JPH08286962A - 処理システム及びオブジェクト活動化をスケジュールする方法 - Google Patents
処理システム及びオブジェクト活動化をスケジュールする方法Info
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- JPH08286962A JPH08286962A JP7309177A JP30917795A JPH08286962A JP H08286962 A JPH08286962 A JP H08286962A JP 7309177 A JP7309177 A JP 7309177A JP 30917795 A JP30917795 A JP 30917795A JP H08286962 A JPH08286962 A JP H08286962A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F9/465—Distributed object oriented systems
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 分散トランザクション処理環境のオブジェク
ト指向トランザクションモニターを提供する。 【解決手段】 トランザクションオブジェクト・リクエ
スト・ブローカは、オブジェクトトランザクション要求
に応答するオブジェクトをスケジュールするトランザク
ションモニター機構を備える。調整可能なトランザクシ
ョンモニターは、サービスするトランザクションに割振
られたコンピュータシステム資源の使用を最適化するこ
とにより、処理の効率を高め、トランザクション要求を
満たすために必要なオブジェクトを活動化する。この活
動化は新しいプロセス又は実行のスレッドを開始する能
力を含む。オブジェクト・リクエスト・ブローカとのト
ランザクションモニターインタフェースは明白に定義さ
れ、アプリケーションによる指図により別のトランザク
ションモニターの代用を可能にする。
ト指向トランザクションモニターを提供する。 【解決手段】 トランザクションオブジェクト・リクエ
スト・ブローカは、オブジェクトトランザクション要求
に応答するオブジェクトをスケジュールするトランザク
ションモニター機構を備える。調整可能なトランザクシ
ョンモニターは、サービスするトランザクションに割振
られたコンピュータシステム資源の使用を最適化するこ
とにより、処理の効率を高め、トランザクション要求を
満たすために必要なオブジェクトを活動化する。この活
動化は新しいプロセス又は実行のスレッドを開始する能
力を含む。オブジェクト・リクエスト・ブローカとのト
ランザクションモニターインタフェースは明白に定義さ
れ、アプリケーションによる指図により別のトランザク
ションモニターの代用を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータにより
実現されるトランザクション処理システムに関する。詳
しくは、本発明は分散トランザクション処理システム
に、更に詳しくはトランザクションモニターを有するオ
ブジェクト指向分散トランザクション処理システムに関
する。本出願は米国特許出願第08/320,357号に関連す
る。
実現されるトランザクション処理システムに関する。詳
しくは、本発明は分散トランザクション処理システム
に、更に詳しくはトランザクションモニターを有するオ
ブジェクト指向分散トランザクション処理システムに関
する。本出願は米国特許出願第08/320,357号に関連す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにより実現されるトランザ
クション処理システムは多数の企業で重要な事業タスク
に用いられる。トランザクションは、完全に履行される
か又は活動を伴わずに完全に取り除かれなければならな
い、1単位の仕事を定義する。例えば、顧客が金銭引出
しに用いる銀行自動テラー装置(ATM) では、金銭を出す
動作は、装置内の手持ちの勘定の減少及び顧客の銀行勘
定の減少が全て起きるか又はそれらは全く起きないであ
ろう。従属する動作の1つの失敗は記録及び実際のでき
ごとの間の不一致につながる。
クション処理システムは多数の企業で重要な事業タスク
に用いられる。トランザクションは、完全に履行される
か又は活動を伴わずに完全に取り除かれなければならな
い、1単位の仕事を定義する。例えば、顧客が金銭引出
しに用いる銀行自動テラー装置(ATM) では、金銭を出す
動作は、装置内の手持ちの勘定の減少及び顧客の銀行勘
定の減少が全て起きるか又はそれらは全く起きないであ
ろう。従属する動作の1つの失敗は記録及び実際のでき
ごとの間の不一致につながる。
【0003】分散トランザクション処理は、2つ以上の
物理的又は論理的なロケーションにある資源に影響する
トランザクションを含む。上記の例では、ATM トランザ
クションは局所のATM 装置で管理される資源ならびに銀
行のメインコンピュータで管理される銀行勘定に影響す
る。分散トランザクションは物理的には分散されないで
あろうが、トランザクションが首尾よく終了すると同時
に終了しなければならない協同タスクを含むことがあ
る。
物理的又は論理的なロケーションにある資源に影響する
トランザクションを含む。上記の例では、ATM トランザ
クションは局所のATM 装置で管理される資源ならびに銀
行のメインコンピュータで管理される銀行勘定に影響す
る。分散トランザクションは物理的には分散されないで
あろうが、トランザクションが首尾よく終了すると同時
に終了しなければならない協同タスクを含むことがあ
る。
【0004】X/Open 社(X/OpenはX/Open社の商
標) は、分散トランザクション処理を実現するための1
つのモデルを記述する案内書を公表している。X/Open
Guide, Distributed Transaction Processing Referen
ce Model, October, 1991 は分散トランザクションシス
テムの構成要素及びそれらの間の相互関係を記述してい
る。X/Open社の分散トランザクション処理モデル(DTP
モデル) は3つの主要構成要素: アプリケーションプロ
グラム(AP)、トランザクションマネジャ(TM)及び少なく
とも1つの資源マネジャ(RM)を記述している。アプリケ
ーションプログラムは少なくとも1つの資源マネジャに
より制御される資源を使用し変更する。トランザクショ
ンマネジャは全体のトランザクションについて責任を有
し、そして資源マネジャが行う動作を確約(commit)す
るかどうかの決定を調整する。 (確約は資源の更新を生
じさせるが、ロールバックは全ての仕事の破棄を生じさ
せ、資源をトランザクション開始時の状態に戻す。) 資
源マネジャは特定の資源を管理する。資源マネジャはデ
ータベース管理システム(DBMS)、ファイルシステム又は
類似の資源を含むことがある。
標) は、分散トランザクション処理を実現するための1
つのモデルを記述する案内書を公表している。X/Open
Guide, Distributed Transaction Processing Referen
ce Model, October, 1991 は分散トランザクションシス
テムの構成要素及びそれらの間の相互関係を記述してい
る。X/Open社の分散トランザクション処理モデル(DTP
モデル) は3つの主要構成要素: アプリケーションプロ
グラム(AP)、トランザクションマネジャ(TM)及び少なく
とも1つの資源マネジャ(RM)を記述している。アプリケ
ーションプログラムは少なくとも1つの資源マネジャに
より制御される資源を使用し変更する。トランザクショ
ンマネジャは全体のトランザクションについて責任を有
し、そして資源マネジャが行う動作を確約(commit)す
るかどうかの決定を調整する。 (確約は資源の更新を生
じさせるが、ロールバックは全ての仕事の破棄を生じさ
せ、資源をトランザクション開始時の状態に戻す。) 資
源マネジャは特定の資源を管理する。資源マネジャはデ
ータベース管理システム(DBMS)、ファイルシステム又は
類似の資源を含むことがある。
【0005】オブジェクト指向プログラミングシステム
は、オブジェクトの再使用を可にし且つシステム保守を
機能の明白な分離により簡略化することにより、プログ
ラム開発の効率を高めるように設計される。
は、オブジェクトの再使用を可にし且つシステム保守を
機能の明白な分離により簡略化することにより、プログ
ラム開発の効率を高めるように設計される。
【0006】オブジェクト指向システム内の各オブジェ
クトは、当該オブジェクトのデータ及び当該データを操
作する手順及びメソッドをカプセル化する。カプセル化
は、オブジェクトのデータを、前記与えられたメソッド
を用いる当該オブジェクトによってのみ操作できること
を意味する。
クトは、当該オブジェクトのデータ及び当該データを操
作する手順及びメソッドをカプセル化する。カプセル化
は、オブジェクトのデータを、前記与えられたメソッド
を用いる当該オブジェクトによってのみ操作できること
を意味する。
【0007】オブジェクト指向システムはオブジェクト
継承も実現する。継承は更に特定のオブジェクトを汎用
のオブジェクトから取出すことができる。この更に特定
のオブジェクトは親オブジェクトの全てのデータ及びメ
ソッドを継承できるが、選択されたデータ及びメソッド
を無効にして他のデータ及びメソッドを付加し、その独
特の機能を実現することができる。
