JPH0832535A - 情報提供方法およびユーザ装置 - Google Patents

情報提供方法およびユーザ装置

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JPH0832535A
JPH0832535A JP16177394A JP16177394A JPH0832535A JP H0832535 A JPH0832535 A JP H0832535A JP 16177394 A JP16177394 A JP 16177394A JP 16177394 A JP16177394 A JP 16177394A JP H0832535 A JPH0832535 A JP H0832535A
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JP
Japan
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main
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transmitted
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JP16177394A
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Inventor
Isao Kawashima
功 川嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0832535A publication Critical patent/JPH0832535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送効率を向上する。 【構成】 サービス提供センタからユーザ装置に、新
聞、雑誌等の情報を伝送するのに、本来伝送すべき主情
報としてのデータDATAiと、これを管理する管理情
報MDiとともに、伝送可能な情報の項目すべてに対応
する項目リストMLiを伝送する。項目リストMLi
は、このとき、伝送する項目が存在する場合において
は、1が設定され、存在しない場合においては、0が設
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報提供方法およびユ
ーザ装置に関し、特に新聞、雑誌等の情報を、通信回線
を介して各ユーザに提供する場合に用いて好適な情報提
供方法およびユーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞、雑誌等の情報を、例えば放送衛星
を介して各家庭に配置されているユーザ装置に伝送し、
ユーザ装置においてこれを視聴することが考えられる。
【0003】図24は、このような場合における情報の
伝送フォーマットの例を表している。同図に示すよう
に、この例においては、各ユーザに、本来伝送すべき新
聞、雑誌等の主情報(DATA1,DATA5,DATA
P)の他、これらの主情報を管理する管理情報(MD1
MD2,MD3,・・・,MDP)が配置されている。
【0004】即ち、このシステムにおいては、全部でP
個の項目の主情報を伝送することが可能であるため、こ
のP個の項目に関する管理情報MD1乃至MDPが常に伝
送されるようになされている。そして、このP項目のう
ち、そのとき実際に伝送される項目の管理情報(この例
の場合、MD1,MD5,MDP)には、有効データが配
置されているが、その他の管理情報(MD2乃至MD4
MD6乃至MDP-1)には、無効データが配置されてい
る。
【0005】各ユーザは、受信した主情報に対して管理
情報を利用して、各項目毎にアクセスすることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、伝送可能な全ての項目に関する管理情報をその都
度伝送するようにすると、本来伝送すべき主情報に対す
るオーバヘッドの割合が多くなり、伝送効率が悪化する
ことになる。
【0007】例えば、ユーザに頒布する主情報の量が、
150文字の漢字とカナの混じった文章からなる300
バイト、伝送可能な管理項目の数が50個、1項目の平
均長が3バイト、実際に伝送される項目数が5個である
とすると、管理情報は、150バイト(=50×3)と
なり、ユーザに頒布する主情報の大きさ300バイトの
1/2となる。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、伝送効率の向上を図るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報提
供方法は、提供センタ(例えば図1のサービス提供セン
タ1)からユーザ装置(例えば図1のユーザ装置3)に
複数の項目の主情報を提供し、提供した主情報をユーザ
装置において蓄積し、蓄積した主情報を任意のタイミン
グにおいてユーザに利用させる情報提供方法において、
ユーザ装置に主情報(例えば図2のDATA1,DAT
5,DATAP)を伝送するとき、そのとき伝送する所
定の項目の主情報を管理する管理情報(例えば図2のM
1,MD5,MDP)と、提供可能なすべての項目の中
で、そのとき伝送する項目と、伝送しない項目とを指定
する項目リスト(例えば図2のML1乃至MLP)を伝送
することを特徴とする。
【0010】この項目リストは、各項目毎の管理情報の
有無を1ビットで表すビットリストにより構成すること
ができる。
【0011】請求項3に記載のユーザ装置は、伝送を受
けた主情報(例えば図3のDATA1,DATA5,DA
TAP)と管理情報(例えば図3のMD1,MD5,M
P)を蓄積し、項目リスト(例えば図2のML1乃至M
P)を蓄積しないことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載のユーザ装置は、伝送を受
けた主情報(例えば図5のDATA1,DATA5,DA
TAP)と管理情報(例えば図5のMD1,MD5,M
P)を蓄積する他、伝送を受けない項目の管理情報
(例えば図5のMD2乃至MD4,MD6乃至MDP-1)を
生成し、そこに無効データを記録して蓄積することを特
徴とする。
【0013】請求項5に記載の情報提供方法は、提供セ
ンタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユーザ
装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の数の項目の
主情報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において
