JPH08299014A - 履物及び履物用中敷 - Google Patents

履物及び履物用中敷

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JPH08299014A
JPH08299014A JP7129292A JP12929295A JPH08299014A JP H08299014 A JPH08299014 A JP H08299014A JP 7129292 A JP7129292 A JP 7129292A JP 12929295 A JP12929295 A JP 12929295A JP H08299014 A JPH08299014 A JP H08299014A
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JP
Japan
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air
footwear
air chamber
exhaust pipe
chamber portion
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JP7129292A
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English (en)
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Hirobumi Koga
ヒロフミ 古賀 博文 コガ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィット感、衝撃緩和能力を向上する。必要
時にのみ履物のグリップ力を向上させる。 【構成】 可撓性の材料で形成され、印加される圧力に
応じて収縮又は拡張するとともに、履物の底に配設され
たエアチャンバ部と、エアチャンバ部へ空気が流入可能
となるように設けられた第1逆止弁を有し、エアチャン
バ部へ空気を供給するための吸気管と、エアチャンバ部
から空気が流出可能となるように設けられた第2逆止弁
を有し、所定方向に延在された排気管と、を備える。ま
た、排気管の途中に設けられ、エアチャンバ部から流入
された所定量の空気を貯溜する調整チャンバ部と、当該
履物の底内の調整チャンバ部の下方に突没自在に収納さ
れ、調整チャンバ部内の貯溜空気の圧力が所定圧力以上
となった場合に突出するスパイク部材と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、履物及び履物用中敷に
係り、特に履物内の空気を換気できると共に、使用時に
フィット感、衝撃緩和能力等の向上を図ることが可能な
履物及び履物用中敷に関する。
【0002】
【従来の技術】本来、履物である靴は、鋭利なものや危
険物、寒さ、熱等から足を保護するためのものであり、
従来においては、この最低限の機能を有していれば十分
であった。このために従来の履物は、耐久性・装着性の
観点から革製のものが主流であり、また耐久性のみを重
視した合成革製のものがある。しかしながら、近年にお
いては、生活の多様化、生活レベルの向上等から履物に
対してもデザインや機能等の様々なことが望まれるよう
になってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の履物は、革製又
は合成革製のいずれにおいても長時間の使用により履物
内の温度及び湿気が上昇して履心地を悪化させるという
課題を有する。このような履物内の温度・湿度の上昇
は、装着感を悪化させるばかりでなく、水虫等を発生さ
せる原因となり使用者の健康を阻害するという課題をも
有する。特に、装着時にユーザと一体となるようなフィ
ット感あるいは走行時の衝撃緩和能力を向上させること
が可能な履物や、所望の場合にのみグリップ力を向上さ
せることが可能な履物が望まれている。
【0004】同様にして、履物用中敷においても、装着
時にユーザと一体となるようなフィット感あるいは走行
時の衝撃緩和能力を向上させることが可能なものが望ま
れている。そこで、本発明の第1の目的は、長時間の使
用であっても爽快な履心地が得られると共に、フィット
感、衝撃緩和能力を向上することができる履物及び履物
用中敷を提供することにある。また、本発明の第2の目
的は、必要時にのみ履物のグリップ力を向上させること
が可能な履物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため、請求項1記載の発明は、可撓性の材料で形成さ
れ、印加される圧力に応じて収縮又は拡張するととも
に、履物の底に配設されたエアチャンバ部と、前記エア
チャンバ部へ空気が流入可能となるように設けられた第
