JPH08256665A - 鳥獣害防除装置 - Google Patents
鳥獣害防除装置Info
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- JPH08256665A JPH08256665A JP6802895A JP6802895A JPH08256665A JP H08256665 A JPH08256665 A JP H08256665A JP 6802895 A JP6802895 A JP 6802895A JP 6802895 A JP6802895 A JP 6802895A JP H08256665 A JPH08256665 A JP H08256665A
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- electrode
- voltage generator
- switch device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 常時は通電状態を停止し、鳥獣が来たときに
のみ作動して、その鳥獣を確実に撃退すること。 【構成】 とまり部1が支軸7,7を介して機枠6に回
転可能に支持され、該とまり部1の外周面に所定間隔を
おいて取り付けた電極2,3間に高電圧をかけるための
高電圧発生装置4と、とまり部1の回転によって前記高
電圧発生装置4を作動させるスイッチ装置5と、電池9
とがとまり部1内に配設されている。
のみ作動して、その鳥獣を確実に撃退すること。 【構成】 とまり部1が支軸7,7を介して機枠6に回
転可能に支持され、該とまり部1の外周面に所定間隔を
おいて取り付けた電極2,3間に高電圧をかけるための
高電圧発生装置4と、とまり部1の回転によって前記高
電圧発生装置4を作動させるスイッチ装置5と、電池9
とがとまり部1内に配設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば烏や鳩などの鳥
類、鼠やイタチなどの小動物などによる被害を防ぐため
の鳥獣害防除装置に関する。
類、鼠やイタチなどの小動物などによる被害を防ぐため
の鳥獣害防除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鳥獣害防除装置の一例と
して、鳥獣の移動ルートに張設される電導線と、該電導
線の近傍に鳥獣が接近したことを検知する赤外線センサ
ーと、該赤外線センサーの検知信号により作動して前記
電導線とアースとの間に高圧電圧をかけて電導線に沿っ
て放電状態を作り出すための高電圧発生装置とを有し、
鳥獣が前記電導線に接近すると、それを前記赤外線セン
サーが検知し、その検知信号により高電圧発生装置が作
動して前記電導線に沿って放電状態を作り出し、接近し
た鳥獣に電撃ショックを与えて撃退すると共に、その電
撃ショックによる学習効果で鳥獣を近づけないようにす
るものがある。
して、鳥獣の移動ルートに張設される電導線と、該電導
線の近傍に鳥獣が接近したことを検知する赤外線センサ
ーと、該赤外線センサーの検知信号により作動して前記
電導線とアースとの間に高圧電圧をかけて電導線に沿っ
て放電状態を作り出すための高電圧発生装置とを有し、
鳥獣が前記電導線に接近すると、それを前記赤外線セン
サーが検知し、その検知信号により高電圧発生装置が作
動して前記電導線に沿って放電状態を作り出し、接近し
た鳥獣に電撃ショックを与えて撃退すると共に、その電
撃ショックによる学習効果で鳥獣を近づけないようにす
るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
赤外線センサーが常時作動しているため、ランニングコ
ストが高くき、また、外部から侵入する電気ノイズによ
り誤作動する虞れがあると共に、電気ノイズを発して周
囲の電子機器に悪影響を与える虞れもあり、更に、構造
が複雑で製作費が高くつき、しかも、電源として電池を
用いた場合には、その電池が短期間で消耗するため、電
池交換を頻繁にしなければならず、手間がかかるという
欠点がある。
赤外線センサーが常時作動しているため、ランニングコ
ストが高くき、また、外部から侵入する電気ノイズによ
り誤作動する虞れがあると共に、電気ノイズを発して周
囲の電子機器に悪影響を与える虞れもあり、更に、構造
が複雑で製作費が高くつき、しかも、電源として電池を
用いた場合には、その電池が短期間で消耗するため、電
池交換を頻繁にしなければならず、手間がかかるという
欠点がある。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、常時は
通電状態を停止し、鳥獣が来たときにのみ作動して、そ
の鳥獣を確実に撃退することができ、ランニングコスト
が安くつくと共に、電気ノイズによる誤作動や周囲への
悪影響などの虞れがほとんどなく、また、構造が簡単で
製作費が安くつき、更に、電源として電池を用いた場合
でも、電池交換を長期にわたって不要とした鳥獣害防除
装置を提供することを目的としている。
通電状態を停止し、鳥獣が来たときにのみ作動して、そ
の鳥獣を確実に撃退することができ、ランニングコスト
が安くつくと共に、電気ノイズによる誤作動や周囲への
悪影響などの虞れがほとんどなく、また、構造が簡単で
製作費が安くつき、更に、電源として電池を用いた場合
でも、電池交換を長期にわたって不要とした鳥獣害防除
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転可能に構成されたとま
り部が設けられ、該とまり部の外周面に所定間隔をおい
て取り付けた電極間に高電圧をかけるための高電圧発生
装置が設けられ、前記とまり部の回転によって前記高電
圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けられている
ことを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、回転可能に構成されたとま
り部が設けられ、該とまり部の外周面に所定間隔をおい
て取り付けた電極間に高電圧をかけるための高電圧発生
装置が設けられ、前記とまり部の回転によって前記高電
圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けられている
ことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、ブランコ式に揺動
可能に支持されたとまり部が設けられ、該とまり部の外
周面に所定間隔をおいて取り付けた電極間に高電圧をか
けるための高電圧発生装置が設けられ、前記とまり部の
揺動によって前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ
装置が設けられていることを特徴としている。
可能に支持されたとまり部が設けられ、該とまり部の外
周面に所定間隔をおいて取り付けた電極間に高電圧をか
けるための高電圧発生装置が設けられ、前記とまり部の
揺動によって前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ
装置が設けられていることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、支持部を中心に上
下回動し且つ上動復帰するとまり部が設けられ、該とま
り部の外周面に所定間隔をおいて取り付けた電極間に高
電圧をかけるための高電圧発生装置が設けられ、前記と
まり部の下動によって前記高電圧発生装置を作動させる
スイッチ装置が設けられていることを特徴としている。
下回動し且つ上動復帰するとまり部が設けられ、該とま
り部の外周面に所定間隔をおいて取り付けた電極間に高
電圧をかけるための高電圧発生装置が設けられ、前記と
まり部の下動によって前記高電圧発生装置を作動させる
スイッチ装置が設けられていることを特徴としている。
【0008】請求項4記載の発明は、昇降し且つ上昇復
帰するとまり部が設けられ、該とまり部の外周面に所定
間隔をおいて取り付けた電極間に高電圧をかけるための
高電圧発生装置が設けられ、前記とまり部の下降によっ
て前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設け
られていることを特徴としている。
帰するとまり部が設けられ、該とまり部の外周面に所定
間隔をおいて取り付けた電極間に高電圧をかけるための
高電圧発生装置が設けられ、前記とまり部の下降によっ
て前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設け
られていることを特徴としている。
【0009】請求項5記載の発明は、とまり部と間隔を
あけて電極線が張設され、該電極線と前記とまり部に取
り付けた電極との間に高電圧をかけるための高電圧発生
装置が設けられ、前記電極線の引っ張りによって前記高
電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けられてい
ることを特徴としている。
あけて電極線が張設され、該電極線と前記とまり部に取
り付けた電極との間に高電圧をかけるための高電圧発生
装置が設けられ、前記電極線の引っ張りによって前記高
電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けられてい
ることを特徴としている。
【0010】請求項6記載の発明は、旋回可能に構成さ
れた旋回体に電極棒が突設され、該電極棒とその近傍に
設けた電極との間に高電圧をかけるための高電圧発生装
置が設けられ、前記旋回体の旋回によって前記高電圧発
生装置を作動させるスイッチ装置が設けられていること
を特徴としている。
れた旋回体に電極棒が突設され、該電極棒とその近傍に
設けた電極との間に高電圧をかけるための高電圧発生装
置が設けられ、前記旋回体の旋回によって前記高電圧発
生装置を作動させるスイッチ装置が設けられていること
を特徴としている。
【0011】請求項7記載の発明は、基台にハンガー形
状の電極とこの電極の近傍に電極台とが取り付けられ、
そのハンガー形状の電極と電極台との間に高電圧をかけ
るための高電圧発生装置が設けられ、前記ハンガー形状
の電極と電極台とのうち、少なくとも一方が移動可能に
構成され、その移動によって前記高電圧発生装置を作動
させるスイッチ装置が設けられていることを特徴として
いる。
状の電極とこの電極の近傍に電極台とが取り付けられ、
そのハンガー形状の電極と電極台との間に高電圧をかけ
るための高電圧発生装置が設けられ、前記ハンガー形状
の電極と電極台とのうち、少なくとも一方が移動可能に
構成され、その移動によって前記高電圧発生装置を作動
させるスイッチ装置が設けられていることを特徴として
いる。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、例えば電柱のト
ランスに本発明の鳥獣害防除装置を取り付けておく、そ
して、とまり部に例えば烏がとまると、そのとまり部が
烏の体重により回転してスイッチ装置がオン状態とな
り、高電圧発生装置を作動させる。これにより、前記と
まり部に設けた電極間に高電圧がかかり、烏に電流が流
れるため、その烏に電撃ショックを与えて撃退すること
ができると共に、その電撃ショックによる学習効果で烏
がトランスに近づかないようにすることができる。ま
た、前記とまり部が回転していない状態では、通電状態
が停止されているから、ランニングコストが安くつくと
共に、外部から侵入する電気ノイズによって誤作動した
り電気ノイズを発して周囲の電気機器に悪影響を与える
虞れがほとんどなく、更に、構造が簡単で製作費が安く
つき、しかも、電源として電池を用いた場合でも、電池
交換を長期にわたって行う必要がない。
ランスに本発明の鳥獣害防除装置を取り付けておく、そ
して、とまり部に例えば烏がとまると、そのとまり部が
烏の体重により回転してスイッチ装置がオン状態とな
り、高電圧発生装置を作動させる。これにより、前記と
まり部に設けた電極間に高電圧がかかり、烏に電流が流
れるため、その烏に電撃ショックを与えて撃退すること
ができると共に、その電撃ショックによる学習効果で烏
がトランスに近づかないようにすることができる。ま
た、前記とまり部が回転していない状態では、通電状態
が停止されているから、ランニングコストが安くつくと
共に、外部から侵入する電気ノイズによって誤作動した
