JPH08340273A - 可変利得制御器を備えた訓練可能なトランシーバ - Google Patents

可変利得制御器を備えた訓練可能なトランシーバ

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JPH08340273A
JPH08340273A JP8158745A JP15874596A JPH08340273A JP H08340273 A JPH08340273 A JP H08340273A JP 8158745 A JP8158745 A JP 8158745A JP 15874596 A JP15874596 A JP 15874596A JP H08340273 A JPH08340273 A JP H08340273A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ガレージドア解放器などの装置を遠隔起動する
コードで変調されたRF搬送周波数を有する起動信号を
学習し、送信する訓練可能なトランシーバを提供する。 【解決手段】訓練可能なトランシーバ55は、可変利得
増幅器74、送信増幅器77、混合器79、受信バッフ
ァ81、増幅器83、積分器84、位相固定ループ回路
85、増幅器87、コンパレータ88、電圧制御バッフ
ァ90、VCO73の発振部103、結合回路75、出
力コンデンサ78、入力コンデンサ80、帯域フィルタ
82、基準発振器86、低域フィルタ89、LC共振器
104およびマイクロ制御器57で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、訓練可能なラジオ周波
数(RF)トランシーバに関し、詳細には、動的に同調
可能なアンテナ、位相固定ループアンテナを備えた訓練
可能なトランシーバ、可変利得増幅器を備えた訓練可能
トランシーバ、または、短時間に送信されたRF信号を
学習することが出来る訓練可能トランシーバに関する。
【0002】
【従来技術】電気的操作によるガレージドアの開閉機構
は、次第に普及している便利な家庭用機器である。この
種のガレージドア開閉機構は、一般に、変調、符号化さ
れたRF信号を、マイホーム所有者のガレージ内に配置
された、離れた受信器へ送信する、蓄電池を電源とした
携帯用RF送信器である。各ガレージドアの受信器は、
それに関連した遠隔送信器の周波数へ同調されて、遠隔
送信器とガレージドアを開閉する受信器とへプログラム
された所定のコードへ復号される。従来の遠隔送信器
は、一般に車両のバイザーへ掛け止めされているか、あ
るいは、車両に軽く格納されている携帯可能な格納体か
ら成っている。車両に数年間使用すると、これらの遠隔
送信器は紛失し、破損し、使い古されて汚れ、バイザー
への取り付け部は多少体裁が悪くなる。また、送信器が
車両内に適切に保持されていなければ、安全上の危険が
発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題のいくつ
かを解決するために、米国特許No.4,247,85
0は、車両のバイザーへ組み込まれた遠隔送信器を開示
しており、米国特許No.4,447,808は、車両
の後写鏡組立体へ組み込まれた遠隔送信器を開示してい
る。遠隔送信器を車両のアクセサリーへ固定的に組み込
むには、送信器と同じ周波数へ同調され、その変調機構
とコードとに応答する関連受信器が、購入されて、車両
の所有者の家に取り付けられることが必要である。ガレ
ージドア受信装置をすでに所有している車両の所有者
は、その車両に固定的に組み込まれている遠隔送信器に
関連した新しい受信器を購入することに気が進まない。
その上、車両の所有者が新しい車を購入する場合、その
所有者は、ガレージドアの受信器を、新しい車両の内蔵
された遠隔送信器に関連した他の受信器で置き換えなけ
ればならなくなるだろう。
【0004】米国特許No.4,241,870は、車
両の蓄電池が操作電力を遠隔送信器へ供給するように、
特殊な取り付けのガレージドア遠隔送信器を取り外し可
能に収める、車両のオーバーヘッド・コンソールへ内蔵
された格納体を開示している。従って、車両の所有者が
新車を購入すると、遠隔送信器は古い車から外され、新
しい車へ配置される。しかし、そのオーバーヘッドコン
ソール内の格納体は、現存のガレージドア遠隔送信器を
収めるように機械的に取り付けられていないので、車両
の所有者は、特殊な取り付けの遠隔送信器と関連受信器
とを購入しなければならない。
【0005】米国特許No.4,595,228は、現
存のガレージドア遠隔送信器を取り外し可能に収納する
ドロップダウン形ドア付きコンパートメントのある車両
用オーバーヘッドコンソールを開示している。このドア
には、格納された現存の遠隔送信器のスイッチを作動す
るために移動するパネルがある。しかし、この方法に伴
う問題は、ガレージドアの解放器の遠隔送信器が、形と
大きさとがかなり多様化して、多くの銘柄の遠隔送信器
と機械的に併用可能な格納体を提供することが困難であ
ることである。
【0006】上記の問題のすべてを解決するために、訓
練可能なトランシーバが、開発された。これは、車両内
に固定的に配置され、かつ、車両の蓄電池により駆動さ
れる万能ガレージドア解放器に組み込まれている。この
訓練可能なトランシーバは、車両の所有者のガレージ内
に配置された現存の受信器と関連したラジオ周波数、変
調機構、およびデータコードを学習することが出来る。
従って、車両の所有者がこのような訓練可能なトランシ
ーバを備えた新しい車を購入する場合、車両の所有者
は、どのような新しい装置を車両または家に取り付ける
必要もなく、この送信器を車両所有者の現存の掛け止め
RF送信器について訓練することが出来る。その後、古
い掛け止め破棄されるか、または格納される。
【0007】別の家が購入されるか、または、現存のガ
レージドア解放器が交換される場合、ガレージドア開閉
装置に内蔵されるか、またはその後装着されるすべての
新しいガレージドア解放器の受信器の周波数とコードと
に整合するように、この訓練可能なトランシーバは再訓
練される。訓練可能トランシーバは、ガレージドア開閉
機構、または家屋灯、アクセスゲートなどの他の遠隔制
御器を作動するに使用されるタイプのすべての遠隔RF
送信器について訓練することができる。コードとコード
フォーマット(すなわち、変調機構)だけでなく、すべ
てのこのような遠隔送信器により送信される信号の個々
のRF搬送波周波数を学習することにより、そのように
訓練を行う。訓練の後、訓練可能なトランシーバは、現
存の分離した遠隔送信器を必要とせずに、ガレージドア
開閉機構を作動することが出来る。訓練可能なトランシ
ーバは車両アクセサリーの不可欠な部品であるので、現
在の”掛け止め”遠隔送信器により提起される格納とア
クセスの難しさは、解消される。このような訓練可能な
トランシーバは、米国特許No.5,442,340に
開示されている。
【0008】しかし、カナダ方式のこの遠隔送信器は、
カナダ政府により課せられた法規により非常に短時間
(すなわち、約2秒)のRF作動信号を送信するので、
この訓練可能なトランシーバは、カナダにおいてこれま
でに使用されたタイプの遠隔送信器の周波数とコードと
を学習する場合に難点がある。その上、現存の訓練可能
なトランシーバは複雑で、多重の回路ボードに取り付け
られた多数の電気的構成要素を必要としている。さら
に、現存の訓練可能なトランシーバは、望ましい搬送周
波数のRF信号で送信された高調波の望ましくないレベ
ルのために、連邦通信コミッション(FCC)により認
められたものより低い電力で送信する。その結果、操作
の範囲が多少限定されて、操作する人には不満が残る。
さらに、現存の訓練可能なトランシーバが、送受信され
る周波数の限定された範囲においてのみ効率的である小
型のループまたはストリップアンテナから成ると言う点
で、この操作範囲は拡大されない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決し、組立の容易化と低製造コストの利点を有する。
本発明の特徴は、送信された出力信号の利得を送信され
た出力信号の周波数とデューティサイクルとの関数賭し
て動的に調節できる訓練可能なトランシーバを提供する
ことである。本発明の訓練可能なトランシーバのさらに
ほかの特徴は、このトランシーバが、送信される各異な
る周波数とコードフォーマット信号について、最大許容
出力レベルにおいて送信することが出来ることである。
これらのおよびほかの利点を達成するために、本発明の
訓練可能なトランシーバは、離れた送信器から起動信号
を受信し、受信された起動信号に含まれるコードを出力
する受信器、受信器に接続された、学習と動作モードに
おいて動作する制御器、信号発生器、および増幅回路か
ら成っている。学習モードにおいて、制御器は、受信さ
れた起動信号のコードを受信して、起動信号のRF搬送
波周波数とコードとを格納する。動作モードにおいて、
制御器は、送信される信号に可能な出力とエネルギーを
最大にする利得制御信号を送るようにプログラムされ
る。信号発生器が、出力データを受信し、受信された起
動信号に関連した変調されたラジオ周波数搬送波信号を
出力するために、制御器へ接続されている。増幅回路
が、信号発生器渡世器へ接続されており、制御器から利
得制御信号を受信し、信号発生器から受信された変調さ
れたラジオ周波数搬送波信号の利得を利得制御信号によ
り示された利得レベルにおいて選択的に制御し、増幅さ
れた出力信号を送信する。
【0010】本発明のこれらの及びほかの特徴、目的、
および利益は、付属図面に関して以降の明細書と請求の
範囲とを読むことにより、発明を実施する当事者と本技
術の専門家によって認められるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の訓練可能なトラ
ンシーバ43を示す。訓練可能なトランシーバ43は、
プッシュボタンスイッチ44, 46,および47、発
光ダイオード(LED)48、および格納体45内に取
り付けられた電気回路ボードと関連回路から成ってい
る。以降に詳細に説明するように、スイッチ44,4
6,および47は、それぞれ、制御される離れたガレー
ジドアとほかの装置と関連している。訓練可能なトラン
シーバの格納体45は、好適に、図1に示されているよ
うに、オーバーヘッドコンソールなどの車両アクセサリ
ー内に取り付けるに適切な寸法になっている。図1に示
された構成において、訓練可能なトランシーバ43は、
車両の蓄電池からの電力を受電する、車両の電気装置へ
接続された導電体を備えている。オーバーヘッドコンソ
ール50は、スイッチ54により制御された、マップ読
み取り灯などのほかのアクセサリーを有する。それはま
た、電子コンパスおよび表示器(示されていない)も有
する。
【0012】あるいは、訓練可能なトランシーバ43
は、バイザー51(図3)または後写鏡組立体53(図
4)などの車両アクセサリーに固定的に組み込まれる。
訓練可能なトランシーバ43は、バイザーとミラー組立
体に組み込まれ、オーバーヘッドコンソール内に取り外
し可能に配置されて示されているが、訓練可能なトラン
シーバ43は、車両の計器板または車両内のすべての適
切な位置に固定的または取り外し可能に配置することが
できる。
【0013】図5は、訓練可能なトランシーバ43の電
気回路を構成説明図の形で示す。訓練可能なトランシー
バ43は、プッシュボタンスイッチ44,46,および
47のそれぞれの一つの端子へ接続した従来のスイッチ
インタフェース回路49を備えており、それらのスイッ
チは、それぞれ接地へ接続した残りの端子を有する。イ
ンタフェース回路49は、スイッチ44,46,および
47からの信号情報をマイクロ制御器57の入力端末6
2へ接続する。マイクロ制御器57は訓練可能なトラン
シーバ回路55の一部である。電源56は、通常のよう
に、コネクター61を経て車両の蓄電池60へ接続して
おり、必要な動作電力を普通の形で送るために、訓練可
能なトランシーバ回路55の多くの構成要素へ接続して
いる。マイクロ制御器57のほかに、トランシーバ回路
55は、マイクロ制御器57とアンテナ59とへ接続し
たRF回路58を有する。