蓄積し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユ
ーザに利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に
主情報(例えば図2のDATA1,DATA5,DATA
P )を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の主
情報を管理する管理情報(例えば図2のMD1,MD5
MDP )を伝送し、この管理情報は、主情報に有効期間
が指定されているか否かを表すコード(例えば図7の第
P+1ビット)を含むことを特徴とする。
【0014】また、この管理情報には、主情報の有効期
間を表すデータ(例えば図7の第P+2ビット乃至第M
ビット)をさらに含めるようにすることができる。
【0015】請求項7に記載の情報提供方法は、提供セ
ンタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユーザ
装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主情
報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄積
し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユーザ
に利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主情
報(例えば図2のDATA1,DATA5,DATAP
を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の主情報
を管理する管理情報(例えば図2のMD1,MD5,MD
P)を伝送し、この管理情報は、主情報の有効期間を表
す主情報(例えば図7の第P+2ビット乃至第Mビッ
ト)を含むことを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の情報提供方法は、提供セ
ンタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユーザ
装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主情
報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄積
し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユーザ
に利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主情
報(例えば図2のDATA1,DATA5,DATAP
を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の主情報
を管理する管理情報(例えば図2のMD1,MD5,MD
P)を伝送し、管理情報は、主情報の種別を表すデータ
(例えば図11の第1ビット乃至第Pビット)を含むこ
とを特徴とする。
【0017】この管理情報には、主情報の関連を表すデ
ータ(例えば図11の第P+1ビット乃至第Mビット)
をさらに含めるようにすることができる。
【0018】請求項10に記載の情報提供方法は、提供
センタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユー
ザ装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主
情報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄
積し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユー
ザに利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主
情報(例えば図2のDATA1,DATA5,DAT
P)を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の
主情報を管理する管理情報(例えば図2のMD1,M
5,MDP)を伝送し、管理情報は、主情報の関連を表
すデータ(例えば図11の第P+1ビット乃至第Mビッ
ト)を含むことを特徴とする。
【0019】請求項11に記載の情報提供方法は、提供
センタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユー
ザ装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主
情報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄
積し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユー
ザに利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主
情報(例えば図2のDATA1,DATA5,DAT
P)を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の
主情報を管理する管理情報(例えば図2のMD1,M
5,MDP)を伝送し、管理情報は、主情報の表現メデ
ィアを表すデータ(例えば図15の第P+1ビット乃至
第Mビット)を含むことを特徴とする。
【0020】この表現メディアは、テキスト、図表、静
止画、動画、音声または音楽の少なくともいずれか1つ
とすることができる。
【0021】請求項13に記載の情報提供方法は、提供
センタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユー
ザ装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主
情報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄
積し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユー
ザに利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主
情報(例えば図2のDATA1,DATA5,DAT
P)を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の
主情報を管理する管理情報(例えば図2のMD1,M
5,MDP)を伝送し、管理情報は、主情報が新規情報
であるのか、または置き換え情報であるのかを表すデー
タ(例えば図19の第P+1ビット)を含むことを特徴
