JPH0830195A - 暗号の拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号の拡大鍵生成装置・復号装置 - Google Patents
暗号の拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号の拡大鍵生成装置・復号装置Info
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- JPH0830195A JPH0830195A JP6167998A JP16799894A JPH0830195A JP H0830195 A JPH0830195 A JP H0830195A JP 6167998 A JP6167998 A JP 6167998A JP 16799894 A JP16799894 A JP 16799894A JP H0830195 A JPH0830195 A JP H0830195A
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Abstract
手順を用いて復号を可能とする暗号拡大鍵生成方法・復
号方法及び暗号拡大鍵生成装置・復号装置を提供するこ
とである。 【構成】 本発明は、演算gkで定められる演算を行
い、暗号の鍵処理の逆演算を行い、暗号の2つの拡大鍵
K2j-2,K2j-1を出力する拡大鍵生成手段10と、初期
値から拡大鍵生成手段10によって生成された拡大鍵の
最後のM個の値を格納する記憶手段20と、暗号の鍵処
理の逆演算の1段分の処理をN/2段分繰り返すという
暗号の拡大鍵の逆演算を行い、暗号の拡大鍵生成を行う
逆演算手段30とを有する。
Description
・復号方法及び拡大鍵生成装置・復号装置に係り、特に
暗号による認証、例えばユーザ認証等に用いられる暗号
認証処理方式における拡大鍵生成方法・復号方法及び拡
大鍵生成装置・復号装置に関する。
に示すように、暗号化を行うシステムは、鍵処理部10
0、レジスタ200、データランダム化部300より構
成される。鍵処理部100は、ビット回転と排他的論理
和とレジスタ上の加算との組合せからなる暗号の関数f
kに排他的論理和と置換を組み合わせることにより拡大
鍵を生成する。鍵生成部は、このような処理をN/2+
4段分繰り返す。
ALと称する。FEALは、Fast data Encipherment A
lgorithmの略) の鍵処理部100においては、拡大鍵を
生成するのに、図5に示す鍵処理部を用いて初期値A
0,A1を入力して添字の小さい方から大きい方に順に
求める。
ゴリズム図を示す。図5において、Aj =Bj-1 、Bj
=fk(Bj-3 ,Bj-3 ER Bj-1 )=fk(Aj-1 、
Aj- 2 ER Bj-1 )、Bj =(K2j-2,K2j-1)である
とする。
大鍵K0 ,K1 は、レジスタ200に記憶される。次に
第2段目の処理に移行し、鍵処理部100で生成された
拡大鍵K2 ,K3 は同様にレジスタ200に格納され
る。以降、レジスタ200に拡大鍵KN+6 ,KN+7 が格
納されるまで拡大鍵の生成処理を繰り返す。
に示す。図6は、図5における暗号の関数fkの構成を
示す。図6において、関数f(α、β)を得るために、 Y=S0 (X1 ,X2 )=ROT2(W0 ),W0 =X
1 +X2 mod 256,Y=S1 (X1 ,X2 )=ROT
2(W1 ),W1 =X1 +X2 +1mod 256 を行うものとし、このとき、Y:出力8ビット、X1 ,
X2 :入力8ビット、ROT2(Y):8ビットデータ
Yの2ビット左回転とする。このように、関数fkは、
ビット回転と排他的論理和とレジスタ上の足し算との組
合せからなる関数である。上記のように、従来のFEA
Lを利用した暗号認証方式では、まず、暗号化時には、
鍵処理部100により図5に示すアルゴリズムにより生
成された拡大鍵K0 ,K1 ,…KN+7 をレジスタ200
に記憶し、その拡大鍵をデータランダム化部300に投
入する。
アルゴリズム図である。同図において、(a,b)はa
とbの連結を示し、○印中に“+”が書かれているもの
は、排他的論理和演算を示すものである。データランダ
ム化部300では、図7に示すアルゴリズムによりラン
ダム化処理を行う。図7に示す処理において、関数fに
ついては、図8に示す関数fの構成を用いて行うものと
する。図8は、FEALのデータランダム化部300で
用いられる関数fのアルゴリズムを示す。同図におい
て、αは32ビット、βは16ビットとし、関数fは以
下に示す演算を行うものとする。Y=S0 (X1 ,
X2 )=ROT2(W0 ),W0 =X1 +X2mod 25
6,Y=S1 (X1 ,X2 )=ROT2(W1 ),W1
