JPH08298694A - ハンズフリー通話ユニット - Google Patents

ハンズフリー通話ユニット

Info

Publication number
JPH08298694A
JPH08298694A JP12598095A JP12598095A JPH08298694A JP H08298694 A JPH08298694 A JP H08298694A JP 12598095 A JP12598095 A JP 12598095A JP 12598095 A JP12598095 A JP 12598095A JP H08298694 A JPH08298694 A JP H08298694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bone
microphone
earphone
hands
eyeglasses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12598095A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ibaraki
悟 茨木
Takeo Kanamori
丈郎 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12598095A priority Critical patent/JPH08298694A/ja
Publication of JPH08298694A publication Critical patent/JPH08298694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間の装着にも疲労感が少なく、他人にも
目だたない、ハンズフリー通話ユニットを提供するこ
と。 【構成】 眼鏡のつる11に骨導マイクロホン12を内
蔵させ、イヤホーン13を接続してハンズフリー通話ユ
ニットを構成する。こうすれば長時間の装着にも疲労感
が少なく、他人にも目だたないハンズフリー通話ユニッ
トが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話や無線機等に用い
るハンズフリー通話ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話,携帯電話,小電力ト
ランシーバの発達にともない、両手で作業しながら通話
のできるハンズフリー通話ユニットの需要が高まってい
る。以下図面を参照しながら、上述した従来のハンズフ
リー通話ユニットの一例について説明する。図7は従来
のハンズフリー通話ユニットを示す図である。図7にお
いて、71はマイクロホン、72はヘッドホン、73は
ヘッドバンド、74がマイクロホン保持ロッドである。
ハンズフリー通話ユニット全体は、ヘッドバンド73に
よって使用者の頭に固定される。ヘッドホン72は使用
者の一方の耳を覆うように、マイクロホン71は保持ロ
ッド74により使用者の口元に近くに配置される。通話
装置から出力される受話音声信号はヘッドホン72に入
力され、使用者はこのヘッドホン72を通じて相手音声
を聞くことができる。使用者の音声は、マイクロホン7
1で収音され通話機器に送話音声として相手側に送られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ヘッドバンド73が保持ロッド74とマ
イクロホン71を支えることから、ヘッドバンド73を
かなり強固なものにする必要がある。そのためハンズフ
リー通話ユニットが重くなり、それを支えるために頭へ
の締め付け圧も強くなることから、長時間装着すると疲
労感が大きくなり、装着が不可能になるという問題点を
有していた。又マイクロホンが飛び出た従来のハンズフ
リー通話ユニットでは、他人の視線を集めることから装
着に抵抗があるという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、眼鏡を用いて
軽くて目立たないハンズフリー通話ユニットを提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、眼鏡と、眼鏡のつるに設けた骨導マイクロホンと、
眼鏡のつるに接続されたイヤホーンとを具備することを
特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明は、眼鏡と、眼鏡の
鼻当て部に設けた骨導マイクロホンと、眼鏡のつるに接
続されたイヤホーンとを具備することを特徴とするもの
である。
【0007】本願の請求項3の発明は、眼鏡と、眼鏡の
一方のつるに設けた骨導マイクロホンと、眼鏡の他方の
つるに設けた骨導イヤホーンとを具備することを特徴と
するものである。
【0008】本願の請求項4の発明は、眼鏡と、眼鏡の
つるに設けられ骨導マイクロホン及び骨導イヤホーンと
して可逆的に動作する電気振動変換器とを具備し、電気
振動変換器を送信時には骨導マイクロホンとして、受信
時には骨導イヤホーンとして動作させることを特徴とす
るものである。
【0009】本願の請求項5の発明は、眼鏡と、眼鏡の
鼻当て付近に設けたマイクロホンと、マイクロホンの高
域成分と骨導マイクロホンの低域成分とを抽出し混合す