とする。
【0022】管理情報には、置き換え情報を含む場合、
主情報が、更新情報であるのか、または追加情報である
のかを表すデータ(例えば図19の第P+2ビット)を
さらに含めるようにすることができる。
【0023】請求項15に記載の情報提供方法は、提供
センタ(例えば図1のサービス提供センタ1)からユー
ザ装置(例えば図1のユーザ装置3)に複数の項目の主
情報を提供し、提供した主情報をユーザ装置において蓄
積し、蓄積した主情報を任意のタイミングにおいてユー
ザに利用させる情報提供方法において、ユーザ装置に主
情報(例えば図2のDATA1,DATA5,DAT
P)を伝送するとき、そのとき伝送する所定の項目の
主情報を管理する管理情報(例えば図2のMD1,M
5,MDP)を伝送し、管理情報は、主情報が更新情報
であるのか、または追加情報であるのかを表すデータ
(例えば図19の第P+2ビット)を含むことを特徴と
する。
【0024】請求項16に記載のユーザ装置は、管理情
報が更新情報を表しているとき、対応する主情報を新た
な主情報で更新し、管理情報が追加情報を表していると
き、対応する主情報に新たな主情報を追加することを特
徴とする。
【0025】
【作用】請求項1に記載の情報提供方法においては、本
来伝送されるべき主情報DATA1,DATA5,DAT
Pと、これを管理する管理情報としてのMD1,M
5,MDP以外に、伝送可能な全項目の中で、そのとき
伝送される項目と、伝送されない項目とを指定する項目
リストML1乃至MLPが伝送される。項目リストML1
乃至MLPから、そのとき伝送される管理情報が、どの
項目の主情報に対応する管理情報であるのかを識別する
ことができる。
【0026】従って、すべての項目の管理情報を常に伝
送する必要がなくなり、伝送可能なすべての項目の管理
情報を常に伝送する場合に比べて、オーバヘッドを少な
くし、伝送効率を向上させることができる。
【0027】請求項3に記載のユーザ装置においては、
主情報と管理情報のみが蓄積され、項目リストが蓄積さ
れない。従って、ユーザ装置の蓄積容量を小さくし、低
コスト化することができる。
【0028】請求項4に記載のユーザ装置においては、
伝送されてこなかった管理情報が生成され、そこに無効
データが記録される。従って、蓄積後における管理情報
の管理が容易となる。
【0029】請求項5に記載の情報提供方法において
は、管理情報に有効期間が指定されているか否かを表す
コードが含められる。従って、有効期間を指定する主情
報と、指定しない主情報とを的確に区別することがで
き、情報の利用効率を向上させることができる。
【0030】請求項7に記載の情報提供方法において
は、管理情報に主情報の有効期間を表すデータが含めら
れる。従って、主情報を、有効期間を有する主情報と、
有効期間を有しない主情報とに区分することができ、効
率的に最新の主情報をユーザに提供することが可能とな
る。
【0031】請求項8に記載の情報提供方法において
は、管理情報に主情報の種別を表すデータが含められ
る。従って、複数のユーザに対して、異なる種類の主情
報を効率よく伝送することが可能となる。これにより、
ユーザ装置の情報蓄積の容量を小さくすることが可能と
なる。
【0032】請求項10に記載の情報提供方法において
は、管理情報に主情報の関連を表すデータが含められ
る。従って、ユーザに、より利用し易い形態で主情報を
提供することが可能となる。
【0033】請求項11に記載の情報提供方法において
は、管理情報に主情報の表現メディアを表すデータが含
められる。従って、各表現メディア毎に主情報を独立し
て取り扱うことが可能となり、ユーザ装置の情報蓄積の
容量を小さくすることが可能となる。
【0034】請求項13に記載の情報提供方法において
は、管理情報に新規情報であるのか、置き換え情報であ
るのかを表すデータが含められる。従って、こまめに区
分して、ユーザに主情報を提供することができ、ユーザ
装置の情報蓄積の容量を小さくし、伝送効率を向上させ
ることが可能となる。
【0035】請求項15に記載の情報提供方法において
は、管理情報に更新情報であるのか、追加情報であるの
かを表すデータが含められる。従って、情報の伝送効率
を向上し、ユーザ装置の情報蓄積の容量を小さくするこ
とが可能となる。
【0036】請求項16に記載のユーザ装置において
は、管理情報に対応して、主情報が更新または追加され
る。従って、より変化に富んだ主情報の利用が可能にな
る。
【0037】
【実施例】図1は、本発明の情報提供方法を応用した情
報サービスシステムの全体の構成例を表している。同図
に示すように、サービス提供センタ1は、送信部11を
有し、伝送路2を介して、多数のユーザに対して所定の
情報を伝送するようになされている。
【0038】各ユーザは、ユーザ装置3を備え、伝送路
2を介して伝送されてきた情報を、受信部21において
受信するようになされている。受信部21で受信された
信号は、除去部22において、不要な情報(例えば図2
の項目リストとしてのML1乃至MLP)が除去された
後、磁気ディスク、光磁気ディスク等の蓄積部23に供
給され、蓄積される。
【0039】サービス提供センタ1からユーザ装置3に
対する、このような伝送は、例えば夜間などにおいて行
われる。伝送された情報は、蓄積部23に自動的に蓄積
される。各ユーザは、蓄積部23に蓄積された情報を、
ユーザインタフェース部24を介して、任意の時刻(タ
イミング)において読み出し、CRT25に表示し、視
聴する。
【0040】図2は、サービス提供センタ1からユーザ
装置3に、このように情報を伝送する場合における伝送
のフォーマットを表している。DATAiは、ユーザに
頒布する主情報を表している。この実施例においては、
項目1(例えば政治)、項目5(例えば経済)、および
項目P(例えばスポーツ)の3個の項目に関する情報が
伝送されるため、DATA1,DATA5,DATAP
フォーマットに割り付けられている。
【0041】ここで、伝送される主情報(DATAi
は、例えば新聞、雑誌、書籍等の記事を構成する文字デ
ータ並びに画像データである。1つ1つの記事を特定す
るための項目は極めて多岐に渡るため、項目の数(P)
は、多く用意する必要がある。しかしながら、実際に配
布(伝送)される記事の数(項目の数)は、それほど多
くはなく、この実施例の場合、3個(項目1、項目5、
および項目P)とされている。
【0042】MDiは、実際に伝送される主情報の管理
情報を表している。この実施例においては、項目1、項
目5、および項目Pの3個の項目の主情報が伝送され
る。従って、管理情報としては、MD1,MD5,MDP
が伝送される。
【0043】ML1乃至MLPは、伝送可能なすべての項
目の主情報に対応する管理情報の項目リストを表してい