=X1 +X2 +1mod 256を行う(但し、Y:出力8
ビット、X1 ,X2 :入力8ビット、ROT2(Y):
8ビットデータYの2ビット左回転とする)。
ランダム化処理では、N−1バイトのレジスタ領域を消
費している。また、このレジスタ領域を節約するために
は、生成した拡大鍵のうちのKN ,KN+1 ,…,KN+7
のみをレジスタ領域に記憶し、その後、鍵処理部100
の1段分とデータランダム化部300の2段分を1ルー
プとして繰り返す。即ち、鍵処理を行いながら、データ
処理を行うという方法である。
来の方法は、図5に示すように、拡大鍵をKN-1 ,KN-
2 …という順に添字の小さい方から順に大きい方に向か
う方法で計算を行うため、復号時に暗号化時と同じ工夫
が使用できないという問題がある。そのため、図5の鍵
処理部を用いて生成した拡大鍵K0 ,K1 ,…,KN+7
を、全てレジスタに一旦格納し、その拡大鍵を図7のデ
ータランダム化部に投入しなければならないという問題
がある。
で、復号時に暗号化時と同様の手順を用いて復号を可能
とする暗号拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号拡大鍵生
成装置・復号装置を提供することを目的とする。
認証処理方式のレジスタ領域に制約がある場合等にレジ
スタ領域を低減することが可能な暗号拡大鍵生成方法・
復号方法及び暗号拡大鍵生成装置・復号装置を提供する
ことを目的とする。
成方法は、ビット回転と排他的論理和とレジスタ上の加
算との組合せからなる暗号の関数fkに排他的論理和と
置換を組み合わせることにより構成される暗号の鍵処理
部の1段分の処理を基本として、N/2+4段分繰り返
す構成を有し、N個の暗号用の拡大鍵を出力する暗号の
拡大鍵生成方法において、演算gkは、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ 2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算であり、暗号の鍵処理の逆演算の1段
分は、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) で定められる演算であって、2つの暗号の拡大鍵
K2j-2,K2j-1を出力し、拡大鍵の最後のM個(但し、
Mは6≦M≦N+7を満たす任意の整数)の値を記憶手
段に記憶させ、記憶手段に格納されている拡大鍵を用い
て、暗号の鍵処理の逆演算の1段分をN/2段分繰り返
し、暗号の拡大鍵生成を行う。
回転と排他的論理和とレジスタの値の加算の組合せから
なる暗号のf関数と排他的論理和と置換との組合せから
なる暗号のデータランダム化部の1段分の処理をN段分
繰り返す構成を持つ暗号のデータランダム化部を有し、
予め鍵処理部によって生成され、レジスタに記憶された
暗号の拡大鍵の値をデータランダム化部に投入して最初
に入力された平文から暗号文を生成する暗号復号方法に
おいて、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) (但し、演算gkは、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビッ
トを左回転) で定められる演算)にて定められる鍵処理の逆演算の1
段分の処理を行った後にこの暗号のデータランダム化部
の2段分を1ループとして、これをN/2ループ繰り返
す。
ある。
と排他的論理和とレジスタ上の加算との組合せからなる
暗号の関数fkに排他的論理和と置換を組み合わせるこ
とにより構成される暗号の鍵処理部の1段分の処理を基
本として、N/2+4段分繰り返す構成を有し、N個の
暗号用の拡大鍵を出力する暗号の拡大鍵生成装置におい
て、演算gkとして、 β=gk(γ,α)、 β=(β0 、β1 、β2 、β3 )、 γ=(γ0 、γ1 、γ2 、γ3 )、 α=(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算を行い、暗号の鍵処理の逆演算の1段
分は、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) で定められる演算であって暗号の2つの拡大鍵K2j-2,
K2j-1を出力する拡大鍵生成手段10と、初期値から拡
大鍵生成手段10によって生成された拡大鍵の最後のM
個(但し、Mは6≦M≦N+7を満たす任意の整数)の
値を格納する記憶手段20と、記憶手段20に格納され
ている拡大鍵を用いて、暗号の鍵処理の逆演算の1段分
の処理をN/2段分繰り返すという暗号の拡大鍵の逆演
算を行い、暗号の拡大鍵生成を行う逆演算手段30とを
有する。
排他的論理和と記憶手段の加算の組合せからなる暗号の
