JPH083255Y2 - 植菌機 - Google Patents

植菌機

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JPH083255Y2
JPH083255Y2 JP1990036499U JP3649990U JPH083255Y2 JP H083255 Y2 JPH083255 Y2 JP H083255Y2 JP 1990036499 U JP1990036499 U JP 1990036499U JP 3649990 U JP3649990 U JP 3649990U JP H083255 Y2 JPH083255 Y2 JP H083255Y2
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bacteria
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hopper
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将男 橋谷
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有限会社橋谷鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は、例えばしいたけなどのきのこの培養菌を
ほだ木の移植孔内に植え込むための植菌機に関するもの
である。
(従来技術) 従来、しいたけの栽培は、しいたけ菌を鋸屑中で培養
してなる鋸屑培養菌を、くぬぎの木などのほだ木に形成
した移植孔内に植え込んで行なわれるが、本出願人は、
このような植菌作業を簡単に行えるようにした植菌機を
既に提案している(実開昭63−151728号公報)。この公
知の植菌機は、菌ホッパー内に収容した鋸屑培養菌を、
菌充填装置により菌ホッパーの底部から菌定量収容室内
に一定量づつ充填し、さらに菌吐出口をほだ木の移植孔
に当てがった状態で操作装置を操作することにより菌定
量収容室内に充填された一定量の培養菌をプッシュロッ
ドによって菌吐出口からほだ木の移植孔内に押し出すこ
とができるように構成されている。
この公知の植菌機においては、操作装置によって進退
作動せしめられるプッシュロッドのストロークは一定で
且つ菌吐出口は定位置から動かないので、この植菌機を
使用して植菌作業を行う場合に、菌吐出口から吐出され
る培養菌は常に菌吐出口から一定距離だけ前方に押し出
されるようになる。従って、菌吐出口を移植孔の口縁に
当てがった状態で操作装置を操作した場合に、培養菌を
常に移植孔内の一定深さ位置まで押し込むことができる
ようになっている。
ところで、培養菌を植付けるためのほだ木としては、
表皮つきのものが使用されるが、この表皮の厚さは、ほ
だ木の種類、太さ、表皮表面の凹凸度合などによってバ
ラつきが生じる。このように表皮の厚さにバラつきがあ
ると、移植孔における表皮外面から表皮内側の木質部分
表面までの距離が異なるようになる。しかし、培養菌を
移植孔内に植え付ける際には、該移植孔内に植え付けら
れる培養菌の最外層部分がほだ木の木質部分の外表面よ
りわずかに深く入るようにすることが好ましい。即ち、
培養菌植え付け深さが浅さすぎる場合には、移植孔の入
口に栓が施されるものの、培養菌の一部が表皮部分に位
置して該菌の一部が表皮の割れ目(表皮には多数の亀裂
がある)から外部にこぼれることがあり、且つ菌の一部
が表皮部分に位置するとその部分の菌の成育が悪くな
る。又、培養菌植え付け深さが深すぎると、該培養菌の
成育に悪影響を及ぼす。
このようなことから、上記公知の植菌機においては、
プッシュロッドを前方に押し出したときに、プッシュロ
ッド先端が菌吐出口から突出する突出長さを、ほだ木の
表皮の平均的な厚さに対応するように設定している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記公知の植菌機(実開昭63−151728号公
報)では、操作装置を操作したときに、プッシュロッド
によって押圧される培養菌は常に菌吐出口から一定距離
だけ前方(外方)に押し出されるようになっているた
め、菌吐出口を移植孔口縁の表皮外面に当てがった状態
で植菌操作した場合に、表皮が予定していた厚さより厚
い場合には培養菌が移植孔内の所望深さまで到かず、逆
に該表皮が予定していた厚さより薄い場合には培養菌が