る。MLiは、1ビットで構成され、対応する管理情報
の有無を表している。即ち、この項目リストは、ビット
リスト(マップ)とされ、そのとき伝送される項目の管
理情報に対応するビットには、1がセットされ、伝送さ
れない項目の管理情報に対応するビットには、0がセッ
トされる。
【0044】この項目リストには、サービス提供センタ
1からユーザ装置3に伝送可能な項目のすべての項目に
対する対応付けが行われる。即ち、この実施例において
は、P個の項目の伝送が可能とされている。従って、上
述したP個の項目リストML1乃至MLPのうち、3個の
項目リストML1,ML5,MLPには1が設定され、そ
の他の項目リストML2乃至ML4,ML6乃至MLP-1
は0が設定される。
【0045】Kは、管理情報とユーザに頒布する主情報
との区切りを示すビットである。
【0046】図24を参照して説明した例における場合
のように、ユーザに頒布する主情報の量を、150文字
の漢字とカナが混じり合った文章からなる300バイ
ト、管理項目の数を50、1項目の平均長を3バイト、
実際に伝送される管理項目を5項目とすると、その場合
における管理情報は、22バイト(=5×3バイト+5
0ビット≒15バイト+7バイト)となり、ユーザに頒
布する主情報の300バイトの1/14となり、図24
の例における場合に比べて、伝送効率が向上することが
判る。
【0047】図3は、このようにして伝送された情報の
うち、図1のユーザ装置3の蓄積部23に蓄積される情
報のフォーマットを表している。この実施例において
は、図2に示した項目リストMLiは、蓄積部23に蓄
積されず、管理情報MDiと主情報DATAiのみが蓄積
される。
【0048】即ち、蓄積部23においては、図4のフロ
ーチャートに示すような処理が実行される。最初にステ
ップS1において、入力(受信)された情報が項目リス
トのデータであるか否かが判定され、項目リストのデー
タでなければ、即ち、管理情報(MD1,MD5,M
P)または主情報のデータ(DATA1,DATA5
DATAP)であれば、ステップS2に進み、記録処理
が行われる。これに対して、ステップS1において、項
目リストのデータであると判定された場合においては、
ステップS2の処理はスキップされる。即ち、項目リス
トのデータは、蓄積部23において記録されない。
【0049】但し、各情報MDiは、それ自体に、それ
がどの項目の管理情報であるのかを表すデータを含んで
おらず、項目リストML1乃至MLPが、受信した3個の
管理情報MDiが、それぞれ項目1,5またはPに関す
るものであることを、その第1番目、第5番目および第
P番目のビットを1にすることで表している。そこで、
この蓄積時に、各MDiが、どの項目に対応しているの
かを表すデータも蓄積する。
【0050】次にステップS3に進み、受信データが終
了したか否かが判定され、終了していなければ、ステッ
プS1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
受信データが終了したとき、記録処理は終了される。
【0051】図5は、蓄積部23における記録される情
報のフォーマットの第2の実施例を表している。この実
施例においては、受信された管理情報MD1,MD5,M
Pと、データDATA1,DATA5,DATAPが蓄積
される他、受信されなかった管理情報が生成され、そこ
には無効データ(null)が記録される。
【0052】即ち、この実施例の場合、蓄積部23にお
いて、図6のフローチャートに示す記録処理が実行され
る。最初にステップS11において、項目リストが0で
あるか否か(伝送されてこなかった項目であるか否か)
が判定される。項目リストが0である場合においては
(伝送されてこなかった項目である場合においては)、
ステップS12に進み、その項目の管理情報が生成さ
れ、そこにnullデータ(無効データ)が記録され
る。
【0053】ステップS11において、項目リストが0
ではない(1である)と判定された場合(その項目リス
トが伝送されてきた場合)においては、ステップS12
の処理はスキップされる。
【0054】次にステップS13に進み、受信されたデ
ータが項目リストのデータであるか否かが判定され、項
目リストのデータでなければ、即ち、管理情報(有効デ
ータが配置されている管理情報MD1,MD5,MDP
もとより、無効データが配置されている管理情報MD2
乃至MD4,MD6乃至MDP-1を含む)または主情報の
データ(DATA1,DATA5,DATAP)であれ
ば、ステップS14に進み、記録処理が実行される。こ
れに対して、項目リストのデータである場合において
は、記録処理はスキップされる。
【0055】そしてステップS15において、受信デー
タの記録が完了したか否かが判定され、完了していなけ
れば、ステップS13に戻り、それ以降の処理が繰り返
し実行され、すべてのデータの記録が終了したとき、記
録処理は終了される。
【0056】以上のように、サービス提供センタ1から
ユーザ装置3に対して、項目毎に主情報が伝送される。
そして、項目毎に管理情報が付与され、すべての項目に
関する項目リストが常に伝送される。これにより、この
項目リストから、その回の伝送時における主情報の項目
(それに対応する管理情報)を判定することができ、す
べての項目の管理情報を常に伝送する場合に比べて、伝
送効率を向上させることができる。
【0057】ユーザは、蓄積部23から項目毎に主情報
を取り出し、視聴することができる。
【0058】図7は、管理情報の実施例を表している。
尚、図7においては、説明の便宜上、管理情報MD
iと、それに対応するデータDATAiを連続して示して
いるが、管理情報MDiは、図2におけるフォーマット
のMDiで表される位置に配置されるものであり、ま
た、DATAiも、図2のDATAiで表される位置に配
置されるものである。従って、図7に示すビット位置
は、図7に示す範囲における相対的位置を表すものであ
り、実際には、図2のフォーマットに示すビット位置に
配置されるものである。このことは、図8乃至図22に
おいても同様である。
【0059】この図7の実施例においては、第1ビット
から第Pビットまでのビット列として、ユーザに頒布す
る主情報の単位が配置される。この主情報の単位とは、
各主情報(記事)毎に付けられた番号を表している。例
えば、番号1から番号300までの300個の記事によ
り、1つの新聞の主情報が構成されている場合、その3
00個の記事のうち、どの記事であるのかを表すもので
ある。
【0060】次に、第P+1ビットには、主情報の有効
期間の指定の有無を表すビットが配置されている。即
ち、さらにその次の第P+2ビットから第Mビットまで
のビット列により、情報の有効期間が指定されるのであ