り電気ノイズを発して周囲の電気機器に悪影響を与える
虞れがほとんどなく、更に、構造が簡単で製作費が安く
つき、しかも、電源として電池を用いた場合でも、電池
交換を長期にわたって行う必要がない。
【0013】請求項2記載の発明によれば、ブランコ式
に揺動可能に支持されたとまり部に例えば烏がとまる
と、そのとまり部が烏の体重により揺動してスイッチ装
置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させること
ができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることが
できる。
に揺動可能に支持されたとまり部に例えば烏がとまる
と、そのとまり部が烏の体重により揺動してスイッチ装
置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させること
ができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることが
できる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、支持部を中
心に上下回動し且つ上動復帰するとまり部に例えば烏が
とまると、そのとまり部が烏の体重により下動してスイ
ッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させ
ることができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得る
ことができる。
心に上下回動し且つ上動復帰するとまり部に例えば烏が
とまると、そのとまり部が烏の体重により下動してスイ
ッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させ
ることができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得る
ことができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、昇降し且つ
上昇復帰するとまり部に例えば烏がとまると、そのとま
り部が烏の体重により下降してスイッチ装置がオン状態
となり、高電圧発生装置を作動させることができ、請求
項1記載の発明と同様の効果を得ることができる。
上昇復帰するとまり部に例えば烏がとまると、そのとま
り部が烏の体重により下降してスイッチ装置がオン状態
となり、高電圧発生装置を作動させることができ、請求
項1記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0016】請求項5記載の発明によれば、とまり部と
間隔をあけて電極線が張設されているから、例えば烏が
とまり部にとまると、前記電極線が引っ張られてスイッ
チ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させる
ことができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得るこ
とができる。
間隔をあけて電極線が張設されているから、例えば烏が
とまり部にとまると、前記電極線が引っ張られてスイッ
チ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動させる
ことができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得るこ
とができる。
【0017】請求項6記載の発明によれば、旋回体に突
設した電極棒に例えば烏が接触して前記旋回体を旋回さ
せることによりスイッチ装置がオン状態となり、高電圧
発生装置を作動させることができ、請求項1記載の発明
と同様の効果を得ることができる。
設した電極棒に例えば烏が接触して前記旋回体を旋回さ
せることによりスイッチ装置がオン状態となり、高電圧
発生装置を作動させることができ、請求項1記載の発明
と同様の効果を得ることができる。
【0018】請求項7記載の発明によれば、例えば烏が
電極台に乗ってハンガー形状の電極をついばむと、前記
ハンガー形状の電極と電極台とのうち、少なくとも一方
が移動することによりスイッチ装置がオン状態となり、
高電圧発生装置を作動させることができ、請求項1記載
の発明と同様の効果を得ることができ、特に、前記ハン
ガー形状の電極と同形状のハンガーを拾って巣作りしな
くなるという利点がある。
電極台に乗ってハンガー形状の電極をついばむと、前記
ハンガー形状の電極と電極台とのうち、少なくとも一方
が移動することによりスイッチ装置がオン状態となり、
高電圧発生装置を作動させることができ、請求項1記載
の発明と同様の効果を得ることができ、特に、前記ハン
ガー形状の電極と同形状のハンガーを拾って巣作りしな
くなるという利点がある。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明の第1の実施例である鳥獣害
防除装置を示すものであって、回転可能に構成されたと
まり部1が設けられ、該とまり部1の外周面に所定間隔
をおいて取り付けた電極2,3間に高電圧をかけるため
の高電圧発生装置4が設けられ、前記とまり部1の回転
によって前記高電圧発生装置4を作動させるスイッチ装
置5が設けられている。
する。図1〜図4は本発明の第1の実施例である鳥獣害
防除装置を示すものであって、回転可能に構成されたと
まり部1が設けられ、該とまり部1の外周面に所定間隔
をおいて取り付けた電極2,3間に高電圧をかけるため
の高電圧発生装置4が設けられ、前記とまり部1の回転
によって前記高電圧発生装置4を作動させるスイッチ装
置5が設けられている。
【0020】前記とまり部1は、中空棒状のとまり部本
体1aと、該とまり部本体1aの両端開口部に着脱可能
に取り付けた一対の蓋体1b,1bとを有し、機枠6の
両端部に突設した支軸7,7に前記各蓋体1b,1bの
中央孔8,8を嵌合させることにより、前記支軸7,7
を中心に回転可能に構成されている。また、とまり部本
体1aが電気絶縁体により形成されており、その外周面
に前記電極2,3が互いに電気絶縁状態で軸心方向に沿