1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を供給する
ための吸気管と、前記エアチャンバ部から空気が流出可
能となるように設けられた第2逆止弁を有し、所定方向
に延在された排気管と、を備えて構成する。
【0006】請求項2記載の発明は、可撓性の材料で形
成され、印加される圧力に応じて収縮又は拡張するとと
もに、履物の底に配設されたエアチャンバ部と、前記エ
アチャンバ部へ空気が流入可能となるように設けられた
第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を供給す
るための吸気管と、前記エアチャンバ部から空気が流出
可能となるとともに、所定方向に延在されその延在方向
に向かって内径が小さくなるように形成された排気管
と、を備えて構成する。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記所定方向は、つま先方
向、踵方向あるいは月形方向のいずれかであるように構
成する。請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の発明において、前記排気管の途中に
設けられ、前記エアチャンバ部から流入された所定量の
空気を一時的に貯溜するエアクッション部を備えて構成
する。請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の発明において、前記吸気管あるいは前
記排気管の末端の開口部分にフィルタを設けて構成す
る。
【0008】請求項7記載の発明は、可撓性の材料で形
成され、印加される圧力に応じて収縮又は拡張するとと
もに、履物用中敷内に配設されたエアチャンバ部と、前
記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設けら
れた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を供
給するための吸気管と、前記エアチャンバ部から空気が
流出可能となるように設けられた第2逆止弁を有し、所
定方向に延在された排気管と、を備えて構成する。
【0009】請求項8記載の発明は、可撓性の材料で形
成され、印加される圧力に応じて収縮又は拡張するとと
もに、履物用中敷内に配設されたエアチャンバ部と、前
記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設けら
れた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を供
給するための吸気管と、前記エアチャンバ部から空気が
流出可能となるとともに、所定方向に延在されその延在
方向に向かって内径が小さくなるように形成された排気
管と、を備えて構成する。
【0010】請求項9記載の発明は、請求項7又は請求
項8記載の発明において、前記所定方向は、つま先方
向、踵方向あるいは月形方向のいずれかであるように構
成する。請求項10記載の発明は、請求項7乃至請求項
9のいずれかに記載の履物用中敷において、前記履物用
中敷内、かつ、前記排気管の途中に設けられ、前記エア
チャンバ部から流入された所定量の空気を一時的に貯溜
するエアクッション部を備えて構成する。
【0011】請求項11記載の発明は、請求項7乃至請
求項10のいずれかに記載の履物用中敷において、前記
吸気管あるいは前記排気管の末端の開口部分にフィルタ
を設けるように構成する。また、上記第2の課題を解決
するため、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の発明において、前記排気管の途中
に設けられ、前記エアチャンバ部から流入された所定量
の空気を貯溜する調整チャンバ部と、当該履物の底内の
前記調整チャンバ部の下方に突没自在に収納され、前記
調整チャンバ部内の貯溜空気の圧力が所定圧力以上とな
った場合に突出するスパイク部材と、を備えて構成す
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、エアチャンバ部
に圧力が印加されると、エアチャンバ部は収縮し、第2
逆止弁が開状態となり、所定方向に延在された排気管を
介して空気が排出されて収縮する。また、エアチャンバ
部に圧力が印加されなくなると、第1逆止弁が開状態と
なり、エアチャンバ部はその可撓性により吸気管を介し
てエアチャンバ部へ空気が供給されて拡張する。このよ
うに、圧力の印加状態に応じて、エアチャンバ部が収縮
又は拡張するので履物内の空気を換気すると共に、フィ
ット感が向上する。この履物内の空気の換気は、エアチ
ャンバ部への圧力が増加するにつれて増大することか
ら、履物の装着者の運動量に比例して換気量を増加さ
せ、履物内の温度及び湿度を装着者の運動量に関係なく