【0014】上述のように、スイッチ44,46,およ
び47は、それぞれ、別のガレージドア、電気操作アク
セスゲート、家屋照明制御器などの制御されるほかの装
置へ接続しており、そのそれぞれは、それ自身特有の作
動ラジオ周波数、変調機構、およびまたは保安コードを
有することが出来る。従って、スイッチ44,446,
およぴ゛47は、訓練可能なトランシーバ43の異なる
ラジオ周波数チャンネルに対応している。スイッチ4
4,46,および47の一つに関連したRFチャンネル
が、ガレージドア解放器66(例えば)と関連した携帯
遠隔送信器65から送信されたRF作動信号Bについて
訓練されると、次に、トランシーバ43は、作動信号B
と同一特性のRF信号Tを送り、対応するスイッチ(4
4,46,および47)が瞬間的に押されると、ガレー
ジドア解放器66などの装置を作動する。従って、その
後、遠隔送信器65から発信された受信RF作動信号B
の搬送周波数、変調機構、およびデータコードを識別し
かつ格納することにより、トランシーバ43は、ガレー
ジドア解放器66などを作動するに必要なRF信号Bの
識別された特性を有するRF信号Tを送信することがで
きる。ガレージドア解放器66のほかの複数の装置が、
スイッチ44,46,および47の対応する一つを押す
ことにより作動するように、各RFチャンネルは、異な
るRF信号Bについて訓練することができる。このよう
な他の装置には、ほかのガレージドア解放器、建築物の
屋内灯と屋外灯、家の保安装置、または、RF制御信号
を受信出来るすべてのほかの家庭電気機器がある。
【0015】マイクロ制御器57は、スイッチ44,4
6,および47の閉じた状態を示す、スイッチインタフ
ェース49からの信号を受信するデータ入力端末62を
有する。そのほかに、マイクロ制御器57は、LED4
8へ接続した出力を有しており、これは、スイッチ4
4,46,および47の一つが閉じられた時に、点灯す
る。マイクロ制御器57はプログラムされて、回路がス
イッチ44,46,および47と関連したRFチャンネ
ルの一つについて訓練モードになると、ゆっくり点滅
し、チャンネルがうまく訓練されると、はやく点滅し、
操作者に遠隔送信器を再作動するように促すときに、特
有の二重点滅でゆっくり点滅するように、信号をLED
48へ送る。あるいは、チャンネルがうまく訓練されて
いるときに示すか、または、操作者に遠隔送信器を再作
動するように促すために、LED48は、色を変える多
色LEDであってもよい。訓練可能なトランシーバ43
が訓練されると、LED48は、スイッチを押している
間スイッチ44,46,または47の作動とともに連続
的に点灯して、トランシーバが信号Tを送っていること
を使用者に示す。
【0016】図6Aは、マイクロ制御器57、RF回路
58、およびアンテナから構成しているトランシーバ回
路55の詳細を示す。マイクロ制御器57は、不揮発性
メモリ(NVM)とランダムアクセスメモリ(RAM)
を有しており、モトローラ社から入手できるMC680
5P4集積回路などのすべての適切な市場にある集積回
路を有することもできる。
【0017】アンテナ59は、好適に、接地へ接続した
一つの端子と、バラクタダイオード71の陽極へ接続し
たもう一つの端子とを有する小さいループアンテナ70
から成る動的同調可能なアンテナである。バラクタダイ
オード71は、バラクタダイオード71の陰極へ加えら
れた制御電圧に応答して、ループアンテナのインピーダ
ンス特性を変え、これにより、小型ループアンテナ70
の共振周波数を変える。この制御電圧は、マイクロ制御
器57により決定され、マイクロ制御器57は、バラク
タダイオード71の陰極へ接続しているデジタル−アナ
グロ(D/A)コンバータ72の入力端子72’へ、ア
ンテナ制御デジタル出力信号を送る。動的に同調される
アンテナにより、アンテナ59の共振周波数を選択的に
調節するように、マイクロ制御器57をプログラムし
て、RF信号が送信または受信される各個々の周波数に
ついて送信と受信の特性を最大にすることができる。
【0018】このようにして、アンテナ59は動的に同
調されて、アンテナ59が、受信された電磁RF信号を
受信モードにおいて電気信号へ変換する効率を最大に
し、アンテナ59が、送信された電磁RF信号を送信モ
ードにおいて放射する効率を最大にすることができる。
さらに、アンテナ59が送信された信号の搬送周波数に
一致する共振周波数へ動的に同調されると、アンテナ5
9は、送信される信号から不要な高調波を除去する。好
適に、ループアンテナ70は車両の屋根に垂直に配置さ
れており、これにより、屋根の反射特性が、車両に配置
された場合、トランシーバの送信範囲と感度とを向上す
る利点がある。マイクロ制御器57がアンテナ59を制
御する方法は、図8に示された流れ図に関連して以降に
説明する。
【0019】RF回路58は、学習されたRF制御信号
を送信するアンテナ59へ接続しており、RF回路58
は、マイクロ制御器57のデータ出力端子へ接続した制
御入力端末を有する電圧制御された発振器(VCO)7
3から成っており、マイクロ制御器57はVCO73に
より出力された周波数を制御する。本発明において使用
に適したVCOの詳細な構造は、図6Bに示されてい
る。
【0020】VCO73は、ASKデータにより変調さ
れた正弦波信号を出力する発振器103と、可変周波数
共振信号を発振器103へ送るLC共振器104との二
つの部分から成っている。発振器103は、正のソース
電圧VEEへ接続したコレクター、コンデンサ112の
第一端子へ接続したベース、およびスイツチングトラン
ジスタ114を介して接地へ接続したエミツターを有す
る発振トランジスタ110から成っている。バッファト
ランジスタ116は、コンデンサ112の第二端子へ接
続したベース、正のソース電圧VEEへ接続したコレク
ター、および抵抗体118の第一端子へ接続したエミッ
ターを有し、抵抗体118は、スイッチングトランジス
タ114を介して接地へ接続した第二端子を有する。ス
イッチングトランジスタ114が選択的にトランジスタ
110と116とのエミッターを接地へ接続するよう
に、スイッチングトランジスタ114は、マイクロ制御
器57からASKデータを受信ために接続されたそのベ
ースを有する。このようにして、スイッチングトランジ
スタ114は、選択的に、バッファトランジスタ116
のエミッターに形成されたVCO出力73’において信
号を変調する。
【0021】LC共振器104は、発振トランジスタ1
10のベースへ接続した第一端子とインダクター122
の第一端子へ接続したもう一つの端子とを有する第一結
合コンデンサ120から成っている。第二結合コンデン
サ124は、発振トランジスタ110のエミッターへ接
続した第一端子と、第一と第二のバラクタダイオード1
26,128の陰極へ接続したもう一つの端子とを有す
る。第一バラクタダイオード126の陽極は、インダク
ター122の第一端子と第一結合コンデンサ120とへ
接続しており、第二バラクタダイオード128の陽極
は、接地へ接続したインダクター122の第二端子へ接
続している。バラクタダイオード126,128とイン
ダクター122とは、可変共振周波数を有する共振LC
回路を形成しており、この共振周波数は、電圧制御端子
73”へ接続した抵抗体130を介してバラクタダイオ
ード126,128の陰極へ加えられた電圧を変えるこ
とにより変化する。
【0022】RF回路58はさらに、VCO73の出力
へ接続した入力を有する可変利得増幅器(VGA)74
から成っており、信号を結合回路76を経て送信増幅器
77の入力ヘ送る。出力コンデンサ78は、送信増幅器
77の出力とバラクタダイオード71の陰極との間に接
続されている。
【0023】さらに、RF回路58は、混合器79をア
ンテナ59へ接続するバラクタダイオード71の陰極へ
接続したコンデンサ80から成っている。バッファ増幅
器81は、VCO73の出力へ接続した入力を有してお
り、そこから信号を、アンテナ59から信号を受信する
コンデンサ80へ接続した残りの入力端子を有する混合
器79の一つの入力へ送る。帯域フィルタ82は、混合
器79の出力から信号を受信するために接続された入力
を有し、増幅器83の入力へ接続した出力を有する。帯
域フィルタ82は、好適に、狭い帯域幅と、3MHzし
成分のデータ信号を通し、混合器79からのほかの信号
をすべて阻止する3MHzの中心周波数とを有する。
【0024】増幅器83の出力は、マイクロ制御器57
のデータ入力端子へ接続した出力を有する積分器84の
入力ヘ接続している。積分器84は、増幅器83からの
信号を積分し、修正して、信号から3MHz周波数の成
分を取り除き、マイクロ制御器57への遠隔送信器のデ
ータコードの復調された表示を形成する。
【0025】さらに、RF回路58は、直列データアド
レス(SDA)回線75’と直列制御論理(SCL)回
線75”とへ接続した入力端子を有する直列ポート/制
御論理回路75から成っている。VCO出力73”は、
位相固定ループ回路85の帰還入力へ接続したその出力
を有するバッファ91の入力へも接続している。基準発
振器は、増幅器87を横断し、コンパレータ増幅器88
へ接続した第一と第二の端子を有する水晶86から成っ
ている。このようにして、基準発振器86は、VCO7
3から出力された信号と比較される基準信号を送るため
に、制御器57の計時入力と位相固定ループ回路85と
へ接続している。
【0026】RF回路58は、電圧制御バッファ90を
介してVCO73の電圧制御端子73”へ送られる制御
電圧を保持するために、位相固定ループ回路85の出力
85’へ接続した入力端子を有する低域フィルタ89か
ら成っている。
【0027】VCO73は、その電圧制御端子73”へ
加えられた電圧を変化することにより調節された周波数
を有するRF信号を出力する。VCO73から出力され
たRF信号は、送信モードで動作すると、マイクロ制御
器57により生成された振幅偏移変調(ASK)で変調
される。VCO73の変調されたRF出力信号は、VG
A74へ送られる。VGA74は、マイクロ制御器57
によりSCL回線75”とSDA回線75’とを通って
送られた制御信号に応答して、VCO73から送られた
変調RF信号を、直列ポート/制御論理回路75により
生成されたGAIN制御信号に比例して可変的に増幅す
る。VGA74は、差動増幅器と、差動増幅器の一つか
らほかの差動増幅器へ電流を分流し、これにより、VG
A74の利得を選択的に減少するデジタル制御電流分流
加減器との一組により動作する。以降に詳細に説明して
いるように、VGA74の利得レベルは、VCO73か
ら出力される信号のデューティサイクルと周波数との関
数として決定される。
【0028】VGA74の利得が調節された出力は、結
合回路76へ送られ、回路76は、VGA74から出力
されたRF信号から望ましくない高調波を濾過する。好
適に、結合回路76は470pFのコンデンサと直列に
接続した22オームの抵抗体から成っている。次に、結
合回路76の濾過された出力信号は、送信増幅器77へ
送られ、増幅器77は、濾過された出力を適切な送信レ
ベルへ増幅する。送信増幅器77の出力は、好適に47
0pFの静電容量を有する出力コンデンサ78を経てア
ンテナ59へ送られる。
【0029】従来の装置は可変減衰器を使用して、比較
的に高い電力のVCOから出力された信号出力を低くし
ている。しかし、このような装置は、望まれる起動信号
とともに、望ましくない高調波成分を送信しがちであ
る。アンテナ59から送信されるこのような高調波の出
力エネルギーレベルは、FCCガイドラインの許容出力
エネルギーレベルを計算する場合に考慮されなけれぱな
らないので、VCO73により出力されるRF信号から
望ましくない高調波成分を除去することが望ましい。言
い換えると、アンテナ59から出力される高調波周波数
成分の大きさが、大きくなるにつれて、望まれる搬送周
波数成分の送信される大きさは、小さくなる。従って、
VCO73から出力された低い電力のRF信号を増幅
し、濾過するVGA74、結合回路76、および送信増
幅器77を使用することは、VCOからの比較的に高い
電力出力のRF信号を減衰する可変減衰器を使用する送
信回路には、非常に有利である。
【0030】混合器79は、アンテナ59から受信され