継承も実現する。継承は更に特定のオブジェクトを汎用
のオブジェクトから取出すことができる。この更に特定
のオブジェクトは親オブジェクトの全てのデータ及びメ
ソッドを継承できるが、選択されたデータ及びメソッド
を無効にして他のデータ及びメソッドを付加し、その独
特の機能を実現することができる。
【0008】トランザクション処理システムにオブジェ
クト指向手法を用いることは、多くの新たな問題を生ず
るが、オブジェクト指向原理の使用によりシステム効率
を高める機会を提供する。オブジェクトマネージメント
グループ(OMG) 社は共同利用できるオブジェクト指向シ
ステムの基準を確立している。OMG 社が定めた全般的な
アーキテクチャはオブジェクト管理アーキテクチャ(OM
A) である。OMA の中央構成要素は、オブジェクトがメ
ッセージを他のオブジェクトに送ることを可能にするオ
ブジェクト・リクエスト・ブローカである。共用オブジ
ェクト・リクエスト・ブローカアーキテクチャ(CORBA)
はオブジェクト間、特に、異なるコンピュータシステム
に分散されたオブジェクト間の対話を決める。ORB はロ
ケーションの透明性を与え、そしてオブジェクト間の通
信の詳細を秘匿する。CORBA は TheCommon Object Requ
est Broker: Architecture and Specification, March
1992 と題する OMG社の出版物で指定される。
クト指向手法を用いることは、多くの新たな問題を生ず
るが、オブジェクト指向原理の使用によりシステム効率
を高める機会を提供する。オブジェクトマネージメント
グループ(OMG) 社は共同利用できるオブジェクト指向シ
ステムの基準を確立している。OMG 社が定めた全般的な
アーキテクチャはオブジェクト管理アーキテクチャ(OM
A) である。OMA の中央構成要素は、オブジェクトがメ
ッセージを他のオブジェクトに送ることを可能にするオ
ブジェクト・リクエスト・ブローカである。共用オブジ
ェクト・リクエスト・ブローカアーキテクチャ(CORBA)
はオブジェクト間、特に、異なるコンピュータシステム
に分散されたオブジェクト間の対話を決める。ORB はロ
ケーションの透明性を与え、そしてオブジェクト間の通
信の詳細を秘匿する。CORBA は TheCommon Object Requ
est Broker: Architecture and Specification, March
1992 と題する OMG社の出版物で指定される。
【0009】OMG 社はオブジェクト指向システムでトラ
ンザクション処理を基準化する仕様を受諾している。こ
の仕様は、オブジェクトトランザクションサービス(OT
S) 仕様と題され、トランザクション処理システムのイ
ンプレメンテーションに必要なオブジェクトサービスの
要求を示す。OTS 仕様オブジェクト指向システムの独特
の能力の多くを用いる。しかしながら、OTS モデルはオ
ブジェクト指向システムがX/Open 社のDPTモデル及び
既存の手続きトランザクション処理システムとともに動
作できるように設計される。
ンザクション処理を基準化する仕様を受諾している。こ
の仕様は、オブジェクトトランザクションサービス(OT
S) 仕様と題され、トランザクション処理システムのイ
ンプレメンテーションに必要なオブジェクトサービスの
要求を示す。OTS 仕様オブジェクト指向システムの独特
の能力の多くを用いる。しかしながら、OTS モデルはオ
ブジェクト指向システムがX/Open 社のDPTモデル及び
既存の手続きトランザクション処理システムとともに動
作できるように設計される。
【0010】効率的なトランザクション処理は、トラン
ザクション処理を確約された資源が効率的にスケジュー
ルされることを必要とする。特定のコンピュータシステ
ムはプロセッサ処理能力、メモリ割振り及び入出力容量
に関する制約を有する。トランザクション処理能力はト
ランザクション処理スケジューリングの効率の改善によ
り増すことができる。従来の技術の手続きトランザクシ
ョン処理システムはトランザクションモニター又はTPモ
ニターの形式でトランザクション処理スケジューリング
を実現している。
ザクション処理を確約された資源が効率的にスケジュー
ルされることを必要とする。特定のコンピュータシステ
ムはプロセッサ処理能力、メモリ割振り及び入出力容量
に関する制約を有する。トランザクション処理能力はト
ランザクション処理スケジューリングの効率の改善によ
り増すことができる。従来の技術の手続きトランザクシ
ョン処理システムはトランザクションモニター又はTPモ
ニターの形式でトランザクション処理スケジューリング
を実現している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既存の
トランザクションモニターは特定のトランザクション処
理システムをサポートするように記述される。トランザ
クションモニターは、IBM 社のCICS及びIMS トランザク
ション処理システムと、タンデムトランザクション管理
機構(TMF) システムとに存在する。現在は、トランザク
ションモニターを実現するオブジェクト指向トランザク
ション処理システムはない。
トランザクションモニターは特定のトランザクション処
理システムをサポートするように記述される。トランザ
クションモニターは、IBM 社のCICS及びIMS トランザク
ション処理システムと、タンデムトランザクション管理
機構(TMF) システムとに存在する。現在は、トランザク
ションモニターを実現するオブジェクト指向トランザク
ション処理システムはない。
【0012】よって、オブジェクト指向トランザクショ
ン処理システムのトランザクションスケジューリングシ
ステムを実現する技術的な問題が存在する。2番目の技
術的な問題は、特定のアプリケーション要求により異な
るトランザクションモニターを交換して使用できる包括
的なトランザクション処理システムを開発することであ
る。もう1つの技術的な要求は、オブジェクト活動化ス
ケジューリングプロセスの変更によりトランザクション
処理を調整できることである。
ン処理システムのトランザクションスケジューリングシ
ステムを実現する技術的な問題が存在する。2番目の技
術的な問題は、特定のアプリケーション要求により異な
るトランザクションモニターを交換して使用できる包括
的なトランザクション処理システムを開発することであ
る。もう1つの技術的な要求は、オブジェクト活動化ス
ケジューリングプロセスの変更によりトランザクション
処理を調整できることである。
【0013】本発明はトランザクションモニターにより
トランザクションスケジューリングをサポートするオブ
ジェクト指向トランザクション処理システムに関する。
トランザクションスケジューリングをサポートするオブ
ジェクト指向トランザクション処理システムに関する。
【0014】本発明は、トランザクション要求を受諾す
る手段、前記要求を受持つサービスにトランザクション
要求を伝達する手段、オブジェクト資源をスケジュール
して前記要求に応答する手段、前記伝達する手段に応答
してスケジュールする手段及び前記スケジュールする手
段に応答して前記オブジェクト資源を活動化する手段を
備える、コンピュータで実現するトランザクション処理
システムに関する。
る手段、前記要求を受持つサービスにトランザクション
要求を伝達する手段、オブジェクト資源をスケジュール
して前記要求に応答する手段、前記伝達する手段に応答
してスケジュールする手段及び前記スケジュールする手
段に応答して前記オブジェクト資源を活動化する手段を
備える、コンピュータで実現するトランザクション処理
システムに関する。
【0015】本発明の第1の目的は、トランザクション
がサービスする資源をスケジュールするオブジェクト指
向トランザクション処理システムを提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、交換可能なトランザクショ
ンモニターを有するオブジェクト指向トランザクション
処理システムを提供することにある。本発明の第3の目
的は、特定のシステムで特定のトランザクションのセッ
トの処理能力を増すように調整できるオブジェクト活動
化スケジューラを提供することにある。
がサービスする資源をスケジュールするオブジェクト指
向トランザクション処理システムを提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、交換可能なトランザクショ
ンモニターを有するオブジェクト指向トランザクション
処理システムを提供することにある。本発明の第3の目
的は、特定のシステムで特定のトランザクションのセッ
トの処理能力を増すように調整できるオブジェクト活動
化スケジューラを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】オブジェクトマネージメ
ントグループ社のオブジェクト管理アーキテクチャに基
づいたオブジェクト指向トランザクション処理システム
は、オブジェクトトランザクションサービスとトランザ
クションオブジェクト・リクエスト・ブローカとの組合
せにより、有効なトランザクションスケジューリング及
びサービスを提供する。オブジェクトトランザクション
サービスは、トランザクションアトミック性を実現する
ための2段階確約プロセスを含む、トランザクションに
信頼性を与えるために必要な情報を管理する。トランザ
クションオブジェクト・リクエスト・ブローカは、オブ