一定に維持して爽快な装着感が得えられる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、エアチャン
バ部に圧力が印加されると、エアチャンバ部は収縮し、
第2逆止弁が開状態となり、所定方向に延在された排気
管を介して空気が排出されて収縮する。この場合におい
て、排気管は延在方向に向かって内径が小さくなるよう
に形成されているので、吸入抵抗が増大し、急激にエア
チャンバ部が収縮することがなく、衝撃緩和能力を向上
することができる。また、エアチャンバ部に圧力が印加
されなくなると、第1逆止弁が開状態となり、エアチャ
ンバ部はその可撓性により吸気管を介してエアチャンバ
部へ空気が供給されて拡張する。このように、圧力の印
加状態に応じて、エアチャンバ部が収縮又は拡張するの
で履物内の空気を換気すると共に、フィット感が向上す
る。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の作用に加えて、所定方向は、つ
ま先方向、踵方向あるいは月形方向のいずれかであるよ
うに構成しているので、履物内のいずれの箇所の換気も
可能となると共に、履物の形状、特性に応じて適用が可
能となる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、排
気管の途中に設けられ、エアチャンバ部から流入された
所定量の空気を一時的に貯溜するエアクッション部を備
えているので、より履物の前面にわたってフィット感を
向上させることができる。
【0016】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、吸
気管あるいは排気管の末端の開口部分にフィルタを設け
ているので、異物が第1逆止弁あるいは第2逆止弁を損
傷する確率が低下し、より長期にわたって、安定した性
能を保持することができる。
【0017】請求項7記載の発明によれば、エアチャン
バ部に圧力が印加されると、エアチャンバ部は収縮し、
第2逆止弁が開状態となり、所定方向に延在された排気
管を介して空気が排出されて収縮する。また、エアチャ
ンバ部に圧力が印加されなくなると、第1逆止弁が開状
態となり、エアチャンバ部はその可撓性により吸気管を
介してエアチャンバ部へ空気が供給されて拡張する。こ
のように、圧力の印加状態に応じて、エアチャンバ部が
収縮又は拡張するので従来の履物であっても本発明に係
る履物用中敷を装着するのみで、履物内の空気を換気す
ると共に、フィット感が向上する。
【0018】請求項8記載の発明によれば、エアチャン
バ部に圧力が印加されると、エアチャンバ部は収縮し、
第2逆止弁が開状態となり、所定方向に延在された排気
管を介して空気が排出されて収縮する。この場合におい
て、排気管は延在方向に向かって内径が小さくなるよう
に形成されているので、吸入抵抗が増大し、急激にエア
チャンバ部が収縮することがなく、衝撃緩和能力を向上
することができる。また、エアチャンバ部に圧力が印加
されなくなると、第1逆止弁が開状態となり、エアチャ
ンバ部はその可撓性により吸気管を介してエアチャンバ
部へ空気が供給されて拡張する。このように、圧力の印
加状態に応じて、エアチャンバ部が収縮又は拡張するの
でフィット感が向上する。
【0019】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は請求項8記載の発明の作用に加えて、所定方向は、つ
ま先方向、踵方向あるいは月形方向のいずれかであるよ
うに構成するので、履物の形状、特性に応じて適用が可
能となる。請求項10記載の発明によれば、請求項7乃
至請求項9のいずれかに記載の履物用中敷において、履
物用中敷内、かつ、排気管の途中に設けられ、エアチャ
ンバ部から流入された所定量の空気を一時的に貯溜する
エアクッション部を備えているので、より履物の全面に
亘ってフィット感を向上させることができる。
【0020】請求項11記載の発明によれば、請求項7
乃至請求項10のいずれかに記載の履物用中敷におい
て、吸気管あるいは排気管の末端の開口部分にフィルタ
を設けるので、異物が第1逆止弁あるいは第2逆止弁を
損傷する確率が低下し、より長期にわたって、安定した
性能を保持することができる。
【0021】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、調整チャンバ部は、排気管の途中に設けられ、エア
チャンバ部から流入された所定量の空気を貯溜する。当
該履物の底内の調整チャンバ部の下方に突没自在に収納
されたスパイク部材は、調整チャンバ部内の貯溜空気の
圧力が所定圧力以上となった場合に突出してグリップ力
を生成することができる。
