JPH08270Y2 - 吐出容器 - Google Patents

吐出容器

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JPH08270Y2
JPH08270Y2 JP10226189U JP10226189U JPH08270Y2 JP H08270 Y2 JPH08270 Y2 JP H08270Y2 JP 10226189 U JP10226189 U JP 10226189U JP 10226189 U JP10226189 U JP 10226189U JP H08270 Y2 JPH08270 Y2 JP H08270Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
volume
volume change
chamber
change chamber
Prior art date
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Application number
JP10226189U
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English (en)
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JPH0340990U (ja
Inventor
一真 野口
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 液体を吐出するようにした吐出容器に関する。液体と
しては、アイライナー、リップカラー、ファンデーショ
ンなどの化粧料、墨液、絵具などの筆記料、マヨネー
ズ、トマトケチャップ、マスタード、食用油などの料理
料、その他、機械油、歯磨きなどを例示できる。
(従来の技術) 種々の吐出容器がある。例えば、液体の消費につれて
体積を減少する液体収容室と、外力の加除により減少回
復の体積変化をする体積変化室と、この体積変化室の体
積回復の際に液体収容室内の液体を体積変化室に導入す
るよう弁開放する、体積変化室の液体入口となる第1の
弁と、体積変化室の体積減少の際に体積変化室の液体を
導出するよう弁開放する、体積変化室の液体出口となる
第2の弁と、体積変化室の体積変化のための外力を付与
する押圧部とを有する吐出容器としたものである。
また、このような吐出通路においても種々のものがあ
り、例えば、液体収容室として軟質の袋体を口部材に取
付けて使用したものもある。この軟質の袋体は、体積変
化室の体積変化による第1の弁を通じての液体の吸引に
よって次第に体積を減少していく。
(考案が解決しようとする課題) 上記例示の吐出容器は押圧量を適宜設定できるなどの
長所を有する。しかし、液体収容室として軟質の袋体を
利用する場合、前記したように、袋体から体積変化室へ
の液体の導入は、袋体からすれば吸引力によるものとな
るため、袋体内にまだ液体が残存していながらこの液体
の第1の弁への移動を阻害するように袋体が体積収縮す
ることがある。
添付第5図に基づき説明する。参照符号1が袋体であ
る。例えば、即席ラーメンなどの液体調味料を収容する
ポリエチレンなどの袋体とか買物を入れるのに使用する
ビニール袋のようなものを念頭におけばよい。また、参
照符号2が口部材2であり、袋体1と接着・溶着等によ
り一体化されて液体収容室を形成するとともに、液体吐
出口2aに第1の弁2bを配している。また、液体吐出口2a
の外周部に配した筒状体2cをピストンとし、シリンダー
部3aを有する押圧体3がコイルスプリングなどの弾撥部
材4によって図面上方に付勢されている。この押圧体3
に第2の弁3bが配されており、第1の弁2bからこの第2
の弁3弁までの部分が体積変化室5となっている。ま
た、第2の弁3bの図面上部(液体の流れの観点で言え
ば、第2の弁3bの外方)は、吐出された液体の受け口3c
となっている。そして、口部材2が外装体6の開口端に
圧入、螺合など適宜手段により取付けられており、更に
キャップ7が被冠されている。使用に当たっては、キャ
ップ7を外し、押圧体3の頭部を押圧する。第1の弁2
b、第2の弁3bはいずれも図面上方にのみ開くようにな
っており、この操作で液体は受け口3cへ吐出される。
この第5図において、一点鎖線は使用前の袋体1の状
態を示している。即ち、第5図において実線で示した袋
体1は、液体吐出が進行した状態となっている。この液
体吐出が進行した状態で、袋体1が液体吐出口2aを囲む
ように口部材2の液体収容室壁面(図面下端面)に密着
している。図中、ドット表示したのが残存する液体8で
あるが、この残存する液体8は押圧体3を押圧する操作
を繰り返しても吐出されないままとなってしまう。
即ち、袋体1から液体を押し出して吐出するような場
合であれば、押し出しのための加圧をする部分が変形す
るだけとなる。しかし、液体を吸い出して吐出する場合
は、第5図に示すように、残存する液体の吸い出しが困
難となることがある。
(課題を解決するための手段) 口部材の液体収容室壁面に、液体通路を形成する。即
ち、本考案は、液体の消費につれて体積を減少する軟質
の袋体とこの袋体の口部材とよりなる液体収容室と、外
力の加除により減少回復の体積変化をする体積変化室
と、この体積変化室の体積回復の際に袋体内の液体を体
積変化室に導入するよう弁開放する、前記口部材に配さ
れた、体積変化室の液体入口となる第1の弁と、体積変
化室の体積減少の際に体積変化室の液体を導出するよう
弁開放する、体積変化室の液体出口となる第2の弁と、
前記体積変化室の体積変化のための外力を付与する押圧
部とを有する吐出容器であって、前記口部材の液体収容
室壁面に、液体通路を形成してなる吐出容器を要旨とす
る。
(実施例) 添付第1図、第2図に一例を示す。前述したものと同
一の部位には同一の参照符号を使用したように、第1図
は、前述した第5図のものとほとんどの部位を同一に示
してある。
