JPH08293888A - フレーム消去補正方法 - Google Patents

フレーム消去補正方法

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JPH08293888A
JPH08293888A JP8050690A JP5069096A JPH08293888A JP H08293888 A JPH08293888 A JP H08293888A JP 8050690 A JP8050690 A JP 8050690A JP 5069096 A JP5069096 A JP 5069096A JP H08293888 A JPH08293888 A JP H08293888A
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frame
call
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speech
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JP8050690A
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Dror Nahumi
ナフミ ドロア
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AT&T Corp
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
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    • G10L19/125Pitch excitation, e.g. pitch synchronous innovation CELP [PSI-CELP]
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話パラメータを、各フレームが予め決めら
れた数のビットを有する複数のフレームに符号化する通
話符号化装置を提供する。 【解決手段】 フレーム当たりの予め決められた数のビ
ットは通話パラメータデルタを送信するために用いら
れ、この通話パラメータデルタは、所定パラメータ値が
前フレームから現フレームに変化した量を規定する。こ
こに説明される好適な実施例によれば、現フレームから
直前フレームまでのピッチ遅延の変化を表わす通話パラ
メータデルタは現フレームに送り込まれ、予め決められ
た数のビットはほぼ4乃至6の範囲にある。通話パラメ
ータデルタは、フレーム消去が起こった時、通話符号化
装置のメモリテーブルを更新するために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト状伝送エ
ラーに弱い通信装置に用いられる通話符号化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】セルラ
ー電話やパーソナル通信装置等の多くの通信装置は、情
報をある場所からの他の場所に運ぶために電磁的または
有線式通信リンクに頼っている。これらの通信リンクは
一般に理想的とは言えない環境で動作しており、そのた
め、フェージング、減衰、マルチパス歪、干渉やその他
の不利な伝搬効果が生じることがある。情報がビット列
としてデジタル的に表わされる場合には、このような伝
搬効果は1以上のビットの損失または改悪を生じること
がある。しばしば、ビットはフレーム構成とされ、予め
決められた一定数のビットが1フレームを構成する。フ
レーム消去とは、受信機に通信されたビット群の損失ま
たは実質的な改悪を指す。
【0003】所定の帯域幅の効率的利用を提供するため
に、通話通信に向けられた通信装置は、通話符号化技術
を用いることがある。多くの既存の通話符号化技術は1
フレームずつを基本として実行され、1フレームは約1
0〜40ミリ秒の長さになっている。通話符号器は通話
信号を表わすパラメータを抽出する。これらのパラメー
タは量子化され、通信チャンネルを介して送信される。
最新技術の通話符号化方式は、一般的に、典型的に1フ
レームに一回またはそれ以上抽出されるピッチ遅延と呼
ばれるパラメータを含んでいる。このピッチ遅延は、2
0〜148の範囲の値を表わすために7ビットを用いて
量子化される。周知の通話符号化技術の1つは符号励起
式一次予測(code-excited linear prediction) (CE
LP)である。CELPでは、特定のパラメータ値を対
応する通話励起波形の表現と関連づけるために適応コ−
ドブックが用いられる。ピッチ遅延は、予め記憶された
通話励起波形の繰り返し周期を規定するために用いられ
る。
【0004】複数のビットからなる1フレームが失われ
ると、受信機は所定の時間の間解釈のためのビットを持
たなくなる。このような状況において、受信機は無意味
なまたはゆがめられた結果を生じることがある。この失
われたフレームを前のフレームから推定した新しいフレ
ームに置き換えることは可能だが、これは、多くの実世
界のアプリケーションに関して許容できないまたは望ま
しくない不正確さを生じる。CELP通話符号器の場合
