JPH08322445A - 載貨部付き曳舟 - Google Patents

載貨部付き曳舟

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Publication number
JPH08322445A
JPH08322445A JP15828395A JP15828395A JPH08322445A JP H08322445 A JPH08322445 A JP H08322445A JP 15828395 A JP15828395 A JP 15828395A JP 15828395 A JP15828395 A JP 15828395A JP H08322445 A JPH08322445 A JP H08322445A
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JP
Japan
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tugboat
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Pending
Application number
JP15828395A
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English (en)
Inventor
Shigekatsu Fujii
繁克 藤井
Tomio Kubo
富雄 久保
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Gamakatsu Co Ltd
Original Assignee
Gamakatsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Gamakatsu Co Ltd filed Critical Gamakatsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、渓流釣りの最中に
おいて、常時手元に飲み物などを用意しておくことがで
き、しかもそれら飲み物が常時冷却されている状態を保
つ事ができるようにすることにある。 【構成】 捕獲魚収納用の曳舟本体(1)と、曳
舟本体(1)の船尾(2)に設けられた載貨部(3)とで構成さ
れた事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶ジュースやスポーツ
ドリンクなど飲み物の缶詰やその他冷却しておく必要の
あるものを曳舟の船尾に装着しておくことの出来る新規
な載貨部付き曳舟に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鮎釣りのような渓流釣りを
行う場合、釣り人は渓流中に立ち、曳舟を流水中に浮か
べ、長い竿を操作して釣りを行う。一旦、釣りを始める
と長時間にわたって水中に立って行うものであるが、強
い日差しの為に喉が渇くことがある。その場合、釣り人
は鮎釣りを中止して岸に戻り、缶ジュースやスポーツド
リンクを取り出し、喉を潤す事になる。そのとき缶ジュ
ースやスポーツドリンク等がよく冷えていると非常に美
味であるが、魚釣りの現場においてよく冷えた缶ジュー
スやスポーツドリンクを用意することはクーラーボック
スの収納容量や冷却能力からみて一般的に不可能であ
る。従って、釣り人は岸辺に放置されたバッグの中に収
納されていて生ぬるくなったスポーツドリンクや缶ジュ
ースを飲まなければならないことになる。又、喉の渇き
を癒すためにそのつど釣りを中断しなければならず、せ
っかくの鮎釣りの興味を殺ぐことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
渓流釣りの最中において、常時手元に飲み物などを用意
しておくことができ、しかもそれら飲み物が常時冷却さ
れている状態を保つ事ができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の載貨
部付き曳舟(A)は『捕獲魚収納用の曳舟本体(1)と、曳舟
本体(1)の船尾(2)に設けられた載貨部(3)とで構成され
た』事を特徴とする。
【0005】これによれば、曳舟(A)は釣り人の腰から
導出された引き綱(7)に繋がれて常時渓流中に漂ってお
り、その船尾(2)に設けられた載貨部(3)も渓流中に浸漬
している。従って、載貨部(3)に収納された例えば缶ジ
ュースのような貨物(4)も当然水中に没しており、渓流
の温度と同じ温度に保たれる事になる。又、載貨部(3)
は船尾(2)に設けられているので、貨物(4)を載貨部(3)
内に収納した曳舟(A)を渓流中に浮かべたとしても貨物
(4)の曳舟(A)に対する重量はわずかであり、曳舟(A)の
重心が船尾(2)側にわずかに移動するだけであるので、
曳舟(A)の安定性を損なうことがない。貨物(4)を必要と
する場合には、引き綱(7)を手繰って曳舟(A)を手元に手
繰り寄せれば、載貨部(3)内の貨物(4)を取り出す事が出
来る。
【0006】請求項2に記載の載貨部付き曳舟(A1)(A2)
は本発明の第1及び2実施例であり『載貨部(3)が、船