ジェクトトランザクション要求に応答するオブジェクト
をスケジュールするトランザクションモニター機構を備
える。調整可能なトランザクションモニターは、サービ
スするトランザクションに割振られたコンピュータシス
テム資源の使用を最適化することにより、トランザクシ
ョン処理の効率を高める。トランザクションモニターは
トランザクション要求を満たすために必要なオブジェク
トを活動化する。活動化は、新しいプロセス又は実行の
スレッドを開始する能力、又は既存のプロセス又はスレ
ッドを再使用する能力を含む。オブジェクト・リクエス
ト・ブローカとのトランザクションモニターインタフェ
ースは明白に定義され、アプリケーションによる指図に
従って異なるトランザクションモニターの代用を可能に
する。
ントグループ社のオブジェクト管理アーキテクチャに基
づいたオブジェクト指向トランザクション処理システム
は、オブジェクトトランザクションサービスとトランザ
クションオブジェクト・リクエスト・ブローカとの組合
せにより、有効なトランザクションスケジューリング及
びサービスを提供する。オブジェクトトランザクション
サービスは、トランザクションアトミック性を実現する
ための2段階確約プロセスを含む、トランザクションに
信頼性を与えるために必要な情報を管理する。トランザ
クションオブジェクト・リクエスト・ブローカは、オブ
ジェクトトランザクション要求に応答するオブジェクト
をスケジュールするトランザクションモニター機構を備
える。調整可能なトランザクションモニターは、サービ
スするトランザクションに割振られたコンピュータシス
テム資源の使用を最適化することにより、トランザクシ
ョン処理の効率を高める。トランザクションモニターは
トランザクション要求を満たすために必要なオブジェク
トを活動化する。活動化は、新しいプロセス又は実行の
スレッドを開始する能力、又は既存のプロセス又はスレ
ッドを再使用する能力を含む。オブジェクト・リクエス
ト・ブローカとのトランザクションモニターインタフェ
ースは明白に定義され、アプリケーションによる指図に
従って異なるトランザクションモニターの代用を可能に
する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1で、参照番号150 は高レベル
のOMG オブジェクト管理アーキテクチャを示す。アプリ
ケーションオブジェクト152 は、呼出しメッセージを適
切なサービスに引渡すオブジェクト・リクエスト・ブロ
ーカ(ORB) 158 の使用によりオブジェクトサービス154
又は共用機構156 を用いることができる。ORB 158 によ
り、オブジェクトはメッセージを他のオブジェクトに送
り、ロケーションの透明性を与え、そして通信の詳細を
秘匿することができる。オブジェクトサービス154 は、
オブジェクトを実現し維持する基本機能を提供するオブ
ジェクトインタフェースを有するサービスの集まりであ
る。オブジェクトサービスの例は、オブジェクト名称、
イベント通知、ライフサイクル動作及び永続性記憶を含
む。共用機構156は、多くのアプリケーションにわたり
役立つ汎用機能を提供するクラス及びオブジェクトの集
まりである。共用機構の例はユーザインタフェース及び
システム管理を含む。アプリケーションオブジェクト15
2 は特定のエンドユーザアプリケーションに特有であ
り、一般に縦の産業グループにより供給される。アプリ
ケーション開発は共用機構及びオブジェクトサービスの
使用により簡素化される。これらの既存のオブジェクト
はアプリケーションで使用し、当該特定のアプリケーシ
ョンのサービスを再開発する必要性を避けることができ
る。
のOMG オブジェクト管理アーキテクチャを示す。アプリ
ケーションオブジェクト152 は、呼出しメッセージを適
切なサービスに引渡すオブジェクト・リクエスト・ブロ
ーカ(ORB) 158 の使用によりオブジェクトサービス154
又は共用機構156 を用いることができる。ORB 158 によ
り、オブジェクトはメッセージを他のオブジェクトに送
り、ロケーションの透明性を与え、そして通信の詳細を
秘匿することができる。オブジェクトサービス154 は、
オブジェクトを実現し維持する基本機能を提供するオブ
ジェクトインタフェースを有するサービスの集まりであ
る。オブジェクトサービスの例は、オブジェクト名称、
イベント通知、ライフサイクル動作及び永続性記憶を含
む。共用機構156は、多くのアプリケーションにわたり
役立つ汎用機能を提供するクラス及びオブジェクトの集
まりである。共用機構の例はユーザインタフェース及び
システム管理を含む。アプリケーションオブジェクト15
2 は特定のエンドユーザアプリケーションに特有であ
り、一般に縦の産業グループにより供給される。アプリ
ケーション開発は共用機構及びオブジェクトサービスの
使用により簡素化される。これらの既存のオブジェクト
はアプリケーションで使用し、当該特定のアプリケーシ
ョンのサービスを再開発する必要性を避けることができ
る。
【0018】図2はオブジェクト・リクエスト・ブロー
カ(ORB) 158 の詳細を示す。顧客160 はORB を用いてオ
ブジェクト呼出しを要求する。顧客160 はアプリケーシ
ョンオブジェクト 152、オブジェクトサービス 154、共
用機構 156、又はORB 158 に接続された他のサービス内
にも存在しうる。呼出し要求は、上記オブジェクトグル
ープのどれからでもオブジェクトインプレメンテーショ
ン162 を呼出すことができる。ORB はオブジェクトの静
的及び動的な呼出しの両者を提供する。動的呼出しイン
タフェース166 は実行時に構築されたアプリケーション
要求をサポートしたのちORB に引渡す。そのソース言語
インプレメンテーションの外部のオブジェクトインプレ
メンテーションにより提供されたインタフェースを記述
するために、インタフェース定義言語IDL が用いられ
る。IDL はオブジェクトのサインを決める。顧客コード
が展開されると、IDL スタブ168 はコンパイラにより構
築され、顧客の実行可能コードに結ばれる。IDL スケル
トン172 はORB 及び特定のオブジェクトインプレメンテ
ーションの間の連結を提供する。IDL スケルトン172はI
DL コンパイラにより構築され、オブジェクトの実行可
能コードに結ばれる。ORB インタフェース170 はORB 関
連インタフェースを定める。オブジェクトアダプタ174
は特定のオブジェクト活動化方式を実現する責任を有す
る。
カ(ORB) 158 の詳細を示す。顧客160 はORB を用いてオ
ブジェクト呼出しを要求する。顧客160 はアプリケーシ
ョンオブジェクト 152、オブジェクトサービス 154、共
用機構 156、又はORB 158 に接続された他のサービス内
にも存在しうる。呼出し要求は、上記オブジェクトグル
ープのどれからでもオブジェクトインプレメンテーショ
ン162 を呼出すことができる。ORB はオブジェクトの静
的及び動的な呼出しの両者を提供する。動的呼出しイン
タフェース166 は実行時に構築されたアプリケーション
要求をサポートしたのちORB に引渡す。そのソース言語
インプレメンテーションの外部のオブジェクトインプレ
メンテーションにより提供されたインタフェースを記述
するために、インタフェース定義言語IDL が用いられ
る。IDL はオブジェクトのサインを決める。顧客コード
が展開されると、IDL スタブ168 はコンパイラにより構
築され、顧客の実行可能コードに結ばれる。IDL スケル
トン172 はORB 及び特定のオブジェクトインプレメンテ
ーションの間の連結を提供する。IDL スケルトン172はI
DL コンパイラにより構築され、オブジェクトの実行可
能コードに結ばれる。ORB インタフェース170 はORB 関
連インタフェースを定める。オブジェクトアダプタ174
は特定のオブジェクト活動化方式を実現する責任を有す
る。
【0019】オブジェクトサービス154 の1つは、トラ
ンザクションを管理するためのオブジェクトトランザク
ションサービスである。オブジェクトマネージメントグ
ループ社により定義されたオブジェクトトランザクショ
ンサービスモデルは一般に図3に示される。参照番号12
0 は分散顧客/サーバー(C/S) アプリケーションを示
す。アプリケーション120 は、トランザクションにより
要求された動作を行うためにメッセージを交換する幾つ
かのオブジェクトを含む。アプリケーションに存在する
オブジェクトは、トランザクションのオブジェクトの動
作を呼出す少なくとも1つのトランザクションの顧客12
2 を含む。トランザクションを開始するオブジェクトは
トランザクション開始機能であり、そしてこの開始機能
はトランザクションの開始及び終了時にメッセージ138
をトランザクションサービスに送る。トランザクション
のオブジェクトは、トランザクションの範囲内で呼出さ
れることにより動作に影響を受けるオブジェクトであ
る。トランザクションのオブジェクトは一般にトランザ
クションの要求により変更できる永続性データを含むか
又は参照する。永続性データは一般にシステム再始動で
も生き残るデータである。永続性データは一般にディス
ク記憶装置、非揮発性メモリ又は類似の装置に常駐す
る。
ンザクションを管理するためのオブジェクトトランザク
ションサービスである。オブジェクトマネージメントグ
ループ社により定義されたオブジェクトトランザクショ
ンサービスモデルは一般に図3に示される。参照番号12
0 は分散顧客/サーバー(C/S) アプリケーションを示