は、ピッチ遅延の推定値の使用は、かなりの一時的不整
合を有する通話波形の生成となるように適応コードブッ
クを修正することになる。そして、所定のフレームに持
ち込まれた一時的不整合はすべての将来のフレームに伝
わってしまう。
【0005】通話符号化技術を用いるパケット交換網に
おけるパケット損失の問題は、無線通信リンクに関する
フレーム消去の問題に非常に似ている。パケット損失に
より、通話復号器は、1フレームを受信するのに失敗す
るかまたは相当数のビットが失われたフレームを受信す
ることになる。どちらの場合も、通話復号器は、本質的
に、圧縮通話情報の損失にもかかわらず通話を合成する
必要があるという同じ問題が提供される。フレーム消去
もパケット損失も、送信されたビットの損失を生じる通
信チャンネル問題に関連している。したがって、この説
明のため、用語“フレーム消去”はパケット損失と同じ
ことを表わすものとみなされる。
【0006】
【課題を解決するための手段】通話パラメータを、各フ
レームが予め決められたビット数を有する複数のフレー
ムに符号化する通話符号化装置において、フレームあた
り予め定められた数のビットが通話パラメータデルタを
送信するために用いられる。この通話パラメータデルタ
は、所定のパラメータの値が前のフレームから現フレー
ムに変化した量を規定する。ここに説明される好適な実
施例によれば、現フレームから直前のフレームまでのピ
ッチ遅延の変化を表わす通話パラメータデルタは現フレ
ームに送りこまれ、予め定められた数のビットはほぼ4
乃至6の範囲になる。通話パラメータデルタは、フレー
ム消去が生じた時、通話符号化装置のメモリテーブルを
更新するために用いられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、以下に説明される第1の
好適な実施例に従って構成された通話符号化装置を示す
ハードウェアブロック図である。通話信号はX(i)と
表わされ、従来の通話符号器20に供給される。通話符
号器20は、アナログ/デジタルコンバータ、1つ以上
の周波数選択フィルタ、デジタルサンプリング回路、及
び/または一次予測符号器(LPC)等の構成要素を含
む。例えば、通話符号器20は、チェン(Chen)等に発行
されかつ本特許出願の譲受人に譲渡された米国特許第5,
339,384 号に開示されているタイプのLPCを含む。
【0008】通話符号器20の特定の内部構造にかかわ
らず、この符号器は出力信号をデジタルビットストリー
ムの形で発生する。デジタルビットストリームDはX
(i)の符号化された変形であり、X(i)の1つ以上
の特性に対応する“パラメータ”(Piで示す)を含
む。典型的なパラメータは、X(i)の短期間周波数、
X(i)の傾斜及びピッチ等を含む。X(i)は時間と
共に変化する関数なので、通話符号器の出力信号は規則
的な時間間隔で定期的に更新される。したがって、第1
の時間間隔T1 の間、出力信号は、時間間隔T1 の間の
パラメータ(P1 ,P2 ,P3 ,...Pi )に対応す
る一連の値からなる。時間間隔T2 の間、パラメータ
(P1 ,P2 ,P3 ,...Pi )の値は変動して、第
1の時間間隔のものと異なる値になることがある。時間
間隔T1 中に集められたパラメータは第1のフレームを
構成する複数のビット(D1 で示す)で表わされ、時間
間隔T2中に集められたパラメータは第2のフレームを
構成する複数のビットD2 で表わされる。したがって、
n はn番目の時間間隔の間に集められた全パラメータ
を表わすビット列を指す。
【0009】通話符号器20の出力はMUX24及び論
理回路22に供給される。MUX24は通常のデジタル
マルチプレクサ装置であり、ここでは所定のDn に相当
する複数のビットを単一の信号線上に合成する。Dn
は、以下により詳細に説明される論理回路22で発生す
る、Dn ′で示されるビット列と共にこの信号線上に多
重化される。
【0010】論理回路22は、論理ゲート等の通常の論
理素子、クロック32、1つ以上のレジスタ30、1つ
以上のラッチ、及び/または多数の他の論理素子を含
む。これらの論理素子は、加算、乗算、減算及び徐算等
の通常の基準的動作を行なうように構成されている。論
理回路22を構成するために用いられる実際の素子に関
係なく、このブロックは、通話符号器20の出力信号に
基づいて論理動作を行なうように備えられる。この出力
信号は、時間間隔Tn 中に与えられるパラメータPi
現在値[すなわちpi (Tn )]と、時間間隔Tn-m
に与えられる同一のPi の前の値[すなわちpi (T
n-m )]との関数であり、ここでm及びnは整数であ
る。したがって、論理回路22は、形式Di ′=F(D
i )={f(pin )+g(pin-m )}の通話符
号器20の出力に基づいて関数Fを実行する。Dj ′で
示される複数のビットからなる論理回路22の出力は、
i で示される複数のビットと共にMUX24に入力さ
れる。jはiより小さいかまたは等しく、パラメータの
一部のみがDj に含められるべきであることを示してい
ることに注意されたい。i及びjについて選択される実
際値は、利用可能な装置帯域幅と、フレーム消去がない
状態で復号された通話の望ましい品質で決定される。
