JPH08321232A - 高圧電気回路切換装置 - Google Patents
高圧電気回路切換装置Info
- Publication number
- JPH08321232A JPH08321232A JP7152264A JP15226495A JPH08321232A JP H08321232 A JPH08321232 A JP H08321232A JP 7152264 A JP7152264 A JP 7152264A JP 15226495 A JP15226495 A JP 15226495A JP H08321232 A JPH08321232 A JP H08321232A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- power supply
- closing means
- power
- voltage power
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で設置スペースが小さく、コストの低減
された高圧電気回路切換装置を提供する。 【構成】 切換装置は、AC6600Vの商用一次高圧
電源1と自家用発電機一次高圧電源2とが接続される入
力側端子3a及び4aと共通の負荷回路5が接続される
出力側端子3b及び4bとを備えた真空遮断器(VC
B)3及び4と、これらの何れか1方だけを導通させる
インターロック回路6と、これらを収納したキュービク
ル7とを有する。VCB3、4は操作ボタン等による人
の操作又は自動的に開閉される。 【効果】 例えば入力側に商用電源と自家発電源とを接
続し、負荷の多いときに自家発電源に切り換えることに
より、小型で安価な切換装置を使用して電力料金を大幅
に減少し、自家用発電設備を活用することができる。
された高圧電気回路切換装置を提供する。 【構成】 切換装置は、AC6600Vの商用一次高圧
電源1と自家用発電機一次高圧電源2とが接続される入
力側端子3a及び4aと共通の負荷回路5が接続される
出力側端子3b及び4bとを備えた真空遮断器(VC
B)3及び4と、これらの何れか1方だけを導通させる
インターロック回路6と、これらを収納したキュービク
ル7とを有する。VCB3、4は操作ボタン等による人
の操作又は自動的に開閉される。 【効果】 例えば入力側に商用電源と自家発電源とを接
続し、負荷の多いときに自家発電源に切り換えることに
より、小型で安価な切換装置を使用して電力料金を大幅
に減少し、自家用発電設備を活用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の一次高圧電源の
何れか1つの電源を切り換えて使用したり、複数の力率
改善コンデンサを切り換えて使用するするための高圧電
気回路切換装置に関する。
何れか1つの電源を切り換えて使用したり、複数の力率
改善コンデンサを切り換えて使用するするための高圧電
気回路切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高圧電気回路切換装置は、周波数
同期装置と真空遮断器とを備えたキュービクル式切換装
置を複数台設け、現状の一次高圧電源の周波数と切り換
えようとする一次高圧電源の周波数とを同期させて電源
を切り換えるようにしたものであった。
同期装置と真空遮断器とを備えたキュービクル式切換装
置を複数台設け、現状の一次高圧電源の周波数と切り換
えようとする一次高圧電源の周波数とを同期させて電源
を切り換えるようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のように周波
数同期装置と真空遮断器とを並設すれば、一次電源から
負荷側に連続した電源供給状態を維持することができ
る。しかしながら、高圧電源装置は主として動力用に用
いられるため、工場等において、休憩時や終業後に電源
を一時的に停止して自動又は手動で切り換えられる場合
も多い。又、このような動力用負荷回路は通常大容量で
ある場合が多く、従来の装置のように周波数同期装置と
真空遮断器とを備えたキュービクル式切換装置を複数台
設けたものでは、装置が大型化し、広い設置スペースが
必要になると共に、極めてコストの高いものとなる。
数同期装置と真空遮断器とを並設すれば、一次電源から
負荷側に連続した電源供給状態を維持することができ
る。しかしながら、高圧電源装置は主として動力用に用
いられるため、工場等において、休憩時や終業後に電源
を一時的に停止して自動又は手動で切り換えられる場合
も多い。又、このような動力用負荷回路は通常大容量で
ある場合が多く、従来の装置のように周波数同期装置と
真空遮断器とを備えたキュービクル式切換装置を複数台
設けたものでは、装置が大型化し、広い設置スペースが
必要になると共に、極めてコストの高いものとなる。
【0004】そこで本発明は、従来技術に於ける上記問
題を解決し、小型で設置スペースが小さく、コストの低
減された高圧電気回路切換装置を提供することを課題と
する。
題を解決し、小型で設置スペースが小さく、コストの低
