JPH08305395A - 雑音再生装置 - Google Patents
雑音再生装置Info
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- JPH08305395A JPH08305395A JP7106652A JP10665295A JPH08305395A JP H08305395 A JPH08305395 A JP H08305395A JP 7106652 A JP7106652 A JP 7106652A JP 10665295 A JP10665295 A JP 10665295A JP H08305395 A JPH08305395 A JP H08305395A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変レートコーデックにおいて、無音区間は
低ビットレートで符号化コードが伝送され、復号化器で
はこの符号化コードより入力信号に似た雑音を再生す
る。この雑音再生装置において、従来は疑似ランダム系
列を雑音の音源としていたが、これをコーデックのラン
ダムコードブックを雑音の音源とする。 【構成】 INDEX発生器4が、符号化器からの伝送
コードCRND、CLSP、CGINからランダムコー
ドブック1のインデックスを発生し、合成フィルタ2が
スペクトル包絡を再生し、ゲイン調整器3がパワを調整
することで、符号化器の入力信号のスペクトル包絡に近
い雑音を再生する。
低ビットレートで符号化コードが伝送され、復号化器で
はこの符号化コードより入力信号に似た雑音を再生す
る。この雑音再生装置において、従来は疑似ランダム系
列を雑音の音源としていたが、これをコーデックのラン
ダムコードブックを雑音の音源とする。 【構成】 INDEX発生器4が、符号化器からの伝送
コードCRND、CLSP、CGINからランダムコー
ドブック1のインデックスを発生し、合成フィルタ2が
スペクトル包絡を再生し、ゲイン調整器3がパワを調整
することで、符号化器の入力信号のスペクトル包絡に近
い雑音を再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声復号化器の音声コ
ーデック等に利用する雑音再生装置に関するものであ
る。
ーデック等に利用する雑音再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音声コーデックは可変レート化の
方式が開発されている。可変レート音声コーデックで
は、音声の無音区間では符号化器が低ビットレートで入
力信号の符号化コードを伝送し、復号化器では雑音再生
装置が入力信号に似た雑音の発生を行う。
方式が開発されている。可変レート音声コーデックで
は、音声の無音区間では符号化器が低ビットレートで入
力信号の符号化コードを伝送し、復号化器では雑音再生
装置が入力信号に似た雑音の発生を行う。
【0003】以下、従来の雑音発生装置について説明す
る。ここでは、符号化器はゲインと、LSPと、ランダ
ムなコードとを伝送するものとする。一方、複号化器の
雑音再生装置は、音源にランダム系列を使用し、合成フ
ィルタによりスペクトル包絡を付け、パワを調整するも
のとする。
る。ここでは、符号化器はゲインと、LSPと、ランダ
ムなコードとを伝送するものとする。一方、複号化器の
雑音再生装置は、音源にランダム系列を使用し、合成フ
ィルタによりスペクトル包絡を付け、パワを調整するも
のとする。
【0004】図6は従来の雑音再生装置の構成を示すも
のである。図6において、101は疑似ランダム発生
器、102は合成フィルタ、103はゲイン調整器、1
04はランダムSEED発生器である。105はLPC
変換器、106はLSP復号器、107はゲイン復号器
である。
のである。図6において、101は疑似ランダム発生
器、102は合成フィルタ、103はゲイン調整器、1
04はランダムSEED発生器である。105はLPC
変換器、106はLSP復号器、107はゲイン復号器
である。
【0005】以上のように構成され雑音再生装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、ゲイン復号
器107は、ゲインコードCGINからフレームのパワ
PWを復号化し、LSP復号器106は、LSPコード
CLSPからLSP1 〜LSPp を復号化する。ここ
で、pはLSPの次数である。LPC変換器105は、
LSP1 〜LSPp をLPC係数a1 〜ap に変換し、
ランダムSEED発生器104は、CLSP、CGIN
およびランダムコードCRNDから疑似ランダム系列発
生のためのseedを生成する。疑似ランダム発生器1
01は、seedから疑似ランダム系列ex[i](0
≦i<N)を生成する。ここで、Nはフレーム長であ
る。合成フィルタ102はランダム系列ex[i]にフ
ィルタを掛け、配列s[i](0≦i<N)に出力す
る。
て、以下その動作について説明する。まず、ゲイン復号
器107は、ゲインコードCGINからフレームのパワ