【0011】Di 及びDj ′の多重化変形を含むMUX
24の出力は通信チャンネル129を介して他の場所に
運ばれる。通信チャンネル129は事実上既知の通信チ
ャンネルのいずれのタイプにも相当するが、本発明の方
法は、瞬間的かつ断続的なデータ損失、すなわちフレー
ム消去の影響を受けやすい通信チャンネルに関して有効
である。図1の例では、通信チャンネル129は一対の
RF送受信機26,28から構成される。MUX24の
出力はRF送受信機26に供給され、RF送受信機26
はMUX24の出力をRF搬送波上に変調し、このRF
搬送波をRF送受信機28に送信する。RF送受信機2
8はこの搬送波を受信して復調する。RF送受信機28
の復調出力はデマルチプレクサDEMUX30で処理さ
れ、Di及びDj ′が復元される。次いで、Di 及びDj
′は通話復号器35で処理され原通話信号X(i)が
再構成される。通話復号器35を実行するのに適した装
置は技術上周知である。通話復号器35は、通話符号器
20で符号化された通話を復号するように構成されてい
る。
【0012】図2は、以下に説明される大2の好適な実
施例に従って構成された通話符号化装置を示すハードウ
ェアブロック図である。通話信号は一次予測符号器(L
PC)103の入力101に供給される。通話信号は、
音声域でフィルタされない白色雑音と合成された周期的
成分からなるものとして概念化することができる。一次
予測係数(LPC)103が通話信号から抽出され、残
余信号が信号線105に生じる。量子化LPCフィルタ
係数(Q)は信号線107に置かれる。通話を残余領域
に変換するデジタル符号化処理は、入力通話信号にフィ
ルタリング関数A(z)を印加する。
【0013】適切な一次予測復号器の選択と動作は当業
者の知識内の問題である。例えば、LPC103は米国
特許第5,341,456 号に開示されているLPCにしたがっ
て構成することができる。LPCで実行される動作順
は、例えばCCITT国際規格G.728に完全に記載
されている。
【0014】信号線105の残余信号はパラメータ抽出
波形整合装置109に入力される。このパラメータ抽出
波形整合装置109は残余信号から1つ以上のパラメー
タを分離除去するために備えられる。これらのパラメー
タは残余信号波形の特性、例えば振幅、ピッチ遅延、そ
の他を含むことができる。したがって、パラメータ抽出
装置は通常の波形整合回路を用いて実行することができ
る。パラメータ抽出波形整合装置109は、1つ以上の
パラメータの抽出値を記憶するためのパラメータ抽出メ
モリを含む。
【0015】図2の例では、パラメータ1P1 (n)、
パラメータ2P2 (n)、パラメータjPj (n)、パ
ラメータiPi (n)及びパラメータQPq (n)を含
むいくつかのパラメータが残余信号から抽出される。パ
ラメータ1P1 (n)はパラメータ抽出波形整合装置1
09で発生し、信号線113に置かれる。パラメータ2
2 (n)は信号線115に置かれ、パラメータ3P3
(n)は信号線117に置かれ、i番目のパラメータi
i (n)は信号線119に置かれる。パラメータ抽出
波形整合装置109は図2に示されるものより少ない数
または多い数ののパラメータを抽出することができるこ
とに注意されたい。さらに、パラメータ抽出波形整合装
置109からパラメータを抽出する必要はない。パラメ
ータQPq (n)は、LPC103で発生して信号線1
21に置かれる量子化係数を表わす。iは、パラメータ
の一部が論理回路に供給されるべきであることを示すj
より大きいかまたは等しいことに注意されたい。
【0016】抽出された1つ以上のパラメータは論理回
路157,159,161,165で処理される。各論
理回路157,159,161,165の素子は、所定
のパラメータの現在値及び/またはこのパラメータの直
前値の関数である出力を発生する。パラメータ1P1
(n)に関して、P′1 (n)で示されるこの関数の出
力はf{P1 (n−1),P1 (n)}と表現すること
ができる。ここで、nは時間及び/またはランニングク
ロックパルスカウントを表わす整数である。パラメータ
2P2 (n)に適用される関数は、パラメータ1P1
(n)に適用される野と同じ関数とすることができるが
同じにする必要はない。したがって、論理回路157は
論理回路159と同等にすることができるがそうする必
要はない。各論理回路157,159,161,165
の素子は、望ましい関数(すなわち、論理回路157の
場合は関数f)を実行するように構成された、通常の論
理ゲート、レジスタ、ラッチ、乗算器及びまたは加算器
のいくつかの組み合わせを含む。パラメータP′1
(n),P′2 (n),...P′j (n)は“処理済
パラメータ”と呼び、パラメータP1 (n),P2
(n),...Pi (n)は“原パラメータ”と呼ぶ。
【0017】論理回路157は信号線158に処理済パ
ラメータP′1 (n)を置き、論理回路159は信号線
160に処理済パラメータP′2 (n)を置き、論理回
路161は信号線162に処理済パラメータP′j
(n)を置き、論理回路165は信号線166に処理済
パラメータP′q (n)を置く。
【0018】全ての原パラメータ及び処理済パラメータ
