JPH08271189A - 銃火器 - Google Patents

銃火器

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JPH08271189A
JPH08271189A JP10013395A JP10013395A JPH08271189A JP H08271189 A JPH08271189 A JP H08271189A JP 10013395 A JP10013395 A JP 10013395A JP 10013395 A JP10013395 A JP 10013395A JP H08271189 A JPH08271189 A JP H08271189A
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JP
Japan
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firearm
sensor
eyeprint
image data
collating
Prior art date
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Application number
JP10013395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Kojima
卓磨 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH08271189A publication Critical patent/JPH08271189A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】センサ10、11により検知された銃火器本体
2を使用しようとする者の個人特有の生体的特徴と、メ
モリに記憶された銃火器本体2の使用を許容された者の
個人特有の生体的特徴とを照合する手段15と、その照
合結果が一致しない時に銃火器本体の使用を制限する手
段20、30、40とを備える。 【効果】銃火器の犯罪等への転用や不法流通に歯止めを
かけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警察官や自衛官等の特
定の者だけが所持して使用することを許容される銃火器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、銃火器の所持や使用は警察官や
自衛官等の特定の者にのみ許容されるが、銃火器そのも
のは、その使用者が使用を許可されている否かを問わず
汎く使用可能なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、銃火器が所
持を禁じられた者や敵対者の手に渡ることになった場
合、その使用が制限されないため、非常に危険なもので
あった。
【0004】本発明は、従来の銃火器に指紋や眼紋等の
個人特有の生体的特徴を認識し、識別する機能を付加
し、予め登録された者のみが使用できるようにすること
で、上記課題を解決することのできる銃火器を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による銃火器は、
銃火器本体と、その銃火器本体を使用しようとする者の
個人特有の生体的特徴を検知するセンサと、その銃火器
本体の使用を許容された者の個人特有の生体的特徴を記
憶するメモリと、その検知された生体的特徴と記憶され
た生体的特徴とを照合する手段と、その照合結果が一致
しない時に銃火器本体の使用を制限する手段とを備える
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の作用および効果】本発明の銃火器によれば、指
紋や眼紋等の個人特有の生体的特徴を銃火器本体に取り
付けたセンサにより検知し、その銃火器本体の使用を許
容された者の個人特有の生体的特徴を記憶するメモリの
内容と照合し、その照合結果が一致しない時に銃火器本
体の使用を制限する。その銃火器本体の内部機構の作動
を常時は制限するストッパを、その照合結果が一致する
時のみ解除したり、その銃火器本体の基本的機能や性能
を、その照合結果が一致しない時に殺すことで、その照
合結果が一致しない時に銃火器本体の使用を制限するこ
とができる。これにより、本発明の銃火器は使用を許容
された者以外の者が汎く使用するのを制限でき、犯罪等
への転用や不法流通に歯止めをかけることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は、銃火器の一例として示す回転式短
銃1であって、銃火器本来の機能を奏する本体2は、グ
リップ3、銃身4、望遠スコープ5、撃鉄6、トリガー
7、回転式銃弾装填筒8等を有する。
【0009】そのグリップ3の表面に指紋照合センサ1
0が設けられている。この指紋照合センサ10は、短銃
本体2を使用しようとする者がグリップ3を握った場合
に、その者の指先が押し付けられる位置に配置され、そ
の押し付けられた指先の指紋の画像信号を出力するもの
により構成できる。その望遠スコープ5の内部に、眼紋
照合センサ11とハーフミラー12とが設けられてい