移植孔内の所望深さより深い位置まで押し込まれること
になる。このように、この公知の植菌機では、ほだ木の
表皮の厚さが予定していた厚さ(平均的な厚さ)と異な
る場合には、培養菌を移植孔内の所望の深さ位置に植え
込むことができなくなり、移植孔内に植え付けた培養菌
の成育に悪影響を及ぼしたり、特に菌植え込み深さが浅
すぎる場合には菌の一部が表皮の割れ目から外部にこぼ
れることがあるという問題があった。
そこで本願考案は、上記した公知の植菌機の問題点に
鑑み、ほだ木の移植孔内への培養菌の植え込み深さを調
節し得るようにし、もって培養菌を移植孔内で効率良く
成育せしめ得るようにした植菌機を提供することを目的
としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 本件出願は、上記の課題を解決するための手段とし
て、請求項1記載の考案においては、きのこの培養菌を
貯留でき且つ底部に菌取出口を有する菌ホッパーと、前
記菌取出口に連設されていて前記菌ホッパー内の培養菌
を植付1回分づつ収容でき且つ前後両端が開放された筒
状であってその一端開放側に菌吐出口を設けた菌定量収
容室と、前記菌ホッパー内の培養菌を一定量だけ前記菌
定量収容室内に充填するための菌充填装置と、前記菌定
量収容室内に収容されている一定量の培養菌を前記菌吐
出口から外部へ押し出すためのプッシュロッドと、往復
作動式であって後退動作時に前記プッシュロッドの先端
を前記菌定量収容室より反菌吐出口側に後退せしめ且つ
前記菌充填装置をして前記菌ホッパー内の培養菌を一定
量だけ前記菌定量収容室内に充填せしめる一方前進動作
時に前記プッシュロッドの先端を前記菌吐出口より前方
に吐出せしめる如く操作する操作装置とを備えた植菌機
において、前記菌吐出口を形成した口金を前記菌定量収
容室とは別部材で形成するとともに、前記口金を前記菌
定量収容室に対してプッシュロッド進退方向に伸縮自在
なる如く連結したことを特徴としている。
又、請求項2記載の考案においては、きのこの培養菌
を貯留でき且つ底部に菌取出口を有する菌ホッパーと、
前記菌取出口に連設されていて前記菌ホッパー内の培養
菌を植付1回分づつ収容でき且つ前後両端が開放された
筒状であってその一端開放側に菌吐出口を設けた菌定量
収容室と、前記菌ホッパー内の培養菌を一定量だけ前記
菌定量収容室内に充填するための菌充填装置と、前記菌
定量収容室内に収容されている一定量の培養菌を前記菌
吐出口から外部へ押し出すためのプッシュロッドと、往
復作動式であって後退動作時に前記プッシュロッドの先
端を前記菌定量収容室より反菌吐出口側に後退せしめ且
つ前記菌充填装置をして前記菌ホッパー内の培養菌を一
定量だけ前記菌定量収容室内に充填せしめる一方前進動
作時に前記プッシュロッドの先端を前記菌吐出口より前
方に突出せしめる如く操作する操作装置とを備えた植菌
機において、前記プッシュロッドを基部側ロッドと先部
側ロッドとに分割するとともに、前記基部側ロッドを前
記操作装置に固定し、さらに前記先部側ロッドを基部側
ロッドに対してロッド長さ方向に伸縮可能なる如く連結
したことを特徴としている。
(作用) 本願請求項1および2の各考案の植菌機の共通の作用
として、操作装置を後退動作させると、菌充填装置によ
り菌ホッパー内の培養菌が菌定量収容室内に一定量だけ
充填せしめられ、又該操作装置を前進動作させると、該
菌定量収容室内に充填されている一定量の培養菌がプッ
シュロッドにより菌吐出口から外部(ホダ木の移植孔
内)に押し出されるようになり、操作装置の往復作動に
よって順次連続して植菌作業が行えるようになる。
又、本願考案の請求項1記載の植菌機によれば、菌吐
出口を形成した口金を菌定量収容室に対して、プッシュ
ロッドの進退方向に伸縮自在なる如く連結しているの
で、該口金を菌定量収容室に対して伸縮調整することに
より菌吐出口の位置を変位させて菌吐出口から外部(ほ
だ木の移植孔内)へ突出するプッシュロッドの長さを調
節することができる。
さらに、請求項2記載の植菌機では、プッシュロッド
を基部側ロッドと先部側ロッドに分割して該先部側ロッ
ドを操作部材に固定した基部側ロッドに対して伸縮自在
に連結しているので、先部側ロッドを基部側ロッドに対
して伸縮調整することにより、菌吐出口から外部へ突出
するプッシュロッドの長さを調節して得る。
(考案の効果) 従って、本願の請求項1の植菌機によれば、口金を菌