たRF信号を、VCO73により生成されて、バッファ
81を経て混合器79へ送られた基準電圧と混合する。
混合器79の出力は、受信されたRF信号を表す一つの
成分を有するが、受信されたRF信号の搬送周波数とV
CO73により生成されたRF基準信号の周波数との差
を有する数個の信号成分から成っている。混合器79の
出力信号は、帯域フィルタ82の入力へ送られる。VC
73により生成したRF基準信号の周波数が、3MHz
で受信されたRF信号の搬送周波数より高いか、また
は、低い場合にのみ、帯域フィルタ82が符号化された
データ信号を出力するように、フィルタ82は、好適
に、3MHzを中心とした狭い帯域幅を有する。混合器
79の出力信号の残りの信号成分は、帯域フィルタ82
により阻止される。帯域フィルタ82からの符号化され
た出力データ信号は、増幅器83により増幅され、積分
器84により積分されて、遠隔送信から出力されたと同
じデータコードを有する信号を送る(図5)。本発明に
使用される適切な混合器、増幅器、および積分器は、米
国特許No.5,442,340に開示されている。
【0031】一般に振幅偏移変調(ASK)データであ
る、積分器84から出力されたデータ信号も、遠隔送信
65により送信されたRF作動信号Bと同じデータフォ
ーマットを有する。成分器84から出力されたASKデ
ータは、さらに処理と格納のために、マイクロ制御器5
7へ送られる。マイクロ制御器57がこのASKデータ
を処理、格納し、RF回路58を制御する方法は、電圧
制御信号をVCO73へ送るRF回路58のその部分の
説明に続いて、以降に詳細に説明されている。
【0032】電圧制御信号をVCO73へ送るRF回路
58の部分は、位相固定ループ回路85、基準発振器8
6、増幅器87、コンパレータ増幅器88、低域フィル
タ89、電圧制御バッファ90、およびVCO出力バッ
ファ91から構成している。RF回路58のこの部分が
動作する方法は、図7に関して説明されており、図7
は、位相固定ループ回路85の詳細な構成を示してい
る。位相固定ループ回路85は、基準発振器86の第二
端子へ接続した入力を有するR除算レジスタ92から成
っている。N除算レジスタ93は、VCO出力バッファ
91の出力へ接続した入力を有する。レジスタ92,9
3の出力は、制御論理回路95の入力へ接続した出力を
有する位相/周波数検出器94の入力端子へ接続してい
る。制御論理回路95は、低域フィルタ89の入力へ接
続した出力端子を有する受信/発信スイッチ回路98の
入力へ接続した一組の端子を有する。好適に、低域フィ
ルタ89は、位相固定ループ回路85の出力へ接続した
560Ωの抵抗体、560Ωの抵抗体と直列に接続した
1.2μFのコンデンサ、および560Ωの抵抗体と
1.2μFのコンデンサとに並列に接続した0.1μF
のコンデンサから成っている。
【0033】位相固定ループ回路85の主要な目的は、
VCO73により出力されたRF信号の周波数が基準発
振器86の周波数と所定の関係を有するように、VCO
73により出力されたRF信号の周波数を、基準発振器
86の周波数と比較し、VCO73の電圧制御端子へ送
られた電圧を制御することである。これらの各信号の周
波数の間の所定の関係は、直列ポート/制御論理回路7
5を経てマイクロ制御器57からR除算レジスタ92と
N除算レジスタ93とへそれぞれ送られた二つの変数の
比である。数学的に、VCO73により出力されたRF
信号の周波数fvcoと基準発振器86により出力され
た信号のfREFとの間の関係は、次のように表され
る: fvco=(N/R)fREF ここで、周波数fREF が例えば4MHzの定数であ
る。従って、fREF=4MHzおよびR=4により、
周波数fvcoはN・MHzに等しいように制御され
る。fREF とRが一定に保持されるならば、値Nを
増加すると、周波数fvcoは増加する。Rの値が増加
されるならば、精確に制御される。言い換えると、Rの
値が小さくなると、fvcoが動作する範囲は大きくな
る。好適に、RとNの値は、8ビットのデータとして設
定されている。
【0034】R除算レジスタ92とN除算レジスタ93
の出力は、位相/周波数検出器94へ送られ、検出器9
4は、N除算レジスタ93から出力された信号の周波数
をR除算レジスタ92から出力された周波数と比較し
て、周波数の差に一致する出力パルスを送る。位相/周
波数検出器94は、従来の方法で製作されている。これ
らの各周波数が同じであるならば、位相/周波数検出器
94は、スイッチ99と100の両方が開いたままであ
るように、パルス化された制御信号を受信/発信スイッ
チ回路のスイッチ99と100へ出力する。受信/発信
スイッチ回路のスイッチ99と100は、CMOSまた
はバイポーラトランジスタなどの固体素子スイッチであ
ってもよく、これらのスイッチがどちらも開いている
と、VCO73の電圧制御端子へ送られる電圧は、バッ
ファ90と、低域フィルタ89のコンデンサにより蓄電
された電圧とにより、一定に保持される。
【0035】N除算レジスタ93から出力された信号の
周波数がR除算レジスタ92から出力された周波数より
小さい場合、位相/周波数検出器94は、スィッチ99
と100へパルス化された制御信号を送り、スイッチ9
9を閉じ、スイッチ100を開いたままにする。スイッ
チ99が閉じられると、5ボルトの電圧Vccが低域フ
ィルタ89へ送られ、これにより、VCO73の電圧制
御端子へ送られる電圧を高める。VCO73の電圧制御
端子の高められた電圧により、VCO73は、その出力
RF信号の周波数を増加し、引き続いて、N除算レジス
タ93貳より出力された信号の周波数を増加する。N除
算レジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された
周波数が同じである場合、位相/周波数検出器94は、
制御信号をスイッチ99と100へ送り、スイッチ99
を開き、スイッチ100を開いた位置に維持する。
【0036】N除算レジスタ93から出力された信号の
周波数がR除算レジスタ92から出力された周波数より
大きい場合、位相/周波数検出器94は、制御信号をス
イッチ99と100へ送り、スイッチ99を開いたまま
にして、スイッチ100を閉じる。スイッチ100が閉
じると、低域フィルタ89のコンデンサは接地へ接続
し、従って、放電する。低域フィルタ89のコンデンサ
の放電により、CO73の電圧制御端子へ送られる電圧
は低下し、これにより、VCO73は、出力RF信号の
周波数を低下する。従って、N除算レジスタ93からの
出力信号の周波数は、位相/周波数検出器94が、N除
算レジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された
信号の周波数が同じであることを決定するまで、低下す
る。
【0037】制御論理回路95は、送信モード中にマイ
クロ制御器57のメモリから読み取られたASKデータ
の論理レベルに従って、位相/周波数検出器94を受信
/発信スイッチ回路98に選択的に接続し、回路98か
ら接続を解除するように構成されている。送信モードの
間、学習されたデータコードを送信するため、VCO7
3により生成された搬送RF信号にASKデータを変調
するように、マイクロ制御器57は、選択されたチャン
ネルに格納されたASKデータにより、VCO73を活
性化し、また不活性化する。VCO73がASKデータ
により不活性化されると、位相固定ループ回路85によ
り検出されて、VCO73から出力された信号の周波数
は、ゼロに低下する。適切な手段が位相固定ループ回路
85に行われていなければ、VCO73へ加えられた周
波数制御電圧が、VCO73が不活性化されるとかなり
高くなるように、位相/周波数検出器94は、受信/発
信スイッチ回路98を制御する。従って、不活性化され
ると、VCO73は、最初に、望まれる周波数をかなり
超えた搬送周波数において送信を始める。位相固定ルー
プ回路85が、不活性状態の間VCO73の周波数を急
激に増大するのを防止するために、制御論理回路95
は、ASKデータがVCO73を不活性化するレベルに
ある場合、位相/周波数検出器94を受信/発信スイッ
チ回路98から選択的に接続を解除するように構成され
ている。
【0038】VCO73の不活性化に続いて、N除算レ
ジスタ93とR除算レジスタ92とから出力された信号
の間の位相関係を維持するために、送信モード中にマイ
クロ制御器57のメモリから読み取られたASKデータ
は、VCO73と同期してN除算レジスタ93とR除算
レジスタ92とを活性化し、不活性化すめために送られ
る。
【0039】学習モード中に信号が送信されるのを防止
するために、直列ポート/制御論理回路75(図6A)
は、送信制御信号TXにより、VGA74と送信増幅器
77との活性化と不活性化を制御する。同様に、直列ポ
ート/制御論理回路75は、受信制御信号RXを発生す
る。この信号RXは、図6Aの破線のイネーブル入力に
より示されているように、混合器79、受信バッファ8
1、増幅器83、および積分器84を選択的に活性化、
不活性化するために送られる。
【0040】RF回路58は、好適に、現在の集積回路
技術により製作された特定用途向け集積回路(ASI
C)組み込まれる。図6Aに示された好適な実施態様に
おいて、次の要素がASIC101の基盤102に配置
されている:VGA74;送信増幅器77;混合器7
9;受信バッファ81;増幅器83;積分器84;位相
固定ループ回路85;増幅器87;コンパレータ88;
電圧制御バッファ90;およびVCO73の発振部10
3。結合回路75、出力コンデンサ78、入力コンデン
サ80、帯域フィルタ82、基準発振器86、低域フィ
ルタ89、およびVCO73のLC共振器部分は、基盤
102内に比較的に大きいコンデンサを示すのを避ける
ために、示されていないが、これらの要素は、実際はA
SICに配置されている。
【0041】トランシーバ回路55の電気回路要素を説
明したが、マイクロ制御器57がトランシーバ回路55
を制御する方法を、図8、9〜15、16、17〜1
8、および19に関して説明する。図9から15におい
て、流れ図の転送部分は数字が選択的に続く文字により
参照される。参照文字は、図9に続いている図面番号の
文字部分に相当する。例えば、Cで表示された転送部分
は、図11においてCで表示された転送入り口への転送
過程を表す。参照文字に続く任意選択番号は、参照文字
に相当する図面に表された過程への複数の入り口の一つ
を表す。例えば、E1で表示された転送入り口は、E1
表示の転送入り口において、図14において示された過
程への転送を表す。
【0042】ブロック200のテストにおいて示されて
いるように(図8)、動作は、プッシュボタンスイッチ
44,46,および47の一つが起動されると、開始す
る。スイッチ44,46,および47の一つが押された
ことを検出すると、マイクロ制御器57は信号をインタ
フェース49を経て受信し(図5)、ブロック202に
示されているように、その入り口とそのランダムアクセ
スメモリ(RAM)を始動する。次に、プログラムは、
20秒タイマーを開始し(ブロック202)、押されて
いるスイッチ44,46,および47に相当するチャン
ネルを読み取る(ブロック206)。次に、マイクロ制
御器57に関するプログラムは、選択されたチャンネル
が訓練されているか、どうかを決定する(ブロック20
8)。選択されたチャンネルがすでに訓練されているな
らば、マイクロ制御器57は、選択されたチャンネルに
関連したデータをそのRAMへダウンロードし(ブロッ
ク210)、VGA74の利得とVCO73により出力
される周波数とを設定し、選択されたチャンネルに関連
したデータに従って、アンテナ59を同調する(ブロッ
ク212)。RとNの値を表す適切な出力信号を直列ポ
ート/制御論理回路75を経てR除算レジスタ92とN
除算レジスタ93とへ送ることにより、マイクロ制御器
57はVCO73の周波数を設定する。
【0043】マイクロ制御器57は、制御信号をSCL
とSDA回線を経て直列ポート/制御論理回路75へ送
ることにより、VGA74の利得を設定する。VGA7
4の利得制御入力へ送られたGAIN制御信号は、5ビ
ット値から構成しており、従って、32の可能な利得レ