【0022】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。 (第1実施例)図1に第1実施例の履物の上面図及び側
面図を示す。履物1のソール2内には、ゴム等の合成樹
脂を含む可撓性の材料で形成され、印加される圧力に応
じて収縮又は拡張するエアチャンバ3と、エアチャンバ
3へ空気が流入可能となるように設けられた第1逆止弁
4を有し、エアチャンバ3へ空気を供給するための吸気
管5と、エアチャンバ3から空気が流出可能となるよう
に設けられた第2逆止弁6を有し、つま先方向に延在さ
れた排気管7と、を備えて構成されている。
【0023】エアチャンバ3は、図2(a)の断面図に
示すように、断面を単純なドーム形状としたり、強度が
必要な場合には、図2(b)の断面図及び図2(c)の
上面図に示すように補強用のリム3Aを形成するように
構成することも可能である。この補強用のリム3Aを形
成する場合において、エアチャンバ3を合成樹脂で整形
する場合には、リム3Aをエアチャンバ3と一体成型す
るようにすれば、工程数も減り、生産性が向上する。前
記吸気管5及び排気管7は、各々3本を1組として構成
し、この3本を各々所定方向に延在させて配設するよう
にしているので、エアチャンバ3からの圧力を各々に分
散させると共に、吸気音・排気音の発生を極力抑制でき
る。また、本実施例において3本を1組として構成した
が、吸気管5及び排気管7を各々任意の複数本、又は吸
気管5及び排気管7を各々1本づづで構成することもで
きる。
【0024】第1逆止弁4及び第2逆止弁6の構造は、
図3(a)ないし(e)に示す構成となっており、第1
逆止弁4においては、エアチャンバ3へ空気が流入する
場合にのみ開状態となり、第2逆止弁6においてはエア
チャンバ3から空気が流出する場合にのみ開状態とな
る。即ち、同図(a)、(c)、(e)のように第1
(又は第2)逆止弁4(又は6)が開放状態となって空
気を流入(又は流出)させ、同図(b)、(d)、
(f)のように第1(又は第2)逆止弁4(又は6)が
開放状態となって空気の流入(又は流出)を阻止するこ
ととなる。この図3(e)、(f)における第1(又は
第2)逆止弁4(又は6)は、用いられるスプリングの
弾性力を調整することにより吸気又は排気の各量を調整
することができる。
【0025】次に図4を参照して全体的な動作について
説明する。履物1を履いた状態で歩行する等により踵に
体重がかかるとエアチャンバ3に圧力が印加される。こ
れにより、エアチャンバ3は収縮し、エアチャンバ3内
の空気は、開状態にある第2逆止弁6及び排気管7を介
して放出される(図4(a)参照)。
【0026】その後、体重がつま先側に移行すると、エ
アチャンバ3へ圧力は印加されなくなり、エアチャンバ
3は自己の可撓性により拡張しようとすると第1逆止弁
4が開状態となり、吸気管5を介して空気がエアチャン
バ3内に流入し、エアチャンバ3は拡張することとなる
(図4(b)参照)。
【0027】上述したように、本第1実施例によれば、
歩行(走行)状態に応じて、エアチャンバ3が拡張、収
縮を繰り返すこととなり、履物内に新鮮な空気を供給し
且つ内部の高温多湿な空気を外部に排出できると共に、
常に最適なフィット感を得ることが可能となる。
【0028】また、第2逆止弁6の強さ及び排気管7の
長さ及び内径を適宜調整することにより、エアチャンバ
3から空気を排出する際の空気抵抗を調整し、急激にエ
アチャンバ3に圧力が印加された場合には、急激に収縮
しないようにしておくことにより、衝撃緩和能力を向上
することができる。
【0029】さらに、前記実施例においては、吸気管5
の先端部分を踵部分に延在させると共に、排気管7の先
端部分をつま先方向に延在させる構成としたが、吸気管
5の先端部分をつま先方向に延在させ、排気管7の先端
部分を踵部分に延在させる構成とすることもできる。こ
の場合には、履物1のつま先部分に滞留する高温多湿な
空気を吸引して踵部分から履物1の外部に排出できるこ
ととなる。
【0030】(第2実施例)上記第1実施例において
は、排気管7をつま先方向に延在させていたが、排気管
の延在方向は、必ずしもこれに限られるものではなく、
特に図5に示すように、長靴やスキーブーツ等において
は、踵方向あるいは月形方向に排気管7(さらに吸気管
5)を延在するように構成するほうが換気効率等の観点
から望ましい。
【0031】また、スキーブーツ等のソールが変形しな
い履物等においては、チャンバ3をソール内ではなく、
履物内部に設置することも可能である。この結果、ソー
ルの強度を十分に確保することが可能となる。
【0032】(第3実施例)図6に第3実施例の履物の
側面図を示す。履物11のソール12内には、ゴム等の
合成樹脂を含む可撓性の材料で形成され、印加される圧
力に応じて収縮又は拡張するエアチャンバ13と、エア
チャンバ13へ空気が流入可能となるように設けられた