f関数と排他的論理和と置換との組合せよる1段分の処
理をN段分繰り返した構成を持つ暗号のデータランダム
化部に、予め拡大鍵処理部によって生成され、レジスタ
に記憶された暗号の拡大鍵の値を投入して最初に入力さ
れた平文から暗号文を生成する暗号の復号装置におい
て、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) (但し、演算gkは、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算)により定められる鍵処理の逆演算の
1段分を行う逆演算手段と、逆演算手段の処理を行った
後に、データランダム化部の2段分を1ループとして、
これをN/2ループ繰り返す繰り返し制御手段とを有す
る。
gkを用いること、及びFEALの鍵処理の逆演算を利
用してFEALの復号を行うものである。FEALの拡
大鍵生成において、関数gkを用いるのは、FEALに
おける拡大鍵を添字の大きい方から小さいほうへ順に計
算するものである。従って、FEALにおける拡大鍵を
添字の大きい方から小さい方へ順に計算することが可能
となる。
ALの鍵処理の逆演算を用いてFEALにおける拡大鍵
を添字の大きい方から小さい方へ順に計算する場合に、
拡大鍵を添字の大きい方から小さい方に順に求めなが
ら、データランダム化部の演算を行うことにより、鍵生
成部により生成された拡大鍵K0 ,K1 ,K2 ,…,K
N+1 の合計N+8個すべてをレジスタに記憶させる必要
が無くなるため、M個(Mは、6≦M≦N+7を満たす
任意の整数)だけ、レジスタに記憶させることになる。
そのため、レジスタ領域を低減することが可能である。
る。以下の実施例では、FEALの復号化時のみ考える
ものとする。
順次拡張鍵K0 ,K1 ,K2 ,K3,…を求めていく。
拡張鍵を求めることは、Bj =(K2j-2,K2j-1)であ
ることを考えれば、順次B1 ,B2 ,B3 , …を求めて
いくことと同じことである。ここで、図5において、B
j は、Bj-1 ,Bj-2 ,Bj-3 ,…を求めることにより
求めることができるため、順次Bj を求めていく場合に
は、Bj-1 ,Bj-2 ,Bj-3 だけレジスタ200に残っ
ていればよいことが分かる。つまり、4個の連続するB
j ,Bj+1 ,Bj+2 ,Bj+3 のみレジスタ200に残し
ておいて、Bj+ 1 ,Bj+3 からBj+4 を求め、このB
j+4 の値をBj の領域に書き込むという手順で順次Bj
を求めていき、最後にBN/2+1 ,BN/2+2 ,BN/2+3 ,
BN/2+4 、即ち、KN ,KN+1 ,KN+2 ,…,KN+7 が
レジスタ200に記憶された状態で求められる。
処理の逆演算のアルゴリズム図を示す。同図において、
Kj は拡大鍵を示し、Bj =(K2j-2,K2j-1)、Bj
=A j+1 ,Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 ),j
=(N/2)〜1、初期値=(BN/2+1 ,BN/2+2 ,B
N/2+3 )であるとする。ここで、図6における関数fk
(α、β)は、αとβからfk(α、β)を求めるもの
であるが、γ=fk(α、β)とおけば、γとαからβ
が求められる。言い替えると、図2に示すように、β=
gk(γ、α)なる関数gkが存在する。以下にgkの
演算を示す。 β=gk(γ,α)、 β=(β0 、β1 、β2 、β3 )、 γ=(γ0 、γ1 、γ2 、γ3 )、 α=(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、 (a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) 次に、暗号の鍵処理の逆演算の1段分は、以下の演算で
求められる。
j =(K2j-2,K2j-1) その結果、2つの暗号の拡大鍵K2j-2,K2j-1を出力す
る。
最後のM個(但し、Mは6≦M≦N+7を満たす任意の
整数)の値をレジスタ200に格納する。次に、レジス
タに格納されている拡大鍵を用いて、暗号の鍵処理の逆
演算の1段分をN/2段分繰り返し、暗号の拡大鍵生成
を行う。
に、初期値をBN/2+1 ,BN/2+2 ,B N/2+3 、即ち、K
N ,KN+1 ,KN+2 ,KN+3 ,KN+4 ,KN+5 として、
拡大鍵Kj を添字の大きい方から小さい方へ順に求める
ことが可能となる。このような処理をFEALの鍵処理
の逆演算という。
3に示す。図3は、本発明の一実施例の鍵処理の逆演算
に用いられるアルゴリズム図である。同図の構成は、 Y=T1 (X1 ,X2 )=ROT(−2)(X1 )−X
