JPH08293817A - 音声信号検出回路および移動通信端末装置 - Google Patents
音声信号検出回路および移動通信端末装置Info
- Publication number
- JPH08293817A JPH08293817A JP7093873A JP9387395A JPH08293817A JP H08293817 A JPH08293817 A JP H08293817A JP 7093873 A JP7093873 A JP 7093873A JP 9387395 A JP9387395 A JP 9387395A JP H08293817 A JPH08293817 A JP H08293817A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output signal
- detection circuit
- voice
- gain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Transceivers (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音声信号と雑音とを高い確度で区別する。
【構成】 音声信号波形と雑音信号波形とを比較する
と、音声信号波形には周期性があり、雑音信号波形は周
期性に乏しい。この点に着目し、本発明では周期性と信
号レベルとの双方を監視し、どちらも閾値を越えている
とき、その信号を音声信号と判定する。 【効果】 移動通信端末装置に適用すれば、電力消費を
低減し電池寿命を延ばすことができる。
と、音声信号波形には周期性があり、雑音信号波形は周
期性に乏しい。この点に着目し、本発明では周期性と信
号レベルとの双方を監視し、どちらも閾値を越えている
とき、その信号を音声信号と判定する。 【効果】 移動通信端末装置に適用すれば、電力消費を
低減し電池寿命を延ばすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信機の音声作動送信変
調器あるいは音声作動継電器(以下、これらをVOX回
路という)に利用する。本発明は携帯電話機に利用する
に適する。特に、音声信号以外の雑音信号による音声作
動送信変調器の誤動作を低減させる技術に関する。
調器あるいは音声作動継電器(以下、これらをVOX回
路という)に利用する。本発明は携帯電話機に利用する
に適する。特に、音声信号以外の雑音信号による音声作
動送信変調器の誤動作を低減させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】VOX回路は、携帯電話機その他の送信
時に、無効な電力消費を低減させるために用いられてい
る。マイクロホンの出力信号から音声信号の有無を検出
し、通話の間隙を検出して通話チャネルへの送信出力を
開閉制御している(参考文献:1992年01月、ディジタル
方式自動車電話システム標準規格RCR STD−27
A 98〜100頁)。
時に、無効な電力消費を低減させるために用いられてい
る。マイクロホンの出力信号から音声信号の有無を検出
し、通話の間隙を検出して通話チャネルへの送信出力を
開閉制御している(参考文献:1992年01月、ディジタル
方式自動車電話システム標準規格RCR STD−27
A 98〜100頁)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のVOX回路
では、マイクロホンの出力信号の電力強度にしたがって
通話の間隙を検出しているため、高い雑音下で行われる
可能性が高い移動通信では、音声信号のない雑音だけの
時間も誤って送信を行ってしまうため、そのときには、
大きな省電力化の効果は期待できない。
では、マイクロホンの出力信号の電力強度にしたがって
通話の間隙を検出しているため、高い雑音下で行われる
可能性が高い移動通信では、音声信号のない雑音だけの
時間も誤って送信を行ってしまうため、そのときには、
大きな省電力化の効果は期待できない。
【0004】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、音声信号と雑音とを高い確度で区別することが
できる音声信号検出回路を提供することを目的とする。
本発明は、電力消費を低減し電池寿命を延ばすことがで
きる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
であり、音声信号と雑音とを高い確度で区別することが
できる音声信号検出回路を提供することを目的とする。
本発明は、電力消費を低減し電池寿命を延ばすことがで
きる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
マイクロホンの出力信号を入力しこの出力信号について
音声信号の有無を検出する手段を備えた音声信号検出回
路である。
マイクロホンの出力信号を入力しこの出力信号について
音声信号の有無を検出する手段を備えた音声信号検出回
路である。
【0006】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記検出する手段は、前記出力信号についてその周期性お
よび利得に係わる演算値にしたがって音声信号の有無を
判定する手段を含むところにある。
記検出する手段は、前記出力信号についてその周期性お
よび利得に係わる演算値にしたがって音声信号の有無を
判定する手段を含むところにある。
【0007】前記判定する手段は、前記出力信号から基
本周期が検出され、かつピッチ特性の利得が所定値を越
えるときに音声信号有りと判定する手段を含むことが望
ましい。
本周期が検出され、かつピッチ特性の利得が所定値を越
えるときに音声信号有りと判定する手段を含むことが望
ましい。
【0008】前記マイクロホンの出力信号は、線形予測
符号化されたディジタル信号であることが望ましい。