PWを復号化し、LSP復号器106は、LSPコード
CLSPからLSP1 〜LSPp を復号化する。ここ
で、pはLSPの次数である。LPC変換器105は、
LSP1 〜LSPp をLPC係数a1 〜ap に変換し、
ランダムSEED発生器104は、CLSP、CGIN
およびランダムコードCRNDから疑似ランダム系列発
生のためのseedを生成する。疑似ランダム発生器1
01は、seedから疑似ランダム系列ex[i](0
≦i<N)を生成する。ここで、Nはフレーム長であ
る。合成フィルタ102はランダム系列ex[i]にフ
ィルタを掛け、配列s[i](0≦i<N)に出力す
る。
【0006】図7はこの合成フィルタ102の構成を示
す。図7において、108は加算器、109、110、
111は乗算器、112、113、114は遅延器であ
る。乗算器109、110、111の係数は、それぞれ
LPC係数ap 〜a1 である。
す。図7において、108は加算器、109、110、
111は乗算器、112、113、114は遅延器であ
る。乗算器109、110、111の係数は、それぞれ
LPC係数ap 〜a1 である。
【0007】図6のゲイン調整器103は、入力s
[i]をスケーリングし、出力y[i](0≦i<N)
のパワがPWになるようにする。
[i]をスケーリングし、出力y[i](0≦i<N)
のパワがPWになるようにする。
【0008】図8はゲイン調整器103の構成を示す。
図8において、115はパワ計算器、116はゲイン計
算器、117は乗算器である。ここでは以下の式に示す
ように、パワ計算器115がs[i]のパワPsを計算
し、ゲイン計算器116がスケーリングの係数gを計算
し、乗算器117がs[i](0≦i<N)にgを掛
け、y[i]を計算する。
図8において、115はパワ計算器、116はゲイン計
算器、117は乗算器である。ここでは以下の式に示す
ように、パワ計算器115がs[i]のパワPsを計算
し、ゲイン計算器116がスケーリングの係数gを計算
し、乗算器117がs[i](0≦i<N)にgを掛
け、y[i]を計算する。
【0009】
【数1】
【0010】次に、図6のランダムSEED発生器10
4の動作例を示す。ここでCRNDは5ビット、CLS
Pは7ビット、CGINは4ビットとする。ランダムS
EEDであるseedは16ビットとし、seedの各
ビットには以下のようにCRND、CLSP、CGIN
のビットを代入する。 seed0 = CLSP5 seed1 = CLSP2 seed2 = CRND3 seed3 = CGIN1 seed4 = CLSP3 seed5 = CGIN0 seed6 = CLSP0 seed7 = CRND4 seed8 = CRND2 seed9 = CGIN3 seed10 = CLSP6 seed11 = CRND1 seed12 = CLSP1 seed13 = CGIN2 seed14 = CLSP4 seed15 = CRND0
4の動作例を示す。ここでCRNDは5ビット、CLS
Pは7ビット、CGINは4ビットとする。ランダムS
EEDであるseedは16ビットとし、seedの各
ビットには以下のようにCRND、CLSP、CGIN
のビットを代入する。 seed0 = CLSP5 seed1 = CLSP2 seed2 = CRND3 seed3 = CGIN1 seed4 = CLSP3 seed5 = CGIN0 seed6 = CLSP0 seed7 = CRND4 seed8 = CRND2 seed9 = CGIN3 seed10 = CLSP6 seed11 = CRND1 seed12 = CLSP1 seed13 = CGIN2 seed14 = CLSP4 seed15 = CRND0
【0011】ここでseediは、seedの値を2進
数で表現した時の下からiビット目の値を表す。つまり
seed0はLSBを示す。CRNDi、CLSPi、
CGINiも同様である。
数で表現した時の下からiビット目の値を表す。つまり
seed0はLSBを示す。CRNDi、CLSPi、
CGINiも同様である。
【0012】このようにすることで、少ないビット数の
ランダムコードから、長いビットのランダムなランダム
seedを生成することができる。また、このように伝
送コードであるCRND、CLSP、CGINからラン
ダムseedを生成することにより、符号化器は復号化
器の状態を知ることができる。
ランダムコードから、長いビットのランダムなランダム
seedを生成することができる。また、このように伝
送コードであるCRND、CLSP、CGINからラン
ダムseedを生成することにより、符号化器は復号化
器の状態を知ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の雑音再生装置では、ランダム系列の発生に疑似ラ
ンダム発生器を使用しているので、雑音の音源として疑
似ランダム系列しか使用することができないという問題
があった。
従来の雑音再生装置では、ランダム系列の発生に疑似ラ