は共に、通常のマルチプレクサ装置MUX127を用い
て多重化される。多重化信号は、電磁通信リンクを含む
通常の通信チャンネル129を介して送出される。通信
チャンネル129は、図1に関して前述した装置を用い
て実行することができ、セルラー基地局及びセルラー電
話機の形式のRF送受信機を含むことができる。図2に
示される装置は、CDMA、TDMA及び/または他の
デジタル変調規格にしたがって構成されたデジタル変調
式基地局及び電話機と共に用いるのに適している。
【0019】通信チャンネル129はMUX127の出
力をフレーム消去/エラー検出器131に運ぶ。フレー
ム消去エラー検出器131はビットエラー及び/または
消去されたフレームを検出するために備えられている。
前記のエラー及び消去は、典型的に、理想的とは言えな
い動作環境において電磁通信リンクを用いる実際の実世
界の通信チャンネル129に関して起こっている。フレ
ーム消去/エラー検出器131として従来回路を用いる
ことができる。フレーム消去は、復調器の出力におけ
る、または復調処理からの決定フィードバックからの復
調されたビットストリームを調べることにより検出する
ことができる。
【0020】フレーム消去/エラー検出器131はDE
MUX133に接続される。フレーム消去/エラー検出
器131は、フレーム消去が起きたか否かに関する表示
と共に、通信チャンネル129から復元した復調ビット
ストリームをDEMUX133に運ぶ。DEMUX13
3は復調ビットストリームを処理して、パラメータP1
(n)135,P2 (n)137,P3 (n)13
9,...Pi (n)141,Pq (n)143,Pi
(n)170,P′2 (n)172及びP′j (n)1
74を復元する。さらに、DEMUX133は、フレー
ム消去の有無をフレーム消去/エラー検出器131で決
定された通り励起合成器(Excitation Synthesizer)14
5に中継するために用いることができる。かけがえとし
て、フレーム消去の有無を励起合成器145に運ぶため
に、フレーム消去/エラー検出器131を直接励起合成
器145に接続する信号線を用いても良い。
【0021】励起合成器145の物理的構成は当業者に
周知のことである。機能上、励起合成器145は、複数
の入力パラメータP1 (n)135,P2 (n)13
7,P3 (n)139,...Pi (n)141,Pq
(n)143を調べ、励起合成器メモリ147に記憶さ
れたコードブックテーブル157から1つ以上のエント
リを取り出し、励起合成器に入力された入力パラメータ
の特定値と関連するまたは最も密接に対応しているテー
ブルエントリを捜し出す。コードブックテーブル157
のテーブルエントリは、各々の次フレームに関するパラ
メータが入力された後に更新されたり追加されたりす
る。新しい及び/または訂正されたテーブルエントリ
は、合成器フィルタ151が再構成された通話出力を発
生するように、励起合成器145で計算される。この計
算は、与えられたパラメータ群と、コードブックテーブ
ルから読み出された値と、再構成通話出力155に結果
的に生じる出力とに基づく数学的機能である。正確なコ
ードブックテーブルエントリ157を使用すれば、原通
話に最も近似する次のフレームのために再構成された通
話を発生させることになる。この再構成された通話は再
構成通話出力155に生じる。不正確なすなわちゆがめ
られたパラメータが励起合成器145で受信されると、
不正確なテーブルパラメータが計算されてコードブック
テーブル157に置かれる。前述したように、これらの
パラメータはフレーム消去の発生に起因してゆがめられ
及び/または改悪され得る。このフレーム消去はコード
ブックテーブル157の完全性を劣化させる。不正確な
テーブルエントリ値を持つコードブックテーブル157
は、後続のフレームにおいてゆがめられて再構成された
通話出力155の発生を引き起こす。
【0022】この励起合成器に適する励起合成器の特別
な例は、全欧GSMセルラー装置規格や、北米IS−5
4TDMAデジタルセルラー装置規格や、IS−95C
DMAデジタルセルラー通信装置規格に開示されてい
る。ここに開示されている実施例は事実上どんな通話符
号化技術も適用可能だが、例示した励起合成器145の
動作は例示のため簡単に説明されている。複数の入力パ
ラメータP1 (n)135,P2 (n)137,P3
(n)139,...Pj (n)141,Pq (n)1
43は複数のコードブック索引に相当する。これらのコ
ードブック索引はMUX127で互いに多重化され、通
信チャンネル129を介して送出される。各索引は、励
起合成器メモリ147に記憶されている励起ベクトルを
規定する。励起合成器メモリ147は、“適応コードブ
ック”、“固定コードブック”及び“利得コードブッ
ク”と呼ばれる複数のテーブルを含む。これらのコード
ブックの組織的トポロジーはGS及びIS54に開示さ
れている。
【0023】コードブック索引はコードブックを捜すた
めに用いられる。コードブックから取り出された値は、
みんなあわせられて、抽出された励起コードベクトルを
構成する。抽出されたコードベクトルは、原通話信号と
最も良く整合するように符号器で決定されたものであ