第1逆止弁14を有し、エアチャンバ13へ空気を供給
するための吸気管15と、エアチャンバ13から空気が
流出可能となるように設けられた第2逆止弁16を有
し、つま先方向に延在された排気管17と、排気管17
の途中に設けられ、エアチャンバ13から流入された所
定量の空気を一時的に貯溜するエアクッション18と、
エアクッション18に所定圧力以上の圧力が印加された
場合にのみ空気が流出可能となるように設けられた第3
逆止弁19を備えて構成されている。なお、エアチャン
バ13とエアクッション18の間を接続する排気管を便
宜上、供給管20と呼ぶものとする。
【0033】エアチャンバ13の構成としては、第1実
施例のエアチャンバ3と同様の構成とすればよい。ま
た、第1逆止弁14、第2逆止弁16及び第3逆止弁1
9の構造は、第1実施例の第1逆止弁4及び第2逆止弁
6の構造と同様の構成とすればよい。
【0034】次に図6を参照して全体的な動作について
説明する。履物11を履いた状態で歩行する等により踵
に体重がかかるとエアチャンバ13に圧力が印加され
る。これにより、エアチャンバ13は収縮し、エアチャ
ンバ13内の空気は、供給管20を介してエアクッショ
ン18に流入する。
【0035】エアクッション18は、エアチャンバ13
から供給される空気を所定量だけ一時的に貯溜し、所定
の圧力を超えた場合にのみ、第3逆止弁19を開状態と
して空気を排出することとなる。上述したように、本第
3実施例によれば、歩行(走行)状態に応じて、踵部分
においてはエアチャンバ13が拡張、収縮を繰り返すこ
ととなるとともに、つま先部分においてはエアクッショ
ン18が拡張、収縮を繰り返すこととなり、つま先から
踵にわたって、常に最適なフィット感を得ることが可能
となる。
【0036】また、第2逆止弁16及び第3逆止弁19
の強さ及び排気管17の長さ及び内径を適宜調整するこ
とにより、エアチャンバ13及びエアクッション18か
ら空気を排出する際の空気抵抗を調整し、急激にエアチ
ャンバ13及びエアクッション18に圧力が印加された
場合には、急激に収縮しないようにしておくことによ
り、衝撃緩和能力を向上することができる。
【0037】(第4実施例)図7(a)に第4実施例の
履物の側面図を示す。履物21のソール22内には、ゴ
ム等の合成樹脂を含む可撓性の材料で形成され、印加さ
れる圧力に応じて収縮又は拡張するエアチャンバ23
と、エアチャンバ23へ空気が流入可能となるように設
けられた第1逆止弁24を有し、エアチャンバ23へ空
気を供給するための吸気管25と、エアチャンバ23か
ら空気が流出可能となるように設けられた第2逆止弁2
6を有し、つま先方向に延在された排気管27と、排気
管27の途中に設けられ、エアチャンバ23から流入さ
れた所定量の空気を一時的に貯溜する調整チャンバ28
と、調整チャンバ28に所定圧力以上の圧力が印加され
た場合にのみ空気が流出可能となるように設けられた第
3逆止弁29を備えて構成されている。なお、エアチャ
ンバ23と調整チャンバ28の間を接続する排気管を便
宜上、供給管31と呼ぶものとする。
【0038】さらに調整チャンバ28の下部には、突没
自在に収納され、調整チャンバ28内の貯溜空気の圧力
が所定圧力以上となった場合に突出する複数のスパイク
部材30が設けられている。エアチャンバ23の構成と
しては、第1実施例のエアチャンバ3と同様の構成とす
ればよい。また、第1逆止弁24、第2逆止弁26及び
第3逆止弁29の構造は、第1実施例の第1逆止弁4及
び第2逆止弁6の構造と同様の構成とすればよい。
【0039】次に図7(a)及び図7(b)を参照して
全体的な動作について説明する。履物21を履いた状態
で歩行する等により踵に体重がかかるとエアチャンバ2
3に圧力が印加される。これにより、エアチャンバ23
は収縮し、エアチャンバ23内の空気は、供給管29を
介して調整チャンバ28に流入する。
【0040】調整チャンバ28は、エアチャンバ23か
ら供給される空気を所定量だけ一時的に貯溜する。そし
て、調整チャンバ28内の貯溜空気の圧力が所定圧力以
上となると、図7(b)に示すように、調整チャンバ2
8の下部に収納されていた複数のスパイク部材30は突
出し、地面に食い込む等により履物21のグリップ力を
向上させることができる。
【0041】従って、踏ん張った場合等のように、グリ
ップ力が必要となる場合には自動的にスパイク部材30
が突出し、グリップ力を向上させることができるので、
効果的にグリップ力を用いることが可能となる。上述し
たように、本第4実施例によれば、通常の歩行(走行)
状態においては、踵部分においてはエアチャンバ23が
拡張、収縮を繰り返すこととなるとともに、つま先部分
においては調整チャンバ28が拡張することとなり、つ
ま先から踵にわたって、常に最適なフィット感を得るこ
とが可能となる。