尾(2)に配設された貨物(4)の外周に巻き付けられて、前
記貨物(4)を船尾(2)の外面に固定する伸縮帯(3c)又は伸
縮バンド(3h)で構成されている』事を特徴とする。
【0007】これによれば、貨物(4)の載貨部(3)への取
り付けは、伸縮帯(3c)又は伸縮バンド(3h)を伸ばし、船
尾(2)の背面と伸縮帯(3c)又は伸縮バンド(3h)との間に
挿入するだけで、伸縮帯(3c)又は伸縮バンド(3h)の弾発
力により保持(取り出す場合はその逆になる。)される
事になり、貨物(4)の挿脱が非常に簡単となる。
【0008】請求項3に記載の載貨部付き曳舟(A3)は本
発明の第3実施例で『載貨部(3)が、船尾(2)に取着され
た籠状体(3j)にて構成されている』事を特徴とする。
【0009】この場合も、渓流の水が籠状の載貨部(3)
内を通過するので、貨物(4)は十分に渓流の冷たい水で
冷却される事になる。しかも、載貨部(3)が、籠状であ
るからその容量に合わせて複数の貨物(4)を収納する事
が出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って説明す
る。本発明において、実施例は3種類(A1)(A2)(A2)が示
されているが勿論これに限られず、請求項に記載されて
いる内容のものは全てこれに含まれることになる。な
お、本実施例で収納される貨物(4)は、缶状のもので横
に寝かせて収納されているが、当然立てて収納する事も
可能である。又、本発明に係る3例の曳舟(A1)(A2)(A3)
の内の第1実施例(A1)に付いて説明し、第2例(A2)(A3)
以下はその後に第1例と相違する部分のみを説明し、同
一部分は省略する。そしてその説明で共通する部分は同
一符号を用いる事とする。
【0011】曳舟本体(1)は船又は砲弾型、潜水艦型を
しており、その船首に引き網(7)が取り付けられいる。
船型の場合は流水中に浮かんでおり、その下半分が水中
に没している。砲弾型又は潜水艦型の場合は略全体が水
中に没しており、わずかに浮き部材(5)が水上に表れて
いる状態となる。曳舟本体(1)の上面両脇には前述の浮
き部材(5)が形成されており、曳舟本体(1)を水面に又は
水面すれすれに浮かすようになっている。底面には重錘
(13)が装着又は形成されている。重錘部(13)と浮き部材
(5)の関係は、前述のように状態が保てるような関係と
なるように設定される。なお、重錘部(13)は、別体の金
属板の様な物を底部に埋入してもよいし、底部を厚肉に
形成してもよい。
【0012】又、浮き部材(5)には、軽い発泡部材(例
えば、発泡ウレタン樹脂)のようなものが使用される。
曳舟本体(1)の上面前部には中央から二つに分かれるよ
うになっている捕獲魚投入扉(6)が蝶番(14)にて蝶着さ
れており、ここから捕獲魚を曳舟本体(1)内に投入する
ようになっている。
【0013】曳舟本体(1)の船首(2)の船首上面に開閉蓋
(8)が蝶番(15)にて開閉自在に蝶着されている。開閉蓋
(8)の先端部にはロック(9)が設けられており、開閉蓋
(8)を曳舟本体(1)に固定できるようになっている。
【0014】曳舟本体(1)の船首側面には縦長の水流入
孔(10)が複数個穿設されており、船腹には水流出孔(11)
が穿設されており、流水が水流入孔(10)を通って曳舟本
体(1)の内部に入り、水流出孔(11)から流出して曳舟本
体(1)内の水を交換するようになっている。水流入孔(1
0)と水流出孔(11)との関係は、船内の循環水が水流出孔
(11)を通って円滑に船外出るように水流入孔(10)の開孔
面積より水流出孔(11)の開孔面積の方が大きく形成され
ている。
【0015】曳舟本体(1)の船尾(2)の背面には一対の伸
縮帯(3c)が配設されており、伸縮帯(3c)の一端が船尾
(2)の底部に固定されており、伸縮帯(3c)の他端に設け
られたL字状の係止爪(3a)が曳舟本体(1)の上面に一列
にて設けられた複数の係止孔(3b)の適所に嵌まり込んで
係合されるようになっている。係止孔(3b)は図3に示す
ように係止爪(3a)が係合して離脱しないように断面L型
の溝となっている。
【0016】船尾(2)の背面には貨物(4)に合わせて凹所
(2a)が形成されており、曳舟本体(1)の船尾(2)の背面に
配置された貨物(4)がぐらぐらしないようになってい
る。伸縮帯(3c)は例えば伸縮性に富み、且つ弾力性を有
するパワーネット又はスパンデックス糸を編み込んだよ
うな素材又はゴムや弾性樹脂のような素材で構成されて
いる。
【0017】曳舟(A)の船首の側面には一対の引き綱(7)
が取り付けられており、釣り人の腰に取り付けられるよ
うになっている。
【0018】しかして、図3に示すように、貨物(4)を
凹所(2a)に嵌め、載荷部(3)を貨物(4)の外側に掛け係止
爪(3a)を係止孔(3b)の適所にはめ込んで、貨物(4)を凹
所(2a)に固定する。載荷部(3)を構成する伸縮帯(3c)は
弾力性のある部材であるから、その弾発力により貨物
(4)を船尾(2)の背面に保持できるようになっている。
【0019】釣り人は曳舟(A)を水中に浮かべて引き網
(7)を腰に取り付けて釣りを行うのであるが、釣りの最
中に喉が渇くと引き網(7)を手繰り寄せ、曳舟(A)を手元