減された高圧電気回路切換装置を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、高圧電気回路切換装置
が、それぞれ高圧電源が接続される入力側端子と負荷回
路が接続される出力側端子とを備えこの間の電気の導通
と遮断とを切り換えられる複数の回路開閉手段と、該複
数の回路開閉手段の何れか一つだけに電気を導通させる
インターロック手段と、前記複数の回路開閉手段と前記
インターロック手段とを収納したキュービクルと、を有
することを特徴とし、
するために、請求項1の発明は、高圧電気回路切換装置
が、それぞれ高圧電源が接続される入力側端子と負荷回
路が接続される出力側端子とを備えこの間の電気の導通
と遮断とを切り換えられる複数の回路開閉手段と、該複
数の回路開閉手段の何れか一つだけに電気を導通させる
インターロック手段と、前記複数の回路開閉手段と前記
インターロック手段とを収納したキュービクルと、を有
することを特徴とし、
【0006】請求項2の発明は、高圧電気回路切換装置
が、それぞれ高圧電源が接続される入力側端子と容量の
異なった複数の力率改善コンデンサが接続される出力側
端子とを備えこの間の電気の導通と遮断とを切り換えら
れる複数の回路開閉手段と、該複数の回路開閉手段を収
納したキュービクルと、を有することを特徴とする。
が、それぞれ高圧電源が接続される入力側端子と容量の
異なった複数の力率改善コンデンサが接続される出力側
端子とを備えこの間の電気の導通と遮断とを切り換えら
れる複数の回路開閉手段と、該複数の回路開閉手段を収
納したキュービクルと、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、複数の回路開閉手段
がそれぞれ高圧電源を接続する入力側端子と負荷回路が
接続される出力側端子とを備えているので、それぞれの
入力側端子に異なった一次高圧電源を接続すると共に、
それぞれの出力側端子に共通負荷回路を接続することが
できる。そして、この回路開閉手段とインターロック手
段とにより、複数の一次高圧電源の中の何れか1つと負
荷回路とを接続させることができるので、必要に応じて
一次高圧電源のうちの有利な方を選択して使用すること
ができる。このような電源の選択は、電源の供給を一時
停止することにより、自動又は手動で容易に行うことが
できる。高圧電源は通常工場の動力等に用いられるた
め、工場の機械設備が停止している時には電源の供給を
一時的に停止できるので、周波数同期装置を設けなくて
もこのような電源切換が可能である。
がそれぞれ高圧電源を接続する入力側端子と負荷回路が
接続される出力側端子とを備えているので、それぞれの
入力側端子に異なった一次高圧電源を接続すると共に、
それぞれの出力側端子に共通負荷回路を接続することが
できる。そして、この回路開閉手段とインターロック手
段とにより、複数の一次高圧電源の中の何れか1つと負
荷回路とを接続させることができるので、必要に応じて
一次高圧電源のうちの有利な方を選択して使用すること
ができる。このような電源の選択は、電源の供給を一時
停止することにより、自動又は手動で容易に行うことが
できる。高圧電源は通常工場の動力等に用いられるた
め、工場の機械設備が停止している時には電源の供給を
一時的に停止できるので、周波数同期装置を設けなくて
もこのような電源切換が可能である。
【0008】又、入力側端子に共通の高圧電源を接続
し、出力側端子に異なった容量の複数の変圧器を介して
負荷回路を接続すれば、変電設備を負荷に対応した効率
の良いものにすることができる。
し、出力側端子に異なった容量の複数の変圧器を介して
負荷回路を接続すれば、変電設備を負荷に対応した効率
の良いものにすることができる。
【0009】一方、回路開閉手段及びインターロック手
段は、例えばブレーカ盤として形成され、複数台を一体
的に組み合わせても適当な大きさになるため、1つのキ
ュービクル内に収納されている。その結果、従来の装置
に較べて高圧電気回路切換装置が極めて小型でコンパク
トな構造になる。又コストも大幅に低減される。
段は、例えばブレーカ盤として形成され、複数台を一体
的に組み合わせても適当な大きさになるため、1つのキ
ュービクル内に収納されている。その結果、従来の装置
に較べて高圧電気回路切換装置が極めて小型でコンパク
トな構造になる。又コストも大幅に低減される。
【0010】請求項2の発明によれば、複数の回路開閉
手段を1つのキュービクル内に収納するので、同様に高
圧電気回路切換装置を小型化することができる。この装
置の回路開閉手段は、容量の異なった複数の力率改善コ
ンデンサを接続する出力側端子を備えているので、これ
らに例えば2台の力率改善コンデンサを接続すれば、何
れか又は双方のコンデンサを選択して使用することがで
きる。その結果、負荷の大きさに対応した良好な力率で
電力を使用することができる。
手段を1つのキュービクル内に収納するので、同様に高
圧電気回路切換装置を小型化することができる。この装
置の回路開閉手段は、容量の異なった複数の力率改善コ
ンデンサを接続する出力側端子を備えているので、これ