異なる点は、口部材2の液体収容室壁面に沿って他の
一点鎖線が加えられているところにある。この点線は、
この部分にリブ2dが形成されていることを示している。
第2図は口部材2を逆様に示したものであるが、この第
2図に示すように、リブ2dは液体吐出口2aに向かうよう
に放射状に形成されている。このリブ2dによって、袋体
1が液体吐出口2aを囲むように口部材2の液体収容室壁
面(図面下端面)に密着しようとしても隙間が確保さ
れ、この隙間が液体通路となる。それゆえ、第1図で
は、残存する液体8として極めてわずかしか示されてい
ない。リブ2dは、あまりに背の高いものであると、この
リブ2dに沿っての液体8の多量残存が発生する恐れが逆
に生じる。しかし、袋体1の柔らかさをこれにもまして
発揮させることは容易である。
液体通路はリブではなく、溝によっても形成すること
ができる。第3図に示したのがその一例である。溝は参
照符号2eで示してある。
また、第4図に示すように、液体吐出口2aの存在位置
に応じてリブ2d(凹凸であればよく、溝2eでも勿論構わ
ない)の形成状態も適宜とできる。図示はしないが、渦
巻放射状配置などとなるものであってもよい。また、本
来、袋体1の形状によっては残存する液体8の残存場所
も異なる。それゆえリブ2d、溝2eの配置は、放射状配置
でなくても、それぞれに適宜のものとすればよい。更に
は、リブ2dというより点状となる突起を適宜配すること
もできるし、リブ2dと溝2eとが共存するようにすること
などもできる。リブ2d、溝2eの断面形状も適宜である。
また、吐出容器そのものとして、例えば、ピストン・
シリンダーの関係によるものとするのではなく、ジャバ
ラのようなものを利用して体積変化室の体積変化をなす
ようにもできるし、袋体1の形状も酒瓶状など適宜であ
るし、適宜部材を一部品化もしくは複部品化することも
できる。
(考案の効果) 口部材の液体収容室壁面に、液体通路を形成する凹凸
を設けたから、液体収容室として軟質の袋体を利用しな
がら、袋体が不要に収縮して残存液体の吐出が困難にな
ることを抑制でき、押圧量を適宜設定できるなどの長所
を有効に発揮することのできる吐出容器たり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は第1図に
使用の口部材の斜視図、第3図は口部材の他の一例を示
す斜視図、第4図は口部材の更に他の一例を示す斜視
図、第5図は考案が解決しようとする課題を説明するた
めの袋体の収縮状態を示す断面図。 1……袋体、2……口部材、2a……液体吐出口、2b……
第1の弁、2c……筒状体、2d……リブ、2e……溝、3…
…押圧体、3a……シリンダー部、3b……第2の弁、3c…
…受け口、4……弾撥部材、5……体積変化室、6……
外装体、7……キャップ、8……液体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65D 85/72 E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体の消費につれて体積を減少する軟質の
    袋体とこの袋体の口部材とよりなる液体収容室と、外力
    の加除により減少回復の体積変化をする体積変化室と、
    この体積変化室の体積回復の際に袋体内の液体を体積変
    化室に導入するよう弁開放する、前記口部材に配され
    た、体積変化室の液体入口となる第1の弁と、体積変化
    室の体積減少の際に体積変化室の液体を導出するよう弁
    開放する、体積変化室の液体出口となる第2の弁と、前
    記体積変化室の体積変化のための外力を付与する押圧部
    とを有する吐出容器であって、前記口部材の液体収容室
    壁面に、液体通路を形成してなる吐出容器。
JP10226189U 1989-08-31 1989-08-31 吐出容器 Expired - Lifetime JPH08270Y2 (ja)

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JP10226189U JPH08270Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 吐出容器

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JP10226189U JPH08270Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0340990U JPH0340990U (ja) 1991-04-19
JPH08270Y2 true JPH08270Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=31651167

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JP10226189U Expired - Lifetime JPH08270Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 吐出容器

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KR101364450B1 (ko) * 2012-03-22 2014-02-20 (주)연우 진공펌프가 구비된 크림타입 화장품용기
JP6979920B2 (ja) * 2018-03-30 2021-12-15 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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JPH0340990U (ja) 1991-04-19

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