るミキシング回路と、を更に具備することを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】本願の請求項1〜5の発明は、上記した骨導マ
イクロホンとイヤホーンを、眼鏡という軽くて装着性と
外観に優れた母体に内蔵させるという構成によって、長
時間の装着にも疲労感が少なく、他人にも目だたないハ
ンズフリー通話ユニットを実現している。
【0011】更に請求項3の発明では、骨導マイクロホ
ンに加え、骨導イヤホーンを用いることにより、装着性
と外観の良さを更に向上させている。
【0012】更に請求項5の発明では、骨導マイクロホ
ンに加え、通常のマイクロホンを眼鏡の鼻当て付近に設
け、低域成分は骨導マイクロホンから、高域成分は通常
のマイクロホンから取り出す。そしてこれらを混合する
ことにより、装着性や外観を損なうことなく収音音声を
高音質化するようにしている。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例のハンズフリー通話ユニ
ットについて、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の第1実施例におけるハンズフリー通話ユニットを
示す斜視図である。図1において、眼鏡のつる11には
その一方の端部に骨導マイクロホン12が埋設されてい
る。又つる11よりイヤホーン13が接続されている。
14は送話信号と受話信号の両方を伝達するリード線で
ある。
【0014】以上のように構成された図1のハンズフリ
ー通話ユニットの動作について説明する。まず通話装置
からの受話信号は、リード線14からイヤホーン13に
入力される。イヤホーン13は使用者の耳に挿入されて
おり、相手音声が使用者に伝達される。一方、使用者が
発音すると、その音声は頭蓋骨を振動させる。そしてこ
の振動が眼鏡のつる11に取付けられた骨導マイクロホ
ン12に伝達され、電気信号に変換され、リード線14
から送話信号として通話装置に送られる。
【0015】以上のようにこの実施例によれば、眼鏡の
つる11に骨導マイクロホン12とイヤホーン13を設
けることにより、長時間の装着にも疲労感が少なく、他
人にも目だたないハンズフリー通話ユニットが実現でき
る。
【0016】図2は本発明の第2の実施例におけるハン
ズフリー通話ユニットを示す斜視図である。図2におい
て、21は眼鏡の鼻当て22に取付けられた骨導マイク
ロホンである。本実施例は骨導マイクロホン11が骨導
マイクロホン22に置き換えられた以外は、図1の実施
例と同様である。
【0017】この実施例では、振動レベルの高い鼻骨の
振動を、眼鏡の鼻当て22に設けた骨導マイクロホン2
1でピックアップする構成とすることにより、より高音
質な送話信号の得られる、ハンズフリー通話ユニットが
実現できる。
【0018】図3は本発明の第3の実施例におけるハン
ズフリー通話ユニットを示す斜視図である。図3におい
て、他方の眼鏡のつる31の端部に骨導イヤホーン32
を設けている。本実施例は図1の実施例のイヤホーン1
3が骨導イヤホーン32に置き換えられた以外は、図1
の実施例と同様である。
【0019】この実施例では、眼鏡のつる31に設けた
骨導イヤホーン32で受話音声を使用者に伝達する構成
とすることにより、より目立たないハンズフリー通話ユ
ニットが実現できる。又第1,第2実施例と比べてイヤ
ホーン13を用いないので、使用時に逐一イヤホーンを
装着する煩わしさを解消することができる。
【0020】図4は本発明の第4の実施例におけるハン
ズフリー通話ユニットを示すものである。図4におい
て、眼鏡のつる11に骨導マイクロホンと骨導イヤホー
ンのどちらにも可逆的に動作する電気振動変換器41を
設ける。本実施例は図3の実施例の骨導マイクロホン1
1と骨導イヤホーン31が電気振動変換器41に置き換
えられた以外は、図3の実施例と同様である。この実施
例では1つの電気振動変換器41で受話時はイヤホーン
として、送話時はマイクロホンとして用いることによ
り、両方の機能が達成できるため、より低コストなハン
ズフリー通話ユニットが実現できる。又イヤホーン装着
の煩わしさも解消できる。
【0021】図5は本発明の第5の実施例におけるハン
ズフリー通話ユニットを示す斜視図である。図5におい
て、眼鏡の鼻当て22にマイクロホン51を設け、つる
11の端部にミキシング回路52を設ける。図6は図5
のミキシング回路52の詳細を示したブロック図であ
る。図6において骨導マイクロホン12,マイクロホン
51の出力端は夫々ローパスフィルタ61,ハイパスフ
ィルタ62に接続されている。加算器63はこれらを加
算するものである。本実施例はマイクロホン51とミキ
シング回路52が追加された以外は、図1の実施例と同
様である。
【0022】図5のハンズフリー通話ユニットにおい
て、骨導マイクロホン12の出力が図6のローパスフィ
ルタ61に入力され、その低域成分が抽出され、加算器
63に送られる。一方、マイクロホン51の出力は図6
のハイパスフィルタ62に入力され、その高域成分が抽
出され、加算器63に送られる。加算器63では、この
2つの成分を合成し送話信号として外部に送出する。
【0023】この実施例では、骨導マイクロホン12の
低域成分とマイクロホン51の高域成分を加算して送話