ンダム発生器を使用しているので、雑音の音源として疑
似ランダム系列しか使用することができないという問題
があった。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、ランダムな音源を発生することができる優れた雑音
発生装置を提供することを目的とする。
で、ランダムな音源を発生することができる優れた雑音
発生装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1の構成として、ランダムコードブッ
クとINDEX発生器を設け、ランダムコードブックの
サイズに対応したビット数のランダムなインデックスの
発生を行うようにしたものである。
成するために、第1の構成として、ランダムコードブッ
クとINDEX発生器を設け、ランダムコードブックの
サイズに対応したビット数のランダムなインデックスの
発生を行うようにしたものである。
【0016】本発明の第2の構成は、ランダムコードブ
ックと、ランダムデータテーブルと、このランダムデー
タテーブルを使用するINDEX発生器を使用し、この
INDEX発生器が、よりランダムなインデックスの発
生を行うようにしたものである。
ックと、ランダムデータテーブルと、このランダムデー
タテーブルを使用するINDEX発生器を使用し、この
INDEX発生器が、よりランダムなインデックスの発
生を行うようにしたものである。
【0017】本発明の第3の構成は、INDEX発生器
の代わりに疑似ランダム発生器を使用し、ランダムコー
ドブックのインデックスを発生するようにしたものであ
る。
の代わりに疑似ランダム発生器を使用し、ランダムコー
ドブックのインデックスを発生するようにしたものであ
る。
【0018】
【作用】本発明は、上記第1の構成により、少ないビッ
ト数のランダムコードとその他の伝送コードから、ラン
ダムコードブックのサイズに対応したビット数のランダ
ムなINDEXを生成することができる。
ト数のランダムコードとその他の伝送コードから、ラン
ダムコードブックのサイズに対応したビット数のランダ
ムなINDEXを生成することができる。
【0019】また本発明の第2の構成により、ランダム
コードとその他の全ての伝送コードから、ランダムコー
ドブックのサイズに対応したビット数の、よりランダム
なINDEXを生成することができる。
コードとその他の全ての伝送コードから、ランダムコー
ドブックのサイズに対応したビット数の、よりランダム
なINDEXを生成することができる。
【0020】さらに本発明の第3の構成により、疑似ラ
ンダム発生器を使用してランダムコードブックのインデ
ックスを発生することにより、ランダムコードブックの
サイズに対応したビット数のランダムなINDEXを生
成することができる。
ンダム発生器を使用してランダムコードブックのインデ
ックスを発生することにより、ランダムコードブックの
サイズに対応したビット数のランダムなINDEXを生
成することができる。
【0021】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
1を参照しながら説明する。図1において、1はランダ
ムコードブック、2は合成フィルタ、3はゲイン調整
器、4はINDEX発生器、5はLPC変換器、6はL
SP復号器、7はゲイン復号器である。
1を参照しながら説明する。図1において、1はランダ
ムコードブック、2は合成フィルタ、3はゲイン調整
器、4はINDEX発生器、5はLPC変換器、6はL
SP復号器、7はゲイン復号器である。
【0022】以上のように構成された雑音再生装置につ
いて、以下その動作を説明する。ゲイン復号器7は、ゲ
インコードCGINからフレームのパワPWを復号化
し、LSP復号器6は、LSPコードCLSPからLS
P1 〜LSPp を復号化する。ここで、pはLSPの次
数である。LPC変換器5は、LSP1 〜LSPp をL
PC係数a1 〜ap に変換する。
いて、以下その動作を説明する。ゲイン復号器7は、ゲ
インコードCGINからフレームのパワPWを復号化
し、LSP復号器6は、LSPコードCLSPからLS
P1 〜LSPp を復号化する。ここで、pはLSPの次
数である。LPC変換器5は、LSP1 〜LSPp をL
PC係数a1 〜ap に変換する。
【0023】INDEX発生器4は、以下のようにラン
ダムコードブックのインデックスであるIDXを発生す
る。ここで、それぞれ符号化器から送られてきたランダ
ムコードCRNDは5ビット、LSPコードCLSPは
7ビット、ゲインコードCGINは4ビットとする。ま
た、ランダムコードブックのサイズは7ビットとする。
ダムコードブックのインデックスであるIDXを発生す
る。ここで、それぞれ符号化器から送られてきたランダ
ムコードCRNDは5ビット、LSPコードCLSPは
7ビット、ゲインコードCGINは4ビットとする。ま
た、ランダムコードブックのサイズは7ビットとする。
