JPH08321782A - 音声符号化方法 - Google Patents

音声符号化方法

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JPH08321782A
JPH08321782A JP7128323A JP12832395A JPH08321782A JP H08321782 A JPH08321782 A JP H08321782A JP 7128323 A JP7128323 A JP 7128323A JP 12832395 A JP12832395 A JP 12832395A JP H08321782 A JPH08321782 A JP H08321782A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は音声信号の振幅値が急激に変化した
場合も量子化誤差が少ない音声符号化方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明は、ADPCM符号化方法であって、
音声の入力信号xnと該入力信号xnの予測値ynとの差
分dnに基づいて量子化を行う量子化器(13)と、該量子
化器(13)による量子化値qnを符号化する符号化器(14)
と、上記差分dn、及び量子化幅Δnに基づいて、量子化
幅Δnを更新し、この更新された量子化幅Δ nを上記量子
化器に送る第1量子化幅更新器(15)と、上記量子化器(1
3)による量子化値qn、及び入力信号の予測値ynに基づ
いて、次の予測信号yn+1を求める第1予測器(17)と、
を具備し、上記量子化器(13)は差分dn≧0の場合、en
=d n+Δn/2の量子化を行い、また差分dn<0の場
合、en=dn−Δn/2の量子化を行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高能率の音声符号化方法
に関し、特に適応パルス符号変調(AdaptivePulse Code
Modulation、以下「APCM」と称す。)方法、及び
適応差分パルス符号変調(Adaptive Differential Puls
e Code Modulation、以下「ADPCM」と称す。)方
法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】音声の帯域圧縮方法として、ADPCM
方法がある。この方法は音声の隣接標本間、例えば時間
1と時間t2の音声データにおいて、時間t1に算出し
た予測値と時間t2における音声信号との差分をとり、
この差分を符号化してADPCM符号とすることによっ
て音声を圧縮し、次にその符号を復号することによっ
て、差分信号の量子化値を得、その値を逐次加算するこ
とで通常のPCM符号形式の音声を再生する方法であ
る。また、ADPCM方法は差分信号の量子化値を得る
際に必要となる量子化幅をADPCM符号に応じて適宜
変化させていくことを特徴としている。
【0003】図5は従来のADPCM方法を実現するA
DPCM符号化装置4、及びADPCM復号化装置5の
概略構成図であり、以下に各構成の機能を順次説明す
る。尚、以下で用いるnは整数であるとする。
【0004】第1加算器41はADPCM符号化装置4
に入力された信号xnと予測信号ynの差分dnを、数1
【0005】
【数1】
【0006】に従って求める。
【0007】量子化器42は第1加算器41で求められ
た差分dnを数2、及び数3
【0008】
【数2】
【0009】
【数3】
【0010】に従って適当な量子化幅Δnに基づいて、
量子化値qnを求める機能を有する。
【0011】次に符号化器43は量子化値qnを符号化
して符号Ln(尚、Ln=Anとする。)をメモリ6に出
力する。
【0012】また、第1量子化幅更新器44は数4
【0013】
【数4】
【0014】に従って適応的に量子化幅を変更・更新
し、その量子化値Δn+1は次の量子化の際に用いるた
め、量子化器42に送られる。
【0015】ここで、表1は数4に用いられる乗数M
(Ln) と符号Lnの関係を表した表である。
【0016】
【表1】
【0017】一方、第2加算器45は数5
【0018】
【数5】
【0019】に従って復号化信号wnを求め、この復号
化信号wnは第1予測器46に送られる。
【0020】第1予測器46は復号化信号wnを1サン
プルだけ遅延させることによって次の予測信号yn+1
求め、この予測信号yn+1は第1加算器41に送られ、
この第1加算器41以降の処理は上述の繰り返しであ
る。
【0021】一方、ADPCM復号化装置5の復号化器
51は数6
【0022】
【数6】
【0023】に従って量子化値q’nを出力する。
【0024】また、第2量子化幅更新52はメモリ6の
符号Lnを読み出して、数7
【0025】
【数7】
【0026】に従って量子化幅Δnを変更・更新し、こ
の量子化幅Δn+1は復号化器51に送られ、次の復号化
のために用いられる。尚、M(Ln)の値は表1に示す
通りである。
【0027】第3加算器53は数8
【0028】
【数8】
【0029】に従ってw’nを求め、この復号化信号