2 −1mod 256,Y=T0 (X1 ,X2 )=ROT
(−2)(X1 )−X2 mod 256 (但し、ROT(−2)(Y):8ビットデータYの
(2)ビット左回転を示し、α:32ビットの数、β:
32ビットの数、γ:32ビットの数)を行う。なお、
同図において、γ=fk(α、β)とβ=gk(γ、
α)は同様であるとする。
KN ,KN+1 ,…,KN+7 を求めた時と同様の手法を用
いることにより、レジスタ200領域の節約を図ること
ができる。
0の第1段と、第2段に入力し、2段分のデータランダ
ム化処理を行う。次に、図2のFEALの鍵処理の逆演
算の第2段を計算し、その結果、出力された拡大鍵K
N-3 ,KN-4 を図7のFEALのデータランダム化部3
00の第3段と第4段に入力する。データランダム化部
300は、次に2段分のデータランダム化処理を行う。
の第j段を計算し、その結果、出力されたKN-2j+1,K
N-2jを、図7のFEALのデータランダム化部300の
第2 j-1 段と第2j 段に入力し、2段分のデータランダ
ム化処理を行うのを1ループとして、j=N/2まで繰
り返す。以上の手順でFEALのデータランダム化部3
00の計算を行っていく。
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更、応用が可能
である。
kによって添字の大きい拡大鍵から添字の小さい拡大鍵
を順に求めることが可能であり、FEALにおける拡大
鍵を添字の大きい方から小さい方へ順に計算することの
困難性が解決され、FEAL暗号化時に用いた手法が復
号時にも同様に用いることが可能である。
が8個となるため、FEALを利用した暗号認証処理方
式のレジスタ領域制約時におけるレジスタ領域を低減す
ることが可能である。
のアルゴリズム図である。
ズム図である。
ある。
ルゴリズム図である。
数fの構成を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ビット回転と排他的論理和とレジスタ上
の加算との組合せからなる暗号の関数fkに排他的論理
和と置換を組み合わせることにより構成される暗号の鍵
処理部の1段分の処理を基本として、N/2+4段分繰
り返す構成を有し、N個の暗号用の拡大鍵を出力する暗
号の拡大鍵生成方法において、 演算gkとして、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ 2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算を行い、 暗号の鍵処理の逆演算の1段分として、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) で定められる演算を行い、2つの暗号の拡大鍵K2j-2,
K2j-1を出力し、 該拡大鍵の初期値から最後のM個(但し、Mは6≦M≦
N+7を満たす任意の整数)の値を記憶手段に記憶し、 記憶された該拡大鍵を用いて、暗号の鍵処理の逆演算の
1段分をN/2段分繰り返し、暗号の拡大鍵生成を行う
ことを特徴とする暗号の拡大鍵生成方法。 - 【請求項2】 ビット回転と排他的論理和と記憶手段の
値の値の加算の組合せからなる暗号のf関数と排他的論
理和と置換との組合せからなる暗号のデータランダム化
部の1段分の処理をN段分繰り返す構成を持つ暗号のデ
ータランダム化部を有し、該データランダム化部に予め
鍵処理部によって生成され、該記憶手段に記憶された暗
号の拡大鍵の値を投入して最初に入力された平文から暗
号文を生成する構成を有する暗号復号方法において、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) (但し、演算gkは、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ 2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビッ
トを左回転) で定められる演算)にて定められる鍵処理の逆演算の1
段分の処理を行った後にこの暗号のデータランダム化部
の2段分を1ループとして、これをN/2ループ繰り返
すことを特徴とする暗号の復号方法。 - 【請求項3】 ビット回転と排他的論理和とレジスタ上
の加算との組合せからなる暗号の関数fkに排他的論理
和と置換を組み合わせることにより構成される暗号の鍵
処理部の1段分の処理を基本として、N/2+4段分繰
り返す構成を有し、N個の暗号用の拡大鍵を出力する暗