って平行に貼設されている。更に、とまり部本体1a内
に配設した前記高電圧発生装置4とスイッチ装置5と電
池9とが錘の役目を果たして、電極2,3をとまり部本
体1aの上部に位置させている。
体1aと、該とまり部本体1aの両端開口部に着脱可能
に取り付けた一対の蓋体1b,1bとを有し、機枠6の
両端部に突設した支軸7,7に前記各蓋体1b,1bの
中央孔8,8を嵌合させることにより、前記支軸7,7
を中心に回転可能に構成されている。また、とまり部本
体1aが電気絶縁体により形成されており、その外周面
に前記電極2,3が互いに電気絶縁状態で軸心方向に沿
って平行に貼設されている。更に、とまり部本体1a内
に配設した前記高電圧発生装置4とスイッチ装置5と電
池9とが錘の役目を果たして、電極2,3をとまり部本
体1aの上部に位置させている。
【0021】前記高電圧発生装置4は、電池9の電圧を
昇圧してコンデンサーに高電圧を充電し、両電極2,3
に鳥獣が接触または接近したときに、充電した高電圧を
一気に放出するようになっている。
昇圧してコンデンサーに高電圧を充電し、両電極2,3
に鳥獣が接触または接近したときに、充電した高電圧を
一気に放出するようになっている。
【0022】前記スイッチ装置5は、前記高電圧発生装
置4と電池9とをつなぐ電気回路10に介装されてお
り、前記一方の支軸7に吊設された略半円形状の固定接
点5aと、とまり部本体1aに固定されると共に、その
先端部が前記固定接点5aの下部に形成した凹部11に
遊嵌挿された可動接点5bとを有し、前記とまり部1が
回転して可動接点5bが固定接点5aに接触することに
より(図2仮想線参照)、高電圧発生装置4に電池9を
接続して該高電圧発生装置4を作動させ、これによっ
て、電気回路12a,12bを介して両電極2,3間に
高電圧がかかるようにしている。
置4と電池9とをつなぐ電気回路10に介装されてお
り、前記一方の支軸7に吊設された略半円形状の固定接
点5aと、とまり部本体1aに固定されると共に、その
先端部が前記固定接点5aの下部に形成した凹部11に
遊嵌挿された可動接点5bとを有し、前記とまり部1が
回転して可動接点5bが固定接点5aに接触することに
より(図2仮想線参照)、高電圧発生装置4に電池9を
接続して該高電圧発生装置4を作動させ、これによっ
て、電気回路12a,12bを介して両電極2,3間に
高電圧がかかるようにしている。
【0023】上記構成において、例えば電柱のトランス
に本発明の鳥獣害防除装置を取り付けておく、そして、
図1及び図2に仮想線で示すように、とまり部1に例え
ば烏がとまると、そのとまり部1が烏の体重により回転
して、可動接点5bが固定接点5aに接触してスイッチ
装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を作動させ
る。これにより、とまり部1に設けた両電極2,3間に
高電圧がかかり、烏に電流が流れるため、その烏に電撃
ショックを与えて撃退することができると共に、その電
撃ショックによる学習効果で烏がトランスに近づかない
ようにすることができる。
に本発明の鳥獣害防除装置を取り付けておく、そして、
図1及び図2に仮想線で示すように、とまり部1に例え
ば烏がとまると、そのとまり部1が烏の体重により回転
して、可動接点5bが固定接点5aに接触してスイッチ
装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を作動させ
る。これにより、とまり部1に設けた両電極2,3間に
高電圧がかかり、烏に電流が流れるため、その烏に電撃
ショックを与えて撃退することができると共に、その電
撃ショックによる学習効果で烏がトランスに近づかない
ようにすることができる。
【0024】また、前記とまり部1が回転していない状
態では、固定接点5aに可動接点5bが接触しておら
ず、電気回路10が開路されて通電状態が停止されてい
るから、ランニングコストが安くつくと共に、外部から
侵入した電気ノイズによって誤作動の虞れがなく、ま
た、電気ノイズを発することがないから、周囲の電子機
器に悪影響を及ぼす虞れもない。更に、構造が簡単で製
作費が安くつき、しかも、電池9の交換を長期にわたっ
て行う必要がない。なお、電池9に代えて交流の商用電
源を用い、変圧器で昇圧させるようにしてもよい。
態では、固定接点5aに可動接点5bが接触しておら
ず、電気回路10が開路されて通電状態が停止されてい
るから、ランニングコストが安くつくと共に、外部から
侵入した電気ノイズによって誤作動の虞れがなく、ま
た、電気ノイズを発することがないから、周囲の電子機
器に悪影響を及ぼす虞れもない。更に、構造が簡単で製
作費が安くつき、しかも、電池9の交換を長期にわたっ
て行う必要がない。なお、電池9に代えて交流の商用電
源を用い、変圧器で昇圧させるようにしてもよい。
【0025】上記構成では、高電圧発生装置4、スイッ
チ装置5及び電池9をとまり部1内に設けたが、それら
の全部または一部をとまり部1の外部に設けてもよい。
また、とまり部1を横断面円形の棒状に形成したが、こ
れに限定されるわけではなく、例えば横断面が四角形な
どの多角形の棒状に形成したり、球体状に形成してもよ
い。更に、スイッチ装置5としてリミットスイッチなど
の各種のスイッチを用いることもできる。
チ装置5及び電池9をとまり部1内に設けたが、それら
の全部または一部をとまり部1の外部に設けてもよい。
また、とまり部1を横断面円形の棒状に形成したが、こ
れに限定されるわけではなく、例えば横断面が四角形な
どの多角形の棒状に形成したり、球体状に形成してもよ
い。更に、スイッチ装置5としてリミットスイッチなど
の各種のスイッチを用いることもできる。
【0026】図5及び図6は本発明の第2の実施例であ
る鳥獣害防除装置を示すものであって、支持枠14から
垂下した一対の紐体15,15の下端部に設けたリング
16,16に支軸7,7を介してとまり部1がブランコ
式に揺動可能に支持されている。上記以外の構成で第1
の実施例と同一の部分については同一符号を付してその
説明を省略する。
る鳥獣害防除装置を示すものであって、支持枠14から
垂下した一対の紐体15,15の下端部に設けたリング
16,16に支軸7,7を介してとまり部1がブランコ