す。アプリケーション120 は、トランザクションにより
要求された動作を行うためにメッセージを交換する幾つ
かのオブジェクトを含む。アプリケーションに存在する
オブジェクトは、トランザクションのオブジェクトの動
作を呼出す少なくとも1つのトランザクションの顧客12
2 を含む。トランザクションを開始するオブジェクトは
トランザクション開始機能であり、そしてこの開始機能
はトランザクションの開始及び終了時にメッセージ138
をトランザクションサービスに送る。トランザクション
のオブジェクトは、トランザクションの範囲内で呼出さ
れることにより動作に影響を受けるオブジェクトであ
る。トランザクションのオブジェクトは一般にトランザ
クションの要求により変更できる永続性データを含むか
又は参照する。永続性データは一般にシステム再始動で
も生き残るデータである。永続性データは一般にディス
ク記憶装置、非揮発性メモリ又は類似の装置に常駐す
る。
【0020】トランザクションオブジェクトは2つのタ
イプのアプリケーションサーバー:トランザクションの
サーバー124 及び回復可能なサーバー126 を実現するた
めに用いられる。回復可能なサーバーは、トランザクシ
ョンのサーバーに応答し、トランザクション内の全参加
者が、トランザクションの確約又はトランザクションの
ロールバックの結果に同意し、そして障害から回復でき
ることを保証するために必要なプロトコルを実現する。
回復できるオブジェクトはトランザクションのオブジェ
クトであるが、トランザクションのオブジェクトの全て
が回復できるとは限らない。回復できないトランザクシ
ョンのオブジェクトは、いくつかの他の回復できるオブ
ジェクトを用いてそれらの状態を実現できる。
イプのアプリケーションサーバー:トランザクションの
サーバー124 及び回復可能なサーバー126 を実現するた
めに用いられる。回復可能なサーバーは、トランザクシ
ョンのサーバーに応答し、トランザクション内の全参加
者が、トランザクションの確約又はトランザクションの
ロールバックの結果に同意し、そして障害から回復でき
ることを保証するために必要なプロトコルを実現する。
回復できるオブジェクトはトランザクションのオブジェ
クトであるが、トランザクションのオブジェクトの全て
が回復できるとは限らない。回復できないトランザクシ
ョンのオブジェクトは、いくつかの他の回復できるオブ
ジェクトを用いてそれらの状態を実現できる。
【0021】回復できるオブジェクトはトランザクショ
ンサービス130 のプロトコルに参加しなければならな
い。トランザクションサービス130 は各トランザクショ
ンの範囲をトランザクションコンテキスト132 として定
義する一定のデータを維持する。トランザクションコン
テキスト132 は各ORB を知っているスレッド (オブジェ
クト・リクエスト・ブローカ(ORB) の特徴はOMG 社のCO
RBA アーキテクチャにより与えられる) に関連づけられ
る。トランザクションコンテキスト132 は顧客アプリケ
ーションから生成された各要求とともに提示され、そし
て要求が処理される場合には動作環境の特徴を与えるの
に用いられる。トランザクションコンテキスト132 の内
容はトランザクション調整機能、ネストされたトランザ
クションの原型参照、トランザクション調整機能に関す
る全般的に一意的なトランザクション識別、及び従属す
るトランザクション調整機能が理解できるインプレメン
テーション特定のデータを包含できる。
ンサービス130 のプロトコルに参加しなければならな
い。トランザクションサービス130 は各トランザクショ
ンの範囲をトランザクションコンテキスト132 として定
義する一定のデータを維持する。トランザクションコン
テキスト132 は各ORB を知っているスレッド (オブジェ
クト・リクエスト・ブローカ(ORB) の特徴はOMG 社のCO
RBA アーキテクチャにより与えられる) に関連づけられ
る。トランザクションコンテキスト132 は顧客アプリケ
ーションから生成された各要求とともに提示され、そし
て要求が処理される場合には動作環境の特徴を与えるの
に用いられる。トランザクションコンテキスト132 の内
容はトランザクション調整機能、ネストされたトランザ
クションの原型参照、トランザクション調整機能に関す
る全般的に一意的なトランザクション識別、及び従属す
るトランザクション調整機能が理解できるインプレメン
テーション特定のデータを包含できる。
【0022】回復できるオブジェクトは、資源128 をト
ランザクションサービス130 とともに登録することによ
り、トランザクションサービス130 に参加する。トラン
ザクションサービス130 は、トランザクションのために
登録されたこれらの資源と接触することにより、確約プ
ロトコル (2段階確約) を駆動する。
ランザクションサービス130 とともに登録することによ
り、トランザクションサービス130 に参加する。トラン
ザクションサービス130 は、トランザクションのために
登録されたこれらの資源と接触することにより、確約プ
ロトコル (2段階確約) を駆動する。
【0023】トランザクションのサーバー124 は1以上
のオブジェクトの集まりであり、これらのオブジェクト
の動作はトランザクションによる影響を受けるが、それ
ら自身の回復できる状態を持たない。トランザクション
のサーバーは他の回復できるオブジェクトを用いてトラ
ンザクションの変更を実現する。トランザクションのサ
ーバーはトランザクションの終了には参加しないが、ロ
ールバックメッセージ140 を送ることにより該トランザ
クションがロールバックされるように強制することがで
きる。
のオブジェクトの集まりであり、これらのオブジェクト
の動作はトランザクションによる影響を受けるが、それ
ら自身の回復できる状態を持たない。トランザクション
のサーバーは他の回復できるオブジェクトを用いてトラ
ンザクションの変更を実現する。トランザクションのサ
ーバーはトランザクションの終了には参加しないが、ロ
ールバックメッセージ140 を送ることにより該トランザ
クションがロールバックされるように強制することがで
きる。
【0024】回復できるサーバー126 は少なくとも1つ
の回復できるオブジェクトの集まりである。回復できる
サーバーは、登録メッセージ142 を用いて1以上の資源
オブジェクト128 をトランザクションサービスとともに
登録することにより、プロトコルに参加する。トランザ
クションサービスは、トランザクションのために登録さ
れた資源に要求144 を出すことにより、確約プロトコル
を駆動する。
の回復できるオブジェクトの集まりである。回復できる
サーバーは、登録メッセージ142 を用いて1以上の資源
オブジェクト128 をトランザクションサービスとともに
登録することにより、プロトコルに参加する。トランザ
クションサービスは、トランザクションのために登録さ
れた資源に要求144 を出すことにより、確約プロトコル
を駆動する。
【0025】本発明による分散処理システムの例は一般
に図4に示される。通信ネットワークを用いて幾つかの
コンピュータシステムが相互接続される。例えば、シス
テム212 及び204 はネットワーク210 により接続され
る。システム204,202 及び 206はネットワーク208 によ
り接続される。システム206,216,218,220 及び 222はネ
ットワーク214 により接続され、そしてシステム222,22
6 及び 228はネットワーク224 により接続される。ネッ
トワークは、トークンリング、イーサーネット又は他の
ネットワークを含む既知のローカルエリアネットワーク
(LAN) 又は広域ネットワーク(WAN) のどれを用いてもよ
い。 "ネットワーク" は1つのコンピュータシステム内
の複数のプロセス間の通信バスでもよい。
に図4に示される。通信ネットワークを用いて幾つかの
コンピュータシステムが相互接続される。例えば、シス
テム212 及び204 はネットワーク210 により接続され
る。システム204,202 及び 206はネットワーク208 によ
り接続される。システム206,216,218,220 及び 222はネ
ットワーク214 により接続され、そしてシステム222,22
6 及び 228はネットワーク224 により接続される。ネッ
トワークは、トークンリング、イーサーネット又は他の
ネットワークを含む既知のローカルエリアネットワーク
(LAN) 又は広域ネットワーク(WAN) のどれを用いてもよ
い。 "ネットワーク" は1つのコンピュータシステム内
の複数のプロセス間の通信バスでもよい。
【0026】典型的なコンピュータシステムは図5に示
される。システム250 の各々は少なくとも1つの中央処
理装置 252、揮発性メモリ 254、入出力制御装置 256を
備える。入出力制御装置256 は磁気又は光学ディスク記
憶装置262,取り外しできる記憶装置258,260 及び表示装
置268 への書込み、キーボード266 及び位置入力装置26
4 を管理する。システム通信制御装置270 は通信リンク
272 によるネットワークとの通信を管理する。この構成
は説明のためだけのものであり、制限を意図するもので
はない。IBM 社の PS/2コンピュータ又はIBM 社のRISC
システム/6000ワークステーションのような市販のコン
ピュータシステムは、本発明を実施できるシステムのタ
イプの例である。(PS/2及びRISCシステム/6000はIBM 社