に引き取り、貨物(4)を掴みながら係止爪(3a)を係止孔
(3b)から離脱させると貨物(4)を手に取ることができる
のである。貨物(4)は釣りの間中ずっと曳舟本体(1)の背
面に取り付けられており、水中につかっているので、常
に水温と同じ温度に冷やされており、従来のように岸辺
に放置されて温度の上がっているものを飲む場合に比べ
て、非常に美味である。
【0020】図4〜6はその第2実施例(A2)で、伸縮帯
(3c)に代え、伸縮バンド(3h)を設けた例である。伸縮バ
ンド(3h)は船尾(2)の背面に配置された一対の伸縮部材
で、伸縮バンド(3h)の両端が船尾(2)の背面の上下に取
り付けられており、更に伸縮バンド(3h)間にネット部材
(3i)を配設した例である。伸縮バンド(3h)は伸縮帯(3c)
と同様伸縮性及び弾力性に富む帯材(=パワーネット又
はスパンデックス糸を編み込んだような素材又はゴムや
弾性樹脂のような素材)で構成されており、伸縮バンド
(3h)を引っ張ると伸びるので伸縮バンド(3h)と船尾(2)
との間に貨物(4)を挿入することによって貨物(4)を船尾
(2)の背面に固定することができるようになっている。ネ
ット部材(3i)は伸縮バンド(3h)が開かないようにするた
めのものであり、且つ貨物(4)が直接水に接触するよう
にしたのである。
【0021】図7〜9は本発明の第3実施例(A3)で、第
1実施例の伸縮帯(3c)の代わりに籠状体(3j)を設けた例
である。籠状体(3j)は籠本体(3k)と籠蓋体(3m)とで構成
されており、籠本体(3k)の上面は開口しており、その開
口部を開閉するための籠蓋体(3m)が蝶番(3p)によって、
曳舟本体(1)の上面後端に蝶着されている。
【0022】籠蓋体(3m)の開閉端には籠本体(3k)の掛金
孔(3o)に形合するための掛金(3n)が取り付けてあり、掛
金(3n)が掛金孔(3o)に係合することにより、籠蓋体(3m)
が籠本体(3k)の開口部を閉塞するようになっている。こ
の場合は第1、2実施例と違い、籠本体(3k)内に収納さ
れる貨物(4)が固定されないと、曳舟本体(1)の水中での
横揺れや縦揺れによってぐらぐらし、水中での曳舟(A)
の姿勢を不安定にさせることがあるため、籠蓋体(3m)又
は別途用意された固定部材(3q)によって貨物(4)が籠本
体(3k)に固定されるようになっている。勿論他の固定方
法を用いてもよい。
【0023】第3実施例にように籠状体(3j)を使用する
場合には、籠本体(3k)の容量を一定形状の貨物(4)に合
わせて構成するようにしても良いが、籠本体(3k)をより
大きくしておくことにより、複数の貨物(4)を収納する
事ができるものである。その場合、貨物(4)が常に曳舟
本体(1)に対してバランスが取ることが出来るように籠
本体(3k)内で前述のように固定されるようになっている
ことが必要である。
【0024】
【発明の効果】本発明は叙上のように曳舟本体の船尾に
載荷部が設けられているので、例えば缶ジュースやスポ
ーツドリンクのような飲料容器を曳舟の船尾に取り付け
ておくことが出来、このような曳舟を水中に浮かべて置
くことにより、常に貨物を水中に没して冷却をしておく
ことができるものであり、この曳舟を手元に引き寄せる
ことによって、釣り作業を中止する事なく、曳舟の船尾
背面に取り付けている貨物を手に取ることができ非常に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の曳舟の斜視図。
【図2】図1の船尾の背面図。
【図3】図1の船尾部分の断面図。
【図4】本発明の第2実施例の曳舟の斜視図。
【図5】図4の船尾の背面図。
【図6】図4の船尾部分の断面図。
【図7】本発明の第3実施例の曳舟の斜視図。
【図8】図4の船尾の背面図。
【図9】図4の船尾部分の断面図。
【符号の説明】
(1)…曳舟本体 (2)…船尾 (2a)…凹所 (3)…載貨部 (4)…貨物 (5)…浮き部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捕獲魚収納用の曳舟本体と、曳舟
    本体の船尾に設けられた載貨部とで構成された事を特徴
    とする載貨部付き曳舟。
  2. 【請求項2】 載貨部が、船尾に配設された貨物
    の外周に巻き付けられて、前記貨物を船尾の外面に固定
    する伸縮帯又は伸縮バンドで構成されている事を特徴と
    する請求項1に記載の載貨部付き曳舟。
  3. 【請求項3】 載貨部が、船尾に取着された籠状
    体にて構成されている事を特徴とする請求項1に記載の
    載貨部付き曳舟。
JP15828395A 1995-05-31 1995-05-31 載貨部付き曳舟 Pending JPH08322445A (ja)

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JP15828395A JPH08322445A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 載貨部付き曳舟

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