、吸気孔82から空気を抜いて同軸コネクタソケット
を吸着する。
【0032】このとき、ハウジング30のプラグ嵌合側
の先端平面Sが、中心コンタクト32及びシェル34の
プラグ嵌合側の先端面より外側(図1の(b)では上面
側)に位置しているので、吸着ノズル80の外径Gと内
径Nの設計の自由度を大きくすることができ、吸着ノズ
ル80との接触面や吸着ノズル80の吸着面を大きくす
ることができる。
【0033】すなわち、ハウジング30のプラグ嵌合側
の先端平面Sの最小外側寸法(例えば外径)をC、最大
内側寸法(例えばコンタクト収容孔36の最大内径)を
Dとすると、吸着のためには、吸着ノズル80の外径G
と内径Nは、G>D、N≦Cの条件を満足すればよい。
このため、吸着ノズル80の先端面と接触するハウジン
グ30の先端平面Sの面積を大きくすることができ、吸
着ノズル80の外径Gと内径Nのとり得る範囲を大きく
することができるからである。
【0034】前記実施例では、絶縁体をハウジングのみ
で形成し、このハウジングの一面側(例えば背面側)か
ら中心コンタクト及びシェルとを圧入固着し、ハウジン
グのプラグ嵌合側の先端平面Sが中心コンタクト及びシ
ェルの先端面より外側に位置した同軸コネクタソケット
について本発明を利用した場合について説明したが、本
発明はこれに限るものでない。
【0035】例えば、図8の(a)に示すように、絶縁
体をハウジング30aとインシュレータ84とで形成
し、このハウジング30aのモールド成型時に雌型の中
心コンタクト32aとシェル34aとを一体に形成して
から、インシュレータ84を挿入し、ついで同図の
(b)、(c)に示すように、シェル34aの先端部を
加締めることによって、インシュレータ84を保持する
ようにした同軸コネクタソケットについても本発明を利
用することができる。
【0036】このとき、インシュレータ84のプラグ嵌
合側の先端平面Sを、シェル34aの先端面と同一平面
となるように形成する。または、インシュレータ84の
プラグ嵌合側の先端平面Sを、図1及び図2に示した場
合と同様にシェル34aの先端面より外側に位置するよ
うに形成してもよい(図示省略)。いずれの場合にも吸
着ノズルとの吸着面を、インシュレータ84のプラグ嵌
合側の先端平面Sの全面とすることができる。
【0037】または、図9の(a)に示すように、絶縁
体をハウジング30bとインシュレータ86とで形成
し、このハウジング30bのモールド成型時に雌型の中
心コンタクト32bとシェル34bとを一体に形成し、
インシュレータ86を圧入することによって、同図の
(b)、(c)に示すようにインシュレータ86をシェ
ル34b内に圧入固着した同軸コネクタソケットについ
ても本発明を利用することができる。
【0038】このとき、インシュレータ86のプラグ嵌
合側の先端平面Sを、図9の(c)に示すように、シェ
ル34bの先端面と同一平面となるように形成する。ま
たは、インシュレータ86のプラグ嵌合側の先端平面S
を、図1及び図2に示した場合と同様にシェル34bの
先端面より外側に位置するように形成してもよい(図示
省略)。いずれの場合にも吸着ノズルとの吸着面を、イ
ンシュレータ86のプラグ嵌合側の先端平面Sの全面と
することができる。
【0039】前記実施例では、中心コンタクトを雌型コ
ンタクトで形成することによって、シェル内の絶縁体の
吸着面をより大きくできるように形成したが、本発明は
これに限るものでなく、中心コンタクトを雄型コンタク
トで形成した同軸コネクタソケットについても応用する
ことができる。
【0040】例えば、図10に示すように、ハウジング
30cの上面側(プラグ嵌合側)からシェル34cを圧
入固着して端子部88を外側に折り曲げるとともに、ハ
ウジング30cの背面側から雄型の中心コンタクト32
cを圧入固着してコンタクト接触部90をプラグ嵌合凹
部92内に突出させるようにした同軸コネクタソケット
についても本発明を利用することができる。
【0041】このとき、ハウジング30cのプラグ嵌合
側の先端平面Sの全面が、吸着ノズル80aとの吸着面
にすることができるとともに、吸着ノズル80aの内径
Nや外径Gがシェル34cの形状によって制限されな
い。
【0042】前記実施例では、ハウジングのプラグ嵌合
側の先端平面Sがシェルの内側にのみ位置した同軸コネ
クタソケットについて本発明を利用した場合について説
明したが、本発明はこれに限るものでない。
【0043】例えば、図11に示すように、ハウジング
30dのプラグ嵌合側の先端平面Sが、シェル34dの
外側において、シェル34dのプラグ嵌合側の先端面よ
り外側(または同一平面)に位置するように形成した同
軸コネクタソケットについても本発明を利用することが
できる。または、ハウジングのプラグ嵌合側の先端平面
Sがシェルの内側及び外側に位置した同軸コネクタソケ
ットについても本発明を利用することができる(図示省
略)。32dは中心コンタクト、80bは吸着ノズルで
ある。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明による同軸コネクタソケ
ットは、絶縁体のプラグ嵌合側の先端面を、シェルのプ
ラグ嵌合側の先端面より外側に位置した平面状に形成し
たので、吸着時における吸着ノズルとの接触面積を大き
くすることができる。このため、吸着ノズルの外径と内
径のとり得る範囲が大きくなり、設計の自由度を大きく
することができ、吸着用カバーや吸着用テープなどの別
部品を用いずに吸着ノズルとの接触面を大きくして、高
速実装時の吸着安定性を良くすることができる。
【0045】請求項2の発明による同軸コネクタソケッ
トは、絶縁体のプラグ嵌合側の先端面を、シェルのプラ
グ嵌合側の先端面と同一面に位置した平面状に形成した
ので、吸着時における吸着ノズルとの接触面積を大きく
することができ、請求項1の発明と同様に、設計の自由