【0024】1)IDXの各ビットに値を代入する。 IDX0 = CLSP1 IDX1 = CRND0 IDX2 = CRND1 IDX3 = CRND2 IDX4 = CRND3 IDX5 = CLSP5 IDX6 = CRND4
【0025】ここでIDXiは、IDXの値を2進数で
表現した時の下からiビット目の値を表す。CRND
i、CLSPiも同様である。これにより、ランダムな
7ビットのIDXが得られる。
表現した時の下からiビット目の値を表す。CRND
i、CLSPiも同様である。これにより、ランダムな
7ビットのIDXが得られる。
【0026】図1において、ランダムコードブック1
は、図3に示すような構成を備え、フレーム長Nのラン
ダム系列を128個記憶しており、IDXにより示され
るランダム系列を出力する。図3の縦方向の番号がID
Xを示す。
は、図3に示すような構成を備え、フレーム長Nのラン
ダム系列を128個記憶しており、IDXにより示され
るランダム系列を出力する。図3の縦方向の番号がID
Xを示す。
【0027】合成フィルタ2は、配列ex[i](0≦
i<N)にフィルタを掛け、配列s[i]に出力する。
ゲイン調整器3は、配列s[i](0≦i<N)のパワ
がPWになるようにスケーリングを行い、出力データを
配列y[i]に書き込む。
i<N)にフィルタを掛け、配列s[i]に出力する。
ゲイン調整器3は、配列s[i](0≦i<N)のパワ
がPWになるようにスケーリングを行い、出力データを
配列y[i]に書き込む。
【0028】このように、上記第1の実施例によれば、
少ないビット数のランダムコードとその他の伝送コード
から、ランダムコードブックのサイズに対応したビット
数のランダムなインデックスを生成することができる。
少ないビット数のランダムコードとその他の伝送コード
から、ランダムコードブックのサイズに対応したビット
数のランダムなインデックスを生成することができる。
【0029】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて、図2を参照しながら説明する。図2において、
11はランダムコードブック、12は合成フィルタ、1
3はゲイン調整器、14はINDEX発生器、15はL
PC変換器、16はLSP復号器、17はゲイン復号
器、18はランダムデータテーブルである。
ついて、図2を参照しながら説明する。図2において、
11はランダムコードブック、12は合成フィルタ、1
3はゲイン調整器、14はINDEX発生器、15はL
PC変換器、16はLSP復号器、17はゲイン復号
器、18はランダムデータテーブルである。
【0030】以上のように構成された雑音再生装置につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例におけるラン
ダムコードブック11、合成フィルタ12、ゲイン調整
器13、LPC変換器15、LSP複号器16、ゲイン
復号器17は、それぞれ第1の実施例でのランダムコー
ドブック1、合成フィルタ2、ゲイン調整器3、LPC
変換器5、LSP復号器6、ゲイン復号器7と同様の動
作をする。
いて、以下その動作を説明する。本実施例におけるラン
ダムコードブック11、合成フィルタ12、ゲイン調整
器13、LPC変換器15、LSP複号器16、ゲイン
復号器17は、それぞれ第1の実施例でのランダムコー
ドブック1、合成フィルタ2、ゲイン調整器3、LPC
変換器5、LSP復号器6、ゲイン復号器7と同様の動
作をする。
【0031】INDEX発生器14は、ランダムデータ
テーブル18を使い、以下のようにIDXを発生する。
ここで、符号化器から送られてきたランダムコードCR
NDは5ビット、LSPコードCLSPは7ビット、ゲ
インコードCGINは4ビットとする。また、ランダム
コードブックのサイズは7ビットとする。
テーブル18を使い、以下のようにIDXを発生する。
ここで、符号化器から送られてきたランダムコードCR
NDは5ビット、LSPコードCLSPは7ビット、ゲ
インコードCGINは4ビットとする。また、ランダム
コードブックのサイズは7ビットとする。
【0032】1)配列C[]の設定 LSPコードCLSPi(0≦i≦6)とゲインコード
CGINi(0≦i≦3)を配列C[j](0≦j≦1
0)に代入する。ここでCLSPiは、CLSPの値を
2進数で表現した時の下からiビット目の値を表す。つ
まりLSP0はLSBを示す。CGINiも同様であ
る。
CGINi(0≦i≦3)を配列C[j](0≦j≦1
0)に代入する。ここでCLSPiは、CLSPの値を
2進数で表現した時の下からiビット目の値を表す。つ
まりLSP0はLSBを示す。CGINiも同様であ
る。
【0033】例)CLSP=69の時 CLSP=1000101bであり、CLSP0=1,
CLSP1=0, CLSP2=1, CLSP3=
0, CLSP4=0, CLSP5=0, CLSP
6=1 となる。
CLSP1=0, CLSP2=1, CLSP3=
0, CLSP4=0, CLSP5=0, CLSP
6=1 となる。
【0034】例)CGIN=11の時 CGIN=1011bであり、CGIN0=1, CG
