JPH08278060A - ソーラーユニット壁 - Google Patents
ソーラーユニット壁Info
- Publication number
- JPH08278060A JPH08278060A JP7106991A JP10699195A JPH08278060A JP H08278060 A JPH08278060 A JP H08278060A JP 7106991 A JP7106991 A JP 7106991A JP 10699195 A JP10699195 A JP 10699195A JP H08278060 A JPH08278060 A JP H08278060A
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- JP
- Japan
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- solar
- wall
- unit
- heat
- unit wall
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/20—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications using renewable energy
Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽熱の集熱器材を壁面に設置できるように
し、さらに、メインテナンスが容易で、且つ、故障し難
い太陽熱給湯用の部材を提供する。 【構成】 放物面を成す複数の凹反射面26を連続して形
成された一体型の反射板25をユニット壁本体29の外壁面
にアンカー27を用いて貼設し、該外壁面の上下の対応位
置にガイドレール32,32 を平行に取り付け、各凹反射面
26の前方位置に各々集熱器ユニットを支持して成るソー
ラユニット壁20。建造物への設置はプレキャストコンク
リート工法により構造躯体50に合体することで行われ
る。これにより、各集熱器ユニットへの給水循環が可能
とされる。
し、さらに、メインテナンスが容易で、且つ、故障し難
い太陽熱給湯用の部材を提供する。 【構成】 放物面を成す複数の凹反射面26を連続して形
成された一体型の反射板25をユニット壁本体29の外壁面
にアンカー27を用いて貼設し、該外壁面の上下の対応位
置にガイドレール32,32 を平行に取り付け、各凹反射面
26の前方位置に各々集熱器ユニットを支持して成るソー
ラユニット壁20。建造物への設置はプレキャストコンク
リート工法により構造躯体50に合体することで行われ
る。これにより、各集熱器ユニットへの給水循環が可能
とされる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外壁面に設けた集熱器
により、太陽熱加熱の熱湯を得るようにしたソーラーユ
ニット壁に関する。
により、太陽熱加熱の熱湯を得るようにしたソーラーユ
ニット壁に関する。
【０００２】
【従来の技術】プレキャストコンクリート（ＰＣ）工法
では、工場生産のユニット壁を建造物の構造躯体と合体
させることで、該ユニット壁と該構造躯体とによって当
該建造物の荷重を支えるようにしている。工場生産によ
る規格寸法のユニット壁を現地に運んで構造躯体に合体
させるという工法であるため、通常の工法よりも工期が
短くてすみ、且つ、品質にもバラツキが無いという特徴
を有する。
では、工場生産のユニット壁を建造物の構造躯体と合体
させることで、該ユニット壁と該構造躯体とによって当
該建造物の荷重を支えるようにしている。工場生産によ
る規格寸法のユニット壁を現地に運んで構造躯体に合体
させるという工法であるため、通常の工法よりも工期が
短くてすみ、且つ、品質にもバラツキが無いという特徴
を有する。
【０００３】実開昭５７−７００５４号公報には、補強
された軽量コンクリートの箱体内に太陽熱集熱用具を配
設し、該箱体の開放部を硬質合成樹脂板やガラス板等の
透明板を用いて密閉することで放熱を防ぎ、さらに、該
箱体の内面にアクリル系合成樹脂膜を形成して成る、建
造物の屋根や壁として用いられる部材が開示されてい
る。なお、上記透明板の周辺部と上記箱体とは、ゴムパ
ッキン等を用いてシールされている。また、上記太陽熱
集熱用具としては、熱伝導率の良い銅やアルミニウム等
の金属を用いた通水管が使用されている。
された軽量コンクリートの箱体内に太陽熱集熱用具を配
設し、該箱体の開放部を硬質合成樹脂板やガラス板等の
透明板を用いて密閉することで放熱を防ぎ、さらに、該
箱体の内面にアクリル系合成樹脂膜を形成して成る、建
造物の屋根や壁として用いられる部材が開示されてい
る。なお、上記透明板の周辺部と上記箱体とは、ゴムパ
ッキン等を用いてシールされている。また、上記太陽熱
集熱用具としては、熱伝導率の良い銅やアルミニウム等
の金属を用いた通水管が使用されている。