の商標である。) 上記のように、分散環境のシステムは
全てメモリ及びディスク記憶装置を共用する単一通信バ
スを介してリンクすることができる。
される。システム250 の各々は少なくとも1つの中央処
理装置 252、揮発性メモリ 254、入出力制御装置 256を
備える。入出力制御装置256 は磁気又は光学ディスク記
憶装置262,取り外しできる記憶装置258,260 及び表示装
置268 への書込み、キーボード266 及び位置入力装置26
4 を管理する。システム通信制御装置270 は通信リンク
272 によるネットワークとの通信を管理する。この構成
は説明のためだけのものであり、制限を意図するもので
はない。IBM 社の PS/2コンピュータ又はIBM 社のRISC
システム/6000ワークステーションのような市販のコン
ピュータシステムは、本発明を実施できるシステムのタ
イプの例である。(PS/2及びRISCシステム/6000はIBM 社
の商標である。) 上記のように、分散環境のシステムは
全てメモリ及びディスク記憶装置を共用する単一通信バ
スを介してリンクすることができる。
【0027】コンピュータシステム250 は、OS/2オペレ
ーティングシステム、又はAIX オペレーティングシステ
ム (OS/2及びAIX はIBM 社の商標である) のようなオペ
レーティングシステムにより制御される。ネットワーク
通信は、ノベル社のネットウェアオペレーティングシス
テム (ネットウェアはノベル社の商標である)、 又はIB
M 社のLAN サーバーオペレーティングシステムのような
ネットワークオペレーティングシステムにより管理する
ことができる。
ーティングシステム、又はAIX オペレーティングシステ
ム (OS/2及びAIX はIBM 社の商標である) のようなオペ
レーティングシステムにより制御される。ネットワーク
通信は、ノベル社のネットウェアオペレーティングシス
テム (ネットウェアはノベル社の商標である)、 又はIB
M 社のLAN サーバーオペレーティングシステムのような
ネットワークオペレーティングシステムにより管理する
ことができる。
【0028】本発明は上記のようなコンピュータシステ
ムを制御するコンピュータメモリ内のプログラム又は適
切なハードウェアを用いて実施される。
ムを制御するコンピュータメモリ内のプログラム又は適
切なハードウェアを用いて実施される。
【0029】トランザクション処理モニター (TPモニタ
ー) は、多くの既存の市販アプリケーションがトランザ
クション技術を用いる環境を提供する。TPモニターは、
均一でネストされたトランザクションモデルに有利な短
い実行アプリケーションとして最適化される軽量スケジ
ューラとして特徴付けられる。TPモニターは、多数の顧
客がずっと少ないアプリケーションサーバーを効率的に
アクセスすることを許可する "交通警官" として活動す
る。TPモニター使用の例は、単一の乗客及び飛行データ
ベースをサポートする1つの中央予約システムに多数の
予約端末が連結される航空路予約システムにある。トラ
ンザクション処理システムに関する他の背景情報は Tra
nsaction Processing: Concept and Techniques, by Ji
m Gray,copyright 1993 に記載されている。
ー) は、多くの既存の市販アプリケーションがトランザ
クション技術を用いる環境を提供する。TPモニターは、
均一でネストされたトランザクションモデルに有利な短
い実行アプリケーションとして最適化される軽量スケジ
ューラとして特徴付けられる。TPモニターは、多数の顧
客がずっと少ないアプリケーションサーバーを効率的に
アクセスすることを許可する "交通警官" として活動す
る。TPモニター使用の例は、単一の乗客及び飛行データ
ベースをサポートする1つの中央予約システムに多数の
予約端末が連結される航空路予約システムにある。トラ
ンザクション処理システムに関する他の背景情報は Tra
nsaction Processing: Concept and Techniques, by Ji
m Gray,copyright 1993 に記載されている。
【0030】図6はTPモニターを有する高レベルのトラ
ンザクション処理システムを示す。データベース320,32
2 内のデータを管理する少数のアプリケーション(APPL)
302,304,306 及び 308は通信ライン310,312,314,316,31
8 を介して接続された複数のユーザによりアクセスされ
る。通信ラインの数は数百、数千又はそれ以上になりう
るが、アプリケーションの数は4の近くに留まる。アプ
リケーションの数はおそらく顧客数の増加につれて増加
する必要があるが、その増加率は顧客の増加率よりもず
っと低い。TPモニター330 は、アプリケーションの1つ
を実行するプロセスに対する各ユーザ要求を効率的にス
ケジュールする責任を有する。
ンザクション処理システムを示す。データベース320,32
2 内のデータを管理する少数のアプリケーション(APPL)
302,304,306 及び 308は通信ライン310,312,314,316,31
8 を介して接続された複数のユーザによりアクセスされ
る。通信ラインの数は数百、数千又はそれ以上になりう
るが、アプリケーションの数は4の近くに留まる。アプ
リケーションの数はおそらく顧客数の増加につれて増加
する必要があるが、その増加率は顧客の増加率よりもず
っと低い。TPモニター330 は、アプリケーションの1つ
を実行するプロセスに対する各ユーザ要求を効率的にス
ケジュールする責任を有する。
【0031】既存の市販のTPモニターの例はIBM 社のト
ランザクション処理機構(TPF),IBM社の顧客情報制御シ
ステム(CICS)及び情報管理システム(IMS),及びDEC ACMS
及びインタクト、及びタンデムトランザクション管理機
構(TMF) を含む。追加の、顧客側スケジューラはトラン
サークENCINAである。これらのTPモニターはアプリケー
ション開発を簡略化する。なぜなら、アプリケーション
プログラム (顧客プログラム) は共用資源のスケジュー
リングの詳細を含まなくてもよいからである。TPモニタ
ーは、スループットを増すために、プロセスの多重スレ
ッド処理及び非同期スケジューリングのサポートを処理
する。TPモニターは全ての端末がサービスされ且つトラ
ンザクションが処理されることを保証する。
ランザクション処理機構(TPF),IBM社の顧客情報制御シ
ステム(CICS)及び情報管理システム(IMS),及びDEC ACMS
及びインタクト、及びタンデムトランザクション管理機
構(TMF) を含む。追加の、顧客側スケジューラはトラン
サークENCINAである。これらのTPモニターはアプリケー
ション開発を簡略化する。なぜなら、アプリケーション
プログラム (顧客プログラム) は共用資源のスケジュー
リングの詳細を含まなくてもよいからである。TPモニタ
ーは、スループットを増すために、プロセスの多重スレ
ッド処理及び非同期スケジューリングのサポートを処理
する。TPモニターは全ての端末がサービスされ且つトラ
ンザクションが処理されることを保証する。
【0032】パーソナルコンピュータ及び分散処理シス
テムの出現は新たな共用データアプリケーションのモデ
ルの導入につながる。重点はスケジューリング中央処理
から共用データに対するスケジューリングプログラムア
クセス (データ中心ビュー)に移った。データ提供機能
は必要なスケジューリング機能を提供するので活動の中
心となる。データベース管理製品は共用データをアクセ
スする簡単なプログラミングインタフェースを提供する
ことによりアクセスを簡略化した。データベースシステ
ムはデータ共用の複雑さを秘匿する。
テムの出現は新たな共用データアプリケーションのモデ
ルの導入につながる。重点はスケジューリング中央処理
から共用データに対するスケジューリングプログラムア
クセス (データ中心ビュー)に移った。データ提供機能
は必要なスケジューリング機能を提供するので活動の中
心となる。データベース管理製品は共用データをアクセ
スする簡単なプログラミングインタフェースを提供する
ことによりアクセスを簡略化した。データベースシステ
ムはデータ共用の複雑さを秘匿する。
【0033】図7はデータ中心モデルを示す。アプリケ
ーション(APPL)352,354,356,358 はネットワーク351 を
介してデータベースマネジャ350 に接続される。データ
アクセス要求はデータベースマネジャ350 に送られ、デ
ータベースマネジャ350 はデータベース360,362 内のデ
ータに対するアクセスを調整する。アプリケーション
(プロセス) 実行は中央位置から分散デスクトップ位置
に移動している。
ーション(APPL)352,354,356,358 はネットワーク351 を
介してデータベースマネジャ350 に接続される。データ
アクセス要求はデータベースマネジャ350 に送られ、デ
ータベースマネジャ350 はデータベース360,362 内のデ
ータに対するアクセスを調整する。アプリケーション
(プロセス) 実行は中央位置から分散デスクトップ位置
に移動している。
【0034】1980年代後半に開発された分散機能システ
ムは図7の分散モデルを複雑化した。分散機能システム
内の処理はデスクトップ顧客及び中央サーバーの間に分
割される。ロジックの一部分は顧客で実行されるが、残
りはサーバーで実行される。この構造は、より複雑なア
プリケーションをサーバーで呼出すために1つのメッセ