ベルを形成することが出来る。FCC命令は、送信され
た信号のデューティサイクルにもとづいて多様な電力レ
ベルを可能にするので、送信された信号の利得を動的に
調節出来ることは、訓練可能なトランシーバには有利で
ある。従って、多数の可能な利得レベルを備えることに
より、トランシーバ43は、送信できる各異なる周波数
と符号化信号とについて、最大の許容電力レベルにおい
て送信することが出来る。
【0044】適切な利得レベルを与えられた送信起動信
号について最適化するために、マイクロ制御器57は最
初に、送信される信号の周波数を調べて、その関連電力
を決定する。32の可能な利得レベルのキャッシュメモ
リが、最大利得調節を表す0と最小利得調節を表す32
とによって、0から32の間の異なる整数に対応すると
すれば、マイクロ制御器57は、送信される信号の周波
数にもとづいて、最初の利得レベルを選択する。例え
ば、マイクロ制御器57は、強力な信号について5の最
初の利得レベルを選択し、比較的に弱い信号について0
の最初の利得レベルを選択する。次に、マイクロ制御器
57はコードのデューティサイクルを決定するが、これ
は、所定時間内で所定数のコードの全サンプルを取り出
し、高い論理レベルを有するコードのサンプル数を計数
し、高い論理レベルを有する計数したサンプル数に事前
設定した定数を掛けて積を決定し、その積を全サンプル
の所定数で割ることにより決定される。マイクロ制御器
57は、選択された最初の利得レベルをデューティサイ
クルにもとづいて調節する。例えば、最初の利得レベル
が5であるならば、マイクロ制御器57は、5と32の
間のレベルへ利得レベルを調節する。この場合、最低利
得レベル(32)は最高デューティサイクルに対応し、
最高利得レベル(5)は最低デューティサイクルに対応
する。マイクロ制御器57はまた、データコードが速い
か、遅いかの決定に基づいて利得レベルを調節する。コ
ード信号のデューティサイクルが、送信される信号のデ
ューティサイクルと周波数とに基づいて決定され、出力
電力レベルが選択される方法のサンプルは、米国特許N
o.5,442,340に開示されている。マイクロ制
御器57が受信された起動信号のデータコードが速い
か、遅いかを決定する方法は、以降に説明する。
【0045】VGA74の利得は、好適に、15と20
dBの間で変化し、送信増幅器77は、好適に、25d
Bの利得を有する。合わせて、VGA74と送信増幅器
77は、10dBの可変利得を有する。好適に、トラン
シーバ43の出力電力は、0と5dBmの間である。
【0046】毎57は、アンテナ制御データをD/Aコ
ンバータ72へ送ることにより、アンテナ59を同調す
る。アンテナ制御データは、好適に、8ビット値を有し
ており、この値はVCO73の周波数〜計算されるか、
または、VCO73から出力される各種の周波数に関連
した8ビット値のリストから成る表から読み取られる。
D/Aコンバータ72からの電圧出力は、220〜44
0MHzの周波数範囲について0.5〜4.5Vの範囲
に直線的に変わるように制御される。従って、毎57に
より送られた出力電圧の各増分は、D/Aコンバータ7
2の出力電圧の約15.6mVを表す。8ビットアンテ
ナ制御データは、選択されたチャンネルに関連してあら
かじめ格納されているか、または、データがメモリ〜読
み取られた後に周波数データから計算される。バラクタ
ダイオード71のキャパシタンスは、その陰極加えられ
た電圧に直線的に、逆比例して変化する。例えば、バラ
クタダイオード71は、印加電圧が0.5Vの時14p
Fのキャパシタンスを有し、印加電圧が4.5Vの時に
2.4pFのキャパシタンスを有する。この方法におい
て、アンテナ70が、RF起動信号を離れた送信器から
効率的に受信し、送信増幅器76から送られたRF送信
信号を放射するように、信号を送信/受信する比較的に
狭い帯域幅を有する小型のループアンテナ70は、送信
/受信された信号の搬送周波数と整合する共振周波数を
有するように同調される。アンテナ59を動的に同調す
る能力を有し、出力コンデンサ78を経てバラクタダイ
オード71の陰極へ送られるように出力信号の利得を変
えることにより、訓練可能トランシーバ回路55は、ア
ンテナ59の整合したインピーダンスとRF回路58の
出力インピーダンスとを維持する。
【0047】ブロック212に示されているように(図
8)、VGA74の利得、VCO73の周波数、および
アンテナ59の同調をセットした後、マイクロ制御器5
7は、メモリに格納されたデータコードを選択されたチ
ャンネル関連して読み取り、このASKデータをVCO
73と位相固定ループ回路85へ送り、VCO73によ
り発生されたRF信号を、VCO73でASKデータを
不活性化および活性化することにより、変調する。その
ほかに、マイクロ制御器57は、直列ポート/制御論理
回路75に命令して、送信信号TXをVGA74と送信
増幅器77とへ出力させ、ブロック214に示されてい
るように、VCO73の変調RF出力信号の送信を活性
化する。
【0048】上記ステップを行っている間、マイクロ制
御器57は20秒タイマーをモニターして、押されたブ
ッシュスイッチが、5秒間隔で連続的に押されている
か、どうかを決定する(ブロック216)。20秒の間
隔が終了していなければ、マイクロ制御器57は、引き
続いて、選択されたチャンネルに関連したRF信号を送
る(ブロック214)。マイクロ制御器57が、ブロッ
ク216において、押されてスイッチが20秒の間連続
的に押されいることを決定するか、または、マイクロ制
御器57が、ブロック208において、押されたスイッ
チに関連したチャンネルがすでに訓練されていることを
決定するならば、マイクロ制御器57は、ブロック21
8において始まる一連の訓練を開始する(図9)。訓練
モードにおいてマイクロ制御器57により行われた詳細
な手順を説明する前に、大要を以降に説明する。
【0049】一連の訓練の間、マイクロ制御器57は、
最初の周波数に関する値RとNを表す周波数制御データ
を位相固定ループ回路85へ送り(図6A)、受信され
たデータが送信されたRF信号Bに存在しているかを探
索する(図5)。信号Bはアンテナ59により受信さ
れ、混合器79、帯域フィルタ82、および増幅器82
により処理され、積分器84からマイクロ制御器57へ
送られる。周波数制御データを受信すると、位相固定ル
ープ回路85は、周波数制御電圧をVCO73の周波数
制御端子へ送る。VCO73は、周波数制御電圧に対応
する基準周波数を有する基準信号を発生して、その基準
信号を混合器79へ送る。基準周波数が、受信されたR
F起動信号Bの搬送周波数と所定の関係を有するなら
ば、積分器84は、受信された起動信号のコード信号を
マイクロ制御器57へ送る。好適な実施態様において、
この所定の関係は、基準周波数と受信起動信号の搬送周
波数との差が3MHzの場合に存在する。
【0050】マイクロ制御器57は、最初の周波数につ
いて積分器84からコードデータを受信しなければ、マ
イクロ制御器57は、次のステップにおいて、ほかの周
波数を選択して、その新しい周波数に対応する周波数制
御データを位相固定ループ回路へ送る。マイクロ制御器
は、引き続いて、コード信号が検出されて、積分器84
から信号により示されるまで、このように新しい周波数
を選択する。マイクロ制御器57は、検証ルーチンによ
りコード信号のあることを確認する。この検証ルーチン
は、所定時間の間、積分器84から受信したすべての信
号に現れる立ち上がり縁の数を計数して、計数された立
ち上がり縁が閾値レベルを超えると、データが存在して
いることを確認する。
【0051】基準周波数が受信された起動信号の搬送周
波数より3MHz低い時に好適に発生するコード信号を
検出すると、マイクロ制御器57は、受信された起動信
号の搬送周波数に対応する制御データを格納して、基準
周波数を3MHzだけ増加する。理想的には、コード信
号は、この周波数において現れるものであるが、しか
し、コード信号がこの周波数において現れないならば、
コード信号が、3MHz低い周波数において検出された
コード信号に属する単なるノイズであるか、どうか、ま
たは、この周波数において検出されたコード信号がただ
のノイズ以上のものであるか、どうかを決定するため
に、マイクロ制御器57は、この周波数においてなおも
受信しているコード信号を符号化する。
【0052】コード信号を符号化することにより、マイ
クロ制御器57は、コード信号について一層厳密なテス
トを行い、コード信号が適合しているか、どうかを決定
することができる。以降に詳細に説明するように、マイ
クロ制御器57は、ENCODEサブルーチンにより、
コード信号を符号化しようと試みる。サブルーチンは、
さらに、コード信号を分析し、その変調機構を識別し、
コード信号の識別された変調機構について最も適切な符
号化法により、コード信号をメモリに格納する。ENC
ODEサブルーチンが、コード信号の変調機構を識別
し、コード信号を格納出来るならば、コード信号を符号
化する試みは、好結果であると考えられる。
【0053】受信された起動信号の周波数と一致するこ
の増加周波数において受信されたコード信号が、好結果
で符号化されるならば、実験データに基づいて、この本
来のコード信号が3MHz離れた二つの周波数において
符号化できないので、マイクロ制御器57は、最初の周
波数と増加した周波数との両方において受信されたコー
ド信号は適合してと決定する。この周波数におけるコー
ド信号が適合していないと決定すると、マイクロ制御器
57により実行されるプログラムは、適合コード信号検
出されるまで、当たらせCPUバス周波数を選択して、
上記過程を繰り返す。
【0054】コード信号が検出されないか、または、符
号化されないコード信号が、コード信号が最初に検出さ
れなかった周波数より3MHz高い周波数において現れ
るならば、マイクロ制御器57は周波数をさらに3MH
z高くして、コード信号を探索する。理想的には、コー
ド信号が、送信器周波数Bと3MHzの差があり、混合
器79から出力された周波数差の成分が帯域フィルター
82を通過するので、前の周波数において現れなかった
コード信号は、この増加周波数において再び現れるであ
ろう。コード信号が再び現れるならば、マイクロ制御器
57は、基準信号を、コード信号が最初に検出された周
波数へ変え(すなわち、起動信号Bより3MHz低
く)、コード信号を符号化し、格納する。一般に、マイ
クロ制御器57は、68マイクロ秒当たり一つのサンプ
ルなどの比較的に速い速度で抽出することにより、コー
ド信号を格納する。ほかの抽出速度が、受信されたコー
ド信号のコードフォーマットへの検出された特性に基づ
いた別のコード信号について選択される。この方法にお
いて、マイクロ制御器57がコード信号を格納した同じ
抽出速度で、格納されたコード信号をメモリから読み取
ることにより、マイクロ制御器57は、送信モードにお
いてコードを再生することが出来る。あるいは、高/低
論理状態におけるコード信号の連続したサンプル数を表
すデータが格納されるか、または、個々のデータ周波数
における期間を表すデータが格納される。
【0055】受信されたコード信号が適合していること
を二重検査するために、マイクロ制御器57は、好適
に、DATPREVフラッグを設定して、連続した訓練
の初めにもどり、新しい高い周波数を選択して、コード
信号がこの新しい周波数において検出されない場合に備
えて、前に検出されたコード周波数が適合していること
を確認する。一連の訓練について、以降に、図9〜1
5、16、17、18、および19に関して詳細に説明
する。
【0056】予め格納された周波数テーブルに設定され
た周波数より3MHz低い周波数を表すRとNの周波数
制御データを検索し、Xレジスタをクリアすることによ
り、マイクロ制御器57は、プログラムのブロック21
8の一連の訓練を始める。好適に、周波数テーブルに
は、最初に、古いカナダのガレージドア送信器などの、
限定された時間の間にのみ送信するガレージドアの既知
の動作周波数が、増加している値で、設定されている
(すなわち、約2秒)。この周波数テーブルには、これ
らの短時間の送信器周波数の後に、ほかの市場で入手可
能なガレージドア送信器が知られている作動周波数が続