る。各々の抽出されたコードベクトルは通常の利得増幅
回路を用いて評価及び/または正規化することができ
る。
【0024】励起合成器メモリ147には、所定のフレ
ームnに対応する、全入力パラメータP1 (n)13
5,P2 (n)137,P3 (n)139,...Pi
(n)141,Pq (n)143,P′i (n)17
0,P′2 (n)172及びP′ j (n)174を記憶
するための、現フレームパラメータメモリレジスタ14
8と以後呼ばれるレジスタが備えられている。前フレー
ムパラメータメモリレジスタ152には、パラメータP
1 (n−1),P2 (n−1),P3 (n−
1),...Pi (n−1),Pq (n−1),P′1
(n−1),P′2 (n−1),...P′j (n−
1)を含むフレームn−1に関するパラメータがロード
される。この例では、前フレームパラメータメモリレジ
スタ152は直前フレームのパラメータを含むが、これ
は例示のために行なわれ、唯一の必要条件は、このレジ
スタがフレームnに先行するフレーム(n−m)に関す
る値を含んでいることである。
【0025】フレーム消去/エラー検出器131でフレ
ーム消去が検出されなかった場合、抽出されたコードベ
クトルは信号線149に励起合成器145より出力され
る。フレーム消去/エラー検出器131でフレーム消去
が検出された場合は、励起合成器145は失われたフレ
ームを補正するために用いることができる。フレーム消
去の存在時、励起合成器145は、フレームnが消去さ
れている場合として入力パラメータP1 (n)135,
2 (n)137,P3 (n)139,...Pi
(n)141,Pq (n)143の信頼できる値を受け
取れない。これらの状況において、励起合成器には、励
起合成器メモリ147からのコードベクトルの復元を可
能にするためには不十分な情報が提供される。フレーム
nが消去されなかった場合は、これらのコードベクトル
は、励起合成器メモリのレジスタmem(n)に記憶さ
れているパラメータ値に基づいて励起合成器メモリ14
7から復元される。この場合、現フレームパラメータメ
モリレジスタ148にはフレームnに対応する正確なパ
ラメータがロードされないので、励起合成器は、通話信
号を合成する際に用いる代わりの励起信号を発生しなけ
ればならない。この代替励起信号は、消去されたフレー
ムを正確かつ効率的に補正するように発生されるべきで
ある。
【0026】ここに説明される好適な実施例によれば、
発明の背景において上記に説明した従来技術に勝る実質
的な改善を表わす高められたフレーム消去補正方法が提
供される。この方法は、失われたフレームに続くフレー
ムの追加パラメータとして送られる冗長情報を用いるこ
とにより失われたフレームを合成することを含む。しか
しながら、全てが所定のフレームnに対応する特性を規
定する、フレームの残りのパラメータと違って、この追
加パラメータは前フレームn−mに対応する1つ以上の
特性を規定する。ここに説明される好適な実施例によれ
ば、m=1であり、この追加パラメータは、直前フレー
ムに関する情報、例えば前フレームのピッチ遅延を含
む。次いで、この追加パラメータは消去されたフレーム
を合成または再構成するために用いられる。図2の例で
は、このような合成されたフレームは、合成されたコー
ドベクトルの形で信号線149に転送される。この高め
られた補正方法に関するさらなる詳細は図3を参照して
以後説明される。
【0027】次に図2に戻ると、信号線149上のコー
ドベクトルは合成器フィルタ151に供給される。この
合成器フィルタ151は、信号線149上の入力コード
ベクトルから信号線155上に復号された通話を発生さ
せる。
【0028】図3は、ここに説明される好適な実施例に
よる通話符号化方法を示すソフトウェアフローチャート
である。このプログラムはブロック201から始まり、
ここで、検査はフレーム消去が時間nで起こったか否か
を確かめるために行なわれる。もしそうであれば、プロ
グラム制御はブロック207に進み、前フレームパラメ
ータメモリレジスタ152の内容は現フレームパラメー
タメモリレジスタ148にロードされる。ブロック20
7の実行に先立ち、現フレームパラメータメモリレジス
タ148には不正確な値がロードされている、なぜなら
これらの値は消去されたフレームに対応しているからで
ある。直前フレームのパラメータ値はブロック207で
前フレームパラメータメモリレジスタ152から得られ
る。直前フレーム(n−1)からの値を用いるための絶
対必要条件はないことに注意されたい。フレームn−1
を用いる代わりに、いずれの前フレームn−mからの値
も用いることができ、前フレームパラメータメモリレジ
スタ152はフレームn−mに関する値を記憶するため
に用いられる。しかしながら、この例に関しては、前フ
レームパラメータメモリレジスタ152に直前フレーム
に関する値を記憶させるのが好適である。ブロック20
7の後、現フレームパラメータメモリレジスタ148に
はフレーム(n−1)からのパラメータがロードされ
る。
【0029】ブロック207から、プログラムはブロッ
ク209に進み、(ブロック207で現フレームパラメ
ータメモリレジスタ148にロードされたものとして)