定量収容室に対して伸縮調整することにより、又本願の
請求項2の考案の植菌機によれば、先部側ロッドを基部
側ロッドに対して伸縮調整することにより、それぞれ菌
吐出口から外部(ほだ木の移植孔内)に突出するプッシ
ュロッドの長さを調節できるので、例えば表皮の厚さが
異なるほだ木の移植孔内に培養菌を移植する場合であっ
ても、ほだ木の表皮の厚さに応じて菌吐出口からのプッ
シュロッド突出長さを調節することができ、培養菌を菌
吐出口からほだ木の移植孔内に押し出す深さを調節でき
る。その結果、表皮の厚さの異なるほだ木を使用する場
合であっても、培養菌をほだ木の移植孔内の最適深さ位
置に植え込むことができるようになり、該培養菌を効率
良く成育せしめ得るという実用的な効果を奏するもので
ある。
(実施例) 以下、第1図ないし第9図を参照して本願考案の好適
な実施例を説明する。
第1図ないし第8図には本願請求項1記載の考案の実
施例に係る植菌機X1が示されている。この実施例の植菌
機X1は、培養菌A(種菌を鋸屑中で培養したもの)を貯
留する菌ホッパー1と、該菌ホッパー1の菌取出口13に
連設されていて該菌ホッパー1内の培養菌Aを一定量
(植付1回分)だけ収容できる菌定量収容室2と、菌ホ
ッパー1内の培養菌Aを一定量づつ菌定量収容室2内に
充填するための菌充填装置3と、移植孔Cの入口を塞ぐ
ための蓋材10を多数整列させた状態で保持する蓋材保持
部材4と、該蓋材保持部材4の出口4aから蓋材10を順次
1個づつ、菌定量収容室2における菌吐出口21とは反対
側端部に設けられた蓋材待機部59に供給するための蓋材
供給装置5と、菌定量収容室2内に充填されている一定
量の培養菌Aaを菌吐出口21から外部に押し出すためのプ
ッシュロッド61と、往復作動式であって後退作動時に菌
充填装置3と蓋材供給装置5を操作して菌ホッパー1内
の培養菌Aを一定量だけ菌定量収容室2内に充填せしめ
るとともに蓋材待機部59に蓋材保持部材4の出口4aから
1個の蓋材10を供給せしめる如く操作しさらに前進動作
時に前記プッシュロッド61を前進動作させて菌定量収容
室2内に充填されている一定量の培養菌Aaと蓋材待機部
59に供給されている蓋材10とを同時に菌吐出口21から外
部へ押し出す如く操作する操作装置6とを基本部材(装
置)として構成されている。
この植菌機X1で使用される蓋材10は、例えば発泡スチ
ロールなどの弾発性を有する材料で円盤状に成形されて
いる。この蓋材10の外径は、ホダ木Bに形成される移植
孔Cの内径よりやや大きくされており、該蓋材10が移植
孔C内に圧入された後、摩擦力によって不用意に抜け出
さないようにしている。尚、この実施例では、蓋材10
は、第4図に示すように中心部の一部を順次連続させた
状態で一列棒状に連続させており、後述するように蓋材
を蓋材保持部材4の出口4aから蓋材待機部59に供給する
際に、順次1個づつ切り離すようにしている。
菌ホッパー1は、有底円筒形のホッパー本体11の上部
開口に蓋12を施して形成されている。ホッパー本体11は
下半部が容器部11bとなり上半部が円筒部11aとなってい
る。円筒部11aはアクリルなどの透明材が使用されてい
て、内部に収容される培養菌Aの残量を外部から視認す
ることができるようになっている。ホッパー本体11の容
器部11bの側壁11cの下端部には、適宜角度範囲(例えば
角度約60°の範囲)に亘って長穴状の菌取出口13が形成
されている。
又、この菌ホッパー1の容器部11bには、菌取出口13
の開口面積を調節するための開口面積調節装置9が設け
られている。この開口面積調節装置9は、菌取出口13の
開口高さ幅を有し且つ容器部11bの内周面と同じ曲率で
弯曲させたC形の帯状板91と、該帯状板91を水平回転方
向にスライドせしめる操作部92を有している。操作部92
は、帯状板91の外面に外向きに固定したボルト93と該ボ
ルト93に螺合する蝶ネジ94で構成されている。他方、菌
ホッパー1の容器部11bの下端寄り位置には、上記ボル
ト93を水平円周方向に案内するための適宜角度範囲(例
えば角度30〜50°)だけ切欠いた切欠95が形成されてい
る。そして、この開口面積調節装置9は、帯状板91を容
器部11bの内面に沿わせ且つボルト93を切欠95から容器
外に突出させるとともに、該ボルト93に容器外側から蝶
ナット94を螺合して設置されている。この開口面積調節
装置9は、蝶ナット94を弛めて該蝶ナット部分(操作部