ージを顧客からサーバーに経路指定することにより、ネ
ットワークによるメッセージ通信量を減少する。分散機
能システムは、ネットワークによるプロセス間通信の効
率的な方法を必要とする。プロセス間通信をサポートす
る新しいプログラミングインタフェースが開発された。
これらのインタフェースは、会話モデル; UNIXオペレー
ティングシステム (米国及び他のいくつかの国でUNIXは
X/Open社により独占的にライセンスされた登録商標で
ある) に基づいたオペレーティングシステムで最初に見
つかった遠隔手順呼出し(RPC) モデルを実現するIBM 社
の拡張プログラム間通信機能(APPC)製品を含む。RPC モ
デルは、呼出しプログラムのものと異なる機械でサブル
ーチン実行を許可する言語呼出しモデルに基づいてい
る。最後のプロセス間通信機構は、プログラムが非同期
で通信できるメッセージ送信機能である。なぜなら、そ
れは通信経路の実時間使用可能度に依存しないからであ
る。しかしながら、これらのインタフェースの全てはプ
ログラミングの仕事をずっと複雑で且つ困難なものにす
る。
ムは図7の分散モデルを複雑化した。分散機能システム
内の処理はデスクトップ顧客及び中央サーバーの間に分
割される。ロジックの一部分は顧客で実行されるが、残
りはサーバーで実行される。この構造は、より複雑なア
プリケーションをサーバーで呼出すために1つのメッセ
ージを顧客からサーバーに経路指定することにより、ネ
ットワークによるメッセージ通信量を減少する。分散機
能システムは、ネットワークによるプロセス間通信の効
率的な方法を必要とする。プロセス間通信をサポートす
る新しいプログラミングインタフェースが開発された。
これらのインタフェースは、会話モデル; UNIXオペレー
ティングシステム (米国及び他のいくつかの国でUNIXは
X/Open社により独占的にライセンスされた登録商標で
ある) に基づいたオペレーティングシステムで最初に見
つかった遠隔手順呼出し(RPC) モデルを実現するIBM 社
の拡張プログラム間通信機能(APPC)製品を含む。RPC モ
デルは、呼出しプログラムのものと異なる機械でサブル
ーチン実行を許可する言語呼出しモデルに基づいてい
る。最後のプロセス間通信機構は、プログラムが非同期
で通信できるメッセージ送信機能である。なぜなら、そ
れは通信経路の実時間使用可能度に依存しないからであ
る。しかしながら、これらのインタフェースの全てはプ
ログラミングの仕事をずっと複雑で且つ困難なものにす
る。
【0035】オブジェクト・リクエスト・ブローカ(OR
B) はオブジェクトに、これらのオブジェクトがネット
ワーク上のどこにあるかに関係なく、顧客要求を引渡す
機構を提供する。ORB はその顧客が特定の実務の問題の
解決に集中できるように顧客に対して通信の詳細を秘匿
する。既存のオブジェクト呼出しは、それは容易に非同
期メッセージ送信に拡張できるけれども、RPC に最もよ
く類似している。しかしながら、ORB 定義は、分散資
源、例えばデータベースに対する複数の顧客要求の効率
的なスケジューリングの機能を提供するものではない。
B) はオブジェクトに、これらのオブジェクトがネット
ワーク上のどこにあるかに関係なく、顧客要求を引渡す
機構を提供する。ORB はその顧客が特定の実務の問題の
解決に集中できるように顧客に対して通信の詳細を秘匿
する。既存のオブジェクト呼出しは、それは容易に非同
期メッセージ送信に拡張できるけれども、RPC に最もよ
く類似している。しかしながら、ORB 定義は、分散資
源、例えばデータベースに対する複数の顧客要求の効率
的なスケジューリングの機能を提供するものではない。
【0036】分散オブジェクトをサポートする市販ORB
の例は IBM 社のSOMオブジェクトプログラム製品のIBM
分散システムオブジェクトモデル構成要素(DSOM)であ
る。分散SOM に関する他の情報は SOMObjects User gui
de IBM Publication Number SC23-26PO and the SOMObj
ects Specification Sheet, G221-3651 に記載されてい
る。分散SOM はCORBA に準拠するインタフェースを提供
し、1つのシステム上のオブジェクトが別の分散システ
ム上のオブジェクトを呼出すことを可能にする。
の例は IBM 社のSOMオブジェクトプログラム製品のIBM
分散システムオブジェクトモデル構成要素(DSOM)であ
る。分散SOM に関する他の情報は SOMObjects User gui
de IBM Publication Number SC23-26PO and the SOMObj
ects Specification Sheet, G221-3651 に記載されてい
る。分散SOM はCORBA に準拠するインタフェースを提供
し、1つのシステム上のオブジェクトが別の分散システ
ム上のオブジェクトを呼出すことを可能にする。
【0037】ORB 仕様及び分散SOM 製品はオブジェクト
プロセス生成をスケジュールする限られた機能しか持た
ない。サーバーに呼出されたオブジェクトは活動状態の
オブジェクト環境に既に存在するか又は活動化の時点で
存在するに至るに相違ない。ORB は、オブジェクト環境
をモニターし且つオブジェクト環境をサポートするプロ
セス又は資源の数を調整する一定の形式の機構を持たな
い。
プロセス生成をスケジュールする限られた機能しか持た
ない。サーバーに呼出されたオブジェクトは活動状態の
オブジェクト環境に既に存在するか又は活動化の時点で
存在するに至るに相違ない。ORB は、オブジェクト環境
をモニターし且つオブジェクト環境をサポートするプロ
セス又は資源の数を調整する一定の形式の機構を持たな
い。
【0038】本発明は、ORB システムによりTPモニター
の使用をサポートするアーキテクチャを提供する "トラ
ンザクションのORB"を生成することによりスケジューリ
ング能力の不足を解決する。TPモニター機能を有するオ
ブジェクトアダプタを生成する本発明の新規の構造は、
オブジェクトアダプタ (図2の174)を変更することによ
り生成される。
の使用をサポートするアーキテクチャを提供する "トラ
ンザクションのORB"を生成することによりスケジューリ
ング能力の不足を解決する。TPモニター機能を有するオ
ブジェクトアダプタを生成する本発明の新規の構造は、
オブジェクトアダプタ (図2の174)を変更することによ
り生成される。
【0039】CORBA オブジェクトアダプタは異なる実行
環境でオブジェクトが活動化することを可能にする。オ
ブジェクトを活動化する方法に柔軟性を与えるために異
なるタイプのアダプタが提供される。CORBA によれば、
オブジェクトアダプタは、ORB 機能等をアクセスするた
めにインプレメンテーションが用いる主要なインタフェ
ースである。オブジェクトアダプタは、例えば新しいプ
ロセスの生成、既存のプロセス内の新しいスレッドの生
成、又は既存のプロセスかスレッドの再使用によりオブ
ジェクトを活動化する方法に柔軟性を付与できる。
環境でオブジェクトが活動化することを可能にする。オ
ブジェクトを活動化する方法に柔軟性を与えるために異
なるタイプのアダプタが提供される。CORBA によれば、
オブジェクトアダプタは、ORB 機能等をアクセスするた
めにインプレメンテーションが用いる主要なインタフェ
ースである。オブジェクトアダプタは、例えば新しいプ
ロセスの生成、既存のプロセス内の新しいスレッドの生
成、又は既存のプロセスかスレッドの再使用によりオブ
ジェクトを活動化する方法に柔軟性を付与できる。
【0040】オブジェクト活動化は2つの部分: オブジ
ェクト環境を生成するプロセス生成; 及び要求されたオ
ブジェクトを活動化するオブジェクト活動化に分割する
ことができる。オブジェクト活動化はORB 環境の一意的
な機能である。プロセス生成即ちスケジューリングはOR
B には一意的ではなく、既存のTPモニターにより置き換
えるか又は高めることができる。図8は、オブジェクト
活動化からプロセス生成即ちスケジューリングが分割さ
れる本発明の1つの実施例を示す。通信サポート402 及
びオブジェクト活動化410 の既存のORB 機能は、スケジ
ューリングプロセス404,406,408 により補足される。ス
ケジューリングプロセスとのインタフェースは、スケジ
ューリング機能を提供するために幾つかのTPモニターの
どれか1つを置き換えできるように特定される。
ェクト環境を生成するプロセス生成; 及び要求されたオ
ブジェクトを活動化するオブジェクト活動化に分割する
ことができる。オブジェクト活動化はORB 環境の一意的
な機能である。プロセス生成即ちスケジューリングはOR
B には一意的ではなく、既存のTPモニターにより置き換
えるか又は高めることができる。図8は、オブジェクト
活動化からプロセス生成即ちスケジューリングが分割さ
れる本発明の1つの実施例を示す。通信サポート402 及
びオブジェクト活動化410 の既存のORB 機能は、スケジ
ューリングプロセス404,406,408 により補足される。ス
ケジューリングプロセスとのインタフェースは、スケジ
ューリング機能を提供するために幾つかのTPモニターの
どれか1つを置き換えできるように特定される。
【0041】TPモニターは下記の機能を提供する: ・特定のアプリケーションサーバーへの顧客要求の割当
て。これはプロセス生成ならびに既存のプロセスの再使
用を含む。 ・顧客要求を処理するプログラムの初期化。これはプロ