いている。このような短時間送信器がそのRF起動信号
を停止する前に、訓練が好調に行われる可能性を高める
ために、短時間送信器に関連した周波数が、最初に設定
されている。ガレージドア送信器により送信されたRF
起動信号が、周波数テーブルに格納された周波数を有し
ていない場合、訓練可能なトランシーバ43は、受信さ
れたRF起動信号が識別されるまで、最初の周波数を1
MHz間隔で増加する。
【0057】周波数テーブルの最初の、または次の使用
可能な周波数を検索した後、マイクロ制御器57は、ア
ンテナ59を検索された周波数と整合する共振周波数へ
同調させる(ブロック220)。さらに、マイクロ制御
器57は、モード保管(MODSV)レジスタをクリア
する。次に、適切なRとNの値をR除算レジスタ 92
とN除算レジスタ 93とに設定することにより、マイ
クロ制御器57は、VCO73により形成された信号の
周波数を、検索された周波数より3MHz低い基準周波
数へセットし、直列ポート/制御論理回路75に、受信
バッファ81、混合器79、受信増幅器83、および積
分器84を活性化するように命令する。
【0058】次に、マイクロ制御器57は信号を出力
し、これにより、スイッチ44,46,および47の一
つを押した操作者に、それらのスイッチが、訓練可能な
トランシーバ43が訓練される遠隔ガレージドア送信器
65を活性化することを知らせるために、LED48は
点滅する。引き続いて、アンテナ59は、離れた送信器
65により送られたRF起動信号を受信し、受信した信
号を混合器79へ送り、そこで、受信したRF起動信号
は、VCO73から出力された信号と混合される。VC
O73から出力された信号の周波数が、受信したRF起
動信号の周波数より3MHz高いか、または低いなら
ば、マイクロ制御器57は、受信したRF起動信号に含
まれるすべてのASKデータを検出し、”VERIF
Y”サブルーチンを呼び出して、有効なデータコード信
号の存在を検証し(ブロック、222)、そのデータコ
ードを”速い”または”遅い”データとして識別する。
【0059】速いデータは、データが850マイクロ秒
の時間の間に5個より多い立ち上がり縁を有する場合に
検出される。遅いデータは、データが850マイクロ秒
の時間の間に5個以下であるが、70ミリ秒の時間の間
に5個より多い場合に検出される。速いデータは、二つ
の一般的タイプのデータから成っており、このデータ
は、このデータは、GENIE送信器から送られるGE
NIEデータと非GENIE(単一トーン)のデータで
ある。GENIEと非GENIEデータとの区別は、後
述するENCODEサブルーチンにおいて行われる。G
ENIEデータは、ほかの商標の遠隔ガレージドア送信
器により送られたデータと、GENIEデータが、10
と20kHzとの間で偏移するパルス反復速度を有する
周波数偏移変調データである点で異なる。GENIEデ
ータは、一般に、5MHzの時間間隔で290と320
MHzの間にある搬送周波数で送信される。以降の説明
から明らかなように、速い、遅い、GENIE、または
単一トーンのいずれかとしてのデータ分類は、マイクロ
制御器57が続いてデータを検査、格納、符号化する方
法に影響を与える。
【0060】VERIFサブルーチンは図16に示され
ており、マイクロ制御器57が850マイクロセカンド
タイマーを始め時点においてブロック224において始
まる。ブロック226と228において、マイクロ制御
器57は、ASKデータ内の立ち上がり縁の数をタイマ
ーにより措定された850マイクロ秒間隔内で計数す
る。ブロック230において、マイクロ制御器57は、
検出された立ち上がり縁の数が5個より多いか、どうか
を決定する。立ち上がりの数が5個より多いならば、マ
イクロ制御器57は、データ確認(DACK)フラッグ
を、データが検証されていることを示す”1”へセット
し、モードビットをデータが速いことを示す”1”へセ
ットし(ブロック232)、マイクロ制御器57がMO
DSVレジスタを更新し、モードビットの値を格納する
(図9)へ戻る。
【0061】マイクロ制御器のプログラムが、検出され
た立ち上がり縁の数が5個より大きくないとブロック2
30において決定するならば、プログラムは、ブロック
236へ進み、そこで、70ミリ秒タイマーを始める。
ブロック238と240において、プログラムは、検出
された立ち上がり縁の数を70ミリ秒の時間の間計数す
る。立ち上がり縁の数が5個より大きいならば(ブロッ
ク242)、プログラムは、DACKフラッグを”1”
へセットし、モードビットをデータが遅いことを示す”
0”へセットし(ブロック244)、最後にVERIF
Yサブルーチンを呼び出したブロックに続くブロックヘ
戻る。70秒の時間の間に検出された立ち上がり縁の数
が5個より大きくないならば)、プログラムは、DAC
Kフラッグを検証されたASKデータの不在を示す”
0”へセットし、モードビットを”0”へセットし、ブ
ロック246に示されているように、最後にVERIF
Yサブルーチンを呼び出したブロックに続くブロックヘ
戻る。
【0062】再び図9に関し、VERIFYサブルーチ
ンから戻り、MODSVレジスタを更新した後、プログ
ラムは、DACKフラッグを見て、検証されたASKデ
ータが存在しているか、どうかを決定する。データが存
在していなければ、プログラムはXカウンタが増分され
ているブロック250へ進む。次に、プログラムは、X
カウンタが1に等しいか、どうかを決定する(25
2)。Xが1に等しいと決定すると、マイクロ制御器5
7は、VCO73の周波数を1MHzだけ低下し(ブロ
ック254)、次に、ブロック220〜234に記載さ
れたステップを繰り返す。次に、ブロック248におい
て、マイクロ制御器57は、再び、データが存在してい
るとして検出されているか、どうかを決定する。周波数
テーブルに格納された周波数より4MHz低い周波数に
おいて、データを検索することにより、マイクロ制御器
57は、受信された起動信号が、遠隔送信器に存在する
こともある製造ばらつきにより見込まれるより僅かに低
い周波数で送信されるか、どうかを検査することができ
る。
【0063】データが再び存在していなければ、プログ
ラムは、Xカウンタを増加し(ブロック250)、Xの
値が1に等しいか、どうかを点検する(ブロック25
2)。Xが1に等しくなければ、プログラムはブロック
256へ進み、そこで、すべてのデータが、DATPR
EVフラッグを探索することにより、前に検出されてい
たか、どうかを決定する。以降に考察するように、DA
TPREVフラッグは、受信されたコード信号が厳密に
テストされた後にのみセットされる。データがすでに検
出されているならば、マイクロ制御器57は、LED4
8を速く点滅させ(ブロック258)、一連の訓練が成
功していることを示す。他方で、マイクロ制御器のプロ
グラムが、データがこれまでに検出されいないと決定す
るならば、マイクロ制御器はブロック218へ戻り、周
波数テーブルの次の周波数を引き出して、Xレジスタを
クリアする。
【0064】マイクロ制御器57は、データの存在をブ
ロック248において検出するまで、上記の、ブロック
218から256において識別された一連のステップを
繰り返す。データが存在する場合、プログラムは、ブロ
ック260へ進み(図10)、そこで、Xの値をセーブ
する。 この値は、VCO73の周波数が周波数テーブ
ルから引き出された最後の周波数より3MHz低い場
合、データが検出されたならば、”0”の値を有し、V
CO73の周波数が、周波数テーブルからの最後に引き
出された周波数より4MHz低いならば、”1”の値を
有する。次に、マイクロ制御器のプログラムは、好適に
3MHzである、帯域フィルター 82の中間周波数
(IF)をVCO73から前に出力された信号の周波数
へ加える。さらに、マイクロ制御器57は、アンテナを
この増加したVCO周波数に関して適切な周波数へ同調
させる(ブロック262)。
【0065】次に、ブロック264において、プログラ
ムは、データが、VERIFYサブルーチンを呼び出す
ことにより存在しているか、どうかを決定するために検
査する。マイクロ制御器57がブロック248において
データの存在を検証したときに、VCO73の周波数
が、受信されたRF起動信号の周波数より3MHz低い
ならば、検出されたデータは、VCO73の周波数がR
F起動信号と同じ周波数であるように3MHzだけ高め
られると、一般に消える。しかし、ブロック266にお
いて、VCO73の周波数が3MHだけ高められた場合
に、データが存在することを、マイクロ制御器57が決
定するならば、マイクロ制御器のプログラムは、ブロッ
ク268のXの値を検査して、VCO73の周波数が、
周波数テーブルから最後に引き出された周波数より4M
Hz低く、前にセットされているか、どうかを決定す
る。VCO73の周波数が、周波数テーブルから最後に
引き出された周波数より4MHz低いならば、マイクロ
制御器57は、VCO周波数を1MHzだけ高め、アン
テナ59を再同調し(ブロック270)、ブロック26
4へ戻ることによりデータの存在を再度検証しようとす
る。データが再び検出されるならば、プログラムはブロ
ック72へ進み、そこで、検証された初期データのモー
ドビットは、その最初の値へ復元され、その値はMOD
SVレジスタに格納される。次に、マイクロ制御器プロ
グラムは、ブロック274の”ENCODE”を呼び出
すことにより、検出されたデータを一層厳密なテストに
かける。
【0066】図17と18に示されたENCODEサブ
ルーチンにおいて、マイクロ制御器57は最初に、ブロ
ック276のそのRAMをクリアし、モードビットが、
ブロック278において1に等しいか、どうかを決定す
る。モードビットが1に等しければ、マイクロ制御器が
データ列の各時間間隔を10kHzまたは20kHzの
いずれかとして識別出来るように(ブロック282)、
割り込みを活性化する(ブロック280)。次に、デー
タが、GENIE商標送信器により送信された起動信号
に一致して、周波数偏移変調されているか、どうかを決
定するために、マイクロ制御器57は、12の連続した
10kHzの時間間隔を受信したか、どうかを決定す
る。(ブロック284)。12の連続した10kHzの
時間間隔が受信されていなければ、プログラムはエラー
カウンタを増分する(ブロック286)し、エラーカウ
ンタが非常に高い値へ到達しているか、どうかを点検す
る(ブロック288)。エラーカウンタが高い値に達し
ていなければ、マイクロ制御器57は引き続いて、各時
間間隔を10kHzまたは20kHzのいずれかとして
識別し、12の連続10kHzの時間間隔が受信されて
いるか、どうかを決定する(ブロック284)。
【0067】マイクロ制御器57が、12の連続10k
Hzを受信し、10kHzと20kHz時間間隔に相当
する受信されたデータでRAMを充填するならば(ブロ
ック290)、プログラムはサクセスフラッグをセット
し(ブロック292)、ENCODEサブルーチンが最
後に呼び出されたブロックに続くブロックへ戻る。
【0068】しかし、ブロック288において、プログ
ラム57が、エラーカウンタは非常に高い値へ達してい
ると決定するならば、プログラム57は、受信されたデ
ータが”単一トーン”データであることを決定し、デー
タが単一トーンであることを示すフラッグをセットする
(ブロック294)。次に、ブロック296において、
マイクロ制御器57は、データが長い不作動時間を有す
るか、どうかを決定する。データが長い不作動時間を有
するならば、マイクロ制御器57は、データをワードフ
ォーマットの単一トーンデータとして識別し、ワードフ
ォーマットのフラッグをセットし、不作動時間の長さを
測定して、格納する(ブロック298)。データが長い
不作動時間を有していないと決定した後か、または、デ
ータをワードフォーマットの単一のトーンのデータとし
て識別した後に、マイクロ制御器57は、データ列をR
AMを格納し、ブロック300において、受信したデー
タの250サイクルの期間を測定する。次に、マイクロ
制御器57は、その結果を二つの周波数へ分類し、その
期間の長さと各周波数への整合数とを保管する(ブロッ
ク302)。マイクロ制御器57が、ブロック304に