92)をつまんで左右回転方向に弧回動(第5図において
操作部92を実線図示位置から鎖線92′の位置まで回動可
能)させることができ、このように操作部92を弧回動さ
せることによって帯状板91をして菌取出口13の開口面積
を調節し得るようになっている。即ち、第5図において
操作部92が実線図示位置にあるときには、帯状板91が菌
取出口13を大開放し、操作部を鎖線92′の位置まで移動
させると帯状板の先端側が鎖線91′で示すように菌取出
口13の前面を覆って開口面積を小さくするようになる。
菌定量収容室2は、一定量の培養菌Aaを収容するため
の両端が開放された円筒形のパイプ材20によって形成さ
れている。
パイプ材20の内径は、ほだ木Bの移植孔C(第4図、
第6図及び第7図)の内径Mよりもやや大径となってい
る。該パイプ材20の側面には菌ホッパー底部の菌取出口
13とほぼ同大きさの長穴状の開口22が形成されている。
そしてこのパイプ材20は、その開口22を菌ホッパー側の
菌取出口13に完全重合させた状態で菌ホッパー1側面に
固定(溶接)されている。又、このパイプ材20の外方開
口端20a内面には、菌吐出口21を形成した口金25を伸縮
自在に螺着するための雌ネジ24が形成されている。
口金25は、両端が開放された短長さのパイプ材が使用
されている。この口金25の内径は、移植孔Cの内径より
やや大きく(パイプ材20の内径と同径)し、後述するよ
うにパイプ材20内に収容されている一定量の培養菌Aaを
移植孔C内に植込む際に、該培養菌Aaを圧縮した状態で
行い得るようにしている。該口金25の一端は前記菌ホッ
パー1の外周よりかなり外方に突出しており、この外方
突出開口側が菌吐出口21となっている。又、口金25の他
端外周部には、パイプ材20の雌ネジ24と相互に螺合する
雄ネジ26が形成されている。口金25の雄ネジ26には、該
口金25を固定するためのロック用ナット27が螺着されて
いる。そして、口金25は、ロック用ナット27を緩めた状
態で螺解操作すると、該口金25が外方に向って進出して
菌吐出口21の位置も同様に外部に向って変位するように
なっており、又、該口金25を螺入操作すると、口金25が
パイプ材20側に向って進入して菌吐出口21の位置も同様
にパイプ材20側に向って変位するようになっている。
尚、該口金25は、菌吐出口21の位置を約5〜10mm程度の
許容範囲で変位せしめ得るようにしておけばよい。
菌定量収容室2の反菌吐出口側端部には、移植孔Cの
入口を塞ぐための蓋材10を一時的に待機させる蓋材待機
部59が設けられている。
操作装置6は、この実施例では、エアシリンダ71が採
用されている。
プッシュロッド61は、1本の長尺丸棒が採用されてい
る。このプッシュロッド61は、菌定量収容室2のパイプ
材20及び口金25の各内径よりわずかに小さく(ほだ木に
形成される移植孔Cの内径Mよりごくわずかに小さい)
外径を有している。又、このプッシュロッド61は、菌定
量収容室2の蓋材待機部59側において該菌定量収容室2
及び口金25と同心状に設置されている。エアシリンダ71
とプッシュロッド61とは、該エアシリンダ71のロッド先
端71aとプッシュロッド61の後側(矢印Q側)端部に固
定した固定リング62とを連結固定して一体化している。
そして、このプッシュロッド61は、エアシリンダ71の伸
縮動作により、該プッシュロッド61の先端押圧部61a
が、蓋材待機部59よりさらに後側(矢印Q側)となる位
置(第1図、第4図)から菌吐出口21よりわずかに突出
する位置(第6図)の一定範囲内で進退動作し得るよう
にしている。又、プッシュロッド61を前進動作させたと
きの先端押圧部61aが菌吐出口21から前方に突出する出
幅T(第8図)は、前記菌定量収容室2に連結した口金
25を伸縮調整して菌吐出口21の位置を進退調整すること
により調整することができる。即ち、口金25をパイプ材
20に対して螺入方向に操作すると菌吐出口21の位置が後
退(矢印Q側)して、プッシュロッド前進時におけるロ
ッド先端押圧部61aの菌吐出口21に対する出幅を大きく
でき、逆に口金25をパイプ材20に対して螺解方向に操作
すると菌吐出口21の位置が前進(矢印P側)して、プッ
シュロッド前進時におけるロッド先端押圧部61aの菌吐
出口21に対する出幅を小さくできるようになっている。
このように、プッシュロッド61の先端押圧部61aの出幅
Tを調整し得るようにすると、培養菌Aを移植孔C内の