グラムローディング及び活動化を含む。 ・単一のプログラムインスタンスと各ユーザとの関連付
け。これは、複数のユーザの同時処理のために書込みを
必要とするというよりも、単一のユーザのためのアプリ
ケーションの書込みを可能にする。
て。これはプロセス生成ならびに既存のプロセスの再使
用を含む。 ・顧客要求を処理するプログラムの初期化。これはプロ
グラムローディング及び活動化を含む。 ・単一のプログラムインスタンスと各ユーザとの関連付
け。これは、複数のユーザの同時処理のために書込みを
必要とするというよりも、単一のユーザのためのアプリ
ケーションの書込みを可能にする。
【0042】これらのスケジューリング機能はTPモニタ
ーによるシステム性能の改善を可能にする。種々のスケ
ジューリングアルゴリズムをORB に使用することができ
る。良好なインプレメンテーションは、効率を改善する
ためにオブジェクト環境でトランザクション処理を調整
する能力を導入する。調整はスケジューリングアルゴリ
ズムの置き換え又は変更を必要とすることがありうる。
これらのアルゴリズムは、下記のような既存のTPモニタ
ー製品で用いられたものに対応する: ・別個のアプリケーションサーバーのプロセスを用い
て、基礎的なハードウェアが個々のアプリケーションの
分離を提供し且つそれにより更に高いシステム信頼性を
約束することを可能にするアルゴリズム; ・異なるユーザ毎に異なるプロセスを用いて、単一のユ
ーザのためにアプリケーションが実現されることを可能
にするアルゴリズム; ・顧客要求の時点でプロセスを生成するというよりも、
予め割振られたプールからプロセスを選択し、プロセス
始動オーバーヘッドを取り除くことにより性能を改善す
るアルゴリズム。
ーによるシステム性能の改善を可能にする。種々のスケ
ジューリングアルゴリズムをORB に使用することができ
る。良好なインプレメンテーションは、効率を改善する
ためにオブジェクト環境でトランザクション処理を調整
する能力を導入する。調整はスケジューリングアルゴリ
ズムの置き換え又は変更を必要とすることがありうる。
これらのアルゴリズムは、下記のような既存のTPモニタ
ー製品で用いられたものに対応する: ・別個のアプリケーションサーバーのプロセスを用い
て、基礎的なハードウェアが個々のアプリケーションの
分離を提供し且つそれにより更に高いシステム信頼性を
約束することを可能にするアルゴリズム; ・異なるユーザ毎に異なるプロセスを用いて、単一のユ
ーザのためにアプリケーションが実現されることを可能
にするアルゴリズム; ・顧客要求の時点でプロセスを生成するというよりも、
予め割振られたプールからプロセスを選択し、プロセス
始動オーバーヘッドを取り除くことにより性能を改善す
るアルゴリズム。
【0043】本発明の良好なインプレメンテーションは
図9に示すようなTPモニターフレームワークである。こ
のフレームワークは、オブジェクト機能をTPモニター50
4 の同等の手続き機能に写像するために低レベルのクラ
スのプロセス生成502 を含むようにORB インプレメンテ
ーション500 を変更することにより生成される。低レベ
ルのTPモニター504 のクラス及びオブジェクト活動化50
6 クラスの組合せはオブジェクトアダプタ508 を構成す
る。機能を低レベルのクラスに分解することは、低レベ
ルのクラスを異なるTPモニターをサポートするように置
き換えることを容易にする。TPモニターフレームワーク
は、異なるTPモニターを、異なる処理要求を満たすORB
とともに用いることを可能にする。この寛容さは、TPモ
ニターが単一のトランザクション処理システムに緊密に
結合される既存のシステムとは対照的である。本発明の
良好なインプレメンテーションは、ORB における CICS
TPモニター構成要素の使用、又は同じORB によるトラン
ザクション管理機能(TMF)TPモニターの使用を可能にす
る。与えられた低レベルのクラスはインプレメンテーシ
ョンクラスと呼ばれ、そして種々の手続きの又はオブジ
ェクトに基づいたTPモニターに適応させることができ
る。
図9に示すようなTPモニターフレームワークである。こ
のフレームワークは、オブジェクト機能をTPモニター50
4 の同等の手続き機能に写像するために低レベルのクラ
スのプロセス生成502 を含むようにORB インプレメンテ
ーション500 を変更することにより生成される。低レベ
ルのTPモニター504 のクラス及びオブジェクト活動化50
6 クラスの組合せはオブジェクトアダプタ508 を構成す
る。機能を低レベルのクラスに分解することは、低レベ
ルのクラスを異なるTPモニターをサポートするように置
き換えることを容易にする。TPモニターフレームワーク
は、異なるTPモニターを、異なる処理要求を満たすORB
とともに用いることを可能にする。この寛容さは、TPモ
ニターが単一のトランザクション処理システムに緊密に
結合される既存のシステムとは対照的である。本発明の
良好なインプレメンテーションは、ORB における CICS
TPモニター構成要素の使用、又は同じORB によるトラン
ザクション管理機能(TMF)TPモニターの使用を可能にす
る。与えられた低レベルのクラスはインプレメンテーシ
ョンクラスと呼ばれ、そして種々の手続きの又はオブジ
ェクトに基づいたTPモニターに適応させることができ
る。
【0044】良好なインプレメンテーションのフレーム
ワークは選択されたトランザクション機能、特に、トラ
ンザクションスケジューリングをカプセル化する。この
カプセル化は、アプリケーションに大きな影響を与えず
に、包含された機能を変更する能力を提供する。カプセ
ル化機能はアプリケーションに透明である。
ワークは選択されたトランザクション機能、特に、トラ
ンザクションスケジューリングをカプセル化する。この
カプセル化は、アプリケーションに大きな影響を与えず
に、包含された機能を変更する能力を提供する。カプセ
ル化機能はアプリケーションに透明である。
【0045】良好なインプレメンテーションでは、スケ
ジューリング機能をサポートするオブジェクトクラスが
提供される。重要なスケジューリング動作のためのオブ
ジェクトメソッドが与えられる。CICSスケジューラ、IM
S スケジューラ等を生成するためにスケジューリングク
ラスを下位クラスに分け且つ選択されたメソッドを無効
にすることにより、特定のTPモニターが実現される。
ジューリング機能をサポートするオブジェクトクラスが
提供される。重要なスケジューリング動作のためのオブ
ジェクトメソッドが与えられる。CICSスケジューラ、IM
S スケジューラ等を生成するためにスケジューリングク
ラスを下位クラスに分け且つ選択されたメソッドを無効
にすることにより、特定のTPモニターが実現される。
【0046】一般化されたフレームワークは下記の利点
を与える: ・オブジェクトが活動化される予定の環境の効率的なス
ケジューリング; ・選択されたTPモニターと無関係にオブジェクトを定義
し使用する能力: ・他の機能に強い影響を与えずに基本オブジェクト環境
又はTPモニターを改善する能力; ・商業的なトランザクション処理環境の要求に最もよく
取組むように2つの適合する技術を統合する能力。
を与える: ・オブジェクトが活動化される予定の環境の効率的なス
ケジューリング; ・選択されたTPモニターと無関係にオブジェクトを定義
し使用する能力: ・他の機能に強い影響を与えずに基本オブジェクト環境
又はTPモニターを改善する能力; ・商業的なトランザクション処理環境の要求に最もよく
取組むように2つの適合する技術を統合する能力。
【0047】IBM 社の分散SOM 製品を変更してトランザ
クション処理モニターフレームワークを組込むことによ
り良好なインプレメンテーションが実現される。このフ
レームワークは、CICSのような手続きTPモニターに取り
外し可能なように接続される所要の低レベルクラスを含
む。取り外し可能な接続は、アプリケーション又はオブ
ジェクト活動化機能に強い影響を与えずに、TPモニター
を変更することができる。
クション処理モニターフレームワークを組込むことによ
り良好なインプレメンテーションが実現される。このフ
レームワークは、CICSのような手続きTPモニターに取り
外し可能なように接続される所要の低レベルクラスを含
む。取り外し可能な接続は、アプリケーション又はオブ
ジェクト活動化機能に強い影響を与えずに、TPモニター
を変更することができる。
【0048】動作中、トランザクション要求の処理は次
のステップを含む: ・ORB でのトランザクション要求の受取り; ・適切なオブジェクトアダプタへの要求の経路指定; ・TPモニターが活動化されているかどうかを判定するた
めのプロセス生成クラスの検査; ・TPモニターが活動化されている場合、オブジェクトの
活動化をスケジュールするためのTPモニターの使用; ・スケジュールされたオブジェクトインプレメンテーシ
ョンの活動化。
のステップを含む: ・ORB でのトランザクション要求の受取り; ・適切なオブジェクトアダプタへの要求の経路指定; ・TPモニターが活動化されているかどうかを判定するた
めのプロセス生成クラスの検査; ・TPモニターが活動化されている場合、オブジェクトの
活動化をスケジュールするためのTPモニターの使用; ・スケジュールされたオブジェクトインプレメンテーシ
ョンの活動化。
【0049】異なるTPモニターが異なるトランザクショ
ンに提供される場合、検査ステップの後、トランザクシ