符号化されたディジタル信号であることが望ましい。
【0009】本発明の第二の観点は、この音声信号検出
回路を備えた移動通信端末装置である。
回路を備えた移動通信端末装置である。
【0010】
【作用】音声信号波形と雑音信号波形とを比較すると、
音声信号波形には周期性があり、雑音信号波形は周期性
に乏しい。この点に着目し、本発明では周期性と信号レ
ベルとの双方を監視し、どちらも閾値を越えていると
き、その信号を音声信号と判定する。
音声信号波形には周期性があり、雑音信号波形は周期性
に乏しい。この点に着目し、本発明では周期性と信号レ
ベルとの双方を監視し、どちらも閾値を越えていると
き、その信号を音声信号と判定する。
【0011】例えば、本発明が適用される回路に、LP
C(Linear Predictive Coding:線形予測符号化) による
音声符号化回路が備えられているとき、信号の周期性は
あらかじめデータとして分析されているため、本発明の
適用は簡単である。
C(Linear Predictive Coding:線形予測符号化) による
音声符号化回路が備えられているとき、信号の周期性は
あらかじめデータとして分析されているため、本発明の
適用は簡単である。
【0012】これにより、音声信号と雑音とを高い確度
で区別することができる。また、移動通信端末装置に適
用すれば、電源の電力消費を低減することができる。
で区別することができる。また、移動通信端末装置に適
用すれば、電源の電力消費を低減することができる。
【0013】
【実施例】本発明実施例の構成を図1および図2を参照
して説明する。図1は本発明実施例装置のブロック構成
図である。本発明実施例装置は、図1に示すように携帯
電話機として構成されている。
して説明する。図1は本発明実施例装置のブロック構成
図である。本発明実施例装置は、図1に示すように携帯
電話機として構成されている。
【0014】本発明は、マイクロホン1の出力信号を入
力しこの出力信号について音声信号の有無を検出する手
段としてのデータ制御部5を備えた音声信号検出回路で
ある。
力しこの出力信号について音声信号の有無を検出する手
段としてのデータ制御部5を備えた音声信号検出回路で
ある。
【0015】ここで、本発明の特徴とするところは、デ
ータ制御部5は、前記出力信号についてその周期性およ
び利得に係わる演算値にしたがって音声信号の有無を判
定する手段を含むところにある。
ータ制御部5は、前記出力信号についてその周期性およ
び利得に係わる演算値にしたがって音声信号の有無を判
定する手段を含むところにある。
【0016】この判定する手段は、前記出力信号から基
本周期が検出され、かつピッチ特性の利得が所定値を越
えるときに音声信号有りと判定する手段を含む。マイク
ロホン1の出力信号は、音声符号部3により線形予測符
号化されたディジタル信号である。
本周期が検出され、かつピッチ特性の利得が所定値を越
えるときに音声信号有りと判定する手段を含む。マイク
ロホン1の出力信号は、音声符号部3により線形予測符
号化されたディジタル信号である。
【0017】次に、本発明実施例の動作を図2および図
3を参照して説明する。図2は音声符号部3のブロック
構成図である。図3は本発明の原理を説明するための図
である。マイクロホン1より入力された音声信号は、音
声信号増幅部2により増幅され、音声符号部3に入力さ
れる。
3を参照して説明する。図2は音声符号部3のブロック
構成図である。図3は本発明の原理を説明するための図
である。マイクロホン1より入力された音声信号は、音
声信号増幅部2により増幅され、音声符号部3に入力さ
れる。
【0018】図2に示すように音声符号部3では、それ
ぞれからパラメータを抽出して符号化するために、入力
信号の電力は電力分析回路16により分析される。入力
信号のスペクトル包絡特性はLPC分析フィルタ18に
より分析される。入力信号のピッチ特性は基本周波数分
析回路19により分析される。さらに、入力信号の残差
はコードブック検索回路21により分析される。
ぞれからパラメータを抽出して符号化するために、入力
信号の電力は電力分析回路16により分析される。入力
信号のスペクトル包絡特性はLPC分析フィルタ18に
より分析される。入力信号のピッチ特性は基本周波数分
析回路19により分析される。さらに、入力信号の残差
はコードブック検索回路21により分析される。
【0019】音声信号を識別するために用いるピッチ特
性は、基本周波数分析回路19の出力であり、音声が発
生されるときに声帯の振動により生まれる音声の周期性
成分の基本周期Lとゲインβにより表される。声帯が強
く振動したときに周期性成分が強い音声が発され、人の
鼓膜を振動させる有声音となる。そのときゲインβは大
きい。逆に、音声信号の周期性成分のゲインβが小さい
ときは、信号は無声音であって、通話とは関係ない雑音
成分であると考えることができる。
性は、基本周波数分析回路19の出力であり、音声が発
生されるときに声帯の振動により生まれる音声の周期性
成分の基本周期Lとゲインβにより表される。声帯が強
く振動したときに周期性成分が強い音声が発され、人の
鼓膜を振動させる有声音となる。そのときゲインβは大
きい。逆に、音声信号の周期性成分のゲインβが小さい
ときは、信号は無声音であって、通話とは関係ない雑音
成分であると考えることができる。
【0020】この基本周波数分析回路19の出力を図1
に示すデータ制御部5に入力する。ここでβの値が、あ
らかじめ設定した有声音と無声音との境となる閾値より
も大きければ、信号構成部4、変調部7、高周波増幅部
8に供給する電源部6の出力を開として通常の送信を行
う。また、βの値が閾値よりも小さければその区間は無
音状態を受信側に伝えるポストアンブル信号を周期的に
送信するだけで、その他の時間は電源部6の出力を閉と
する。
に示すデータ制御部5に入力する。ここでβの値が、あ
らかじめ設定した有声音と無声音との境となる閾値より