おいて、200より多い整合数が二つの周波数の一つに
発見されたならば、次に、マイクロ制御器57は、ブロ
ック306において、サイクルを分類するために使用さ
れた二つの周波数のどちらかの一つが、10kHzまた
は20kHzに近いか決定することにより、データが”
不正な”GENIEデータと見なされるか、どうかを決
定する。データが不正なGENIEデータであるなら
ば、または、200より多い整合数がブロック304に
おいて発見されなかったならば、マイクロ制御器プログ
ラムは、ブロック308のサクセスフラッグをクリアし
て、ENCODEサブルーチンが最後に呼び出されたブ
ロックに続くブロックへ戻る。
【0069】ブロック306においてマイクロ制御器5
7は、データが不正なGENIEデータでなかったと決
定するならば、マイクロ制御器57は、200より多い
整合数が発見された期間を保管し(ブロック310)、
サクセスフラッグをセットし(ブロック312)、EN
CODEサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに
続くブロックへ戻る。
【0070】図17のENCODEサブルーチンのブロ
ック278において、マイクロ制御器57が、モードビ
ットが、受信されデータが遅いことを示すビットに等し
くないことを決定するならば、マイクロ制御器57は、
ブロック314において受信されたデータを68マイク
ロ秒で抽出する準備をする(図18)。次に、ブロック
316において、マイクロ制御器57は、70の連続サ
ンプルが低論理レベルにおいて発見された場合に存在す
る受信されたデータにおいてスタート状態を探索する。
スタート状態が発見されたならば(ブロック318)、
マイクロ制御器57は、データを”一定のパルスデー
タ”として識別する(ブロック320)。データが”一
定のパルスデータ”として識別された後か、または、ス
タート状態がブロック318において検出された後に、
マイクロ制御器57は、低論理レベルにおける連続サン
プル数が所定数を超えているか、どうかを決定すること
により、データがブロック322において失われている
か、どうかを決定する。マイクロ制御器57がデータが
ブロック322において失われていると決定するなら
ば、マイクロ制御器はサクセスフラッグをブロック32
4においてクリアして、そのプログラムは、ENCOD
Eサブルーチンが最後に呼び出されたブロックに続くブ
ロックへ戻る。一方で、マイクロ制御器57がデータが
失われていると決定するならば、マイクロ制御器は、デ
ータを高い論理レベルか、または、低い論理レベルにお
ける連続サンプル数として格納し(ブロック326)、
サクセスフラッグをセットし(ブロック328)、その
プログラムは、ENCODEサブルーチンが最後に呼び
出されたブロックに続くブロックへ戻る。
【0071】図10へ戻り、周波数テーブルから最後に
引き出された周波数および最後に引き出された周波数よ
り3MHz低い周波数において検証されたデータが好結
果に符号化されるならば(ブロック330)、マイクロ
制御器プログラムは、X値を検査して、VCO73の周
波数が、周波数テーブルから最後に引き出された周波数
より4MHz低い値へ最後にセットされていたか、どう
かを決定する(ブロック332)。VCOが前に、周波
数テーブルから最後に引き出された周波数より4MHz
低い周波数に最後にセットされていた、マイクロ制御器
57は、VCO周波数を1MHzだけ増分し、アンテナ
59を再同調(ブロック334)し、そのプログラム
は、ブロック274へ戻って、データを符号化しようと
する。次に、このデータが好結果に符号化されるなら
ば、ブロック336へ進み、そこで、ノイズカウンタN
OISCNTが増分される。
【0072】次に、ブロック338において、マイクロ
制御器57は、NOISCNTの値を点検し、この値
が、訓練可能なトランシーバ43が非常に高く、データ
が検証されたこれらの周波数においてノイズを受信して
いることを示しているか、どうかを決定する。NOIS
CNTが非常に高いならば、マイクロ制御器57は、周
波数テーブルから最後に引き出された周波数がカナダ周
波数(すなわち、短時間の起動信号に関連した周波数)
であったか、どうかを決定する(ブロック340)。
【0073】NOISCNTの値があまり高くないか
(ブロック338)、または、NOISCNTの値が周
波数テーブルから最後に引き出された周波数がカナダ周
波数でないならば、プログラムはブロック341へ進み
(図9)、そこで、VCO73の周波数とXの値とを、
それらが図10のブロック260へ送られる前に有して
いた値へ復元する。次に、ブロックはXの値をブロック
250において増分し、ブロック252において、Xの
値が1に等しいか、どうかを決定する。Xの値が1に等
しくなければ、プログラムはブロック56へ進み、そこ
で、データが前に検出されていたか、どうかを決定す
る。データが前に検出されていたならば、マイクロ制御
器57は信号を送り、LED48を速く点滅させ、これ
により、訓練が成功していることを示す(ブロック25
8)。しかし、Xが1に等しくなければ(ブロック25
2)、マイクロ制御器57は、VCOの周波数を1MH
zだけ低くし(ブロック254)、ブロック220〜2
48に記載されたステップを繰り返すことにより、デー
タをその周波数において探索する。
【0074】再び図10に関し、プログラムが、プログ
ラム338と340において、NOISCNTの値があ
まり高く、周波数テーブルから最後に引き出された周波
数がカナダ周波数であるならば、プログラムは、ポイン
タを周波数テーブルにセットして、カナダ周波数に続く
最初の周波数を指し(プログラム342)、周波数テー
ブルに格納された残りの周波数におけるデータを検出す
るために、ブロック218へ進む(図9)。
【0075】これまで説明したように、VCO73の周
波数が、RF起動信号の周波数より3MHz低くセット
されているときに、有効なデータコードが存在している
場合、データは、VCO73の周波数が受信されたRF
起動信号の周波数と一致するように3MHzだけ高めら
れていると、現れない。その上、VCO73の周波数が
受信されてRF起動信号の周波数と同じであるように高
められている時に検出されるデータが、成功裏に符号化
されないならば(ブロック330)、有効なデータコー
ドは存在する。従って、データがブロック266におい
て検出されないか、または、検出されたデータが、ブロ
ック330において好結果に符号化されていなければ、
プログラムはプログラム344へ進み(図11)、そこ
で、3MHzの中間周波数をVCOへ加え、アンテナ5
9を再同調する。
【0076】次に、検証可能なデータが、VERIFY
サブルーチンを呼び出すことにより再び現れたか、どう
かをプログラム346において決定するために検査する
(図11)。プログラムが、データが存在することをブ
ロック348において決定するならば、次に、プログラ
ムは、モードビットが1または0に等しいか、どうかを
調べることにより、検出されたデータが速いか、どうか
を決定するために、テストを行う(ブロック350)。
データが速ければ(すなわち、MODE=1)、マイク
ロ制御器57により実行されたプログラムは、図17の
ENCODEサブルーチンを呼び出すことにより、この
速いデータをブロック352において符号化しようとす
る。速いデータが結果よく符号化されないか(ブロック
354)、プログラムが、データはブロック348にお
いて存在しないと決定するならば、マイクロ制御器57
は、VCO周波数を1MHzだけ高め、アンテナ59を
再同調(ブロック356)し、VERIFYサブルーチ
ンを呼び出すことにより、データの存在を再度検証しよ
うとする(図16のブロック358)。
【0077】データが存在するならば(ブロック36
0)、マイクロ制御器57は、データが速いか、どうか
をブロック362において決定する。データが速けれ
ば、マイクロ制御器57は、ブロック364に示されい
るように、ENCODEサブルーチンを呼び出すことに
より、この速いデータを符号化しようとする。速いデー
タが成功裏に符号化されないか(ブロック366)、ま
たは、マイクロ制御器57がブロック360においてデ
ータを検出しなければ、マイクロ制御器57は、2MH
zだけVCOを低下し、アンテナ59を再同調し(ブロ
ック368)、VERIFYサブルーチンを呼び出すこ
とにより、ブロック370においてデータの存在を検査
する。
【0078】次に、プログラムが、データが存在してい
ることをブロック372(図12)において決定するな
らば、プログラムは、検出されたデータ速いデータであ
るか、どうかをブロック374において決定する。検出
されたデータが速いデータならば、プログラムは、EN
CODEサブルーチンを呼び出すことにより、ブロック
376においてこの速いデータを符号化しようとする。
この速いデータが、成功裏に符号化されないか(ブロッ
ク378)、または、プログラムが、データが存在しな
いことをブロック372において決定するならば、プロ
グラムはブロック336へ進み(図10)、上記のよう
に、ブロック336〜342に示されたプロセスを行
う。
【0079】プログラムが、ブロック350,362
(図11)またはブロック374(図12)において速
くないデータを検出する場合、プログラムは、図13に
おいてブロック380へ進む。同様に、プログラムが、
ブロック354,366(図11)またはブロック37
8(図12)において検出された速いデータを正売りに
符号化するならば、プログラムは、図13のブロック3
80へ進む。
【0080】図13のブロック380へ進むと、モード
ビットは、MODSVレジスタに保管された値へ復元さ
れ、VCO73の周波数は、データが最初に検出された
周波数へ復元される。次に、ノイズカウンタNOISC
NTは、クリアされ(ブロック382)、VERIFY
サブルーチンはブロック384へ呼び込まれる。その
後、検証可能なデータが存在していなければ(ブロック
386)、マイクロ制御器57は5秒タイマをセット
し、遠隔トランシーバ65の起動スイッチを再び押すよ
うに操作者に促すために、特有の仕方でLED48をゆ
っくりと二重点滅し始める(ブロック388)。普通必
要ではないが、遠隔送信器がその起動新を再送信するよ
うに、操作者を促すことにより、マイクロ制御器57
は、訓練可能なトランシーバ43が、短時間の起動信号
を成功裏に学習することができる可能性を高める。
【0081】次に、プログラムは、検証可能なデータが
検出されるまで(プログラム390)、または、5秒な
どの所定の時間間隔が終了するまで(ブロック39
4)、VERIFYサブルーチンを反復して呼び出す
(ブロック390)。検証可能なデータがブロック38
6または392において検出されるか、または、時間が
ブロック394において終了したならば、プログラム
は、ENCODEサブルーチンを呼び出す(ブロック3
96)。次に、データが成功裏に符号化されなければ、
プログラムは、ノイズカウンタNOISCNTを増大し
て(ブロック400)、NOISCNTが4に等しい
か、どうかを検査する(ブロック402)。NOISC
NTが4に等しくなければ、プログラムはブロック38
4へ戻り、再び、受信されたデータコードを検証し、符
号化しようとする。NOISCNTが4に等しければ
(ブロック402)、プログラムは図9のブロック34
1へ進み、そこで、VCO周波数とXカウンタは復元さ
れて、前述のように、プログラムはブロック250へ進
む。
【0082】ブロック398において、データコードが
成功裏に符号化されたと決定されるならば、プログラム
は、データが単一トーンデータとして前に識別された
か、どうかをブロック404において検査する。データ
が単一トーンのデータならば、切り取り(STUBR
N)ビットが前にセットされていたか、どうかを決定す
る(ブロック406)。初期には、STUBRNビット
はセットされない。しかし、STUBRNビットが、単
一トーンデータを前に成功裏に訓練することができない
ために、その後ブロック494においてセットされ(図
15)、プログラムがブロック406へ戻るならば、プ
ログラムはブロック400においてノイズカウンタNO