式に揺動可能に支持されている。上記以外の構成で第1
の実施例と同一の部分については同一符号を付してその
説明を省略する。
【0027】上記構成において、とまり部1に例えば烏
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により揺動して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により揺動して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0028】図7〜図9は本発明の第3の実施例である
鳥獣害防除装置を示すものであって、リミットスイッチ
からなるスイッチ装置5と高電圧発生装置4と電池9と
を収納するケーシング18の上面にとまり部1が配置さ
れ、該とまり部1は、その一端部がケーシング18に突
設したブラケット19に枢支軸(支持部)20を介して
連結されると共に、その他端部がケーシング18上のば
ね21で弾性的に支持されることにより、前記枢支軸2
0を中心に上下回動し且つ上動復帰するように構成され
ている。なお、22はとまり部1の他端部下面に突設さ
れてスイッチ装置5の作動部5cに当接する突起部、2
3は水密蛇腹であって、前記ケーシング18の作動部5
cが貫通する貫通孔24から該ケーシング18内に雨水
が浸入するのを防止するものである。上記以外の構成で
第1の実施例と同一の部分については同一符号を付して
その説明を省略する。
鳥獣害防除装置を示すものであって、リミットスイッチ
からなるスイッチ装置5と高電圧発生装置4と電池9と
を収納するケーシング18の上面にとまり部1が配置さ
れ、該とまり部1は、その一端部がケーシング18に突
設したブラケット19に枢支軸(支持部)20を介して
連結されると共に、その他端部がケーシング18上のば
ね21で弾性的に支持されることにより、前記枢支軸2
0を中心に上下回動し且つ上動復帰するように構成され
ている。なお、22はとまり部1の他端部下面に突設さ
れてスイッチ装置5の作動部5cに当接する突起部、2
3は水密蛇腹であって、前記ケーシング18の作動部5
cが貫通する貫通孔24から該ケーシング18内に雨水
が浸入するのを防止するものである。上記以外の構成で
第1の実施例と同一の部分については同一符号を付して
その説明を省略する。
【0029】上記構成において、とまり部1に例えば烏
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により下動して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により下動して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置4を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0030】上記構成では、とまり部1がその一端部を
中心に上下回動可能に構成されたが、その中央部を中心
に上下回動可能に構成してもよい。
中心に上下回動可能に構成されたが、その中央部を中心
に上下回動可能に構成してもよい。
【0031】図10は本発明の第4の実施例である鳥獣
害防除装置を示すものであって、とまり部1がケーシン
グ18の上面にばね21を介して昇降し且つ上昇復帰す
るように配置されている。上記以外の構成で第3の実施
例と同一の部分については同一符号を付してその説明を
省略する。
害防除装置を示すものであって、とまり部1がケーシン
グ18の上面にばね21を介して昇降し且つ上昇復帰す
るように配置されている。上記以外の構成で第3の実施
例と同一の部分については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0032】上記構成において、とまり部1に例えば烏
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により下降して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置1を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
がとまると、そのとまり部1が烏の体重により下降して
スイッチ装置5がオン状態となり、高電圧発生装置1を
作動させることができ、第1の実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0033】図11〜図13は本発明の第5の実施例で
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、箱状のとまり
部1の一端部に突設した支柱20とその他端部に設けた
引っ張り型スイッチ装置5との間にとまり部1から間隔
をあけて電極線21が張設され、とまり部1の上面両側
縁部に電極線21と平行する帯状の電極22,22が配
設され、前記電極線21と両電極22,22との間に高
電圧をかけるための高電圧発生装置4と電池9とがとま
り部1内に配設されている。また、電極線21と電極2
2,22とがそれぞれ電気回路12c,12dを介して
高電圧発生装置4に接続されている。上記以外の構成で
第1の実施例と同一の部分については同一符号を付して
その説明を省略する。なお、両電極22,22のうち、
その一方は省略することができる。
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、箱状のとまり
部1の一端部に突設した支柱20とその他端部に設けた
引っ張り型スイッチ装置5との間にとまり部1から間隔
をあけて電極線21が張設され、とまり部1の上面両側
縁部に電極線21と平行する帯状の電極22,22が配
設され、前記電極線21と両電極22,22との間に高
電圧をかけるための高電圧発生装置4と電池9とがとま
り部1内に配設されている。また、電極線21と電極2
2,22とがそれぞれ電気回路12c,12dを介して
高電圧発生装置4に接続されている。上記以外の構成で
第1の実施例と同一の部分については同一符号を付して
その説明を省略する。なお、両電極22,22のうち、