【０００４】実開昭５７−１４６６１６号公報には、骨
組に壁面構成体を嵌め込んで成る中空二重壁の壁面構造
であって、該中空内に太陽熱温水器を収納した構造が開
示されている。なお、この構造では、上記中空内であっ
て上記太陽熱温水器の設置高さとは異なる高さにカーテ
ンボックスが収納されており、各収納空間は、通気孔に
よって相互に連通されている。
組に壁面構成体を嵌め込んで成る中空二重壁の壁面構造
であって、該中空内に太陽熱温水器を収納した構造が開
示されている。なお、この構造では、上記中空内であっ
て上記太陽熱温水器の設置高さとは異なる高さにカーテ
ンボックスが収納されており、各収納空間は、通気孔に
よって相互に連通されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】総合レジャー施設で
は、屋上の少なくとも一部をレジャー用に利用したいと
いう要望や、美観上もしくは宣伝上の見地から建物に意
匠性の有るデザインを施したいという要望がある。この
ため、屋上に太陽熱温水パネルを設置することが困難な
場合、或いは、屋上面積だけでは不足する場合がある。
その一方で、クアハウスのような総合レジャー施設で
は、温浴場や温水プール等のために、ランニングコスト
が安価で、且つ、環境汚染の無いクリーンな給湯設備で
ある太陽熱給湯装置を設置したいという要望がある。本
発明は、このような要望に応えることを目的とする。
は、屋上の少なくとも一部をレジャー用に利用したいと
いう要望や、美観上もしくは宣伝上の見地から建物に意
匠性の有るデザインを施したいという要望がある。この
ため、屋上に太陽熱温水パネルを設置することが困難な
場合、或いは、屋上面積だけでは不足する場合がある。
その一方で、クアハウスのような総合レジャー施設で
は、温浴場や温水プール等のために、ランニングコスト
が安価で、且つ、環境汚染の無いクリーンな給湯設備で
ある太陽熱給湯装置を設置したいという要望がある。本
発明は、このような要望に応えることを目的とする。
【０００６】実開昭５７−７００５４号公報の構造部材
や、実開昭５７−１４６６１６号公報の壁面構造を用い
て、壁面内に集熱器材を配設すると、上述の要請に応え
ることが、一応は可能である。しかし、これらの公報の
構造では、壁面の内部に中空部を設けて集熱器具を配置
しており、さらに、該中空部を、ゴムパッキン等でシー
ルした透明板を用いて密閉しているため、集熱器具の取
替や修理等のメインテナンスが困難であるという問題が
ある。また、上記中空部内に雨水が侵入した場合は、そ
の排水が困難であるばかりでなく、内部の集熱器具の故
障や、集熱効率の低下の原因となるという問題がある。
本発明は、太陽熱の集熱器具を壁面に設置でき、さら
に、メインテナンスが容易で故障し難い、太陽熱給湯用
の部材を提供することを目的とする。
や、実開昭５７−１４６６１６号公報の壁面構造を用い
て、壁面内に集熱器材を配設すると、上述の要請に応え
ることが、一応は可能である。しかし、これらの公報の
構造では、壁面の内部に中空部を設けて集熱器具を配置
しており、さらに、該中空部を、ゴムパッキン等でシー
ルした透明板を用いて密閉しているため、集熱器具の取
替や修理等のメインテナンスが困難であるという問題が
ある。また、上記中空部内に雨水が侵入した場合は、そ
の排水が困難であるばかりでなく、内部の集熱器具の故
障や、集熱効率の低下の原因となるという問題がある。
本発明は、太陽熱の集熱器具を壁面に設置でき、さら
に、メインテナンスが容易で故障し難い、太陽熱給湯用
の部材を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、放物面を成す
複数の凹反射面を連続して形成して成る一体型の反射板
を、ユニット壁本体の外壁面にアンカーを用いて貼設
し、該外壁面の上下の各対応位置に水平な支持部材を平
行に取り付け、該上下の支持部材により前記反射板の前
方位置に真空二重ガラス管を備えた複数の集熱器を支持
して成り、プレキャストコンクリート（ＰＣ）工法によ
り建造物の構造躯体に合体されることで、前記各集熱器
に給水循環可能とされるソーラユニット壁である。
複数の凹反射面を連続して形成して成る一体型の反射板
を、ユニット壁本体の外壁面にアンカーを用いて貼設
し、該外壁面の上下の各対応位置に水平な支持部材を平
行に取り付け、該上下の支持部材により前記反射板の前
方位置に真空二重ガラス管を備えた複数の集熱器を支持
して成り、プレキャストコンクリート（ＰＣ）工法によ
り建造物の構造躯体に合体されることで、前記各集熱器
に給水循環可能とされるソーラユニット壁である。
【０００８】
【作用】真空二重ガラス管を備えた所定個数の集熱器が
外壁面から突出するように設けられている。即ち、実開
昭５７−７００５４号公報や実開昭５７−１４６６１６
号公報の壁面構造とは異なり、壁の内部に中空部を設け
て集熱器具を配置した構造ではない。また、各集熱器の