度を大きくすることができ、吸着用カバーや吸着用テー
プなどの別部品を用いずに吸着ノズルとの接触面を大き
くして、高速実装時の吸着安定性を良くすることができ
る。
【0046】請求項3の発明では、請求項1または2の
発明において、中心コンタクトを雌型のコンタクトで形
成したので、この雌型中心コンタクトの外周側に同軸コ
ネクタプラグを嵌合するための凹部を設ける必要がなく
なり、絶縁体が吸着ノズルと接触する吸着面の面積をさ
らに大きくすることができる。したがって、請求項1ま
たは2の発明による効果をさらに促進させることができ
る。
【0047】請求項4の発明では、請求項1、2または
3の発明において、絶縁体を単一のハウジングで形成
し、このハウジングの背面側から中心コンタクトおよび
シェルを圧入固定するように形成したので、請求項1、
2または3の発明の効果を有するとともに、ハウジング
の上面と底面の2面側から圧入固定していた従来例と比
べて、中心コンタクト及びシェルの絶縁体への組立性を
良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸コネクタソケットの一実施例
を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のA−
A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
【図2】本発明による同軸コネクタソケットの一実施例
を示すもので、(a)は図1の(a)の正面図、(b)
は(a)の底面図である。
【図3】図1及び図2の組立前のハウジングを示すもの
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面
図、(d)は(a)の左側面図、(e)は(c)のA−
A線断面図、(f)は(c)のB−B線断面図、(g)
は(a)のC−C線拡大断面図である。
【図4】図1及び図2の組立前の中心コンタクトを拡大
して示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は(a)の左側面図、(e)は
(d)のA−A線断面図、(f)は(d)のB−B線断
面図である。
【図5】図1及び図2の組立前のシェルを示すもので、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA
方向から見た部分拡大図、(d)は(c)のB−B線断
面図である。
【図6】中心コンタクトをキャリアで保持した状態を示
すもので、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側
面図である。
【図7】シェルをキャリアで保持した状態を示すもの
で、(a)は部分底面図、(b)は(a)の右側面図で
ある。
【図8】第2実施例を示すもので、(a)は組立順序を
説明する説明図、(b)は組立後の平面図、(c)は
(b)のA−A線断面図である。
【図9】第3実施例を示すもので、(a)は組立順序を
説明する説明図、(b)は組立後の平面図、(c)は
(b)のA−A線断面図である。
【図10】第4実施例を示す説明図である。
【図11】第5実施例を示す説明図である。
【図12】従来例を示すもので、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は(a)のA−A線断面図、
(d)は(a)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
30、30a〜30d…絶縁体としてのハウジング、
32、32a〜32d…中心コンタクト、 34、34
a〜34d…シェル、 36…コンタクト収容孔、 3
8…シェル収容凹部、 40…プラグ嵌合凹部、 42
…弧状孔、 44、47…係合凹部、 46、48…切
欠き部、 52…雌型コンタクト部、54…係合部、
55、70…係止突起、 56、64…端子部、 58
…シェル本体部、 60…接触用舌片部、 62…係合
用舌片部、 66…係止突部、68…係合溝、 80、
80a、80b…吸着ノズル、 G…外径、 N…内
径、 S…絶縁体のプラグ嵌合側の先端平面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心コンタクトと、この中心コンタクトの
    外周側に位置するシェルとを絶縁体に固定してなる同軸
    コネクタソケットにおいて、前記絶縁体のプラグ嵌合側
    の先端面を、前記シェルのプラグ嵌合側の先端面より外
    側に位置した平面状に形成してなることを特徴とする同
    軸コネクタソケット。
  2. 【請求項2】中心コンタクトと、この中心コンタクトの
    外周側に位置するシェルとを絶縁体に固定してなる同軸
    コネクタソケットにおいて、前記絶縁体のプラグ嵌合側
    の先端面を、前記シェルのプラグ嵌合側の先端面と同一
    面に位置した平面状に形成してなることを特徴とする同
    軸コネクタソケット。
  3. 【請求項3】中心コンタクトは雌型のコンタクトとして
    なる請求項1または2記載の同軸コネクタソケット。
  4. 【請求項4】絶縁体は単一のハウジングからなり、この
    ハウジングの背面側から中心コンタクトおよびシェルを
    圧入固定してなる請求項1、2または3記載の同軸コネ
    クタソケット。
JP6192036A 1994-06-28 1994-07-22 同軸コネクタソケット Pending JPH0837063A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066384A (ja) * 2004-07-27 2006-03-09 Hosiden Corp 基板対基板接続用同軸コネクタ
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