るが、ここに有効期間が指定されている場合において
は、第P+1ビットは1とされ、指定されていなけれ
ば、0とされる。
【0061】さらに、その次の第M+1ビットから第N
ビットまでに、この管理情報により管理される主情報の
データDATAiが配置される。
【0062】図8は、図7に示すフォーマットの例を表
している。この実施例においては、データ情報Aが番号
(情報単位)100の主情報とされ、この主情報は、有
効期間の指定がなく(第P+1ビットが0であり)、従
って、第P+2ビットから第Mビットまでには、nul
lデータ(無効データ)が記録されている。
【0063】図9は、他の例を表している。この例にお
いては、主情報Bに対して番号101が設定され、この
主情報Bには、有効期間の指定がなされており(第P+
1ビットが1であり)、その有効期間としては、199
7年3月の期間が設定されてるいる。即ち、この主情報
Bは、1997年3月まで有効の情報とされる。
【0064】図10は、さらに他の例を表している。こ
の例においては、番号101の主情報Cに対して、19
98年3月の有効期限が指定されている。
【0065】例えば、情報Aが通信販売のカタログであ
る場合、情報Bを1997年3月まで有効な価格表と
し、情報Cを1998年3月まで有効な価格表とするこ
とができる。この場合、図8の情報Aと、図9の情報B
をユーザ伝送した後、1年後に図10の情報Cを伝送し
て、情報Bを情報Cで更新するようにすれば、情報Aで
表されるカタログの最新の価格を、ユーザに常に知らし
めることができる。
【0066】あるいはまた、株価情報の基本画面を情報
Aで構成し、所定の時刻の各銘柄の株価と出来高を情報
Bで構成し、その更新情報を情報Cで構成するようにす
ることができる。
【0067】この場合、情報Bと情報Cに対して情報A
を関連する情報として指定しておくことが好ましい。こ
の関連を指定する例は、図11に示されている。
【0068】このように、有効期間を指定できるように
すると、主情報を、長期間継続して有効な情報と、特定
の短期間のみ有効な情報とに区分することが可能である
ため、特定の期間のみ有効な情報に対しては、その有効
期間を変更し、新たな情報を伝達することにより、常に
最新の情報をユーザに提供することが可能となる。これ
により、1度に大量の情報をユーザに伝送する必要がな
くなり、伝達効率が向上し、よりきめの細かいサービス
を提供することが可能となる。
【0069】また、有効期間の指定の有無を表すビット
を伝送することにより、有効期間を有する情報と、有し
ない情報とを容易かつ確実に分離することが可能とな
り、迅速な処理が可能となる。
【0070】図11は、管理情報のさらに他の例を表し
ている。この実施例においては、第1ビットから第Pビ
ットまでに、ユーザに頒布する主情報の種別を表すビッ
ト列が配置され、その次の第P+1ビットから第Mビッ
トまでに、主情報間の関連を指定するビット列が配置さ
れている。
【0071】主情報の種別とは、例えば、その主情報が
政治や経済など、どのような種類に属する情報であるの
かを表すものであり、各ユーザは、この情報の種別を指
定することにより、特定の分野(種別)の情報のみを適
宜抽出して受信したり、利用することが可能となる。
【0072】この種別は、図2に示した項目リストML
iの項目と同一のものとすることができる。この場合、
管理情報MDiに、どの項目(種別)に属するのかを表
すデータが含まれることになるため、項目リストMLi
は省略が可能である。
【0073】情報間の関連とは、所定の主情報と、他の
主情報との間において関連がある場合、その関連する他
の主情報を指定するものである。
【0074】図12は、図11の管理情報により表され
る例を示している。この例においては、情報Eの種別が
XXXとされ、関連情報は存在しないものとされている
(関連情報の欄にはnullデータが記録されてい
る)。
【0075】これに対して、図13の例においては、情
報Fの種別がXXXとされ、関連情報として、情報E
(図12)の番号が規定されている。
【0076】また、図14の例においては、情報Gの種
別がXXXとされ、関連情報として、情報E(図12)
が規定されている。
【0077】上述したように、この情報Eとして、例え
ば、通信販売用の商品カタログをユーザに提供し、情報
Fとして、その商品カタログに掲載されている(関連す
る)化粧品の価格表を提供し、情報Gとして、その商品
カタログに掲載されている(関連する)衣料品の価格表
を提供することができる。
【0078】ユーザがユーザインタフェース部24を介
して、例えば、図13の情報F(化粧品の価格表)を読
み出すように指令すると、情報Fには、関連情報として
情報E(商品カタログ)の番号が記述されているため、
情報Fと情報Eの両方の情報が、蓄積部23から読み出
され、CRT25に表示される。
【0079】同様に、図14に示す情報G(衣料品のカ
タログ)の読み出しを指令すると、この情報Gには、関
連情報として情報E(商品カタログ)が規定されている
ため、情報Gだけでなく、情報Eも蓄積部23から読み
出され、CRT25に表示される。
【0080】これにより、例えば情報Eを通信販売用の
商品カタログとし、情報Fをその商品カタログに掲載さ
れている化粧品の価格表とし、情報Gをその商品カタロ
グに掲載されている衣料品の価格表とすると、化粧品の
価格表を読み出すと、商品カタログも同時に読み出され
ることになる。同様に、衣料品の価格表を指定すると、
商品カタログも同時に読み出されることになる。
【0081】これに対して、情報Eの読み出しを指令す
ると、情報Eが単独で、即ち、商品カタログが単独で読
み出され、CRT25に表示される。商品カタログだけ
でなく、化粧品の価格表と衣料品の価格表の両方も同時
に表示させたい場合においては、種別として、XXXを
指定すればよい。このようにすれば、商品カタログ、化
粧品の価格表および衣料品の価格表は、いずれも情報種
別としてXXXが指定されているため、すべて読み出さ
れ、表示されることになる。
【0082】このように、情報種別の指定を行えるよう
にすると、所望の情報のみを適宜伝送したり、あるいは
利用したりすることが可能となり、よりきめの細かい情
報サービス提供システムを実現することができる。さら
に、情報間の関連を指定するビットを伝送するようにす
れば、さらに、よりきめ細かい単位で、関連する情報を
適宜まとめて利用することが可能となり、操作性が向上
する。
【0083】図15は、管理情報のさらに他の例を表し
ている。この例においては、第1ビット乃至第Pビット
に、ユーザに頒布する情報のかたまり(グループ)を区
分するビット列が規定され、第P+1ビットから第Mビ
ットに、表現メディアを指定するビット列が配置される