背後には放物面を成す凹反射面を備えた反射板が設けら
れており、太陽熱は集熱器に直接入射する部分ばかりで
なく、背後の凹反射面で反射されて入射する部分もあ
る。即ち、太陽熱の利用効率も良い。
外壁面から突出するように設けられている。即ち、実開
昭５７−７００５４号公報や実開昭５７−１４６６１６
号公報の壁面構造とは異なり、壁の内部に中空部を設け
て集熱器具を配置した構造ではない。また、各集熱器の
背後には放物面を成す凹反射面を備えた反射板が設けら
れており、太陽熱は集熱器に直接入射する部分ばかりで
なく、背後の凹反射面で反射されて入射する部分もあ
る。即ち、太陽熱の利用効率も良い。
【０００９】
【実施例】図１は実施例にかかるソーラーユニット壁を
示し、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は正面
図である。図２は図１のソーラーユニット壁20に用いら
れるユニットパネル22を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）
は正面図、（ｃ）は下面図である。図３は実施例のソー
ラーユニット壁20を用いたクアハウスの全景を示す外観
図、図４は該クアハウスの太陽熱集熱・給湯系を示す図
である。
示し、（ａ）は上面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は正面
図である。図２は図１のソーラーユニット壁20に用いら
れるユニットパネル22を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）
は正面図、（ｃ）は下面図である。図３は実施例のソー
ラーユニット壁20を用いたクアハウスの全景を示す外観
図、図４は該クアハウスの太陽熱集熱・給湯系を示す図
である。
【００１０】図１に示すように、本ソーラーユニット壁
20は、プレキャストコンクリート（ＰＣ）製のユニット
壁本体29の外面側（同図（ａ）では下側，同図（ｂ）で
は右側，同図（ｃ）では手前側）に、横方向９個・縦方
向４個の合計３６個のユニットパネル22を並べて設けた
ものである。本ソーラーユニット壁20は、上記ユニット
壁本体29を、プレキャストコンクリート（ＰＣ）工法に
より背後の構造躯体50に合体されることで、建造物90
（図４）の構成要素とされる。また、これにより、ユニ
ット壁本体29と構造躯体50とが協働して、建造物90の荷
重を支える。なお、図中52は、本ソーラーユニット壁20
が上下左右のソーラーユニット壁（不図示）と隣接する
境界部や端部の露出部分、及び、ソーラーユニット壁へ
の給水循環用配管部を覆うカバーである。
20は、プレキャストコンクリート（ＰＣ）製のユニット
壁本体29の外面側（同図（ａ）では下側，同図（ｂ）で
は右側，同図（ｃ）では手前側）に、横方向９個・縦方
向４個の合計３６個のユニットパネル22を並べて設けた
ものである。本ソーラーユニット壁20は、上記ユニット
壁本体29を、プレキャストコンクリート（ＰＣ）工法に
より背後の構造躯体50に合体されることで、建造物90
（図４）の構成要素とされる。また、これにより、ユニ
ット壁本体29と構造躯体50とが協働して、建造物90の荷
重を支える。なお、図中52は、本ソーラーユニット壁20
が上下左右のソーラーユニット壁（不図示）と隣接する
境界部や端部の露出部分、及び、ソーラーユニット壁へ
の給水循環用配管部を覆うカバーである。
【００１１】図１の各ユニットパネル22は、図２に示す
ように、１３本の集熱管23を上下方向に向けて並べて設
け、内部にヘッダー状の通水管を有したものを、パネル
フレーム24により、各集熱管23の上下の端部を固定した
ものである。各ユニットパネル22は、上記パネルフレー
ム24を、上記ユニット壁本体29の所定部位に平行に埋設
されている上下２本のガイドレール32に取り付けること
で、本ソーラーユニット壁20の構成要素とされている。
なお、パネルフレーム24は、各々ガイドレール32にクリ
ップ又はボルト止めされている。
ように、１３本の集熱管23を上下方向に向けて並べて設
け、内部にヘッダー状の通水管を有したものを、パネル
フレーム24により、各集熱管23の上下の端部を固定した
ものである。各ユニットパネル22は、上記パネルフレー
ム24を、上記ユニット壁本体29の所定部位に平行に埋設
されている上下２本のガイドレール32に取り付けること
で、本ソーラーユニット壁20の構成要素とされている。
なお、パネルフレーム24は、各々ガイドレール32にクリ
ップ又はボルト止めされている。
【００１２】また、上記各集熱管23の背後には、放物面
を成す複数の凹反射面26が集熱管23と平行に且つ所定の
距離をおくようにして各々設けられている。この凹反射
面26は、アルミニウム等の反射率の高い反射板25を上記
放物面形状に加工したものであり、１枚の反射板25に複
数の凹反射面26が並べて形成されている。放物面の曲率