所望の深さ位置まで押し込むことができるようになる。
例えば、使用されるほだ木Bの表皮Kの厚さlが厚いと
きには、それに応じてプッシュロッド先端押圧部61aの
出幅T(第8図)を大きくし、それによって菌吐出口21
を表皮Kの外面に当てがった状態で植菌作業を行う場合
でも、培養菌Aを移植孔C内における表皮K部分を越え
た所定深さ位置まで押し込むことができ、逆に該表皮K
の厚さlが薄いときには、それに応じてプッシュロッド
先端押圧部61aの出幅Tを小さくして、培養菌Aの植え
付け位置が必要以上、深くならないようにすることがで
きる。
尚、第1図及び第2図において、符号72はエアシリン
ダ71の駆動用のコンプレッサー、73はその切換弁であ
る。
菌充填装置3は、菌ホッパー1の底部中心を上下に貫
通する如くして回転軸31を設置し、該回転軸31の上部側
(菌ホッパー1内側)に回転翼33と削り刃39を取付け、
該回転軸31の下部側(菌ホッパー底部の外側)に小歯車
34を設け、該小歯車34に前記プッシュロッド61の進退動
作にともなって進退操作せしめられるラックギヤ35を噛
合させて構成されている。又、回転軸31は、前記エアシ
リンダ71が最伸長状態から最縮小状態までの全伸縮範囲
だけ伸長あるいは縮小せしめられたときに、それぞれ正
確に1回転だけ右回転あるいは左回転(削り刃39の刃先
方向に回転)せしめられるようになっている。又、前記
回転翼33は、平板状で且つ同一平面上において相互に対
向する位置に合計2枚設けられている。この各回転翼3
3,33は、該回転翼33が培養菌押し込み方向(第5図にお
いて左回転方向)に回転するときに菌ホッパー1内の培
養菌Aを水平円周方向の外側に押し出し得る如く、押し
込み回転方向の後側(右回転方向)に傾斜させている。
又、この各回転翼33,33の直上側には、前記菌ホッパー
1内に収容されている培養菌Aの中に存在している塊状
の培養菌Abを削り得る削り刃39,39がそれぞれ支持部材4
0,40を介して取付けられている。そして、この菌充填装
置3は、プッシュロッド61が進退動作するたびに、スラ
イドリング36、連設棒37、ラックギヤ35、小歯車34を介
して回転軸31、回転翼33及び削り刃39が右回転あるいは
左回転せしめられる。そして、各回転翼33,33が左回転
せしめられたときに菌ホッパー1内の培養菌Aの一部
(一定量の培養菌Aa)を菌取出口13を通して菌定量収容
室2内に強制的に押し込むことができるようになってい
る。尚、この菌充填装置3操作用のスライドリング36
は、所定間隔をもってプッシュロッド61にそれぞれ固定
された2つの固定リング(中間固定リング38,先端固定
リング62)間においてはフリー状態となっており、プッ
シュロッド61の進入時(矢印P方向)には第2図に示す
ように矢印Q側に位置する先端固定リング62が接触した
後に該固定リング62によって矢印P側に移動せしめら
れ、他方プッシュロッド61の後退時(矢印Q方向)には
第1図に示すように矢印P側に位置する中間固定リング
38が接触した後に該固定リング38によって矢印Q側に移
動せしめられるようになっている。
蓋材保持部材4は、蓋材10の外径よりやや大きい内径
をもつ筒状体41が使用されている。尚、この筒状体41に
はその長さ方向の全長に亘って小間隔の切溝42が形成さ
れており、該切溝42を通して蓋材保持部材4内の蓋材10
の量を確認し得るようにしている。この蓋材保持部材4
は、プッシュロッド61の近傍位置でしかも該プッシュロ
ッド61と平行且つ直下位置において固定(溶接)されて
いる。又この蓋材保持部材4の出口4aは、前記蓋材待機
部59の直下位置に位置せしめられている。蓋材保持部材
出口4aの前方には、蓋材10の1個の厚さ分を隔てて当接
板43(第4図)が設けられている。
蓋材保持部材4内には、蓋材10,10・・の後端を先側
(蓋材保持部材出口側)に押圧するための重り57が収容
されている。尚、この植菌機は、菌吐出口21を下向きあ
るいは斜め下方に向けた状態で使用されるため、重り57
は常時蓋材10,10・・を蓋材保持部材出口4a側に押圧す
るように作用する。
蓋材供給装置5は、プッシュロッド61に固定された中
間固定リング38と、プッシュロッド61に遊嵌されていて
該固定リング38によって押圧操作されるスライドリング
52と、該スライドリング52のスライドによって屈伸せし
められる屈伸レバー53と、該屈伸レバー53の屈伸動作に
