JPH08336628A

JPH08336628A - ゴルフ練習具

Info

Publication number: JPH08336628A
Application number: JP14699295A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Ikuta; 吉雄生田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-06-14
Filing date: 1995-06-14
Publication date: 1996-12-24

Abstract

(57)【要約】【目的】右脇を常時しめておくことが、自動的に可能
であり、ゴルフ練習場などで１人で確実なスイングのフ
ォームが体得できるゴルフ練習具の提供。【構成】所定の厚さを有し脇に宛がうパット部１０
と、該パット部１０の両端から延長され、腕の上部また
は肩に着脱自在に締結するための締結帯１３、１４とを
備えた脇パット１からなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフのスイングの
練習を行う際に身体に取り付け、練習の効率を向上させ
るためのゴルフ練習具に関する。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフ練習場などにおいて、ゴルフクラ
ブのスイングを練習する際には、右肘（右効きの人の場
合、以下同じ）を体の外に出さないように、上体の捻転
でスイングの面をつくっていく。とくに、右脇がしまっ
た上体でテイク・バック、バック・スイング、トップ・
スイング、ダウン・スイング、インパクトがなされるこ
とが重要である。また、上体のひねりに、下半身がつい
ていくという感じが望ましい。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、右
脇を常時しめておくことが、自動的に可能であり、ゴル
フ練習場などで１人で確実なスイングのフォームが体得
できるゴルフ練習具の提供にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明のゴルフ練習具
は、所定の厚さを有し脇に宛がうパット部と、該パット
部の両端から延長され、腕の上部または肩に着脱自在に
締結するための締結帯とを備えた脇パットからなる。

【０００５】請求項２のゴルフ練習具は、前記パット部
は、充填物の出し入れ口を有し、前記締結帯は圧着テー
プにより着脱自在であることを特徴とする。請求項３の
ゴルフ練習具は、前記パット部の腕の当接部分は凹んで
いることを特徴とする。

【０００６】請求項４のゴルフ練習具は、脇パットと、
両手首を拘束する弾性帯の輪からなる両手首サポータと
を組み合わせてなる。請求項５のゴルフ練習具は、脇パ
ットと、膝の裏面に宛がう略く字形の宛板および該宛板
を膝に固定するための締結帯を有する膝宛具とを組み合
わせてなる。請求項６のゴルフ練習具は、脇パットと、
両手首サポータと、膝宛具とを組み合わせてなる。

【０００７】

【発明の作用・効果】この発明のゴルフ練習具は、右脇
に装着してスイングする際に右腕をパットに載せるよう
にするだけで、右脇がしまるとともに上半身の捻転が円
滑にでき、適性なパットのフォームが体得できる。この
ゴルフ練習具は、普通は右腕に取り付けるだけでスイン
グの上達が可能であるが、左右両腕に取り付けてもよ
く、この場合は両脇とも確実にしまり、アドレスで作っ
た両肩とグリップとの逆三角形の肩を維持したままで、
テイク・バックからフォロー・スルーまでのスイングが
容易に体得できる。

【０００８】請求項２のゴルフ練習具は、腕への取り付
けがワンタッチでできる。請求項３のゴルフ練習具は、
腕の安定が良く、練習効果を増大できる。請求項４のゴ
ルフ練習具は、サポータで手首の開きを防止でき、練習
効果を増大できる。

【０００９】請求項５のゴルフ練習具は、膝宛具により
右足を安定して保持でき、腰の回転中心を一定にでき
る。なお、膝宛具は両足に取り付けてもよい。請求項６
のゴルフ練習具は、アドレスからフィニッシュまでのス
イングの全フォームを適性に矯正できる。

【００１０】

【実施例】この発明のゴルフ練習具を図に示す実施例と
ともに説明する。１は、脇パットであり、袋１１内にク
ッション１２を収容したパット部１０を有する。この実
施例では、パット部１０は、身体から幾分腕を離した脇
Ａの空間に対応した構造を有し、パット部１０の両側部
には、可撓性のバンド１３および１４が連結されてい
る。

【００１１】バンド１３の先端部の裏面と、バンド１４
の表面とは圧着テープ１５となっている。バンド１３、
１４は、腕に巻付けても、肩に巻き付けてもよい。な
お、バンド１３および１４の代わりに、紐を用いてもよ
く、伸縮自在の１本の弾性帯の両端をパット部１０に帰
着してもよいが、圧着テープ１５を用いると着脱が容易
である。

【００１２】図１の（イ）は、他の実施例にかかるパッ
ト部２０を備えた脇パット２を示す。パット部２０は、
袋２１の底部に開閉自在のファスナー付クッション出し
入れ口２２が設けられており、複数のクッション２３が
収納できるようになっている。この構成により、使用者
体格の相違や、使用するクラブの長さの変化に適性に対
応した厚さのパット部２０が得れる。

【００１３】３は両手首サポータを示し、弾性帯輪で形
成され、グリップを握っている左右両手首Ｂを所定の保
持力で拘束する。図示のごとく８の字状に装着してもよ
く、たすき状に装着してもよい。４は膝宛具を示し、膝
Ｃの裏面に宛がう略く字形の宛板４１および該宛板を膝
に固定するための締結帯４２、４３とからなる。各締結
帯４２、４３は、それぞれ一対のバンドおよび圧着テー
プからなる。

【００１４】図２は他の実施例を示す。この実施例の脇
パット５は、パット部５０の腕当接部５１が凹んでお
り、その両側部５２、５３が膨出している。パット部５
０の形状は、繭型、鼓型などであってもよい。この実施
例では、腕の保持機能が増大し、脇が甘くなることを確
実に阻止でき、脇をしめたままでダウン・スイングが適
性に行える。

【００１５】この発明のゴルフ練習具は、１つの脇パッ
ト１を右脇に宛がうことで通常は十分であるが、左右両
脇にそれぞれ脇パット１を取り付けてもよい。また、脇
パット１と、両手首サポータ３または膝宛具４のいずれ
か一方、または両方とを組み合わせて使用すると、スイ
ングのテイク・バック、バック・スイング、トップ・ス
イング、ダウン・スイング、インパクト、フォロー・ス
ルー、フィニッシュのスイング全体の姿勢が最適に保持
でき、スイングの練習効果が更に増大できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ゴルフ練習具の斜視図である。

【図２】他の実施例にかかるゴルフ練習具の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１、２、５脇パット３両手首サポータ４膝宛具１０、２０、５０パット部１１袋１２クッション１３、１４バンド１５圧着テープ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の厚さを有し脇に宛がうパット部
と、該パット部の両端から延長され、腕の上部または肩
に着脱自在に締結するための締結帯とを備えた脇パット
からなるゴルフ練習具。
【請求項２】請求項１において、前記パット部は、充
填物の出し入れ口を有し、前記締結帯は圧着テープによ
り着脱自在であることを特徴とするゴルフ練習具。
【請求項３】請求項１において、前記パット部の腕の
当接部分は凹んでいることを特徴とするゴルフ練習具。
【請求項４】請求項１に記載の脇パットと、両手首を
拘束する弾性帯の輪からなる両手首サポータとを組み合
わせたゴルフ練習具。
【請求項５】請求項１に記載の脇パットと、膝の裏面
に宛がう略く字形の宛板および該宛板を膝に固定するた
めの締結帯とからなる膝宛具とからなるゴルフ練習具。
【請求項６】請求項１に記載の脇パットと、請求項４
に記載の両手首サポータと、請求項５に記載の膝宛具と
を組み合わせたゴルフ練習具。