らに例えば2台の力率改善コンデンサを接続すれば、何
れか又は双方のコンデンサを選択して使用することがで
きる。その結果、負荷の大きさに対応した良好な力率で
電力を使用することができる。
【0011】
【実施例】図1は実施例の高圧電気回路切換装置の回路
構成を示す。高圧電気回路切換装置は、それぞれ、高圧
電源としてのAC6600Vの商用一次高圧電源1と自
家用発電機一次高圧電源2とが接続される入力側端子3
a及び4aと工場等の共通の負荷回路5が接続される出
力側端子3b及び4bとを備えこの間の電気の導通と遮
断とを切り換えられる複数の回路開閉手段としての真空
遮断器(以下「VCB」という)3及び4と、VCB3
又は4の何れか1方だけに電気を導通させるインターロ
ック手段としてのインターロック回路6と、VCB3、
4及びインターロック回路6を収納したキュービクル7
と、を有する。
構成を示す。高圧電気回路切換装置は、それぞれ、高圧
電源としてのAC6600Vの商用一次高圧電源1と自
家用発電機一次高圧電源2とが接続される入力側端子3
a及び4aと工場等の共通の負荷回路5が接続される出
力側端子3b及び4bとを備えこの間の電気の導通と遮
断とを切り換えられる複数の回路開閉手段としての真空
遮断器(以下「VCB」という)3及び4と、VCB3
又は4の何れか1方だけに電気を導通させるインターロ
ック手段としてのインターロック回路6と、VCB3、
4及びインターロック回路6を収納したキュービクル7
と、を有する。
【0012】VCB3、4は、変流器(CT)で過電流
を検知してそのときにはリレー(CCR)を介してブレ
ーカを開く引き外しコイル(TC)を備えている。VC
B3、4は、キュービクル8の外面に設けられる図示し
ない操作ボタン等による人の操作又は自動的に開閉され
る。自動開閉は、例えば商用高圧電源側の電圧を検出
し、その停電時に自家用発電機側に切り換えたり、タイ
マ等により一定の時期に行われる。
を検知してそのときにはリレー(CCR)を介してブレ
ーカを開く引き外しコイル(TC)を備えている。VC
B3、4は、キュービクル8の外面に設けられる図示し
ない操作ボタン等による人の操作又は自動的に開閉され
る。自動開閉は、例えば商用高圧電源側の電圧を検出
し、その停電時に自家用発電機側に切り換えたり、タイ
マ等により一定の時期に行われる。
【0013】インターロック回路7としては、例えば、
VCB3及び4の電圧を検出し、何れかの回路に電圧が
あることを検出したときには他方のVCBの投入を禁止
する装置が用いられる。
VCB3及び4の電圧を検出し、何れかの回路に電圧が
あることを検出したときには他方のVCBの投入を禁止
する装置が用いられる。
【0014】負荷回路5には、トランス8によって66
00Vから220Vに降圧された電源が供給される。
又、負荷回路の力率を例えば80%程度に維持する力率
改善コンデンサ9が設けられている。これらは高圧保護
ヒューズ10を介して高圧側に接続されている。
00Vから220Vに降圧された電源が供給される。
又、負荷回路の力率を例えば80%程度に維持する力率
改善コンデンサ9が設けられている。これらは高圧保護
ヒューズ10を介して高圧側に接続されている。
【0015】このような高圧電気回路切換装置によれ
ば、商用電源又は自家用発電機電源を、随時人の操作に
より又は一定の条件で自動的に切り換えて使用すること
ができる。人の操作で切り換えたりタイマ等で自動的に
切り換えるときには、夜間や休業時等の瞬時の停電が問
題にならないような時期が選ばれる。一方、自家用発電
機は商用電源の停電時等の非常用電源としての用途を持
つので、このようなときには、電源切り換え時に周波数
を同期させる必要がない。従って、周波数同期装置を備
えない本発明の高圧電気回路切換装置で自動的に電源の
切り換えが可能になる。
ば、商用電源又は自家用発電機電源を、随時人の操作に
より又は一定の条件で自動的に切り換えて使用すること
ができる。人の操作で切り換えたりタイマ等で自動的に
切り換えるときには、夜間や休業時等の瞬時の停電が問
題にならないような時期が選ばれる。一方、自家用発電
機は商用電源の停電時等の非常用電源としての用途を持
つので、このようなときには、電源切り換え時に周波数
を同期させる必要がない。従って、周波数同期装置を備
えない本発明の高圧電気回路切換装置で自動的に電源の
切り換えが可能になる。
【0016】この装置によれば、自家用発電機を、非常
時のバックアップ用のみならず、経済的な電力供給用と
して用いることができる。即ち、自家用発電設備を装備
するための初期投資を除けば、自家用発電機から得られ
る電源は商用電源に較べて発電単価が大幅に安いので、
電力消費量の多い時に商用電源から自家用発電機電源に
切り換えることにより、安価な電力を得ることができ
る。従って、非常時のバックアップ用として装備される
自家用発電機の有効活用を図ることができる。
時のバックアップ用のみならず、経済的な電力供給用と
して用いることができる。即ち、自家用発電設備を装備
するための初期投資を除けば、自家用発電機から得られ