よって上下方向にスライドせしめられるスライド杆54と
を有している。屈伸レバー53はスプリング56によってス
ライド杆54が進入する方向(上方向)に付勢されてい
る。又スライドリング52にはプッシュロッド61と平行に
設置されたサイドロッド55が固定されている。そしてこ
の蓋材供給装置5は、プッシュロッド61の後退時(第1
図、第4図)には、中間固定リング38が矢印Q方向に移
動してスライドリング52には作用せずしかも屈伸レバー
53はスプリング56によって伸長方向に付勢されてスライ
ド杆54が進入方向(上方向)に移動せしめられるように
なっており、又プッシュロッド61の進入時(第2図、第
6図)には、固定リング38がスライドリング52に当接し
た時点から該スライドリング52を矢印P方向に押圧して
屈伸レバー53をスプリング56に抗して屈曲させてスライ
ド杆54が後退(下方向)せしめられるようになってい
る。スライド杆54の進入状態では、第4図に示すように
該スライド杆の先端が前記蓋材待機部59に近接して蓋材
10を該蓋材待機部59内に押し込み、又スライド杆54の後
退状態では、第6図に示すように該スライド杆54の先端
が蓋材保持部材4の出口4aよりさらに下側に位置して該
蓋材保持部材4の出口4aを開放する(先端の蓋材10が当
接板43に接触する)ようになっている。尚、スライド杆
54の後退状態(第6図に示すプッシュロッド61の進入状
態)からプッシュロッド61が矢印Q方向に後退(エアシ
リンダ71が伸長)するとスライドリング52への押圧力は
解除され屈伸レバー53がスプリング56によって伸長方向
に付勢される(スライド杆54が上方向に付勢れる)が、
該スプリング56の付勢力だけでは連続している蓋材10,1
0を押し切る力はなく、プッシュロッド61がさらに後退
して第7図に示すように菌充填装置3側の固定リング38
に設けている係合片38aがサイドロック55の矢印Q側端
部に接触した時点以降にスライドリング52を強制的に矢
印Q方向に移動せしめ、それによってスライド杆54をし
て先端に位置する1個の蓋材10を押し切ってその蓋材10
を蓋材待機部59に押し出すようになっている。尚、蓋材
10が蓋材待機部59に進入するときには、プッシュロッド
61の先端押圧部61aは蓋材待機部59よりさらに矢印Q側
に後退している。
符号81は横ハンドル、82は下ハンドル、該下ハンドル
82には切換弁73操作用のスイッチ83が設けられている。
この植菌機の使用方法を説明すると、この植菌機X1
使用して培養菌Aを厚さlの表皮Kをもつほだ木Bの移
植孔C内に移植する際には、まず開口面積調節装置9に
より菌取出口13の開口面積を調節しておく。即ち、蝶ネ
ジ94を弛め、操作部92をつまんで左右回転方向に移動さ
せることにより、帯状板91と菌取出口13との重合面積を
調節した後、蝶ネジ94を締め付ける。そして第2図に示
すようにエアシリンダ71を縮小させた状態で、菌ホッパ
ー1内に培養菌Aを収容させる。続いて、蓋材保持部材
4内(筒状体41内)に多数の蓋材10,10・・を一列に並
べた状態(この実施例では各蓋材は中心部の一部を残し
て外周に切目を入れて連続させている)で挿入し、その
蓋材列の後端に重り57を入れておく。この状態では、蓋
材列の先端の1個の蓋材10は蓋材保持部材4の出口4aか
ら前方(矢印P方向)にはみ出している。又、この状態
では、第6図、第8図に示すように、プッシュロッド61
が前側(矢印P側)に移動していて、その先端押圧部61
aが菌吐出口21から外方に突出しているが、このプッシ
ュロッド先端押圧部61aの突出状態において、該先端押
圧部61aの出幅Tを使用されるほだ木Bの表皮Kの厚さ
lに応じて調整しておく。即ちロック用ナット27を緩め
た状態で口金25をパイプ材20に対して表皮Kの厚さlに
応じて螺入又は螺解方向に操作して菌吐出口21の位置を
調整した後、ロック用ナット27で口金25を固定する。次
にスイッチ83を操作してエアシリンダ71を伸長させる
と、菌充填装置3の各回転翼33,33と各削り刃39,39が回
転せしめられて、該回転翼33により菌ホッパー1の下端
側壁に設けた菌取出口13から菌定量収容室2内に一定量
(植付1回分)の培養菌Aaが充填されると同時に蓋材供
給装置5のスライド杆54により1個の蓋材10が蓋材待機
部59内に供給され、植菌の準備が完了する(第4図の状
態)。このとき、各削り刃39,39も菌ホッパー1内で反