ようになされている。この表現メディアとしては、例え
ばテキスト、図表、静止画、動画、音声、音楽のうちの
少なくともいずれか1つを指定するものとすることがで
きる。
【0084】図16は、グループと表現メディアを指定
した例を表している。この例においては、情報Iのグル
ープがSSSとされ、その表現メディアはテキストとさ
れている。
【0085】これに対して、図17の例においては、情
報JがグループSSSとされ、その表現メディアは静止
画とされている。
【0086】さらに図18の例においては、情報Lがグ
ループSSSとされ、その表現メディアは動画とされて
いる。
【0087】このようにして、例えば1つの記事(同一
グループ)を構成するテキスト(文字)、静止画および
動画を、それぞれ個別に伝送し、蓄積部23に蓄積させ
ることができる。勿論、これらの情報の伝送は、それぞ
れを個別に行うのではなく、1回の伝送においてまとめ
て伝送することも可能である。
【0088】ユーザが、グループとしてSSSを指定す
ると、このグループSSSに属する情報I,JおよびL
がまとめて読み出され、CRT25に出力、表示され
る。
【0089】勿論、これらの情報I,JおよびLが、順
次異なるタイミングで伝送されてきたような場合におい
て、まだ受信していない情報が存在する場合において
は、既に受信している情報のみが(例えば情報Iのみ
が、または情報Iと情報Jのみが)表示されることはも
とよりである。
【0090】このようにして、1つの記事を構成するテ
キスト(文字)、静止画および動画を区分して伝送する
ことが可能となる。
【0091】あるいはまた、例えばスポーツの経過、突
発事件の経過、既報道に対する解説などを、同一グルー
プの記事として順次伝送するようにすることも可能であ
る。
【0092】この場合、例えば、所定の期日に行われて
いるプロ野球のカードを、3イニング毎に3回に分けて
伝送することができる。同一のグループの情報として、
グループ付けが行われていれば、3回に分けて伝送され
た情報は、同一の情報としてユーザに利用される。
【0093】尚、このユーザに頒布する情報のグループ
は、図7の管理情報に示した情報の単位(番号)と兼用
させることも可能である。
【0094】このように、情報のグループ毎に表現メデ
ィアを指定できるようにすれば、情報のグループ毎に、
それぞれの表現メディアを独立の情報として扱うことが
可能となり、情報の伝達効率を向上させることができ
る。また、例えばユーザは、テキストのみを受信した
り、動画のみを受信したりすることが可能となるため、
蓄積部23の容量を小さくすることが可能となる。
【0095】図19は、管理情報のさらに他の実施例を
表している。この実施例においては、第1ビットから第
Pビットに、図7の実施例における場合と同様に、ユー
ザに頒布する主情報の単位(番号)を示すビット列が配
置され、次の第P+1ビットには、新規情報か、置き換
え情報かを区分けするビットが配置され、さらにその次
の第P+2ビットには、更新情報か、追加情報かを指定
するビットが配置されている。
【0096】新規情報とは、その主情報が新規に伝送さ
れる情報であることを表すものであり、置き換え情報と
は、その主情報が新規の情報ではなく、更新情報または
追加情報であることを表している。
【0097】更新情報とは、その主情報が既に伝送され
ている主情報に代わって登録される(更新される)情報
であることを表し、追加情報とは、既に伝送されている
主情報に追加して登録される情報であることを表すもの
である。
【0098】図20は、図19に示す管理情報の例を表
している。この例においては、情報Mの番号が100と
され、この情報は新規情報とされている。このため、更
新情報か追加情報かを指定するビットには、nullデ
ータが記録されている。
【0099】また、図21の例においては、番号100
の情報Nが、置き換え情報とされている。そして、置き
換え情報のうちの更新情報とされている。
【0100】さらに、図22の例においては、番号10
0の情報Qが、置き換え情報であって、追加情報とされ
ている。
【0101】このように、新規情報か、置き換え情報か
を区分する情報が伝送される場合、蓄積部23は、図2
3のフローチャートに示すような記録処理を実行する。
即ち、最初にステップS21において、新規情報である
か否かが判定され、新規情報であると判定された場合に
おいては、ステップS24に進み、その情報は、そのま
ま蓄積部23において蓄積される。例えば図20に示す
ような情報Mがこのようにして蓄積される。
【0102】これに対して、ステップS21において、
新規情報ではないと判定された場合、ステップS22に
進み、更新情報であるか否かが判定される。更新情報で
ある場合、さらにステップS23に進み、対応する情報
(既に伝送されている情報)が消去され、今回受信され
た新たな情報がその情報に代えて記録される。即ち、更
新される。例えば、図20に示した情報Mは、図21に
示した情報Nにより、このようにして更新される。
【0103】さらにステップS22において、更新情報
ではないと判定された場合、即ち、追加情報であると判
定された場合、ステップS25に進み、対応する情報
(既に蓄積されている情報)に追加して、今回受信され
た情報が記録される。例えば図22に示した情報Qは、
このようにして、図20に示した情報Mに追加される。
【0104】情報Mが更新または追加される前、ユーザ
は情報Mを読み出し、利用することができるが、情報N
で更新された後は、情報Mにアクセスすると、情報Nが
読み出されることになる。また、情報Mに情報Qが追加
された後は、情報Mにアクセスすると、情報Qを情報M
の一部として利用することができる。
【0105】例えば、情報Mを所定の時刻の天気図とす
るとき、情報Nおよび情報Qを、それ以降の所定の時刻
の天気図とすることができる。この場合、情報Nとして
伝送した天気図は、情報Mとして先に伝送した天気図に
置き換えられることになる。これに対して、情報Qとし
て伝送した天気図は、情報Mとして先に伝送した天気図
に加えて蓄積される。従って、情報Nとして(更新情報
として)伝送した場合においては、常に最新の天気図を
見ることが可能となるが、情報Qとして(追加情報とし
て)伝送した場合においては、時々刻々と変化する天気
図を、時間の変化を追いながら、連続して見ることがで
きる。
【0106】さらに、追加情報は、既に伝送した所定の
事件の報道記事に対する続報を伝送する場合に利用する
ことも可能である。
【0107】このように、新規情報と更新情報、あるい
は追加情報とを区別できるようにすると、すべての情報
を一度に伝送する必要がなくなるため、伝送効率を向上
させ、ユーザ装置3の蓄積部23の容量を小さくするこ
とが可能となる。
【0108】以上、本発明を新聞、雑誌、書籍などの情