号の拡大鍵生成装置において、 演算gkとして、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ 2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算を行い、 暗号の鍵処理の逆演算の1段分を、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) で定められる演算で求め、暗号の拡大鍵2つ分K2j-2,
K2j-1を出力する拡大鍵生成手段と、 初期値から該拡大鍵生成手段によって生成された拡大鍵
の最後のM個(但し、Mは6≦M≦N+7を満たす任意
の整数)の値を格納するレジスタと、 該レジスタに格納されている拡大鍵を用いて、暗号の鍵
処理の逆演算の1段分の処理をN/2段分繰り返す暗号
の拡大鍵の逆演算を行い、暗号の拡大鍵生成を行う逆演
算手段とを有することを特徴とする暗号の拡大鍵生成装
置。 - 【請求項4】 ビット回転と排他的論理和と記憶手段の
加算の組合せからなる暗号のf関数と排他的論理和と置
換との組合せより、1段分の処理をN段分繰り返す構成
を持つ暗号のデータランダム化部に、予め拡大鍵処理部
によって生成され、レジスタに記憶された暗号の拡大鍵
の値を投入して最初に入力された平文から暗号文を生成
する暗号復号装置において、 Bj =Bj+2 ERgk(Bj+3 ,Bj+1 )Bj =
(K2j-2,K2j-1) (但し、演算gkは、 β=gk(γ,α)、β=(β0 、β1 、β2 、
β3 )、γ=(γ0 、γ1 、γ2 、γ3 )、α=
(α0 、α1 、α2 、α3 ), β0 ={Rot(−2)γ1 −(α0 ERα1 )−1}ER
α2 ERα3 β1 ={Rot(−2)γ2 −(α2 ERα3 )}ERγ1 β2 ={Rot(−2)γ0 −α0 }ERγ1 β3 ={Rot(−2)γ3 −α3 }ERγ2 (但し、(a,b):aとbの連結、 ER: 排他的論理和、 Rot(−2)(Y):8ビットデータYの(−2)ビ
ットを左回転) で定められる演算)にて定められる鍵処理の逆演算を1
段分行う逆演算手段と、 該逆演算手段の処理を行った後に、該データランダム化
部の2段分を1ループとして、これをN/2ループ繰り
返す制御手段とを有することを特徴とする暗号の復号装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167998A JPH0830195A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 暗号の拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号の拡大鍵生成装置・復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167998A JPH0830195A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 暗号の拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号の拡大鍵生成装置・復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830195A true JPH0830195A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15859911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6167998A Pending JPH0830195A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 暗号の拡大鍵生成方法・復号方法及び暗号の拡大鍵生成装置・復号装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830195A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2008294810A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Renesas Technology Corp | 暗号/復号装置 |
WO2011036745A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | 株式会社東芝 | 鍵スケジュール装置および方法 |
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1994
- 1994-07-20 JP JP6167998A patent/JPH0830195A/ja active Pending
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