る電源は商用電源に較べて発電単価が大幅に安いので、
電力消費量の多い時に商用電源から自家用発電機電源に
切り換えることにより、安価な電力を得ることができ
る。従って、非常時のバックアップ用として装備される
自家用発電機の有効活用を図ることができる。
【0017】又、この高圧電気回路切換装置は、2つの
ブレーカをインターロックして一体的にキュービクルに
収めた装置であるから、極めて簡単な構成であり、小型
で設置スペースが小さく、安価なものである。従って、
動力用の電源を主体とした工場等の電源切換装置として
極めて有用性の高いものとなる。なお、OA機器等で
も、常に連続した電源供給を必要とするものは殆どな
く、予定された時期に行われる電源切換時のごく短時間
の停電は通常問題にならない。なお、一部の電気機器の
連続運転を確保するためにバッテリー等を用いてもよ
い。
ブレーカをインターロックして一体的にキュービクルに
収めた装置であるから、極めて簡単な構成であり、小型
で設置スペースが小さく、安価なものである。従って、
動力用の電源を主体とした工場等の電源切換装置として
極めて有用性の高いものとなる。なお、OA機器等で
も、常に連続した電源供給を必要とするものは殆どな
く、予定された時期に行われる電源切換時のごく短時間
の停電は通常問題にならない。なお、一部の電気機器の
連続運転を確保するためにバッテリー等を用いてもよ
い。
【0018】図2は高圧電気回路切換装置の他の利用例
を示す。図2の装置は、図1の装置と較べて、一次高圧
電源が商用電源1だけであることと、及び、負荷回路5
がそれぞれのVCB3、4に別個独立に設けられた容量
の異なったトランス9a、9bから供給されていること
が相違する。符号11は電磁開閉器である。この電源供
給回路では、負荷回路5の負荷の大きさによってトラン
ス8a、8bの何れかを切り換え選択することにより効
率的な電源供給をすることができ、VCB3、4をキュ
ービクル7内に収納した本発明の装置が効果的に利用さ
れる。
を示す。図2の装置は、図1の装置と較べて、一次高圧
電源が商用電源1だけであることと、及び、負荷回路5
がそれぞれのVCB3、4に別個独立に設けられた容量
の異なったトランス9a、9bから供給されていること
が相違する。符号11は電磁開閉器である。この電源供
給回路では、負荷回路5の負荷の大きさによってトラン
ス8a、8bの何れかを切り換え選択することにより効
率的な電源供給をすることができ、VCB3、4をキュ
ービクル7内に収納した本発明の装置が効果的に利用さ
れる。
【0019】図3は更に他の実施例を示す。本例の装置
では、商用一次高圧電源1に接続されたVCB3、4に
容量の異なった例えば50KVA 及び100KVA の力率改
善コンデンサ9a、9bを結合している。この回路によ
れば、使用する負荷の大きさに対応してコンデンサ9
a、9bの何れか又は双方を使用でき、負荷に応じた理
想的な効率で常時電力を使用できるようになる。従っ
て、本発明の高圧電気回路切換装置がこのような用途に
も好都合に適用され、特に、年間の負荷変動が大きい回
路では多大の効果を発揮する。
では、商用一次高圧電源1に接続されたVCB3、4に
容量の異なった例えば50KVA 及び100KVA の力率改
善コンデンサ9a、9bを結合している。この回路によ
れば、使用する負荷の大きさに対応してコンデンサ9
a、9bの何れか又は双方を使用でき、負荷に応じた理
想的な効率で常時電力を使用できるようになる。従っ
て、本発明の高圧電気回路切換装置がこのような用途に
も好都合に適用され、特に、年間の負荷変動が大きい回
路では多大の効果を発揮する。
【0020】なお以上では、回路開閉手段として真空遮
断器(VCB)の例を示したが、これに代えて接触器
(VCS)を用いることもできる。
断器(VCB)の例を示したが、これに代えて接触器
(VCS)を用いることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、複数の回路開閉手段とインターロック
手段とを1つのキュービクル内に配設して構成するの
で、高圧電気回路切換装置を小型で安価なものにするこ
とができると共に、工場等における設置スペースを節約
することができる。この設備を例えば商用電源と自家用
発電機電源との切り換えに用いれば、消費電力の多いと
き等に商用電源から自家発電源に切り換えることによ
り、使用電力料金及び基本電力契約料金を大幅に減少
し、自家用発電設備の有効活用を図ることができる。
又、商用電源のみを用いる場合でも、本装置により容量
の異なる複数の変圧器を切り換えて負荷回路に接続する
ことにより、負荷に対応して効率良く電源を使用するこ
とができる。
発明においては、複数の回路開閉手段とインターロック
手段とを1つのキュービクル内に配設して構成するの
で、高圧電気回路切換装置を小型で安価なものにするこ
とができると共に、工場等における設置スペースを節約
することができる。この設備を例えば商用電源と自家用
発電機電源との切り換えに用いれば、消費電力の多いと
き等に商用電源から自家発電源に切り換えることによ