【0042】また、調整チャンバ28内の貯溜空気の圧
力が所定圧力以上となると、調整チャンバ28の下部に
収納されていた複数のスパイク部材30が自動的に突出
し、地面に食い込む等により履物21のグリップ力を向
上させることができる。さらに、第2逆止弁26及び第
3逆止弁29の強さ及び排気管27の長さ及び内径を適
宜調整することにより、エアチャンバ23及び調整チャ
ンバ28から空気を排出する際の空気抵抗を調整し、急
激にエアチャンバ23及び調整チャンバ28に圧力が印
加された場合には、急激に収縮しないようにしておくこ
とにより、衝撃緩和能力を向上することができる。
【0043】(第5実施例)上記各実施例においては、
排気管の内径は一定であったが、排気口側に向かって徐
々に内径を小さくすることにより、吸入抵抗を大きくし
て、第2逆止弁(16、26)及び第3逆止弁(19、
29)を設けないような構造とし、より構造を簡略化す
ることも可能である。
【0044】(第6実施例)上記各実施例においては、
エアチャンバ、吸気管及び排気管をソール内に形成して
いたが、図8(a)に示すように、エアチャンバ33、
吸気管35及び排気管37を一体形成し、この一体成型
物40を図8(b)に示すように、履物41のインソー
ル(内底)に配設し、さらに一体成型物40上から柔ら
かい中敷41等を積層する様な構成とすることも可能で
ある。
【0045】(第7実施例)上記第6実施例において
は、一体成型物40上から柔らかい中敷41等を積層す
る構成としていたが、第1乃至第3実施例並びに第5実
施例及び第6実施例に示したエアチャンバ、吸気管、排
気管、エアクッション等の構成を履物の中敷として一体
に形成するような構成とすることも可能である。これに
よりあらゆる種類の履物に対して適用が可能となる。
【0046】(第8実施例)上記各実施例においては、
排気管及び吸気管の開口部分には何も設けていなかった
が、靴下等から発生する糸屑等が吸入され、内部の逆止
弁が作動不能状態に陥るのを防止するため、さらにはサ
イレンサの役目を行わせるためにフィルタを設けるよう
に構成することも可能である。この場合において、好ま
しくは、清掃が可能なように取り外し可能な構造とする
のが良い。
【0047】なお、外部の空気を履物1内に吸引する場
合の吸気管5(又は15、25、35)、又は履物1内
部の空気を外部に排出する場合の排気管7(又は17、
27、37)の先端部分の構造は、水、塵埃等が直接侵
入することを防止するような段差部、一部遮蔽部等を備
えるように構成することが望ましい。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エアチャ
ンバ部に圧力が印加されると、エアチャンバ部は収縮
し、第2逆止弁が開状態となり、所定方向に延在された
排気管を介して空気が排出されて収縮し、エアチャンバ
部に圧力が印加されなくなると、第1逆止弁が開状態と
なり、エアチャンバ部はその可撓性により吸気管を介し
てエアチャンバ部へ空気が供給されて拡張するので、圧
力の印加状態に応じて、エアチャンバ部が収縮又は拡張
するので履物内の空気を換気して常に爽快な装着感が得
られると共に、フィット感が向上する。請求項2記載の
発明によれば、エアチャンバ部に圧力が印加されると、
エアチャンバ部は収縮し、第2逆止弁が開状態となり、
所定方向に延在された排気管を介して空気が排出され、
収縮する。この場合において、排気管は延在方向に向か
って内径が小さくなるように形成されているので、吸入
抵抗が増大し、急激にエアチャンバ部が収縮することが
なく、履物内の空気を換気すると共に、フィット感を低
減することなく衝撃緩和能力を向上することができる。
また、エアチャンバ部に圧力が印加されなくなると、第
1逆止弁が開状態となり、エアチャンバ部はその可撓性
により吸気管を介してエアチャンバ部へ空気が供給さ
れ、拡張するので、圧力の印加状態に応じて、エアチャ
ンバ部が収縮又は拡張するので履物内の空気を換気する
と共に、フィット感が向上する。請求項3記載の発明に
よれば、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え
て、所定方向は、つま先方向、踵方向あるいは月形方向
のいずれかであるように構成しているので、履物の形
状、特性に応じて適用が可能となり適用範囲を拡大する
ことができる。請求項4記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
排気管の途中に設けられ、エアチャンバ部から流入され
た所定量の空気を一時的に貯溜するエアクッション部を
備えているので、より履物の前面にわたってフィット感
を向上させることができる。請求項6記載の発明によれ
ば、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明の作