や深さ、或いは、１個の凹反射面26に対応させるべき集
熱管23の本数等は、集熱効率を考慮して適切に定められ
る。また、図１では、横に並べた３個のユニットパネル
22によって１区画が構成されているため、この１区画に
１枚の反射板25を対応させてもよい。この反射板25は、
複数本のアンカー27によってユニット壁本体29の外表面
に貼設されている。なお、反射板25の反射面には、耐候
性を有するコーティングが施されている。
を成す複数の凹反射面26が集熱管23と平行に且つ所定の
距離をおくようにして各々設けられている。この凹反射
面26は、アルミニウム等の反射率の高い反射板25を上記
放物面形状に加工したものであり、１枚の反射板25に複
数の凹反射面26が並べて形成されている。放物面の曲率
や深さ、或いは、１個の凹反射面26に対応させるべき集
熱管23の本数等は、集熱効率を考慮して適切に定められ
る。また、図１では、横に並べた３個のユニットパネル
22によって１区画が構成されているため、この１区画に
１枚の反射板25を対応させてもよい。この反射板25は、
複数本のアンカー27によってユニット壁本体29の外表面
に貼設されている。なお、反射板25の反射面には、耐候
性を有するコーティングが施されている。
【００１３】上記構造の本ソーラーユニット壁20は、図
３の如く建造物（図３の例は、総合レジャー施設である
クアハウス）90に取り付けられることで、図４の如く当
該建造物90の太陽熱集熱・給湯系に組み込まれる。
３の如く建造物（図３の例は、総合レジャー施設である
クアハウス）90に取り付けられることで、図４の如く当
該建造物90の太陽熱集熱・給湯系に組み込まれる。
【００１４】即ち、ソーラー蓄熱槽64から集熱ポンプ66
により送り出された水は、往配管63を通って各ユニット
パネル22の集熱管23に送り込まれ、各集熱管23で太陽熱
を吸収して昇温された後、復配管65を通ってソーラー蓄
熱槽64に戻るという循環サイクルを繰り返す。こうし
て、ソーラー蓄熱槽64内の水は徐々に昇温されて温水と
なる。また、昇温された上記ソーラー蓄熱槽64内の温水
は、循環ポンプ67により、空調系の配管や温水プールへ
の配管へ送り出されて循環されるとともに、貯湯槽67へ
送り出されて該貯湯槽67内の水の加熱に供される。
により送り出された水は、往配管63を通って各ユニット
パネル22の集熱管23に送り込まれ、各集熱管23で太陽熱
を吸収して昇温された後、復配管65を通ってソーラー蓄
熱槽64に戻るという循環サイクルを繰り返す。こうし
て、ソーラー蓄熱槽64内の水は徐々に昇温されて温水と
なる。また、昇温された上記ソーラー蓄熱槽64内の温水
は、循環ポンプ67により、空調系の配管や温水プールへ
の配管へ送り出されて循環されるとともに、貯湯槽67へ
送り出されて該貯湯槽67内の水の加熱に供される。
【００１５】
【発明の効果】本発明では、真空二重ガラス管を備えた
所定個数の集熱器を上下の支持部材により外壁面から突
出するように設けているため、集熱器及び集熱管の取替
や修理等のメインテナンスが容易である。また、各集熱
器の背後には放物面を成す凹反射面を備えた反射板が各
集熱器と或る距離をおいて設けられているため、直接入
射の太陽熱によってばかりでなく、背後の凹反射面で反
射された太陽熱によっても加熱される。このため、太陽
熱の利用効率が極めて良い。また、壁本体と集熱器が工
場にて一体に生産され、これが、プレキャストコンクリ
ート（ＰＣ）工法により建造物の構造躯体に合体される
ため短い工期で建造することができる。
所定個数の集熱器を上下の支持部材により外壁面から突
出するように設けているため、集熱器及び集熱管の取替
や修理等のメインテナンスが容易である。また、各集熱
器の背後には放物面を成す凹反射面を備えた反射板が各
集熱器と或る距離をおいて設けられているため、直接入
射の太陽熱によってばかりでなく、背後の凹反射面で反
射された太陽熱によっても加熱される。このため、太陽
熱の利用効率が極めて良い。また、壁本体と集熱器が工
場にて一体に生産され、これが、プレキャストコンクリ
ート（ＰＣ）工法により建造物の構造躯体に合体される
ため短い工期で建造することができる。
【図１】実施例のソーラーユニット壁を示す上面図
（ａ）、側面図（ｂ）、及び、正面図（ｃ）。
（ａ）、側面図（ｂ）、及び、正面図（ｃ）。
【図２】図１のソーラーユニット壁を構成するユニット
パネルを示す側面図（ａ）、正面図（ｂ）、及び、下面
図（ｃ）。
パネルを示す側面図（ａ）、正面図（ｂ）、及び、下面
図（ｃ）。
【図３】図１のソーラーユニット壁を用いて建造したク
アハウスの全景図。
アハウスの全景図。
【図４】図３のクアハウスの太陽熱集熱の給湯系を示す
配管図。
配管図。