w’nは第2予測器54に送られる。
【0030】第2予測器54は復号化信号w’nを1サ
ンプルだけ遅延させて次の予測信号y’n+1を求め、こ
の予測信号y’n+1は第3加算器53に送られる。
【0031】次に図6は量子化幅ΔnをADPCM符号
に応じて変化させたときの量子化値qn、及び入力信号
nと予測信号ynとの差分dnの関係を示した図であ
る。尚、図6中において、T<Uであると仮定する。
【0032】ここで、差分dnについてみると、“[”及
び“]”は境界値をその範囲に含み、“(”及び“)”は
境界値をその範囲に含まないものとすると、図6(a)
では差分dnの値が[0,T]の範囲にあるときはT/
2に、(T,2T]の範囲にあるときは3T/2に、・・
・・・、(3T,∞]の範囲にあるときは7T/2に量子
化している。
【0033】また、[−T,0)の範囲にあるときは−
T/2に、[−2T,−T)の範囲にあるときは−3T
/2に、・・・・・、[−∞,−3T)の範囲にあるときは
−7T/2に量子化している。
【0034】一方、図6(b)でも同様に差分dnの値
が[0,U]の範囲にあるときはU/2に、(U,2
U]の範囲にあるときは3U/2に、・・・・・、(3U,
∞]の範囲にあるときは7U/2に量子化している。ま
た、[−U,0)の範囲にあるときは−U/2に、[−
2U,−U)の範囲にあるときは−3U/2に、・・・・
・、[−∞,−3U)の範囲にあるときは−7U/2に
量子化している。
【0035】このように、差分dnが小さいときには量
子化幅を細かく設定し、逆に差分dnが大きいときには
図6(b)のように量子化幅を粗く設定することによっ
て、効率良く量子化できる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記従来技
術では、差分dnの絶対値が大きい値から小さい値に急
激に変化した際には量子化幅は大きい値のままとなって
いるため、量子化値qnの絶対値の最小値はU/2(図
6(b)参照。)と大きい値のため、|dn|≪(U/
2)の際に量子化誤差が増大することになる。
【0037】また、上記従来技術では差分dnの値が0
の場合でも量子化すれば、T/2(図6(a)参照。)
となったり、またU/2(図6(b)参照。)となり、
量子化値が0ではなくなってしまう。また、音声信号の
無音区間では差分dnの値が0になることが多く、量子
化誤差が増大するという欠点がある。
【0038】一方、APCM方法の場合、入力信号をそ
のまま差分dnとするものであるため、ADPCM方法
と同様の欠点がある。
【0039】そこで、本発明は上述の問題点に鑑み為さ
れたものであり、差分dnの絶対値が大きい値から小さ
い値に急激に変化して|dn|≪(T/2)、或るいは|d
n|≪(U/2)となった際の量子化誤差を軽減すると共
に、差分dnの値が0の場合の量子化誤差の発生を抑え
る、新規な音声符号化方法を提供するものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明の音声符号化方法
を実現する符号化装置では、音声の入力信号xnと該入
力信号xnの予測値ynとの差分dnを、量子化幅Δnに基
づいて量子化を行う量子化器と、該量子化器による量子
化値qnを符号Lnに符号化する符号化器と、該符号Ln
に基づいて、量子化幅Δnを更新し、この更新された量
子化幅Δn+1を上記量子化器に送る第1量子化幅更新器
と、上記量子化器による量子化値qn、及び入力信号の
予測値ynに基づいて、次の予測信号yn+1を求める第1
予測器と、を具備し、符号化装置で生成される符号Ln
のなかの1つ以上の符号Lnが復号化された際に、上記
差分dnの復号化値q’nが0になるように量子化を行う
ことを特徴とする。
【0041】
【作用】本発明は上記手段を具備することにより、入力
信号xnや、入力信号xnとその入力信号xnの予測値yn
との差分dnの絶対値が大きい値から小さい値に急激に
変化した際には、量子化幅Δnは大きい値のままである
が、その時に入力信号xnや差分dnの復号化値が0にな
りえるよう量子化を行うことによって発生する量子化誤
差を軽減することができる。すなわち、|dn|≪(Δn
2)の際には、差分dnの量子化値を0とすればよい。
【0042】また、音声信号の無音区間に多くみられる
信号の値が0の場合も復号化値が0になりえる量子化を
行うことによって量子化誤差の発生を防ぐことができ
る。
【0043】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図4に基づい
て説明する。
【0044】図1は、本発明の音声符号化方法を実現す
るADPCM符号化装置、及びADPCM復号化装置の
概略構成図である。尚、以下で用いるnは整数であると
する。
【0045】まず、第1加算器11はADPCM符号化
装置に入力された信号xnと予測信号ynの差分dn
【0046】
【数9】
【0047】に従って求める。
【0048】次に、第2加算器12は数10
【0049】
【数10】
【0050】に従って調整信号enを求める。
【0051】また、第2加算器12は数11
【0052】
【数11】