り、使用電力料金及び基本電力契約料金を大幅に減少
し、自家用発電設備の有効活用を図ることができる。
又、商用電源のみを用いる場合でも、本装置により容量
の異なる複数の変圧器を切り換えて負荷回路に接続する
ことにより、負荷に対応して効率良く電源を使用するこ
とができる。
【0022】請求項2の発明においては、上記と同様に
小型で安価なキュービクル式の高圧電気回路切換装置に
より、異なった容量の力率改善コンデンサを負荷の大き
さに対応して切換使用することができる。そして、負荷
回路の力率を常に高い値に維持することができる。
小型で安価なキュービクル式の高圧電気回路切換装置に
より、異なった容量の力率改善コンデンサを負荷の大き
さに対応して切換使用することができる。そして、負荷
回路の力率を常に高い値に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の高圧電気回路切換装置の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図2】他の実施例の高圧電気回路切換装置の構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図3】更に他の実施例の高圧電気回路切換装置の構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
1 商用一次高圧電源(高圧電源) 2 自家用発電機一次高圧電源(高圧電源) 3、4 真空遮断器(回路開閉手段) 3a、4a 入力側端子 3b、4b 出力側端子 5 負荷回路 6 インターロック回路 7 キュービクル 9a、9b 複数の力率改善コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ高圧電源が接続される入力側端
子と負荷回路が接続される出力側端子とを備えこの間の
電気の導通と遮断とを切り換えられる複数の回路開閉手
段と、該複数の回路開閉手段の何れか一つだけに電気を
導通させるインターロック手段と、前記複数の回路開閉
手段と前記インターロック手段とを収納したキュービク
ルと、を有することを特徴とする高圧電気回路切換装
置。 - 【請求項2】 それぞれ高圧電源が接続される入力側端
子と容量の異なった複数の力率改善コンデンサが接続さ
れる出力側端子とを備えこの間の電気の導通と遮断とを
切り換えられる複数の回路開閉手段と、該複数の回路開
閉手段を収納したキュービクルと、を有することを特徴
とする高圧電気回路切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152264A JPH08321232A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 高圧電気回路切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152264A JPH08321232A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 高圧電気回路切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321232A true JPH08321232A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15536697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7152264A Pending JPH08321232A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 高圧電気回路切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08321232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219260A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電圧調整装置 |
JP2018007431A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 屋外用電源切替装置 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7152264A patent/JPH08321232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219260A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電圧調整装置 |
JP2018007431A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 屋外用電源切替装置 |
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