報を伝送する場合を例として説明したが、本発明はその
他の情報を伝送する場合にも応用することが可能であ
る。
【0109】尚、図7、図11、図15、図19に示し
た管理情報は、そのうちの所定のものを組み合わせて、
1つの管理情報として用いることが可能である。
【0110】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の情報提供方
法によれば、提供可能なすべての項目の中で、そのとき
伝送する項目と、伝送しない項目とを指定する項目リス
トを伝送するようにしたので、オーバヘッドを減少さ
せ、伝送効率を向上させることが可能となる。従って、
ユーザに頒布する主情報の項目数は多いが、個々のユー
ザに頒布する主情報の項目数が少ない場合に、特に有効
である。
【0111】請求項3に記載のユーザ装置によれば、主
情報と管理情報のみを蓄積し、項目リストを蓄積しない
ようにしたので、伝送効率を向上し、蓄積部の容量を小
さくすることができる。
【0112】請求項4に記載のユーザ装置によれば、す
べての項目の管理情報を蓄積し、伝送されなかった項目
には無効データを記録するようにしたので、管理情報の
管理が容易となる。
【0113】請求項5に記載の情報提供方法によれば、
有効期間が指定されているか否かを表すコードを管理情
報として伝送するようにしたので、有効期間が指定され
ている主情報と、指定されていない主情報とを的確に区
分することができ、迅速な処理を実現し、情報の利用効
率を向上させることができる。
【0114】請求項7に記載の情報提供方法によれば、
管理情報に、主情報の有効期間を表すデータを含めるよ
うにしたので、有効期間を有する主情報と、有効期間を
有しない主情報とで、区分して情報を伝送することがで
き、伝達効率の向上と、蓄積容量の効率化を図ることが
できる。
【0115】請求項8に記載の情報提供方法によれば、
主情報の種別を管理情報に含めるようにしたので、異な
るユーザに異なる種類の情報を効率よく伝達することが
でき、蓄積容量の効率化を図ることができる。
【0116】請求項10に記載の情報提供方法によれ
ば、管理情報に、主情報の関連を表すデータを含めるよ
うにしたので、ユーザがより効率的に主情報を利用する
ことが可能となる。
【0117】請求項11に記載の情報提供方法によれ
ば、管理情報に、主情報の表現メディアを表すデータを
含めるようにしたので、表現メディア毎に独立した主情
報として取り扱うことが可能となり、伝送効率の向上
と、蓄積容量の効率化を図ることができる。
【0118】請求項13に記載の情報提供方法によれ
ば、管理情報に、新規情報であるのか、置き換え情報で
あるのかを表すデータを含めるようにしたので、新規情
報として、すべての主情報を伝送する必要がなくなり、
伝達効率を向上し、蓄積部の容量を小さくすることが可
能となる。
【0119】請求項15に記載の情報提供方法によれ
ば、管理情報に、主情報が、更新情報であるのか、追加
情報であるのかを表すデータを含めるようにしたので、
必要に応じて、既に受けている主情報を最新の情報で更
新したり、最新の情報までの履歴を保持することがで
き、より変化に富んだ情報の利用が可能となる。
【0120】請求項16に記載のユーザ装置によれば、
管理情報に対応して、主情報を更新または追加するよう
にしたので、より変化に富んだ情報の利用が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供方法を応用した情報提供サー
ビスシステムの構成例を示す図である。
【図2】図1の伝送路2における伝送フォーマットを説
明する図である。
【図3】図1の蓄積部23における蓄積情報のフォーマ
ットを説明する図である。
【図4】図3のフォーマットに従って蓄積を行う図1の
蓄積部23の処理を説明するフローチャートである。
【図5】図1の蓄積部23の蓄積情報の他のフォーマッ
トを説明する図である。
【図6】図5のフォーマットに従って蓄積を行う場合に
おける蓄積部23の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】図2の管理情報のフォーマットを説明する図で
ある。
【図8】図7のフォーマットの例を示す図である。
【図9】図7のフォーマットの例を示す図である。
【図10】図7のフォーマットの例を示す図である。
【図11】図2の管理情報の他のフォーマットを説明す
る図である。
【図12】図11のフォーマットの例を示す図である。
【図13】図11のフォーマットの例を示す図である。
【図14】図11のフォーマットの例を示す図である。
【図15】図2の管理情報の他のフォーマットを示す図
である。
【図16】図15のフォーマットの例を示す図である。
【図17】図15のフォーマットの例を示す図である。
【図18】図15のフォーマットの例を示す図である。
【図19】図2の管理情報のさらに他のフォーマットを
示す図である。
【図20】図19のフォーマットの例を示す図である。
【図21】図19のフォーマットの例を示す図である。
【図22】図19のフォーマットの例を示す図である。
【図23】図19のフォーマットを利用する場合におけ
る図1の蓄積部23の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図24】従来の伝送フォーマットの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 サービス提供センタ 2 伝送路 3 ユーザ装置 11 送信部 21 受信部 22 除去部 23 蓄積部 24 ユーザインタフェース部 25 CRT

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供センタからユーザ装置に複数の項目
    の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置に
    おいて蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミング
    においてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報
    と、提供可能なすべての前記項目の中で、そのとき伝送
    する項目と、伝送しない項目とを指定する項目リストを
    伝送することを特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記項目リストは、前記各項目毎の管理
    情報の有無を1ビットで表すビットリストであることを
    特徴とする請求項1に記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報提供方法