【0053】に従って調整信号enを求める。
【0054】量子化器13は数12、及び数13
【0055】
【数12】
【0056】
【数13】
【0057】に従って量子化値qnを求める。
【0058】符号化器14は量子化値qnに従って、表
1のLnを符号としてメモリ3に出力する(表1は従来
技術と同一であるので、ここでは割愛する。)。
【0059】第1量子化幅更新器15は数14
【0060】
【数14】
【0061】に従って適応的に量子化幅Δnを変更・更
新し、その量子化値Δn+1は次の量子化の際に用いられ
る。
【0062】第3加算器16は数15
【0063】
【数15】
【0064】に従って復号化信号wnを求め、この復号
化信号wnは第1予測器17に送られる。
【0065】第1予測器17は復号化信号wnを1サン
プルだけ遅延させることによって次の予測信号yn+1
求め、この予測信号yn+1は第1加算器11に送られ
る。
【0066】一方、ADPCM復号化装置2の復号化器
21は数16
【0067】
【数16】
【0068】に従って量子化値q’nを出力する。
【0069】また、第2量子化幅更新22はメモリ3の
符号Lnを読み出して、数17
【0070】
【数17】
【0071】に従って量子化幅Δnを変更・更新し、こ
の量子化幅Δn+1は復号化器21に送られ、次の復号化
のために用いられる。尚、M(Ln)の値は表1に示す
通りである。
【0072】第4加算器23は数18
【0073】
【数18】
【0074】に従ってw’nを求め、この復号化信号
w’nは第2予測器24に送られる。
【0075】第2予測器24は復号化信号w’nを1サ
ンプルだけ遅延させることによって次の予測信号y’
n+1を求め、この予測信号y’n+1は第4加算器23に送
られる。
【0076】上述の構成を具備するADPCM符号化装
置1の動作説明を図2のフローチャートに従って説明す
る。
【0077】ステップS10では、入力信号xnから予
測信号ynを差し引き、その差分dnを求める。ステップ
S11では、ステップS10で求めた差分dnが正の数
か、又は負の数かを判定し、正の数である場合にはステ
ップS12に進み、一方負の数である場合にはステップ
S13に進む。
【0078】ステップS12では、ステップS10で求
めた差分dnに量子化幅Δnの1/2を加えて調整信号e
nを求めた後、ステップS14に進む。一方、ステップ
S13では、ステップS10で求めた差分dnに量子化
幅Δnの1/2を差し引いてe nを求めた後、ステップS
14に進む。
【0079】ステップS14では、数12、及び数13
に従って量子化、及び符号化を行った後、ステップS1
5に進む。ステップS15では、ステップS14で求め
た符号Ln、及び量子化幅Δnに基づいて量子化幅Δn
更新を行った後、ステップS16に進む。
【0080】最後にステップS16では、予測値yn
及び量子化値qnを使って次の予測値yn+1を求める。
【0081】次に、図3は量子化幅ΔnをADPCM符
号に応じて変化させたときの量子化値qn、及び入力信
号xnと予測信号ynとの差分dnの関係を示した図であ
る。尚、T<Uであると仮定する。
【0082】ここで、従来技術と同様に差分dnについ
てみると、図3(a)では調整信号enの値が(−0.5
T,0.5T]の範囲にあるときは0に、(0.5T,
1.5T]の範囲にあるときはTに、・・・・・、(2.5
T,∞]の範囲にあるときは3Tに量子化されている。
【0083】また、(−1.5T,−0.5T]の範囲に
あるときは−Tに、(−2.5T,−1.5T]の範囲に
あるときは−2Tに、・・・・・、[−∞,−3.5T]の範
囲にあるときは−4Tに量子化されている。
【0084】一方、図3(b)でも同様に調整信号en
の値が(−0.5U,0.5U]の範囲にあるときは0
に、(0.5U,1.5U]の範囲にあるときは1Uに、
・・・・・、(2.5U,∞]の範囲にあるときは3Uに量子
化されている。
【0085】また、(−1.5U,−0.5U]の範囲に
あるときは−Uに、(−2.5U,−1.5U]の範囲に
あるときは−2Uに、・・・・・、(−∞,−3.5U]の範
囲にあるときは−4Uに量子化されている。
【0086】次に図4はADPCM復号化装置2が行う
処理のフローチャートである。
【0087】ステップS20では、ADPCM復号化装
置2の復号化器21はメモリ3の符号Lnを読み出し
て、数16に従って符号Ln、及び量子化幅Δnから量子
化値q’nを求め、ステップS21に進む。ステップS
21では、ステップS20で求め た量子化値q’nを使
って次の予測信号y’n+1を求め、ステップS22に進
む。最後にステップS22で符号Lnに基づいて量子化
幅の更新を行う。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では復号化信号が0になりえるように量子化することに
より、入力信号xn、或るいは入力信号xnとその入力信
号xnの予測値ynとの差分dnの絶対値が大きい値から
小さい値に急激に変化し、量子化幅Δnが大きい値のま
まであるときも、量子化値を0にすることで、従来発生
していた量子化誤差を減少させることができる。