切削方向に回転せしめられて、該菌ホッパー1内に収容
されている培養菌Aを攪拌(ほぐす)する。又、このと
き、蓋材待機部59内に供給された蓋材10は、該蓋材待機
部59内面との摩擦力により安定した姿勢で保持されてい
る。そして培養菌を移植孔C内に植え込むには、菌吐出
口21を移植孔Cの入口(表皮Kの外面)に当てがった状
態でスイッチ83を操作してエアシリンダ71を縮小させ
る。すすと、プッシュロッド61が矢印P方向に移動せし
められることによりその先端押圧部61aで蓋材待機部59
に待機している蓋材10と菌定量収容室2内に充填されて
いる一定量の培養菌Aaを同時に押圧して、該培養菌Aa及
びそれに後続して蓋材10が移植孔C内に圧入されて植菌
作業が完了する(第6図、第8図の状態)。又、エアシ
リンダ71の縮小時には、その縮小途中段階において固定
リング62が回転軸31回動用のスライドリング36に当接し
て、該固定リング62の当接時点からエアシリンダ71の最
縮小状態(第2図)に至る範囲において回転軸31を右回
転方向に回転せしめるようになる。この第6図の植菌完
了状態では、移植孔C内の奥部に一定量の培養菌Aaが押
し込まれ、該移植孔Cの入口を蓋材10で塞いでいるの
で、移植孔C内に植え込んだ培養菌Aaが該移植孔C内か
ら外部にこぼれ落ちることがない。又、第6図の植菌完
了状態からスイッチ83を操作してエアシリンダ71を伸長
させると、上記と同様に自動的に菌定量収容室2内に一
定量の培養菌Aaが充填されると同時に蓋材待機部59に次
の1個の蓋材10が供給されて次の植菌の準備が完了す
る。このようにこの植菌機X1では、スイッチ操作をする
だけで、順次連続して自動的に植菌操作と同時に施蓋操
作が行え、しかも口金25の伸縮操作をして菌吐出口21の
位置を変位させるだけで、ほだ木Bの表面の状態(特に
表皮の厚さ)に応じて培養菌の植え込み深さを調節する
ことができ、その結果、培養菌をほだ木Bの移植孔C内
の成育に適した深さ位置に移植して効率良く成育せしめ
得るとともに、例えばほだ木の表皮Kの厚さが平均的な
ものより大幅に厚い場合にあっても、移植孔C内に植え
込んだ培養菌Aaが表皮Kの割れ目などから外部にこぼれ
なくなる。
第9図には、本願の請求項2記載の考案の実施例に係
る植菌機X2が示されている。前記請求項1に対応する植
菌機X1が口金25を伸縮調整することによってプッシュロ
ッド先端押圧部61aの出幅Tを調整し得るようにしてい
るのに対して、この請求項2に対応する植菌機X2ではプ
ッシュロッド61の全体長さを調整することによって上記
出幅Tを調整し得るようになっている。即ち、この第9
図に示す植菌機X2では、プッシュロッド61をその中間部
(中間固定リング38の前側近傍位置)で基部側ロッド61
Aと先部側ロッド61Bに2分割するとともに、先部側ロッ
ド61Bを基部側ロッド61Aに対して伸縮自在に連結してい
る。基部側ロッド61Aの基部側(矢印Q側)は、エアシ
リンダ71のロッド先端部71aに固定リング62を介して連
結固定されている。基部側ロッド61Aの先端部には雌ネ
ジ66が形成され、他方、先部側ロッド61Bの基端部には
該雌ネジ66と螺合する雄ネジ64が形成されていて、両ネ
ジ64,66の螺合進入度を調整することによってプッシュ
ロッド61全体の長さを調整し得るようになっている。先
部側ロッド61Bの雄ネジ64にはロック用ナット67が螺合
されており、両ネジ64,66を適宜の螺合状態で固定し得
るようにしている。
又、第9図の植菌機X2では、菌定量収容室2の前方側
(矢印P側)端部に菌吐出口21を一体形成している。
尚、第9図に示す植菌機X2におけるその他の構成は、
第1図ないし第8図の植菌機X1と同構造となっており、
先の説明を援用する。
この第9図の植菌機X2においては、ほだ木表皮Kの厚
さlに応じて先部側ロッド61Bの雄ネジ64と基部側ロッ
ド61Aの雌ネジ66との螺合度合を調整することにより、
プッシュロッド61の前方作動時におけるプッシュロッド
先端押圧部61aの出幅調整を行うことができる。従っ
て、ほだ木として表皮Kの厚さlが平均値のものより大
幅に異なっている場合でも、プッシュロッド先端押圧部
61aの出幅調整を行うことにより、移植孔C内に植え付
ける培養菌Aaを所定深さ位置(培養菌の成育に適した深
さ位置)まで押し込むことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願請求項1記載の考案の実施例にかかる植菌