ISCNTを増大し、上述のように、その過程を経て進
む。ブロック404において、マイクロ制御器57が、
検出されたデータは単一トーンのデータでないと決定す
るならば、マイクロ制御器57は、CONDENSEサ
ブルーチンを呼び出すことにより符号化されたデータを
ブロック408において圧縮しようとする。データ列を
何回となく繰り返すことができる格納されたコード信号
が、必要以上にメモリを使用しないように、CONDE
NSEサブルーチン使用されて、ENCODEサブルー
チンの最後の実行の間、メモリに格納されたデータを圧
縮しようとする。CONDENSEサブルーチンは、図
19に関して、説明されている。
【0083】最初に、ブロック410において、ブロッ
クは、モードビットが1に等しいか、どうかを決定す
る。モードビットが1に等しければ、プログラムは、す
べてのデータが3回以下の期間に存在するか、どうかを
決定する(すなわち、符号化データが、符号化され、マ
イクロ制御器57に格納されたデータ列内で3または数
回繰り返されるデータ列を含んでいるか、どうか)。デ
ータが3回以下の期間を有するならば、プログラムは、
ブロック414において、データを圧縮する試みが失敗
に終わっていることを示し、ブロック446へ戻る(図
13)。
【0084】一方で、データが3回以下の期間に存在し
なければ、プログラムは、符号化され、格納されたデー
タが、30回より多い期間にすべて10kHzのデータ
を有するか、どうかを決定する(ブロック416)。3
0回より多い期間に10kHzのデータがなければ、プ
ログラムは、ブロック414において、データを圧縮す
る試みが失敗に終わっていることを示し、ブロック44
6へ戻る。30回より多い期間に10kHzのデータが
なければ(ブロック416)、プログラムは、圧縮され
たデータコードの開始ポインタを符号化、格納されたデ
ータの最初のデータ位置へセットする(ブロック41
8)。次に、プログラムは、12回より多い期間を有す
る最後の10kHzに等しい格納された圧縮データにつ
いて終了ポインタをセットし(ブロック420)、デー
タを圧縮する試みが、図13のブロック446へ戻る前
に成功していたことを示す。この場合に、格納、符号化
されたデータは、送信モード中にメモリから繰り返し読
み込まれるより短い形へ圧縮される。
【0085】ブロック410において、プログラムが、
モードビットは1に等しくないと決定するならば、プロ
グラムは、格納され符号化されたデータが、長い低期間
を有するか、どうかを決定する(ブロック424)。格
納されたデータが長い低期間を有していなければ、デー
タは連続していると決定され、ブロック428におい
て、プログラムは、全データバンクが、符号化されたデ
ータを格納するために使用されなければならないことを
決定する。ブロック424において、データが長い低期
間を有していないと決定されるならば、圧縮されたデー
タに関する開始ポインタが、格納、符号化データの最初
の位置に等しくセットされ(ブロック430)、圧縮デ
ータの終了ポインタは、格納符号化データ内の、長い低
期間の最初の位置に等しくセットされる(ブロック43
2)。
【0086】その後、プログラムは、データが120サ
ンプル以上のすべての連続論理高状態を有するか、どう
かを決定するために、格納された圧縮データを探索する
(ブロック434)。すべてのこのような連続した、高
論理期間が見られるならば、プログラムは、ブロック4
36において、データを圧縮する試みが失敗に終わった
ことを示し、図13のブロック446へ戻る。120よ
り多いサンプルの連続高い期間がなければ、格納された
圧縮データは調べられて、二つの連続サンプルについて
存在しない論理の高/低状態の発生があるか、どうかを
決定する(ブロック440)。そのような発生が識別さ
れるならば、データを圧縮する試みが失敗に終わってお
り、ブロックがブロック446へ進むことが、ブロック
436において示される。
【0087】このような発生がブロック440になけれ
ば、開始から終了までの格納され圧縮データ列が、10
サンプルより少ないか、どうかが決定される(ブロック
442)。データ列が、10サンプルより少ない長さで
あれば、データを圧縮する試みが失敗に終わっているこ
とがブロック436に示される。他方で、格納された圧
縮データが10以上のサンプルで構成しているならば、
データを圧縮する試みが、成功したことがブロック44
4において示され、ブロックは図13のブロック446
へ進む。
【0088】図13のブロック446において、符号化
されたデータを圧縮する試みが、成功していたか、どう
かが決定される。この試みが成功していなければ、マイ
クロ制御器57は、ブロック400においてノイズカウ
ンタNOISCNTを増加し、プログラムは上述のよう
に進行する。符号化されたデータが成功裏に圧縮された
ならば、プログラムは、データが一定のパルスデータで
あることが前に認められていたか、どうかを決定する
(ブロック448)。データが一定のパルスデータでな
ければ、プログラムは、再度、ブロック450におい
て、図17,18のENCODEサブルーチンを呼び出
すことにより、データを符号化しようと試みる。データ
が一定パルスデータであるか、または、データが、テス
トブロック452により示されているように、ブロック
450において成功裏に符号化されるならば、プログラ
ムは、図14のブロック454へ進む(ブロック45
2)。あるいは、プログラムは、ブロック400へ進
み、そこで、ノイズカウンタNOISCNTを増分し、
上述のように進む。
【0089】ブロック454(図14)において、プロ
グラムは、モードビットと単一トーンビットとを探索す
ることにより、データがGENIEデータであるか、ど
うかを決定する。モードビットが1に等しく、単一トー
ンフラッグが設定されていなければ、プログラムはブロ
ック456へ進み、そこで、マイクロ制御器57は、受
信された起動信号の識別された搬送周波数を290〜3
20MHzの範囲にある数個の既知のGENIE動作周
波数の一つへ分類する。従って、例えば、受信された起
動信号の識別された搬送周波数が、301から304M
Hzの間であるならば、マイクロ制御器57は、格納
し、その後送信する搬送周波数が、300と305MH
zの閉端でなければならないことを決定する。また、ブ
ロック456において、プログラムはDATPREフラ
ッグをセットし、データが検出されていることを示す。
次に、プログラムはブロック458へ進み、マイクロ制
御器57は、図9のブロック218へ戻る前に、新しい
データを格納する。
【0090】ブロック454において、プログラムが、
モードビットが1に等しくないことを決定するならば、
VCO73の周波数が周波数テーブルの周波数より3M
Hz低くセットされた場合に(ブロック460)、デー
タが最初に検出されたか、どうかを決定するために、X
の値が”0”に等しいか、どうかを決定する。Xの値
が”0”に等しいならば、この値が前の値から1MHz
離れているか、どうかを決定するために(ブロック46
2)、プログラムは、周波数テーブルの次の周波数を探
す。周波数テーブルの次の周波数が、1MHz離れてい
るならば、マイクロ制御器57は新しいデータを格納し
(ブロック458)、プログラムはブロック218へ戻
り(図9)、前述のように進行する。周波数テーブルの
次の周波数が、前の周波数から1MHz離れていなけれ
ば、マイクロ制御器57は、データを保管し、LED4
8が速く点滅する信号を出力し、このようにして、一連
の訓練が成功していることを示す(ブロック464)。
【0091】ブロック460において、プログラムが、
Xが”0”に等しくないことを決定するならば、プログ
ラムは、DATPREVフラッグが1に等しいか、どう
かを検査する(ブロック466)。DATPREVフラ
ッグが1に等しいならば、プログラムは、前のデータが
周波数テーブルに格納された周波数より3MHz低く訓
練されたか、どうかを決定する(ブロック468)。前
のデータが周波数テーブルに格納された周波数より3M
Hz低く訓練されたならば、マイクロ制御器57は、V
CO周波数が周波数テーブルの周波数より3MHz低か
ったときに得られたデータヘ戻り、LED48を速く点
滅させて、一連の訓練が成功していることを知らせる
(ブロック470)。前のデータが、VCO73の周波
数が周波数テーブルの周波数より3MHz低いときに訓
練されなかったならば、マイクロ制御器57は、データ
を保管し、LED48を速く点滅させて(ブロック46
4)、一連の訓練が成功していることを示す。
【0092】再び図13に関し、マイクロ制御器57
が、引き出されたデータコードが単一トーンであるとブ
ロック404において決定し、STUBERNビットが
セットされていないとブロック406において決定する
ならば、プログラムは、図15のブロック472へ進
む。ブロック472において、マイクロ制御器57は、
DATPREVフラッグがセットされているか、どうか
を決定する。DATPREVフラッグがセットされてい
るならば、マイクロ制御器57は、LED48を速く点
滅させて、一連の訓練が成功していることを示す(ブロ
ック474)。一方で、DATPREVフラッグがセッ
トされていなければ、マイクロ制御器57は、周波数テ
ーブルから読み取られた最後の周波数が、カナダ周波数
であるか、どうかを決定することにより、マイクロ制御
器がカナダの速いモードで動作しいるか、どうかを決定
する(ブロック476)。マイクロ制御器57が、カナ
ダの速いモードで動作しているならば、マイクロ制御器
57は図9のブロック308へ進み、前述のように進行
する。マイクロ制御器57が、カナダの速いモードで動
作していないならば、マイクロ制御器は、3MHzの中
間周波数をVCO73の周波数へ加える(ブロック47
8)゜
【0093】次に、マイクロ制御器57は、Rの値を格
納し、マイクロ制御器57のNVMにおける増大したV
CO周波数を必要とするNの値を格納する(ブロック4
80)。次に、マイクロ制御器57は、VCO73の周
波数を2MHzだけ低下し(ブロック482)、この周
波数を可変DATCHKに格納する(ブロック48
4)。次に、プログラムは、図17,18のENCOD
Eサブルーチンを呼び出し(ブロック486)、データ
をこの新しいVCO周波数で符号化する。このデータが
成功裏に符号化されないならば(ブロック488)、プ
ログラムは、DATPREVフラッグをセットして(4
90)、図9のブロック218へ戻る。ブロック218
へ戻ることにより、プログラムは、データが、周波数テ
ーブルの次の周波数より3または4MHz低い周波数に
おいて検証されるか、どうかを検査することができる。
検証されたデータが、これらの周波数において認められ
ないならば、プログラムが、DATPREVフラッグが
ブロック256においてセットされていることを決定す
るので、成功した訓練は、ブロック258において示さ
れる。
【0094】ブロック488において、プログラムが、
データを符号化する試みが成功していると決定するなら
ば、プログラムは、符号化されたデータが単一トーンデ
ータであるか、どうかをブロック492において決定す
る。データが単一トーンデータでないならば、マイクロ
制御器57は、ノイズカウンタNOISCNTをクリア
し、STUBRNビットをセットして(ブロック49
4)、図13のブロック480へ進む。成功した符号化
データが、単一トーンデータであるならば、マイクロ制
御器57は、データの周波数を検査して、その周波数が
18kHzより高いか、どうかを決定する(ブロック4
96)。次に、データが18kHzより高い周波数を有
するならば、マイクロ制御器57は、前のすべてのデー
タが、15kHzより低い周波数を有していたか、どう
かを検査する(ブロック498)。前のすべてのデータ
が、15kHzより低い周波数を有していないか、また
は、成功裏に符号化された単一トーンデータの周波数
が、18kHz高くないならば、マイクロ制御器プログ
ラムは、ブロック476へ戻り、前述のように進行す
る。前のすべてのデータが、15kHzより低い周波数
を有していたならば、プログラムは、DATPREVフ
ラッグをセットし(ブロック500)、図9のブロック
218へ戻り、前述のように進行する。