IN1=1, CGIN2=0, CGIN3=1とな
る。
IN1=1, CGIN2=0, CGIN3=1とな
る。
【0035】C[ 0] = CLSP1 C[ 1] = CGIN1 C[ 2] = CGIN0 C[ 3] = CLSP3 C[ 4] = CLSP2 C[ 5] = CLSP5 C[ 6] = CGIN3 C[ 7] = CLSP4 C[ 8] = CGIN2 C[ 9] = CLSP0 C[10] = CLSP6
【0036】CLSP=69、CGIN=11のとき配
列C[]の内容は以下のよう設定される。 C[ 0] = 0 C[ 1] = 1 C[ 2] = 1 C[ 3] = 0 C[ 4] = 1 C[ 5] = 0 C[ 6] = 1 C[ 7] = 0 C[ 8] = 0 C[ 9] = 1 C[10] = 1
列C[]の内容は以下のよう設定される。 C[ 0] = 0 C[ 1] = 1 C[ 2] = 1 C[ 3] = 0 C[ 4] = 1 C[ 5] = 0 C[ 6] = 1 C[ 7] = 0 C[ 8] = 0 C[ 9] = 1 C[10] = 1
【0037】2)ランダムデータテーブルを読む。 図4にインデックステーブルIDXTBL[i][j]
(0≦i≦31、0≦j≦6)の例を示す。ここで、i
が行を、jが列を表す。このIDXTBLの行数はCR
NDの値の数で決まり、ここでは32である。また列の
数は、ランダムコードブックのインデックスのビット数
であり、ここでは7である。IDXTBLの内容の値
は、0≦IDXTBL[i][j]≦10であり、最大
値は配列C[]の大きさであり、ここでは10である。
また、同じ行には同じ数値はないように作成されてい
る。
(0≦i≦31、0≦j≦6)の例を示す。ここで、i
が行を、jが列を表す。このIDXTBLの行数はCR
NDの値の数で決まり、ここでは32である。また列の
数は、ランダムコードブックのインデックスのビット数
であり、ここでは7である。IDXTBLの内容の値
は、0≦IDXTBL[i][j]≦10であり、最大
値は配列C[]の大きさであり、ここでは10である。
また、同じ行には同じ数値はないように作成されてい
る。
【0038】ランダムコードCRND(0≦CRND≦
31)により以下のようにIDXTBL[i][j]を
読み出し、配列B[]に内容を設定する。 B[j] = IDXTBL[CRND][j] (0≦j≦6)
31)により以下のようにIDXTBL[i][j]を
読み出し、配列B[]に内容を設定する。 B[j] = IDXTBL[CRND][j] (0≦j≦6)
【0039】CRND=25のとき、B[j]は以下の
ようになる。 B[0] = 10 B[1] = 7 B[2] = 3 B[3] = 8 B[4] = 1 B[5] = 0 B[6] = 5
ようになる。 B[0] = 10 B[1] = 7 B[2] = 3 B[3] = 8 B[4] = 1 B[5] = 0 B[6] = 5
【0040】3)配列B[]と配列C[]より以下のよ
うにIDXを計算する。 IDXi = C[B[i]] (0≦i≦6) 上記の例から、IDXiは以下のようになる。 IDX0 = 1 IDX1 = 0 IDX2 = 0 IDX3 = 0 IDX4 = 1 IDX5 = 0 IDX6 = 0 したがって、IDX=17となる。
うにIDXを計算する。 IDXi = C[B[i]] (0≦i≦6) 上記の例から、IDXiは以下のようになる。 IDX0 = 1 IDX1 = 0 IDX2 = 0 IDX3 = 0 IDX4 = 1 IDX5 = 0 IDX6 = 0 したがって、IDX=17となる。
【0041】図2において、ランダムコードブック11
は、IDX=17のランダムデータを1フレーム長N
個、配列ex[i](0≦i<N)に書き込む。合成フ
ィルタ12は、ex[i]にフィルタを掛け、配列s
[i](0≦i<N)に出力する。ゲイン調整器13
は、出力y[i](0≦i<N)のパワがPWになるよ
うにs[i]にスケーリングを行う。
は、IDX=17のランダムデータを1フレーム長N
個、配列ex[i](0≦i<N)に書き込む。合成フ
ィルタ12は、ex[i]にフィルタを掛け、配列s
[i](0≦i<N)に出力する。ゲイン調整器13
は、出力y[i](0≦i<N)のパワがPWになるよ
うにs[i]にスケーリングを行う。
【0042】このように、上記第2の実施例によれば、
ランダムデータテーブル18を使用することにより、イ
ンデックスの生成に伝送コードCRND、CLSP、C
GINの全てのビットを使用しているので、インデック
スの値を、よりランダムにすることができる。
ランダムデータテーブル18を使用することにより、イ
ンデックスの生成に伝送コードCRND、CLSP、C
GINの全てのビットを使用しているので、インデック
スの値を、よりランダムにすることができる。