入力パラメータP1 (n−1),P2 (n),...P
i (n−1),PQ (n−1)は現励起を合成するため
に用いられる。nの値はブロック204でn=n+1に
設定することによりインクリメントされ、プログラムは
ブロック201に戻り、次のフレームが処理される。
【0030】ブロック201からの否定分岐はブロック
203に至り、ここで、プログラムは、時間t=n−1
にフレーム消去があったか否かを確かめる検査を実行す
る。もしノーならば、プログラムはブロック205に進
み、現励起を合成するためにP1 (n),P2
(n),...Pi (n)及びPq (n)が(すなわち
励起合成器145(図2)で)用いられる。次いで、ブ
ロック204でn=n+1に設定することによりnがイ
ンクリメントされ、プログラムはブロック201に戻
る。
【0031】ブロック303からの肯定分岐はブロック
211に至り、ここで、消去されたフレームn−1に対
応し、前フレームパラメータメモリレジスタ152に記
憶されるパラメータの値は、パラメータP′1 (n),
P′2 (n),P′3 (n),...P′j (n)及び
P′q (n)を用いて現フレームパラメータメモリレジ
スタ148に記憶された値から計算される。このP′1
(n),P′2 (n),P′3 (n),...P′j
(n)及びP′q (n)は図1に関して上記に説明した
D′j に相当する。このD′j は、フレームnにおいて
送出された冗長パラメータを用いて、消去されたフレー
ムn−1に対応する1つ以上のパラメータ値を計算す
る。次いで、計算されたこれらのパラメータはブロック
205でコードブックテーブル157を更新するために
励起合成器145で用いられる。同様にブロック205
において、励起合成器145は、パラメータP1
(n),P2(n),P3 (n),...Pi (n)及びPq
(n)を用いて信号線149の現励起を合成する。次い
で、ブロック204でn=n+1に設定することにより
nがインクリメントされ、プログラムはブロック201
に戻る。
【0032】図4Aは先行技術による現フレームパラメ
ータメモリレジスタ148の内容を示し、図4Bはここ
に説明される好適な実施例による現フレームパラメータ
メモリレジスタ148の内容を示す。図4Aを参照する
と、3つの異なるフレーム301,303及び305の
間の現フレームパラメータメモリレジスタ148の内容
が示されている。フレーム301は時間t=Tに送ら
れ、フレームn−1に対応している。フレーム303は
時間t=T+1に送られ、フレームnに対応している。
この実施例の目的のため、フレーム303が消去された
と仮定する。フレーム305は時間t=T+2に送ら
れ、フレームn+1に対応している。
【0033】現フレームパラメータメモリレジスタ14
8はピッチ遅延に対応するパラメータを記憶するために
用いられると仮定する。フレーム301の間、現フレー
ムパラメータメモリレジスタ148には40のピッチ遅
延パラメータがロードされる。このピッチ遅延は、次に
テーブル157(図2)の新しいコードブックテーブル
エントリを計算するために用いられる。フレーム303
の間、このフレームは消去されているので、ピッチ遅延
パラメータは受信されない。しかしながら、ピッチ遅延
の前の値40は、次に前フレームパラメータメモリレジ
スタ152に記憶される。この前の値40は、たぶん現
フレームのピッチ遅延の正確な値ではないが、コードブ
ックテーブル157の新しいコードブックテーブルエン
トリを計算するために用いられる。ここで、コードブッ
クテーブル157はエラーを含んでいることに注意され
たい。フレーム305では、ピッチ遅延60が受信され
る。この遅延は現フレームパラメータメモリレジスタ1
48に記憶され、コードブックテーブル157の新しい
コードブックテーブルエントリを計算するために用いら
れる。したがって、この先行技術の方法は、フレーム消
去が起きた時はいつでも、不正確なコードブックテーブ
ル157エントリを発生することになる。
【0034】次に図4Bを参照すると、図1〜図3に開
示された装置及び方法に関して用いられるデータ構造線
図例が示されている。図4Aの場合と同様に、3つの異
なるフレーム301,303及び305の間の現フレー
ムパラメータメモリレジスタ148の内容が示されてい
る。フレーム301は時間t=Tに送られ、フレームn
−1に対応している。フレーム303は時間t=T+1
に送られ、フレームnに対応している。この実施例の目
的のため、フレーム303が消去されたと仮定する。フ
レーム305は時間t=T+2に送られ、フレームn+
1に対応している。
【0035】現フレームパラメータメモリレジスタ14
8は、ピッチ遅延に対応するパラメータばかりでなく、
現フレームと前フレーム間のピッチ遅延の変化に対応す
る新しいパラメータ、デルタも記憶するために用いられ
る。図4Aの先行技術装置と違って、この追加の冗長パ
ラメータは消去された前フレームにおいて送出される。
この実施例では、デルタは、ピッチ遅延が現フレームn
と直前フレームn−1間にどのくらい変化したかを規定
する。このデルタパラメータは、現フレームnのピッチ
遅延等のパラメータのうちの残余と共に送出される。普
通の通話に関しては、ピッチ遅延はフレームからフレー