用に加えて、吸気管あるいは排気管の末端の開口部分に
フィルタを設けているので、異物が第1逆止弁あるいは
第2逆止弁を損傷する確率が低下し、より長期にわたっ
て、安定した性能を保持することができる。請求項7記
載の発明によれば、エアチャンバ部に圧力が印加される
と、エアチャンバ部は収縮して第2逆止弁が開状態とな
り、所定方向に延在された排気管を介して空気が排出さ
れ、収縮する。また、エアチャンバ部に圧力が印加され
なくなると、第1逆止弁が開状態となり、エアチャンバ
部はその可撓性により吸気管を介してエアチャンバ部へ
空気が供給されて拡張する。このように、圧力の印加状
態に応じて、エアチャンバ部が収縮又は拡張するので履
物内の空気を換気すると共に、フィット感が向上する。
請求項8記載の発明によれば、エアチャンバ部に圧力が
印加されると、エアチャンバ部は収縮し、第2逆止弁が
開状態となり、所定方向に延在された排気管を介して空
気が排出されて収縮する。この場合において、排気管は
延在方向に向かって内径が小さくなるように形成されて
いるので、吸入抵抗が増大し、急激にエアチャンバ部が
収縮することがなく履物内の空気を換気しつつ、衝撃緩
和能力を向上することができる。また、エアチャンバ部
に圧力が印加されなくなると、第1逆止弁が開状態とな
り、エアチャンバ部はその可撓性により吸気管を介して
エアチャンバ部へ空気が供給され、拡張するので、圧力
の印加状態に応じて、エアチャンバ部が収縮又は拡張す
るので履物内の空気を換気すると共に、フィット感が向
上する。請求項9記載の発明によれば、請求項7又は請
求項8記載の発明の作用に加えて、所定方向は、つま先
方向、踵方向あるいは月形方向のいずれかであるように
構成するので、履物の形状、特性に応じて適用が可能と
なり適用範囲を拡大することができる。請求項10記載
の発明によれば、請求項7乃至請求項9のいずれかに記
載の履物用中敷において、履物用中敷内、かつ、排気管
の途中に設けられ、エアチャンバ部から流入された所定
量の空気を一時的に貯溜するエアクッション部を備えて
いるので、より履物の全面に亘ってフィット感を向上さ
せることができる。請求項11記載の発明によれば、請
求項7乃至請求項10のいずれかに記載の効果に加え
て、吸気管あるいは排気管の末端の開口部分にフィルタ
を設けるので、異物が第1逆止弁あるいは第2逆止弁を
損傷する確率が低下し、より長期にわたって、安定した
性能を長期にわたって保持することができる。また、請
求項5記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載の発明の効果に加えて、調整チャンバ部
は、排気管の途中に設けられ、エアチャンバ部から流入
された所定量の空気を貯溜する。当該履物の底内の調整
チャンバ部の下方に突没自在に収納されたスパイク部材
は、調整チャンバ部内の貯溜空気の圧力が所定圧力以上
となった場合に突出してグリップ力を生成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る履物の平面及び側面
の各断面図である。
【図2】図1に記載の履物におけるエアチャンバの構造
説明図である。
【図3】図1に記載の履物における逆止弁の構造説明図
である。
【図4】本発明の第1実施例に係る履物の動作説明図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例に係る履物の説明図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例に係る履物の説明図であ
る。
【図7】本発明の第4実施例に係る履物の説明図であ
る。
【図8】本発明の第6実施例に係る履物用中敷の説明図
である。
【符号の説明】
1 履物 2 ソール(靴底) 3 エアチャンバ 3A リム 4 第1逆止弁 5 吸気管 6 第2逆止弁 7 排気管 13 エアチャンバ 14 第1逆止弁 15 吸気管 16 第2逆止弁 17 排気管 18 エアクッション 19 第3逆止弁 20 供給管 23 エアチャンバ 24 第1逆止弁 25 吸気管 26 第2逆止弁 27 排気管 28 調整チャンバ 29 第3逆止弁 30 スパイク部材 31 供給管 33 エアチャンバ 35 吸気管 37 排気管 40 一体成型物 41 中敷

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の材料で形成され、印加される圧
    力に応じて収縮又は拡張するとともに、履物の底に配設
    されたエアチャンバ部と、 前記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設け