２０ ソーラーユニット壁 ２２ ユニットパネル ２３ 集熱管 ２４ パネルフレーム ２５ 反射板 ２６ 凹反射面 ２７ アンカー ２９ ユニット壁本体 ３２ ガイドレール ５０ 構造躯体 ５２ カバー ６３ 往配管 ６４ ソーラー蓄熱槽 ６５ 復配管 ６６ 集熱ポンプ ６７ 循環ポンプ ６９ 貯湯槽 ９０ クアハウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１Ａ ６２１Ｐ ６２２ ６２２Ｃ ６２２Ｐ ６３１ ６３１Ｂ ６３１Ｃ ６３１Ｐ ６３２ ６３２Ｄ ６３２Ｐ ６４１ ６４１Ｆ Ｅ０４Ｃ 2/52 Ｅ０４Ｃ 2/52 Ｚ Ｆ２４Ｊ 2/24 Ｆ２４Ｊ 2/24 Ａ 2/52 2/52 (72)発明者 長岡 典夫 神奈川県藤沢市桐原町２番地 シロキ工業 株式会社内 (72)発明者 野崎 嗣示 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 放物面を成す複数の凹反射面を連続して
形成して成る一体型の反射板を、ユニット壁本体の外壁
面にアンカーを用いて貼設し、該外壁面の上下の各対応
位置に水平な支持部材を平行に取り付け、該上下の支持
部材により前記反射板の前方位置に真空二重ガラス管を
備えた複数の集熱器を支持して成り、プレキャストコン
クリート（ＰＣ）工法により建造物の構造躯体に合体さ
れることで、前記各集熱器に給水循環可能とされるソー
ラユニット壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106991A JPH08278060A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ソーラーユニット壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106991A JPH08278060A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ソーラーユニット壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08278060A true JPH08278060A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14447713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7106991A Pending JPH08278060A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ソーラーユニット壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08278060A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100971502B1 (ko) * | 2009-09-15 | 2010-07-21 | (주)아성삼디프로젝트 | 태양광 집광 장치 |
| WO2014013782A1 (ja) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Moriya Shigeto | 太陽熱発電装置 |
| KR101708566B1 (ko) * | 2015-08-18 | 2017-02-22 | 군산대학교산학협력단 | 콘크리트를 이용한 고온용 축열모듈 |
| CN106884492A (zh) * | 2017-03-01 | 2017-06-23 | 武汉凌云建筑装饰工程有限公司 | 一种抛物线切面玻璃单元系统 |
| CN115059208A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-09-16 | 西华大学 | 一种具有外部太阳能供暖结构的建筑物墙体 |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP7106991A patent/JPH08278060A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100971502B1 (ko) * | 2009-09-15 | 2010-07-21 | (주)아성삼디프로젝트 | 태양광 집광 장치 |
| WO2011034329A3 (ko) * | 2009-09-15 | 2011-08-11 | 주식회사 아성삼디프로젝트 | 태양광 집광 장치 |
| CN102598307A (zh) * | 2009-09-15 | 2012-07-18 | 3dS家庭有限公司 | 太阳光收集装置 |
| WO2014013782A1 (ja) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Moriya Shigeto | 太陽熱発電装置 |
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