その一方は省略することができる。
【0034】上記構成において、図12仮想線に示すよ
うに、例えば烏がとまり部1にとまると、電極線21が
引っ張られてスイッチ装置5がオン状態となり、高電圧
発生装置4を作動させることができ、第1の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
うに、例えば烏がとまり部1にとまると、電極線21が
引っ張られてスイッチ装置5がオン状態となり、高電圧
発生装置4を作動させることができ、第1の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
【0035】図14〜図18は本発明の第6の実施例で
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、電極板24の
中央部に支柱25が立設され、該支柱25の上端小径部
25aに平面視円形(または多角形)の中空状旋回体2
6が旋回可能に外嵌され、該旋回体26の側面に複数の
電極棒27が放射状に突設されると共に、旋回体26内
に高電圧発生装置4と電池9とスイッチ装置5とが配設
され、該スイッチ装置5は、旋回体26に固定したリミ
ットスイッチ5dと、支柱25の上端小径部25aにね
じなどの止着具28により止着されたカム5eとを有
し、該カム5eの側面に形成した半円形の凹部29にリ
ミットスイッチ25dの作動レバー30に取り付けたロ
ール状カムフロアー31が嵌合されている。また、電極
板24と電極棒27とがそれぞれ電気回路12e,12
fを介して高電圧発生装置4に接続されている。上記以
外の構成で第1の実施例と同一の部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、電極板24の
中央部に支柱25が立設され、該支柱25の上端小径部
25aに平面視円形(または多角形)の中空状旋回体2
6が旋回可能に外嵌され、該旋回体26の側面に複数の
電極棒27が放射状に突設されると共に、旋回体26内
に高電圧発生装置4と電池9とスイッチ装置5とが配設
され、該スイッチ装置5は、旋回体26に固定したリミ
ットスイッチ5dと、支柱25の上端小径部25aにね
じなどの止着具28により止着されたカム5eとを有
し、該カム5eの側面に形成した半円形の凹部29にリ
ミットスイッチ25dの作動レバー30に取り付けたロ
ール状カムフロアー31が嵌合されている。また、電極
板24と電極棒27とがそれぞれ電気回路12e,12
fを介して高電圧発生装置4に接続されている。上記以
外の構成で第1の実施例と同一の部分については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0036】上記構成において、常時は、図15に示す
ように、カムフロアー31がカム5eの凹部29に嵌合
することにより、リミットスイッチ25dがオフ状態と
なっており、この状態で、例えば烏が電極板24に乗っ
て電極棒27に接触することにより旋回体26を旋回さ
せると、図18に示すように、カムフロアー31がカム
5eの凹部29から外れて、リミットスイッチ25dが
オン状態となり、高電圧発生装置4を作動させることが
でき、第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。なお、電極板24を省略し、電気回路12eをアー
スしてもよい。
ように、カムフロアー31がカム5eの凹部29に嵌合
することにより、リミットスイッチ25dがオフ状態と
なっており、この状態で、例えば烏が電極板24に乗っ
て電極棒27に接触することにより旋回体26を旋回さ
せると、図18に示すように、カムフロアー31がカム
5eの凹部29から外れて、リミットスイッチ25dが
オン状態となり、高電圧発生装置4を作動させることが
でき、第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。なお、電極板24を省略し、電気回路12eをアー
スしてもよい。
【0037】図19〜図20は本発明の第7の実施例で
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、基台33の上
面にハンガー形状の電極34とこの電極34の近傍に電
極台35とが取り付けられ、そのハンガー形状の電極3
4と電極台35との間に高電圧をかけるための高電圧発
生装置4と電池9とスイッチ装置5とが基台33内に配
設されている。また、この実施例では、電極台35がば
ね21を介して昇降し且つ上昇復帰するように配置され
ている。上記以外の構成は図10に示す第4の実施例と
ほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその
説明を省略する。
ある鳥獣害防除装置を示すものであって、基台33の上
面にハンガー形状の電極34とこの電極34の近傍に電
極台35とが取り付けられ、そのハンガー形状の電極3
4と電極台35との間に高電圧をかけるための高電圧発
生装置4と電池9とスイッチ装置5とが基台33内に配
設されている。また、この実施例では、電極台35がば
ね21を介して昇降し且つ上昇復帰するように配置され
ている。上記以外の構成は図10に示す第4の実施例と
ほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその
説明を省略する。
【0038】上記構成において、例えば烏が電極台35
に乗ってハンガー形状の電極34をついばむと、電極台
35が下降することにより、スイッチ装置5がオン状態
となり、高電圧発生装置4を作動させることができ、第
1の実施例と同様の作用効果を得ることができが、特
に、前記ハンガー形状の電極34と同形状のハンガーを
拾って巣作りしなくなるという利点がある。
に乗ってハンガー形状の電極34をついばむと、電極台
35が下降することにより、スイッチ装置5がオン状態
となり、高電圧発生装置4を作動させることができ、第
1の実施例と同様の作用効果を得ることができが、特
に、前記ハンガー形状の電極34と同形状のハンガーを
拾って巣作りしなくなるという利点がある。
【0039】上記実施例では、電極台35を昇降可能に