る。そのハーフミラー12は、前方から望遠スコープ5
に入射する光を透過して照準を合わせている者の眼Eに
導くと共に、照準を合わせるために望遠スコープ5を除
きこんだ者の眼紋の像を眼紋照合センサ11上に結像さ
せる。その眼紋照合センサ11は、その結像された眼紋
の画像データを出力するものにより構成できる。
【0010】その指紋照合センサ10と眼紋照合センサ
11とは、本体2に内蔵された制御装置15に接続され
る。その制御装置15は、例えば図2に示すように、入
出力インターフェイス15aと、中央処理装置15b
と、メモリ15cとを有するマイクロコンピュータによ
り構成される。そのメモリ15cに、その短銃本体2の
使用を許容された者の指紋に対応する画像データと眼紋
に対応する画像データとが記憶されている。その中央処
理装置15bは、指紋照合センサ10から指紋の画像デ
ータが入力されるとメモリ15cに記憶された指紋の画
像データと照合し、また、眼紋照合センサ11から眼紋
の画像データが入力されるとメモリ15cに記憶された
眼紋の画像データと照合し、照合結果が一致する時は使
用許可信号を、照合結果が一致しない時は使用制限信号
を出力する。なお、制御装置15は、指紋照合センサ1
0、眼紋照合センサ11から入力された信号が、指紋、
眼紋のデータであるか否かを、記憶された指紋、眼紋の
一般的パターンに基づき判断する機能を有し、指紋、眼
紋以外のデータが入力された場合は照合結果の信号を出
力することはない。
【0011】その照合結果の信号は、第1制限機構20
のコントローラー21と、第2制限機構30のコントロ
ーラー31と、第3制限機構40のコントローラー41
とに入力される。
【0012】その第1制限機構20は、図3に示すよう
に、本体2に対する撃鉄6の支軸6a中心の揺動を阻止
することで、短銃本体2の使用を制限可能なものであ
る。その撃鉄6の一端の爪部6bに解除可能に引っ掛け
られるストッパー22が、本体2に支軸22a中心に揺
動可能に取り付けられ、そのストッパー22の支軸22
aにモータ24の出力軸が接続される。そのモータ24
をアンプ25を介してコントローラー21に接続する電
気回路が設けられている。そのストッパー22は常時は
撃鉄6の爪部6bに引っ掛けられ、撃鉄6の揺動を阻止
することで短銃本体2を使用できない状態にする。その
コントローラー21は、前記使用許可信号が入力される
と、モータ24の駆動電流を出力する。その駆動電流は
アンプ25で増幅されてモータ24のコイル24aを励
磁し、その励磁によりモータ24の回転子24bが回転
し、ストッパー22が揺動する。これにより、撃鉄6の
爪部6bへのストッパー22の引っ掛けが解除され、短
銃本体2の使用が可能になる。
【0013】その第2制限機構30は、図4の(1)、
(2)に示すように、短銃本体2の一部を構成する銃身
4の内部に、銃孔4bと干渉しないように内蔵されるリ
ング状の永久磁石34を有する。その永久磁石34と対
向するリング状の鉄心35aにコイル35bを巻き付け
ることで構成される電磁石35が、短銃本体2の残部に
内蔵される。その電磁石35をコントローラー31に接
続する電気回路が設けられている。そのコントローラー
31は、前記使用許可信号が入力されると、電磁石35
を励磁して永久磁石34と反対の磁極を生成し、その電
磁石35と永久磁石34との吸引力により、銃身4がヒ
ンジ32中心に回転するのを阻止する。また、そのコン
トローラー31は、前記使用制限信号が入力されると、
電磁石35を励磁して永久磁石34と同一の磁極を生成
する。これにより、その電磁石35と永久磁石34との
反発力により、銃身4がヒンジ32中心に回転し、図中
破線で示すように銃身4が短銃本体2の残部から離反
し、短銃本体2の使用が制限される。
【0014】その第3制限機構40は、図5に示すよう
に、銃身4に取り付けられるタンク42を有し、そのタ
ンク42の内部は常時は第1回転弁43により第1室4
2aと第2室42bとに分割される。そのタンク42と
銃孔4bの内部との連絡孔4cが銃身4に形成され、そ
の連絡孔4cは常時は第2回転弁44により閉鎖され
る。その第1室42aに、吸水により膨張して固形化す
るゲル状化合物45が充填され、その第2室42bに水
46が充填される。その第1回転弁43と第2回転弁4
4の回転軸43a、44bはモータ47の出力軸に接続
される。そのモータ47をコントローラー41に接続す
る電気回路が設けられている。そのコントローラー41
は、前記使用制限信号が入力されるとモータ47を介し
て各回転弁43、44を回転させる。これにより、その
ゲル状化合物45は水46と混合されて体積が増大する
と共に固形化して銃孔4bを埋め、短銃本体2の使用を
制限する。
【0015】また、制御装置15は各コントローラー2
1、31、41との間の配線が切断されていないか否か
の、所謂ラップ・アラウンド・チェックを絶えず実施
し、その制御装置15と各コントローラー21、31、
41との間の配線のいずれかが故意に切断された時は、
前記使用制限信号を出力する。さらに、各制限機構2
0、30、40の電気回路の配線が切断されていないか
否かを判断するコンパレータが内蔵され、故意に何れか
の配線が切断された場合、制御装置15の照合結果に関