機の斜視図、第2図は第1図の状態変化図、第3図は第
1図の底面図、第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図
は第4図のV−V断面図、第6図及び第7図はそれぞれ
第1図の植菌機の作動を示す縦断面図、第8図は第6図
の矢視VIII部の拡大図、第9図は本願請求項2記載の考
案の実施例にかかる植菌機の縦断面図である。 1……菌ホッパー 2……菌定量収容室 3……菌充填装置 6……操作装置 13……菌取出口 21……菌吐出口 25……口金 61……プッシュロッド 61A……基部側ロッド 61B……先部側ロッド A……培養菌 Aa……一定量の培養菌 B……ほだ木 C……移植孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】きのこの培養菌(A)を貯留でき且つ底部
    に菌取出口(13)を有する菌ホッパー(1)と、前記菌
    取出口(13)に連設されていて前記菌ホッパー(1)内
    の培養菌(A)を植付1回分づつ収容でき且つ前後両端
    が開放された筒状であってその一端開放側に菌吐出口
    (21)を設けた菌定量収容室(2)と、前記菌ホッパー
    (1)内の培養菌(A)を一定量だけ前記菌定量収容室
    (2)内に充填するための菌充填装置(3)と、前記菌
    定量収容室(2)内に収容されている一定量の培養菌
    (A)を前記菌吐出口(21)から外部へ押し出すための
    プッシュロッド(61)と、往復作動式であって後退動作
    時に前記プッシュロッド(61)の先端(61a)を前記菌
    定量収容室(2)より反菌吐出口側に後退せしめ且つ前
    記菌充填装置(3)をして前記菌ホッパー(1)内の培
    養菌(A)を一定量だけ前記菌定量収容室(2)内に充
    填せしめる一方前進動作時に前記プッシュロッド(61)
    の先端(61a)を前記菌吐出口(21)より前方に突出せ
    しめる如く操作する操作装置(6)とを備えた植菌機で
    あって、前記菌吐出口(21)を形成した口金(25)を前
    記菌定量収容室(2)とは別部材で形成するとともに、
    前記口金(25)を前記菌定量収容室(2)に対してプッ
    シュロッド進退方向に伸縮自在なる如く連結したことを
    特徴とする植菌機。
  2. 【請求項2】きのこの培養菌(A)を貯留でき且つ底部
    に菌取出口(13)を有する菌ホッパー(1)と、前記菌
    取出口(13)に連設されていて前記菌ホッパー(1)内
    の培養菌(A)を植付1回分づつ収容でき且つ前後両端
    が開放された筒状であってその一端開放側に菌吐出口
    (21)を設けた菌定量収容室(2)と、前記菌ホッパー
    (1)内の培養菌(A)を一定量だけ前記菌定量収容室
    (2)内に充填するための菌充填装置(3)と、前記菌
    定量収容室(2)内に収容されている一定量の培養菌
    (A)を前記菌吐出口(21)から外部へ押し出すための
    プッシュロッド(61)と、往復作動式であって後退動作
    時に前記プッシュロッド(61)の先端(61a)を前記菌
    定量収容室(2)より反菌吐出口側に後退せしめ且つ前
    記菌充填装置(3)をして前記菌ホッパー(1)内の培
    養菌(A)を一定量だけ前記菌定量収容室(2)内に充
    填せしめる一方前進動作時に前記プッシュロッド(61)
    の先端(61a)を前記菌吐出口(21)より前方に突出せ
    しめる如く操作する操作装置(6)とを備えた植菌機で
    あって、前記プッシュロッド(61)を基部側ロッド(61
    A)と先部側ロッド(61B)とに分割するとともに、前記
    基部側ロッド(61A)を前記操作装置(6)に固定し、
    さらに前記先部側ロッド(61B)を基部側ロッド(61A)
    に対してロッド長さ方向に伸縮可能なる如く連結したこ
    とを特徴とする植菌機。
JP1990036499U 1990-04-03 1990-04-03 植菌機 Expired - Lifetime JPH083255Y2 (ja)

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