ムまで過大に変化しないと予想される。したがって、デ
ルタは、一般に、実際のピッチ遅延変化に対してより狭
い範囲の値を示す。実際には、デルタパラメータは、よ
り少ない数のビット、例えば5ビット、6ビットまたは
7ビット値を用いて符号化することができる。
【0036】フレーム301の間、40のピッチ遅延パ
ラメータは20のデルタパラメータと共に受信される。
したがって、直前フレーム301のピッチ遅延パラメー
タは{(現フレームのピッチ遅延)−(デルタ)}であ
ったと推定でき、{40−20}すなわち20となる。
しかしながら、この場合には、フレーム301の直前の
フレームは消去されなかったと仮定される。フレーム3
01の前のフレームのピッチ遅延を計算するためにフレ
ーム301のピッチデルタパラメータを用いる必要はな
いので、この状態では、デルタは冗長情報を意味する。
フレーム301について、現フレームパラメータメモリ
レジスタ148には40のピッチ遅延がロードされる。
次いで、このピッチ遅延は、励起合成器メモリ147
(図2)に記憶されたコードブックテーブル157の新
しいコードブックテーブルエントリを計算するために用
いられる。
【0037】フレーム303の間、このフレームは消去
されたので、ピッチ遅延は受信されない。したがって次
に、現フレームパラメータメモリレジスタ148はピッ
チ遅延の不正確な値を含む。40という前のピッチ遅延
はこのフレーム303のピッチ遅延の正確な値ではない
ので、この値は、コードブックテーブル157(図2)
の新しいコードブックテーブルエントリを計算するため
に用いられない。コードブックテーブルはエラーで改悪
されなかったことに注意されたい。
【0038】フレーム305では、ピッチ遅延が10の
デルタと共に受信される。デルタは直前フレーム、フレ
ーム303のピッチ遅延の値を計算するために用いられ
る。この計算は、現フレーム、フレーム305のピッチ
遅延からデルタを減算することにより、消去されたフレ
ーム、フレーム303のピッチ遅延の値を計算するため
に行なわれる。‘現’フレーム、フレーム305のピッ
チ遅延は60であり、デルタは10となるので、前フレ
ーム、フレーム303のピッチ遅延は{60−10}す
なわち50となった。消去されたフレーム、フレーム3
03のピッチ遅延が直後のフレーム、フレーム305の
ピッチデルタから計算された後、この計算値(すなわち
この例では50)はコードブックテーブル157(図
2)の新しいコードブックテーブルエントリを計算する
ために用いられる。前フレームからのピッチ遅延の不正
確な値(この例では40)コードブックテーブルエント
リを計算するために決して用いられなかったことに注意
されたい。したがって、この方法は、フレーム消去の発
生にもかかわらず正確なコードブックテーブルエントリ
を発生することになる。
【0039】デルタパラメータは、直前の消去されたフ
レームのピッチ遅延を(概算や近似ではなく)正確に計
算することを可能にする。開示された例は、所定フレー
ムとこの所定フレームの直前のフレームの間のピッチ遅
延の相違を記憶するデルタを用いるが、所定のフレーム
とこの所定フレームにいくつかの既知の数のフレームだ
け先行するフレームの間のピッチ遅延の相違を記憶する
デルタを用いることも可能である。例えば、デルタは、
所定フレームnと2番目の直前フレームn−2の間のピ
ッチ遅延の相違を記憶するために備えることもできる。
このようなデルタは、連続したフレームが消去の影響を
受けやすい環境において有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ここに開示される第1の好適な実施例に従って
構成された通話符号化装置を示すハードウェアブロック
図である。
【図2】ここに開示される第2の好適な実施例に従って
構成された通話符号化装置を示すハードウェアブロック
図である。
【図3】ここに開示される好適な実施例に従って実行さ
れる通話符号化方法を示すソフトウェアフローチャート
である。
【図4A】図1〜図3で説明された装置及び方法に関し
て用いられるデータ構造図の例を示す。
【図4B】図1〜図3で説明された装置及び方法に関し
て用いられるデータ構造図の例を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話を複数の逐次フレームに符号化する
    通話符号化装置であって、複数の符号化された通話表現
    を複数の通話パラメータからなる対応するパラメータ群
    と関連づけるメモリテーブルを有する通話符号化装置に
    おいて、 (a)複数の通話パラメータのうちの1つが所定の逐次
    フレームから該所定の逐次フレームに予め決められたフ
    レーム数だけ先行するフレームに変化する量を規定する
    デルタパラメータを、各々の連続するフレームに組み入
    れる工程と、 (b)フレーム消去の発生に基づき、消去されたフレー
    ムに予め決められたフレーム数だけ後続するフレームの
    デルタパラメータに基づいて前記メモリテーブルを更新
    する工程とからなることを特徴とするエラー補正方法。
  2. 【請求項2】 通話を複数の連続するフレームに符号化