【0043】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて、図5を参照しながら説明する。図5において、
21はランダムコードブック、22は合成フィルタ、2
3はゲイン調整器、24は疑似ランダム発生器、25は
LPC変換器、26はLSP復号器、27はゲイン復号
器である。
ついて、図5を参照しながら説明する。図5において、
21はランダムコードブック、22は合成フィルタ、2
3はゲイン調整器、24は疑似ランダム発生器、25は
LPC変換器、26はLSP復号器、27はゲイン復号
器である。
【0044】以上のように構成された雑音再生装置につ
いて、以下その動作を説明する。本実施例におけるラン
ダムコードブック21、合成フィルタ22、ゲイン調整
器23、LPC変換器25、LSP複号器26、ゲイン
復号器27は、それぞれ第1の実施例でのランダムコー
ドブック1、合成フィルタ2、ゲイン調整器3、LPC
変換器5、LSP復号器6、ゲイン復号器7と同様の動
作をする。
いて、以下その動作を説明する。本実施例におけるラン
ダムコードブック21、合成フィルタ22、ゲイン調整
器23、LPC変換器25、LSP複号器26、ゲイン
復号器27は、それぞれ第1の実施例でのランダムコー
ドブック1、合成フィルタ2、ゲイン調整器3、LPC
変換器5、LSP復号器6、ゲイン復号器7と同様の動
作をする。
【0045】疑似ランダム発生器24は、ランダムなイ
ンデックスIDXを発生し、ランダムコードブック21
は、雑音の音源ex[i](0≦i<N)を発生する。
ここで、Nはフレーム長を表す。
ンデックスIDXを発生し、ランダムコードブック21
は、雑音の音源ex[i](0≦i<N)を発生する。
ここで、Nはフレーム長を表す。
【0046】本実施例は、符号化器が雑音再生装置の状
態を知る必要の無いときに使用することができる。符号
化器がゲインコードとLSPコードを伝送するだけで、
ランダムコードは伝送する必要がないので、他の伝送コ
ードに多くのビット数を割り当てることができる。
態を知る必要の無いときに使用することができる。符号
化器がゲインコードとLSPコードを伝送するだけで、
ランダムコードは伝送する必要がないので、他の伝送コ
ードに多くのビット数を割り当てることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、ランダムコードブックとINDEX発生器を設け
ることにより、ランダムコードブックにより雑音の音源
を発生することができ、疑似ランダム系列以外の雑音を
音源として発生することができる。
うに、ランダムコードブックとINDEX発生器を設け
ることにより、ランダムコードブックにより雑音の音源
を発生することができ、疑似ランダム系列以外の雑音を
音源として発生することができる。
【0048】本発明はまた、上記第2の実施例から明ら
かなように、ランダムデータテーブルと、これを使用す
るINDEX発生器を使用することにより、よりランダ
ムな音源を発生することができる。
かなように、ランダムデータテーブルと、これを使用す
るINDEX発生器を使用することにより、よりランダ
ムな音源を発生することができる。
【0049】本発明はまた、上記第3の実施例から明ら
かなように、INDEX発生器の代わりに疑似ランダム
発生器を使用して、ランダムコードブックから音源を発
生するようにしたので、符号化器がゲインコードとLS
Pコードを伝送するだけで、ランダムコードは伝送する
必要がないので、他の伝送コードに多くのビット数を割
り当てることができる。
かなように、INDEX発生器の代わりに疑似ランダム
発生器を使用して、ランダムコードブックから音源を発
生するようにしたので、符号化器がゲインコードとLS
Pコードを伝送するだけで、ランダムコードは伝送する
必要がないので、他の伝送コードに多くのビット数を割
り当てることができる。
【図1】本発明の第1の実施例における雑音再生装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における雑音再生装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1および第2の実施例におけるラン
ダムコードブックの構造を示す模式図
ダムコードブックの構造を示す模式図
【図4】本発明の第2の実施例におけるランダムデータ
テーブルを示す一覧図
テーブルを示す一覧図
【図5】本発明の第3の実施例における雑音再生装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図6】従来例における雑音再生装置の構成を示すブロ
ック図
ック図
【図7】従来例における合成フィルタの構成を示すブロ
ック図
ック図
【図8】従来例におけるゲイン調整器の構成を示すブロ
ック図
ック図
1、11、21 ランダムコードブック 2、12、22 合成フィルタ 3、13、23 ゲイン調整器 4、14 INDEX発生器 5、15、25 LPC変換器 6、16、26 LSP複号器 7、17、27 ゲイン復号器 18 ランダムデータテーブル 24 擬似ランダム発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 雑音の音源となるランダムコードブック