信号とする。骨導マイクロホン12の出力は騒音の混入
が少ないが、話者音声の高域成分の減衰は大きい。マイ
クロホン51の出力は、低域成分においては騒音の混入
は大きいが、騒音は低域成分が主体であることから高域
成分における騒音の混入は少なく、話者音声の高域成分
の減衰も少ない。その結果、S/Nを悪化させることな
く、より高音質なハンズフリー通話ユニットが実現でき
る。
【0024】尚本実施例は眼鏡のつるの一方に骨導マイ
クロホン12を設け、これと通常のマイクロホン51と
をミキシング回路52によって混合して出力している
が、骨導マイクロホンは第2,第4実施例のように鼻当
てに設けてもよく、又骨導マイクロホンと骨導イヤホー
ンのどちらにも可逆的に動作する電気振動変換器41を
用いてその出力信号とを混合するように構成することも
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、骨導マ
イクロホンとイヤホーンを眼鏡という軽くて装着性と外
観に優れた母体に内蔵させるという構成を採ることで、
長時間の装着にも疲労感が少なく、他人にも目だたない
ハンズフリー通話ユニットを提供できるものである。
【0026】更に骨導マイクロホンに加え、骨導イヤホ
ーンを用いることにより、装着性と外観の良さをさらに
向上させている。
【0027】更に骨導マイクロホンに加え、通常のマイ
クロホンを眼鏡の鼻当て付近に設け、低域成分は骨導マ
イクロホンから、高域成分はマイクロホンから取り出す
という構成にすることにより、装着性や外観を損なうこ
となく収音音声を高音質化している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンズフリー通話ユニットの第1
の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるハンズフリー通話ユニットの第2
の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるハンズフリー通話ユニットの第3
の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明によるハンズフリー通話ユニットの第4
の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明によるハンズフリー通話ユニットの第5
の実施例を示す斜視図である。
【図6】第5実施例のミキシング回路を示すブロック図
である。
【図7】従来のハンズフリー通話ユニットの一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11,31 眼鏡のつる 12,21 骨導マイクロホン 13 イヤホーン 14 リード線 22 眼鏡の鼻当て 31 骨導イヤホーン 41 電気振動変換器 51 マイクロホン 52 ミキシング回路 61 ハイパスフィルタ 62 ローパスフィルタ 63 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡と、前記眼鏡のつるに設けた骨導マ
    イクロホンと、前記眼鏡のつるに接続されたイヤホーン
    とを具備することを特徴とするハンズフリー通話ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 眼鏡と、前記眼鏡の鼻当て部に設けた骨
    導マイクロホンと、前記眼鏡のつるに接続されたイヤホ
    ーンとを具備することを特徴とするハンズフリー通話ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 眼鏡と、前記眼鏡の一方のつるに設けた
    骨導マイクロホンと、前記眼鏡の他方のつるに設けた骨
    導イヤホーンとを具備することを特徴とするハンズフリ
    ー通話ユニット。
  4. 【請求項4】 眼鏡と、前記眼鏡のつるに設けられ骨導
    マイクロホン及び骨導イヤホーンとして可逆的に動作す
    る電気振動変換器とを具備し、前記電気振動変換器を送
    信時には骨導マイクロホンとして、受信時には骨導イヤ
    ホーンとして動作させることを特徴とするハンズフリー
    通話ユニット。
  5. 【請求項5】 眼鏡と、前記眼鏡の鼻当て付近に設けた
    マイクロホンと、前記マイクロホンの高域成分と前記骨
    導マイクロホンの低域成分とを抽出し混合するミキシン
    グ回路と、を更に具備することを特徴とする請求項1,
    2,3又は4のいずれか1項記載のハンズフリー通話ユ
    ニット。