    する通話符号化装置であって、複数の符号化された通話
    表現を複数の通話パラメータからなる対応するパラメー
    タ群と関連づけるメモリテーブルを有する通話符号化装
    置において、 (a)複数の通話パラメータのうちの1つが所定の逐次
    フレームから該所定の逐次フレームに予め決められたフ
    レーム数だけ先行するフレームに変化する量を規定する
    デルタパラメータを、各逐次フレームに組み入れる工程
    と、 (b)フレーム消去の発生に基づき、消去されたフレー
    ムの直前のフレームのデルタパラメータに基づいて前記
    メモリテーブルを更新する工程とからなることを特徴と
    するエラー補正方法。
  3. 【請求項3】 (a)各フレームが、通話パラメータ群
    を構成する複数の通話パラメータの各々を表わす予め決
    められた数のビットを有する、現フレーム及び前フレー
    ムを含む複数の逐次フレームを用いて通話を表わす工程
    と、 (b)前記現フレームから前記前フレームへの前記複数
    の通話パラメータのうちの1つにおける変化を表わすデ
    ルタパラメータを、前記現フレームに含める工程と、 (c)複数の通話パラメータの各々を対応する通話のデ
    ジタル符号化表現と関連づけるメモリのコードテーブル
    であって、各々の新しいパラメータ群の受信後に更新さ
    れるコードテーブルを記憶する工程と、 (d)フレーム消去の発生後に前記コードテーブルを更
    新するために前記デルタパラメータを用いる工程とから
    なることを特徴とする通話符号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の通話符号化方法におい
    て、前フレームは現フレームの直前にある通話符号化方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の通話符号化方法におい
    て、消去されたフレームが無い時、コードテーブルは現
    フレームの受信に基づいて更新され、消去され他フレー
    ムがある時、コードテーブルは消去されたフレームの直
    後のフレームの受信に基づいて更新される通話符号化方
    法。
  6. 【請求項6】 (a)各フレームが、複数の通話パラメ
    ータの各々を表わす予め決められた数のビットを有す
    る、現フレーム及び前フレームを含む複数の逐次フレー
    ムを用いて通話を表わす工程と、 (b)前記現フレームから前記前フレームへの前記複数
    の通話パラメータのうちの1つにおける変化を表わすデ
    ルタパラメータを、前記現フレームに含める工程とから
    なることを特徴とする通話符号化方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の通話符号化方法におい
    て、前フレームは現フレームの直前にある通話符号化方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の通話符号化方法におい
    て、工程(b)は複数のデルタパラメータを送信する工
    程を含み、各デルタパラメータは現フレームと前フレー
    ム間の対応する通話パラメータにおける変化を規定する
    通話符号化方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の通話符号化方法におい
    て、デルタパラメータは通話パラメータにおけるピッチ
    遅延の変化を表わす通話符号化方法。
  10. 【請求項10】 到来通話信号を、各フレームが予め決
    められた数のビットを有する複数のフレームに符号化す
    る通話符号化装置において、 (a)前記到来通話信号からフレームnに対応する複数
    の通話パラメータを発生する工程と、 (b)フレームnにおいて、前記通話パラメータの1つ
    がフレームn−mからフレームnへ変化した量を送信す
    るために予め定められた数のビットを用いる工程とから
    なることを特徴とする通話符号化方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、m=
    1である通話符号化方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の方法において、工程
    (b)の通話パラメータはピッチ遅延である通話符号化
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法において、予め
    定められた数のビットはほぼ4乃至7の範囲にある通話
    符号化方法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の方法において、予め
    定められた数のビットは5である通話符号化方法。
JP8050690A 1995-03-10 1996-03-08 フレーム消去補正方法 Pending JPH08293888A (ja)

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