構成したが、これ以外に、例えば図7に示す第3の実施
例と同様に、電極台35を上下回動可能に構成してもよ
い。また、電極台35を固定し、ハンガー形状の電極3
4を昇降可能または上下回動可能に構成し、その下降ま
たは下動によりスイッチ装置5をオン状態にするように
してもよし、そのハンガー形状の電極34と電極台35
との両方を昇降可能または上下回動可能に構成してもよ
い。
構成したが、これ以外に、例えば図7に示す第3の実施
例と同様に、電極台35を上下回動可能に構成してもよ
い。また、電極台35を固定し、ハンガー形状の電極3
4を昇降可能または上下回動可能に構成し、その下降ま
たは下動によりスイッチ装置5をオン状態にするように
してもよし、そのハンガー形状の電極34と電極台35
との両方を昇降可能または上下回動可能に構成してもよ
い。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、とまり部
に鳥獣がとまると、そのとまり部が鳥獣の体重により回
転してスイッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置
を作動させる。これにより、前記とまり部に設けた電極
間に高電圧がかかり、鳥獣に電流が流れるため、その鳥
獣に電撃ショックを与えて撃退することができると共
に、その電撃ショックによる学習効果で鳥獣が近づかな
いようにすることができる。また、前記とまり部が回転
していない状態では、通電状態が停止されているから、
ランニングコストが安くつくと共に、外部から侵入する
電気ノイズによって誤作動したり電気ノイズを発して周
囲の電気機器に悪影響を与える虞れがほとんどなく、更
に、構造が簡単で製作費が安くつき、しかも、電源とし
て電池を用いた場合でも、電池交換を長期にわたって行
う必要がない。
に鳥獣がとまると、そのとまり部が鳥獣の体重により回
転してスイッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置
を作動させる。これにより、前記とまり部に設けた電極
間に高電圧がかかり、鳥獣に電流が流れるため、その鳥
獣に電撃ショックを与えて撃退することができると共
に、その電撃ショックによる学習効果で鳥獣が近づかな
いようにすることができる。また、前記とまり部が回転
していない状態では、通電状態が停止されているから、
ランニングコストが安くつくと共に、外部から侵入する
電気ノイズによって誤作動したり電気ノイズを発して周
囲の電気機器に悪影響を与える虞れがほとんどなく、更
に、構造が簡単で製作費が安くつき、しかも、電源とし
て電池を用いた場合でも、電池交換を長期にわたって行
う必要がない。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ブランコ式
に揺動可能に支持されたとまり部に鳥獣がとまって、そ
のとまり部が鳥獣の体重により揺動することにより、請
求項3記載の発明によれば、支持部を中心に上下回動し
且つ上動復帰するとまり部に鳥獣がとまって、そのとま
り部が鳥獣の体重により下動することにより、請求項4
記載の発明によれば、昇降し且つ上昇復帰するとまり部
に鳥獣がとまって、そのとまり部が鳥獣の体重により下
降することにより、請求項5記載の発明によれば、鳥獣
がとまり部にとまって、電極線が引っ張られることによ
り、請求項6記載の発明によれば、電極棒に鳥獣が接触
して旋回体を旋回させることにより、請求項7記載の発
明によれば、鳥獣が電極台に乗ってハンガー形状の電極
をついばんで、前記ハンガー形状の電極と電極台とのう
ち、少なくとも一方が移動することにより、それぞれス
イッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動さ
せることができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得
ることができ、また特に、請求項7記載の発明では、ハ
ンガー形状の電極と同形状のハンガーを拾って巣作りし
なくなるという利点がある。
に揺動可能に支持されたとまり部に鳥獣がとまって、そ
のとまり部が鳥獣の体重により揺動することにより、請
求項3記載の発明によれば、支持部を中心に上下回動し
且つ上動復帰するとまり部に鳥獣がとまって、そのとま
り部が鳥獣の体重により下動することにより、請求項4
記載の発明によれば、昇降し且つ上昇復帰するとまり部
に鳥獣がとまって、そのとまり部が鳥獣の体重により下
降することにより、請求項5記載の発明によれば、鳥獣
がとまり部にとまって、電極線が引っ張られることによ
り、請求項6記載の発明によれば、電極棒に鳥獣が接触
して旋回体を旋回させることにより、請求項7記載の発
明によれば、鳥獣が電極台に乗ってハンガー形状の電極
をついばんで、前記ハンガー形状の電極と電極台とのう
ち、少なくとも一方が移動することにより、それぞれス
イッチ装置がオン状態となり、高電圧発生装置を作動さ
せることができ、請求項1記載の発明と同様の効果を得
ることができ、また特に、請求項7記載の発明では、ハ
ンガー形状の電極と同形状のハンガーを拾って巣作りし
なくなるという利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例である鳥獣害防除装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同分解斜視図である。
【図4】同電気回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例である鳥獣害防除装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】本発明の第3の実施例である鳥獣害防除装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図8】同斜視図である。
【図9】同電気回路図である。
【図10】本発明の第4の実施例である鳥獣害防除装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図11】本発明の第5の実施例である鳥獣害防除装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図12】同横断面図である。