JP12598095A 1995-04-25 1995-04-25 ハンズフリー通話ユニット Pending JPH08298694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12598095A JPH08298694A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンズフリー通話ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12598095A JPH08298694A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンズフリー通話ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298694A true JPH08298694A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14923752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12598095A Pending JPH08298694A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンズフリー通話ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08298694A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002011492A3 (de) * 2000-07-28 2002-07-25 Siemens Ag Lautsprecheranordnung
JP2007531029A (ja) * 2004-03-31 2007-11-01 スイスコム モービル アーゲー 音響通信のための方法およびシステム
JP2008511217A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ビクトリオン テクノロジー カンパニー リミテッド 鼻骨伝導式無線通信伝送装置
CN103941426A (zh) * 2004-11-19 2014-07-23 奥克利有限公司 无线交互式头戴耳机
JP2021162657A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 清水建設株式会社 めがね

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002011492A3 (de) * 2000-07-28 2002-07-25 Siemens Ag Lautsprecheranordnung
JP2007531029A (ja) * 2004-03-31 2007-11-01 スイスコム モービル アーゲー 音響通信のための方法およびシステム
JP2014063166A (ja) * 2004-03-31 2014-04-10 Swisscom Ag 移動無線デバイスと通信するための組み込まれた音響通信システムを有する眼鏡フレーム、及び対応する方法
JP2008511217A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ビクトリオン テクノロジー カンパニー リミテッド 鼻骨伝導式無線通信伝送装置
CN103941426A (zh) * 2004-11-19 2014-07-23 奥克利有限公司 无线交互式头戴耳机
JP2021162657A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 清水建設株式会社 めがね

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11601538B2 (en) Headset having right- and left-ear sound output units with through-holes formed therein
US10506343B2 (en) Earphone having vibration conductor which conducts vibration, and stereo earphone including the same
JP4118934B2 (ja) メガネ型通信装置
US6879698B2 (en) Cellular telephone, personal digital assistant with voice communication unit
US10778824B2 (en) Pen-type handset
US9094749B2 (en) Head-mounted sound capture device
TWI586135B (zh) mobile phone
JP3322849B2 (ja) 骨伝導スピーカー付モバイル通信装置
JP2012510218A (ja) 蝶形骨伝導の通信装置及び/或いは補聴装置
JP2004205839A (ja) 補聴器具
CN109068217A (zh) 一种入耳式耳机的侧音增强方法、装置及入耳式耳机
JPH08298694A (ja) ハンズフリー通話ユニット
EP1499092A4 (en) MOBILE DEVICE DEVICE
CA2262371C (en) Adjustable earphone with a microphone
KR200251175Y1 (ko) 무선 통신용 안경
KR200302706Y1 (ko) 이어폰 내장형 선그라스
JPH10117394A (ja) 骨伝導音声利用の通話装置
KR20040029917A (ko) 이어폰 내장형 선그라스
JPH0927841A (ja) 携帯電話機と携帯電話機を使用した通信システム