    に用いられるユーザ装置において、 伝送を受けた前記主情報と管理情報を蓄積し、前記項目
    リストを蓄積しないことを特徴とするユーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の情報提供方法
    に用いられるユーザ装置において、 伝送を受けた前記主情報と管理情報を蓄積する他、伝送
    を受けない項目の前記管理情報を生成し、そこに無効デ
    ータを記録して蓄積することを特徴とするユーザ装置。
  5. 【請求項5】 提供センタからユーザ装置に複数の項目
    の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置に
    おいて蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミング
    においてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報に有効期間が指定されてい
    るか否かを表すコードを含むことを特徴とする情報提供
    方法。
  6. 【請求項6】 前記管理情報は、前記主情報の有効期間
    を表すデータをさらに含むことを特徴とする請求項5に
    記載の情報提供方法。
  7. 【請求項7】 提供センタからユーザ装置に複数の項目
    の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置に
    おいて蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミング
    においてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報の有効期間を表すデータを
    含むことを特徴とする情報提供方法。
  8. 【請求項8】 提供センタからユーザ装置に複数の項目
    の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置に
    おいて蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミング
    においてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報の種別を表すデータを含む
    ことを特徴とする情報提供方法。
  9. 【請求項9】 前記管理情報は、前記主情報の関連を表
    すデータをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載
    の情報提供方法。
  10. 【請求項10】 提供センタからユーザ装置に複数の項
    目の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置
    において蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミン
    グにおいてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報の関連を表すデータを含む
    ことを特徴とする情報提供方法。
  11. 【請求項11】 提供センタからユーザ装置に複数の項
    目の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置
    において蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミン
    グにおいてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報の表現メディアを表すデー
    タを含むことを特徴とする情報提供方法。
  12. 【請求項12】 前記表現メディアは、テキスト、図
    表、静止画、動画、音声または音楽の少なくともいずれ
    か1つであることを特徴とする請求項11に記載の情報
    提供方法。
  13. 【請求項13】 提供センタからユーザ装置に複数の項
    目の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置
    において蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミン
    グにおいてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報が新規情報であるのか、ま
    たは置き換え情報であるのかを表すデータを含むことを
    特徴とする情報提供方法。
  14. 【請求項14】 前記管理情報は、前記置き換え情報を
    含む場合、前記主情報が、更新情報であるのか、または
    追加情報であるのかを表すデータをさらに含むことを特
    徴とする請求項13に記載の情報提供方法。
  15. 【請求項15】 提供センタからユーザ装置に複数の項
    目の主情報を提供し、提供した前記主情報をユーザ装置
    において蓄積し、蓄積した前記主情報を任意のタイミン
    グにおいてユーザに利用させる情報提供方法において、 前記ユーザ装置に前記主情報を伝送するとき、そのとき
    伝送する所定の項目の前記主情報を管理する管理情報を
    伝送し、 前記管理情報は、前記主情報が更新情報であるのか、ま
    たは追加情報であるのかを表すデータを含むことを特徴
    とする情報提供方法。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の情報提
    供方法に用いるユーザ装置において、 前記管理情報が更新情報を表しているとき、対応する前
    記主情報を新たな前記主情報で更新し、前記管理情報が
    追加情報を表しているとき、対応する前記主情報に新た
    な前記主情報を追加することを特徴とするユーザ装置。
JP16177394A 1994-07-14 1994-07-14 情報提供方法およびユーザ装置 Withdrawn JPH0832535A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001093562A1 (fr) * 2000-05-30 2001-12-06 Bandai Co., Ltd. Systeme de transfert d'image et procede associe a ce systeme

Cited By (2)

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