【0095】上記プロセスは、成功した一連の訓練が知
らされるか、または、マイクロ制御器57が、遠隔送信
器が普通動作する200と400MHzの範囲におい
て、1MHz時間間隔ですべての周波数においてデータ
を探索してしまうまで、続く。
【0096】本発明は、好適な実施態様により、特定の
要素を有し、特定の方法で動作するように説明されてい
るが、本発明の幾つかの特徴は、本発明のほかの特徴を
細部にわたって必要とすることなく、実施することが出
来る。例えば、動的同調可能なアンテナを有する訓練可
能なトランシーバは、可変利得増幅器または短時間起動
信号について訓練する手順を必要とせず、また、有して
いない。同様に、短時間起動信号について訓練する手順
は、上記の好適な実施態様の個々の構造により実施する
必要はない。例えば、短時間起動信号の訓練手順は、米
国特許No.5,442,340に開示されているよう
な訓練可能なトランシーバにおいて実施することが出来
る。
【0097】多様な修正と改良が、請求の範囲と法によ
り認められた範囲とにより決定される本発明の精神と範
囲から逸脱することなく、本発明について行うことが出
来ることは、本発明を実施する当事者および本技術の専
門家により理解されるであろう。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の訓練可能なトランシーバを格納するオ
ーバーヘッドコンソールを備えた車両内部の部分斜視図
である。
【図2】本発明の訓練可能なトランシーバの斜視図であ
る。
【図3】本発明の訓練可能なトランシーバを組み入れた
バイザーの斜視図である。
【図4】本発明の訓練可能なトランシーバを組み入れた
後写鏡組立体の斜視図である。
【図5】本発明の訓練可能なトランシーバの部分的にブ
ロックで構成された電気回路の説明図である。
【図6A】図5に示された回路の細部を示す部分的にブ
ロックで構成された電気回路の説明図である。
【図6B】図6Aに示された電圧制御発振器の細部を示
す電気回路の説明図である。
【図7】図6Aに示された位相固定ループの細部を示す
部分的にブロックで構成された電気回路の説明図であ
る。
【図8】図5と6Aに示されたマイクロ制御器をプログ
ラミングする流れ図である。
【図9】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により行
われる一連の訓練の流れ図である。
【図10】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図11】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図12】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図13】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図14】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図15】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる一連の訓練の流れ図である。
【図16】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる訓練プログラムにおいて使用されるデータ検証
サブルーチンの流れ図である。
【図17】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる訓練プログラムにおいて使用される符号化サブ
ルーチンの流れ図である。
【図18】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる訓練プログラムにおいて使用される符号化サブ
ルーチンの流れ図である。
【図19】図5、6Aに示されたマイクロ制御器により
行われる訓練プログラムにおいて使用される圧縮サブル
ーチンの流れ図である。
【符号の説明】
43 トランシーバ 44,46,47 プッシュボタンスイッチ 45 格納体 48 LED 49 スイッチインタフェース回路 50 オーバーヘッドコンソール 55 訓練可能なトランシーバ回路 56 電源 57 マイクロ制御器 58 RF回路 59 アンテナ 62 入力端子 65 遠隔送信器 81 増幅器 82 帯域フィルター 70 ループアンテナ 73 VCO 74 VGA 79 混合器 92 R除算レジスタ 93 N除算レジスタ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードにより変調されるラジオ周波数搬
    送波を有する起動信号を受信し、装置を遠隔作動する同
    一特性を有する信号を引き続いて送信する起動信号の特
    性を学習する訓練可能なトランシーバにおいて:起動信
    号を離れた送信器から受信し、受信された起動信号に含
    まれたコードを出力する受信器と;前記受信器へ接続さ
    れ、学習と動作モードにおいて動作する制御器にして、
    学習モードにおいて、受信された起動信号のコードを受
    信し、起動信号のRF搬送波周波数とコードとに帝王す
    るデータを格納し、動作モードにおいて、受信された起
    動信号のRF搬送波周波数とコードとを識別する利得制
    御信号と出力データとを送る前記制御器と;前記制御器
    へ接続し、受信された起動信号に関係.した、変調され
    たラジオ周波数搬送波信号を出力する信号発生器と;前
    記信号発生器と前記制御器とへ接続された増幅器回路に
    して、利得制御信号を前記制御器から受信し、前記信号
    発生器から受信された変調されたラジオ周波数搬送波信
    号の利得を利得制御信号により制御されたレベルへ選択
    的に制御し、増幅された出力信号を装置へ出力する前記
    増幅回路と;を含んでいることを特徴とする前記訓練可
    能なトランシーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記増幅回路が、 前記信号発生器と前記制御器とへ接続された可変増幅器
    にして、利得制御信号を前記制御器から受信し、前記信
    号発生器から受信された変調されたラジオ周波数搬送波
    信号の利得を利得制御信号により示されたレベルに選択
    的に制御する前記可変利得増幅器と;前記可変利得増幅
    器の出力へ接続され、高調波成分を前記可変利得増幅器
    の増幅された出力から濾過する接続回路と;を有するこ
    とを特徴とする前記訓練可能なトランシーバ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記増幅回路がさらに、前記接続回路の出
    力へ接続された、前記接続回路の濾過された出力信号を
    増幅する送信増幅器を有することを特徴とする前記訓練
    可能なトランシーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記制御器が、受信された起動信号に生成
    された、検出されたコードのデューティサイクルに基づ
    いて利得レベルを決定することを特徴とする前記訓練可
    能なトランシーバ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記制御器が、受信された起動信号の信号
    特性に基づいて利得レベルを決定することを特徴とする
    前記訓練可能なトランシーバ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記増幅回路が、前記制御器から受信され
    た利得制御信号に応答して16の可能なレベルの一つに
    利得レベルをセットする手段を有することを特徴とする
    前記訓練可能なトランシーバ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の訓練可能なトランシー
    バにおいて:前記信号発生器が比較的に低い出力を有す
    る電圧制御発振器であることを特徴とする前記訓練可能
    なトランシーバ。
  8. 【請求項8】 訓練可能なトランシーバによる、装置を
    遠隔作動する起動信号を学習し、送信する方法におい
    て:起動信号を学習モードにおいて受信し:受信された
    起動信号の検出されたラジオ周波数を示すラジオ周波数
    制御データを発生し、格納し;受信された起動信号に対
    応するコードとラジオ周波数とを有する出力信号を発生
    し;利得レベルを示す利得制御データを発生し;受信さ
    れた起動信号と対応するラジオ周波数搬送波を有する出
    力信号を発生し利得制御データにより制御されたレベル
    へ出力信号を選択的に増幅し;増幅された出力信号を送
    信する;ステップを含んでいることを特徴とする前記方
    法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の方法において:さらに、
    増幅された出力信号から高調波を送信前に濾過するステ
    ップを含んでいることを特徴とする前記方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の方法において:さら
    に、濾過された出力信号を送信前に増幅するステップを
    含んでいることを特徴とする前記方法。
  11. 【請求項11】請求項8に記載の方法において:さら
    に、受信された起動信号に生成されたコードの検出され
    たデューティサイクルに基づいて利得レベルを決定すス
    テップを含んでいることを特徴とする前記方法。
  12. 【請求項12】請求項8に記載の方法において:さら
    に、受信された起動信号の特性に基づいて利得レベルを
    決定することを特徴とする前記方法。
  13. 【請求項13】 コードにより変調されるラジオ周波数
    搬送波を有する起動信号を受信し、装置を遠隔作動する
    同一特性を有する信号を引き続いて送信する起動信号の
    特性を学習する訓練可能なトランシーバにおいて:学習
    と動作モードにおいて動作する制御器にして、前記学習
    モードにおいて起動信号を受信し、起動信号のラジオ周
    波数とコードとに対応するデータを格納し、前記動作モ
    ードにおいて、利得制御信号と出力データとを生成し、
    受信された起動信号のRF搬送波周波数とコードとを識
    別する前記制御器と;集積回路にして、 基板と;前記基板に形成され、前記制御器へ接続された
    信号発生器にして、前記出力信号を受信し、受信された
    起動信号に対応する変調されたラジオ周波数搬送波信号
    を出力する前記信号発生器と;前記基板に形成され、前
    記信号発生器と前記制御器とへ接続された可変利得増幅
    器にして、前記制御器から利得制御信号を受信し、前記
    信号発生器から受信された前記変調されたラジオ周波数
    搬送波信号を利得制御信号により制御されたレベルへ選
    択的に増幅し、増幅された出力信号を装置へ送信する前
    記可変利得増幅器と;を有する前記集積回路と;を含ん
    でいることを特徴とする前記訓練可能なトランシーバ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の訓練可能なトラン
    シーバにおいて:前記制御器が、受信された起動信号に
    生成されたコードの検出されたデューティサイクルに基
    づいて利得レベルを決定することを特徴とする前記訓練
    可能なトランシーバ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の訓練可能なトラン
    シーバにおいて:前記制御器が、受信された起動信号の
    信号特性に基づいて利得レベルを決定することを特徴と
    する前記訓練可能なトランシーバ。
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