も大きければ、信号構成部4、変調部7、高周波増幅部
8に供給する電源部6の出力を開として通常の送信を行
う。また、βの値が閾値よりも小さければその区間は無
音状態を受信側に伝えるポストアンブル信号を周期的に
送信するだけで、その他の時間は電源部6の出力を閉と
する。
【0021】図3(a)、(b)に示すように、音声信
号波形は周期性を呈している。図3(c)に示すよう
に、無声音区間では周期性は減少する。同時に、図3
(d)に示すように、ピッチ特性のゲインβも周期性の
有無に比例して増減する。図3(e)に示すように、閾
値よりも周期性が強く、なおかつ、ピッチ特性のゲイン
βが大きいときに送信が行われる。
号波形は周期性を呈している。図3(c)に示すよう
に、無声音区間では周期性は減少する。同時に、図3
(d)に示すように、ピッチ特性のゲインβも周期性の
有無に比例して増減する。図3(e)に示すように、閾
値よりも周期性が強く、なおかつ、ピッチ特性のゲイン
βが大きいときに送信が行われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声信号と雑音とを高い確度で区別することができる。
したがって、本発明を移動通信端末装置に適用すれば、
電力消費を低減し電池寿命を延ばすことができる。
音声信号と雑音とを高い確度で区別することができる。
したがって、本発明を移動通信端末装置に適用すれば、
電力消費を低減し電池寿命を延ばすことができる。
【図1】本発明実施例装置のブロック構成図。
【図2】音声符号部のブロック構成図。
【図3】本発明の原理を説明するための図。
1 マイクロホン 2 音声信号増幅部 3 音声符号部 4 信号構成部 5 データ制御部 6 電源部 7 変調部 8 高周波増幅部 9 アンテナ 10 受信信号増幅部 11 復調部 12 信号分離部 13 音声復号部 14 復調信号増幅部 15 スピーカー 16 電力分析回路 17 LPC分析回路 18 LPC分析フィルタ 19 基本周波数分析回路 20 基本周波数分析フィルタ 21 コードブック検索回路 22 ディジタル多重化回路
Claims (4)
- 【請求項1】 マイクロホンの出力信号を入力しこの出
力信号について音声信号の有無を検出する手段を備えた
音声信号検出回路において、 前記検出する手段は、前記出力信号についてその周期性
および利得に係わる演算値にしたがって音声信号の有無
を判定する手段を含むことを特徴とする音声信号検出回
路。 - 【請求項2】 前記判定する手段は、前記出力信号から
基本周期が検出され、かつピッチ特性の利得が所定値を
越えるときに音声信号有りと判定する手段を含む請求項
1記載の音声信号検出回路。 - 【請求項3】 前記マイクロホンの出力信号は、線形予
測符号化されたディジタル信号である請求項1または2
記載の音声信号検出回路。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の音
声信号検出回路を備えた移動通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093873A JPH08293817A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 音声信号検出回路および移動通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093873A JPH08293817A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 音声信号検出回路および移動通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293817A true JPH08293817A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14094591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7093873A Pending JPH08293817A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 音声信号検出回路および移動通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08293817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001086829A1 (fr) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Temco Japan Co., Ltd. | Emetteur-recepteur |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP7093873A patent/JPH08293817A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001086829A1 (fr) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Temco Japan Co., Ltd. | Emetteur-recepteur |
US6993365B2 (en) | 2000-05-12 | 2006-01-31 | Temco Japan Co., Ltd. | Waterproof transceiver having PTT switch, sound input/output portion and main portion formed into independent units |
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