【0089】また、入力信号xnや差分dnが0の場合も
量子化した値が0になり量子化誤差が発生しなくなると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声符号化方法を実現するADPCM
符号化装置、及びADPCM復号化装置の概略構成図で
ある。
【図2】本発明の音声符号化方法のADPCM符号化装
置のフローチャートである。
【図3】本発明の音声符号化方法に用いている最適量子
化の概念図である。
【図4】本発明の音声符号化方法のADPCM復号化装
置のフローチャートである。
【図5】従来のADPCM方法のブロック図である。
【図6】量子化幅ΔnをADPCM符号に応じて変化さ
せたときの量子化値qn、及び入力信号xnと予測信号y
nとの差分dnの関係を示した図である。
【符号の説明】
1 ・・・ ADPCM符号化装置 13 ・・・ 量子化器 14 ・・・ 符号化器 15 ・・・ 第1量子化幅更新器 17 ・・・ 第1予測器 2 ・・・ ADPCM復号化装置 21 ・・・ 復号化器 22 ・・・ 第2量子化幅更新器 24 ・・・ 第2予測器 3 ・・・ メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号xnの量子化値qnを符号化器で
    符号化するAPCM符号化方法であって、 上記符号化器で生成される符号Lnのなかの1つ以上の
    符号Lnが復号化された際に、その復号化値q’nが0に
    なるように量子化を行うことを特徴とする音声符号化方
    法。
  2. 【請求項2】 入力信号xnと該入力信号xnの予測値y
    nとの差分dnの量子化値qnを符号化器で符号化するA
    DPCM符号化方法であって、 上記符号化器で生成される符号Lnのなかの1つ以上の
    符号Lnが復号化された際に、上記差分dnの復号化値
    q’nが0になるように量子化を行うことを特徴とする
    音声符号化方法。
  3. 【請求項3】 上記符号化器で上記入力信号xnの大き
    さをいくつかの区間に区分して量子化する際に、1つの
    区間が上記大きさ0を含むようにし、その区間に対する
    符号Lnが復号化器に入力されたときに、復号化値q’n
    が0になるようにすることを特徴とする請求項1記載の
    音声符号化方法。
  4. 【請求項4】 上記符号化器で上記差分dnをいくつか
    の区間に区分して量子化する際に、1つの区間が上記差
    分dn=0を含むようにし、その区間に対する符号Ln
    復号化器に入力されたときに、上記差分dnの復号化値
    q’nが0になるようにすることを特徴とする請求項2
    記載の音声符号化方法。
  5. 【請求項5】 入力信号xnの量子化値qnを符号化器で
    符号化するAPCM符号化方法であって、 APCM符号化装置へ入力された音声の入力信号xn
    量子化器による量子化の際、入力信号xn≧0の場合、
    調整信号en=xn+Δn/2の量子化値qnを求め、また
    入力信号xn<0の場合、調整信号en=xn−Δn/2の
    量子化値qnを求める第1ステップと、 第1ステップによる量子化値qnを符号化し、符号Ln
    求める第2ステップと、 第2ステップによる符号Lnに基づいて量子化幅Δn+1
    算出し、その量子化幅Δn+1を上記量子化器に送る第3
    ステップと、 上記量子化幅Δn+1で調整信号en+1の量子化値qn+1
    求める第4ステップと、からなることを特徴とする音声
    符号化方法。
  6. 【請求項6】 入力信号xnと該入力信号xnの予測値y
    nとの差分dnの量子化値qnを符号化器で符号化するA
    DPCM符号化方法であって、 ADPCM符号化装置へ入力された音声の入力信号xn
    と該入力信号xnの予測値ynとの差分dnの量子化器に
    よる量子化の際、差分dn≧0の場合、調整信号en=d
    n+Δn/2の量子化値qnを求め、また差分dn<0の場
    合、調整信号en=dn−Δn/2の量子化値qnを求める
    第1ステップと、 第1ステップによる量子化値qnを符号化し、符号Ln
    求める第2ステップと、 第2ステップによる符号Lnに基づいて量子化幅Δn+1
    算出し、その量子化幅Δn+1を上記量子化器に送る第3
    ステップと、 上記量子化値qn、及び予測値ynに基づいて、次の予測
    信号yn+1を求める第4ステップと、 上記量子化幅Δn+1で調整信号en+1の量子化値qn+1
    求める第5ステップと、からなることを特徴とする音声
    符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010074200A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 国立大学法人九州工業大学 適応差分パルス符号変調の符号化装置及び復号化装置

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