【図13】同電気回路図である。
【図14】本発明の第6の実施例である鳥獣害防除装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図15】同水平断面図である。
【図16】同分解斜視図である。
【図17】同電気回路図である。
【図18】同作動状態を示す水平断面図である。
【図19】本発明の第7の実施例である鳥獣害防除装置
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図20】同斜視図である。
1 とまり部 2 電極 3 電極 4 高電圧発生装置 5 スイッチ装置 9 電池 20 支軸(支持部) 21 電極線 22 電極 24 電極板(電極) 26 旋回体 27 電極棒 33 基台 34 ハンガー形状の電極 35 電極台
Claims (7)
- 【請求項1】 回転可能に構成されたとまり部が設けら
れ、該とまり部の外周面に所定間隔をおいて取り付けた
電極間に高電圧をかけるための高電圧発生装置が設けら
れ、前記とまり部の回転によって前記高電圧発生装置を
作動させるスイッチ装置が設けられていることを特徴と
する鳥獣害防除装置。 - 【請求項2】 ブランコ式に揺動可能に支持されたとま
り部が設けられ、該とまり部の外周面に所定間隔をおい
て取り付けた電極間に高電圧をかけるための高電圧発生
装置が設けられ、前記とまり部の揺動によって前記高電
圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けられている
ことを特徴とする鳥獣害防除装置。 - 【請求項3】 支持部を中心に上下回動し且つ上動復帰
するとまり部が設けられ、該とまり部の外周面に所定間
隔をおいて取り付けた電極間に高電圧をかけるための高
電圧発生装置が設けられ、前記とまり部の下動によって
前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が設けら
れていることを特徴とする鳥獣害防除装置。 - 【請求項4】 昇降し且つ上昇復帰するとまり部が設け
られ、該とまり部の外周面に所定間隔をおいて取り付け
た電極間に高電圧をかけるための高電圧発生装置が設け
られ、前記とまり部の下降によって前記高電圧発生装置
を作動させるスイッチ装置が設けられていることを特徴
とする鳥獣害防除装置。 - 【請求項5】 とまり部と間隔をあけて電極線が張設さ
れ、該電極線と前記とまり部に取り付けた電極との間に
高電圧をかけるための高電圧発生装置が設けられ、前記
電極線の引っ張りによって前記高電圧発生装置を作動さ
せるスイッチ装置が設けられていることを特徴とする鳥
獣害防除装置。 - 【請求項6】 旋回可能に構成された旋回体に電極棒が
突設され、該電極棒とその近傍に設けた電極との間に高
電圧をかけるための高電圧発生装置が設けられ、前記旋
回体の旋回によって前記高電圧発生装置を作動させるス
イッチ装置が設けられていることを特徴とする鳥獣害防
除装置。 - 【請求項7】 基台にハンガー形状の電極とこの電極の
近傍に電極台とが取り付けられ、そのハンガー形状の電
極と電極台との間に高電圧をかけるための高電圧発生装
置が設けられ、前記ハンガー形状の電極と電極台とのう
ち、少なくとも一方が移動可能に構成され、その移動に
よって前記高電圧発生装置を作動させるスイッチ装置が
設けられていることを特徴とする鳥獣害防除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6802895A JPH08256665A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 鳥獣害防除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6802895A JPH08256665A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 鳥獣害防除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256665A true JPH08256665A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13361954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6802895A Pending JPH08256665A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 鳥獣害防除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256665A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5886396B1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-03-16 | 中国電力株式会社 | 営巣防止装置 |
JP2020092629A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 中国電力株式会社 | 鳥獣忌避装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP6802895A patent/JPH08256665A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5886396B1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-03-16 | 中国電力株式会社 | 営巣防止装置 |
JP2020092629A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 中国電力株式会社 | 鳥獣忌避装置 |
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