    られた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を
    供給するための吸気管と、 前記エアチャンバ部から空気が流出可能となるように設
    けられた第2逆止弁を有し、所定方向に延在された排気
    管と、 を備えたことを特徴とする履物。
  2. 【請求項2】 可撓性の材料で形成され、印加される圧
    力に応じて収縮又は拡張するとともに、履物の底に配設
    されたエアチャンバ部と、 前記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設け
    られた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を
    供給するための吸気管と、 前記エアチャンバ部から空気が流出可能となるととも
    に、所定方向に延在されその延在方向に向かって内径が
    小さくなるように形成された排気管と、 を備えたことを特徴とする履物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の履物におい
    て、 前記所定方向は、つま先方向、踵方向あるいは月形方向
    のいずれかであることを特徴とする履物。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の履物において、 前記排気管の途中に設けられ、前記エアチャンバ部から
    流入された所定量の空気を一時的に貯溜するエアクッシ
    ョン部を備えたことを特徴とする履物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の履物において、 前記排気管の途中に設けられ、前記エアチャンバ部から
    流入された所定量の空気を貯溜する調整チャンバ部と、 当該履物の底内の前記調整チャンバ部の下方に突没自在
    に収納され、前記調整チャンバ部内の貯溜空気の圧力が
    所定圧力以上となった場合に突出するスパイク部材とを
    備えたことを特徴とする履物。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の履物において、 前記吸気管あるいは前記排気管の末端の開口部分にフィ
    ルタを設けることを特徴とする履物。
  7. 【請求項7】 可撓性の材料で形成され、印加される圧
    力に応じて収縮又は拡張するとともに、履物用中敷内に
    配設されたエアチャンバ部と、 前記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設け
    られた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を
    供給するための吸気管と、 前記エアチャンバ部から空気が流出可能となるように設
    けられた第2逆止弁を有し、所定方向に延在された排気
    管と、 を備えたことを特徴とする履物用中敷。
  8. 【請求項8】 可撓性の材料で形成され、印加される圧
    力に応じて収縮又は拡張するとともに、履物用中敷内に
    配設されたエアチャンバ部と、 前記エアチャンバ部へ空気が流入可能となるように設け
    られた第1逆止弁を有し、前記エアチャンバ部へ空気を
    供給するための吸気管と、 前記エアチャンバ部から空気が流出可能となるととも
    に、所定方向に延在されその延在方向に向かって内径が
    小さくなるように形成された排気管と、 を備えたことを特徴とする履物用中敷。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の履物用中敷
    において、 前記所定方向は、つま先方向、踵方向あるいは月形方向
    のいずれかであることを特徴とする履物用中敷。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれかに記
    載の履物用中敷において、 前記履物用中敷内、かつ、前記排気管の途中に設けら
    れ、前記エアチャンバ部から流入された所定量の空気を
    一時的に貯溜するエアクッション部を備えたことを特徴
    とする履物用中敷。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至請求項10のいずれかに
    記載の履物用中敷において、 前記吸気管あるいは前記排気管の末端の開口部分にフィ
    ルタを設けることを特徴とする履物用中敷。
JP7129292A 1995-04-28 1995-04-28 履物及び履物用中敷 Pending JPH08299014A (ja)

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