ョン要求に対応するTPモニターを選択する追加のステッ
プが付加されるであろう。
ンに提供される場合、検査ステップの後、トランザクシ
ョン要求に対応するTPモニターを選択する追加のステッ
プが付加されるであろう。
【0050】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1) コンピュータで実現されたトランザクション処理
システムであって、トランザクション要求を受け入れる
手段と、前記トランザクション要求を前記要求に責任を
有するサービスに伝達する手段と、前記要求に応答する
オブジェクト資源をスケジュールする手段であって、前
記伝達する手段に取り外し可能なように接続され且つ前
記伝達する手段に応答する手段と、前記スケジュールす
る手段に応答して前記オブジェクト資源を活動化する手
段とを備えるシステム。 (2) 前記スケジュールする手段はトランザクション処
理モニターである、上記(1)に記載のシステム。 (3) 前記スケジュールする手段は手続きトランザクシ
ョンモニターである、上記(1)に記載のシステム。 (4) 前記スケジュールする手段はIBM 社のCICS, IBM
社のIMS, タンデム社のトランザクション管理機能(TMF)
から選択される、上記(3)に記載のシステム。 (5) 分散処理システムにおいてオブジェクト活動化を
スケジュールする方法であって、オブジェクト活動化要
求を受取るステップと、前記オブジェクト活動化要求を
スケジュールするために手続きトランザクション処理モ
ニターを呼出すステップと、オブジェクト活動化をスケ
ジュールするステップと、前記スケジュールするステッ
プに応答して前記オブジェクトを活動化するステップと
を含む方法。 (6) 前記オブジェクト活動化をスケジュールするステ
ップは前記トランザクション処理モニターによる指示に
従って新しいプロセスを生成するか又は既存のプロセス
を再使用するステップと、前記トランザクション処理モ
ニターによる指示に従って新しいプログラムをロードす
るステップと、前記トランザクション処理モニターによ
る指示に従って前記オブジェクト活動化を実行する新し
いスレッドを生成するステップとを含む、上記(5)に記
載の方法。
の事項を開示する。 (1) コンピュータで実現されたトランザクション処理
システムであって、トランザクション要求を受け入れる
手段と、前記トランザクション要求を前記要求に責任を
有するサービスに伝達する手段と、前記要求に応答する
オブジェクト資源をスケジュールする手段であって、前
記伝達する手段に取り外し可能なように接続され且つ前
記伝達する手段に応答する手段と、前記スケジュールす
る手段に応答して前記オブジェクト資源を活動化する手
段とを備えるシステム。 (2) 前記スケジュールする手段はトランザクション処
理モニターである、上記(1)に記載のシステム。 (3) 前記スケジュールする手段は手続きトランザクシ
ョンモニターである、上記(1)に記載のシステム。 (4) 前記スケジュールする手段はIBM 社のCICS, IBM
社のIMS, タンデム社のトランザクション管理機能(TMF)
から選択される、上記(3)に記載のシステム。 (5) 分散処理システムにおいてオブジェクト活動化を
スケジュールする方法であって、オブジェクト活動化要
求を受取るステップと、前記オブジェクト活動化要求を
スケジュールするために手続きトランザクション処理モ
ニターを呼出すステップと、オブジェクト活動化をスケ
ジュールするステップと、前記スケジュールするステッ
プに応答して前記オブジェクトを活動化するステップと
を含む方法。 (6) 前記オブジェクト活動化をスケジュールするステ
ップは前記トランザクション処理モニターによる指示に
従って新しいプロセスを生成するか又は既存のプロセス
を再使用するステップと、前記トランザクション処理モ
ニターによる指示に従って新しいプログラムをロードす
るステップと、前記トランザクション処理モニターによ
る指示に従って前記オブジェクト活動化を実行する新し
いスレッドを生成するステップとを含む、上記(5)に記
載の方法。
【図1】OMG オブジェクト管理アーキテクチャを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】オブジェクト・リクエスト・ブローカインプレ
メンテーションの構成要素を示すブロック図である。
メンテーションの構成要素を示すブロック図である。
【図3】オブジェクトトランザクションサービスを用い
る顧客/サーバーアプリケーションのブロック図であ
る。
る顧客/サーバーアプリケーションのブロック図であ
る。
【図4】本発明が実施される分散処理システムのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明が実施されるコンピュータシステムのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】TPモニターを有するトランザクション処理シス
テムを示す図である。
テムを示す図である。
【図7】データ中枢トランザクションシステムを示す図
である。
である。
【図8】本発明の良好なインプレメンテーションの構成
要素を示すブロック図である。
要素を示すブロック図である。
【図9】本発明の良好なインプレメンテーションの構成
要素を更に詳細に示すブロック図である。
要素を更に詳細に示すブロック図である。
120 分散顧客/サーバー(C/S) アプリケーション 122 顧客 124 サーバー 126 サーバー 128 資源/資源オブジェクト 130 トランザクションサービス 132 トランザクションコンテキスト 138 メッセージ 140 ロールバックメッセージ 142 登録メッセージ 144 要求 150 OMG オブジェクト管理アーキテクチャ 250 システム/コンピュータシステム 252 中央処理装置 254 メモリ 256 入出力制御装置 258 記憶装置 260 記憶装置 262 ディスク記憶装置 264 位置入力装置 266 キーボード 268 表示装置 270 システム通信制御装置 272 通信リンク 500 ORB インプレメンテーション 502 プロセス生成 504 TPモニター 506 オブジェクト活動化 508 オブジェクトアダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サイモン・アンソニー・ジェイムズ・ホー ルズワース イギリス国エス・ピー・アイ・オー 2・ エヌ・エヌ、ハンツ、アンドーヴァー、 ザ・ウィロウズ 7 (72)発明者 イアイン・スチュワート・コルドウェル・ ヒューストン イギリス国シャーボーン ディ・ティ・9 6・エス・ディ、ブラッドフォード・ア バス、ノース・ストリート、コーム・コテ ッジ1 (72)発明者 スタンレイ・アラン・スミス アメリカ合衆国テキサス州、オースティ ン、フリッシュ・コウブ 16110
Claims (6)
- 【請求項1】コンピュータで実現されたトランザクショ
ン処理システムであって、 トランザクション要求を受け入れる手段と、 前記トランザクション要求を前記要求に責任を有するサ
ービスに伝達する手段と、 前記要求に応答するオブジェクト資源をスケジュールす
る手段であって、前記伝達する手段に取り外し可能なよ
うに接続され且つ前記伝達する手段に応答する手段と、 前記スケジュールする手段に応答して前記オブジェクト
資源を活動化する手段とを備えるシステム。 - 【請求項2】前記スケジュールする手段はトランザクシ
ョン処理モニターである、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】前記スケジュールする手段は手続きトラン
ザクションモニターである、請求項1に記載のシステ
ム。 - 【請求項4】前記スケジュールする手段はIBM社の CIC
S,IBM社の IMS, タンデム社のトランザクション管理機
能(TMF) から選択される、請求項3に記載のシステム。 - 【請求項5】分散処理システムにおいてオブジェクト活
動化をスケジュールする方法であって、 オブジェクト活動化要求を受取るステップと、 前記オブジェクト活動化要求をスケジュールするために
手続きトランザクション処理モニターを呼出すステップ
と、 オブジェクト活動化をスケジュールするステップと、 前記スケジュールするステップに応答して前記オブジェ
クトを活動化するステップとを含む方法。 - 【請求項6】前記オブジェクト活動化をスケジュールす
るステップは前記トランザクション処理モニターによる
指示に従って新しいプロセスを生成するか又は既存のプ
ロセスを再使用するステップと、 前記トランザクション処理モニターによる指示に従って
新しいプログラムをロードするステップと、 前記トランザクション処理モニターによる指示に従って
前記オブジェクト活動化を実行する新しいスレッドを生
成するステップとを含む、請求項5に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JPH08286962A true JPH08286962A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=23407234
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JPH08286962A (ja) |
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