と、伝送コードから前記ランダムコードブックのための
ランダムなインデックスを発生するINDEX発生器と
を備えた雑音再生装置。 - 【請求項2】 雑音の音源となるランダムコードブック
と、伝送コードから前記ランダムコードブックのための
ランダムなインデックスを発生するINDEX発生器
と、前記INDEX発生器に伝送コードの全ビットを使
用してインデックスを発生させるためのランダムデータ
テーブルとを備えた雑音再生装置。 - 【請求項3】 雑音の音源となるランダムコードブック
と、伝送コードを使用せずに前記ランダムコードブック
のためのランダムなインデックスを発生する擬似ランダ
ム発生器とを備えた雑音再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106652A JPH08305395A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 雑音再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106652A JPH08305395A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 雑音再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08305395A true JPH08305395A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14439050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7106652A Pending JPH08305395A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 雑音再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08305395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009043287A1 (fr) * | 2007-09-28 | 2009-04-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Appareil et procédé pour la génération de bruit |
JP2010156740A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Yamaha Corp | 音声合成装置および音声処理システム |
US7890322B2 (en) | 2008-03-20 | 2011-02-15 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for speech signal processing |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7106652A patent/JPH08305395A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009043287A1 (fr) * | 2007-09-28 | 2009-04-09 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Appareil et procédé pour la génération de bruit |
JP2010540992A (ja) * | 2007-09-28 | 2010-12-24 | 華為技術有限公司 | ノイズ生成装置及び方法 |
US8296132B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-10-23 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Apparatus and method for comfort noise generation |
US7890322B2 (en) | 2008-03-20 | 2011-02-15 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for speech signal processing |
JP2010156740A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Yamaha Corp | 音声合成装置および音声処理システム |
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