わりなく、各コントローラー21、31、41を使用制
限信号が入力された場合と同様に機能させる信号を各コ
ントローラー21、31、41は出力するものとされて
いる。
【0016】上記短銃1によれば、その短銃本体2を使
用する者の指紋と眼紋とが、その短銃本体2の使用を許
容された者の指紋と眼紋とに一致しない場合、短銃本体
2の使用が制限されるので、使用を許容された者以外の
者が汎く使用するのを制限でき、犯罪等への転用や不法
流通に歯止めをかけることができる。さらに、その照合
結果が一致する時にのみ短銃本体2の使用を許容するの
で、指紋照合センサ10と眼紋照合センサ11とは生体
反応センサとしても機能し、その短銃本体2は生体反応
がある場合に、その使用を許容された者のみが使用でき
る。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、制限機構は銃火器の使用を制限できるもの
であれば数や種類は特に限定されず、上記実施例では撃
鉄6以外にトリガー7や回転式銃弾装填筒12の作動を
常時は制限して使用許可信号の出力時のみ制限を解除す
るようにしてもよい。また、第2制限機構30におい
て、短銃本体1の一部を構成する銃身4と短銃本体2の
残部との対向端面に、それぞれ図6に示すように相噛み
合う歯形部36、37を形成し、何れか一方の歯形部3
7は使用制限信号により銃身4が短銃本体2の残部から
離反した後に回転する機能を付加することで、両歯形部
36、37の再度の噛み合いを防止して使用制限が解除
されるのを防ぐようにしてもよい。また、上記実施例で
は銃火器として短銃を例示したが、銃火器であれば特に
限定されない。また、銃火器の使用を許容される者は複
数であってもよい。また、銃火器本体を使用しようとす
る者の個人特有の生体的特徴は、指紋や眼紋以外であっ
てもよく、その数も単一であってもよいし3つ以上であ
ってもよい。
【0018】
【本発明の実施態様】本発明において、センサにより検
知された生体的特徴とメモリに記憶された生体的特徴と
が一致しない時に銃火器本体の使用を制限すると共に一
致する時に銃火器本体の使用を許容する手段を備えるの
が好ましい。例えば、その銃火器本体の内部機構の作動
を常時は制限するストッパを、その照合結果が一致する
時のみ解除する機構を設ける。これにより、そのセンサ
は生体反応センサとしても機能し、その銃火器は生体反
応がある場合に、その使用を許容された者のみが使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の短銃の構成説明図
【図2】本発明の実施例の短銃の制御系を示す図
【図3】第1制限機構の構成説明図
【図4】第2制限機構の構成説明図
【図5】第3制限機構の構成説明図
【図6】第2制限機構の変形例の構成説明図
【符号の説明】 1 短銃 2 短銃本体 10 指紋照合センサ 11 眼紋照合センサ 15 制御装置 15c メモリ 20 第1制限機構 30 第2制限機構 40 第3制限機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃火器本体と、その銃火器本体を使用し
    ようとする者の個人特有の生体的特徴を検知するセンサ
    と、その銃火器本体の使用を許容された者の個人特有の
    生体的特徴を記憶するメモリと、その検知された生体的
    特徴と記憶された生体的特徴とを照合する手段と、その
    照合結果が一致しない時に銃火器本体の使用を制限する
    手段とを備える銃火器。
JP10013395A 1995-03-30 1995-03-30 銃火器 Pending JPH08271189A (ja)

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JP10013395A JPH08271189A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 銃火器

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JP10013395A JPH08271189A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 銃火器

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JPH08271189A true JPH08271189A (ja) 1996-10-18

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ID=14265823

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JP10013395A Pending JPH08271189A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 銃火器

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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